JP2002198334A - 基板研磨装置 - Google Patents

基板研磨装置

Info

Publication number
JP2002198334A
JP2002198334A JP2000334377A JP2000334377A JP2002198334A JP 2002198334 A JP2002198334 A JP 2002198334A JP 2000334377 A JP2000334377 A JP 2000334377A JP 2000334377 A JP2000334377 A JP 2000334377A JP 2002198334 A JP2002198334 A JP 2002198334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
polishing
coil
measurement
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000334377A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Chin
凱 陳
Atsushi Ito
敦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2000334377A priority Critical patent/JP2002198334A/ja
Publication of JP2002198334A publication Critical patent/JP2002198334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の研磨量を正確に測定する技術を提供す
る。 【解決手段】研磨の途中の基板23を測定コイル31に
近づけ、基板23表面の金属薄膜に渦電流を生じさせ、
渦電流の影響による測定コイル31のインダクタンス成
分の変化量を測定する。インダクタンス成分の変化量
は、基板23表面の金属薄膜の膜厚変化と関係があるか
ら、インダクタンス成分の変化量から、基板23表面の
膜厚を求めることができる。このように、基板23をキ
ャリア21から取り外さなくても膜厚、即ち研磨量を測
定できるので、研磨工程が簡略化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板を研磨する技術
にかかり、特に、基板の研磨量を測定する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】基板表面を平坦化する技術として、CM
P(chemical-mechanical polishing)技術がある。この
CMP技術はエッチバックに替わる技術であり、露光工
程でのフォーカスマージンを向上させるためや、ダマシ
ン配線工程に用いられている。
【0003】図8の符号101は、CMPを行う研磨装
置を示しており、テーブル111上に、研磨パッド11
3が配置されている。
【0004】テーブル111の上方には、キャリア12
1が配置されており、このキャリア121に基板123
を保持させ、基板123表面を研磨パッド113表面に
押圧しながら、テーブル111裏面に設けられた回転軸
112を回転させると、基板123表面が研磨パッド1
13で擦られる。
【0005】基板123の表面を擦る際に、研磨パッド
113表面に、研磨材とエッチング剤とを含有するスラ
リを供給すると、基板123表面は、機械的及び化学的
に研磨される。
【0006】テーブル111を回転させる際には、キャ
リア121も回転させると共に、テーブル111上で往
復移動させ、基板123表面が研磨パッド113に均一
に接触するようにされている。
【0007】このようなCMP技術により、半導体基板
表面に形成された銅薄膜を研磨する場合、研磨量が多い
と銅薄膜が薄くなりすぎ配線抵抗が大きくなる。
【0008】従来の技術では、基板123の研磨量が決
まっている場合、その研磨量に達する前に基板123の
研磨を一旦中断し、キャリア121から取り外して基板
123の研磨不足量を測定した後、その不足量だけ再研
磨を行っており、作業効率が悪いものになっている。
【0009】また、上記研磨装置101では、1台のテ
ーブル111に対して、キャリア121が複数台配置さ
れており、各キャリア121に基板123を1枚ずつ保
持させ、各基板123を一緒に研磨するようになってい
るため、研磨作業を中断し、各基板123の研磨量を測
定するためには長時間を必要としている。
【0010】近年では、研磨終点の検出方法として、研
磨中の基板123と研磨パッド113との間の摩擦が、
研磨量に応じて変化する現象に基づき、テーブル111
やキャリア121を回転させる回転系の研磨中のトルク
変化を検出し、研磨量を求めるトルクセンシング方式を
採用した終点検出方法や、研磨中のテーブル111やキ
ャリア121の振動状態の変化を研磨量と対応させた方
式、更に、研磨中の基板123表面の反射率の変化を研
磨量と対応させた方式を採用した終点検出方法が提案さ
れている。
【0011】しかし、いずれの方法でも、ノイズとの判
別が難しく、実用となる終点検出方法には到達していな
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不都合を解決するために創作されたものであり、その
目的は、基板の研磨量を正確に求めることができる技術
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、テーブルと、前記テーブル
を該テーブルの表面に平行な面内で回転させる回転機構
と、基板を保持し、前記基板表面を前記テーブル表面に
配置された研磨パッドに当接させるキャリアと、前記キ
ャリアに保持され、前記研磨パッドに当接された前記基
板の内部に渦電流を生成する測定コイルと、前記測定コ
イルの渦電流の影響によるインダクタンス成分の変化量
を測定する測定装置とを有する基板研磨装置である。請
求項2記載の発明は、前記キャリアに保持された前記基
板を、前記テーブルの表面に平行な面内で移動させる移
動機構を有し、前記測定コイルは、前記テーブルの側方
位置であって、前記テーブルの表面に対して前記キャリ
アに配置された前記基板とは反対側の位置に配置された
請求項1記載の基板研磨装置である。請求項3記載の発
明は、前記測定コイルは前記テーブルの内部の表面付近
の位置に内蔵された請求項1記載の基板研磨装置であ
る。請求項4記載の発明は、前記測定コイルは、前記キ
ャリアの内部の前記基板を保持する部分の付近の位置に
配置された請求項1記載の基板研磨装置である。請求項
5記載の発明は、前記測定コイルは複数個設けられ、前
記各測定コイルは、前記キャリアに保持した前記基板の
中心から異なる距離に配置された請求項4記載の基板研
磨装置である。請求項6記載の発明は、前記測定コイル
と直列接続された基準コイルと、直列接続された2個の
基準抵抗とを有し、前記測定コイルと前記基準コイルが
直列接続された回路と、前記2個の基準抵抗の直列接続
回路を並列接続してインダクタンスブリッジを構成さ
せ、前記測定装置は、前記2個の直列接続回路に交流電
圧を印加したときに、前記測定コイルと前記基準コイル
とが接続された部分と、前記2個の基準抵抗が接続され
た部分の間に現れる交流電圧を測定信号として測定し、
前記渦電流の影響による前記測定コイルのインダクタン
ス成分の変化量を求める請求項1乃至請求項5のいずれ
か1項記載の基板研磨装置である。請求項7記載の発明
は、前記基準コイルは前記測定コイルよりも前記基板か
ら遠くの位置に配置された請求項6記載の基板研磨装置
である。請求項8記載の発明は、基板研磨装置が有する
テーブル表面に研磨パッドを配置し、前記研磨パッド表
面に基板表面を当接させ、少なくとも前記テーブルを回
転させて前記基板を研磨する際に、前記基板の研磨量を
求める研磨量測定方法であって、測定コイルに電流を流
して前記研磨の途中の前記基板内に渦電流を生成し、前
記測定コイルの前記渦電流の影響によるインダクタンス
成分の変化量を測定し、前記インダクタンス成分の変化
量の変化から前記基板の研磨量を求める研磨量測定方法
である。請求項9記載の発明は、前記測定コイルのイン
ダクタンス成分の変化量の測定は、測定対象の基板を研
磨しながら行う請求項8記載の研磨量測定方法である。
請求項10記載の発明は、複数枚数の基板が前記研磨パ
ッド上で一緒に研磨される請求項8記載の研磨量測定方
法であって、測定対象の基板を研磨しながらインダクタ
ンス成分の変化量を測定するときに、前記測定対象の基
板以外の基板の研磨も継続して行う研磨量測定方法であ
る。請求項11記載の発明は、前記測定コイルのインダ
クタンス成分の変化量の測定は、前記基板の研磨を一旦
停止し、前記基板を所定の測定位置まで移動させて行う
請求項8記載の研磨量測定方法である。請求項12記載
の発明は、前記測定コイルと直列接続された基準コイル
と、直列接続された2個の基準抵抗とを有し、前記測定
コイルと前記基準コイルが直列接続された回路と、前記
2個の基準抵抗の直列接続回路を並列接続してインダク
タンスブリッジを構成させ、前記測定装置は、前記2個
の直列接続回路に交流電圧を印加したときに、前記測定
コイルと前記基準コイルとが接続された部分と、前記2
個の基準抵抗が接続された部分の間に現れる交流電圧を
測定信号として測定し、前記渦電流の影響による前記測
定コイルのインダクタンス成分の変化量を求める請求項
8乃至請求項11のいずれか1項記載の研磨量測定方法
である。請求項13記載の発明は、前記渦電流の影響が
ない状態での前記測定信号と、前記過電流の影響を受け
た場合の前記測定信号に基づき、前記測定コイルのイン
ダクタンス成分の変化量を求める請求項12記載の研磨
量測定方法である。請求項14記載の発明は、請求項8
乃至請求項13のいずれか1項記載の研磨量測定方法に
よって前記基板の前記研磨量を求め、予め設定された設
定値とを比較し、前記研磨の終点を検出すると、前記テ
ーブルの回転を停止させる研磨装置の制御方法である。
【0014】本発明は上記のように構成されており、基
板表面に測定コイルを近づけ、測定コイルに交流電圧を
印加し、インダクタンスブリッジを用いた高感度測定回
路により、基板に生じた渦電流の影響を受けた測定コイ
ルのインダクタンス成分の変化量を求めている。
【0015】図7は、本発明の測定原理を説明するため
のブロック図であり、符号70は、Maxwellのイ
ンダクタンスブリッジである。このインダクタンスブリ
ッジ70は、直列接続された2個の基準抵抗71、72
と、直列接続された基準コイル73及び測定コイル31
が、並列接続されて構成されている。
【0016】インダクタンスブリッジ70のバランスが
取れている場合、入力端子76、77の間に交流電圧源
75を接続し、インダクタンスブリッジ70に交流電圧
Dを印加しても、出力端子78、79の間に電圧は現
れない。
【0017】インダクタンスブリッジ70のバランスが
取れた状態で、測定コイル31に基板23を近づける
と、基板23に渦電流が生じ、その影響によって測定コ
イル31のインダクタンス値が変化し、バランスがくず
れて出力端子78、79間に電圧VSが現れる。
【0018】インダクタンスブリッジ70に印加する交
流電圧VDを、 VD = VD0・exp(iωt) で表した場合、出力端子78、79間に現れる電圧VS
は、 VS = VS0・exp(iωt+φ) =VS0・exp(i
ωt)・cos(φ) +i・VS0・exp(iωt)・si
n(φ) となる。
【0019】この電圧VSの、入力電圧VDに同期した位
相の電圧と、90°ずれた位相の電圧とを測定し、その
比から、測定コイル31のインダクタンス成分お大きさ
の変化分が求められる。
【0020】インダクタンス成分の変化量は、基板23
中の渦電流損失を表しており、交流電圧VDの周波数は
既知であるから、基板23や基板23表面の金属薄膜の
比抵抗が既知であれば、膜厚が求められる。
【0021】交流電圧VDの大きさは数V程度、交流磁
界は10ガウス程度である。図6のグラフは、インダク
タンス成分の変化量の大きさと基板表面の銅薄膜の膜厚
の関係の一例を示すグラフである。印加した交流信号の
周波数は2MHzである。
【0022】このグラフから分かるように、測定コイル
31が渦電流の影響を受け、インダクタンス成分が変化
する場合、渦電流の影響による変化量は、基板表面の銅
薄膜の膜厚、即ち研磨量に応じて変化する。
【0023】従って、予め、渦電流の影響によるインダ
クタンス成分の変化量と、金属薄膜(銅薄膜)の膜厚変
化、即ち研磨量との関係を求め、データベースを作製し
ておき、実際に研磨する前に基板を測定コイルに近づ
け、インダクタンス成分の変化量を測定すると、研磨量
を逆算することができる。
【0024】なお、渦電流の影響によるインダクタンス
成分の変化量と、金属薄膜(銅薄膜)の膜厚の変化量の関
係は、基板の種類や金属薄膜の種類の他、測定対象の基
板と測定コイル31との間の距離によって影響を受け
る。
【0025】そこで、先ず、測定コイル31に基板を近
づけないでインダクタンスブリッジをバランスさせてお
き、基準となる基板を測定コイル31に近づけ、研磨対
象の基板毎にデータベースを作製しておくとよい。
【0026】また、研磨前の基板を測定コイル31に近
づけ、渦電流によるインダクタンス成分の変化量を測定
し、初期値を求めた場合、その初期値の大きさによっ
て、研磨後のインダクタンス成分の変化量と研磨量の関
係が異なる場合がある。従って、複数の初期値に対する
インダクタンス成分の変化量と研磨量との関係を求めて
おき、初期値毎に、その関係をデータベースにしておく
とよい。
【0027】
【発明の実施の形態】図1、図3、図4を参照し、符号
1〜3は本発明の基板研磨装置の実施例を示している。
【0028】各基板研磨装置1〜3は、回転軸12とモ
ータ15から成る回転機構を有しており、回転軸12上
にはテーブル11が取り付けられている。回転軸12は
鉛直に配置されており、テーブル11の表面は水平にさ
れている。
【0029】テーブル11の表面は平坦に形成されてお
り、その表面上には研磨パッド13が配置されている。
【0030】テーブル11上には、複数のキャリア21
が配置されている(ここでは二台のキャリア21が図示
されている)。各キャリア21の下端部には基板23が
それぞれ保持されており、各基板23の研磨される面
は、研磨パッド13に向けられている。
【0031】各キャリア21の上方には、モータ25
と、キャリア21と同数の駆動軸22が配置されてい
る。各キャリア21の上部は、駆動軸22の下端部にそ
れぞれ取り付けられており、各駆動軸22の上端部は、
モータ25に接続されている。
【0032】このモータ25は、各駆動軸22を回転さ
せると共に水平方向にも移動させる装置であり、このモ
ータ25とキャリア21と同数の駆動軸22とで、移動
機構が構成されている。
【0033】各基板23を研磨する場合や、又は各基板
23表面に形成された金属膜を研磨する場合には、研磨
パッド13上に研磨材とエッチング剤とを含有するスラ
リーを供給し、テーブル11を回転させると共に、前記
の移動機構によって、各基板23を研磨パッド13上に
所定圧力で押圧しながら基板23を研磨パッド13に当
接させながら回転させる。このとき、移動機構により、
各基板23を水平方向にも直線的に移動させると、基板
23表面の金属薄膜や基板23自体が均一に研磨され
る。
【0034】上記各基板研磨装置1〜3のうち、先ず、
図1に示した本発明の第一例の基板研磨装置1の特徴を
説明すると、この基板研磨装置1では、テーブル11の
側方に、測定コイル31が配置されている。この測定コ
イル31は、テーブル11の表面よりも下方に配置され
ており、測定コイル31の上部がテーブル11表面より
も突き出ないようにされている。
【0035】各キャリア21に基板23を保持させ、複
数の基板23を研磨する際、先ず、所定時間だけ各基板
23を研磨した後、測定する基板23を選択し、移動機
構により、その基板23をキャリア21に保持したま
ま、測定コイル31が位置する方向に移動させ、基板2
3の外周部分の一部をテーブル11からはみ出させ、基
板23の表面の一部を測定コイル31に近接させる。測
定時、この基板23を保持しているキャリア21はその
位置で静止させる。従って、基板23の回転も停止させ
た状態で測定が行われる。
【0036】このとき、他のキャリア21の回転及び直
線的な移動と、テーブル11の回転とは停止させず、測
定対象以外の基板23は研磨し続ける。
【0037】測定コイル31は測定装置52に接続され
ており、測定装置52から交流信号が供給されると、測
定コイル31の内部及び測定コイル31付近の空間に磁
界が形成される。
【0038】測定装置52内には、図7に示したインダ
クタンスブリッジ70のうち、基準抵抗71、72が配
置されており、基準コイル73は、測定コイル31近く
の位置であって、測定コイル31よりも基板23に対し
て遠い位置に配置されている。
【0039】図5は、基準コイル73と測定コイル31
の位置関係を説明するための図であり、基準コイル73
と測定コイル31は、絶縁性の容器74の中に納められ
ている。
【0040】測定コイル31は、テーブル11からはみ
出した基板23下方の基板23に近接する位置にあり、
基準コイル73は、測定コイル31よりも更に下方に位
置している。測定コイル31と基準コイル73との間
は、一方の磁力線が他方に影響を及ぼさない距離だけ離
間されている。測定コイル31と基準コイル73との間
の距離は、測定コイル11の長さの2倍以上離間させて
いるとよい。は上記のように、インダクタンスブリッジ
70に交流電圧を印加すると、基準コイル73及び測定
コイル31に磁界が形成される。
【0041】シリコン基板等の半導体から成る基板23
や、表面に銅薄膜等の金属薄膜が形成されている基板2
3が交流磁界中に置かれると、基板23を構成する半導
体の内部や基板23表面の金属薄膜の内部に渦電流が発
生する。
【0042】シリコン基板等の半導体基板に比べ、金属
薄膜の抵抗率は低く、渦電流は主として金属薄膜中に形
成され、半導体基板内に形成される渦電流は無視できる
程度の大きさである。
【0043】金属薄膜中に形成された渦電流により、測
定コイル31を含む空間内に磁界が形成され、その結
果、測定コイル31のインダクタンス成分の大きさが変
化する。
【0044】他方、基準コイル73は、渦電流による磁
界の影響を受けないため、インダクタンスブリッジ70
のバランスがくずれる。その結果、インダクタンスブリ
ッジ70の出力端子78、79間に現れる交流電圧を測
定することで、渦電流の影響による測定コイル31のイ
ンダクタンス成分の変化量が求められる。
【0045】金属薄膜の研磨量を求める場合、予め、基
板23が配置されていない状態で、インダクタンスブリ
ッジ70をバランスさせておき、次に、測定対象の基板
23と同種類の基板を用いて予備測定を行い、測定コイ
ル31のインダクタンス成分の変化量を既知の研磨量
(研磨した深さ)に対応付け、データベースを作製してお
く。
【0046】そして、実際に各基板23の研磨を行う前
に、キャリア21に基板23を保持させた状態で、基板
23を測定コイル31の真上に1枚ずつ順番に位置さ
せ、測定コイル31に交流信号を供給し、各基板23に
対する測定コイル31のインダクタンス成分の変化量の
初期値を測定し、その初期値をデータベースと照合し、
この初期値に対する研磨量とインダクタンス成分の変化
量の関係を求める。
【0047】次に、研磨の途中に測定したインダクタン
ス成分の変化量を求めた関係に照合し、基板23の研磨
量を逆算する。
【0048】インダクタンス成分の測定によって研磨量
を求めた基板23は、その基板23を保持しているキャ
リア21をテーブル11の中心方向に戻し、他の基板2
3の外周部分を測定コイル31上の位置まで移動させ、
上記と同様に、測定コイル31のインダクタンス成分を
測定する。
【0049】測定が終了した基板23のキャリア21
は、テーブル11上に戻した後、回転と直線的な移動を
開始し、研磨を再開する。
【0050】上記のように、研磨を行いながら、所定時
間間隔で基板23を一枚ずつ測定コイル31上に位置さ
せ、測定コイル31のインダクタンス成分の変化量を測
定する。
【0051】このとき、1枚の基板23に対し、複数の
位置でインダクタンス成分の変化量を測定し、研磨量を
求めておくと、基板23の表面内での研磨量の分布も求
めることが可能である。
【0052】このように、所定の時間間隔で各基板23
の研磨量の測定を行い、予め定められた範囲の研磨量に
達した基板23はキャリア21から取り外し、研磨を終
了させる。
【0053】研磨量が不足している他の基板23は、不
足する研磨量に応じた時間だけ研磨を継続させ、上記の
ようにインダクタンス成分を測定し、所定範囲の研磨量
に達したことを確認したらキャリア21から取り外す。
【0054】このように、本発明の基板研磨装置1で
は、測定コイル31のインダクタンス成分の変化量を測
定することにより、基板23毎に研磨量を求めており、
従って、各基板23毎に研磨の終点検出を行うことがで
きるようになっている。上記測定方法の場合、測定コイ
ル31のインダクタンス成分の変化量を測定する時間
は、通常数100m秒以下と短時間であるので、上記測
定中に基板23に研磨ムラが生じることはない。
【0055】なお、上記測定方法では、測定対象の基板
23に対して測定コイル31のインダクタンス成分の変
化量を測定している間、測定対象以外の基板23は研磨
していたが、テーブル11や、他のキャリア21の回転
及び直線的な移動は停止させ、全ての基板23の研磨を
中断してもよい。
【0056】測定に要する時間が数100m秒以下と短
時間であるため、基板23及びキャリア21の回転速度
が測定時間に比べて相対的に遅い場合には、測定対象の
基板23の回転は停止させず、基板23を研磨しながら
測定コイル31のインダクタンス成分の変化量を測定す
ることもできる。
【0057】次に、図3に示した本発明の第二例の基板
研磨装置2の特徴を説明すると、この基板研磨装置2で
は、測定コイル31は、テーブル11の内部の表面近傍
位置に配置されており、テーブル11と一緒に回転する
ようになっている。
【0058】テーブル11と回転軸12の接続部分18
には、導電性のリング32が取り付けられており、測定
コイル31は、このリング32に接続されている。
【0059】リング32には導電性のブラシ33が接触
されている。モータ15によって回転軸12が回転し、
テーブル11が回転する際には、リング32はブラシ3
3と接触した状態でテーブル11と一緒に回転するよう
になっている。
【0060】ブラシ33は、測定装置52に接続されて
おり、測定コイル31は、リング32とブラシ33とを
介して測定装置52に接続されており、リング32とブ
ラシ33とを流れた交流信号が測定コイル31に供給さ
れるようになっている。
【0061】この基板研磨装置2では、基板23を測定
コイル31上に位置させても、基板23がテーブル11
上からはみ出さないという利点がある。
【0062】この第二例の基板研磨装置2でもテーブル
11上に配置されている複数の基板23を、基板23毎
に研磨量を測定し、基板23毎に研磨の終点を検出する
ことができる。
【0063】この第二例の基板研磨装置2の場合は、測
定コイル31のインダクタンス成分を測定する際に、テ
ーブル11やキャリア21を静止させ、従って、基板2
3の回転を停止させた状態で測定を行うのがよい。
【0064】また、測定時間に対して相対的にテーブル
11の回転速度を遅くしておくと、テーブル11を回転
させ、また、測定対象の基板23以外の基板23を回転
させ、測定対象の基板23だけ静止させて測定を行って
もよい。
【0065】更にまた、測定時間に対してテーブル11
の回転速度を遅くすると共に、基板23の移動速度や回
転速度を遅くしておくと、測定対象の基板23を研磨し
ながら測定することが可能になる。
【0066】次に、図4に示した本発明の第三例の基板
研磨装置3の特徴を説明する。
【0067】この基板研磨装置3では、1台のキャリア
21毎に、複数個の測定コイル31を有している。各測
定コイル31は、キャリア21の内部の、基板23を保
持する面の近傍に配置されている。各キャリア21の駆
動軸22には、キャリア21内部の測定コイル31と同
じ数だけリング32が設けられており、測定コイル31
は、それぞれリング32に個別に接続されている。
【0068】各リング32はそれぞれ絶縁されており、
各リング32毎に、別々のブラシ33が接触されてい
る。このブラシ33の間は互いに絶縁されており、それ
ぞれ測定器52に接続されている。
【0069】キャリア21内には、各測定コイル31と
インダクタンスブリッジ70を構成する基準コイル73
も設けられている。この基準コイル73は、測定コイル
31よりもテーブル11表面から離間した距離に配置さ
れている。
【0070】インダクタンスブリッジ70中の測定コイ
ル31と基準コイル73とは、リング32とブラシ33
を介して測定器52に接続されている。駆動軸22が回
転し、それに伴ってリング32が回転した場合、各ブラ
シ33はリング32表面と摺動し、測定装置52と測定
コイル31及び基準コイル73との間の電気的接触が維
持され、測定装置52内の基準抵抗71、72と共に、
ブラシ33及びリング32を介してインダクタンスブリ
ッジ70が構成されている。
【0071】なお、移動機構により、駆動軸22が水平
方向に移動した場合でも、各ブラシ33はキャリア21
に追随して移動するように構成されており、その結果、
キャリア21が回転しながら直線的に移動した場合で
も、ブラシ33とリング32間の電気的接続は維持され
るようになっている。
【0072】上記第一例、第二例の基板研磨装置1、2
では、測定コイル31は基板23の研磨される表面側に
配置されていたが、この第三例の基板研磨装置3では、
各測定コイル31は、基板23の研磨される面とは反対
側の面側に配置されている。
【0073】測定コイル31が、測定コイル31の周囲
に形成する交流磁界は、基板23の表面を貫いているた
め、この第三例の基板研磨装置3でも、第一、第二例の
基板研磨装置1、2と同様に、各測定コイル31に交流
信号を印加して交流磁界を形成すると、基板23の研磨
面の金属薄膜内に渦電流が発生し、その結果、各測定コ
イル31のインダクタンス成分の値が影響を受ける。渦
電流の影響による測定コイル31のインダクタンス成分
の変化量を求めると研磨量が求められるようになってい
る。
【0074】特に、この基板研磨装置3では、キャリア
21を回転移動させたり、直線的に移動させた場合で
も、各測定コイル31は基板23に対して相対的に静止
している。従って、テーブル11及びキャリア21の回
転やキャリア21の直線的な移動を停止させず、基板2
3を通常通り回転させ、研磨しながら測定コイル31の
インダクタンス成分を測定した場合でも、各測定コイル
31によって、基板23の同じ位置の研磨量を測定でき
るようになっている。
【0075】また、一台のキャリア21内で、複数の測
定コイル31を基板23の中心から異なる距離に配置し
た場合、各測定コイル31によって基板23表面の中心
から異なる距離にある点の研磨量を測定できるので、研
磨量のバラツキも簡単に測定することができる。
【0076】なお、上記の移動機構や回転機構は、駆動
軸22や回転軸12を有していたが、本発明の移動機構
や回転機構はそれに限定されるものではなく、例えば回
転軸12を用いず、ベルト等でテーブル11を回転させ
る回転機構も本発明に含まれる。要するに、本発明の回
転機構はテーブル11を回転させる装置を広く含む。
【0077】同様に、移動機構は必ずしも駆動軸22を
有していなくてもよく、少なくとも基板を研磨パッドに
押しつけながら基板を回転させる装置を広く含む。
【0078】
【発明の効果】基板をキャリアから取り外さなくても正
確な研磨量を求めることができる。また、ノイズの影響
を受けにくいので、正確な研磨量を求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一例の基板研磨装置
【図2】その基板研磨装置の使用方法を説明するための
【図3】本発明の第二例の基板研磨装置
【図4】本発明の第三例の基板研磨装置
【図5】測定コイルと基準コイルの位置関係を説明する
ための図
【図6】研磨量(膜厚)とインダクタンス成分の変化量の
関係の一例を示すグラフ
【図7】本発明の測定原理を説明するための図
【図8】一般的な研磨方法を説明するための図
【符号の説明】
1〜3……基板研磨装置 11……テーブル 12及び15……回転機構 13……研磨パッド 22及び25……移動機構 31……測定コイル 52……測定装置 70……インダクタンスブリッジ 73……基準コイル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルと、 前記テーブルを該テーブルの表面に平行な面内で回転さ
    せる回転機構と、 基板を保持し、前記基板表面を前記テーブル表面に配置
    された研磨パッドに当接させるキャリアと、 前記キャリアに保持され、前記研磨パッドに当接された
    前記基板の内部に渦電流を生成する測定コイルと、 前記測定コイルの渦電流の影響によるインダクタンス成
    分の変化量を測定する測定装置とを有する基板研磨装
    置。
  2. 【請求項2】前記キャリアに保持された前記基板を、前
    記テーブルの表面に平行な面内で移動させる移動機構を
    有し、 前記測定コイルは、前記テーブルの側方位置であって、
    前記テーブルの表面に対して前記キャリアに配置された
    前記基板とは反対側の位置に配置された請求項1記載の
    基板研磨装置。
  3. 【請求項3】前記測定コイルは前記テーブルの内部の表
    面付近の位置に内蔵された請求項1記載の基板研磨装
    置。
  4. 【請求項4】前記測定コイルは、前記キャリアの内部の
    前記基板を保持する部分の付近の位置に配置された請求
    項1記載の基板研磨装置。
  5. 【請求項5】前記測定コイルは複数個設けられ、前記各
    測定コイルは、前記キャリアに保持した前記基板の中心
    から異なる距離に配置された請求項4記載の基板研磨装
    置。
  6. 【請求項6】前記測定コイルと直列接続された基準コイ
    ルと、直列接続された2個の基準抵抗とを有し、前記測
    定コイルと前記基準コイルが直列接続された回路と、前
    記2個の基準抵抗の直列接続回路を並列接続してインダ
    クタンスブリッジを構成させ、 前記測定装置は、前記2個の直列接続回路に交流電圧を
    印加したときに、前記測定コイルと前記基準コイルとが
    接続された部分と、前記2個の基準抵抗が接続された部
    分の間に現れる交流電圧を測定信号として測定し、前記
    渦電流の影響による前記測定コイルのインダクタンス成
    分の変化量を求める請求項1乃至請求項5のいずれか1
    項記載の基板研磨装置。
  7. 【請求項7】前記基準コイルは前記測定コイルよりも前
    記基板から遠くの位置に配置された請求項6記載の基板
    研磨装置。
  8. 【請求項8】基板研磨装置が有するテーブル表面に研磨
    パッドを配置し、 前記研磨パッド表面に基板表面を当接させ、少なくとも
    前記テーブルを回転させて前記基板を研磨する際に、前
    記基板の研磨量を求める研磨量測定方法であって、 測定コイルに電流を流して前記研磨の途中の前記基板内
    に渦電流を生成し、 前記測定コイルの前記渦電流の影響によるインダクタン
    ス成分の変化量を測定し、 前記インダクタンス成分の変化量の変化から前記基板の
    研磨量を求める研磨量測定方法。
  9. 【請求項9】前記測定コイルのインダクタンス成分の変
    化量の測定は、測定対象の基板を研磨しながら行う請求
    項8記載の研磨量測定方法。
  10. 【請求項10】複数枚数の基板が前記研磨パッド上で一
    緒に研磨される請求項8記載の研磨量測定方法であっ
    て、 測定対象の基板を研磨しながらインダクタンス成分の変
    化量を測定するときに、前記測定対象の基板以外の基板
    の研磨も継続して行う研磨量測定方法。
  11. 【請求項11】前記測定コイルのインダクタンス成分の
    変化量の測定は、前記基板の研磨を一旦停止し、前記基
    板を所定の測定位置まで移動させて行う請求項8記載の
    研磨量測定方法。
  12. 【請求項12】前記測定コイルと直列接続された基準コ
    イルと、直列接続された2個の基準抵抗とを有し、前記
    測定コイルと前記基準コイルが直列接続された回路と、
    前記2個の基準抵抗の直列接続回路を並列接続してイン
    ダクタンスブリッジを構成させ、 前記測定装置は、前記2個の直列接続回路に交流電圧を
    印加したときに、前記測定コイルと前記基準コイルとが
    接続された部分と、前記2個の基準抵抗が接続された部
    分の間に現れる交流電圧を測定信号として測定し、前記
    渦電流の影響による前記測定コイルのインダクタンス成
    分の変化量を求める請求項8乃至請求項11のいずれか
    1項記載の研磨量測定方法。
  13. 【請求項13】前記渦電流の影響がない状態での前記測
    定信号と、前記過電流の影響を受けた場合の前記測定信
    号に基づき、前記測定コイルのインダクタンス成分の変
    化量を求める請求項12記載の研磨量測定方法。
  14. 【請求項14】請求項8乃至請求項13のいずれか1項
    記載の研磨量測定方法によって前記基板の前記研磨量を
    求め、予め設定された設定値とを比較し、前記研磨の終
    点を検出すると、前記テーブルの回転を停止させる研磨
    装置の制御方法。
JP2000334377A 2000-10-16 2000-11-01 基板研磨装置 Pending JP2002198334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334377A JP2002198334A (ja) 2000-10-16 2000-11-01 基板研磨装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314547 2000-10-16
JP2000-314547 2000-10-16
JP2000334377A JP2002198334A (ja) 2000-10-16 2000-11-01 基板研磨装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002198334A true JP2002198334A (ja) 2002-07-12

Family

ID=26602110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334377A Pending JP2002198334A (ja) 2000-10-16 2000-11-01 基板研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002198334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004216548A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Samsung Electronics Co Ltd 研磨装置及びこれを使用する研磨方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367507A (ja) * 1986-09-10 1988-03-26 Nippon Nuclear Fuel Dev Co Ltd 核燃料被覆管内面コ−テング膜厚測定方法および装置
JPH03189503A (ja) * 1989-12-14 1991-08-19 General Electric Co <Ge> 被覆の厚さを測定する装置と方法
JPH08285514A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Internatl Business Mach Corp <Ibm> フィルム厚の変化のその場での監視方法
JPH0985611A (ja) * 1995-07-20 1997-03-31 Ebara Corp ポリッシング装置
JPH11285968A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Nikon Corp 研磨方法及び研磨装置
JP2001274126A (ja) * 2000-01-17 2001-10-05 Ebara Corp ポリッシング装置
JP2002083787A (ja) * 2000-07-05 2002-03-22 Ebara Corp 基板研磨方法及び基板研磨装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367507A (ja) * 1986-09-10 1988-03-26 Nippon Nuclear Fuel Dev Co Ltd 核燃料被覆管内面コ−テング膜厚測定方法および装置
JPH03189503A (ja) * 1989-12-14 1991-08-19 General Electric Co <Ge> 被覆の厚さを測定する装置と方法
JPH08285514A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Internatl Business Mach Corp <Ibm> フィルム厚の変化のその場での監視方法
JPH0985611A (ja) * 1995-07-20 1997-03-31 Ebara Corp ポリッシング装置
JPH11285968A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Nikon Corp 研磨方法及び研磨装置
JP2001274126A (ja) * 2000-01-17 2001-10-05 Ebara Corp ポリッシング装置
JP2002083787A (ja) * 2000-07-05 2002-03-22 Ebara Corp 基板研磨方法及び基板研磨装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004216548A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Samsung Electronics Co Ltd 研磨装置及びこれを使用する研磨方法
JP4608218B2 (ja) * 2003-01-10 2011-01-12 三星電子株式会社 研磨装置及びこれを使用する研磨方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101725595B1 (ko) 연마 방법
US6924641B1 (en) Method and apparatus for monitoring a metal layer during chemical mechanical polishing
KR100718737B1 (ko) 폴리싱 장치
KR100954255B1 (ko) 폴리싱 패드, 폴리싱 시스템, 폴리싱 패드 제조 방법 및 폴리싱 방법
CN110178208A (zh) 基于电阻率调整原位监测的测量值
KR20050025989A (ko) 종결점 탐지용 폴리싱 패드 및 관련 방법
JPH04305953A (ja) 研磨作業における終点検出方法及び装置
KR20180059351A (ko) 연마 장치 및 연마 방법
US20070082582A1 (en) Apparatus for endpoint detection during polishing
CN114473844A (zh) 一种膜厚测量装置
JP2005517290A (ja) 渦電流モニタリングシステムを備えた化学機械的研磨の為の方法及び装置
US20190389028A1 (en) Compensation for substrate doping for in-situ electromagnetic inductive monitoring
CN113231955B (zh) 一种涡电流传感器的测厚校准方法、装置及研磨系统
US9002493B2 (en) Endpoint detector for a semiconductor processing station and associated methods
JP2002198334A (ja) 基板研磨装置
WO2018057623A1 (en) Endpoint detection with compensation for filtering
US20150111468A1 (en) Lapping Head with a Sensor Device on the Rotating Lapping Head
US20240123565A1 (en) Compensation for slurry composition in in-situ electromagnetic inductive monitoring
US11631618B2 (en) Thickness sensor for conductive features
TWI853775B (zh) 用於在原位電磁感應監測中對漿料組成進行補償的方法、電腦程式產品和拋光系統
KR200168401Y1 (ko) 화학 및 기계적 연마장치
JP2024092231A (ja) 渦電流センサ、研磨装置および膜厚検出方法
KR20040001475A (ko) 화학적기계적연마 공정의 앤드 포인트 검출 방법
JPH1170467A (ja) 研磨装置及び研磨方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601