JP2002200396A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP2002200396A
JP2002200396A JP2002001447A JP2002001447A JP2002200396A JP 2002200396 A JP2002200396 A JP 2002200396A JP 2002001447 A JP2002001447 A JP 2002001447A JP 2002001447 A JP2002001447 A JP 2002001447A JP 2002200396 A JP2002200396 A JP 2002200396A
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Fumihiro Imamura
文広 今村
Satoru Matsumoto
悟 松本
Kiyoshi Okazaki
潔 岡崎
Katsuyuki Shimakage
勝之 島影
Masumi Ito
眞純 伊藤
Koichi Hosomi
光一 細見
Takayuki Hirano
高行 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除湿用ダクト内にシャワー状に給水して冷却
効率を良くする。 【解決手段】 除湿用ダクト28a内において泡消去水
入口63と連通するようにシャワー管64がほぼ水平向
き(除湿用ダクト28aの幅方向に沿うように)に配設
されている。このシャワー管64には、多数のノズル孔
64aがほぼ均等間隔で形成されており、また、先端部
は、除湿用ダクト28a内面に形成された嵌合部65に
回り止め状態に嵌合されている。この回り止めによりノ
ズル孔64aが下向きとなるようにシャワー管64が位
置決めされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機能の他に乾
燥機能も有する洗濯乾燥機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来よりドラム式洗濯
機では、前側が開口する水槽の内部に、前側が開口し周
壁部に多数の通水孔を有するドラムを横軸形に配設する
構成である。このものでは、洗剤洗い、すすぎ洗い、脱
水の各行程を行なうようになっている。すなわち、洗剤
洗い行程は、そのドラム内に水を貯留すると共に洗剤を
投入した上で、該ドラムを比較的遅い回転速度で正逆回
転させることを行ない、すすぎ洗い行程は、ドラム内に
水を貯留した上で該ドラムを比較的遅い回転速度で正逆
回転させることを行ない、脱水行程は、排水した後にド
ラムを比較的速い回転速度で駆動することを行なう。
【0003】最近、脱水行程に続いて乾燥行程も行なう
洗濯乾燥機が供給されている。この乾燥行程を行なうた
めに、ドラムの内部を通る温風循環路を有すると共にフ
ァン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部へ
供給する温風供給手段と、前記温風循環路の一部に構成
された除湿用ダクトに冷却水を供給して温風を除湿させ
る除湿手段とを設ける構成とすることが考えられてい
る。このものでは、ドラムを回転させながら、温風供給
手段により温風をドラムに循環供給し、このドラムを通
過した温風を冷却水により除湿するようにしている。こ
のものでは、比較的簡単な構成で効率の良い除湿が図れ
る利点がある。
【0004】ところで、この種の洗濯乾燥機において
は、洗い行程時に、水槽内に洗剤による泡が発生するこ
とがある。この場合、その泡が、水槽と連通する除湿用
ダクトに入り込んで、この除湿用ダクトと連通する温風
循環路のうちファン装置等に入り込むおそれがある。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、除湿用ダクト内の泡の消去を図る
ことができ、しかも、泡消去効率も良くすることが可能
な洗濯乾燥機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外箱
の内部に設けられた水槽と、この水槽の内部に設けら
れ、内部に衣類を収容して回転される回転槽と、この回
転槽の内部を通る温風循環路を有すると共にファン装置
及び温風用ヒータを有して温風を回転槽内部へ供給する
温風供給手段と、前記温風循環路の一部に構成された幅
広で縦長な除湿用ダクトと、複数のノズル孔がほぼ均等
間隔に形成され、前記除湿用ダクトにその幅方向に沿う
ように配設され、水を該除湿用ダクト内にシャワー状に
給水するシャワー管と、を備えて構成される。
【0007】上記構成においては、除湿用ダクト内に水
をシャワー状に給水することができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ノズル孔の合計開口面積がシャワー管の断面積より
小であるところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、シャワー管が、ノズル孔を下向きに保持する向きに
位置決めされているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図9を参照しながら説明する。まず、図2
及び図3において、直方体状の外箱1の内部には、水槽
2が、例えば左右で1組の弾性支持装置3により弾性支
持されて配設されている。この水槽2は後ろ下がりの斜
め軸状態に配設されており、ほぼ円筒状をなしている。
この水槽2の内部には、これと同軸状態(後ろ下がりの
斜め軸状態)で回転槽たるドラム4が回転可能に配設さ
れている。このドラム4は、周側壁及び後壁に通風孔を
兼ねる脱水孔4aが多数有するものであり、洗濯槽、脱
水槽及び乾燥槽としても機能するものである。なお、上
記外箱1の後面は、点検板1aが着脱可能に取付けられ
ている。また、ドラム4には、その開口縁部にバランス
リング4bが設けられ、また内周面には複数のバッフル
4cが設けられている。
【0011】上記外箱1、水槽2及びドラム4は、いず
れも図中右側の前面部には、洗濯物出入れ用の開口部
5、6及び7をそれぞれ有しており、そして開口部5と
開口部6とは、弾性変形可能なべロー8によって水密に
連通接続されている。また、外箱1の開口部5には、こ
れを開閉する扉9が設けられている。
【0012】前記ドラム4は、背面板4bに回転軸10
を有しており、この回転軸10が、水槽2の背面板2a
に設けられたハウジング11に軸受を介して回転自在に
挿通支持されている。さらに上記ハウジング11の外周
にはモータ12のステータ13が取付けられており、そ
して、上記回転軸10にモータ12のアウタロータ12
aが取付けられている。このモータ12が回転すること
によりドラム4が回転駆動されるようになっている。
【0013】前記水槽2の最下部には、水加熱用ヒータ
14を収容する凹陥部15が形成されており、この凹陥
部15の底部には排水口15aが形成されており、この
排水口には排水弁16及び配水管17が接続されてい
る。前記水槽2の後部、上部および前側上部にかけて乾
燥手段たる乾燥手段たる乾燥装置18が設けられてい
る。この乾燥装置18は、温風供給手段たる温風供給装
置19と、除湿手段たる除湿装置20とを有して構成さ
れている。温風供給装置19は、ヒータケース21内に
設けられた温風用ヒータ22と、ファンケース23及び
ファン24及びファン用モータ25等から構成されたフ
ァン装置26と、前側通気管27と、後部ダクト用カバ
ー28とを有してなる。前記水槽2の後板部2aのやや
下部には通気口2b(図3参照)が形成されており、こ
の通気口2bと前記ファンケース23の吸入側とは、水
槽2の後板部2a外面に取着された前記後部ダクト用カ
バー28と該後板部2a外面とで構成された幅広で縦長
な(図1、図3参照)除湿用ダクト28aによって連通
されている。
【0014】そして、前記ファンケース23の吐出側は
ヒータケース21の一端部に連結され、このヒータケー
ス21の他端部は前記前側通気管27の一端部に連結さ
れている。そして、この前側通気間27の他端部は前記
ドラム4の前側の開口7に連通している。従って、この
温風供給装置19においては、図1に矢印で示すよう
に、ドラム4の内部を通る温風循環路29が形成されて
いる。そして、乾燥行程時に、ファン装置26とヒータ
22とによって温風が生成されると、その温風は、この
温風循環路29をその矢印の方向に通るようになってい
る。
【0015】また前記除湿装置20は、図1に示す共通
入水管30に接続されて構成されている。すなわち、共
通入水管30は、1つの入水口30aに対して3つの出
水口が設けられた構成であり、その入水口30aは図示
しない水道蛇口に接続されるようになっている。そし
て、共通入水管30の図1右側の出水部に、冷却水用給
水弁31及び冷却水用給水管31aを順に接続し、そし
て、この冷却水用給水管31aを、前記温風循環路29
の一部である前記除湿用ダクト28aの上部に形成され
た冷却水入口28b(図3参照)に接続して構成されて
いる。上記冷却水用給水弁31は乾燥行程において開放
されて除湿用ダクト28a内に冷却用の水を供給し、も
って、この除湿用ダクト28aを通る温風と熱交換して
除湿するようになっている。
【0016】図1において、洗い用給水手段たる洗い用
給水装置32について述べる。前記共通入水管の図1左
側出水部には、洗い用給水弁33が接続され、この洗い
用給水弁33は配管33aを介して給水ケース34に接
続されている。また、共通入水管30の図1中央出水部
には、ソフター用給水弁35が接続され、このソフター
用給水弁35は配管35aを介して前記給水ケース34
に接続されている。さらに、洗い用給水装置32には、
風呂水等の水道以外の水源から水を汲み上げる給水ポン
プ36が含まれており、この給水ポンプ36は、ポンプ
モータ36a(図8参照)を備えていて、これが駆動さ
れると例えば風呂水を図示しないポンプホースを介して
汲み上げ、そして配管36bを介して前記給水ケース3
4に入れるようになっている。
【0017】また、給水ケース34と給水ポンプ36と
の間には、呼び水用配管37が接続されている。この呼
び水用配管37は途中に分岐管37aを備えていて、そ
の分岐部には泡消去用給水手段たる泡消去用配管38の
一端部が接続されており、これの他端部は、後部ダクト
カバー28の上部に形成された泡消去水入口28c(図
3参照)に接続されている。
【0018】ここで、洗い用給水装置32において、洗
い用給水弁33が開放されると、水道水が、給水ケース
34内部の洗剤貯留部(図示せず)を通して水槽2内に
供給される。このとき、給水ケース34に供給された水
の一部が呼び水として給水ポンプ36へ呼び水用配管3
7を介して供給される。また、ソフター用給水弁35が
開放されると、水道水が給水ケース34内部のソフター
貯留部(図示せず)を通して水槽2内に供給される。さ
らに、給水ポンプ36が駆動されると、前述したように
図示しないポンプホースを介して汲み上げた例えば風呂
水を配管36aを介して前記給水ケース34に入れ、給
水ケース34から水槽2内へ供給されるようになってい
る。
【0019】上記後部ダクトカバー28において前記泡
消去水入口28cの下方となる部位には、図5及び図6
に示すように光センサ39が配設されている。この光セ
ンサ39は、図7にも示すように、発光ダイオードから
なる発光素子39a及びホトトランジスタからなる受光
素子39bを有して構成されており、これは両素子39
a、39bは除湿用ダクト28a内において対峙し、こ
れら両素子39a、39bに前記泡消去水入口28cか
らの水がかかるようになっている。
【0020】なお、外箱1の前板1b上部の外面には操
作パネル40が設けられており、この操作パネル40に
は各種スイッチの操作部や表示器例えば数字表示器の発
光ダイオードからなるセグメント素子41a〜41n
(図9参照)が設けられている。そして、この操作パネ
ル40と対応する外箱1内面には、各種スイッチの本体
や表示回路等が備えられた操作回路部42が設けられて
いる。また、外箱1の前板1bの内面下部には、マイク
ロコンピュータや各種駆動回路を備えた制御部43が設
けられている。
【0021】次に図4において電気的構成について説明
する。洗濯乾燥運転全般を制御するマイクロコンピュー
タ44には、スイッチ入力部45及び光センサ39の受
光素子39bからの入力が与えられるようになってい
る。スイッチ入力部45はコース選択スイッチやスター
トスイッチ等の各種スイッチを有して構成されている。
また、マイクロコンピュータ44は、モータ12をイン
バータ回路46を介して駆動制御すると共に、水加熱用
ヒータ14、排水弁16、温風用ヒータ22、ファン用
モータ25、冷却水用給水弁31、洗い用給水弁33、
ソフター用給水弁35及び給水ポンプモータ36aを駆
動回路47を介して駆動制御するようになっている。
【0022】さらにマイクロコンピュータ44は、光セ
ンサ39の発光素子39aをマトリックス回路であるセ
グメント素子41a〜41nの表示回路48により駆動
するようになっている。すなわち、図9に示すように表
示回路48は、例えば5個のPNP形のトランジスタ4
9a〜49eのベースをマイクロコンピュータ44の出
力端子Oa〜Oeに接続し、トランジスタ49a〜49
eのコレクタをセグメント素子41a〜41nのアノー
ドに適宜振り分けて接続し、そして、出力端子Of〜h
を抵抗を介してセグメント素子41a〜41nのカソー
ドに接続されている。
【0023】この表示回路48においては、出力端子O
a〜Oeに0.2秒ごとにロウレベルパルスを切替えて
出力し、そして、セグメント素子41a〜41nのうち
表示したいセグメント素子41a〜41nに該当するタ
イミングで出力端子Of〜Ohにロウレベルパルスを出
力する。つまりセグメント素子41a〜41nを時分割
通電(ダイナミック点灯)する。そして、出力端子Oc
に対応するトランジスタ49cのコレクタに接続された
ラインLcには駆動回路50を介して発光素子39aの
カソードが接続されている。なお、受光素子39bのエ
ミッタはマイクロコンピュータ44の入力端子Iaに接
続されている。この構成においては、発光素子39aが
ダイナミック点灯されるものであり、除湿用ダクト28
a内に泡が発生して両素子39a、39b間に侵入する
と、出力端子Ocがロウレベルのタイミング(これは発
光素子39aが点灯するタイミングである)において入
力端子Iaの入力がロウレベルとなって泡が検出される
ようになっている。
【0024】上記構成の作用についてマイクロコンピュ
ータ44の動作と共に述べる。洗い行程特に洗剤洗い行
程においては、マイクロコンピュータ44により洗い用
給水弁33が開放制御されて水槽2内に所定量の水道水
が供給される(この場合呼び水が給水ポンプ36に供給
され、その一部が除湿用ダクト28aにも流入する)と
共に、洗剤が供給される。そして、ドラム4が間欠的に
正逆回転されて内部の衣類が洗剤洗いされてゆく。この
とき、水槽2内に泡が発生し、その泡が通気口2bを通
して除湿用ダクト28a内に侵入してゆくことがある。
【0025】この泡が光センサ39部分にまで至ると、
この泡が光センサ39により検出されると、マイクロコ
ンピュータ44は、洗い用給水弁33を短時間開放させ
る。すると、水道水が水槽2内に供給されると共に、呼
び水が給水ポンプ36に供給され、その一部(1リット
ル/毎分程度の水)が泡消去用配管38を通し、泡消去
水入口28cから除湿用ダクト28aにも供給される。
この結果、該除湿用ダクト28aの泡が消去される。従
って、除湿用ダクト28a内の泡を消すことは除湿用ダ
クト28aから他の温風循環路29へ、この場合ファン
ケース23へ、泡が侵入することを防止できて有効であ
る。さらには、水槽2内に供給された水によって水槽2
内の泡も消去される。なお、水槽2内に水が供給される
ことで、水槽2内の水量が増えるが、しかし、これは僅
かな水量であり、洗いに影響を与えることは実質的にな
い。また、前記泡消去水入口28cから吐出された水
は、泡消去水入口28cの下方に存在する光センサ39
を通るから、その都度、光センサ39が洗浄されるよう
になる。
【0026】また、乾燥行程時においては、マイクロコ
ンピュータ44は、ファン用モータ25及びヒータ22
に通電する。これにより、温風を生成し、そして、ドラ
ム4内及び除湿用ダクト28aを含めた温風循環路29
を循環させる。さらに、冷却水用給水弁31を開放し、
冷却水用給水管31a及び冷却水入口28bを通して除
湿用ダクト28aに水を供給し、温風を除湿する。
【0027】このような本実施例によれば、洗い行程時
に、除湿用ダクト28a内へ給水するから、この除湿用
ダクト28a内に入り込んだ泡を消去することができ
る。しかも、泡消去のために、洗い用給水装置32を利
用して前記除湿用ダクト28a内へ給水するから、泡消
去効率が良くなる。すなわち、除湿用ダクト28a内の
泡を消すことは、上述したようにファンケース23へ泡
が侵入することを防止できて有効であるが、水槽2内の
泡も消去できるようにすれば、さらに効果的である。因
みに、泡消去を図る別の構成として、除湿装置20の冷
却水を洗い行程時に給水することも考えられるが、この
場合除湿用ダクト28a内のみが泡消去され、水槽2内
の泡消去作用は得られない。
【0028】この点、本実施例においては、洗い用給水
装置32を利用しているから、元々水槽2内へ給水され
るものであり、除湿用ダクト28a内と同時に水槽2内
も泡消去できるようになり、泡消去効率がきわめて良く
なる。
【0029】特にこの実施例によれば、除湿用ダクト2
8a内に泡が発生したときに、これを光センサ39にて
検出することができ、よって、必要時期に泡消去を図る
ことができる。しかも、泡検出手段が光センサ39から
構成されているから、例えばフロートスイッチを設ける
場合と違って構成が簡単となる。
【0030】さらに本実施例によれば、泡消去水入口2
8cの下方に光センサ39を設け、もって、除湿用ダク
ト28a内に給水される水の通路に光センサ39を設け
る構成としたから、除湿用ダクト28aへ給水される水
で光センサ39を洗浄できて、常に良好な泡検出を図る
ことができる。
【0031】さらにまた、本実施例によれば、光センサ
39を、マイクロコンピュータ44に接続された表示回
路48(マトリックス回路)に接続され、マイクロコン
ピュータ44の表示回路48への時分割通電により駆動
されるようにしたから、マイクロコンピュータ44によ
り光センサ39を駆動するについてその出力端子の使用
数を増加させずにすむ。
【0032】また、本実施例によれば、給水ポンプ36
に呼び水を入れる呼び水配管37を備え、この呼び水配
管37から分岐して呼び水の一部を除湿用ダクト28a
内へ給水する泡消去用配管38を設けたから、ポンプ用
の呼び水を利用して除湿用ダクト28a内の泡消去を図
ることができる。
【0033】なお、上記実施例では、光センサ39によ
って泡検出を行ない、これに基づいて泡消去を行なうよ
うにしたが、この光センサ39は必要に応じて設ければ
良く、例えば、洗い行程時の所定のタイミング(例えば
1分おきに数秒のタイミング)で泡消去ようの水を供給
するようにしても良い。この場合、予め泡の発生もしく
は成長を抑えることができるようになる。
【0034】図10は本発明の第2の実施例を示し、こ
の実施例においては、次の点が第1の実施例と異なる。
すなわち、泡消去用給水手段として、泡消去用配管38
とは別の泡消去用配管51を設けている。すなわち、こ
の給水ポンプ36から給水ケース34への配管36bの
途中に分岐管52を設け、この分岐管52の分岐部に泡
消去用配管51の一端部を接続すると共に、この泡消去
用配管51の他端部を除湿用ダクト28aに連通接続し
ている。
【0035】この実施例においては、洗い用給水装置3
2の一部である給水ポンプ36により泡消去を図ること
ができる。すなわち、給水ポンプ36を駆動すると、例
えば風呂水が汲み上げられて該給水ポンプ36から給水
ケース34へ供給される。この時に、その水の一部が泡
消去用配管51を通して除湿用ダクト28aに供給され
る。これにて、洗い行程において、光センサ39の検出
動作に基づいて給水ポンプ36を駆動することにより、
泡消去のために水道以外の水例えば風呂水を使用でき
る。
【0036】図11及び図12は本発明の第3の実施例
を示し、この実施例においては次の点が第1の実施例と
異なる。泡消去用給水手段たる泡消去装置61が、第1
の実施例と異なる。この泡消去装置61は、泡消去用配
管38の他に次の構成部材を備えている。泡消去用配管
38の他端部を接続管62を介して、除湿用ダクト28
aに横向きに形成された泡消去水入口63に接続してい
る。そして、除湿用ダクト28a内においてこの泡消去
水入口63と連通するようにシャワー管64がほぼ水平
向き(図12から分かるように除湿用ダクト28aの幅
方向に沿うように)に配設されている。このシャワー管
64には、多数のノズル孔64aが図12から分かるよ
うにほぼ均等間隔で形成されており、また、先端部は、
除湿用ダクト28a内面に形成された嵌合部65に回り
止め状態に嵌合されている。この回り止めによりノズル
孔64aが下向きとなるようにシャワー管64が位置決
めされている。この実施例によれば、除湿用ダクト28
a内へシャワー状に給水するようになるから、水が広範
囲で泡に当たるようになるので、泡消去効率を大幅に向
上させることができる。
【0037】なお、上記した各実施例では、洗い行程時
において、泡消去のための給水を行なうようにしたが、
洗い行程終了後の排水時に、泡消去のために除湿用ダク
ト内へ給水するようにしても良い。このようにすると、
排水と共に泡を洗い流すことができるようになる。その
他本発明は、上記各実施例に限られず、要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更して実施できるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、除湿用ダクト内に水をシャワー状に給水できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の、外箱上部の一部を取
り除いて示すドラム式洗濯機全体の平面図
【図2】全体の縦断側面図
【図3】点検板を取り除いて示す全体の背面図
【図4】後部ダクトカバー下部部分の縦断側面図
【図5】後部ダクトカバー部分の縦断側面図
【図6】図5の矢印X−X方向から見た断面図
【図7】光センサの横断下面図
【図8】電気的構成を示すブロック図
【図9】表示回路部分の電気回路図
【図10】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第3の実施例を示すシャワー管部分
の破断背面図
【符号の説明】
1は外箱、2は水槽、4はドラム、12はモータ、18
は乾燥装置、19は温風供給装置(温風供給手段)、2
0は除湿装置(除湿手段)、22は温風用ヒータ、24
はファン、26はファン装置、28は後部ダクトカバ
ー、28aは除湿用ダクト、28bは冷却水入口、29
は温風循環路、30は共通入水管、31は冷却水用給水
弁、31aは冷却水用給水管、32は洗い用給水装置
(洗い用給水手段)、33は洗い用給水弁、34は給水
ケース、35はソフター用給水弁、36は給水ポンプ、
37は呼び水用配管、38は泡消去用配管(泡消去用給
水手段)、39は光センサ、41a〜41nはセグメン
ト素子、44はマイクロコンピュータ、48は表示回路
(マトリックス回路)、51は泡消去用配管(泡消去用
給水手段)、61は泡消去用給水装置(泡消去用給水手
段)示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 悟 愛知県瀬戸市穴田町991番地 東芝エー・ ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 (72)発明者 岡崎 潔 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 島影 勝之 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 伊藤 眞純 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 細見 光一 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 平野 高行 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 Fターム(参考) 3B155 AA16 AA17 BB12 CA02 CB07 CB55 FA22 MA01 MA02 MA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱の内部に設けられた水槽と、 この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して回転
    される回転槽と、 この回転槽の内部を通る温風循環路を有すると共にファ
    ン装置及び温風用ヒータを有して温風を回転槽内部へ供
    給する温風供給手段と、 前記温風循環路の一部に構成された幅広で縦長な除湿用
    ダクトと、 複数のノズル孔がほぼ均等間隔に形成され、前記除湿用
    ダクトにその幅方向に沿うように配設され、水を該除湿
    用ダクト内にシャワー状に給水するシャワー管と、 を備えてなる洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 ノズル孔の合計開口面積はシャワー管の
    断面積より小であることを特徴とする請求項1記載の洗
    濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 シャワー管は、ノズル孔を下向きに保持
    する向きに位置決めされていることを特徴とする請求項
    1記載の洗濯乾燥機。
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JP2010082351A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機及び乾燥機
KR101202748B1 (ko) * 2005-07-15 2012-11-19 주식회사 대우일렉트로닉스 드럼세탁기의 거품 제거 장치

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