JP2002199320A - ビデオ撮影カメラ - Google Patents

ビデオ撮影カメラ

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JP2002199320A
JP2002199320A JP2000398866A JP2000398866A JP2002199320A JP 2002199320 A JP2002199320 A JP 2002199320A JP 2000398866 A JP2000398866 A JP 2000398866A JP 2000398866 A JP2000398866 A JP 2000398866A JP 2002199320 A JP2002199320 A JP 2002199320A
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video camera
photographing
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Application number
JP2000398866A
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English (en)
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Kazuko Takahashi
和子 高橋
Takeshi Kimura
武史 木村
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Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
Original Assignee
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 撮影取材をした地理的位置を正確に取得する
ことができ、手書きメモに頼っていたような情報をも取
得でき撮影されたコンテンツの有効利用を図るのに資す
ることができるようなビデオ撮影カメラを提供する。 【解決手段】 ビデオ撮影カメラ1は、撮影レンズ3と
撮像素子5とによって得られた撮影画像とマイクロホン
7及びアンプ9により収録された音声とを、信号処理回
路を含む記録制御部13を介してVTRテープ11へ録
画記録する。記録制御部13はGPS受信機15によっ
て位置情報と時刻情報を取得し、ジャイロ装置17によ
って撮影方向情報を取得する。これらの付加情報はVT
Rテープ11に記録されると共に、インターフェース回
路19を経て接続された携帯電話21を介して放送局の
サーバへと転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビ放送
番組の現場取材などに用いられるビデオ撮影カメラに関
し、特にGPS受信機能を付加したビデオ撮影カメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ放送局が例えば事故現場や
災害現場などを報道の目的のために取材するに際して
は、事故などの第一報を受けるとカメラマンを含む2〜
3人のスタッフからなる撮影隊が現場へ急行して撮影取
材活動を行なっている。そして、撮影したコンテンツに
関しては、現場で手書きメモに記載してその内容の管理
をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述のような
従来の取材活動においては、交通事故や家屋の火災のよ
うな小規模な事件に関しては十分に対応できていたもの
の、大規模な震災時のように取材現場を含む周辺地域全
体がパニック状態になっているような場合には、撮影隊
自身も現在地点がどこであるのか混乱して正確に把握で
きなくなるようなことがあった。また、こうした緊迫し
た状況下にあっては、現場で緻密なメモを残すだけの余
力がなく、撮影したコンテンツについての情報が散逸し
たり紛失したりすることもあった。
【0004】他方において、例えば崖崩れのためにある
トンネルが押しつぶされた、というような事件にあって
は、当該トンネルを崖崩れの発生前に撮影していた映像
がどこかに保管されていないかどうかを迅速に調査した
いというようなニーズもあって、過去の取材撮影のコン
テンツを有効に再利用できるように整理及び管理してお
く必要性は認識されていたものの、現場での手書きメモ
をもとに、データベースに各種情報を入力するなど手間
暇と労力を要することから、なかなか徹底はできていな
かった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、撮影取材をした地理的位置を正確に取得することが
でき、特に放送局外で撮影取材をするのに好適なビデオ
撮影カメラを提供することを第1の目的としており、さ
らに従来は手書きメモに頼っていたような情報をも取得
できるビデオ撮影カメラを提供することをも目的とし、
こうして取得された情報を労力をかけることなく統一的
に管理することを可能にして取材活動全体の効率を向上
させ、また、撮影されたコンテンツの有効利用を図るの
にも資することができるようなビデオ撮影カメラを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る本発明のビデオ撮影カメラは、被写体
の像を結像させるための撮影レンズと、前記撮影レンズ
の結像部に配置された撮像素子と、前記撮像素子によっ
て得られた撮影画像を所定の記録媒体に記録するための
制御を行う記録制御手段とを備えたビデオ撮影カメラで
あって、GPS信号を受信するためのGPS受信手段を
さらに備え、前記GPS受信手段によって得られた位置
情報を、前記撮影画像の付加情報として取得する機能を
備えたことを特徴としている。
【0007】請求項1に記載の装置では、ビデオ撮影カ
メラにGPS受信手段を備えることによって、ビデオ撮
影カメラの現在位置を示す位置情報を取得する。つま
り、撮影がどの地点において行なわれたのかについての
正確な情報が取得される。なお、こうして取得された付
加情報の具体的な活用例については、後述の従属請求項
において記載している。
【0008】請求項1に記載の装置によれば、従来、大
規模な報道番組などで、複数の撮影隊が取材に出ている
場合において、特に災害時などの出動で現場が混乱状態
にあるときには、撮影隊自身も現在地点がどこであるの
かを正確に把握することが難しい場合があったのに対
し、ビデオ撮影カメラにGPS受信手段を備えることに
よりビデオ撮影カメラの現在位置を取得できるので、災
害時などの混乱した現場を次々に移動しながら取材撮影
を行う場合であっても、撮影がどの地点において行なわ
れたのかについて正確な情報を取得することができる。
【0009】請求項2に記載のビデオ撮影カメラは、請
求項1に記載のビデオ撮影カメラにおいて、前記付加情
報には、前記GPS受信手段によって得られた時刻情報
をさらに含むことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の装置では、GPS衛星が
時刻情報を送出していることに鑑みて、この時刻情報を
活用することとした。
【0011】請求項2に記載の装置によれば、ビデオ撮
影カメラの撮影位置に加えて、どの時刻に撮影したのか
を取得できるようになる。つまり、当該撮影が、どの時
刻に、どの地点で、なされたものかを正確に取得するこ
とができる。このため、例えば有珠山噴火のように、大
規模な撮影対象を複数の地点から撮影した場合におい
て、複数の各ビデオ撮影カメラのそれぞれについて、ど
の地点からどの時刻に撮影した画像であるのか正確な情
報を取得できる結果、撮影した画像を画像処理技術によ
って立体画像に展開するような応用も可能になって、地
殻変動の様子を立体画像としてリアルに表示することが
できるようになる。
【0012】請求項3に記載のビデオ撮影カメラは、請
求項1又は2に記載のビデオ撮影カメラにおいて、前記
付加情報には、前記撮影レンズの向けられている方位及
び/又は仰角についての撮影方向情報をさらに含むこと
を特徴としている。
【0013】請求項3に記載の装置では、ビデオ撮影カ
メラの向けられている方向についての撮影方向情報をさ
らに取得することとした。
【0014】請求項3に記載の装置によれば、ビデオ撮
影カメラの位置情報のみならず、その向けられている方
位及び/又は仰角についての撮影方向情報をも得られ
る。従って、GPSによる位置情報だけでは例えば富士
山の西側の地域で撮影されたことは判別できてもそれが
何を被写体として撮影したものであるのかについてまで
は分らないところ、撮影方向情報によってビデオ撮影カ
メラが東側を向けられていたという付加情報が得られれ
ば、西側から東側の富士山を撮影したものであると判断
でき、さらに、時刻情報が午前6:10となっていれ
ば、富士山からの日の出の映像であるだろうと推測する
ことまでできる。
【0015】なお、GPS受信手段を備えただけでは、
ビデオ撮影カメラの現在の位置と時刻とを取得すること
はできても、ビデオ撮影カメラの向けられている方向に
ついては取得することができない。
【0016】そこで、請求項4に記載のビデオ撮影カメ
ラは、請求項3に記載のビデオ撮影カメラにおいて、前
記撮影方向情報を得るために、方位磁石を備えた方位検
出手段と水準器を備えた仰角検出手段とをさらに備えて
いることを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の装置では、方位検出手段
と仰角検出手段とを備えることによって撮影方向情報を
得ることとした。なお、この場合、方位磁石は一般に正
確な真北を示さずに所定の偏角だけのズレを生じ、かか
る偏角は例えば北海道と沖縄とでは異なっているが、日
本のどの地点ならばどれだけの角度であるということは
既知になっているから、GPS受信手段によって得られ
た位置情報と対応づければ、偏角の補正をして正確な方
位を取得することができる。
【0018】請求項4に記載の装置によれば、方位磁石
を備えた方位検出手段と水準器を備えた仰角検出手段と
いう比較的簡易かつ安価な手段を追加することによっ
て、撮影方向情報を得ることができる。
【0019】一方、請求項5に記載のビデオ撮影カメラ
は、請求項3に記載のビデオ撮影カメラにおいて、前記
撮影方向情報を得るために、ジャイロ装置を備えている
ことを特徴としている。
【0020】請求項5に記載の装置では、撮影方向情報
を得るために、ジャイロ装置を備えることとした。ジャ
イロ装置は前記請求項における方位磁石などと比較する
とコスト高になる欠点はあるが、ビデオ撮影カメラがめ
まぐるしく方向を変化させるような場合にあってもその
動きに迅速に追従することができる。
【0021】請求項5に記載の装置によれば、ジャイロ
装置という追従性の高い装置によって撮影方向情報を得
るようにしたので、被写体の動きが激しくて可及的にビ
デオ撮影カメラの撮影方向もめまぐるしく変化するよう
な場合であっても、つねに正確な撮影方向情報を得るこ
とができる。また、ロケットやスペースシャトルなどに
ビデオ撮影カメラを搭載する場合には、方位磁石では方
位を知ることはできないが、ジャイロ装置であれば宇宙
空間においても正確な撮影方向情報を得ることができ
る。
【0022】請求項6に記載のビデオ撮影カメラは、請
求項1乃至5のいずれか1項に記載のビデオ撮影カメラ
において、前記付加情報には、前記撮影レンズの画角範
囲又はズーム倍率を示す画角情報をさらに含むことを特
徴としている。
【0023】請求項6に記載の装置では、撮影が望遠レ
ンズないしズームアップされて行なわれたのか、広角レ
ンズで広範囲をとらえたものであるのかといった画角情
報を得ることとした。
【0024】請求項6に記載の装置によれば、撮影され
た画像がどのくらいの視野を含んでいるものであるかが
得られるようになる。従って、前述の富士山の日の出の
例をとれば、富士山の全景を撮影したものか、それと
も、太陽をアップで撮影したものなのかを判別できるよ
うになる。
【0025】請求項7に記載のビデオ撮影カメラは、請
求項1乃至6のいずれか1項に記載のビデオ撮影カメラ
において、被写体が発する音声又はその他の音声を入力
するための音声入力手段をさらに備え、この場合、前記
音声入力手段は、前記撮像素子によって得られた撮影画
像と前記音声入力手段によって得られた入力音声とを所
定の記録媒体に記録する機能を備え、前記付加情報に
は、前記音声入力手段から得られた前記入力音声の特徴
又は特性についての音声特徴情報をさらに含むことを特
徴としている。
【0026】請求項7に記載の装置では、音声入力手段
を用いて収録された入力音声の特徴又は特性についての
音声特徴情報を得るようにした。入力音声の特徴又は特
性としては、音声レベルの大小や音声自体の有無の他、
音声の周波数特性から当該音声が人間の声であるのか自
然音であるのかを判別した結果など、さまざまな応用が
可能である。
【0027】請求項7に記載の装置によれば、音声特徴
情報に基づいて、撮影画像の内容をある程度判別するこ
とができる。例えば、アナウンサーのハンドマイクの音
声レベルが得られれば、録画画像の中から、取材現場で
アナウンサーがレポートを読み上げている部分を特定す
るようなことができる。
【0028】請求項8に記載のビデオ撮影カメラは、請
求項1乃至7のいずれか1項に記載のビデオ撮影カメラ
において、前記付加情報には、前記撮像素子から得られ
た前記撮影画像の特徴又は特性についての画像特徴情報
をさらに含むことを特徴としている。
【0029】請求項8に記載の装置では、撮影画像の特
徴又は特性についての画像特徴情報を得るようにした。
撮影画像の特徴又は特性としては、画像の輝度や色調の
他、被写体に動きがあるかどうかなど、さまざまな情報
を対象とすることができる。
【0030】請求項8に記載の装置によれば、画像特徴
情報に基づいて、撮影画像の内容をある程度判別するこ
とができる。例えば、野生動物を撮影すべく森林に設置
したビデオ撮影カメラが動く被写体つまり動物を撮影し
た部分を特定するようなことができる。
【0031】請求項9に記載のビデオ撮影カメラは、請
求項1乃至8のいずれか1項に記載のビデオ撮影カメラ
において、外部端末機器からデータを受入れるための外
部入力手段を備え、前記付加情報には、前記外部端末機
器から入力された外部入力情報をさらに含むことを特徴
としている。
【0032】請求項9に記載の装置では、外部端末機器
から付加情報を入力できるようにした。外部端末機器と
しては、PDAや携帯パソコン、携帯電話などを使用す
ることができる。こうした外部端末機器から従来手書き
メモに記載していたような各種の情報を付加情報として
取得することが可能になる。
【0033】請求項9に記載の装置によれば、外部端末
機器から入力された任意の種類の付加情報を取得するこ
とができるので、例えば撮影対象の名称や氏名,取材ス
タッフの氏名その他の各種の情報を付加情報として取得
することができるようになって、従来の手書きメモによ
る記録に代えることが可能になる。
【0034】請求項10に記載のビデオ撮影カメラは、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載のビデオ撮影カメ
ラにおいて、前記付加情報は、前記記録媒体に記録され
ることを特徴としている。
【0035】請求項10に記載の装置では、前述した各
種の付加情報を請求項1にいう記録媒体に記録すること
とした。具体的には、撮影画像や入力音声は通常VTR
に記録されるが、例えばGPSによる位置情報をVTR
の追加的に設けたトラックに記録したり、映像の同期信
号の中に符号化して多重的に記録したりすることができ
る。もっとも、記録媒体は従来型の磁気テープに限定さ
れることはなく、ハードディスク装置やDVDメモリ
等、今後の技術水準の変遷に応じた任意の記録媒体とす
ることができる。
【0036】請求項10に記載の装置によれば、撮影画
像や入力音声を記録する記録媒体に各種の付加情報を記
録するようにしたので、記録媒体としての例えばVTR
テープを再生すれば、再生中の画像が撮影された位置情
報や時刻情報などを得ることができて、従来のように各
種情報を記載した手書きメモを探し出してその内容を知
るような迂遠な手順をとる必要がなくなる。そして、再
生時に出力された付加情報を放送局内のサーバコンピュ
ータへ登録するようにすれば、手書きメモのように紛失
や散逸のおそれもなく、付加情報を自動的にデータベー
ス化できて、取材した撮影画像を再利用することが著し
く容易になる。
【0037】請求項11に記載のビデオ撮影カメラは、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載のビデオ撮影カメ
ラにおいて、前記付加情報は、前記記録媒体における現
在の記録位置と関連づけられた形式にて、前記記録媒体
とは独立した記録手段に記録されることを特徴としてい
る。
【0038】請求項11に記載の装置では、前述した各
種の付加情報を請求項1にいう記録媒体とは別個の独立
した記録手段に記録することとした。かかる記録手段と
してはビデオ撮影カメラ自体にメモリを内蔵しても良い
し、ビデオ撮影カメラに挿着可能なメモリカードのよう
な記録手段を採用しても良い。そしてかかる記録手段に
付加情報を記録するに際しては、例えば撮影画像の記録
媒体がVTRテープの場合には、テープのタイムコード
と関連付けて付加情報を記録する。
【0039】請求項11に記載の装置によれば、撮影画
像などを記録する記録媒体とは独立した記録手段に各種
の付加情報を記録するようにしたので、撮影隊が現場か
ら帰社したら、例えば記憶手段としてのメモリカードを
局内のコンピュータに挿入して、直ちに撮影内容につい
ての付加情報を得ることができる。そして、請求項10
に記載の発明とは異なって、記録媒体例えばVTRを再
生する前に付加情報を取出すことができるので、かかる
付加情報をたよりに荒編集の準備を予めととのえておく
ことも可能になる。
【0040】請求項12に記載のビデオ撮影カメラは、
請求項1乃至11のいずれか1項に記載のビデオ撮影カ
メラにおいて、前記付加情報を外部へ出力するための外
部出力手段を備えていることを特徴としている。
【0041】請求項12に記載の装置では、前述した各
種の付加情報をビデオ撮影カメラから出力させてこれを
外部機器へ転送するようにした。外部機器としては、P
DAや携帯パソコン,携帯電話やPHSなどを使用する
ことができる。
【0042】請求項12に記載の装置によれば、付加情
報を例えば携帯パソコンへ転送し蓄積することができる
ので、撮影隊自身が移動時間中などにパソコンを操作し
て荒編集の準備をしたり、付加情報に対してさらなるコ
メント等の追加情報を付与したりといった応用が可能に
なる。
【0043】請求項13に記載のビデオ撮影カメラは、
請求項12に記載のビデオ撮影カメラにおいて、前記外
部出力手段を介して出力された前記付加情報は、前記外
部出力手段に接続された外部通信機器を経由して所定の
サーバへ転送されることを特徴としている。
【0044】請求項13に記載の装置では、前述した各
種の付加情報を外部通信機器を経由して所定のサーバへ
転送し、一元的に管理することとした。外部通信機器と
しては、電話回線に接続可能なPDAや携帯パソコン,
携帯電話やPHSなどを使用することができる。
【0045】請求項13に記載の装置によれば、撮影対
象の付加情報を取材現場とは位置的に離れた所定の場所
にあるサーバに記録することによって、複数の撮影隊の
取材結果を統一的ないし統合的に把握し管理することが
できるようになる。そしてサーバ上の付加情報に対して
は複数箇所から同時的にアクセス可能になるために、コ
ンテンツ制作を複数サイトから協調作業で進めることが
実現できるようになる。
【0046】なお、サーバへのデータ入力の方法として
は、通常のFTPやメールに加え、HTTPを使用する
ことも可能である。HTTPを使用した場合には、サー
バ上に構築された付加情報入力専用のHP上のフォーム
に対する入力を行なうことも可能であり、携帯電話のよ
うなテンキー入力しかない場合の入力が楽になるという
利点がある。
【0047】請求項14に記載のビデオ撮影カメラは、
請求項1乃至13のいずれか1項に記載のビデオ撮影カ
メラにおいて、前記付加情報はメタ言語形式で記述され
ていることを特徴としている。
【0048】請求項14に記載の装置では、前述の各種
の付加情報をメタ言語形式で記述することとした。付加
情報はその内容が正しく判別されれば本来いかなる形式
で保存してもよいが、例えば請求項13に記載したよう
な特定のサーバによる一元的管理を行なうためには、生
のままの付加情報を管理するよりも、各種の記述子を用
いたメタ言語形式で管理する方が、その後の付加情報の
再利用の観点からも有利である。
【0049】請求項14に記載の装置によれば、付加情
報をメタ言語形式で記述するので、前記各請求項に列挙
したような多種類で多彩な付加情報を取材の目的性質に
応じて様々に混用して使用した場合であっても、所定の
属性の付加情報を検索するようなときに混乱を生じさせ
ることもなく、検索効率も向上させることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係るビデオ撮影カメラの実施形態を説明する。
【0051】図1はビデオ撮影カメラの構成を示すブロ
ック図である。図示の通りこのビデオ撮影カメラ1は、
被写体の像を結像させるための撮影レンズとしてのズー
ムレンズ3と、ズームレンズ3の結像部に配置された撮
像素子5と、被写体が発する音声を収録するマイクロホ
ン7及びマイクロホン7の音声を増幅する音響アンプ9
から構成された音声入力手段と、撮像素子5によって得
られた撮影画像と音響アンプ9によって得られた入力音
声とを記録媒体としてのVTRテープ11に記録するた
めの各種信号処理回路とMPU13aとを備えた記録制
御手段としての記録制御部13と、を備えている。
【0052】ビデオ撮影カメラ1にはさらに、GPS信
号を受信するためのGPS受信機15が備えられ、同手
段15は受信された信号から得た位置情報と時刻情報と
を記録制御部13に対して送出する。また、ビデオ撮影
カメラ1にはジャイロ装置17が備えられ、ズームレン
ズ3の向けられている方位と仰角についての撮影方向情
報を記録制御部13に対して送出する。さらに、ズーム
レンズ3のズーム駆動モータMにはエンコーダが備えら
れていて、記録制御部13は撮影画角を示す画角情報を
取得できる。また、記録制御部13には外部入力手段及
び外部出力手段としてのインターフェース回路19が接
続されており、これを介して外部端末機器としての、ま
た外部通信機器としての携帯電話21と相互に通信でき
るようになっている。
【0053】次に、上記構成からなる本実施形態のビデ
オ撮影カメラの動作を説明する。
【0054】いま、事故発生の報告を受けた放送局(ロ
ーカル局)の撮影隊がビデオ撮影カメラ1を所持して取
材現場に到着したものとする。まず、事故現場の現状を
撮影するために、カメラマンが録画スイッチ(図示せ
ず)を押して、現場の映像を録画する。現状風景はズー
ムレンズ3を通して撮像素子5上に結像され、映像信号
の処理回路を含んでいる記録制御部13を介してVTR
テープ11上に記録される。
【0055】このとき、記録制御部13は、GPS受信
機15からは位置情報及び時刻情報を取得し、ジャイロ
装置17からは撮影方向情報を取得し、ズームレンズ3
の駆動モータMからは画角情報を取得している。記録制
御部13は撮影画像をVTRテープ11に記録する際
に、これと同時並行的に前記位置情報その他の付加情報
をVTRテープ11の所定のトラックに記録していく。
また、記録制御部13のMPU13aの管理する記憶手
段(メモリ)にも、付加情報は記憶されていくが、この
ときMPU13aは取得された付加情報の内容が変化更
新されているかについて逐次、比較判断を行なってお
り、例えば、「ズームアップを開始したのはVTRテー
プ11のタイムコードが00:05:25の時点であ
り、その結果の画角は15゜である。」とか、「タイム
コード00:10:55からGPSの位置情報(座標位
置)が変更されてn゜m’s”になった。」のように付
加情報が変化した場合にのみ、その変更の内容をタイム
コードと関連づけて記憶してメモリ容量の消費を節約し
ている。
【0056】さて、カメラマンが現状風景を撮影してい
る間には、撮影隊の別のスタッフが事故の目撃者から事
故発生当時の状況を聞込んだり、警察や消防から被害の
具体的状況を聞込んだりして、カメラマンが現状風景を
撮影し終えた頃には、すでに番組報道用のレポート原稿
を作成している。
【0057】そこで、報道番組で現場からの報告として
放送するコンテンツを制作するために、事故現場の近く
にレポータが立って、背景には事故現場が入るように、
カメラマンはビデオ撮影カメラ1の配置を選択する。そ
して、レポータはマイクロホン7を持って、例えば「事
故は夕方6:15分頃に起こりました。車道を横断しよ
うとしていた老人に気が付いた先頭車両が急ブレーキを
踏んだため、後続する8台が次々に追突した模様です。
老人と先頭車両の運転手には怪我はありませんでした
が、追突した車両に乗っていた2人が死亡、5人が重軽
傷の大事故になりました。警察の事情聴取に対して先頭
車両の運転手は、雨天のために視界が悪くて老人に気が
付くのが遅れた、と話しているそうです。以上、山手通
りの事故現場からお伝えしました。」のように現場レポ
ートを読上げる。
【0058】レポートの音声は音響アンプ9を介して記
録制御部13に入力され、従前のビデオ撮影カメラと同
様に、VTRテープ11の音声トラックに記録される。
ただし本実施形態では、記録制御部13は音響アンプ9
から入力された音声のレベルを常時監視しており、音声
の大小についての音声特徴情報は前述した位置情報など
の付加情報と同様に、VTRテープ11に記録されると
共に、その変化の状態はMPU13aが管理する記憶手
段へ記憶される。先の例では、レポータが原稿を読上げ
た部分については他の部分(周辺の暗騒音)に比べて高
いレベルで音声が記録されていることになる。
【0059】撮影取材が一段落すると、カメラマンはビ
デオ撮影カメラ1のインターフェース19に携帯電話2
1を接続する。そして、ビデオ撮影カメラ1に備えられ
た「付加情報送信ボタン」(図示せず)を押す。する
と、記録制御部13はインターフェース19を介して携
帯電話21を制御して、本局のサーバへアクセスし、M
PU13aが管理する記憶手段に記憶されている内容を
メタ言語形式のデータに変換しながら転送する(図2参
照)。
【0060】なお、先の例では交通事故を具体例として
説明したために、取材が一段落した時点で、携帯電話2
1を使用した付加情報の転送を行なう旨の説明をした
が、例えばバスジャック事件の追跡取材のような移動取
材の場合には、携帯電話21とサーバとを常時接続させ
ておいて、リアルタイムで付加情報を逐一転送する。
【0061】図3に示すように、放送局の本局の社内に
は、LANによって相互に接続されたイベントリストサ
ーバやイベントリストオーサリングシステムを含むシス
テム(以下、単にサーバと称する)が設置されていて、
ローカル局の撮影隊を含めて過去の取材結果のすべてを
一元的に管理している。かかるサーバには本局はもちろ
ん、ローカル局からも自由にアクセスすることができ
る。先の例では、事故現場のGPS位置情報を検索キー
として入力することで、事故現場を取材撮影したテープ
が特定できる。また、撮影隊が取材撮影した内容の概略
についてもある程度まで知ることができる。具体的に
は、音声特徴情報をキーとして検索することで、VTR
テープ11の全体の記録の中のどの部分にレポートが含
まれているのか、それは何秒の長さの素材なのかといっ
たことを事前に入手できる。これにより、荒編集のプロ
グラムを準備しておくことができる。従って、撮影隊が
ローカル局に帰社した頃には、すでに本局からVTRテ
ープのタイムコード範囲を指定した素材送り要請が済ん
でいるような迅速な体制を整えること可能になる。
【0062】なお、本実施形態では、携帯電話を外部端
末機器としても利用できるようになっている。携帯電話
で日本語入力するのは煩雑であるから、あらかじめ各種
の取材内容に応じた局独自のコードを定めておいて、テ
ンキーから数字を入力するだけで、撮影内容を特定でき
るようにしておくと望ましい。
【0063】また、図2及び図3において、符号23は
PDAを、25は携帯パソコンをそれぞれ示しており、
外部入力端末及び/又は外部通信機器として使用される
ものである。携帯パソコン25を外部入力端末として用
いた場合には、従来の手書きメモを完全に廃止して、あ
らゆる取材データをキーボードから日本語入力すること
ができるようになる。
【0064】本実施形態によれば、例えば大地震による
津波のために小さな島全体がさらわれたような災害があ
ったとき、その島の位置情報を検索キーとして入力する
だけで、震災前にその島のようすを撮影していた録画テ
ープがどこにあるかを直ちに知ることができるなど、過
去になされた撮影取材の結果を資料映像として再利用す
るのにも貢献できる。
【0065】なお、上述したように本実施形態のビデオ
撮影カメラにおいては付加情報を利用することで荒編集
に備えることができるものの、付加情報だけからでは撮
影内容を視覚的に確認できないため、高い精度での編集
を事前に行なうことまではできない。一方、撮影された
画像及び音声は、主として素材伝送に使用されているマ
イクロ波若しくはテレビジョン中継網やATMネットワ
ーク等の有線ネットワークによって伝送されるものと想
定されるが、回線の容量の関係から撮影されたすべての
記録を撮影と同時に伝送することはできない。
【0066】そこで、図2及び図3においては、MPE
GやJPEGなどの高能率圧縮符号化装置27を組合わ
せたシステムも例示している。これにより、前述した付
加情報に加えて、付加情報が示す撮影された画像及び音
声の代表点の画像を伝送することが可能になる。従っ
て、付加情報を受付けた時点で本局又はローカル局で高
い精度で荒編集を行なうことが可能になる。また、こう
した代表点の画像をサーバに蓄積しておくことは後日の
他の番組制作での素材の再利用を容易にする。さらに、
データ放送コンテンツやHPでの提供のような低解像度
で十分なコンテンツに関しては、撮影と同時に番組制作
を並行して行なうことまで可能になる。
【0067】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の理解を容易にするために記載されたものであって、本
発明を限定するために記載されたものではない。したが
って、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明
の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む
趣旨である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明のビデオ撮影
カメラによれば、撮影取材をした地理的位置を正確に取
得することができ、特に放送局外で撮影取材をするのに
好適なビデオ撮影カメラが得られる。
【0069】さらに従来は手書きメモに頼っていたよう
な情報をも取得でき、こうして取得された情報を労力を
かけることなく統一的に管理することを可能にして取材
活動全体の効率を向上させ、また、撮影されたコンテン
ツの有効利用を図るのにも資することができる。
【0070】特に、請求項1に記載の装置によれば、ビ
デオ撮影カメラにGPS受信手段を備えることによりビ
デオ撮影カメラの現在位置を取得できるので、災害時な
どの混乱した現場を次々に移動しながら取材撮影を行う
場合であっても、撮影がどの地点において行なわれたの
かについて正確な情報を取得することができる。
【0071】請求項2に記載の装置によれば、ビデオ撮
影カメラの撮影位置に加えて、どの時刻に撮影したのか
を取得できるようになる。つまり、当該撮影が、どの時
刻に、どの地点で、なされたものかを正確に取得するこ
とができる。このため、例えば有珠山噴火のように、大
規模な撮影対象を複数の地点から撮影した場合におい
て、複数の各ビデオ撮影カメラのそれぞれについて、ど
の地点からどの時刻に撮影した画像であるのかについて
正確な情報を取得できる結果、撮影した画像を画像処理
技術によって立体画像に展開するような応用も可能にな
って、地殻変動の様子を立体画像としてリアルに表示す
ることができるようになる。
【0072】請求項3に記載の装置によれば、ビデオ撮
影カメラの位置情報のみならず、その向けられている方
位及び/又は仰角についての撮影方向情報をも得られ
る。従って、GPSによる位置情報だけでは例えば富士
山の西側の地域で撮影されたことは判別できてもそれが
何を被写体として撮影したものであるのかについてまで
は分らないところ、撮影方向情報によってビデオ撮影カ
メラが東側を向けられていたという付加情報が得られれ
ば、西側から東側の富士山を撮影したものであると判断
でき、さらに、時刻情報が午前6:10となっていれ
ば、富士山からの日の出の映像であるだろうと推測する
ことまでできる。
【0073】請求項4に記載の装置によれば、方位磁石
を備えた方位検出手段と水準器を備えた仰角検出手段と
いう比較的簡易かつ安価な手段を追加することによっ
て、撮影方向情報を得ることができる。
【0074】請求項5に記載の装置によれば、ジャイロ
装置という追従性の高い装置によって撮影方向情報を得
るようにしたので、被写体の動きが激しくて可及的にビ
デオ撮影カメラの撮影方向もめまぐるしく変化するよう
な場合であっても、つねに正確な撮影方向情報を得るこ
とができる。また、ロケットやスペースシャトルなどに
ビデオ撮影カメラを搭載する場合には、方位磁石では方
位を知ることはできないが、ジャイロ装置であれば宇宙
空間においても正確な撮影方向情報を得ることができ
る。
【0075】請求項6に記載の装置によれば、撮影され
た画像がどのくらいの視野を含んでいるものであるかが
得られるようになる。従って、前述の富士山の日の出の
例をとれば、富士山の全景を撮影したものか、それと
も、太陽をアップで撮影したものなのかを判別できるよ
うになる。
【0076】請求項7に記載の装置によれば、音声特徴
情報に基づいて、撮影画像の内容をある程度判別するこ
とができる。例えば、アナウンサーのハンドマイクの音
声レベルが得られれば、録画画像の中から、取材現場で
アナウンサーがレポートを読み上げている部分を特定す
るようなことができる。
【0077】請求項8に記載の装置によれば、画像特徴
情報に基づいて、撮影画像の内容をある程度判別するこ
とができる。例えば、野生動物を撮影すべく森林に設置
したビデオ撮影カメラが動く被写体つまり動物を撮影し
た部分を特定するようなことができる。
【0078】請求項9に記載の装置によれば、外部端末
機器から入力された任意の種類の付加情報を取得するこ
とができるので、例えば撮影対象の名称や氏名,取材ス
タッフの氏名その他の各種の情報を付加情報として取得
することができるようになって、従来の手書きメモによ
る記録に代えることが可能になる。
【0079】請求項10に記載の装置によれば、撮影画
像や入力音声を記録する記録媒体に各種の付加情報を記
録するようにしたので、記録媒体としての例えばVTR
テープを再生すれば、再生中の画像が撮影された位置情
報や時刻情報などを得ることができて、従来のように各
種情報を記載した手書きメモを探し出してその内容を知
るような迂遠な手順をとる必要がなくなる。そして、再
生時に出力された付加情報を放送局内のサーバコンピュ
ータへ登録するようにすれば、手書きメモのように紛失
や散逸のおそれもなく、付加情報を自動的にデータベー
ス化できて、取材した撮影画像を再利用することが著し
く容易になる。
【0080】請求項11に記載の装置によれば、撮影画
像や入力音声を記録する記録媒体とは独立した記録手段
に各種の付加情報を記録するようにしたので、撮影隊が
現場から帰社したら、例えば記憶手段としてのメモリカ
ードを局内のコンピュータに挿入して、直ちに撮影内容
についての付加情報を得ることができる。そして、請求
項10に記載の発明とは異なって、記録媒体例えばVT
Rを再生する前に付加情報を取出すことができるので、
かかる付加情報をたよりに荒編集の準備を予めととのえ
ておくことも可能になる。
【0081】請求項12に記載の装置によれば、付加情
報を例えば携帯パソコンへ転送し蓄積することができる
ので、撮影隊自身が移動時間中などにパソコンを操作し
て荒編集の準備をしたり、付加情報に対してさらなるコ
メント等の追加情報を付与したりといった応用が可能に
なる。
【0082】請求項13に記載の装置によれば、撮影対
象の付加情報を取材現場とは位置的に離れた所定の場所
にあるサーバに記録することによって、複数の撮影隊の
取材結果を統一的ないし統合的に把握し管理することが
できるようになる。そしてサーバ上の付加情報に対して
は複数箇所から同時的にアクセス可能になるために、コ
ンテンツ制作を複数サイトから協調作業で進めることが
実現できるようになる。
【0083】請求項14に記載の装置によれば、付加情
報をメタ言語形式で記述するので、前記各請求項に列挙
したような多種類で多彩な付加情報を取材の目的性質に
応じて様々に混用して使用した場合であっても、所定の
属性の付加情報を検索するようなときに混乱を生じさせ
ることもなく、検索効率も向上させることができるとい
うきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるビデオ撮影カメラの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のビデオ撮影カメラを用いて取得された付
加情報を収集するシステムを説明する図である。
【図3】図1のビデオ撮影カメラを用いて取得された付
加情報を一元的に管理するサーバを含むシステム全体を
説明する図である。
【符号の説明】
1 ビデオ撮影カメラ 3 ズームレンズ(撮影レンズ) 5 撮像素子 7 マイクロホン(音声入力手段) 9 音響アンプ(音声入力手段) 11 VTRテープ(記録媒体) 13 記録制御部(記録制御手段) 13a MPU 15 GPS受信機(GPS受信手段) 17 ジャイロ装置 19 インターフェース(外部出力手段) 21 携帯電話(外部端末機器及び外部通信機器) 23 PDA(外部端末機器及び外部通信機器) 25 携帯パソコン(外部端末機器及び外部通信機器) 27 高能率圧縮符号化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 FA01 FA04 FB01 FB04 FB07 5C022 AA00 AB66 AB68 AC03 AC11 AC13 AC31 AC41 AC69 5C052 AA01 AB03 AB04 AC01 AC08 CC06 DD04 EE03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像を結像させるための撮影レン
    ズと、前記撮影レンズの結像部に配置された撮像素子
    と、前記撮像素子によって得られた撮影画像を所定の記
    録媒体に記録するための制御を行う記録制御手段とを備
    えたビデオ撮影カメラであって、 GPS信号を受信するためのGPS受信手段をさらに備
    え、前記GPS受信手段によって得られた位置情報を、
    前記撮影画像の付加情報として取得する機能を備えたこ
    とを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオ撮影カメラにお
    いて、 前記付加情報には、前記GPS受信手段によって得られ
    た時刻情報をさらに含むことを特徴とするビデオ撮影カ
    メラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のビデオ撮影カメ
    ラにおいて、 前記付加情報には、前記撮影レンズの向けられている方
    位及び/又は仰角についての撮影方向情報をさらに含む
    ことを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のビデオ撮影カメラにお
    いて、 前記撮影方向情報を得るために、方位磁石を備えた方位
    検出手段と水準器を備えた仰角検出手段とをさらに備え
    ていることを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のビデオ撮影カメラにお
    いて、 前記撮影方向情報を得るために、ジャイロ装置を備えて
    いることを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    ビデオ撮影カメラにおいて、 前記付加情報には、前記撮影レンズの画角範囲又はズー
    ム倍率を示す画角情報をさらに含むことを特徴とするビ
    デオ撮影カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    ビデオ撮影カメラにおいて、 被写体が発する音声又はその他の音声を入力するための
    音声入力手段をさらに備え、この場合、前記音声入力手
    段は、前記撮像素子によって得られた撮影画像と前記音
    声入力手段によって得られた入力音声とを所定の記録媒
    体に記録する機能を備え、 前記付加情報には、前記音声入力手段から得られた前記
    入力音声の特徴又は特性についての音声特徴情報をさら
    に含むことを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    ビデオ撮影カメラにおいて、 前記付加情報には、前記撮像素子から得られた前記撮影
    画像の特徴又は特性についての画像特徴情報をさらに含
    むことを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    ビデオ撮影カメラにおいて、 外部端末機器からデータを受入れるための外部入力手段
    を備え、前記付加情報には、前記外部端末機器から入力
    された外部入力情報をさらに含むことを特徴とするビデ
    オ撮影カメラ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    のビデオ撮影カメラにおいて、 前記付加情報は、前記記録媒体に記録されることを特徴
    とするビデオ撮影カメラ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    のビデオ撮影カメラにおいて、 前記付加情報は、前記記録媒体における現在の記録位置
    と関連づけられた形式にて、前記記録媒体とは独立した
    記録手段に記録されることを特徴とするビデオ撮影カメ
    ラ。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1項に記
    載のビデオ撮影カメラにおいて、 前記付加情報を外部へ出力するための外部出力手段を備
    えていることを特徴とするビデオ撮影カメラ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のビデオ撮影カメラ
    において、 前記外部出力手段を介して出力された前記付加情報は、
    前記外部出力手段に接続された外部通信機器を経由して
    所定のサーバへ転送されることを特徴とするビデオ撮影
    カメラ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1項に記
    載のビデオ撮影カメラにおいて、 前記付加情報はメタ言語形式で記述されていることを特
    徴とするビデオ撮影カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012151873A (ja) * 2012-03-06 2012-08-09 Sony Corp 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム

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