JP2002262337A - 携帯無線機 - Google Patents
携帯無線機Info
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- JP2002262337A JP2002262337A JP2001060840A JP2001060840A JP2002262337A JP 2002262337 A JP2002262337 A JP 2002262337A JP 2001060840 A JP2001060840 A JP 2001060840A JP 2001060840 A JP2001060840 A JP 2001060840A JP 2002262337 A JP2002262337 A JP 2002262337A
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- gps
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザ操作に基づいたタイミングで現在位置
を測位し、電子メールの本文やヘッダに容易に付加でき
る携帯無線機を提供すること。 【解決手段】 点線部６０１ａで示したようなデータ構
成を持つ測位結果６０１と、点線部６０３ａで示したよ
うなデータ構成を持つ地図情報６０３とを比較演算し
（６０５）、さらに合成処理を施すことで測位結果に対
応した土地名や地図上のプロット点を表す位置情報６０
９を作成する。作成された位置情報はメールの本文又は
ヘッダに付加される。
を測位し、電子メールの本文やヘッダに容易に付加でき
る携帯無線機を提供すること。 【解決手段】 点線部６０１ａで示したようなデータ構
成を持つ測位結果６０１と、点線部６０３ａで示したよ
うなデータ構成を持つ地図情報６０３とを比較演算し
（６０５）、さらに合成処理を施すことで測位結果に対
応した土地名や地図上のプロット点を表す位置情報６０
９を作成する。作成された位置情報はメールの本文又は
ヘッダに付加される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯無線機に関する
ものであり、特に、ＧＰＳ衛星からの電波を受信可能な
携帯無線機に関するものである。
ものであり、特に、ＧＰＳ衛星からの電波を受信可能な
携帯無線機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】カーナビゲーションや携帯型ＧＰＳレシ
ーバーに代表される従来のＧＰＳ無線機は経緯度情報や
それと地図情報とを連動させた位置情報、及び時刻情報
や速度などを表示する機能をもっていた。また、近年、
携帯無線機を用いたインターネット接続も盛んになり、
電子メール機能が携帯無線機に搭載されるのが主流とな
ってきており、移動中に電子メールを送信するというシ
ーンが多くなってきている。そこで、これらの傾向に伴
い、メール送信時に送信側端末の現在位置を測位してメ
ッセージに付加するという技術（例えば、特開２０００
−１８１８１４号公報）が提案されている。
ーバーに代表される従来のＧＰＳ無線機は経緯度情報や
それと地図情報とを連動させた位置情報、及び時刻情報
や速度などを表示する機能をもっていた。また、近年、
携帯無線機を用いたインターネット接続も盛んになり、
電子メール機能が携帯無線機に搭載されるのが主流とな
ってきており、移動中に電子メールを送信するというシ
ーンが多くなってきている。そこで、これらの傾向に伴
い、メール送信時に送信側端末の現在位置を測位してメ
ッセージに付加するという技術（例えば、特開２０００
−１８１８１４号公報）が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＧＰＳ
衛星からの電波の受信が困難な場所（例えば、屋内な
ど）でメール送信した場合、上記従来技術では位置情報
が付加されなかったり、間違った測位結果が出るなどし
て不具合が生じるおそれがある。本発明はこのような従
来技術の課題を解決し、ユーザ操作に基づいたタイミン
グで現在位置を測位し、電子メールの本文やヘッダに容
易に付加することのできる携帯無線機を提供することを
目的とする。
衛星からの電波の受信が困難な場所（例えば、屋内な
ど）でメール送信した場合、上記従来技術では位置情報
が付加されなかったり、間違った測位結果が出るなどし
て不具合が生じるおそれがある。本発明はこのような従
来技術の課題を解決し、ユーザ操作に基づいたタイミン
グで現在位置を測位し、電子メールの本文やヘッダに容
易に付加することのできる携帯無線機を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本願第１の発明は、セルラー方式携帯無線システム
の基地局との送受信が可能なセルラー送受信部と、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波を受信するＧＰＳ受信部と、地図情報
とを具備した携帯無線機に、電子メール文書作成中に所
定のキー操作がなされた場合、ＧＰＳ衛星から測位用信
号を受信する手段と、測位用信号に基づいてＧＰＳ測位
を実行する手段と、ＧＰＳ測位の測位結果と地図情報と
に基づいて位置情報を作成する手段と、位置情報を電子
メールの本文またはヘッダ部に付加する手段とを具備し
たことを特徴とする。また、本願第２の発明は、セルラ
ー方式携帯無線システムの基地局との送受信が可能なセ
ルラー送受信部と地図情報とを具備した携帯無線機に、
電子メール文書作成中に所定のキー操作がなされた場
合、自機に接続される基地局の基地局識別情報と地図情
報とに基づいて位置情報を作成する手段と、位置情報を
電子メールの本文またはヘッダ部に付加する手段とを具
備したことを特徴とする。
め、本願第１の発明は、セルラー方式携帯無線システム
の基地局との送受信が可能なセルラー送受信部と、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波を受信するＧＰＳ受信部と、地図情報
とを具備した携帯無線機に、電子メール文書作成中に所
定のキー操作がなされた場合、ＧＰＳ衛星から測位用信
号を受信する手段と、測位用信号に基づいてＧＰＳ測位
を実行する手段と、ＧＰＳ測位の測位結果と地図情報と
に基づいて位置情報を作成する手段と、位置情報を電子
メールの本文またはヘッダ部に付加する手段とを具備し
たことを特徴とする。また、本願第２の発明は、セルラ
ー方式携帯無線システムの基地局との送受信が可能なセ
ルラー送受信部と地図情報とを具備した携帯無線機に、
電子メール文書作成中に所定のキー操作がなされた場
合、自機に接続される基地局の基地局識別情報と地図情
報とに基づいて位置情報を作成する手段と、位置情報を
電子メールの本文またはヘッダ部に付加する手段とを具
備したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して、本発明
による携帯無線機の第１及び第２の実施の形態について
詳細に説明する。 ＜第１の実施の形態＞図１はＧＰＳ測位機能付き携帯無
線機のブロック図を示したものである。図２乃至図５は
ＧＰＳ測位機能付き携帯無線機の動作フローチャート、
図６は電子メールのメッセージ表示状態を示した図であ
る。
による携帯無線機の第１及び第２の実施の形態について
詳細に説明する。 ＜第１の実施の形態＞図１はＧＰＳ測位機能付き携帯無
線機のブロック図を示したものである。図２乃至図５は
ＧＰＳ測位機能付き携帯無線機の動作フローチャート、
図６は電子メールのメッセージ表示状態を示した図であ
る。
【０００６】図１は、ＧＰＳ測位機能付き携帯無線機の
ブロック図を示したものである。セルラー無線システム
で稼動する携帯無線機は、セルラーアンテナ１及びセル
ラー送受信部３によって基地局と無線で通信し、音声や
データの通信を行う。また、ＧＰＳアンテナ２及びＧＰ
Ｓ受信部４によって、ＧＰＳ衛星からの電波を受信し、
測位に必要な航法メッセージを得る。本発明の実施の形
態である携帯無線機は中央処理演算装置６から切替制御
手段１０を通じて制御信号を出してモード切替手段５を
駆動させる。すなわち、基地局と通信する場合にはモー
ド切替手段５はセルラー送受信部３側に切り替わり（こ
の状態を“セルラーモード”という）、ＧＰＳ衛星から
の電波を受信する場合にはモード切替手段５はＧＰＳ受
信部４側に切り替わる（この状態を“ＧＰＳモード”と
いう）。
ブロック図を示したものである。セルラー無線システム
で稼動する携帯無線機は、セルラーアンテナ１及びセル
ラー送受信部３によって基地局と無線で通信し、音声や
データの通信を行う。また、ＧＰＳアンテナ２及びＧＰ
Ｓ受信部４によって、ＧＰＳ衛星からの電波を受信し、
測位に必要な航法メッセージを得る。本発明の実施の形
態である携帯無線機は中央処理演算装置６から切替制御
手段１０を通じて制御信号を出してモード切替手段５を
駆動させる。すなわち、基地局と通信する場合にはモー
ド切替手段５はセルラー送受信部３側に切り替わり（こ
の状態を“セルラーモード”という）、ＧＰＳ衛星から
の電波を受信する場合にはモード切替手段５はＧＰＳ受
信部４側に切り替わる（この状態を“ＧＰＳモード”と
いう）。
【０００７】このように中央処理演算装置６はセルラー
モード／ＧＰＳモードの切り替えを行うほか、一連の発
着呼動作を送受信部に命令したり、メモリ７に記憶され
た地図情報やアドレス帳をロードして各演算を行った
り、ＧＰＳ測位によって得られた測位結果をメモリ７に
記憶するように命令したり、入力装置９からの入力信号
や出力装置８への出力信号を処理したりする。出力装置
８は文字や画像を表示したり音声を発したりするＬＣＤ
やスピーカ及び専用のドライバから成る。入力装置９は
発呼ボタンや終話ボタン及び文字入力ボタンなどのキー
パッドから成る。
モード／ＧＰＳモードの切り替えを行うほか、一連の発
着呼動作を送受信部に命令したり、メモリ７に記憶され
た地図情報やアドレス帳をロードして各演算を行った
り、ＧＰＳ測位によって得られた測位結果をメモリ７に
記憶するように命令したり、入力装置９からの入力信号
や出力装置８への出力信号を処理したりする。出力装置
８は文字や画像を表示したり音声を発したりするＬＣＤ
やスピーカ及び専用のドライバから成る。入力装置９は
発呼ボタンや終話ボタン及び文字入力ボタンなどのキー
パッドから成る。
【０００８】図２は図１に示したＧＰＳ測位機能付き携
帯無線機の動作フローチャートである。まず最初に
（１）待受け動作の説明をしたのち、（２）発呼動作・
終話動作（３）メール入力送信動作を説明する。 （１）待受け動作：処理２０１〜２０７ 電源をＯＮ状態にするとセルラーモードが“ＯＮ”、Ｇ
ＰＳモードが“ＯＦＦ”に設定される（２０１）。自機
がセルラーシステムの圏内であれば待受け動作に移行す
る（２０５）。一方、セルラーシステムの圏外であれば
圏外処理に移行する（２０７）。 （２）発呼動作・終話動作：処理２０９〜２１７ 待受け状態（２０５）で発呼ボタン９を押下すると（２
０９）発呼動作に移行する（２１１）。発呼動作終了後
は通話状態に至る（２１３）。通話状態で終話ボタンを
押下すると（２１５）終話動作に移行する（２１７）。
終話動作終了後は処理２０３に戻る。
帯無線機の動作フローチャートである。まず最初に
（１）待受け動作の説明をしたのち、（２）発呼動作・
終話動作（３）メール入力送信動作を説明する。 （１）待受け動作：処理２０１〜２０７ 電源をＯＮ状態にするとセルラーモードが“ＯＮ”、Ｇ
ＰＳモードが“ＯＦＦ”に設定される（２０１）。自機
がセルラーシステムの圏内であれば待受け動作に移行す
る（２０５）。一方、セルラーシステムの圏外であれば
圏外処理に移行する（２０７）。 （２）発呼動作・終話動作：処理２０９〜２１７ 待受け状態（２０５）で発呼ボタン９を押下すると（２
０９）発呼動作に移行する（２１１）。発呼動作終了後
は通話状態に至る（２１３）。通話状態で終話ボタンを
押下すると（２１５）終話動作に移行する（２１７）。
終話動作終了後は処理２０３に戻る。
【０００９】（３）メール入力送信動作：処理２１９〜
２２９ 待受け状態（２０５）のときにメール入力ボタンを押下
すると（２１９）、メール入力処理に移行する（２２
１）。メール入力処理の詳細については図３で説明す
る。メールの作成が終了したのち（２２３）そのメール
を送信する場合にはメール送信動作（２２５）に移行
し、送信しない場合にはメールを保存する（２２７）。
メール保存後は処理２０３に戻る。処理２２５でメール
送信した後、自動切断した場合は処理２０３に戻る。処
理２２５でメール送信した後、自動切断しない場合には
通話状態に至る（２１３）。通話状態で終話ボタンを押
下すると（２１５）終話動作に移行する（２１７）。終
話動作終了後は再び処理２０３に戻る。
２２９ 待受け状態（２０５）のときにメール入力ボタンを押下
すると（２１９）、メール入力処理に移行する（２２
１）。メール入力処理の詳細については図３で説明す
る。メールの作成が終了したのち（２２３）そのメール
を送信する場合にはメール送信動作（２２５）に移行
し、送信しない場合にはメールを保存する（２２７）。
メール保存後は処理２０３に戻る。処理２２５でメール
送信した後、自動切断した場合は処理２０３に戻る。処
理２２５でメール送信した後、自動切断しない場合には
通話状態に至る（２１３）。通話状態で終話ボタンを押
下すると（２１５）終話動作に移行する（２１７）。終
話動作終了後は再び処理２０３に戻る。
【００１０】図３を参照してメール入力処理２２１につ
いて説明する。同処理２２１においては、メール入力動
作が開始されると、終了命令が実行されるまでメール入
力モードが繰り返される（３０１）。メール入力モード
の間、端末はメール本文に特定の文字／記号（図３では
「＠」）が入力されるか否か監視する（３０３）。処理
３０３で「＠」以外の文字／記号が入力された場合には
当該文字の入力を受け付ける（３１７）。
いて説明する。同処理２２１においては、メール入力動
作が開始されると、終了命令が実行されるまでメール入
力モードが繰り返される（３０１）。メール入力モード
の間、端末はメール本文に特定の文字／記号（図３では
「＠」）が入力されるか否か監視する（３０３）。処理
３０３で「＠」以外の文字／記号が入力された場合には
当該文字の入力を受け付ける（３１７）。
【００１１】一方、処理３０３で「＠」が入力されたこ
とを確認した場合には、ＧＰＳモード移行処理を行う
（３０５）。同移行処理の詳細を図４に示す。図４を参
照すると、まず最初に、切替制御手段１０に「ＧＰＳモ
ードをＯＮに、セルラーモードをＯＦＦに移行させる」
旨の命令を送り、モード切替手段５をＧＰＳ受信部４側
にスイッチし（４０１）、ＧＰＳ測位を実行する（４０
３）。測位実行後は、再び、切替制御手段１０に「セル
ラーモードをＯＮに、ＧＰＳモードをＯＦＦに移行させ
る」旨の命令を送り、モード切替手段５をセルラー送受
信部３側にスイッチして（４０５）ＧＰＳモードを終了
する。図３のメール入力処理２２１に戻って、ＧＰＳモ
ード移行処理（３０５）終了後、予めメモリに格納され
ていた地図情報データをロードする（３０７）。次に、
これら測位結果データと地図情報データとに基づいて位
置情報作成処理３０９を実行する。
とを確認した場合には、ＧＰＳモード移行処理を行う
（３０５）。同移行処理の詳細を図４に示す。図４を参
照すると、まず最初に、切替制御手段１０に「ＧＰＳモ
ードをＯＮに、セルラーモードをＯＦＦに移行させる」
旨の命令を送り、モード切替手段５をＧＰＳ受信部４側
にスイッチし（４０１）、ＧＰＳ測位を実行する（４０
３）。測位実行後は、再び、切替制御手段１０に「セル
ラーモードをＯＮに、ＧＰＳモードをＯＦＦに移行させ
る」旨の命令を送り、モード切替手段５をセルラー送受
信部３側にスイッチして（４０５）ＧＰＳモードを終了
する。図３のメール入力処理２２１に戻って、ＧＰＳモ
ード移行処理（３０５）終了後、予めメモリに格納され
ていた地図情報データをロードする（３０７）。次に、
これら測位結果データと地図情報データとに基づいて位
置情報作成処理３０９を実行する。
【００１２】位置情報作成処理３０９のフローチャート
を図５に示す。同処理では、点線部６０１ａで示したよ
うなデータ構成を持つ測位結果６０１と、点線部６０３
ａで示したようなデータ構成を持つ地図情報６０３とを
比較演算し（６０５）、さらに合成処理６０７を施すこ
とで測位結果に対応した土地名や地図上のプロット点を
表す位置情報６０９を作成する。測位結果６０１は点線
部６０１ａで示すように「測位Ｎｏ、緯度、経度、測位
時刻」といったデータ構成となっており、地図情報６０
３は点線部６０３ａで示すように「土地名」及び「地図
画像」がそれぞれ緯度・経度に対応して記憶されてい
る。図３のメール入力処理２２１に戻って、位置情報作
成処理３０９で作成された位置情報はメールの本文又は
ヘッダに付加される（３１１）。
を図５に示す。同処理では、点線部６０１ａで示したよ
うなデータ構成を持つ測位結果６０１と、点線部６０３
ａで示したようなデータ構成を持つ地図情報６０３とを
比較演算し（６０５）、さらに合成処理６０７を施すこ
とで測位結果に対応した土地名や地図上のプロット点を
表す位置情報６０９を作成する。測位結果６０１は点線
部６０１ａで示すように「測位Ｎｏ、緯度、経度、測位
時刻」といったデータ構成となっており、地図情報６０
３は点線部６０３ａで示すように「土地名」及び「地図
画像」がそれぞれ緯度・経度に対応して記憶されてい
る。図３のメール入力処理２２１に戻って、位置情報作
成処理３０９で作成された位置情報はメールの本文又は
ヘッダに付加される（３１１）。
【００１３】図６は処理３１１の具体例である。図６
（ａ）はユーザの現在位置をメールのヘッダに付加した
ときの表示状態を示した図である。送信場所６４に位置
情報作成処理３０９（図３）で作成された位置情報が自
動付与される。図６（ｂ）は位置情報作成処理３０９
（図３）で作成された位置情報に基づいて入力候補を複
数導出し（図６では「横浜」「神奈川」「京セラ」の３
つ）、プルダウンメニューのメニュー一覧として表示す
る場合の図である。ユーザは入力装置９の選択ボタンを
クリックするだけで位置情報入力が可能となる。
（ａ）はユーザの現在位置をメールのヘッダに付加した
ときの表示状態を示した図である。送信場所６４に位置
情報作成処理３０９（図３）で作成された位置情報が自
動付与される。図６（ｂ）は位置情報作成処理３０９
（図３）で作成された位置情報に基づいて入力候補を複
数導出し（図６では「横浜」「神奈川」「京セラ」の３
つ）、プルダウンメニューのメニュー一覧として表示す
る場合の図である。ユーザは入力装置９の選択ボタンを
クリックするだけで位置情報入力が可能となる。
【００１４】＜第２の実施の形態＞図７は携帯無線機の
ブロック図を示したものである。また、図８乃至図１０
は同携帯無線機の動作フローチャートである。図７にお
いて、セルラー無線システムで稼動する携帯無線機は、
セルラーアンテナ１及びセルラー送受信部３によって基
地局と無線で通信し、音声やデータの通信を行う。中央
処理演算装置６一連の発着呼動作を送受信部に命令した
り、メモリ７に記憶された地図情報やアドレス帳をロー
ドして各演算を行ったり、入力装置９からの入力信号や
出力装置８への出力信号を処理したりする。出力装置８
は文字や画像を表示したり音声を発したりするＬＣＤや
スピーカ及び専用のドライバから成る。入力装置９は発
呼ボタンや終話ボタン及び文字入力ボタンなどのキーパ
ッドから成る。
ブロック図を示したものである。また、図８乃至図１０
は同携帯無線機の動作フローチャートである。図７にお
いて、セルラー無線システムで稼動する携帯無線機は、
セルラーアンテナ１及びセルラー送受信部３によって基
地局と無線で通信し、音声やデータの通信を行う。中央
処理演算装置６一連の発着呼動作を送受信部に命令した
り、メモリ７に記憶された地図情報やアドレス帳をロー
ドして各演算を行ったり、入力装置９からの入力信号や
出力装置８への出力信号を処理したりする。出力装置８
は文字や画像を表示したり音声を発したりするＬＣＤや
スピーカ及び専用のドライバから成る。入力装置９は発
呼ボタンや終話ボタン及び文字入力ボタンなどのキーパ
ッドから成る。
【００１５】図９は図７に示した携帯無線機の動作フロ
ーチャートである。まず最初に（１）待受け動作の説明
をしたのち、（２）発呼動作・終話動作（３）メール入
力送信動作を説明する。 （１）待受け動作：処理９０１〜９０７ 電源ＯＮ状態になったのち、自機がセルラーシステムの
圏内であれば待受け動作に移行する（９０５）。一方、
セルラーシステムの圏外であれば圏外処理に移行する
（９０７）。 （２）発呼動作・終話動作：処理９０９〜９１７ 待受け状態（９０５）で発呼ボタン９を押下すると（９
０９）発呼動作に移行する（９１１）。発呼動作終了後
は通話状態に至る（９１３）。通話状態で終話ボタンを
押下すると（９１５）終話動作に移行する（９１７）。
終話動作終了後は処理９０３に戻る。
ーチャートである。まず最初に（１）待受け動作の説明
をしたのち、（２）発呼動作・終話動作（３）メール入
力送信動作を説明する。 （１）待受け動作：処理９０１〜９０７ 電源ＯＮ状態になったのち、自機がセルラーシステムの
圏内であれば待受け動作に移行する（９０５）。一方、
セルラーシステムの圏外であれば圏外処理に移行する
（９０７）。 （２）発呼動作・終話動作：処理９０９〜９１７ 待受け状態（９０５）で発呼ボタン９を押下すると（９
０９）発呼動作に移行する（９１１）。発呼動作終了後
は通話状態に至る（９１３）。通話状態で終話ボタンを
押下すると（９１５）終話動作に移行する（９１７）。
終話動作終了後は処理９０３に戻る。
【００１６】（３）メール入力送信動作：処理９１９〜
９２９ 待受け状態（９０５）のときにメール入力ボタンを押下
すると（９１９）、メール入力処理に移行する（９２
１）。メール入力処理の詳細については図８で説明す
る。メールの作成が終了したのち（９２３）そのメール
を送信する場合にはメール送信動作（９２５）に移行
し、送信しない場合にはメールを保存する（９２７）。
メール保存後は処理９０３に戻る。処理９２５でメール
送信した後、自動切断した場合は処理９０３に戻る。処
理９２５でメール送信した後、自動切断しない場合には
通話状態に至る（９１３）。通話状態で終話ボタンを押
下すると（９１５）終話動作に移行する（９１７）。終
話動作終了後は再び処理９０３に戻る。
９２９ 待受け状態（９０５）のときにメール入力ボタンを押下
すると（９１９）、メール入力処理に移行する（９２
１）。メール入力処理の詳細については図８で説明す
る。メールの作成が終了したのち（９２３）そのメール
を送信する場合にはメール送信動作（９２５）に移行
し、送信しない場合にはメールを保存する（９２７）。
メール保存後は処理９０３に戻る。処理９２５でメール
送信した後、自動切断した場合は処理９０３に戻る。処
理９２５でメール送信した後、自動切断しない場合には
通話状態に至る（９１３）。通話状態で終話ボタンを押
下すると（９１５）終話動作に移行する（９１７）。終
話動作終了後は再び処理９０３に戻る。
【００１７】図８を参照してメール入力処理９２１につ
いて説明する。同処理９２１においては、メール入力動
作が開始されると、終了命令が実行されるまでメール入
力モードが繰り返される（８０１）。メール入力モード
の間、端末はメール本文に特定の文字／記号（図８では
「＠」）が入力されるか否か監視する（８０３）。処理
８０３で「＠」以外の文字／記号が入力された場合には
当該文字の入力を受け付ける（８１７）。
いて説明する。同処理９２１においては、メール入力動
作が開始されると、終了命令が実行されるまでメール入
力モードが繰り返される（８０１）。メール入力モード
の間、端末はメール本文に特定の文字／記号（図８では
「＠」）が入力されるか否か監視する（８０３）。処理
８０３で「＠」以外の文字／記号が入力された場合には
当該文字の入力を受け付ける（８１７）。
【００１８】一方、処理８０３で「＠」が入力されたこ
とを確認した場合には、自機に接続される基地局の識別
情報（本実施の形態では基地局番号とする）を取得する
（８０５）。次に、予めメモリに格納されていた地図情
報データをロードする（８０７）。そして、基地局番号
と地図情報データとに基づいて位置情報作成処理８０９
を実行する。ここで、位置情報作成処理８０９のフロー
チャートを図１０に示す。同処理では、点線部１２０１
ａで示したようなデータ構成を持つ基地局番号情報１２
０１と、点線部１２０３ａで示したようなデータ構成を
持つ地図情報１２０３とを比較演算し（１２０５）、さ
らに合成処理１２０７を施すことで測位結果に対応した
土地名や地図上のプロット点を表す位置情報１２０９を
作成する。基地局番号情報１２０１は点線部１２０１ａ
で示すように「基地局番号、取得時刻」といったデータ
構成となっており、地図情報１２０３は点線部１２０３
ａで示すように「土地名」及び「地図画像」がそれぞれ
基地局番号に対応して記憶されている。図８のメール入
力処理２２１に戻って、位置情報作成処理８０９で作成
された位置情報はメールの本文又はヘッダに付加される
（８１１）。図６は処理８１１の具体例である。詳細は
前述の第１の実施の形態で説明したのでここでは省略す
る。
とを確認した場合には、自機に接続される基地局の識別
情報（本実施の形態では基地局番号とする）を取得する
（８０５）。次に、予めメモリに格納されていた地図情
報データをロードする（８０７）。そして、基地局番号
と地図情報データとに基づいて位置情報作成処理８０９
を実行する。ここで、位置情報作成処理８０９のフロー
チャートを図１０に示す。同処理では、点線部１２０１
ａで示したようなデータ構成を持つ基地局番号情報１２
０１と、点線部１２０３ａで示したようなデータ構成を
持つ地図情報１２０３とを比較演算し（１２０５）、さ
らに合成処理１２０７を施すことで測位結果に対応した
土地名や地図上のプロット点を表す位置情報１２０９を
作成する。基地局番号情報１２０１は点線部１２０１ａ
で示すように「基地局番号、取得時刻」といったデータ
構成となっており、地図情報１２０３は点線部１２０３
ａで示すように「土地名」及び「地図画像」がそれぞれ
基地局番号に対応して記憶されている。図８のメール入
力処理２２１に戻って、位置情報作成処理８０９で作成
された位置情報はメールの本文又はヘッダに付加される
（８１１）。図６は処理８１１の具体例である。詳細は
前述の第１の実施の形態で説明したのでここでは省略す
る。
【００１９】以上、本実施の形態について詳細に説明し
たが、本発明は上記説明に限定されず、例えば、本実施
の形態では特定の記号「＠」が入力された場合に位置情
報を作成したが、機能キーなどが押下されたときに同処
理を実行してもよいことは明らかである。
たが、本発明は上記説明に限定されず、例えば、本実施
の形態では特定の記号「＠」が入力された場合に位置情
報を作成したが、機能キーなどが押下されたときに同処
理を実行してもよいことは明らかである。
【００２０】
【発明の効果】このように本発明によれば、ユーザ操作
に基づいたタイミングで現在位置を測位し、電子メール
の本文やヘッダに容易に付加することのできる携帯無線
機を提供することが可能である。
に基づいたタイミングで現在位置を測位し、電子メール
の本文やヘッダに容易に付加することのできる携帯無線
機を提供することが可能である。
【図１】本発明の実施の形態を示すＧＰＳ測位機能付き
携帯電話機の機能ブロック図。
携帯電話機の機能ブロック図。
【図２】本発明の実施の形態を説明する動作フローチャ
ート。
ート。
【図３】本発明の実施の形態を説明する動作フローチャ
ート。
ート。
【図４】本発明の実施の形態を説明する動作フローチャ
ート。
ート。
【図５】本発明の実施の形態を説明する動作フローチャ
ート。
ート。
【図６】本発明の実施の形態を説明するメッセージ表示
状態を示す図。
状態を示す図。
【図７】本発明の実施の形態を示す携帯電話機の機能ブ
ロック図。
ロック図。
【図８】本発明の実施の形態を説明する動作フローチャ
ート。
ート。
【図９】本発明の実施の形態を説明する動作フローチャ
ート。
ート。
【図１０】本発明の実施の形態を説明する動作フローチ
ャート。
ャート。
１ セルラーアンテナ ２ ＧＰＳアンテナ ３ セルラー送受信部 ４ ＧＰＳ受信部 ５ モード切替手段 ６ 中央処理演算装置 ７ メモリ ８ 出力装置 ９ 入力装置
Claims (2)
- 【請求項１】 セルラー方式携帯無線システムの基地局
との送受信が可能なセルラー送受信部と、ＧＰＳ衛星か
らの電波を受信するＧＰＳ受信部と、地図情報とを具備
した携帯無線機において、 電子メール文書作成中に所定のキー操作がなされた場
合、 前記ＧＰＳ衛星から測位用信号を受信する手段と、 前記測位用信号に基づいてＧＰＳ測位を実行する手段
と、 前記ＧＰＳ測位の測位結果と前記地図情報とに基づいて
位置情報を作成する手段と、 前記位置情報を前記電子メールの本文またはヘッダ部に
付加する手段とを具備したことを特徴とする携帯無線
機。 - 【請求項２】 セルラー方式携帯無線システムの基地局
との送受信が可能なセルラー送受信部と地図情報とを具
備した携帯無線機において、 電子メール文書作成中に所定のキー操作がなされた場
合、 自機に接続される基地局の基地局識別情報と前記地図情
報とに基づいて位置情報を作成する手段と、 前記位置情報を前記電子メールの本文またはヘッダ部に
付加する手段とを具備したことを特徴とする携帯無線
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001060840A JP2002262337A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001060840A JP2002262337A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 携帯無線機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002262337A true JP2002262337A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18920214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001060840A Pending JP2002262337A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 携帯無線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002262337A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7469277B2 (en) | 2003-06-17 | 2008-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Information output apparatus, information output method, information output program, information transmitting apparatus, information transmitting method, information transmitting program, and information output system |
| KR101202650B1 (ko) * | 2011-12-30 | 2012-11-19 | 주식회사 한글과컴퓨터 | 단말 장치 및 상기 단말 장치의 전자 문서 관리 방법 |
| JP2013162472A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信装置 |
| JP2014225178A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | パイオニア株式会社 | 文書生成装置、文書生成方法、および、文書生成装置用プログラム |
| JP2018101431A (ja) * | 2018-01-17 | 2018-06-28 | パイオニア株式会社 | 文書生成装置、文書生成方法、および、文書生成装置用プログラム |
| JP2020064643A (ja) * | 2019-12-16 | 2020-04-23 | パイオニア株式会社 | 文書生成装置、文書生成方法、および、文書生成装置用プログラム |
| JP2022009228A (ja) * | 2019-12-16 | 2022-01-14 | パイオニア株式会社 | 文書生成装置、文書生成方法、および、文書生成装置用プログラム |
| US11287957B2 (en) | 2020-06-24 | 2022-03-29 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001060840A patent/JP2002262337A/ja active Pending
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