JP2002198557A - 光結合装置 - Google Patents

光結合装置

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JP2002198557A
JP2002198557A JP2000393146A JP2000393146A JP2002198557A JP 2002198557 A JP2002198557 A JP 2002198557A JP 2000393146 A JP2000393146 A JP 2000393146A JP 2000393146 A JP2000393146 A JP 2000393146A JP 2002198557 A JP2002198557 A JP 2002198557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外乱光や人工光の影響を受け難く、また意図的
な誤検出の誘因が困難な光結合装置を提供する。 【解決手段】第1及び第2発光素子2,4は、交互に発
光する。この発光に同期して、第1及び第2受光素子
3,5の出力も交互に変化する。第1及び第2発光素子
2,4の発光周期に同期して、第1及び第2受光素子
3,5の出力が3回連続でハイレベルになると、パチン
コ玉が無いと判定し、また第1及び第2発光素子2,4
の発光周期の3倍以上の間、第1及び受光素子3,5の
出力がローレベルであれば、パチンコ玉が有ると判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉等の被
検出物を検出する光結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、パチンコ球等の鋼球を検出
する装置としては、多数のパチンコ球を連続的に自然落
下させ、その落下軌跡の途中で、パチンコ球の通過を逐
一検出するというものがある。例えば、パチンコ球が通
過する通過孔に光を出射して、この通過孔を横切った光
を検出するという光学式センサを設け、この光が遮断さ
れたときに、パチンコ球が通過したものとみなして、パ
チンコ球を検出している。
【0003】図17(a)及び(b)は、従来の光学式
センサの一例を示す平面図及び側面図である。これらの
図に示す様に、ホルダー101にパチンコ球の通過孔1
01aを形成し、この通過孔101aの周縁に沿って、
透光性の合成樹脂からなる第1光ガイド102を設けて
いる。また、ホルダー101にプリント基板103を固
定しており、このプリント基板103上に発光素子10
4、受光素子105、コンデンサ106、抵抗107及
びコネクタ108等を搭載している。受光素子105の
受光面は、下方に向いており、この受光面に、透光性の
合成樹脂からなる第2光ガイド109を設けている。
【0004】発光素子104から出射された光は、点線
で示す光路Aを経て受光素子105に至る。すなわち、
この光は、第1光ガイド102に入射し、第1光ガイド
102によって3回反射されてから、通過孔101aを
横切り、第2光ガイド109へと導かれる。そして、こ
の光は、第2光ガイド109によって反射されて、受光
素子105の受光面に入射する。
【0005】パチンコ球が通過孔101aを通過すると
きには、光路Aが遮断され、受光素子105の出力が変
化する。この受光素子105の出力変化に基づいて、パ
チンコ球を検出することができる。
【0006】その他には、パチンコ玉の通過孔内に、電
磁コイルによって磁界を形成しておき、パチンコ玉が通
過するときのインピーダンスの変化に基づいて、パチン
コ玉を非接触で検出する近接方式センサや、パチンコ玉
の通過孔内にレバーを設けると共に、このレバーに連動
するスイッチを設けておき、パチンコ玉によってレバー
が倒されたときのスイッチのオンオフに基づいてパチン
コ玉を検出する機械式センサ等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学式センサは、1組の発光素子及び受光素子のみ
を用いているので、人工光を受光素子に意図的に入射さ
せ、誤検出を誘発させるという不正行為を行い易かっ
た。
【0008】また、近年、インバータを内蔵し、高周波
数で光源を点灯させる照明器具が普及してきている。こ
の種の照明器具は、通常、その光に、単一周波数成分で
はなく、多様な周波数の成分を含んでいる。このため、
照明器具の光成分が受光素子に入射して、センサの誤検
出が発生することがあった。
【0009】更に、近接方式センサは、その原理上、セ
ラミックやガラス等の非磁性体を検出することができな
い。また、機械式センサは、検出応答速度が遅く、多数
のパチンコ玉を連続して高速に検出することができな
い。
【0010】そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑み
てなされたものであり、外乱光や人工光の影響を受け難
く、また意図的な誤検出の誘因が困難な光結合装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光結合装置は、第1発光素子、及び第1発光
素子からの光を受光する第1受光素子と、第2発光素
子、及び第2発光素子からの光を受光する第2受光素子
とを備え、第1及び第2発光素子を交互に発光させ、第
1及び第2受光素子の出力に基づいて、被検出物を検出
している。
【0012】本発明によれば、第1及び第2発光素子を
交互に発光させているので、これに同期して第1及び第
2受光素子の出力も交互に変化する。従って、外乱光や
人工光が第1及び第2受光素子のいずれかに異なるタイ
ミングで入射したとき、あるいは両者の受光素子に同時
に入射したときには、外乱光や人工光による第1及び第
2受光素子の出力を識別することができる。このため、
外乱光や人工光を原因とする誤検出を防止することがで
きる。あるいは、人工光を受光素子に意図的に入射さ
せ、誤検出を誘発させるという不正行為が行い難くな
る。また、光により被検出物を検出するので、検出応答
速度が早く、セラミックやガラス等の非磁性体を検出す
ることができる。
【0013】また、本発明においては、第1発光素子と
第1受光素子を対向配置し、第2発光素子と第2受光素
子を対向配置し、第1発光素子から第1受光素子への光
経路と第2発光素子から第2受光素子への光経路を略平
行又は襷状に配置している。
【0014】この様に各光経路の配置を工夫すれば、外
乱光や人工光が第1及び第2受光素子に同時に入射し難
くなり、外乱光や人工光による誤検出を防止することが
できる。
【0015】更に、本発明においては、第1受光素子
は、第1発光素子から出射されて、被検出物で反射され
た光が入射する位置に配置され、第2受光素子は、第2
発光素子から出射されて、被検出物で反射された光が入
射する位置に配置されている。
【0016】この様に本発明の光結合装置は、反射型の
センサとして用いることができる。勿論、透過型のセン
サとしても用いることができる。
【0017】また、本発明においては、第1発光素子及
び第1受光素子と、第2発光素子及び第2受光素子によ
って被検出物の略同一側が共に検出される様に、該各発
光素子及び該各受光素子を接近させて配置している。
【0018】これにより、装置の小型化を図ることがで
きる。
【0019】更に、本発明においては、第1発光素子か
ら出射された光を被検出物で複数回反射させた後に、こ
の光を第1受光素子に入射させる第1光ガイドと、第2
発光素子から出射された光を被検出物で複数回反射させ
た後に、この光を第2受光素子に入射させる第2光ガイ
ドとを更に備えている。
【0020】この様に光を被検出物で複数回反射させる
と、被検出物の形状により、この光の入射位置が大きく
変化する。このため、特定の形状の被検出物で反射され
た光のみが受光素子に入射する。これにより、誤検出を
防止することができる。
【0021】また、本発明においては、第1発光素子か
らの光が通過する偏光フィルタ、第1受光素子への光が
通過する偏光フィルタ、第2発光素子からの光が通過す
る偏光フィルタ、第2受光素子への光が通過する偏光フ
ィルタをそれぞれ設け、第1発光素子及び第1受光素子
の偏光フィルタによる直線偏光方向と、第2発光素子及
び第2受光素子の偏光フィルタによる直線偏光方向が相
互に異なる。
【0022】この様に偏光フィルタを用いれば、第1発
光素子からの光が第2受光素子に入射したり、第2発光
素子からの光が第1受光素子に入射し難くなり、また外
乱光や人工光が第1及び第2受光素子に入射し難くな
り、誤検出が防止される。
【0023】更に、本発明においては、第1発光素子か
らの光が第1受光素子に入射しているときに、第2受光
素子に光が入射せず、第2発光素子からの光が第2受光
素子に入射しているときに、第1受光素子に光が入射し
ない。
【0024】また、本発明においては、第1発光素子か
ら出射された光及び第1受光素子に入射される光の少な
くとも一方を導く第1光案内経路と、第2発光素子から
出射された光及び第2受光素子に入射される光の少なく
とも一方を導く第2光案内経路とを更に備えている。
【0025】この様な第1及び第2光案内経路を設ける
ことにより、各発光素子及び各受光素子の配置の自由度
が高くなる。
【0026】更に、本発明においては、第1及び第2発
光素子から出射されるそれぞれの光の波長を異ならせ、
第1発光素子からの光を選択的に透過する帯域フィルタ
を第1受光素子の受光面側に設け、第2発光素子からの
光を選択的に透過する帯域フィルタを第2受光素子の受
光面側に設けている。
【0027】これにより、第1発光素子からの光のみが
第1受光素子に入射し、第2発光素子からの光のみが第
2受光素子に入射する。このため、外乱光や人工光が第
1及び第2受光素子に入射し難くなり、誤検出が防止さ
れる。
【0028】また、本発明においては、第1及び第2受
光素子に入射する光の経路の周囲に、外乱光を遮蔽する
光トラップを設けている。
【0029】この様な光トラップにより、外乱光や人工
光が第1及び第2受光素子に入射し難くなり、誤検出が
防止される。
【0030】更に、本発明においては、第1発光素子及
び第1受光素子と、第2発光素子及び第2受光素子を被
検出物の通過方向に沿ってずらして配置している。
【0031】この様なずれを設定すれば、第1受光素子
の出力変化のタイミングと第2受光素子の出力変化のタ
イミングに基づいて、被検出物の通過速度を測定するこ
とが可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の光結合装置の第1実施形
態を概略的に示す平面図である。本実施形態の光結合装
置は、パチンコ玉を検出する透過型のセンサである。
【0034】図1に示す様に、ホルダー1には、パチン
コ玉の通過孔1aが形成されている。この通過孔1aの
断面形状は、正多角形であり、パチンコ玉に複数箇所で
接触し易く、これによりパチンコ玉の回転を止めて、パ
チンコ玉を速やかに落下させることができる。
【0035】このホルダー1の通過孔1aの周縁に、第
1発光素子2と、第1発光素子2に対向する第1受光素
子3と、第2発光素子4と、第2発光素子4に対向する
第2受光素子5とを配設している。第1発光素子2から
出射された光は、第1受光素子3に入射する。また、第
2発光素子4から出射された光は、第2受光素子5に入
射する。第1発光素子2から第1受光素子3への光経路
7と、第2発光素子4から第2受光素子5への光経路8
とが略平行となる様に、各発光素子2,4及び各受光素
子3,5を位置決めしている。
【0036】第1及び第2発光素子2,4は、交互に発
光する。この発光に同期して、第1及び第2受光素子
3,5の出力も交互に変化する。
【0037】図2は、本実施形態の光結合装置の構成を
示すブロック図である。図2において、方形波発振器1
1は、予め設定された周期の方形波信号を生成し、この
方形波信号を第1及び第2単安定マルチバイブレータ1
2,13に出力する。第1単安定マルチバイブレータ1
2は、この方形波信号の立上りで、一定幅のパルス信号
P1 を形成し、このパルス信号P1 を同期信号及び復調
回路14及び第1発光素子駆動回路15に出力する。ま
た、第2単安定マルチバイブレータ13は、方形波信号
の立下がりで、一定幅のパルス信号P2 を形成し、この
パルス信号P2を同期信号及び復調回路14及び第2発
光素子駆動回路16に出力する。
【0038】各パルス信号P1 ,P2 は、同一の方形波
信号の立上り及び立ち下がりでそれぞれ形成されるの
で、交互にかつ一定の周期で出力される。
【0039】第1及び第2発光素子駆動回路15,16
は、スイッチ回路や定電流回路等を備えており、それぞ
れのパルス信号P1 ,P2 に応答して、一定の駆動電流
を第1及び第2発光素子2,4に流す。これにより、第
1及び第2発光素子2,4が交互にかつ一定の周期で発
光する。そして、第1及び第2受光素子3,5は、交互
にかつ一定の周期で受光することになる。
【0040】第1及び第2受光素子3,5は、交互にか
つ一定の周期で受光する度に、パルス状の信号をそれぞ
れ出力する。これらのパルス状の信号は、第1及び第2
増幅器17,18により増幅されてから、該各信号の直
流成分を遮断するそれぞれのコンデンサ21,22を介
して、各コンパレータ23,24に加えられる。各コン
パレータ23,24は、これらのパルス状の信号が予め
設定された閾値に達すると、各検出信号C1 ,C2 をそ
れぞれハイレベルにする。
【0041】同期信号及び復調回路14は、第1及び第
2単安定マルチバイブレータ12,13からの各パルス
信号P1 ,P2 、及び各コンパレータ23,24からの
各検出信号C1 ,C2 を入力し、各検出信号C1 ,C2
がそれぞれのパルス信号P1,P2 に同期して3回連続
でハイレベルになると、パチンコ玉が無いと判定して、
判定信号Jをローレベルに設定する。また、各パルス信
号P1 ,P2 の3周期以上の間、各検出信号C1 ,C2
のローレベルが維持されると、パチンコ玉が有ると判定
して、判定信号Jをハイレベルに設定する。
【0042】すなわち、第1及び第2発光素子2,4の
発光周期に同期して、第1及び第2受光素子3,5の出
力が3回連続でハイレベルになると、パチンコ玉が無い
と判定し、また第1及び第2発光素子2,4の発光周期
の3倍以上の間、第1及び第2受光素子3,5の出力が
ローレベルであれば、パチンコ玉が有ると判定する。
【0043】図3は、光結合装置における各信号等を示
すタイミングチャートである。ここには、第1及び第2
発光素子2,4の交互の発光タイミングを示す各パルス
信号P1 ,P2 、第1及び第2受光素子3,5の交互の
受光タイミングを示す各検出信号C1 ,C2 、パチンコ
玉の有無、及び判定信号Jが示されている。また、ここ
では、A〜Eを1サイクルとする。
【0044】図3において、時点T0 〜T1 の3サイク
ルの間、パチンコ玉が有り、各検出信号C1 ,C2 のロ
ーレベルが維持されるので、時点T1 より、判定信号J
がハイレベルとなる。また、時点T1 〜T2 の3サイク
ルの間、パチンコ玉が無く、各検出信号C1 ,C2 がそ
れぞれのパルス信号P1 ,P2 に同期して3回連続でハ
イレベルになるので、時点T2 より、判定信号Jがロー
レベルとなる。更に、時点T3 で、判定信号Jが再びハ
イレベルとなるが、その直後の各時点T4 ,T5 で、各
検出信号C1 ,C2 がそれぞれのパルス信号P1 ,P2
に同期せずにハイレベルになるので、つまり第1及び第
2発光素子2,4の発光周期に同期せずに、第1及び第
2受光素子3,5が受光したので、時点T6 より、判定
信号Jがローレベルに直ちに戻される。この様に各パル
ス信号P1 ,P2 が非同期でハイレベルになったときに
は、少なくとも1サイクルの間、判定信号Jがローレベ
ルに維持され、この後にパチンコ玉の有無の判定が再開
される。
【0045】図4は、本発明の光結合装置の第2実施形
態を概略的に示す平面図である。尚、図4において、図
1の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0046】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する反射型のセンサである。第1及び第2発光素子
2,4は、交互に発光する。
【0047】第1発光素子2から出射された光は、パチ
ンコ玉Bで反射されてから、第1受光素子3に入射す
る。同様に、第2発光素子4から出射された光は、パチ
ンコ玉Bで反射されてから、第2受光素子5に入射す
る。
【0048】従って、反射型の場合は、パチンコ玉が有
るときに、発光素子からの光が受光素子に入射する。こ
れに対して、上記第1実施形態の透過型の場合は、パチ
ンコ玉が無いときに、発光素子からの光が受光素子に入
射する。
【0049】この様な反射型の光結合装置にも、図2の
回路構成を適用することができる。ただし、同期信号及
び復調回路14による処理が異なり、各検出信号C1 ,
C2がそれぞれのパルス信号P1 ,P2 に同期して3回
連続でハイレベルになると、パチンコ玉が有ると判定し
て、判定信号Jをハイレベルに設定する。また、各パル
ス信号P1 ,P2 の3周期以上の間、各検出信号C1 ,
C2 のローレベルが維持されると、パチンコ玉が無いと
判定して、判定信号Jをローレベルに設定する。
【0050】図5は、本発明の光結合装置の第3実施形
態を概略的に示す平面図である。尚、図5において、図
1の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0051】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサである。この装置では、第2発
光素子4及び第2受光素子5の位置が第1実施形態の装
置と逆になっている。このため、一方向の外乱光や人工
光が第1及び第2受光素子3,5に同時に入射すること
がなく、外乱光や人工光による誤検出が発生し難い。
【0052】図6は、本発明の光結合装置の第4実施形
態を概略的に示す平面図である。尚、図6において、図
1の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0053】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサであり、第1発光素子2から第
1受光素子3への光経路7と、第2発光素子4から第2
受光素子5への光経路8とが襷状となる様に、各発光素
子2,4及び各受光素子3,5を位置決めしている。
【0054】図7は、本発明の光結合装置の第5実施形
態を概略的に示す平面図である。尚、図7において、図
1の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0055】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する反射型のセンサであり、第1発光素子2及び第
1受光素子3と、第2発光素子4及び第2受光素子5を
接近させて、第1及び第2受光素子3,5によりパチン
コ玉Bの略同一側を共に検出している。これにより、構
造の簡単化と小型化を図っている。
【0056】図8は、本発明の光結合装置の第6実施形
態を概略的に示す平面図である。尚、図8において、図
1の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0057】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサであり、第1発光素子2の発光
面側及び第1受光素子3の受光面側にそれぞれの第1偏
光フィルタ31,32を設け、第2発光素子4の発光面
側及び第2受光素子5の受光面側にそれぞれの第2偏光
フィルタ33,34を設けている。各第1偏光フィルタ
31,32による直線偏光方向が相互に一致し、各第2
偏光フィルタ33,34による直線偏光方向が相互に一
致し、前者と後者の直線偏光方向が相互に90°異な
る。
【0058】第1発光素子2から出射された光は、第1
偏光フィルタ31を通過して、直線偏光された光とな
り、この直線偏光された光が第1偏光フィルタ32を通
過して、第1受光素子3に入射する。同様に、第2発光
素子4から出射された光は、第2偏光フィルタ33を通
過して、直線偏光された光となり、この直線偏光された
光が第2偏光フィルタ34を通過して、第2受光素子5
に入射する。
【0059】この様に第1及び第2受光素子3,5に
は、直線偏光された光のみが入射するので、外乱光や人
工光が第1及び第2受光素子3,5に入射し難く、外乱
光や人工光による誤検出が発生し難い。また、第1及び
第2受光素子3,5に入射するそれぞれの光の直線偏光
の方向が異なるので、第1発光素子2の光が第2受光素
子5に入射したり、第2発光素子4の光が第1受光素子
3に入射することがなく、相互の光により誤検出を招く
ことが無い。
【0060】図9は、本発明の光結合装置の第7実施形
態を概略的に示す平面図である。尚、図9において、図
8の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0061】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する反射型のセンサであり、第6実施形態と同様
に、第1発光素子2及び第1受光素子3にそれぞれの第
1偏光フィルタ31,32を付設し、第2発光素子4及
び第2受光素子5にそれぞれの第2偏光フィルタ33,
34を付設している。第1発光素子2から出射された光
は、第1偏光フィルタ31を通過し、パチンコ玉Bで反
射されてから、第1偏光フィルタ32を通過して、第1
受光素子3に入射する。同様に、第2発光素子4から出
射された光は、第2偏光フィルタ33を通過し、パチン
コ玉Bで反射されてから、第2偏光フィルタ34を通過
して、第2受光素子5に入射する。
【0062】図10は、本発明の光結合装置の第8実施
形態を概略的に示す平面図である。尚、図10におい
て、図8の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号
を付している。
【0063】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する反射型のセンサであり、第6実施形態と同様
に、第1発光素子2及び第1受光素子3にそれぞれの第
1偏光フィルタ31,32を付設し、第2発光素子4及
び第2受光素子5にそれぞれの第2偏光フィルタ33,
34を付設している。また、第1発光素子2及び第1受
光素子3と、第2発光素子4及び第2受光素子5を接近
させて、構造の簡単化と小型化を図っている。
【0064】図11は、本発明の光結合装置の第9実施
形態を概略的に示す平面図である。尚、図11におい
て、図8の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号
を付している。
【0065】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する反射型のセンサであり、通過孔1aの周縁に沿
って、第1発光素子2及び第1受光素子3間に、2つの
第1光ガイド35,36を設け、また通過孔1aの周縁
に沿って、第2発光素子4及び第2受光素子5間に、2
つの第2光ガイド37,38を設けている。
【0066】各第1光ガイド35,36及び各第2光ガ
イド37,38は、プリズムや反射ミラー等からなり、
パチンコ玉Bで反射された光を入射して、この光をパチ
ンコ玉へと出射する。
【0067】第1発光素子2から出射された光は、第1
偏光フィルタ31を通過し、パチンコ玉Bに入射して、
ここで反射される。更に、この光は、一方の第1光ガイ
ド35に入射して、ここから出射され、パチンコ玉Bで
反射され、他方の第1光ガイド36に入射して、ここか
ら出射され、パチンコ玉Bで反射され、第1偏光フィル
タ32を通過し、第1受光素子3に入射する。同様に、
第2発光素子4から出射された光は、第2偏光フィルタ
33→パチンコ玉B→一方の第2光ガイド37→パチン
コ玉B→他方の第1光ガイド38→パチンコ玉B→第2
偏光フィルタ34という経路を経て、第2受光素子5に
入射する。
【0068】従って、第1及び第2発光素子2,4から
出射された光は、パチンコ玉Bで3回反射されてから、
第1及び第2受光素子3,5に入射する。
【0069】この様に光を被検出物で複数回反射させる
と、被検出物の形状により、この光の入射位置が大きく
変化する。このため、特定の形状のパチンコ玉Bで反射
された光のみが第1及び第2受光素子3,5に入射し、
異物で反射された光が第1及び第2受光素子3,5に入
射することは殆どない。これにより、誤検出を防止する
ことができる。
【0070】図12は、本発明の光結合装置の第10実
施形態を概略的に示す平面図である。尚、図12におい
て、図8の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号
を付している。
【0071】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサであり、第1発光素子2及び第
1受光素子3を隣接して配置し、第1発光素子2からの
光の入射位置S1 と第1受光素子3を第1光案内経路4
1を通じて接続し、また第2発光素子4及び第2受光素
子5を隣接して配置し、第2発光素子4からの光の入射
位置S2 と第2受光素子5を第2光案内経路42を通じ
て接続している。
【0072】第1及び第2光案内経路41,42は、例
えば複数のプリズムや反射ミラーを組み合わせたもので
ある。第1発光素子2から出射され、入射位置S1 に光
が入射すると、この光が第1光案内経路41により導か
れて第1受光素子3に入射する。同様に、第2発光素子
4から出射され、入射位置S2 に光が入射すると、この
光が第2光案内経路42により導かれて第2受光素子5
に入射する。
【0073】図13は、図12の光結合装置の変形例を
示している。この光結合装置では、第1及び第2光案内
経路41A,42Aとして、光ファイバーを適用してい
る。
【0074】図14は、本発明の光結合装置の第11実
施形態を概略的に示す平面図である。尚、図14におい
て、図1の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号
を付している。
【0075】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサであり、第1及び第2発光素子
2,4の発光波長が相互に異なる。また、第1受光素子
3の受光面側には、第1発光素子2の発光波長の光のみ
を透過させる第1帯域フィルタ43を配設し、第2受光
素子5の受光面側には、第2発光素子3の発光波長の光
のみを透過させる第2帯域フィルタ44を配設してい
る。
【0076】第1受光素子3には、第1帯域フィルタ4
3によって選択された第1発光素子2からの光のみが入
射し、また第2受光素子5には、第2帯域フィルタ44
によって選択された第2発光素子4からの光のみが入射
する。
【0077】このため、外乱光や人工光が第1及び第2
受光素子3,5に入射し難く、外乱光や人工光による誤
検出が発生し難い。また、第1及び第2受光素子3,5
に入射するそれぞれの光の波長が異なるので、第1発光
素子2の光が第2受光素子5に入射したり、第2発光素
子4の光が第1受光素子3に入射することがなく、相互
の光により誤検出を招くことが無い。
【0078】図15は、本発明の光結合装置の第12実
施形態を概略的に示す平面図である。尚、図15におい
て、図8の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号
を付している。
【0079】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサであり、第1及び第2受光素子
3,5の手前に、それぞれの光トラップ51,52を設
けている。これらの光トラップ51,52は、複数のス
リットを離間させて配置したものである。
【0080】各光トラップ51,52は、第1及び第2
発光素子2,4の光のみを通過させ、他の方向からの光
を遮断して、この光が第1及び第2受光素子3,5に入
射するのを防止する。このため、外乱光や人工光が第1
及び第2受光素子3,5に入射し難く、外乱光や人工光
による誤検出が発生し難い。
【0081】図16(a)は、本発明の光結合装置の第
13実施形態を概略的に示す平面図であり、図16
(b)は、(a)のX−Xに沿う断面図である。尚、図
16(a)及び(b)において、図8の装置と同様の作
用を果たす部位には同じ符号を付している。
【0082】本実施形態の光結合装置は、パチンコ玉を
検出する透過型のセンサであり、第1発光素子2及び第
1受光素子3と、第2発光素子4及び第2受光素子5と
をパチンコ玉の通過方向Yに沿ってずらしている。
【0083】この場合、第1及び第2発光素子2,4の
発光タイミングが同じでも、パチンコ玉の通過に際し、
第1及び第2受光素子3,5の出力変化のタイミングが
僅かにずれる。このタイミングのずれの方向がパチンコ
玉の通過方向に対応し、また、このずれの時間がパチン
コ玉の速度に比例する。このため、このタイミングのず
れの方向と、このずれの時間に基づいて、パチンコ玉の
通過方向と通過速度を検出することができる。
【0084】尚、本発明は、上記各実施形態に限定され
るものでなく、多様に変形することができる。例えば、
第1及び第2発光素子、第1及び第2受光素子だけでな
く、3組以上の発光素子及び受光素子を設け、各発光素
子の発光タイミングをずらし、各受光素子の出力変化に
基づいて、被検出物を検出しても構わない。また、各組
の発光素子及び受光素子の位置を適宜に変更しても良
い。
【0085】更に、本発明は、パチンコ玉だけでなく、
他の種類の鋼球や、非磁性体の球や、あるいは異なる形
状の被検出物の検出に適用することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、第1
及び第2発光素子を交互に発光させているので、これに
同期して第1及び第2受光素子の出力も交互に変化す
る。従って、外乱光や人工光が第1及び第2受光素子の
いずれかに異なるタイミングで入射したとき、あるいは
両者の受光素子に同時に入射したときには、外乱光や人
工光による第1及び第2受光素子の出力を識別すること
ができる。このため、外乱光や人工光を原因とする誤検
出を防止することができる。あるいは、人工光を受光素
子に意図的に入射させ、誤検出を誘発させるという不正
行為が行い難くなる。また、光により被検出物を検出す
るので、検出応答速度が早く、セラミックやガラス等の
非磁性体を検出することができる。
【0087】また、本発明によれば、第1発光素子から
第1受光素子への光経路と第2発光素子から第2受光素
子への光経路を略平行又は襷状に配置している。この様
に各光経路の配置を工夫すると、外乱光や人工光が第1
及び第2受光素子に同時に入射し難くなり、外乱光や人
工光による誤検出を防止することができる。
【0088】更に、本発明の光結合装置は、反射型のセ
ンサとして用いることができる。勿論、透過型のセンサ
としても用いることができる。
【0089】また、本発明によれば、該各発光素子及び
該各受光素子を接近させて配置しているので、装置の小
型化を図ることができる。
【0090】更に、本発明によれば、発光素子から出射
された光を被検出物で複数回反射させた後に、この光を
受光素子に入射させている。この様に光を被検出物で複
数回反射させると、被検出物の形状により、この光の入
射位置が大きく変化する。このため、特定の形状の被検
出物で反射された光のみが受光素子に入射する。これに
より、誤検出を防止することができる。
【0091】また、本発明によれば、第1発光素子から
の光が通過する偏光フィルタ、第1受光素子への光が通
過する偏光フィルタ、第2発光素子からの光が通過する
偏光フィルタ、第2受光素子への光が通過する偏光フィ
ルタをそれぞれ設けているので、第1発光素子からの光
が第2受光素子に入射したり、第2発光素子からの光が
第1受光素子に入射し難くなり、また外乱光や人工光が
第1及び第2受光素子に入射し難くなり、誤検出が防止
される。
【0092】更に、本発明によれば、光を導く光案内経
路を設けているので、各発光素子及び各受光素子の配置
の自由度が高くなる。
【0093】また、本発明によれば、第1及び第2発光
素子から出射されるそれぞれの光の波長を異ならせ、そ
れぞれの帯域フィルタを第1及び第2受光素子の受光面
側に設けている。これにより、第1発光素子からの光の
みが第1受光素子に入射し、第2発光素子からの光のみ
が第2受光素子に入射する。このため、外乱光や人工光
が第1及び第2受光素子に入射し難くなり、誤検出が防
止される。
【0094】更に、本発明によれば、受光素子に入射す
る光の経路の周囲に、外乱光を遮蔽する光トラップを設
けているので、外乱光や人工光が第1及び第2受光素子
に入射し難くなり、誤検出が防止される。
【0095】また、本発明によれば、第1発光素子及び
第1受光素子と、第2発光素子及び第2受光素子を被検
出物の通過方向に沿ってずらして配置しているので、第
1受光素子の出力変化のタイミングと第2受光素子の出
力変化のタイミングに基づいて、被検出物の通過速度を
測定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光結合装置の第1実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図2】図1の光結合装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の光結合装置における各信号を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】本発明の光結合装置の第2実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図5】本発明の光結合装置の第3実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図6】本発明の光結合装置の第4実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図7】本発明の光結合装置の第5実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図8】本発明の光結合装置の第6実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図9】本発明の光結合装置の第7実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図10】本発明の光結合装置の第8実施形態を概略的
に示す平面図である。
【図11】本発明の光結合装置の第9実施形態を概略的
に示す平面図である。
【図12】本発明の光結合装置の第10実施形態を概略
的に示す平面図である。
【図13】図12の光結合装置の変形例を示す平面図で
ある。
【図14】本発明の光結合装置の第11実施形態を概略
的に示す平面図である。
【図15】本発明の光結合装置の第12実施形態を概略
的に示す平面図である。
【図16】(a)は本発明の光結合装置の第13実施形
態を概略的に示す平面図であり、(b)は(a)のX−
Xに沿う断面図である。
【図17】(a)は従来の光学式センサを概略的に示す
平面図であり、(b)は同光学式センサを示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 第1発光素子 3 第1受光素子 4 第2発光素子 5 第2受光素子 7,8 光経路 11 方形波発振器 12 第1単安定マルチバイブレータ 13 第2単安定マルチバイブレータ 14 同期信号及び復調回路 15 第1発光素子駆動回路 16 第2発光素子駆動回路 17 第1増幅器 18 第2増幅器 21,22 コンデンサ 23,24 コンパレータ 31,32 第1偏光フィルタ 33,34 第2偏光フィルタ 35,36 第1光ガイド 37,38 第2光ガイド 41 第1光案内経路 42 第2光案内経路 43 第1帯域フィルタ 44 第2帯域フィルタ 51,52 光トラップ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1発光素子、及び第1発光素子からの
    光を受光する第1受光素子と、 第2発光素子、及び第2発光素子からの光を受光する第
    2受光素子とを備え、 第1及び第2発光素子を交互に発光させ、第1及び第2
    受光素子の出力に基づいて、被検出物を検出する光結合
    装置。
  2. 【請求項2】 第1発光素子と第1受光素子を対向配置
    し、第2発光素子と第2受光素子を対向配置し、第1発
    光素子から第1受光素子への光経路と第2発光素子から
    第2受光素子への光経路を略平行又は襷状に配置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  3. 【請求項3】 第1受光素子は、第1発光素子から出射
    されて、被検出物で反射された光が入射する位置に配置
    され、 第2受光素子は、第2発光素子から出射されて、被検出
    物で反射された光が入射する位置に配置されたことを特
    徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  4. 【請求項4】 第1発光素子及び第1受光素子と、第2
    発光素子及び第2受光素子によって被検出物の略同一側
    が共に検出される様に、該各発光素子及び該各受光素子
    を接近させて配置したことを特徴とする請求項3に記載
    の光結合装置。
  5. 【請求項5】 第1発光素子から出射された光を被検出
    物で複数回反射させた後に、この光を第1受光素子に入
    射させる第1光ガイドと、 第2発光素子から出射された光を被検出物で複数回反射
    させた後に、この光を第2受光素子に入射させる第2光
    ガイドとを更に備えることを特徴とする請求項3に記載
    の光結合装置。
  6. 【請求項6】 第1発光素子からの光が通過する偏光フ
    ィルタ、第1受光素子への光が通過する偏光フィルタ、
    第2発光素子からの光が通過する偏光フィルタ、第2受
    光素子への光が通過する偏光フィルタをそれぞれ設け、 第1発光素子及び第1受光素子の偏光フィルタによる直
    線偏光方向と、第2発光素子及び第2受光素子の偏光フ
    ィルタによる直線偏光方向が相互に異なることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の光結合装置。
  7. 【請求項7】 第1発光素子からの光が第1受光素子に
    入射しているときに、第2受光素子に光が入射せず、第
    2発光素子からの光が第2受光素子に入射しているとき
    に、第1受光素子に光が入射しないことを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載の光結合装置。
  8. 【請求項8】 第1発光素子から出射された光及び第1
    受光素子に入射される光の少なくとも一方を導く第1光
    案内経路と、 第2発光素子から出射された光及び第2受光素子に入射
    される光の少なくとも一方を導く第2光案内経路とを更
    に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに
    記載の光結合装置。
  9. 【請求項9】 第1及び第2発光素子から出射されるそ
    れぞれの光の波長を異ならせ、第1発光素子からの光を
    選択的に透過する帯域フィルタを第1受光素子の受光面
    側に設け、第2発光素子からの光を選択的に透過する帯
    域フィルタを第2受光素子の受光面側に設けたことを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の光結合装
    置。
  10. 【請求項10】 第1及び第2受光素子に入射する光の
    経路の周囲に、外乱光を遮蔽する光トラップを設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光結
    合装置。
  11. 【請求項11】 第1発光素子及び第1受光素子と、第
    2発光素子及び第2受光素子を被検出物の通過方向に沿
    ってずらして配置したことを特徴とする請求項1乃至1
    0のいずれかに記載の光結合装置。
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