JP2002199451A - ソフトウェア無線端末 - Google Patents

ソフトウェア無線端末

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JP2002199451A
JP2002199451A JP2000395104A JP2000395104A JP2002199451A JP 2002199451 A JP2002199451 A JP 2002199451A JP 2000395104 A JP2000395104 A JP 2000395104A JP 2000395104 A JP2000395104 A JP 2000395104A JP 2002199451 A JP2002199451 A JP 2002199451A
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Shinya Kimura
真也 木村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ユーザが、自分が優先したい項目に見合っ
た、その時に一番適当な無線通信サービスを即座に受け
ることができるソフトウェア無線端末を提供する。 【解決手段】 移動局端末20が、RF/IF/ベース
バンド処理部、及びプロトコル処理部から構成される無
線リンク接続手段21、基地局との間で通信されるデー
タを処理するデータ処理手段22、割り出された無線通
信サービスを、LCD等の表示し、ユーザが選択する任
意の一つの無線通信システムの選択指示を受け付ける入
出力手段23、複数のソフトウェア・プログラムを格納
する無線リンク接続制御プログラム記憶手段24、位置
情報を記憶し、入手した現在位置情報より、その位置で
受けられる無線通信サービスを割り出す無線リンク・モ
ード検出手段25、移動局端末の、現在位置情報を入手
する位置情報入手手段26、GPSアンテナ27、及び
無線通信アンテナ28を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一のハードウェ
ア上で複数の異なる方式の機能をソフトウェアで実現
し、マルチバンド、マルチモード、マルチプロトコルに
対応するソフトウェア無線端末に関し、詳細には、複数
の無線通信システムに接続できるソフトウェア無線端末
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信技術の発展に伴い、多
種多様な無線通信システムのサービスが提供されるよう
になってきた。これらの無線通信システムは、利用者の
用途により選択されるべきであり、その選択の指針とな
るのは、夫々の無線通信システムを特徴付ける帯域、料
金、サービスエリア、移動性等である。一方、移動環境
下での多種多様なアプリケーションの要求より、これら
の無線通信システムのサービスから、利用者が唯一つの
システムを選択することは、非常に困難な状況であると
言える。つまり、利用者は、複数のアプリケーションを
使用することを前提とし、その場その場で使用するアプ
リケーションにより、それにあった無線通信システムサ
ービスを適宜切替えて使用したいという要求を持ってい
るということである。
【0003】さて、そのような要求の中、最近注目され
ているのが複数の移動体通信システムに接続できるソフ
トウェア無線端末である。この技術によれば、無線リン
ク接続を行うためのRF/IF/ベースバンド処理部、
及びプロトコル処理を、全てソフトウェアでコンフィグ
レーションすることにより、単一のハードウェアにおい
て、マルチバンド、マルチモード、マルチプロトコルを
実現するものであり、それらの切替を前記ソフトウェア
のダウンロードで行うことができる。このソフトウェア
無線端末により、利用者は、一つだけの無線端末を持つ
ことで、複数の無線通信システムのサービスを、適宜切
替えて受けることができる。これは、夫々の無線通信シ
ステムに対応した、無線リンク接続のための、一部ソフ
トウェアも含めたハードウェアとしての接続手段を、別
々に持つ必要がないことから、端末の縮小化、コストダ
ウン、各システムの容易なバージョンアップ、という観
点から非常に有効な技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のソフトウェア無線端末にあっては、以下のよ
うな解決課題がある。すなわち、複数の無線システムと
の無線リンク接続手段を持ったソフトウェア無線端末に
おいて、使用者がその用途により無線リンク接続手段を
切替えて使用する場合、使用する場所が、希望する無線
通信システムのサービスエリアであるかどうかを、何ら
かの方法で知る必要がある。つまり、使用者は、まずソ
フトウェア無線機を希望する無線通信システムのモード
に設定することで、ソフトウェア無線端末は、無線シス
テムの基地局から送信されるブロードキャスト情報の捕
捉を試み、もしその捕捉ができれば、該当モードがそこ
で使用可能である旨をLCD等の表示装置により使用者
に通知する。逆に、使用する場所が希望する無線通信シ
ステムのサービスエリアでないことがわかれば、第2希
望である無線通信システムにモードを切替えて、再度そ
の基地局のブロードキャスト情報の捕捉を試みることに
なり、これを使用できる通信システムが見つかるまで繰
り返すことになる。
【0005】この方法では、上記切替え操作を何らかの
優先順位により自動的に行えたとしても、一つの無線通
信システムの捕捉をする度に、その無線リンク接続手段
をコンフィグレーション(Configuration)、つまりそ
れに対応したソフトウェアをダウンロードする等のハー
ドウェア、ソフトウェアの各種設定の必要があり、その
ソフトウェア無線端末が対応した無線通信システム数が
多ければ多いほど、非常に時間がかかる可能性があると
いう問題点がある。
【0006】また、通信を開始しようとする前に、順番
に全ての通信システムの捕捉を行い、LCD等の表示装
置で、使用者に、現在使用できる無線通信システムを通
知させる方法等も考えられるが、この方法も、前述した
場合と同様に、一つの無線通信システムの捕捉をする度
に、その無線リンク接続手段をコンフィグレーション、
つまりそれに対応したソフトウェアをダウンロードする
等のハードウェア、ソフトウェアの各種設定の必要があ
り、これをそのソフトウェア無線端末が対応する複数の
無線通信システムに対してすべて行わなければならな
く、非常に時間がかかるという問題点がある。
【0007】更に、上述した通信前に時間がかかるとい
う問題を解決するために、通信を行っていない間を利用
し、常に順番に全ての無線通信システムの捕捉を繰り返
しておくという方法も考えられるが、この方法について
も同様に、一つの無線通信システムの捕捉をする度に、
その無線リンク接続手段をコンフィグレーション、つま
りそれに対応したソフトウェアをダウンロードする等の
ハードウェア、ソフトウェアの各種設定の必要があり、
これをそのソフトウェア無線端末が対応する複数の無線
通信システムに対してすべて行わなければならなく、非
常に時間がかかってしまう。このように非常に時間がか
かってしまうことは、ある捕捉できた無線通信システム
を、使用者に通知した時から、次にその同一の無線通信
システムの捕捉を行うまでに時間がかかる、つまりその
場所がその無線通信システムのサービスエリアであると
いう情報の更新に時間がかかるここであり、高速移動中
において、その通知を受けているにも関らず、既にその
無線通信システムのサービスエリアから外れてしまう可
能性があるという問題点があった。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、ユーザが、自分が優先したい項目に見
合った、その時に一番適当な無線通信サービスを即座に
受けることができるソフトウェア無線端末を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のソフトウェア無
線端末は、単一のハードウェア上で複数の異なる方式の
機能をソフトウェアで実現し、無線リンク接続を全てソ
フトウェアでコンフィグレーションする、複数の無線通
信システムに対応するソフトウェア無線端末であって、
RF/IF/ベースバンド処理部、及びプロトコル処理
部から構成され、ソフトウェアでコンフィグレーション
することで、単一のハードウェアで、マルチバンド、マ
ルチモード、マルチプロトコルを実現する無線リンク接
続手段と、無線端末の現在の位置情報を入力する位置情
報入力手段と、前記複数の無線通信システムが用いるサ
ービスエリアの、夫々の範囲に対応した位置情報を記憶
する記憶手段と、前記位置情報入力手段により入力され
た現在位置情報と前記記憶手段に記憶された位置情報か
ら、その位置で受けられる無線通信サービスを割り出す
無線リンク・モード検出手段と、前記無線リンク・モー
ド検出手段より割り出された無線通信サービスを、ユー
ザに通知し、通知した無線通信システム中からユーザが
選択する任意の無線通信システムの選択指示を受け付け
る入出力手段と、複数の無線通信システムに対応するた
めの、夫々の無線リンク接続手段をコンフィグレーショ
ンする複数のソフトウェア・プログラムを格納するとと
もに、前記入出力手段によりユーザが選択した無線通信
システムに対応したソフトウェア・プログラムを前記無
線リンク接続手段にダウンロードする無線リンク接続制
御プログラム記憶手段と、前記無線リンク接続手段を介
して、通信する基地局との間で通信されるデータを処理
するデータ処理手段とを備えることを特徴としている。
【0010】さらに、本発明のソフトウェア無線端末
は、サービスを受けたい複数の無線通信システムに対し
て、ユーザが優先したい帯域、料金、移動速度等の項目
別に、前記複数の無線通信システムに優先順位を付けた
テーブルを記憶する接続優先順位記憶手段を備え、前記
無線リンク・モード検出手段は、前記優先順位テーブル
を参照して、該当位置に対応する無線通信システムが複
数ある場合に、最も優先順位の高い無線通信システムを
選択して、前記無線リンク接続制御プログラム記憶手段
に通知し、前記無線リンク制御プログラム記憶手段は、
選択された無線通信システムに対応したソフトウェア・
プログラムを、前記無線リンク接続手段にダウンロード
することを特徴としている。また、より好ましくは、前
記優先順位テーブルを、ユーザが前記入力手段により任
意に設定/更新することができるように構成したもので
あってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適なソフトウェア無線端末の実施の形態につい
て詳細に説明する。 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態のソフトウェア無線
端末に対応する無線通信システムの概略構成を示す図で
ある。
【0012】図1において、1は広域IP(Internet P
rotocol)網、広域IP網1に接続された無線ネットワ
ーク2(無線ネットワークA)、無線ネットワーク3
(無線ネットワークB)、無線ネットワーク4(無線ネ
ットワークC)、無線ネットワーク5(無線ネットワー
クD)は、夫々、複数ある基地局のうち、基地局10
(基地局A)、基地局11(基地局B)、基地局12
(基地局C)、基地局13(基地局D)を備えており、
それらの基地局10〜13がカバーできる無線通信エリ
アは、夫々、無線通信システムA通信エリア6、無線通
信システムB通信エリア7、無線通信システムC通信エ
リア8、無線通信システムD通信エリア9である。
【0013】これら4つの無線通信システムは、無線リ
ンク接続方式が夫々異なり、移動局端末14は、複数の
(4つの)無線通信システムに対応したソフトウェア無
線端末の機能を持っている。つまり、移動局端末14
は、無線リンク接続を行うためのRF/IF/ベースバ
ンド処理部、及びプロトコル処理部から構成される無線
リンク接続手段が、全てソフトウェアでコンフィグレー
ションすることで、単一のハードウェアで、マルチバン
ド、マルチモード、マルチプロトコルを実現するもであ
る。
【0014】図1では、無線通信システムC通信エリア
8と無線通信システムD通信エリア9が重なっており、
その重なったエリアに前記移動局端末14が位置した場
合に、如何に、そのうち1つの無線通信システムを、前
記移動局端末14が選択するのかを、以下に説明する。
【0015】図2は、4つ無線通信システムのサービス
エリア概略配置構成を示す図である。図2は、図1の4
つの無線通信システムの夫々の基地局がカバーするエリ
アが、全て重なる場所がある場合を示しており、その場
所に移動局端末15が位置している。この移動局端末1
5は、前記移動局端末14と等しい機能を有し、この場
合、無線システムE、無線システムF、無線システム
G、無線システムHに対応できるものとする。ここで、
夫々の無線通信システムを、無線通信システムE、無線
通信システムF、無線通信システムG、無線通信システ
ムHとし、それらに対応した前記エリアを、夫々無線通
信システムE通信エリア16、無線通信システムF通信
エリア17、無線通信システムG通信エリア18、無線
通信システムH通信エリア19とする。
【0016】図3は、上記移動局端末15の構成を示す
図である。図3において、20は移動局端末であり、移
動局端末20は、無線リンク接続手段21、データ処理
手段22、入出力手段23、無線リンク接続制御プログ
ラム記憶手段24、無線リンク・モード検出手段25
(記憶手段)、位置情報入手手段26、GPS(Global
Positioning System)アンテナ27、及び無線通信ア
ンテナ28から構成される。
【0017】無線リンク接続手段21は、無線リンク接
続を行うためのRF/IF/ベースバンド処理部、及び
プロトコル処理部から構成され、全てソフトウェアでコ
ンフィグレーションすることで、単一のハードウェア
で、マルチバンド、マルチモード、マルチプロトコルを
実現する。データ処理手段22は、無線リンク接続手段
21を介して、通信する基地局との間で通信されるデー
タを、アプリケーション・ソフトウェア等で処理する。
【0018】入出力手段23は、無線リンク・モード検
出手段25より割り出された無線通信サービスを、ユー
ザにLCD等の表示装置により通知し、前記通知された
無線通信システム中から、ユーザが選択する任意の一つ
の無線通信システムの選択指示を受け付ける。
【0019】無線リンク接続制御プログラム記憶手段2
4は、前記4つの無線通信システムに対応するための、
夫々の無線リンク接続手段21をコンフィグレーション
する複数のソフトウェア・プログラムを格納するととも
に、入出力手段23からのユーザが選択した無線通信シ
ステムの対応した前記ソフトウェア・プログラムを無線
リンク接続手段21にダウンロードする。
【0020】無線リンク・モード検出手段25は、前記
4つの無線通信システムのサービスエリアの夫々の範囲
に対応した位置情報を記憶し、位置情報入手手段26に
より入手した現在位置情報より、その位置で受けられる
無線通信サービスを割り出す。位置情報入手手段26
は、GPSで実現される、本移動局端末の、緯度/経度
等の現在位置情報を入手する。
【0021】GPSアンテナ27は、位置情報入手手段
26に接続され、位置情報入手手段26が位置情報の電
波を衛星等から受信する。上記位置情報入手手段26及
びGPSアンテナ27は、全体として、無線端末の現在
の位置情報を入力する位置情報入力手段を構成する。無
線通信アンテナ28は、前記4つの移動体通信システム
で使用される電波を送受信する。
【0022】以下、上述のように構成されたソフトウェ
ア無線端末の動作を説明する。本移動局端末20の動作
を、図2の移動局端末15に位置しているものとして説
明する。まず、図2に示す移動局端末15において、G
PS衛星より、GPSアンテナ27を介して受信した情
報より、位置情報入手手段26が本移動局端末15自身
の現在位置情報を、緯度/経度の2つのパラメータとし
て算出する。一方、無線リンク・モード検出手段25
は、図4に示すような、各無線通信システムE、F、
G、Hがカバーするサービス・エリアの対応を記憶した
テーブルを持っている。
【0023】図4は、移動局端末15内の無線リンク・
モード検出手段25が持つ、サービスエリア/位置対応
テーブルを示す図である。このテーブルに示すように、
無線通信システムEは、3つの基地局E1、E2、E3
を持ち(つまり、独立した3つサービスエリアを持
つ)、前記位置情報の2つのパラメータを、緯度をx、
経度をyとした時、3つの条件式fe1(x,y)≦
1、fe2(x,y)≦E2、fe3(x,y)≦E3のう
ち何れかを満たす時に、その位置が本無線通信システム
Eのサービスエリアであることを示している。ここで、
1、E2、E3とは、前記3つの基地局のサービスエリ
ア半径を示し、また、fe1(x,y)は、緯度xと経度
yを入力値とし、基地局E1の固定の緯度/経度定数か
ら、本基地局E1と本移動局端末15との距離を算出す
る関数であり、同様に、fe2(x,y)も、緯度xと経
度yを入力値とし、基地局E2の固定の緯度/経度定数
から、本基地局E2と本移動局端末15との距離を算出
する関数であり、fe3(x,y)も、緯度xと経度yを
入力値とし、基地局E3の固定の緯度/経度定数から、
本基地局E3と本移動局端末15との距離を算出する関
数である。
【0024】同様に、無線通信システムFにおいては、
2つの基地局F1、F2を持ち(つまり、独立した2つ
サービスエリアを持つ)、前記位置情報の2つのパラメ
ータを、緯度をx、経度をyとした時、2つの関数ff1
(x,y)≦F1、ff2(x,y)≦F2のうち何れかを
満たす時に、その位置が本無線通信システムFのサービ
スエリアであることを示している。ここで、F1、F2
は、前記2つの基地局のサービスエリア半径を示し、ま
た、ff1(x,y)は、緯度xと経度yを入力値とし、
基地局F1の固定の緯度/経度定数から、本基地局F1
と本移動局端末15との距離を算出する関数であり、同
様に、ff2(x,y)も、緯度xと経度yを入力値と
し、基地局F2の固定の緯度/経度定数から、本基地局
F2と本移動局端末15との距離を算出する関数であ
る。
【0025】同様に、無線通信システムGにおいては、
3つの基地局G1、G2、G3を持ち(つまり、独立し
た3つサービスエリアを持つ)、前記位置情報の2つの
パラメータを、緯度をx、経度をyとした時、3つの条
件式fg1(x,y)≦G1、fg2(x,y)≦G2、fg3
(x,y)≦G3のうち何れかを満たす時に、その位置
が本無線通信システムGのサービスエリアであることを
示している。ここで、G1、G2、G3とは、前記3つの
基地局のサービスエリア半径を示し、また、fg 1(x,
y)は、緯度xと経度yを入力値とし、基地局E1の固
定の緯度/経度定数から、本基地局G1と本移動局端末
15との距離を算出する関数であり、同様に、f
g2(x,y)も、緯度xと経度yを入力値とし、基地局
G2の固定の緯度/経度定数から、本基地局G2と本移
動局端末15との距離を算出する関数であり、f
g3(x,y)も、緯度xと経度yを入力値とし、基地局
G3の固定の緯度/経度定数から、本基地局G3と本移
動局端末15との距離を算出する関数である。
【0026】同様に、無線通信システムHにおいては、
1つの基地局H1を持ち、前記位置情報の2つのパラメ
ータを、緯度をx、経度をyとした時、条件式f
h1(x,y)≦H1を満たす時に、その位置が本無線通
信システムHのサービスエリアであることを示してい
る。ここで、H1とは、前記基地局のサービスエリア半
径を示し、また、fh1(x,y)は、緯度xと経度yを
入力値とし、基地局H1の固定の緯度/経度定数から、
本基地局H1と本移動局端末15との距離を算出する関
数である。
【0027】図2に戻って、本移動局端末15は、前記
サービスエリア/位置対応テーブルを参照すると、無線
通信システムE、F、G、H全てのサービスエリアに属
する位置にいることになる。つまり、例えば、位置情報
入手手段26より、入手した位置情報x、yにより、無
線リンク・モード検出手段25は、前記テーブル内の全
ての条件式を参照し、fe1(x,y)≦E1、f
f2(x,y)≦F2、fg1(x,y)≦G1、fh1(x,
y)≦H1を満たしていることを算出し、その結果、そ
れに対応した無線通信サービE、F、G、Hを現在位置
での通信可能な無線通信サービスとして、入出力手段2
3に通知する。
【0028】さて、本通知を受けた入出力手段23は、
LCD等からなる表示装置(図示略)により、ユーザに
対して、現在位置において、無線通信サービスE、F、
G、Hの4つが利用可能であることを通知する。本通知
により、例えば、ユーザが、無線通信サービスFを利用
したいと思い、入出力手段23のボタン等の入力指示手
段により、無線通信サービスFを選択すれば、本指示
は、無線リンク接続制御プログラム記憶手段24に通知
され、無線通信サービスFに対応した、無線リンク接続
手段21をコンフィグレーションするためのソフトウェ
ア・プログラムを無線リンク接続手段21にダウンロー
ドし、無線リンク接続手段21は、無線通信サービスF
の無線リンク接続が行えるよう、RF/IF/ベースバ
ンド処理部、及びプロトコル処理部がコンフィグレーシ
ョンされる。これらの一連の動作により、本移動局端末
15は、無線通信アンテナ28を介して、無線通信シス
テムFの基地局F2とデータの送受信が行えるようにな
り、その送受信されたデータは、データ処理手段22に
より処理されることとなる。
【0029】以上述べたように、本実施の形態のソフト
ウェア無線端末は、移動局端末20が、RF/IF/ベ
ースバンド処理部、及びプロトコル処理部から構成され
る無線リンク接続手段21、通信する基地局との間で通
信されるデータを、アプリケーション・ソフトウェア等
で処理するデータ処理手段22、割り出された無線通信
サービスを、ユーザにLCD等の表示装置により通知
し、前記通知された無線通信システム中から、ユーザが
選択する任意の一つの無線通信システムの選択指示を受
け付ける入出力手段23、無線リンク接続手段21をコ
ンフィグレーションする複数のソフトウェア・プログラ
ムを格納する無線リンク接続制御プログラム記憶手段2
4、無線通信システムのサービスエリアの夫々の範囲に
対応した位置情報を記憶し、位置情報入手手段26によ
り入手した現在位置情報より、その位置で受けられる無
線通信サービスを割り出す無線リンク・モード検出手段
25、移動局端末の、緯度/経度等の現在位置情報を入
手する位置情報入手手段26、GPSアンテナ27、及
び無線通信アンテナ28を備えて構成したので、GPS
等の位置情報を基に現在地で受けられる無線通信システ
ムを自動的に検出して、最適な無線リンク接続手段をコ
ンフィグレーションすることができ、その時に一番適当
な無線通信サービスを即座に受けることができる。
【0030】次に、前述の移動局端末15において、サ
ービスを受けたい複数の無線通信システムに対して、ユ
ーザが優先したい帯域、料金、移動速度等の項目を選択
することで、自動的にそれに適した無線通信システムを
選択される移動局端末について説明する。
【0031】第2の実施の形態 図5は、本発明の第2の実施の形態の無線通信システム
の移動局端末の構成を示す図である。図3の移動局端末
15の機能を拡張したものである。図5において、30
は機能拡張した移動局端末であり、移動局端末50は、
無線リンク接続手段31、データ処理手段32、入出力
手段33(入力手段)、無線リンク接続制御プログラム
記憶手段34、接続優先順位記憶手段35、無線リンク
・モード検出手段36、位置情報入手手段37、GPS
アンテナ38、及び無線通信アンテナ39から構成され
る。
【0032】無線リンク接続手段31は、無線リンク接
続を行うためのRF/IF/ベースバンド処理部、及び
プロトコル処理部から構成され、全てソフトウェアでコ
ンフィグレーションすることで、単一のハードウェア
で、マルチバンド、マルチモード、マルチプロトコルを
実現する。データ処理手段32は、無線リンク接続手段
31を介して、通信する基地局との間で通信されるデー
タを、アプリケーション・ソフトウェア等で処理する。
【0033】入出力手段33は、無線リンク・モード検
出手段36より割り出された無線通信サービスを、ユー
ザにLCD等の表示装置により通知し、通知された無線
通信システム中から、ユーザが選択する任意の一つの無
線通信システムの選択指示を受け付ける。
【0034】無線リンク接続制御プログラム記憶手段3
4は、4つの無線通信システムに対応するための、夫々
の無線リンク接続手段31をコンフィグレーションする
複数のソフトウェア・プログラムを格納するとともに、
入出力手段33からのユーザが選択した無線通信システ
ムの対応した前記ソフトウェア・プログラムを無線リン
ク接続手段31にダウンロードする。
【0035】また、無線リンク制御プログラム記憶手段
34は、該当する無線通信システムに対応したソフトウ
ェア・プログラムを、自動的に無線リンク接続手段31
にダウンロードする。ダウンロードしたソフトウェア・
プログラムにより、その無線リンク接続手段31がコン
フィグレーションされる。
【0036】接続優先順位記憶手段35は、サービスを
受けたい複数の無線通信システムに対して、ユーザが優
先したい帯域、料金、移動速度の項目別に、複数の無線
通信システムに優先順位を付けたテーブル(図6)を記
憶する。
【0037】無線リンク・モード検出手段36は、前記
4つの無線通信システムのサービスエリアの夫々の範囲
に対応した位置情報を記憶し、位置情報入手手段37に
より入手した現在位置情報より、その位置で受けられる
無線通信サービスを割り出す。
【0038】特に、無線リンク・モード検出手段36
は、現位置に対応する無線通信システムが複数ある場合
に、接続優先順位記憶手段35に記憶されているテーブ
ル(図6)を参照することで、ユーザが指定する帯域、
料金、移動速度等のうち、いずれかの項目に従い、現位
置に対応する無線通信システム中、最も優先順位の高い
無線通信システムを選択し、その無線通信システムを無
線リンク接続制御プログラム記憶手段34に通知する。
【0039】位置情報入手手段37は、GPSで実現さ
れる、本移動局端末30の、緯度/経度等の現在位置情
報を入手する。GPSアンテナ38は、位置情報入手手
段37が位置情報の電波を衛星等から受信する。無線通
信アンテナ39は、4つの移動体通信システムで使用さ
れる電波を送受信する。
【0040】以下、上述のように構成されたソフトウェ
ア無線端末の動作を説明する。本移動局端末30の動作
を、図2の移動局端末15に位置しているものとして説
明する。図2では、4つの無線通信システムの夫々の基
地局がカバーするエリアが、全て重なる場所がある場合
を示しており、その場所に本移動局端末15が位置して
いる。まず、移動局端末15において、GPS衛星よ
り、GPSアンテナ38を介して受信した情報より、位
置情報入手手段37が移動局端末15自身の現在位置情
報を、緯度/経度の2つのパラメータとして算出する。
【0041】一方、無線リンク・モード検出手段36
は、前記図4に示すような、各無線通信システムE、
F、G、Hがカバーするサービス・エリアの対応を記憶
したテーブルを持っている。
【0042】このテーブルに示すように、無線通信シス
テムEは、3つの基地局E1、E2、E3を持ち(つま
り、独立した3つサービスエリアを持つ)、前記位置情
報の2つのパラメータを、緯度をx、経度をyとした
時、3つの条件式fe1(x,y)≦E1、fe2(x,
y)≦E2、fe3(x,y)≦E3のうち何れかを満たす
時に、その位置が本無線通信システムEのサービスエリ
アであることを示している。ここで、E1、E2、E3
は、前記3つの基地局のサービスエリア半径を示し、ま
た、fe1(x,y)は、緯度xと経度yを入力値とし、
基地局E1の固定の緯度/経度定数から、本基地局E1
と本移動局端末15との距離を算出する関数であり、同
様に、fe2(x,y)も、緯度xと経度yを入力値と
し、基地局E2の固定の緯度/経度定数から、本基地局
E2と本移動局端末15との距離を算出する関数であ
り、fe3(x,y)も、緯度xと経度yを入力値とし、
基地局E3の固定の緯度/経度定数から、本基地局E3
と本移動局端末15との距離を算出する関数である。
【0043】同様に、無線通信システムFにおいては、
2つの基地局F1、F2を持ち(つまり、独立した2つ
サービスエリアを持つ)、前記位置情報の2つのパラメ
ータを、緯度をx、経度をyとした時、2つの条件式f
f1(x,y)≦F1、ff2(x,y)≦F2のうち何れか
を満たす時に、その位置が本無線通信システムFのサー
ビスエリアであることを示している。ここで、F1
2、とは、前記2つの基地局のサービスエリア半径を
示し、また、ff1(x,y)は、緯度xと経度yを入力
値とし、基地局F1の固定の緯度/経度定数から、本基
地局F1と本移動局端末15との距離を算出する関数で
あり、同様に、ff2(x,y)も、緯度xと経度yを入
力値とし、基地局F2の固定の緯度/経度定数から、本
基地局F2と本移動局端末15との距離を算出する関数
である。
【0044】同様に、無線通信システムGにおいては、
3つの基地局G1、G2、G3を持ち(つまり、独立し
た3つサービスエリアを持つ)、前記位置情報の2つの
パラメータを、緯度をx、経度をyとした時、3つの条
件式fg1(x,y)≦G1、fg2(x,y)≦G2、fg3
(x,y)≦G3のうち何れかを満たす時に、その位置
が本無線通信システムGのサービスエリアであることを
示している。ここで、G1、G2、G3とは、前記3つの
基地局のサービスエリア半径を示し、また、fh 1(x,
y)は、緯度xと経度yを入力値とし、基地局E1の固
定の緯度/経度定数から、本基地局G1と本移動局端末
15との距離を算出する関数であり、同様に、f
g2(x,y)も、緯度xと経度yを入力値とし、基地局
G2の固定の緯度/経度定数から、本基地局G2と本移
動局端末15との距離を算出する関数であり、f
g3(x,y)も、緯度xと経度yを入力値とし、基地局
G3の固定の緯度/経度定数から、本基地局G3と本移
動局端末15との距離を算出する関数である。
【0045】同様に、無線通信システムHにおいては、
1つの基地局H1を持ち、前記位置情報の2つのバラメ
ータを、緯度をx、経度をyとした時、条件式f
h1(x,y)≦H1を満たす時に、その位置が本無線通
信システムHのサービスエリアであることを示してい
る。ここで、H1とは、前記基地局のサービスエリア半
径を示し、また、fh1(x,y)は、緯度xと経度yを
入力値とし、基地局H1の固定の緯度/経度定数から、
本基地局H1と本移動局端末15との距離を算出する関
数である。ここで、図2における本移動局端末15は、
前記テーブルを参照すると、無線通信システムE、F、
G、H全てのサービスエリアに属する位置にいることに
なる。つまり、例えば、位置情報入手手段37より、入
手した位置情報x、yにより、前記無線リンク・モード
検出手段36は、前記テーブル内の全ての条件式を参照
し、fe1(x,y)≦E1、ff2(x,y)≦F2、fg1
(x,y)≦G1、fh1(x,y)≦H1を満たしている
ことを算出し、その結果、それに対応した無線通信サー
ビスE、F、G、Hを現在位置での通信可能な無線通信
サービスとして、前記接続優先順位記憶手段35を参照
する。
【0046】図6は、移動局端末内の接続優先順位記憶
手段35が持つ、優先順位テーブルを示す図である。一
方、接続優先順位記憶手段35は、図6に示すようなテ
ーブルを持っており、この優先順位テーブルは、ユーザ
が料金を優先したい場合の、選択されるべき無線通信シ
ステムの優先順位が、ここではE、H、F、Gの順に設
定されている。また、帯域の太さ、つまり伝送速度の速
さを優先させたい場合の、選択されるべき無線通信シス
テムの優先順位が、ここではF、E、G、Hの順に設定
されており、また、サポートされる通信継続可能な移動
速度を優先させたい場合の、選択されるべき無線通信シ
ステムの優先順位が、ここではG、F、H、Eの順で設
定されている。
【0047】いま、入出力手段33により、ユーザが料
金を優先させるべく指示されていれば、無線リンク・モ
ード検出手段36より、現在位置において受けられる無
線通信システムが、E、F、G、Hの4つであることが
通知されているので、無線リンケモード検出手段36
は、図6の優先順位テーブルを参照することで、料金に
おいて一番優先順位が高い、Eを選択する。また、も
し、現在位置において受けられる無線通信システムが、
F、G、Hの3つだとすれば、Hを選択する。同様に、
入出力手段33により、ユーザが帯域を優先させるべく
指示していればFを、移動速度を優先させるべく指示さ
れていれば、Gを選択することになる。
【0048】料金を優先した場合の、その後の動作は以
下のようになる。無線リンク・モード検出手段36は、
選択した無線通信システムEを、無線リンク接続制御プ
ログラム記憶手段34に通知し、無線通信サービスEに
対応した、無線リンク接続手段31をコンフィグレーシ
ョンするためのソフトウェア・プログラムを無線リンク
接続手段31にダウンロードし、無線リンク接続手段3
1は、無線通信サービスEの無線リンク接続が行えるよ
う、RF/IF/ベースバンド処理部、及びプロトコル
処理部がコンフィグレーションされる。これらの一連の
動作により、本移動局端末15は、無線通信アンテナ3
9を介して、無線通信システムEの基地局E1とデータ
の送受信が行えるようになり、その送受信されたデータ
は、データ処理手段32により処理されることとなる。
【0049】ここで、図6の優先順位テーブルの優先順
位については、入出力手段33からのユーザの入力によ
り、任意に変更することができ、夫々の無線通信サービ
スのサービス内容、つまり、料金体系、サポートされる
伝送速度、サポートされる通信可能移動速度が変更され
た場合に、適切なサービスを自動選択することができ
る。
【0050】以上述べたように、本実施の形態のソフト
ウェア無線端末は、移動局端末30が、サービスを受け
たい複数の無線通信システムに対して、ユーザが優先し
たい帯域、料金、移動速度の項目別に、複数の無線通信
システムに優先順位を付けたテーブルを記憶する接続優
先順位記憶手段35を備え、無線リンク・モード検出手
段36が、現位置に対応する無線通信システムが複数あ
る場合に、接続優先順位記憶手段35に記憶されている
テーブルを参照することで、ユーザが指定する帯域、料
金、移動速度等のうち、いずれかの項目に従い、現位置
に対応する無線通信システム中、最も優先順位の高い無
線通信システムを選択し、その無線通信システムを無線
リンク接続制御プログラム記憶手段34に通知するよう
に構成したので、ユーザが予め設定した優先順位に従
い、ユーザの意向に合った最適な無線リンク接続手段を
コンフィグレーションすることができ、その時に一番適
当な無線通信サービスを即座に受けることができる。
【0051】なお、上記各実施の形態では、複数の無線
通信システムに対応するソフトウェア無線端末に適用し
た例であるが、送受信を行う無線通信機であればどのよ
うな装置にも適用可能であり、無線通信システムの通信
方式には限定されない。
【0052】また、本ソフトウェア無線端末が、無線通
信機能としてPDA(Personal Digital Assistant)や
小型ノート型パソコンに組み込まれた態様であってもよ
い。さらに、上記無線通信機を構成する各回路部、例え
ば、入出力手段による通知(出力)方法は音声であって
もよく、位置情報入手手段は、GPS以外の位置情報検
出方法を用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、複数の無線通信システムに対応したソフトウェア無
線端末をもったユーザは、自分が優先したい項目、例え
ば、料金の安さ、帯域、移動速度等のいずれかに従い、
それに見合った、その時に一番適当な無線通信サービス
を即座に受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のソフトウェア無線
端末に対応する無線通信システムの概略構成を示す図で
ある。
【図2】本実施の形態のソフトウェア無線端末のサービ
スエリア概略配置構成を示す図である。
【図3】本実施の形態のソフトウェア無線端末の移動局
端末の構成を示す図である。
【図4】本実施の形態のソフトウェア無線端末のサービ
スエリア/位置対応テーブルを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の無線通信システム
の移動局端末の構成を示す図である。
【図6】本実施の形態のソフトウェア無線端末の優先順
位テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 広帯域IP網 2 無線ネットワークA 3 無線ネットワークB 4 無線ネットワークC 5 無線ネットワークD 6 無線通信システムA通信エリアA 7 無線通信システムA通信エリアB 8 無線通信システムA通信エリアC 9 無線通信システムA通信エリアD 10 基地局A 11 基地局B 12 基地局C 13 基地局D 14,15,20,30 移動局端末 16 無線通信システムE通信エリア 17 無線通信システムF通信エリア 18 無線通信システムG通信エリア 19 無線通信システムH通信エリア 21,31 無線リンク接続手段 22,32 データ処理手順 23,33 入出力手段 24,34 無線リンク接続制御プログラム記憶手段 35 接続優先順位記憶手段 25,36 無線リンク・モード検出手段(記憶手段) 26,37 位置情報入手手段 27,38 GPSアンテナ 28,39 無線通信アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のハードウェア上で複数の異なる方
    式の機能をソフトウェアで実現し、無線リンク接続を全
    てソフトウェアでコンフィグレーションする、複数の無
    線通信システムに対応するソフトウェア無線端末であっ
    て、 RF/IF/ベースバンド処理部、及びプロトコル処理
    部から構成され、ソフトウェアでコンフィグレーション
    することで、単一のハードウェアで、マルチバンド、マ
    ルチモード、マルチプロトコルを実現する無線リンク接
    続手段と、 無線端末の現在の位置情報を入力する位置情報入力手段
    と、 前記複数の無線通信システムが用いるサービスエリア
    の、夫々の範囲に対応した位置情報を記憶する記憶手段
    と、 前記位置情報入力手段により入力された現在位置情報と
    前記記憶手段に記憶された位置情報から、その位置で受
    けられる無線通信サービスを割り出す無線リンク・モー
    ド検出手段と、 前記無線リンク・モード検出手段より割り出された無線
    通信サービスを、ユーザに通知し、通知した無線通信シ
    ステム中からユーザが選択する任意の無線通信システム
    の選択指示を受け付ける入出力手段と、 複数の無線通信システムに対応するための、夫々の無線
    リンク接続手段をコンフィグレーションする複数のソフ
    トウェア・プログラムを格納するとともに、 前記入出力手段によりユーザが選択した無線通信システ
    ムに対応したソフトウェア・プログラムを前記無線リン
    ク接続手段にダウンロードする無線リンク接続制御プロ
    グラム記憶手段と、 前記無線リンク接続手段を介して、通信する基地局との
    間で通信されるデータを処理するデータ処理手段とを備
    えることを特徴としたソフトウェア無線端末。
  2. 【請求項2】 さらに、サービスを受けたい複数の無線
    通信システムに対して、ユーザが優先したい帯域、料
    金、移動速度等の項目別に、前記複数の無線通信システ
    ムに優先順位を付けたテーブルを記憶する接続優先順位
    記憶手段を備え、 前記無線リンク・モード検出手段は、 前記優先順位テーブルを参照して、該当位置に対応する
    無線通信システムが複数ある場合に、最も優先順位の高
    い無線通信システムを選択して、前記無線リンク接続制
    御プログラム記憶手段に通知し、 前記無線リンク制御プログラム記憶手段は、選択された
    無線通信システムに対応したソフトウェア・プログラム
    を、前記無線リンク接続手段にダウンロードすることを
    特徴とする請求項1記載のソフトウェア無線端末。
  3. 【請求項3】 前記優先順位テーブルを、ユーザが前記
    入力手段により任意に設定/更新することができるよう
    に構成したことを特徴とする請求項2記載のソフトウェ
    ア無線端末。
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