JP2002200164A - 医療用ポンプ駆動装置 - Google Patents
医療用ポンプ駆動装置Info
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Abstract
流量を迅速かつ正確に調整することができる医療用ポン
プ駆動装置を提供すること。 【解決手段】本発明の医療用ポンプ駆動装置は、医療用
装置を含む液体流路内の液体を移送させるポンプ手段を
駆動させるポンプ駆動手段と、前記ポンプ手段のモータ
回転数を調整する手段と、前記ポンプ手段より移送され
た血液の流量を計測する血流計測手段と、前記血流計測
手段によって得られた血流量を表示する血流量表示手段
としてのLED表示部106と、前記血流計測手段によ
って得られた血流量に基づき被検者の体表面積当たりの
血流量を算出する手段と、算出された体表面積当たりの
血流量を表示する体表面積当たり血流量表示手段として
のLCD表示部109とを備え、LED表示部106と
LCD表示部109とが血流量と体表面積当たりの血流
量とを同時に表示し得るよう構成されている。
Description
液体流路内の液体を移送させるためのポンプ手段を駆動
する医療用ポンプ駆動装置に関する。
用装置を用いた体外循環、あるいは補助循環による治療
において、血液あるいはリンゲル液等薬剤の移送手段と
して遠心ポンプが多く利用され始めて来た。遠心ポンプ
は後負荷や血液回路の内圧変化により吐出量が変化する
特性をもち、体外循環あるいは補助循環の血液回路内の
血液等の流れは連続的な制御が必要である。回路内の血
流量を正確に知るために、電磁力や超音波を利用した流
量計が用いられているが、さらに正確な制御をするた
め、遠心ポンプの回転数の制御方法や液体の流速および
流量の補正方法が提案されている。
る治療において、例えば人工心肺の体外循環回路の血液
流路には、中空糸膜型人工肺、チューブ及びコネクタ等
の複雑かつ狭小な流路が多数存在するため、これら流路
に付着した気泡等を除去するプライミング操作が必須で
あるが、この方法についてもすでに提案されている。
現場においては、体外循環や補助循環による治療を受け
る被検者の身体の大きさはそれぞれ異なるので、体外循
環等を行う際、循環させる絶対血流量も当然患者毎に異
なることになる。そこでこのような現場においては、被
検者毎に異なる血流量に対し、血流量の標準化された指
標として被検者の体表面積当たりの血流量を用いてい
る。この場合、現場における従来の体表面積当たりの血
流量を求める方法は、あらかじめ被検者の身長と体重の
値とからデュボアの公式を利用して体表面積を算出して
おき、体外循環する血液等の液体流量値を流量計等を用
いて計測し、刻々と出力される値をモニタ等から読み取
り、体表面積当たりの血液流量はその現場で一々計算し
て求められていた。そのため、血液流量の変化に対する
対応が遅れたり、オペレータの手間が多く人手もかかる
などの問題点があった。
鑑みてなされたもので、その目的は、体外循環等の治療
を行う場合、体外循環する血流量を迅速かつ正確に調整
することができる医療用ポンプ駆動装置を提供すること
にある。
(1)〜(18)の本発明により達成される。
体を移送させるためのポンプ手段を駆動する医療用ポン
プ駆動装置であって、前記ポンプ手段を駆動させるポン
プ駆動手段と、前記ポンプ手段のモータ回転数を調整す
る手段と、前記ポンプ手段より移送された血液の流量を
計測する血流計測手段と、前記血流計測手段によって得
られた血流量を表示する血流量表示手段と、前記血流計
測手段によって得られた血流量に基づき被検者の体表面
積当たりの血流量を算出する手段と、前記体表面積当た
りの血流量を算出する手段によって得られた体表面積当
たりの血流量を表示する体表面積当たり血流量表示手段
とを備え、前記血流量表示手段と前記体表面積当たり血
流量表示手段とが前記血流量と前記体表面積当たりの血
流量とを同時に表示し得るよう構成されていることを特
徴とする医療用ポンプ駆動装置。
積当たり血流量表示手段とは、表示の形態または大きさ
が互いに異なる上記(1)に記載の医療用ポンプ駆動装
置。
積当たり血流量表示手段とは、表示方式が互いに異なる
上記(1)または(2)に記載の医療用ポンプ駆動装
置。
オード表示装置であり、前記体表面積当たり血流量表示
手段は、液晶表示装置である上記(3)に記載の医療用
ポンプ駆動装置。
量をリアルタイムに表示し得る上記(1)ないし(4)
のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装置。
段は、前記体表面積当たりの血流量をリアルタイムに表
示し得る上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の医
療用ポンプ駆動装置。
面積当たり血流量表示手段とは、それぞれ、装置の正面
側に設けられている上記(1)ないし(6)のいずれか
に記載の医療用ポンプ駆動装置。
面積当たり血流量表示手段とは、互いに異なる位置に設
けられている上記(7)に記載の医療用ポンプ駆動装
置。
づき前記モータ回転数を調整する上記(1)ないし
(8)のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装置。
手段の表示を読み取りながら前記モータ回転数を手動に
て調整する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の
医療用ポンプ駆動装置。
手段および前記血流量表示手段の表示を読み取りながら
前記モータ回転数を手動にて調整する上記(1)ないし
(10)のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装置。
ぼ円形のつまみを回転させて行う上記(1)ないし(1
1)のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装置。
手段および前記体表面積当たり血流量表示手段より下側
に設けられている上記(12)に記載の医療用ポンプ駆
動装置。
ータ回転数表示手段を有する上記(1)ないし(13)
のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装置。
ータ回転数表示手段を有し、装置の正面において、前記
モータ回転数表示手段、前記血流量表示手段および前記
体表面積当たり血流量表示手段の前記つまみに対する位
置は、前記モータ回転数表示手段が最も近い位置にある
上記(12)または(13)に記載の医療用ポンプ駆動
装置。
を有する上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の
医療用ポンプ駆動装置。
入力部と、前記入力部に入力された被検者の身長と体重
から体表面積を算出する体表面積算出手段とを備え、前
記被検者の体表面積当たりの血流量を算出する手段は、
前記血流計測手段によって得られた血流量と、前記体表
面積算出手段によって得られた被検者の体表面積とから
被検者の体表面積当たりの血流量を算出する上記(1)
ないし(16)のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装
置。
表示する身長表示手段と、前記入力部に入力された体重
を表示する体重表示手段と、前記体表面積算出手段によ
って得られた体表面積を表示する体表面積表示手段とを
備える上記(17)に記載の医療用ポンプ駆動装置。
装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に
説明する。
実施形態における血流量測定と体表面積当たりの血流量
算出回路を中心とした回路構成図である。
ポンプを駆動させて血液を体外循環させる前、或いはポ
ンプの駆動中に、被検者の身長と体重の値を入力して体
表面積を算出するとともに、血液の流量を計測する血流
計測手段を作動させ、前記血流量と体表面積とから体表
面積当たりの血液流量を算出することで、体外循環する
被検者の血流量と体表面積当たり血流量を同時に表示す
る。これにより、表示された被検者の体表面積当たりの
血流量に基づいて体外循環する血流量を調整することが
でき、よって、最適な血流量に迅速かつ正確に調整する
ことができる。
いて求めることができる。原理的には超音波ドップラ法
を用い、超音波送受信器107で制御された超音波振動
子108から発振する超音波を血流に照射し、血流に照
射した超音波のドップラシフトした反射波の周波数を超
音波送受信器107で検出して血流速を求め、これに流
路断面を乗ずることで流量を算出する。
り求める。即ち、被検者の体表面積をS(m2)、身長
をH(cm)、体重をW(kg)とすると、デュボアの
式はS=H0.725×W0.425×kとなる。ここ
でkは人種により異なる定数であり、例えば、欧米人の
場合であれば0.007184、日本人の場合であれば
0.007246となる。このデュボアの式に被検者の
身長と体重の値および定数を当てはめることで体表面積
値を算出できる。
前記体表面積で除算することにより算出する。
実施形態における操作パネルを示す正面図である。
指示するためのSTARTキー111、駆動を停止させ
るためのSTOPキー112、プライミング操作のため
のスイッチ201、体外循環回路を流れる液体の流量を
表示するためのLED表示部(発光ダイオード表示装
置)106、ポンプ(遠心ポンプ)を駆動するモータ1
17のモータ回転数の表示部202、ポンプ(遠心ポン
プ)を駆動するモータ117の回転数を任意に調整する
ための回転調整用つまみ200、オペレータに対する各
種メッセージ、例えば被検者の身長、体重、および体表
面積の設定値、装置の駆動中では被検者の体表面積当た
りの血流量などを表示するLCD表示部(液晶表示装
置)109、LCD表示部109に表示されるメッセー
ジ内容を選択するMODEキー113、被検者の身長
値、体重値および体表面積値を任意の値に設定するため
のUPキー114/DOWNキー115などにより構成
される。
数の表示部202、LED表示部106およびLCD表
示部109の回転調整用つまみ200に対する位置は、
モータ回転数の表示部202が最も近い位置にある。こ
れにより、回転調整用つまみ200での調整により直接
に変化するモータ回転数をより把握し易く、よって、血
流量の調整をより迅速かつ正確に行うことができる。
ンプ駆動装置の血流測定および体表面積当たりの血流量
算出回路はCPU(中央処理装置)100を備え、この
CPU100は、血流量の計測・演算および表示命令を
集中的に処理しており、データバス等のバス101を介
して装置の各部と接続されている。
リ)102は、超音波送受信器107と超音波振動子1
08からなる血流速測定回路で測定された血流速から流
路断面を乗ずることで流量を算出するための演算や被検
者の身長と体重から体表面積を算出するための演算(デ
ュボアの式)および血流量と体表面積から被検者の体表
面積当たりの血流量を算出するための演算を行うための
プログラムを格納したメモリである。
03はこの体表面積当たりの血流量の演算を行う上で必
要とされる各種データ、例えば設定した被検者の身長や
体重の値や各種の演算の過程で随時算出される血流量値
など、を一時的に記憶するためのメモリである。
ブル・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)10
4は、身長や体重値の初期値を記憶するための一部書き
換え可能なメモリである。なお、この身長と体重の値は
RAM103をバックアップしてこれに記憶させるよう
にしてもよい。
送受信器107と超音波振動子108で測定され、CP
U100で血流速から血流量に演算された値がLED表
示部106に表示するのを制御するものである。
ーフェース回路110が接続されている。このキーボー
ドインターフェース回路110は、STARTキー11
1、STOPキー112、MODEキー113、UPキ
ー114、DOWNキー115からなるスイッチ回路か
ら出力される各種指示信号をCPU100またはモータ
駆動回路116に送るようになっている。ここで、すべ
てのスイッチキーの信号はCPU100送られるが、そ
のうちSTARTキー111とSTOPキー112の信
号はモータ駆動回路116へも送られる。
よってモータ117が駆動するとROM102に格納さ
れたプログラムに基づき、超音波送受信器107から得
た血流速を表すデータから血流量の演算を行い、演算結
果をLED駆動回路105を経てLED表示部106に
随時表示させる。
3によって選択された身長値設定、或いは体重値設定、
或いは体表面積値設定のそれぞれのMODEにおいて、
初期値をEEPROM104から読み込み、UPキー1
14/DOWNキー115でそれぞれの値の修正を行
い、その修正された値をEEPROM104或いはRA
M103に記憶させるとともに、各MODEにおける値
などをLCD表示部109に表示させる。
されたプログラムに基づき被検者の身長値と体重値とか
ら体表面積を演算して、その値をLCD表示部109に
表示する。さらにCPU100は、ROM102に格納
されたプログラムに基づき血流量値と体表面積値とから
体表面積当たりの血流量を演算し、その値をLCD表示
部109に表示する。
9に表示されるかはMODEキー113により選択され
るが、本装置の動作時は通常、体表面積当たりの血流量
が表示される。
111から出力されたスタート信号を受けてモータ11
7を駆動させ、またSTOPキー112から出力される
ストップ信号を受けてモータ117の駆動を停止させる
ようになっている。
続されていて、表示される体表面積当たりの血流量をモ
ニタしながら(読み取りながら)モータ117の回転数
を調整できるような構成となっている。
回転調整用つまみ200を手動にて回転させて行う。
200は、ほぼ円形(円筒状)をなしている。また、回
転調整用つまみ200は、血流量を表示するLED表示
部106および体表面積当たりの血流量を表示するLC
D表示部109より下側に設けられている。これによ
り、表示される血流量や体表面積当たりの血流量を見な
がら、容易に回転調整用つまみ200を操作することが
できる。
における血流量算出動作について図2、図3、図4の流
れ図を参照して詳細に説明する。
プS101)と、CPU100はイニシャライズ処理を
行った(ステップS102)後、LCD表示部109に
READY表示をする(ステップS103)とともにL
ED表示部106に0.0(L/min.)表示をする
(ステップS104)。
STARTキー111をオンにせず(ステップS10
5)MODEキー113を押してMODEを切り替えて
(ステップS114)LCD表示部109に身長値の表
示を行う(ステップS201)。
m)の様に表示し、初期設定値を変更しないときはMO
DEキー113を押してMODEを切り替えることによ
り(ステップS202)LCD表示部109を体重値表
示にする(ステップS203)。身長の初期設定値を変
更するとき、例えば表示値160(cm)を変更すると
きは、UPキー114/DOWNキー115を用いて
(ステップS208)値を上下させる(ステップS20
9)ことでLCD表示部109の表示身長値も変化させ
(ステップS201)任意の値に身長設定をする。身長
値の変更が終了したらMODEキー113を押してMO
DEを切り替えることにより(ステップS202)LC
D表示部109を体重表示にする(ステップS20
3)。このときの身長設定の値は、必要により1cm間
隔でも0.1cm間隔でも良い。
例えば初期値50(kg)の様に表示し(ステップS2
03)、初期設定値を変更しないときはMODEキー1
13を押してMODEを切り替えることにより(ステッ
プS204)、設定した身長値と体重値とから体表面積
を演算し(ステップS205)、LCD表示部109を
体表面積表示にする(ステップS206)。体重の初期
設定値を変更するとき、例えば表示値50(kg)を変
更するときは、UPキー114/DOWNキー115を
用いて(ステップS210)値を上下させる(ステップ
S211)ことでLCD表示部109の体重表示値も変
化させ(ステップS203)任意の値に体重設定をす
る。
13を押しMODEを切り替えることにより(ステップ
S204)、設定した身長値と体重値とから体表面積を
演算し(ステップS205)、LCD表示部109を体
表面積表示にする(ステップS206)。このときの体
重設定の値は、必要により1kg間隔でも0.1kg間
隔でも良い。
は、MODEキー113を押しMODEを切り替える
(ステップS207)ことでポンプ駆動前の状態にし、
又表示された体表面積値の変更や体表面積値を直接入力
するときなどは、体表面積値表示(ステップS206)
後にMODEキー113を押してMODEを切り替えを
せず、UPキー114/DOWNキー115を用いて
(ステップS212)値を上下させる(ステップS21
3)ことでLCD表示部109の体表面積表示値も変化
させ(ステップS206)任意の値に体表面積設定をし
た後、MODEキー113を押しMODEを切り替える
(ステップS207)ことでポンプ駆動前の状態にす
る。
(ステップS105)、ポンプを駆動させる(ステップ
S106)。ポンプが駆動して経路内に血液が流れる
と、血液の流量は、流速パルス計測(ステップS10
7)によって血液の流速を測定し、この流速値と測定箇
所の経路管断面積とから血液流量値を算出する(ステッ
プS108)。
表面積当たりの血流量値(CI)を算出する(ステップ
S109)。
示部106に、体表面積当たりの血液流量値はLCD表
示部109にそれぞれリアルタイムで表示する(ステッ
プS110)。
D表示部106であり、体表面積当たりの血流量を表示
するのは、LCD表示部109であり、両者の表示方式
が互いに異なっており、よって、表示の形態が異なって
いる。また、図5に示すように、LED表示部106と
LCD表示部109とは、その大きさが互いに異なって
おり、よって、表示の大きさが異なっている。さらに、
同図に示すように、LED表示部106とLCD表示部
109とは、それぞれ、装置の正面側に設けられている
とともに、異なる位置に配置されている。このような構
成により、LED表示部106に表示される血流量と、
LCD表示部109に表示される体表面積当たりの血流
量とを区別し易く、両者を取り違えて読み取るようなこ
とを確実に防止することができる。
させるときはSTOPキー112を押して(ステップS
111)ポンプを停止させ(ステップS113)、LC
D表示部109とLED表示部106の表示をイニシャ
ライズ後の状態にする(ステップS103、S10
4)。
CPU100がイニシャライズ処理を行ない(ステップ
S102)、LCD表示部109にREADY表示(ス
テップS103)、LED表示部106に0.0(L/
min.)表示をした後(ステップS104)、STA
RTキー111をオンにして(ステップS105)、モ
ータ117によりポンプを駆動させる(ステップS10
6)。モータ117によりポンプが駆動して経路内に血
液が流れると、血液の流量は、流速パルス計測(ステッ
プS107)によって血液の流速を測定し、この流速値
と測定箇所の経路管断面積とから血液流量値を算出し
(ステップS108)、算出された血液流量値はLED
表示部106にリアルタイムで表示する(ステップS1
10)。
ODEキー113を押してMODEを切り替えて(ステ
ップS112)LCD表示部109に身長表示を行う
(ステップS301)。
m)の様に表示し、初期設定値を変更しないときはMO
DEキー113を押しMODEを切り替えることにより
(ステップS302)LCD表示部109を体重表示に
する(ステップS303)。身長の初期設定値を変更す
るとき、例えば表示値160(cm)を変更するとき
は、UPキー114/DOWNキー115を用いて(ス
テップS308)値を上下させる(ステップS309)
ことでLCD表示部109の身長表示値も変化させ(ス
テップS301)任意の値に身長設定をする。身長値の
変更が終了したらMODEキー113を押しMODEを
切り替えることにより(ステップS302)LCD表示
部109を体重表示にする(ステップS303)。この
ときの身長設定の値は、必要により1cm間隔でも0.
1cm間隔でも良い。
えば初期値50(kg)の様に表示し(ステップS30
3)、初期設定値を変更しないときはMODEキー11
3を押しMODEを切り替えることにより(ステップS
304)、設定した身長値と体重値とから体表面積を演
算し(ステップS305)、LCD表示部109を体表
面積表示にする(ステップS306)。体重の初期設定
値を変更するとき、例えば表示値50(kg)を変更す
るときは、UPキー114/DOWNキー115を用い
て(ステップS310)値を上下させる(ステップS3
11)ことでLCD表示部109の体重表示値も変化さ
せ(ステップS303)任意の値に体重設定をする。
13を押しMODEを切り替えることにより(ステップ
S304)、設定した身長値と体重値とから体表面積を
演算し(ステップS305)、LCD表示部109を体
表面積表示にする(ステップS306)。このときの体
重設定の値は、必要により1kg間隔でも0.1kg間
隔でも良い。
は、MODEキー113を押しMODEを切り替える
(ステップS307)ことでポンプ駆動(ステップS1
06)後の状態にし、体表面積値を直接入力するときな
どの値を変更するときは、UPキー114/DOWNキ
ー115を用いて(ステップS312)値を上下させる
(ステップS313)ことでLCD表示部109の体表
面積表示値も変化させ(ステップS306)任意の値に
体表面積設定をした後、MODEキー113を押しMO
DEを切り替える(ステップS307)ことでポンプ駆
動(ステップS106)後の状態にする。
に血液が流れているので、血液の流量は、流速パルス計
測(ステップS107)によって血液の流速が測定さ
れ、この流速値と測定箇所の経路管断面積とから血液流
量値が随時算出されている(ステップS108)。
表面積当たりの血流量値(CI)が算出され(ステップ
S109)、算出された血液流量値はLED表示部10
6に、体表面積当たりの血液流量値はLCD表示部10
9にそれぞれリアルタイムで表示される(ステップS1
10)。
させるときはSTOPキー112を押して(ステップS
111)ポンプを停止させ(ステップS113)、LC
D表示部109とLED表示部106の表示をイニシャ
ライズ後の状態にする(ステップS103、S10
4)。
検者の血流量のほか、被験者の体表面積当たりの血流量
も表示されるため、この体表面積当たりの血流量に基づ
いて体外循環する血流量を調整することができ、よっ
て、最適な血流量に迅速かつ正確に調整することができ
る。
血流量表示手段との表示の形態または大きさが互いに異
なる場合や、表示方式が互いに異なる場合や、設置位置
が互いに異なる場合には、両者の表示を取り違えて読み
取ることを確実に防止することができる。
ける血流量測定と体表面積当たりの血流量算出回路を中
心とした回路構成図である。
れ図である。
流れ図である。
流れ図である。
ける操作パネルの正面図である。
表示手段) S101〜S113、S201〜S213、S301〜
S313 ステップ
Claims (18)
- 【請求項1】 医療用装置を含む液体流路内の液体を移
送させるためのポンプ手段を駆動する医療用ポンプ駆動
装置であって、 前記ポンプ手段を駆動させるポンプ駆動手段と、 前記ポンプ手段のモータ回転数を調整する手段と、 前記ポンプ手段より移送された血液の流量を計測する血
流計測手段と、 前記血流計測手段によって得られた血流量を表示する血
流量表示手段と、 前記血流計測手段によって得られた血流量に基づき被検
者の体表面積当たりの血流量を算出する手段と、 前記体表面積当たりの血流量を算出する手段によって得
られた体表面積当たりの血流量を表示する体表面積当た
り血流量表示手段とを備え、 前記血流量表示手段と前記体表面積当たり血流量表示手
段とが前記血流量と前記体表面積当たりの血流量とを同
時に表示し得るよう構成されていることを特徴とする医
療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項2】 前記血流量表示手段と前記体表面積当た
り血流量表示手段とは、表示の形態または大きさが互い
に異なる請求項1に記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項3】 前記血流量表示手段と前記体表面積当た
り血流量表示手段とは、表示方式が互いに異なる請求項
1または2に記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項4】 前記血流量表示手段は、発光ダイオード
表示装置であり、前記体表面積当たり血流量表示手段
は、液晶表示装置である請求項3に記載の医療用ポンプ
駆動装置。 - 【請求項5】 前記血流量表示手段は、前記血流量をリ
アルタイムに表示し得る請求項1ないし4のいずれかに
記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項6】 前記体表面積当たり血流量表示手段は、
前記体表面積当たりの血流量をリアルタイムに表示し得
る請求項1ないし5のいずれかに記載の医療用ポンプ駆
動装置。 - 【請求項7】 前記血流量表示手段と、前記体表面積当
たり血流量表示手段とは、それぞれ、装置の正面側に設
けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の医療
用ポンプ駆動装置。 - 【請求項8】 前記血流量表示手段と、前記体表面積当
たり血流量表示手段とは、互いに異なる位置に設けられ
ている請求項7に記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項9】 前記体表面積当たりの血流量に基づき前
記モータ回転数を調整する請求項1ないし8のいずれか
に記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項10】 前記体表面積当たり血流量表示手段の
表示を読み取りながら前記モータ回転数を手動にて調整
する請求項1ないし9のいずれかに記載の医療用ポンプ
駆動装置。 - 【請求項11】 前記体表面積当たり血流量表示手段お
よび前記血流量表示手段の表示を読み取りながら前記モ
ータ回転数を手動にて調整する請求項1ないし10のい
ずれかに記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項12】 前記モータ回転数の調整は、ほぼ円形
のつまみを回転させて行う請求項1ないし11のいずれ
かに記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項13】 前記つまみは、前記血流量表示手段お
よび前記体表面積当たり血流量表示手段より下側に設け
られている請求項12に記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項14】 前記モータ回転数を表示するモータ回
転数表示手段を有する請求項1ないし13のいずれかに
記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項15】 前記モータ回転数を表示するモータ回
転数表示手段を有し、装置の正面において、前記モータ
回転数表示手段、前記血流量表示手段および前記体表面
積当たり血流量表示手段の前記つまみに対する位置は、
前記モータ回転数表示手段が最も近い位置にある請求項
12または13に記載の医療用ポンプ駆動装置。 - 【請求項16】 前記ポンプ手段は、遠心ポンプを有す
る請求項1ないし15のいずれかに記載の医療用ポンプ
駆動装置。 - 【請求項17】 被検者の身長と体重を入力する入力部
と、 前記入力部に入力された被検者の身長と体重から体表面
積を算出する体表面積算出手段とを備え、 前記被検者の体表面積当たりの血流量を算出する手段
は、前記血流計測手段によって得られた血流量と、前記
体表面積算出手段によって得られた被検者の体表面積と
から被検者の体表面積当たりの血流量を算出する請求項
1ないし16のいずれかに記載の医療用ポンプ駆動装
置。 - 【請求項18】 前記入力部に入力された身長を表示す
る身長表示手段と、 前記入力部に入力された体重を表示する体重表示手段
と、 前記体表面積算出手段によって得られた体表面積を表示
する体表面積表示手段とを備える請求項17に記載の医
療用ポンプ駆動装置。
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