JP2002201645A - 水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植生工法 - Google Patents
水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植生工法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 岩盤やモルタル吹付け傾斜法面の均一な緑化
植生を図る水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜
法面植生工法を提供する。 【解決手段】 矩形状に成形したモルタル受部4と、当
該モルタル受部の長手方向の両端部を折曲形成した垂直
受部5とを有するネット状本体2と、当該ネット状本体
のモルタル受部と垂直受部の側端面部を傾斜法面に当接
すると共に、当該モルタル受部の下面側を保持してネッ
ト状本体を傾斜法面に固定する受部保持体3により水分
保持板を構成した。
植生を図る水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜
法面植生工法を提供する。 【解決手段】 矩形状に成形したモルタル受部4と、当
該モルタル受部の長手方向の両端部を折曲形成した垂直
受部5とを有するネット状本体2と、当該ネット状本体
のモルタル受部と垂直受部の側端面部を傾斜法面に当接
すると共に、当該モルタル受部の下面側を保持してネッ
ト状本体を傾斜法面に固定する受部保持体3により水分
保持板を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モルタルやコンクリー
ト等で打設された傾斜法面に植物を植栽して緑化育成し
たり、岩盤やモルタル吹付け傾斜法面を緑化植生するた
めの水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植
生工法に関するものである。
ト等で打設された傾斜法面に植物を植栽して緑化育成し
たり、岩盤やモルタル吹付け傾斜法面を緑化植生するた
めの水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植
生工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モルタルやコンクリートで舗装さ
れた打設面や岩盤やモルタル吹付け傾斜法面は、土や水
などがなく植物が生育することのできる環境ではない。
そのためにこのような打設傾斜法面に植物を植栽して緑
化する手段としては、植物の植生基盤材を流出させるこ
となく保持すると共に、保水性が要求されている。その
ための緑化植生手段は、法面に植生マットや金網等を張
設して植生基盤材を保持するようにしたり、あるいは保
水性マットを敷設して植物の生育に必要な水分を確保す
るものであった。
れた打設面や岩盤やモルタル吹付け傾斜法面は、土や水
などがなく植物が生育することのできる環境ではない。
そのためにこのような打設傾斜法面に植物を植栽して緑
化する手段としては、植物の植生基盤材を流出させるこ
となく保持すると共に、保水性が要求されている。その
ための緑化植生手段は、法面に植生マットや金網等を張
設して植生基盤材を保持するようにしたり、あるいは保
水性マットを敷設して植物の生育に必要な水分を確保す
るものであった。
【0003】上記のような打設傾斜法面の緑化植生手段
は、打設傾斜法面に植生ネットや金網等を張設したり、
保水性マットを敷設して植物の生育に必要な水分や土壌
層を確保するものであるが、風雨による流出が避けられ
ず傾斜法面の緑化植生を図る手段としては充分ではなか
った。
は、打設傾斜法面に植生ネットや金網等を張設したり、
保水性マットを敷設して植物の生育に必要な水分や土壌
層を確保するものであるが、風雨による流出が避けられ
ず傾斜法面の緑化植生を図る手段としては充分ではなか
った。
【0004】そのために従来は打設傾斜法面に複数個の
土留め用のストッパ部材を敷設して、当該ストッパ部材
の上に土壌や肥料を収容した植生袋を固定することによ
り、風雨から土壌や植物苗などの流出を防いで傾斜法面
の緑化植生を図る手段が開発されている(特開平6−257
157号)。
土留め用のストッパ部材を敷設して、当該ストッパ部材
の上に土壌や肥料を収容した植生袋を固定することによ
り、風雨から土壌や植物苗などの流出を防いで傾斜法面
の緑化植生を図る手段が開発されている(特開平6−257
157号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術によれ
ば、植生袋は土留め用のストッパ部材により保持される
ので、風雨から土壌層や植物苗などは流出することは防
止できる。しかしながら、植生袋自体や土留め用のスト
ッパ部材は網目状の部材で形成されているために保水性
が充分ではなく、水分は打設傾斜法面上を流下すること
が多く、植物の発芽・発根状態が不充分でバラツキがあ
るという課題を有している。
ば、植生袋は土留め用のストッパ部材により保持される
ので、風雨から土壌層や植物苗などは流出することは防
止できる。しかしながら、植生袋自体や土留め用のスト
ッパ部材は網目状の部材で形成されているために保水性
が充分ではなく、水分は打設傾斜法面上を流下すること
が多く、植物の発芽・発根状態が不充分でバラツキがあ
るという課題を有している。
【0006】したがって、上記の岩盤やモルタル吹付け
傾斜法面を緑化植生する手段では、ある程度の保水性を
維持し、風雨から土壌層や植物苗などが流出することは
防止できるものの、傾斜法面の保水性にバラツキが生じ
てしまい均一な緑化植生を図ることができないという課
題を有している。
傾斜法面を緑化植生する手段では、ある程度の保水性を
維持し、風雨から土壌層や植物苗などが流出することは
防止できるものの、傾斜法面の保水性にバラツキが生じ
てしまい均一な緑化植生を図ることができないという課
題を有している。
【0007】本発明は、上記のような従来の課題を解消
し、岩盤やモルタル吹付け傾斜法面の均一な緑化植生を
図る水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植
生工法を提供するのが目的である。
し、岩盤やモルタル吹付け傾斜法面の均一な緑化植生を
図る水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植
生工法を提供するのが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解消しようとするもので、次のような手段を講じた
ものである。特許を受けようとする第1発明は、矩形状
に成形したモルタル受部と、当該モルタル受部の長手方
向の両端部を折曲形成した垂直受部とを有するネット状
本体と、当該ネット状本体のモルタル受部と垂直受部の
側端面部を傾斜法面に当接すると共に、当該モルタル受
部の下面側を保持してネット状本体を傾斜法面に固定す
る受部保持体により構成したことを特徴とする水分保持
板である。
題を解消しようとするもので、次のような手段を講じた
ものである。特許を受けようとする第1発明は、矩形状
に成形したモルタル受部と、当該モルタル受部の長手方
向の両端部を折曲形成した垂直受部とを有するネット状
本体と、当該ネット状本体のモルタル受部と垂直受部の
側端面部を傾斜法面に当接すると共に、当該モルタル受
部の下面側を保持してネット状本体を傾斜法面に固定す
る受部保持体により構成したことを特徴とする水分保持
板である。
【0009】ネット状本体としては、ポリエチレンある
いはポリプロピレンを主原料にして成形されるネット体
であったり、あるいは金網成形体やその他の材料により
形成される保形性を有するネット状本体であり、持ち運
びや敷設作業が容易な材料であればこれらに限らないこ
と勿論である。ネット状本体の矩形状の大きさは、その
長さが約100cmで幅が約10cmに形成されている
がこれに限定されるものではなく、施工の際の作業性を
考慮する必要がある。受部保持体としては、例えば図1
で示したようにU型のフックピン形状であって、モルタ
ル受部の側端面部を傾斜法面に当接させ、モルタル受部
の下面側を保持すると共に、アンカーピンとしても機能
するものである。そのために受部保持体としては、約3
0〜40cm前後の長さに形成するのが望ましい。
いはポリプロピレンを主原料にして成形されるネット体
であったり、あるいは金網成形体やその他の材料により
形成される保形性を有するネット状本体であり、持ち運
びや敷設作業が容易な材料であればこれらに限らないこ
と勿論である。ネット状本体の矩形状の大きさは、その
長さが約100cmで幅が約10cmに形成されている
がこれに限定されるものではなく、施工の際の作業性を
考慮する必要がある。受部保持体としては、例えば図1
で示したようにU型のフックピン形状であって、モルタ
ル受部の側端面部を傾斜法面に当接させ、モルタル受部
の下面側を保持すると共に、アンカーピンとしても機能
するものである。そのために受部保持体としては、約3
0〜40cm前後の長さに形成するのが望ましい。
【0010】特許を受けようとする第2発明は、施工す
る打設傾斜法面に対して縦横列方向、千鳥方向あるいは
任意方向の等間隔に複数個の水分保持板を敷設すると共
に、各水分保持板のモルタル受部と垂直受部の側端面部
を打設傾斜法面に対して略垂直状態となるように当接す
ると共に、各水分保持板のモルタル受部の下面側に複数
本の受部保持体を打設傾斜法面に固定し、敷設固定した
各水分保持板の上面側のモルタル受部と上流側の打設傾
斜法面との間に防水シート体を連接するように張設して
所定容積の水分保持部を形成し、傾斜法面の全体に水分
保持部を点在させるようにしたことを特徴とする請求項
1に記載する水分保持板を用いた傾斜法面植生工法であ
る。
る打設傾斜法面に対して縦横列方向、千鳥方向あるいは
任意方向の等間隔に複数個の水分保持板を敷設すると共
に、各水分保持板のモルタル受部と垂直受部の側端面部
を打設傾斜法面に対して略垂直状態となるように当接す
ると共に、各水分保持板のモルタル受部の下面側に複数
本の受部保持体を打設傾斜法面に固定し、敷設固定した
各水分保持板の上面側のモルタル受部と上流側の打設傾
斜法面との間に防水シート体を連接するように張設して
所定容積の水分保持部を形成し、傾斜法面の全体に水分
保持部を点在させるようにしたことを特徴とする請求項
1に記載する水分保持板を用いた傾斜法面植生工法であ
る。
【0011】第2発明は、上記第1発明の水分保持板を
複数個用意し、施工しようとする傾斜法面に敷設固定し
て傾斜法面を植生する工法である。本発明工法によって
水分保持板と傾斜法面との間に防水シート体を張設して
あるので所定容積の水分保持部が形成される。そのた
め、この水分保持板の上に植物を植栽することにより、
土壌や水分を充分に保持することができるので、傾斜法
面の緑化植生を図ることができる。
複数個用意し、施工しようとする傾斜法面に敷設固定し
て傾斜法面を植生する工法である。本発明工法によって
水分保持板と傾斜法面との間に防水シート体を張設して
あるので所定容積の水分保持部が形成される。そのた
め、この水分保持板の上に植物を植栽することにより、
土壌や水分を充分に保持することができるので、傾斜法
面の緑化植生を図ることができる。
【0012】施工しようとする打設傾斜法面に水分部保
持板を点在させるように固定するのであるが、施工傾斜
法面に対して縦列方向、横列方向、千鳥方向あるいは任
意方向の等間隔に固定する。この場合、水分保持板は略
1m間隔に固定するのが望ましい。敷設した各水分部保
持板は、ある程度の保水性を維持し、風雨から土壌層や
植物苗などの流出を防止することができ、かつ、傾斜法
面の保水性にバラツキが生ずることなく均一な緑化植生
を図ることができる。
持板を点在させるように固定するのであるが、施工傾斜
法面に対して縦列方向、横列方向、千鳥方向あるいは任
意方向の等間隔に固定する。この場合、水分保持板は略
1m間隔に固定するのが望ましい。敷設した各水分部保
持板は、ある程度の保水性を維持し、風雨から土壌層や
植物苗などの流出を防止することができ、かつ、傾斜法
面の保水性にバラツキが生ずることなく均一な緑化植生
を図ることができる。
【0013】また、施工に際しては、図3に示したよう
に敷設した各水分部保持板の間の打設傾斜法面に対し
て、約30cm前後の穴を穿設し、該穴に低木な植物を
植栽するようにしてもよい。そのために所定容積の水分
保持部から溢れて流下する水分は、各水分部保持部の間
を通って流れるため、各水分部保持板の間に植栽した植
物の水分を維持することが出来る。
に敷設した各水分部保持板の間の打設傾斜法面に対し
て、約30cm前後の穴を穿設し、該穴に低木な植物を
植栽するようにしてもよい。そのために所定容積の水分
保持部から溢れて流下する水分は、各水分部保持部の間
を通って流れるため、各水分部保持板の間に植栽した植
物の水分を維持することが出来る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明すると、図1は第1発明に係る水分保持板の上
側から見た斜視図であり、図2は水分保持板を用いて傾
斜法面に施工する状態の側断面図であり、図3は同施工
状態の正面図である。
いて説明すると、図1は第1発明に係る水分保持板の上
側から見た斜視図であり、図2は水分保持板を用いて傾
斜法面に施工する状態の側断面図であり、図3は同施工
状態の正面図である。
【0015】図において、1は水分保持板であり、この
水分保持板1は、ネット状本体2と受部保持体3とから
構成されている。図示実施例のネット状本体2は、ポリ
エチレンあるいはポリプロピレン等を主原料にして成形
されるネット体により形成されているが、金網成形体や
その他の材料により形成されるネット体であってもよ
い。ネット状本体2は矩形状に成形したモルタル受部4
と、当該モルタル受部4の長手方向の両端部を折曲形成
した垂直受部5,5とが一体的に形成されている。モル
タル受部4の長さは約100cm前後であり、その幅は
約10cm前後である。また、垂直受部5の長さは約1
0cm〜15cmであり、その折曲角度は90度〜12
0度の範囲で折曲形成されている。
水分保持板1は、ネット状本体2と受部保持体3とから
構成されている。図示実施例のネット状本体2は、ポリ
エチレンあるいはポリプロピレン等を主原料にして成形
されるネット体により形成されているが、金網成形体や
その他の材料により形成されるネット体であってもよ
い。ネット状本体2は矩形状に成形したモルタル受部4
と、当該モルタル受部4の長手方向の両端部を折曲形成
した垂直受部5,5とが一体的に形成されている。モル
タル受部4の長さは約100cm前後であり、その幅は
約10cm前後である。また、垂直受部5の長さは約1
0cm〜15cmであり、その折曲角度は90度〜12
0度の範囲で折曲形成されている。
【0016】受部保持体3は、約30〜40cm前後の
長さに形成した棒状体であり、U型のフックピン形状に
形成されている。そして、モルタル受部4の側端面部4
aを打設傾斜法面Aに当接させ、モルタル受部4の下面
側4dを保持すると共に、アンカーピンとしても機能す
るものである。その際、ネット状本体2の全体はある程
度の保形性を有しているので、当該モルタル受部4の下
面側4dを保持する受部保持体3としては3本程度であ
れば充分に保持することが出来る。
長さに形成した棒状体であり、U型のフックピン形状に
形成されている。そして、モルタル受部4の側端面部4
aを打設傾斜法面Aに当接させ、モルタル受部4の下面
側4dを保持すると共に、アンカーピンとしても機能す
るものである。その際、ネット状本体2の全体はある程
度の保形性を有しているので、当該モルタル受部4の下
面側4dを保持する受部保持体3としては3本程度であ
れば充分に保持することが出来る。
【0017】次に本発明に係る水分保持板を用いて傾斜
法面を植生する工法について説明する。
法面を植生する工法について説明する。
【0018】施工しようとする打設傾斜法面Aに対して
任意の方向の等間隔に水分保持板1を敷設するものであ
るが、図3に示した実施例では千鳥方向に敷設してあ
る。各水分保持板1,1,…の垂直受部5,5が打設傾斜
法面Aの上流側となるようにすると共に、モルタル受部
4と垂直受部5の側端面部4a,5aを打設傾斜法面A
に対して略垂直状態となるように当接して設置する。等
間隔に敷設した水分保持板1のモルタル受部4の下面側
4dに複数本の受部保持体3を打設傾斜法面Aに固定す
る。
任意の方向の等間隔に水分保持板1を敷設するものであ
るが、図3に示した実施例では千鳥方向に敷設してあ
る。各水分保持板1,1,…の垂直受部5,5が打設傾斜
法面Aの上流側となるようにすると共に、モルタル受部
4と垂直受部5の側端面部4a,5aを打設傾斜法面A
に対して略垂直状態となるように当接して設置する。等
間隔に敷設した水分保持板1のモルタル受部4の下面側
4dに複数本の受部保持体3を打設傾斜法面Aに固定す
る。
【0019】その際、各受部保持体3はU型のフックピ
ン形状であるので、各受部保持体3のフック部6により
モルタル受部4の他方の側端面部4bを挟み込みながら
打設傾斜法面Aに略垂直状態で固定する。そして、敷設
固定した各水分保持板1のモルタル受部4の上面側4c
と打設傾斜法面Aの上流側との間に渡って防水シート体
7を連接するように張設する。なお、防水シート体7の
端部は、フック部6によりモルタル受部4の他方の側端
面部4bと共に挟み込んで固定される。
ン形状であるので、各受部保持体3のフック部6により
モルタル受部4の他方の側端面部4bを挟み込みながら
打設傾斜法面Aに略垂直状態で固定する。そして、敷設
固定した各水分保持板1のモルタル受部4の上面側4c
と打設傾斜法面Aの上流側との間に渡って防水シート体
7を連接するように張設する。なお、防水シート体7の
端部は、フック部6によりモルタル受部4の他方の側端
面部4bと共に挟み込んで固定される。
【0020】各水分保持板1のモルタル受部4は、打設
傾斜法面Aに対してほぼ直交するように固定されるの
で、モルタル受部4の上面側4cと打設傾斜法面Aの上
流側との間において所定容積の水分保持部8が形成され
る。その結果、施工する打設傾斜法面Aの全体に水分保
持部8を点在させることができ、打設傾斜法面Aの保水
性にバラツキが生ずることなく均一な緑化植生を図るこ
とができる
傾斜法面Aに対してほぼ直交するように固定されるの
で、モルタル受部4の上面側4cと打設傾斜法面Aの上
流側との間において所定容積の水分保持部8が形成され
る。その結果、施工する打設傾斜法面Aの全体に水分保
持部8を点在させることができ、打設傾斜法面Aの保水
性にバラツキが生ずることなく均一な緑化植生を図るこ
とができる
【0021】また、施工に際しては、図3に示したよう
に敷設した各水分部保持板1,1,…の間の打設傾斜法
面Aに対して、約30cm前後の穴9を穿設し、該穴9
に低木な植物を植栽するようにしてもよい。その結果、
所定容積の水分保持部8から溢れて流下する水分は、各
水分部保持板1の間を通って流れるため、各水分部保持
板1の間に植栽した植物の水分を維持することが出来
る。
に敷設した各水分部保持板1,1,…の間の打設傾斜法
面Aに対して、約30cm前後の穴9を穿設し、該穴9
に低木な植物を植栽するようにしてもよい。その結果、
所定容積の水分保持部8から溢れて流下する水分は、各
水分部保持板1の間を通って流れるため、各水分部保持
板1の間に植栽した植物の水分を維持することが出来
る。
【0022】
【発明の効果】特許を受けようとする第1発明は、矩形
状に成形したモルタル受部と、当該モルタル受部の長手
方向の両端部を折曲形成した垂直受部とを有するネット
状本体と、当該ネット状本体のモルタル受部と垂直受部
の側端面部を傾斜法面に当接すると共に、当該モルタル
受部の下面側を保持してネット状本体を傾斜法面に固定
する受部保持体により構成したことを特徴とする水分保
持板である。
状に成形したモルタル受部と、当該モルタル受部の長手
方向の両端部を折曲形成した垂直受部とを有するネット
状本体と、当該ネット状本体のモルタル受部と垂直受部
の側端面部を傾斜法面に当接すると共に、当該モルタル
受部の下面側を保持してネット状本体を傾斜法面に固定
する受部保持体により構成したことを特徴とする水分保
持板である。
【0023】本発明のネット状本体は受部保持体により
略垂直状態で打設傾斜法面に固定することが出来るの
で、安価で作業性が良好な水分保持板として確実に固定
することができる。
略垂直状態で打設傾斜法面に固定することが出来るの
で、安価で作業性が良好な水分保持板として確実に固定
することができる。
【0024】特許を受けようとする第2発明は、施工す
る打設傾斜法面に対して縦横列方向、千鳥方向あるいは
任意方向の等間隔に複数個の水分保持板を敷設すると共
に、各水分保持板のモルタル受部と垂直受部の側端面部
を打設傾斜法面に対して略垂直状態となるように当接す
ると共に、各水分保持板のモルタル受部の下面側に複数
本の受部保持体を打設傾斜法面に固定し、敷設固定した
各水分保持板の上面側のモルタル受部と上流側の打設傾
斜法面との間に防水シート体を連接するように張設して
所定容積の水分保持部を形成し、傾斜法面の全体に水分
保持部を点在させるようにしたことを特徴とする請求項
1に記載する水分保持板を用いた傾斜法面植生工法であ
る。
る打設傾斜法面に対して縦横列方向、千鳥方向あるいは
任意方向の等間隔に複数個の水分保持板を敷設すると共
に、各水分保持板のモルタル受部と垂直受部の側端面部
を打設傾斜法面に対して略垂直状態となるように当接す
ると共に、各水分保持板のモルタル受部の下面側に複数
本の受部保持体を打設傾斜法面に固定し、敷設固定した
各水分保持板の上面側のモルタル受部と上流側の打設傾
斜法面との間に防水シート体を連接するように張設して
所定容積の水分保持部を形成し、傾斜法面の全体に水分
保持部を点在させるようにしたことを特徴とする請求項
1に記載する水分保持板を用いた傾斜法面植生工法であ
る。
【0025】第2発明は、上記第1発明の水分保持板を
複数個用意し、施工しようとする打設傾斜法面に敷設固
定して傾斜法面を植生する工法であり、水分保持板と打
設傾斜法面との間に防水シート体を張設してあるので所
定容積の水分保持部が形成され、土壌や水分を充分に保
持することができるので、傾斜法面の均一な緑化植生を
図ることができる。
複数個用意し、施工しようとする打設傾斜法面に敷設固
定して傾斜法面を植生する工法であり、水分保持板と打
設傾斜法面との間に防水シート体を張設してあるので所
定容積の水分保持部が形成され、土壌や水分を充分に保
持することができるので、傾斜法面の均一な緑化植生を
図ることができる。
【図1】 第1発明に係る水分保持板の上側から見た斜
視図である。
視図である。
【図2】 同水分保持板を用いて傾斜法面に施工した拡
大状態の側断面図である。
大状態の側断面図である。
【図3】 同施工状態の正面図である。
1 水分保持板 2 ネット状本体 3 受部保持体 4 モルタル受部 5 垂直受部 6 フック部 7 防水シート体 8 水分保持部
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形状に成形したモルタル受部と、当該
モルタル受部の長手方向の両端部を折曲形成した垂直受
部とを有するネット状本体と、当該ネット状本体のモル
タル受部と垂直受部の側端面部を傾斜法面に当接すると
共に、当該モルタル受部の下面側を保持してネット状本
体を傾斜法面に固定する受部保持体により構成したこと
を特徴とする水分保持板。 - 【請求項2】 施工する打設傾斜法面に対して縦横列方
向、千鳥方向あるいは任意方向の等間隔に複数個の水分
保持板を敷設すると共に、各水分保持板のモルタル受部
と垂直受部の側端面部を打設傾斜法面に対して略垂直状
態となるように当接すると共に、各水分保持板のモルタ
ル受部の下面側に複数本の受部保持体を打設傾斜法面に
固定し、敷設固定した各水分保持板の上面側のモルタル
受部と上流側の打設傾斜法面との間に防水シート体を連
接するように張設して所定容積の水分保持部を形成し、
傾斜法面の全体に水分保持部を点在させるようにしたこ
とを特徴とする請求項1に記載する水分保持板を用いた
傾斜法面植生工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399884A JP2002201645A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植生工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399884A JP2002201645A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植生工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002201645A true JP2002201645A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000399884A Pending JP2002201645A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 水分保持板と、その水分保持板を用いた傾斜法面植生工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002201645A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101041792B1 (ko) | 2010-06-30 | 2011-06-20 | 주식회사 다인에스코 | 스톤 네트 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000399884A patent/JP2002201645A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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