JP2002198060A - 電 池 - Google Patents
電 池Info
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- JP2002198060A JP2002198060A JP2000395487A JP2000395487A JP2002198060A JP 2002198060 A JP2002198060 A JP 2002198060A JP 2000395487 A JP2000395487 A JP 2000395487A JP 2000395487 A JP2000395487 A JP 2000395487A JP 2002198060 A JP2002198060 A JP 2002198060A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive electrode
- battery
- separator
- sealing unit
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Primary Cells (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 正極として用いるオキシ水酸化ニッケルが過
放電によって膨張することを予め見込んでおき、その膨
張分を考慮して封口ユニットとの間の隙間を設定したア
ルカリ乾電池。 【解決手段】 主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケ
ルを含有する正極6を筒状に形成し、この正極6の内側
にセパレータ7を介して負極8を配置することにより電
極体3を構成すると共に、この電極体3を底のある筒状
の電池缶2内に収納し、この電池缶2の開口部に封口ユ
ニットを嵌合して封止した電池において、封口ユニット
と正極6との間に、この正極6の長さの5%以上10%
以下の値となる隙間Sを設ける。
放電によって膨張することを予め見込んでおき、その膨
張分を考慮して封口ユニットとの間の隙間を設定したア
ルカリ乾電池。 【解決手段】 主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケ
ルを含有する正極6を筒状に形成し、この正極6の内側
にセパレータ7を介して負極8を配置することにより電
極体3を構成すると共に、この電極体3を底のある筒状
の電池缶2内に収納し、この電池缶2の開口部に封口ユ
ニットを嵌合して封止した電池において、封口ユニット
と正極6との間に、この正極6の長さの5%以上10%
以下の値となる隙間Sを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極の主たる活物
質としてオキシ水酸化ニッケルを用い、この正極の内側
にセパレータを介して負極を配置した電池に関し、特
に、放電容量を損なうことなく過放電時における耐漏液
性が向上される電池に関するものである。
質としてオキシ水酸化ニッケルを用い、この正極の内側
にセパレータを介して負極を配置した電池に関し、特
に、放電容量を損なうことなく過放電時における耐漏液
性が向上される電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音響機器や通信機器等の電子機器
においては、機器の小型化、ポータブル化が進んでお
り、これに伴い小型で携帯性に優れた携帯用電源である
電池によって駆動される商品が増加してきている。この
ような電池としては、例えば、アルカリマンガン乾電池
(以下「アルカリ乾電池」という。)が広く普及されて
いる。
においては、機器の小型化、ポータブル化が進んでお
り、これに伴い小型で携帯性に優れた携帯用電源である
電池によって駆動される商品が増加してきている。この
ような電池としては、例えば、アルカリマンガン乾電池
(以下「アルカリ乾電池」という。)が広く普及されて
いる。
【0003】この正極に金属酸化物の一例を示す二酸化
マンガンを用いたアルカリ乾電池は、その二酸化マンガ
ンの導電性が低いために、正極中に導電性の高い黒鉛等
が配合されている。特に、最近では、重負荷で駆動する
電子機器、例えば、携帯用ゲーム機器、デジタルカメラ
等が増えており、その電源として使用されるアルカリ乾
電池にも、より重負荷で放電特性の良いものが求められ
ている。そのため、従来のアルカリ乾電池の中には、正
極缶の内面に導電性塗料を塗布し、この導電性塗料によ
って正極缶と正極である二酸化マンガンとの間の導電性
を高めるようにした構造のものも提供されている。
マンガンを用いたアルカリ乾電池は、その二酸化マンガ
ンの導電性が低いために、正極中に導電性の高い黒鉛等
が配合されている。特に、最近では、重負荷で駆動する
電子機器、例えば、携帯用ゲーム機器、デジタルカメラ
等が増えており、その電源として使用されるアルカリ乾
電池にも、より重負荷で放電特性の良いものが求められ
ている。そのため、従来のアルカリ乾電池の中には、正
極缶の内面に導電性塗料を塗布し、この導電性塗料によ
って正極缶と正極である二酸化マンガンとの間の導電性
を高めるようにした構造のものも提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電池においては、正極の導電性を高めるため
に、正極である二酸化マンガン中に導電性の高い黒鉛を
配合したり、正極缶の内面に導電性塗料を塗布して導電
性を高める手法が用いられていたため、電池の内部抵抗
を下げることに限界があり、期待されている程には重負
荷放電特性の向上を図ることができなかった。
うな従来の電池においては、正極の導電性を高めるため
に、正極である二酸化マンガン中に導電性の高い黒鉛を
配合したり、正極缶の内面に導電性塗料を塗布して導電
性を高める手法が用いられていたため、電池の内部抵抗
を下げることに限界があり、期待されている程には重負
荷放電特性の向上を図ることができなかった。
【0005】このため、二酸化マンガンの替わりに放電
電位の高いオキシ水酸化ニッケルを正極に用いる電池が
提案されている。ところが、オキシ水酸化ニッケルは、
放電電位が高いという点では優れているが、放電末期の
体積変化が大きいために、過放電時において電解液の液
漏れを生じやすいという課題があった。
電位の高いオキシ水酸化ニッケルを正極に用いる電池が
提案されている。ところが、オキシ水酸化ニッケルは、
放電電位が高いという点では優れているが、放電末期の
体積変化が大きいために、過放電時において電解液の液
漏れを生じやすいという課題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、正極として用いるオキシ水酸化ニ
ッケルが過放電によって膨張することを予め見込んでお
き、その膨張分を考慮して封口ユニットとの間の隙間を
設定しておくことにより、上述したような課題を解決す
ることができる電池を提供することを目的としている。
なされたものであり、正極として用いるオキシ水酸化ニ
ッケルが過放電によって膨張することを予め見込んでお
き、その膨張分を考慮して封口ユニットとの間の隙間を
設定しておくことにより、上述したような課題を解決す
ることができる電池を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、本出願の電池は、
主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケルを含有する正
極を筒状に形成し、この正極の内側にセパレータを介し
て負極を配置することにより電極体を構成すると共に、
この電極体を底のある筒状の電池缶内に収納し、この電
池缶の開口部に封口ユニットを嵌合して封止した電池に
おいて、封口ユニットと正極との間に、この正極の長さ
の5%以上10%以下の値となる隙間を設けたことを特
徴としている。
解決し、上記目的を達成するために、本出願の電池は、
主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケルを含有する正
極を筒状に形成し、この正極の内側にセパレータを介し
て負極を配置することにより電極体を構成すると共に、
この電極体を底のある筒状の電池缶内に収納し、この電
池缶の開口部に封口ユニットを嵌合して封止した電池に
おいて、封口ユニットと正極との間に、この正極の長さ
の5%以上10%以下の値となる隙間を設けたことを特
徴としている。
【0008】上述のように構成したことにより、本出願
の電池では、正極が主たる活物質としてオキシ水酸化ニ
ッケルを含有するため、放電末期に過放電の状態になる
と、正極の体積が膨張する側に大きく変化するが、この
正極の体積変化を見込んだ隙間が予め封口ユニットとの
間に設定されているため、膨張した正極が封口ユニット
に当接するのを防止し、又はその当接を抑制することが
できる。そのため、正極の膨張に起因して封口ユニット
が変形したりすることがなく、又は封口ユニットに変形
が生じた場合でもその変形を最小限に抑制することがで
き、この封口ユニットの変形による電解液の液漏れの発
生を防止し、又は液漏れ量を最小限に抑制することがで
きる。
の電池では、正極が主たる活物質としてオキシ水酸化ニ
ッケルを含有するため、放電末期に過放電の状態になる
と、正極の体積が膨張する側に大きく変化するが、この
正極の体積変化を見込んだ隙間が予め封口ユニットとの
間に設定されているため、膨張した正極が封口ユニット
に当接するのを防止し、又はその当接を抑制することが
できる。そのため、正極の膨張に起因して封口ユニット
が変形したりすることがなく、又は封口ユニットに変形
が生じた場合でもその変形を最小限に抑制することがで
き、この封口ユニットの変形による電解液の液漏れの発
生を防止し、又は液漏れ量を最小限に抑制することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の実施
の例を示すもので、図1は電池の第1の実施例を示す縦
断面図、図2は電池の第2の実施例の要部を示す断面図
である。
図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の実施
の例を示すもので、図1は電池の第1の実施例を示す縦
断面図、図2は電池の第2の実施例の要部を示す断面図
である。
【0010】図1は、本発明の電池の第1の具体例を示
すニッケル亜鉛電池の中央部を縦方向に断面した説明図
である。
すニッケル亜鉛電池の中央部を縦方向に断面した説明図
である。
【0011】電池缶2は、例えば、鉄Fe等の導電性を
有する金属によって中空で有底の円筒体として形成され
ている。この電池缶2の底2aには、中央部を円筒状に
膨出させることによって正極端子部4が設けられてい
る。この電池缶2の内面には、例えば、ニッケルめっき
を施したり導電性塗料を塗布する等して、電池缶2の導
電性を高める構成とすることが好ましい。また、電池缶
2の外周面は、例えば、プラスチックシートや紙等によ
って形成された外装ラベル5で覆われている。
有する金属によって中空で有底の円筒体として形成され
ている。この電池缶2の底2aには、中央部を円筒状に
膨出させることによって正極端子部4が設けられてい
る。この電池缶2の内面には、例えば、ニッケルめっき
を施したり導電性塗料を塗布する等して、電池缶2の導
電性を高める構成とすることが好ましい。また、電池缶
2の外周面は、例えば、プラスチックシートや紙等によ
って形成された外装ラベル5で覆われている。
【0012】この電池缶2内に収納される電極体3は、
軸方向の両端に開口された中空円筒状の正極6と、この
正極6の内側である孔内に挿入される底を有する有底円
筒状のセパレータ7と、このセパレータ7の穴内に収納
される負極8とを備えている。正極6は、図1に示す実
施例では、正極合剤を中空円筒状に成形した正極ペレッ
ト6aを4個積層することによって構成されている。
軸方向の両端に開口された中空円筒状の正極6と、この
正極6の内側である孔内に挿入される底を有する有底円
筒状のセパレータ7と、このセパレータ7の穴内に収納
される負極8とを備えている。正極6は、図1に示す実
施例では、正極合剤を中空円筒状に成形した正極ペレッ
ト6aを4個積層することによって構成されている。
【0013】正極ペレット6aは、主たる活物質として
用いられたオキシ水酸化ニッケルと、導電剤である黒鉛
粉末と、電解液である水酸化カリウム水溶液とを混合す
ることによって形成される正極合剤からなる。この正極
合剤における正極活物質としてのオキシ水酸化ニッケル
には、ベータ型オキシ水酸化ニッケルとガンマ型オキシ
水酸化ニッケルとがある。
用いられたオキシ水酸化ニッケルと、導電剤である黒鉛
粉末と、電解液である水酸化カリウム水溶液とを混合す
ることによって形成される正極合剤からなる。この正極
合剤における正極活物質としてのオキシ水酸化ニッケル
には、ベータ型オキシ水酸化ニッケルとガンマ型オキシ
水酸化ニッケルとがある。
【0014】このような正極6の内側に配置されるセパ
レータ7は、正極6と負極8が直接接触しないように電
極間に介在されて両者を分離させるものである。このセ
パレータ7の外周面の全面に正極6が接触され、その内
周面の全面に負極8が接触される。このセパレータ7の
材質としては、電解液がこれを通して移動できるように
通液性に優れた、例えば、ポリビニルアルコール繊維
(通称「ビニロン」)不織布を使用することができる。
この有底円筒状に形成されたセパレータ7の穴内に、負
極8と電解液とが収納されている。
レータ7は、正極6と負極8が直接接触しないように電
極間に介在されて両者を分離させるものである。このセ
パレータ7の外周面の全面に正極6が接触され、その内
周面の全面に負極8が接触される。このセパレータ7の
材質としては、電解液がこれを通して移動できるように
通液性に優れた、例えば、ポリビニルアルコール繊維
(通称「ビニロン」)不織布を使用することができる。
この有底円筒状に形成されたセパレータ7の穴内に、負
極8と電解液とが収納されている。
【0015】負極8は、負極活物質となる粒状亜鉛と、
水酸化カリウム水溶液を使用した電解液と、負極合剤を
ゲル状として粒状亜鉛と電解液を均一に分散させておく
ためのゲル化剤とを有する負極合剤からなる。この負極
8をセパレータ7の穴内に収納すると共に、そのセパレ
ータ7を正極6の内側に挿入することにより、電極体3
が構成される。尚、セパレータ7の開口側周縁部は、正
極6の開口側端面9a及び負極8の開口側端面9bより
外側に突出されている。
水酸化カリウム水溶液を使用した電解液と、負極合剤を
ゲル状として粒状亜鉛と電解液を均一に分散させておく
ためのゲル化剤とを有する負極合剤からなる。この負極
8をセパレータ7の穴内に収納すると共に、そのセパレ
ータ7を正極6の内側に挿入することにより、電極体3
が構成される。尚、セパレータ7の開口側周縁部は、正
極6の開口側端面9a及び負極8の開口側端面9bより
外側に突出されている。
【0016】このような電極体3が収納される電池缶2
の開口部には、封口ユニット10が嵌合されている。封
口ユニット10は、封口部材11と補強部材12と負極
端子板13と集電ピン14とを備えている。封口部材1
1は、セパレータ7が内側に折り込まれるようにセパレ
ータガイド部11aを有している。
の開口部には、封口ユニット10が嵌合されている。封
口ユニット10は、封口部材11と補強部材12と負極
端子板13と集電ピン14とを備えている。封口部材1
1は、セパレータ7が内側に折り込まれるようにセパレ
ータガイド部11aを有している。
【0017】封口部材11のセパレータガイド部11a
は、半径方向の中途部においてV字形の断面が円周方向
に連続するリング状の尖頭形突条部として形成されてい
る。このセパレータガイド部11aの内側の傾斜面には
セパレータ7の上端周縁部が接触可能とされている。こ
のセパレータガイド部11aの先端が、封口ユニット1
0の中で最も正極6の開口側端面9aに近い部分であ
る。そのため、このセパレータガイド部11aの先端と
正極6の開口側端面9aとの間の隙間(最短距離)S
を、過放電等による正極6の膨張が最も大きいときに両
者が丁度接触することになるか又はギリギリ接触しない
範囲内で、正極6の膨張量を考慮して適当な値に設定す
る。
は、半径方向の中途部においてV字形の断面が円周方向
に連続するリング状の尖頭形突条部として形成されてい
る。このセパレータガイド部11aの内側の傾斜面には
セパレータ7の上端周縁部が接触可能とされている。こ
のセパレータガイド部11aの先端が、封口ユニット1
0の中で最も正極6の開口側端面9aに近い部分であ
る。そのため、このセパレータガイド部11aの先端と
正極6の開口側端面9aとの間の隙間(最短距離)S
を、過放電等による正極6の膨張が最も大きいときに両
者が丁度接触することになるか又はギリギリ接触しない
範囲内で、正極6の膨張量を考慮して適当な値に設定す
る。
【0018】この隙間Sの大きさは、正極6の全高さH
の5%以上10%以下の範囲内で任意の値を選択するこ
とができる。ここで、正極6の全高さHとは、正極6の
電池缶2の底2a側の端面から開口側端面9aまでの長
さを言う。即ち、図1に示す実施例のように、4個の正
極ペレットを高さ方向に積み重ねることにほって1つの
正極6が構成されている場合には、4個の正極ペレット
の高さhを加え合わせた合計の高さ(4×h)が、正極
6の全高さH(=4h)である。従って、例えば、正極
が1個の正極ペレットで形成されている場合には、その
正極ペレットの高さが正極の全高さであり、また、正極
が3個の正極ペレットを積み重ねることによって形成さ
れている場合には、その積層された正極ペレットの合計
高さが正極の全高さである。
の5%以上10%以下の範囲内で任意の値を選択するこ
とができる。ここで、正極6の全高さHとは、正極6の
電池缶2の底2a側の端面から開口側端面9aまでの長
さを言う。即ち、図1に示す実施例のように、4個の正
極ペレットを高さ方向に積み重ねることにほって1つの
正極6が構成されている場合には、4個の正極ペレット
の高さhを加え合わせた合計の高さ(4×h)が、正極
6の全高さH(=4h)である。従って、例えば、正極
が1個の正極ペレットで形成されている場合には、その
正極ペレットの高さが正極の全高さであり、また、正極
が3個の正極ペレットを積み重ねることによって形成さ
れている場合には、その積層された正極ペレットの合計
高さが正極の全高さである。
【0019】封口部材11には、安全弁としての働きを
なす安全弁部11bが設けられている。この安全弁部1
1bは、周方向に連続する環状溝を設けて肉厚を最も薄
く設定し、他の部分よりも強度を低くして破壊され易い
部分として構成されている。この安全弁部11bは、過
放電等によって電池内部の圧力が所定圧力以上に上昇し
たときに、この安全弁部11bから破壊され、ガス抜き
を行って内部圧力を下げることにより安全性を確保する
ようにされている。このような構成を有する封口部材1
1の材質としては、例えば、絶縁性の高いナイロン(ポ
リアミド=PA)が好適であるが、その他のエンジニア
リングプラスチックを用いることもできる。
なす安全弁部11bが設けられている。この安全弁部1
1bは、周方向に連続する環状溝を設けて肉厚を最も薄
く設定し、他の部分よりも強度を低くして破壊され易い
部分として構成されている。この安全弁部11bは、過
放電等によって電池内部の圧力が所定圧力以上に上昇し
たときに、この安全弁部11bから破壊され、ガス抜き
を行って内部圧力を下げることにより安全性を確保する
ようにされている。このような構成を有する封口部材1
1の材質としては、例えば、絶縁性の高いナイロン(ポ
リアミド=PA)が好適であるが、その他のエンジニア
リングプラスチックを用いることもできる。
【0020】このような構成を有するニッケル亜鉛電池
1は、例えば、次のようにして組み立てることができ
る。まず、電池缶2の内部に所定個数(図1に示す実施
例では4個)の正極ペレット6aを挿入し、その内側に
底のある側からセパレータ7を挿入する。次に、このセ
パレータ7の凹部内に負極合剤を所定量注入して負極8
を形成し、この負極8をセパレータ7を介して正極6に
対向させる。これにより、電池缶2内に電極体3がセッ
トされる。
1は、例えば、次のようにして組み立てることができ
る。まず、電池缶2の内部に所定個数(図1に示す実施
例では4個)の正極ペレット6aを挿入し、その内側に
底のある側からセパレータ7を挿入する。次に、このセ
パレータ7の凹部内に負極合剤を所定量注入して負極8
を形成し、この負極8をセパレータ7を介して正極6に
対向させる。これにより、電池缶2内に電極体3がセッ
トされる。
【0021】次に、電池缶2の開口部に封口ユニット1
0を嵌合させる。このとき、封口ユニット10と正極6
との最短距離、即ち、封口部材11のセパレータガイド
部11aの先端と正極6の開口側端面9aとの間の隙間
Sが、正極6の全高さHの5〜10%の値となるように
嵌め込む。このとき、封口ユニット10の集電ピン14
が負極8内に挿入され、また、セパレータ7の開口側周
縁部が封口部材11のセパレータガイド部11a内に入
り込む。
0を嵌合させる。このとき、封口ユニット10と正極6
との最短距離、即ち、封口部材11のセパレータガイド
部11aの先端と正極6の開口側端面9aとの間の隙間
Sが、正極6の全高さHの5〜10%の値となるように
嵌め込む。このとき、封口ユニット10の集電ピン14
が負極8内に挿入され、また、セパレータ7の開口側周
縁部が封口部材11のセパレータガイド部11a内に入
り込む。
【0022】その後、封口装置等を用いて電池缶2の開
口側周縁部をカシメ加工する。その結果、図1に示すよ
うに、電池缶2の開口側周縁部によって封口部材11
が、その全周に渡って内側にカシメられ、電池缶2の開
口部が封口ユニット10によって液密に封止される。こ
れにより、正極6にオキシ水酸化ニッケルを含有し、且
つ、負極8に亜鉛を含有するニッケル亜鉛電池を製造す
ることができる。
口側周縁部をカシメ加工する。その結果、図1に示すよ
うに、電池缶2の開口側周縁部によって封口部材11
が、その全周に渡って内側にカシメられ、電池缶2の開
口部が封口ユニット10によって液密に封止される。こ
れにより、正極6にオキシ水酸化ニッケルを含有し、且
つ、負極8に亜鉛を含有するニッケル亜鉛電池を製造す
ることができる。
【0023】
【実施例】次に、上述したニッケル亜鉛電池(アルカリ
電池)の漏液特性試験について説明する。この試験は、
オキシ水酸化ニッケルを正極の主たる活物質として使用
した電池、特に、放電特性が良いとされるβ(ベータ)
型オキシ水酸化ニッケルを正極に用いた電池では、過放
電時に正極の体積膨張が大きく、そのため正極高さが増
大し、その正極が封口部材に当接して押圧し、その封口
部材を変形させて液漏れ状態を引き起こすことを確認し
たことによるものである。このときの試験は、従来のニ
ッケル亜鉛電池(単三形電池)の正負極間、即ち、正極
端子部と負極端子板との間に10Ωの抵抗をつなぎ、こ
の状態で3日間放置して液漏れの状態を観察したもので
ある。
電池)の漏液特性試験について説明する。この試験は、
オキシ水酸化ニッケルを正極の主たる活物質として使用
した電池、特に、放電特性が良いとされるβ(ベータ)
型オキシ水酸化ニッケルを正極に用いた電池では、過放
電時に正極の体積膨張が大きく、そのため正極高さが増
大し、その正極が封口部材に当接して押圧し、その封口
部材を変形させて液漏れ状態を引き起こすことを確認し
たことによるものである。このときの試験は、従来のニ
ッケル亜鉛電池(単三形電池)の正負極間、即ち、正極
端子部と負極端子板との間に10Ωの抵抗をつなぎ、こ
の状態で3日間放置して液漏れの状態を観察したもので
ある。
【0024】上述した本発明の効果を確認すべく、図1
に示したような構成の円筒型アルカリ電池(例えば、単
三形のニッケル亜鉛電池)を作成し、その放電特性を評
価した。そして、本発明との比較例として、2種類のア
ルカリ電池についても、同様の試験を行って放電特性を
評価した。
に示したような構成の円筒型アルカリ電池(例えば、単
三形のニッケル亜鉛電池)を作成し、その放電特性を評
価した。そして、本発明との比較例として、2種類のア
ルカリ電池についても、同様の試験を行って放電特性を
評価した。
【0025】〔実施例1〕β型オキシ水酸化ニッケル8
6重量%、黒鉛8重量%、水酸化カリウム水溶液6重量
%からなる正極合剤を中空円筒状のペレットに成形し
た。この正極ペレット6aの寸法は、外径13.2m
m、内径9.0mm、高さhは9.75mmである。ま
た、この正極ペレット6aの質量は2.44gであっ
た。この正極ペレット6aの4個を電池缶2に挿入し、
その内側に挿入されたセパレータ7の内部に水酸化カリ
ウム水溶液と負極合剤とを充填した。そして、電池缶2
の開口部に封口ユニット10を嵌合してカシメ、内部を
密封して円筒形のアルカリ電池を作成した。
6重量%、黒鉛8重量%、水酸化カリウム水溶液6重量
%からなる正極合剤を中空円筒状のペレットに成形し
た。この正極ペレット6aの寸法は、外径13.2m
m、内径9.0mm、高さhは9.75mmである。ま
た、この正極ペレット6aの質量は2.44gであっ
た。この正極ペレット6aの4個を電池缶2に挿入し、
その内側に挿入されたセパレータ7の内部に水酸化カリ
ウム水溶液と負極合剤とを充填した。そして、電池缶2
の開口部に封口ユニット10を嵌合してカシメ、内部を
密封して円筒形のアルカリ電池を作成した。
【0026】このとき、封口ユニット10と正極6との
間の最短距離、即ち、封口部材11のセパレータガイド
部11aの先端と正極6の開口側端面9aとの間の隙間
Sは、2.0mmであった。そして、正極6は4個の正
極ペレット6aによって構成されているため、正極6の
全長Hは39.0mm(=9.75mm×4)である。
従って、正極6の全長Hに対する隙間Sの比率Rは5%
(2.0÷39.0=0.051≒0.05)であっ
た。
間の最短距離、即ち、封口部材11のセパレータガイド
部11aの先端と正極6の開口側端面9aとの間の隙間
Sは、2.0mmであった。そして、正極6は4個の正
極ペレット6aによって構成されているため、正極6の
全長Hは39.0mm(=9.75mm×4)である。
従って、正極6の全長Hに対する隙間Sの比率Rは5%
(2.0÷39.0=0.051≒0.05)であっ
た。
【0027】〔実施例2〕実施例1に示す組成の正極合
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は9.5mm、質量2.38gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、3.0
mmであった。また、正極6の全長Hは38.0mm
(=9.5mm×4)である。従って、正極6の全長H
に対する隙間Sの比率Rは8%(3.0÷38.0=
0.079≒0.08)であった。
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は9.5mm、質量2.38gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、3.0
mmであった。また、正極6の全長Hは38.0mm
(=9.5mm×4)である。従って、正極6の全長H
に対する隙間Sの比率Rは8%(3.0÷38.0=
0.079≒0.08)であった。
【0028】〔実施例3〕実施例1に示す組成の正極合
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は9.3mm、質量2.33gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、3.8
mmであった。また、正極6の全長Hは37.2mm
(=9.3mm×4)である。従って、正極6の全長H
に対する隙間Sの比率Rは10%(3.8÷37.2=
0.102≒0.10)であった。
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は9.3mm、質量2.33gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、3.8
mmであった。また、正極6の全長Hは37.2mm
(=9.3mm×4)である。従って、正極6の全長H
に対する隙間Sの比率Rは10%(3.8÷37.2=
0.102≒0.10)であった。
【0029】〔比較例1〕実施例1に示す組成の正極合
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は10.0mm、質量2.5gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、1.0
mmであった。また、正極6の全長Hは40.0mm
(=10.0mm×4)である。従って、正極6の全長
Hに対する隙間Sの比率Rは3%(1.0÷40.0=
0.025≒0.03)であった。
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は10.0mm、質量2.5gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、1.0
mmであった。また、正極6の全長Hは40.0mm
(=10.0mm×4)である。従って、正極6の全長
Hに対する隙間Sの比率Rは3%(1.0÷40.0=
0.025≒0.03)であった。
【0030】〔比較例2〕実施例1に示す組成の正極合
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は9.1mm、質量2.28gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、4.6
mmであった。また、正極6の全長Hは36.4mm
(=9.1mm×4)である。従って、正極6の全長H
に対する隙間Sの比率Rは13%(4.6÷36.4=
0.126≒0.13)であった。
剤を用い、外径13.2mm、内径9.0mm、高さh
は9.1mm、質量2.28gの正極ペレット6aを作
成した。この正極ペレット6aを用いて実施例1と同様
の手順で電池を作成した。このとき、隙間Sは、4.6
mmであった。また、正極6の全長Hは36.4mm
(=9.1mm×4)である。従って、正極6の全長H
に対する隙間Sの比率Rは13%(4.6÷36.4=
0.126≒0.13)であった。
【0031】以上のようにして、実施例1〜3及び比較
例1及び2の電池をそれぞれ30個ずつ作成した。それ
ぞれの実施例及び比較例において、30個の電池のうち
20個の電池にそれぞれ10Ωの抵抗を接続し、室温の
温度条件下において3日間放置して、それぞれについて
液漏れ発生の有無を観察した。また、実施例1〜3及び
比較例1及び2の電池について、それぞれ1個を100
0mAの負荷で放電させ、終止電圧が0.9Vになるま
での放電時間を測定した。これら漏液発生率及び放電時
間の平均値を、表1として示す。
例1及び2の電池をそれぞれ30個ずつ作成した。それ
ぞれの実施例及び比較例において、30個の電池のうち
20個の電池にそれぞれ10Ωの抵抗を接続し、室温の
温度条件下において3日間放置して、それぞれについて
液漏れ発生の有無を観察した。また、実施例1〜3及び
比較例1及び2の電池について、それぞれ1個を100
0mAの負荷で放電させ、終止電圧が0.9Vになるま
での放電時間を測定した。これら漏液発生率及び放電時
間の平均値を、表1として示す。
【0032】
【表1】
【0033】この表1から明らかなように、実施例1〜
3の電池では、いずれの場合にも漏液は発生しなかっ
た。また、放電時間については、判断の基準を45分に
すると、実施例1では48分、実施例2では47分、実
施例3では46分となっており、実施例1〜3の電池の
いずれの場合にも、判断の目安となる基準時間45分を
超えていた。
3の電池では、いずれの場合にも漏液は発生しなかっ
た。また、放電時間については、判断の基準を45分に
すると、実施例1では48分、実施例2では47分、実
施例3では46分となっており、実施例1〜3の電池の
いずれの場合にも、判断の目安となる基準時間45分を
超えていた。
【0034】これに対して、比較例1では20%の割合
で漏液が発生していた。一方、比較例2の電池では、漏
液の発生はなかった。しかしながら、比較例2の電池の
場合には、放電時間が44分と短くなっており、放電特
性が劣化していることが確認された。この放電特性の劣
化の原因は、正極6の高さを短くしたことによるものと
考えられる。即ち、比較例2の電池では、封口部材11
のセパレータガイド部11aの先端と正極6の開口側端
面9aとの距離を確保するため隙間Sを4.6mmと広
くしたところ、相対的に正極6の高さHが短くなり、正
極6に質量低下を生じたことによるものと考えられる。
その結果、正極6の放電容量が低下してしまい、放電時
間が大きく減少することになったものと推測される。
で漏液が発生していた。一方、比較例2の電池では、漏
液の発生はなかった。しかしながら、比較例2の電池の
場合には、放電時間が44分と短くなっており、放電特
性が劣化していることが確認された。この放電特性の劣
化の原因は、正極6の高さを短くしたことによるものと
考えられる。即ち、比較例2の電池では、封口部材11
のセパレータガイド部11aの先端と正極6の開口側端
面9aとの距離を確保するため隙間Sを4.6mmと広
くしたところ、相対的に正極6の高さHが短くなり、正
極6に質量低下を生じたことによるものと考えられる。
その結果、正極6の放電容量が低下してしまい、放電時
間が大きく減少することになったものと推測される。
【0035】また、比較例1の電池のうち漏液した電池
を解体調査したところ、正極6が封口部材11のセパレ
ータガイド部11aに当接し、封口部材11に変形を生
じさせて安全弁部11bを破壊していることが確認され
た。この封口部材11の変形によって安全弁部11bを
破壊して開放することにより、電解液が補強部材12の
貫通孔12aと負極端子板13の通気孔13aを通って
外部に漏出し、漏液に至ったことが確認された。
を解体調査したところ、正極6が封口部材11のセパレ
ータガイド部11aに当接し、封口部材11に変形を生
じさせて安全弁部11bを破壊していることが確認され
た。この封口部材11の変形によって安全弁部11bを
破壊して開放することにより、電解液が補強部材12の
貫通孔12aと負極端子板13の通気孔13aを通って
外部に漏出し、漏液に至ったことが確認された。
【0036】このような結果に鑑みると、正極6と封口
部材11との間の最短距離、即ち、隙間Sを、正極6の
高さHの5%以上10%以下の値に設定することによ
り、放電容量を大きく損なうことなしに過放電時の漏液
を防止又は抑制して、耐漏液性の向上を図ることができ
ることが確認できた。
部材11との間の最短距離、即ち、隙間Sを、正極6の
高さHの5%以上10%以下の値に設定することによ
り、放電容量を大きく損なうことなしに過放電時の漏液
を防止又は抑制して、耐漏液性の向上を図ることができ
ることが確認できた。
【0037】図2は、上述したニッケル亜鉛電池1の変
形実施例を示すものである。この実施例に示すアルカリ
電池21は、封口部材22のセパレータガイド部11a
の先端を平らな平面部として、広い面積でセパレータガ
イド部11aが正極6の開口側端面9aに当接するよう
に構成したものである。
形実施例を示すものである。この実施例に示すアルカリ
電池21は、封口部材22のセパレータガイド部11a
の先端を平らな平面部として、広い面積でセパレータガ
イド部11aが正極6の開口側端面9aに当接するよう
に構成したものである。
【0038】また、電池缶2の開口部の近傍には、半径
方向内側にU字状又は半円状に突出すると共にその断面
形状が円周方向に連続する突条部23がビーディングに
よって設けられている。この突条部23は、封口ユニッ
ト10を所定位置に位置決めし、電池缶2の開口側周縁
部のカシメを確実なものとするために設けられたもので
ある。このように、封口部材11,22の形状は、図示
した実施例に限定されるものではなく、例えば、半円
形、角形その他の形状を用いることができる。他の構成
は、上記実施例と同様であり、同一部分には同一符号を
付して、それらの説明は省略する。
方向内側にU字状又は半円状に突出すると共にその断面
形状が円周方向に連続する突条部23がビーディングに
よって設けられている。この突条部23は、封口ユニッ
ト10を所定位置に位置決めし、電池缶2の開口側周縁
部のカシメを確実なものとするために設けられたもので
ある。このように、封口部材11,22の形状は、図示
した実施例に限定されるものではなく、例えば、半円
形、角形その他の形状を用いることができる。他の構成
は、上記実施例と同様であり、同一部分には同一符号を
付して、それらの説明は省略する。
【0039】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は水酸化カリウム水溶液を使用した場合について説明し
たが、水酸化リチウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液
を用いることによっても同様の効果を得ることができ
る。更に、この結果から、これらアルカリ性水溶液を混
合して用いた場合も、同様の結果が得られると考えられ
る。
限定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は水酸化カリウム水溶液を使用した場合について説明し
たが、水酸化リチウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液
を用いることによっても同様の効果を得ることができ
る。更に、この結果から、これらアルカリ性水溶液を混
合して用いた場合も、同様の結果が得られると考えられ
る。
【0040】また、本発明は、オキシ水酸化ニッケルを
主たる正極活物質として用いる電池に適用されるもので
あり、負極活物質は適宜に選択して使用できるもので、
亜鉛を主たる負極活物質として用いる電池に限定される
ものではない。このように、本発明は、その趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更できるものである。
主たる正極活物質として用いる電池に適用されるもので
あり、負極活物質は適宜に選択して使用できるもので、
亜鉛を主たる負極活物質として用いる電池に限定される
ものではない。このように、本発明は、その趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更できるものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の電池によ
れば、正極が主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケル
を含有する電池において、封口ユニットと正極との隙間
を正極の長さの5%以上10%以下の値に設定する構成
としたため、放電末期に過放電となって正極の体積が膨
張して大きくなった場合にも、その正極の体積変化を予
め見込んだ隙間が正極と封口ユニットとの間に設定され
ていることから、膨張した正極が封口ユニットに当接す
るのを防止し、又はその当接が最小限となるように抑制
することができる。その結果、正極の膨張に起因して封
口ユニットが変形したりすることがなく、又は封口ユニ
ットに変形が生じた場合でもその変形を最小限に抑制す
ることができるため、封口ユニットの変形による電解液
の漏液の発生を防止し、又は液漏れ量を最小限に抑制す
ることができるという効果を得ることができる。
れば、正極が主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケル
を含有する電池において、封口ユニットと正極との隙間
を正極の長さの5%以上10%以下の値に設定する構成
としたため、放電末期に過放電となって正極の体積が膨
張して大きくなった場合にも、その正極の体積変化を予
め見込んだ隙間が正極と封口ユニットとの間に設定され
ていることから、膨張した正極が封口ユニットに当接す
るのを防止し、又はその当接が最小限となるように抑制
することができる。その結果、正極の膨張に起因して封
口ユニットが変形したりすることがなく、又は封口ユニ
ットに変形が生じた場合でもその変形を最小限に抑制す
ることができるため、封口ユニットの変形による電解液
の漏液の発生を防止し、又は液漏れ量を最小限に抑制す
ることができるという効果を得ることができる。
【図1】本発明に係る電池の第1の実施例を示すニッケ
ル亜鉛電池の中央部を縦方向に断面した説明図である。
ル亜鉛電池の中央部を縦方向に断面した説明図である。
【図2】図1に示す電池の封口ユニットの変形実施例を
示すもので、要部を断面した説明図である。
示すもので、要部を断面した説明図である。
1,21 ニッケル亜鉛電池(電池)、 2 電池缶
(正極缶)、 3 電極体、 4 正極端子部、 6
正極、 7 セパレータ、 8 負極、 10封口ユニ
ット、 11,22 封口部材、 11a セパレータ
ガイド部、 11b 安全弁部、 12 補強部材、
13 負極端子板、 14 集電ピン、S 隙間、 H
正極の高さ
(正極缶)、 3 電極体、 4 正極端子部、 6
正極、 7 セパレータ、 8 負極、 10封口ユニ
ット、 11,22 封口部材、 11a セパレータ
ガイド部、 11b 安全弁部、 12 補強部材、
13 負極端子板、 14 集電ピン、S 隙間、 H
正極の高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H024 AA01 AA14 CC02 CC07 CC14 DD03 DD14 FF36 HH13 5H028 AA01 AA07 BB01 EE05 HH05 5H050 AA04 AA20 BA04 CA03 CB13 DA17 FA07 HA04
Claims (2)
- 【請求項1】 主たる活物質としてオキシ水酸化ニッケ
ルを含有する正極を筒状に形成し、当該正極の内側にセ
パレータを介して負極を配置することにより電極体を構
成すると共に、当該電極体を底のある筒状の電池缶内に
収納し、当該電池缶の開口部に封口ユニットを嵌合して
封止した電池において、 上記封口ユニットと上記正極との間に、当該正極の高さ
の5%以上10%以下の値となる隙間を設けたことを特
徴とする電池。 - 【請求項2】 上記オキシ水酸化ニッケルは、ベータ型
オキシ水酸化ニッケルであることを特徴とする請求項1
記載の電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000395487A JP2002198060A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 電 池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000395487A JP2002198060A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 電 池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002198060A true JP2002198060A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18860942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000395487A Pending JP2002198060A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 電 池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002198060A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005093882A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アルカリ電池 |
| JP2006004900A (ja) * | 2004-05-20 | 2006-01-05 | Sony Corp | アルカリ乾電池 |
| US6991875B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-01-31 | The Gillette Company | Alkaline battery including nickel oxyhydroxide cathode and zinc anode |
| JP2007134125A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Fdk Energy Co Ltd | 筒形電池 |
| JP2010086703A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Fdk Energy Co Ltd | アルカリ電池 |
| US8241780B2 (en) * | 2008-10-01 | 2012-08-14 | Panasonic Corporation | Alkaline battery |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000395487A patent/JP2002198060A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6991875B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-01-31 | The Gillette Company | Alkaline battery including nickel oxyhydroxide cathode and zinc anode |
| WO2005093882A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アルカリ電池 |
| JP2006004900A (ja) * | 2004-05-20 | 2006-01-05 | Sony Corp | アルカリ乾電池 |
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| EP2330666A4 (en) * | 2008-10-01 | 2014-09-10 | Panasonic Corp | ALKALINE BATTERY |
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