JP2002198565A - 発光装置の駆動回路 - Google Patents
発光装置の駆動回路Info
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Abstract
を少なくし得る発光装置の駆動回路を提供する。 【解決手段】 ドットマトリクス状のユニットの電源端
子と接地間にツェナダイオードZ1を接続し、ドットマ
トリクス状に配列された各列の発光ダイオードLED1
1〜LED44のアノード側と接地間あるいは各行の発
光ダイオードのカソード側と電源端子との間にツェナダ
イオードZ2〜Z5,Z6〜Z9を接続してサージ電圧
が混入してもツェナダイオード側に逃がすことによりG
aN系発光ダイオードの駆動を図る。
Description
路に関し、特に、GaN系発光ダイオード(以下、LE
Dと称する)を使用した文字情報や映像情報などを表示
可能なLEDディスプレイユニットを駆動する発光装置
の駆動回路に関する。
EDを設けることにより、赤と黄緑の単色発光とこれら
を組合せた混合色(オレンジ)の発光が可能になるダイ
ナミック駆動方式のLED表示装置の一例を示すブロッ
ク図であり、図4は図3のLEDマトリクスの回路図で
ある。
マトリクス3は16×16ドット構成による256画素
にそれぞれ赤色と黄緑色のLEDをマトリクス状に配置
したものである。すなわち、図4に示すように、横方向
に16本のX軸ライン1aが設けられるとともに、この
X軸ライン1aに直交する縦方向に16本ずつの赤と黄
緑のYR軸ライン1bとYG軸ライン1cが設けられて
いる。そして、このX軸とYR軸ラインの交差部には赤
色LED1dが接続され、X軸とYG軸ラインの交差部
には黄緑色LED1eがそれぞれ接続されている。
す構成によって表示駆動される。すなわち、シフトレジ
スタ/ドライバ4にはクロック信号に同期してRデータ
が入力され、シフトレジスタ/ドライバ5にはGデータ
が入力される。そして、シフトレジスタ/ドライバ4,
5に所定数のデータが入力されるとラッチ信号によって
シフトレジスタに入力データがラッチされ、定電流ドラ
イバによってLEDが駆動される。このとき、該当する
X軸ラインを指定するために、アドレス信号A0〜A3
が入力され、デコーダ1でデコードされた後、ドライバ
2によって指定されたX軸ラインが駆動される。
画面の表示が行われる。また、この画面を100〜20
0回/秒繰返すことにより、ちらつきのない安定した表
示をすることが可能となる。
どの化合物半導体は、逆方向に印加される電圧に対して
弱く、半導体層が破壊されることがある。GaN系化合
物半導体は、その逆方向耐圧が50V程度と低く、逆方
向の印加電圧に対して特に破壊しやすい。
圧が印加される場合、GaN系半導体では順方向電圧で
も150V程度で破壊されやすい問題がある。このた
め、外部から静電気が印加されないような保護処理を施
さずにユニットを取扱うと、内部のGaN系LEDが破
壊されてしまうという問題があり、そのための対策が必
要となる。
オードを並列接続した例を示す回路図である。この図5
に示した例では、図4に示したLED1d,1eのうち
の一方の系統のみを示している。各LED11〜LED
33にはツェナダイオードZ11〜Z33が並列接続さ
れ、LED11〜LED33は駆動用のトランジスタT
R1〜TR3,TR5〜TR7によって駆動される。
ら加えられるサージ電圧などの大きな電圧をLED11
〜LED33に加わらないようにバイパスさせるための
ものである。これにより、外部からのサージ電圧などの
大きな電圧によるLEDの破壊を防止できる。
22を点灯するためにトランジスタTR2およびTR5
をオンにすると、矢印Aで示すようにツェナダイオード
Z11を介してリーク電流が流れ、LED22が点灯す
るのみでなく、LED21とLED12も微点灯すると
いう問題を生じる。しかも、各LED11〜LED33
に対してツェナダイオードZ11〜Z33を接続するた
め、LEDと同数のツェナダイオードが必要となってし
まう。
護用のツェナダイオードの数を少なくし得る発光装置の
駆動回路を提供することである。
リクス状に配列されたGaN系発光ダイオードを駆動す
るための発光装置の駆動回路であって、ドットマトリク
ス状のユニットの電源端子と接地間にツェナダイオード
を接続したことを特徴とする。
た各列の発光ダイオードのアノード側と接地間にツェナ
ダイオードを接続したことを特徴とする。
配列された各行の発光ダイオードのカソード側と電源端
子との間にツェナダイオードを接続したことを特徴とす
る。
N行,M列で発光ダイオードが配列され、配列された発
光ダイオードのうち1行目と1列目の交点,2行目と2
列目の交点…N行目とM列目の交点の各発光ダイオード
に対して正逆直列接続したツェナダイオードを並列接続
したことを特徴とする。
対して並列にツェナダイオードを接続するものに比べ
て、ツェナダイオードの数を大幅に削減することがで
き、部品点数が少なくなることにより回路規模を小さく
することができ、実装工数も低減できる。
GaN系発光ダイオードの逆方向電圧より小さく、ツェ
ナダイオードの逆方向ブレーク電圧はマトリクス状のユ
ニットの動作電圧よりも大きく、GaN系発光ダイオー
ドの順方向破壊電圧よりも小さいことを特徴とする。
イオードは同一基板内に組込まれていることを特徴とす
る。
ットマトリクスを示す回路図である。
4行(N行),4列(M列)のマトリクス状に配列され
ており、各行に対応してドライバ用のトランジスタTR
1〜TR4のコレクタが接続されており、各列に対応し
てドライバ用のトランジスタTR5〜TR8のコレクタ
が接続される。トランジスタTR1〜TR4の各エミッ
タにはLED電源電圧VLEDが供給されている。トラン
ジスタTR5〜TR8のエミッタは接地されている。
4は赤色または黄緑色のLEDの一方のみを示してお
り、他方は図示を省略している。
にはツェナダイオードZ1が接続されている。このツェ
ナダイオードZ1は表示装置の電源ラインからドットマ
トリクスユニットに混入するサージを接地側に逃がす機
能を果たす。
ドの共通ラインと接地間にツェナダイオードZ2〜Z5
を接続すれば、アノードのX軸共通ラインにサージが混
入しても、ツェナダイオードZ2〜Z5を介してサージ
を接地側に逃がすことができる。
ードの共通ラインとLED電源電圧VLEDの端子との間
にツェナダイオードZ6〜Z9を接続することにより、
Y軸データラインにサージが混入してもツェナダイオー
ドZ6〜Z9を介して電源端子側にサージ電圧を逃がす
ことができ、GaN系LED11〜LED44を保護す
ることができる。
TR8で各行,各列を駆動しても、1つのLEDのみが
点灯し、図5に示したように他のLEDが微点灯するこ
とはない。
トマトリクスの回路図である。図2において、N行,M
列(4行,4列)のマトリクス状に配列さたLED11
〜LED44のうち、1行目X1と1列目Y1,2行目
X2と2列目Y2,3行目X3と3列目Y3,4行目X
4と4列目Y4の交点のLED11,22,33,44
に対して正逆に直列接続したツェナダイオードZa,Z
b,Zc,Zdが並列接続される。これにより、ある軸
上ラインにサージ電圧が混入しても、ツェナダイオード
Za〜Zdを介して逃がすことができるため、LED1
1〜LED44にサージ電圧が印加されることがなく、
GaN系LEDを保護できる。
LED44は赤色と黄緑色のLEDの一方のみを示し、
他方を省略している。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
トマトリクス状のユニットの電源端子と接地間にツェナ
ーダイオードを接続するか,各列の発光ダイオードのア
ノード側と接地間にツェナーダイオードを接続するか,
各行の発光ダイオードのカソード側と電源端子にツェナ
ーダイオードを接続するかあるいは1行目と1列目の交
点,2行目と2列れ目の交点,…N行目とM列目の交点
の各発光ダイオードに対して正逆直列接続したツェナダ
イオードを並列接続することにより、各発光ダイオード
に対して並列にツェナダイオードを接続するものに比べ
て、ツェナダイオードの数を大幅に削減することがで
き、部品点数が少なくなることにより回路規模を小さく
することができ、実装工数も低減できる。
回路図である。
の回路図である。
装置の一例を示すブロック図である。
Dマトリクスの具体的な回路図である。
ナダイオードを並列接続した例を示す回路図である。
R4,TR5〜TR8トランジスタ、Z1〜Z9,Za
〜Zd ツェナダイオード。
Claims (6)
- 【請求項1】 ドットマトリクス状に配列されたGaN
系発光ダイオードを駆動するための駆動回路であって、 前記ドットマトリクス状のユニットの電源端子と接地間
にツェナダイオードを接続したことを特徴とする、発光
装置の駆動回路。 - 【請求項2】 ドットマトリクス状に配列されたGaN
系発光ダイオードを駆動するための駆動回路であって、 前記ドットマトリクス状に配列された各列の発光ダイオ
ードのアノード側と接地間にツェナダイオードを接続し
たことを特徴とする、発光装置の駆動回路。 - 【請求項3】 ドットマトリクス状に配列されたGaN
系発光ダイオードを駆動するための駆動回路であって、 前記ドットマトリクス状に配列された各行の発光ダイオ
ードのカソード側と電源端子との間にツェナダイオード
を接続したことを特徴とする、発光装置の駆動回路。 - 【請求項4】 ドットマトリクス状に配列されたGaN
系発光ダイオードを駆動するための発光装置の駆動回路
であって、 前記ドットマトリクスはN行M列で発光ダイオードが配
列され、 前記配列された発光ダイオードのうち、1行目と1列目
の交点,2行目と2列目の交点…N行目とM列目の交点
の各発光ダイオードに対して正逆直列接続したツェナダ
イオードを並列接続したことを特徴とする、発光装置の
駆動回路。 - 【請求項5】 前記ツェナダイオードの順方向電圧は、
前記GaN系発光ダイオードの逆方向電圧より小さく、
前記ツェナダイオードの逆方向ブレーク電圧は前記マト
リクス状のユニットの動作電圧よりも大きく、GaN系
発光ダイオードの順方向破壊電圧よりも小さいことを特
徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の発光装置
の駆動回路。 - 【請求項6】 前記GaN系発光ダイオードと前記ツェ
ナダイオードは同一基板内に組込まれていることを特徴
とする、請求項2から4のいずれかに記載の発光装置の
駆動回路。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000398016A JP3733023B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 発光装置の駆動回路 |
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JP3733023B2 JP3733023B2 (ja) | 2006-01-11 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100936399B1 (ko) * | 2009-08-28 | 2010-01-12 | (주)윌넷 | Led 전광판의 동적 구동장치 |
JP2018202026A (ja) * | 2017-06-08 | 2018-12-27 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
CN113393806A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-14 | 上海天马微电子有限公司 | 显示面板以及显示装置 |
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2000
- 2000-12-27 JP JP2000398016A patent/JP3733023B2/ja not_active Expired - Fee Related
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