JP2002197732A - 光ディスク原盤露光装置 - Google Patents

光ディスク原盤露光装置

Info

Publication number
JP2002197732A
JP2002197732A JP2000400157A JP2000400157A JP2002197732A JP 2002197732 A JP2002197732 A JP 2002197732A JP 2000400157 A JP2000400157 A JP 2000400157A JP 2000400157 A JP2000400157 A JP 2000400157A JP 2002197732 A JP2002197732 A JP 2002197732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
base
turntable
slider
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000400157A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Obara
隆 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000400157A priority Critical patent/JP2002197732A/ja
Publication of JP2002197732A publication Critical patent/JP2002197732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンテーブルの回転ムラなどに起因する基
台の振動を抑制する。 【解決手段】 基台1により支持されたターンテーブル
5と、基台1により支持されてヘッド10と一体にター
ンテーブル5の半径方向に往復駆動されるスライダ8と
を具備し、ターンテーブル5の回転時にスライダ8の送
り方向におけるターンテーブル5の振動量を測定すると
ともに、スライダ8を所望の位置まで移動させる送り指
令信号cとスライダ8の位置変化に対応する位置検出信
号dとの差となる偏差信号eから基台1の振動量を検出
し、ターンテーブル5の振動の周波数に合せて基台1の
振動量に基づいてその基台1の振動を相殺する相殺出力
jを制御手段37により出力させ、この相殺出力jによ
り加振器20を振動させ、この加振器20の振動を基台
1に伝え、ターンテーブル5の回転ムラなどによる基台
1の振動を相殺する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体及び
その情報記録媒体を製作するための原盤などのディスク
を回転させ、このディスクの半径方向に沿ってヘッドを
移動させることにより、ディスクに対する情報の記録を
行う光ディスク原盤露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク状の記録媒体を製作する
原盤としてのディスクに溝を形成する光ディスク原盤露
光装置が知られている。この光ディスク原盤露光装置の
課題は、回転するディスクとヘッドとの相対位置を正確
に維持することが重要である。その点に関し、従来の光
ディスク原盤露光装置について説明する。
【0003】特開平10−293928号公報には、微
小移動手段を介して装置本体に固定されているフォーカ
ス機構により光をディスク原盤に照射するヘッドと、デ
ィスク原盤を支持するターンテーブルが搭載されている
移動ステージとを有し、この移動ステージを移動手段に
よりターンテーブルの直径方向に移動させ、レーザ測長
計からのレーザ光をヘッド側面とターンテーブルの側面
とに照射して装置本体に対するヘッドの位置とターンテ
ーブルの位置との差分を求め、微動移動手段により移動
ステージに対するヘッドの位置を補正することが記載さ
れている。
【0004】特開平10−261245号公報には、記
録用のヘッドと、このヘッドを光ディスク原盤の直径方
向に移動させる送りスライダとをピエゾアクチュエータ
により一体化し、送りスライダの送りムラをレーザ干渉
計又はレーザホロスケールにより検出し、ピエゾアクチ
ュエータの伸縮によりヘッドを動作させることで、送り
スライダの微小な送りムラを補正することが記載されて
いる。
【0005】特開平8−329476号公報には、移動
可能なスライダに設けられた露光用光学系からの光を光
ディスク原盤に照射する対物レンズを備えた光ディスク
原盤露光装置において、スライダに接続した粗動テーブ
ルにスライダと同一方向に移動可能な第1微動テーブル
を接続し、この第1の微動テーブルにスライダの移動方
向と直交する方向に移動可能に第2微動テーブルを接続
し、スライダの振動を検出し、圧電素子により第1微動
テーブルをスライダの振動と同じ振幅で逆向きに振動さ
せることでスライダの振動を打ち消すことが記載されて
いる。
【0006】さらに、光ディスク原盤を支持するターン
テーブルの非同期振れ(回転角度に無関係な振れ)によ
るトラッキングピッチへの影響をなくす方法として、特
開平9−190651号公報に記載されているように、
ターンテーブルの半径方向に非接触に変位センサを設
け、ターンテーブルの原点パルス信号をトリガとして、
予めターンテーブルの各回転位置での振れ量を計測し、
その各回転位置毎の振れ量を平均した平均値をメモリに
蓄積しておき、露光時には測定した振れ量から各回転角
の位置に対応する平均値を減算して非同期振れ量のみを
出力し、この出力値で露光光の照射位置を補正する方法
がある。この方法によれば、光ディスク原盤露光装置で
はターンテーブルの各回転角の位置に無関係な非同期振
れがリアルタイムに出力できることから、露光注でもト
ラックピッチの精度に重大な悪影響を及ぼす非同期振れ
を作業中に直ちに把握して露光作業を中止することがで
き、また、露光光の照射位置を補正することで、ターン
テーブルの非同期振れによる影響を受けないとされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、光ディスク原盤
は、外径に対して数10μm程度の偏心があり、換言す
れば、重心が数10μm程度偏った状態でターンテーブ
ルに搭載される。そのため、ターンテーブルは回転時に
働く遠心力により回転部が振れ回り振動が発生する。し
たがって、特開平10−293928号公報に記載され
ているように、レーザ測長計からのレーザ光をヘッド側
面とターンテーブルの側面とに照射して装置本体に対す
るヘッドの位置とターンテーブルの位置との差分を求め
る場合に、ターンテーブル側面のレーザ照射位置が回転
角とともに変わってしまい正確な差分を測定することが
できず、したがって、移動ステージに対するヘッドの位
置を補正することができない。
【0008】特開平10−261245号公報に記載さ
れた提案は、送りスライダの送りムラのみの検出結果か
らその送りスライダの送りムラを補正するので、補正の
制度が悪い。これと同様に、特開平8−329476号
公報に記載された提案も、スライダのみの振動検出結果
から第1微動テーブルを振動させてスライダの振動を打
ち消すので、補正制度が悪い。
【0009】特開平9−190651号公報に記載され
た従来例は、前述のように露光光の照射位置を補正する
ことを目的としてターンテーブルの振れ量の平均値を求
めるためには、光ティスク原盤露光装置を一度露光しな
いで動作させなければならない。そための時間は動作さ
せる線速によっても異なるが30分ないし1時間ほどか
かるので、ワーク毎にこの動作を繰り返すことは非常に
効率が悪い。
【0010】本発明の目的は、ターンテーブルの回転ム
ラなどの原因により発生する振動を有効に抑制し、ディ
スクとヘッドとの相対位置関係を精緻に維持し得るよう
にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基台により支持され装着されるディスクと一体に回転駆
動されるターンテーブルと、前記基台により支持され前
記ディスクと対向するヘッドと一体に前記ターンテーブ
ルの半径方向に往復駆動されるスライダと、前記ターン
テーブルの回転時に前記スライダの送り方向における前
記ターンテーブルの振動量を測定するターンテーブル振
動量測定手段と、前記基台に対する前記スライダの位置
の変化に対応する位置検出信号を出力する位置検出手段
と、前記スライダを所望の位置まで移動させる送り指令
信号と前記位置検出信号との差を偏差信号として認識す
る偏差信号認識手段と、前記ターンテーブル振動量検出
手段から出力される出力の周波数及び位相に合せて前記
偏差信号に対応する大きさに調整可能であって前記基台
が受けた振動を相殺する方向の相殺出力を出力する制御
手段と、前記制御手段からの相殺出力により駆動された
ときに前記基台に作用する振動作用点が前記ターンテー
ブルから前記基台への振動作用点と同一平面上になるよ
うに配置された加振器と、を具備する。
【0012】したがって、回転ムラなどの原因によりタ
ーンテーブルが振動すると、基台がスライダの送り方向
に振動するが、そのときのスライダの送り方向における
ターンテーブルの振動量はターンテーブル振動量測定手
段により検出され、ターンテーブルの振動に起因する基
台の実際の振動量は偏差信号により認識される。このと
き、ターンテーブル振動量検出手段から出力される出力
の周波数及び位相に合せて偏差信号により認識される基
台の振動量の大きさに対応する大きさに調整された相殺
出力が制御手段から出力され、この相殺出力で加振器を
振動させることにより、基台が受けた振動を相殺するこ
とが可能となる。
【0013】請求項2記載発明は、請求項1記載の発明
において、加振器は前記基台に作用する振動作用点が前
記ターンテーブルから前記基台への振動作用点と同一平
面上であって同一直線上になるように配置されている。
【0014】したがって、加振器の振動がターンテーブ
ルの軸線を中心として基台に作用する回転モーメントの
発生を抑制し、スライダの送り方向における基台の振動
をさらに精度よく相殺することが可能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、基台により支持さ
れ装着されるディスクと一体に回転駆動されるターンテ
ーブルと、前記基台により支持され前記ディスクと対向
するヘッドと一体に前記ターンテーブルの半径方向に往
復駆動されるスライダと、前記ターンテーブルを回転さ
せたときに前記スライダの送り方向での前記ターンテー
ブルから前記基台への振動伝達力を測定する第一の振動
伝達力測定手段と、前記第一の振動伝達力検出手段から
出力される出力の周波数及び大きさに基づいて前記基台
が受けた振動を相殺する方向の相殺出力を出力するサー
ボ制御手段と、前記サーボ制御手段からの相殺出力によ
り駆動されたときに前記基台に作用する振動作用点が前
記ターンテーブルから前記基台への振動作用点と同一平
面上になるように配置された加振器と、を具備する。
【0016】したがって、回転ムラなどの原因によりタ
ーンテーブルが振動すると、その振動がスライダの送り
方向の振動として基台に伝達されるが、そのときの基台
に伝達される振動伝達力は第一の振動伝達力測定手段に
より検出され、その第一の振動伝達力検出手段から出力
される出力の周波数及び大きさに基づいてサーボ制御手
段から出力される相殺出力で加振器を振動させることに
より、基台が受けた振動を相殺することが可能となる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、加振器は前記基台に作用する振動作用点が
前記ターンテーブルから前記基台への振動作用点と同一
平面上であって同一直線上になるように配置されてい
る。
【0018】したがって、加振器の振動がターンテーブ
ルの軸線を中心として基台に作用する回転モーメントの
発生を抑制し、スライダの送り方向における基台の振動
をさらに精度よく相殺することが可能となる。
【0019】請求項5記載の発明は、基台により支持さ
れ装着されるディスクと一体に回転駆動されるターンテ
ーブルと、前記基台により支持され前記ディスクと対向
するヘッドと一体に前記ターンテーブルの半径方向に往
復駆動されるスライダと、前記基台に対する前記スライ
ダの位置変化に対応する位置検出信号を出力する位置検
出センサと、前記ターンテーブルを回転させたときに前
記スライダの送り方向での前記ターンテーブルから前記
基台を介して前記位置検出センサへの振動伝達力を測定
する第二の振動伝達力測定手段と、前記第二の振動伝達
力検出手段から出力される出力の周波数及び大きさに基
づいて前記基台が受けた振動を相殺する方向の相殺出力
を出力するサーボ制御手段と、前記サーボ制御手段から
の相殺出力により駆動されたときに前記基台に作用する
振動作用点が前記ターンテーブルから前記基台への振動
作用点と同一平面上になるように配置された加振器と、
を具備する。
【0020】したがって、回転ムラなどの原因によりタ
ーンテーブルが振動すると、その振動がスライダの送り
方向の振動として基台を介して位置検出センサに伝達さ
れるが、そのときの位置検出センサに伝達される振動伝
達力は第二の振動伝達力測定手段により検出され、その
第二の振動伝達力検出手段から出力される出力の周波数
及び大きさに基づいてサーボ制御手段から出力される相
殺出力で加振器を振動させることにより、基台が受けた
振動を相殺することが可能となる。この場合、第二の振
動伝達力検出手段は位置検出センサへの振動伝達力を測
定し、その測定値により加振器を振動させることによ
り、スライダの振動を抑制することが可能である。
【0021】請求項6記載の発明は、基台により支持さ
れ装着されるディスクと一体に回転駆動されるターンテ
ーブルと、前記基台により支持され前記ディスクと対向
するヘッドと一体に前記ターンテーブルの半径方向に往
復駆動されるスライダと、前記ターンテーブルを回転さ
せたときに前記スライダの送り方向での前記ターンテー
ブルから前記基台への振動伝達力を測定する第一の振動
伝達力測定手段と、前記基台に対する前記スライダの位
置変化に対応する位置検出信号を出力する位置検出セン
サと、前記ターンテーブルを回転させたときに前記スラ
イダの送り方向での前記ターンテーブルから前記基台を
介して前記位置検出センサへの振動伝達力を測定する第
二の振動伝達力測定手段と、前記第一及び第二の振動伝
達力検出手段から出力される出力の周波数及び大きさに
基づいて前記基台が受けた振動を相殺する方向の相殺出
力を出力するサーボ制御手段と、前記サーボ制御手段か
らの相殺出力により駆動されたときに前記基台に作用す
る振動作用点が前記ターンテーブルから前記基台への振
動作用点と同一平面上になるように配置された加振器
と、を具備する。
【0022】したがって、回転ムラなどの原因によりタ
ーンテーブルが振動すると、その振動がスライダの送り
方向の振動として基台に伝達されるとともに基台を介し
て位置検出センサに伝達されるが、そのときの基台に伝
達される振動伝達力は第一の振動伝達力測定手段により
検出され、位置検出センサに伝達される振動伝達力は第
二の振動伝達力測定手段により測定され、その第一及び
第二の振動伝達力検出手段から出力される出力の周波数
及び大きさに基づいてサーボ制御手段から出力される相
殺出力で加振器を振動させることにより、基台が受けた
振動を相殺し、さらに、位置検出センサへの振動伝達力
を考慮して加振器を駆動する出力を設定することが可能
であるため、スライダの振動を抑制することが可能であ
る。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項3ないし6
の何れか一記載の発明において、前記サーボ制御手段
は、制御量を力量とする相対的なフィードバック系で構
成されている。
【0024】したがって、加振器の動作により振動を制
御する制御系の構成要素の特性を直線形として扱うこと
が可能となり、基台の振動をさらに有効に抑制すること
が可能となる。なお、制御量を力量とする相対的なフィ
ードバック系で構成する具体例としては、相殺出力を求
めるためにサーボ制御手段に入力する入力信号を見掛け
上ゼロに収束する構成が挙げられる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の発明において、前記加振器は、コイル
移動型もしくは磁石移動型のボイスコイルモータで構成
され、固有角周波数ωcと使用回転角周波数ωとの関係
がω/ωc=21/2の近似値となるように、一定のバネ
定数をもつ支持バネにより可動部が支持されている。
【0026】したがって、加振器における振動伝達効率
を大きくし、小型の加振器で基台の振動を抑制すること
が可能となる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
の何れか一記載の発明において、前記加振器は、コイル
移動型もしくは磁石移動型のボイスコイルモータで構成
され、可動部の質量はディスクの質量と同等に定められ
ている。
【0028】したがって、ディスクの偏りにより発生す
る振動エネルギーと、これを相殺する加振器の振動エネ
ルギーとを同等の値にすることが容易となり、振動を抑
制する制御がさらに容易である。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。図1は一部を切欠した
光ディスク原盤露光装置の側面図及び電気的接続構造を
示すブロック図、図2は光ディスク原盤露光装置の平面
図、図3は加振器の縦断側面図、図4は各部の振動波形
を示す説明図である。
【0030】図1において、1は基台である。この基台
1は図示しないが例えば空気圧によるサーボマウンタな
どの除振機構の上に設けられ、この基台1にはAC同期
モータ2が固定的に設けられ、AC同期モータ2のスピ
ンドル3の先端にはディスク(原盤)4を支持するター
ンテーブル5が固定的に設けられている。このAC同期
モータ2はスピンドル3の回転方向及び回転角を検出す
るためのロータリーエンコーダ6を有している。
【0031】基台1の上面に設けられたガイド7にはタ
ーンテーブル5の半径方向に往復駆動されるスライダ8
が移動自在に支持され、このスライダ8に固定された移
動台9の先端にヘッド10が支持されている。このヘッ
ド10は、レーザ光源11から照射され露光光学系12
を通過するレーザ光を偏向するミラー13と、このミラ
ー13により偏向されたレーザ光をディスク4の表面に
集光する集光手段14とを有する。この集光手段14
は、この例では開口数NAが0.9と同等以上に高い対
物レンズを搭載したボイスコイルアクチュエータにより
構成されている。
【0032】スライダ8にはこのスライダ8の移動方向
と平行なスケール15が固定的に設けられ、基台1には
スケール15の位置情報に応じて位置検出信号を出力す
る位置検出センサ(光センサ)16が固定的に設けら
れ、このスケール15と位置検出センサ16とにより、
基台1に対するスライダ8の位置を検出する位置検出手
段17が構成されている。もちろん、スライダ8に位置
検出センサ16を取り付け、基台1にスケール15を取
り付けて位置検出手段17を構成しても、基台1に対す
るスライダ8の位置を検出することはできる。
【0033】基台1の上面には、ターンテーブル5の回
転時にスライダ8の送り方向におけるターンテーブル5
の振動量を測定するターンテーブル振動量測定手段とし
ての非接触型の変位センサ18が取付金具19を介して
取り付けられている。本実施の形態では、変位センサ1
8は回転するディスク4の外周面との距離の変化を検出
することでターンテーブル5の振動量を検出するが、ス
ピンドル3の外周面との距離の変化を検出することでも
よい。また、基台1の上面には加振器20が取付金具2
1を介して取り付けられている。加振器20の可動部2
2の振動方向はスライダ8の移動方向と平行である。図
2に示すように、本実施の形態において、加振器20は
スライダ8の移動方向に沿ってターンテーブル5の中心
を通る直線23に対してLなる距離を開けて平行な直線
24上に配置されている。
【0034】次に、図3を参照して加振器20の構造に
ついて説明する。加振器20は、筒状の筐体25と、そ
れぞれ筐体25の内周面に固着された継鉄26、永久磁
石27、継鉄28と、外周に駆動コイル29が装着され
た軸状の可動部30と、外周部が筐体25に固定され内
周部で可動部30の両端を支持する支持バネ31とによ
り形成されている。駆動コイル29は継鉄26の内周面
と、継鉄28が有する筒状部32の外周面との間の磁気
ギャップに配設されている。したがって、駆動コイル2
9に電圧を印加することにより可動部30が軸方向に振
動するように構成されている。
【0035】次に、図1を参照し電気的接続構造につい
て説明する。光ディスク露光装置全体を制御するコント
ローラ33の出力a,bのそれぞれに、AC同期モータ
2の動作を制御するスピンドルコントローラ34と、ス
ライダ8を往復駆動させる例えばDCリニアモータ(図
示せず)などの駆動部の動作を制御するスライダコント
ローラ35とが接続され、スライダコントローラ35に
は偏差表示器36が接続されている。この偏差表示器3
6は、スライダ8を駆動するリニアモータへの送り指令
信号cと、位置検出センサ16が出力する位置検出信号
dとの差としての偏差信号eの大きさを表示する。この
偏差信号eの大きさは、スケール15に対する位置検出
センサ16の相対位置の変化量、すなわち、ターンテー
ブル5の回転時における基台1の振動量に相当する。
【0036】ロータリーエンコーダ6の出力fは一般に
1周を数1000等分したA相、B相パルスと1周に1
回発生するZ相パルスとにより構成され、スピンドルコ
ントローラ34に接続されている。スピンドルコントロ
ーラ34の出力gはAC同期モータ2に接続されてい
る。また、スピンドルコントローラ34に取り込まれた
ロータリーエンコーダ6のZ相パルスの出力hは、ター
ンテーブル5の回転動作とスライダ8の送り動作との協
調を図るためにスライダコントローラ35に接続されて
いる。
【0037】ここで、前述した変位センサ18から出力
される出力の周波数及び大きさに基づいて出力される出
力iを偏差信号eに対応する大きさに調整して加振器2
0に相殺出力jを出力する制御手段37が設けられてい
る。この制御手段37は、変位センサ18の出力を取り
込む増幅器38、ローパスフィルタ39、振幅調整器4
0、コントローラ33の出力kによりONとなるスイッ
チ41、加振器20に接続された駆動回路42を直列に
接続することにより形成されている。
【0038】このような構成において、ターンテーブル
5とその上にセットされたディスク4はAC同期モータ
2により回転駆動され、スライダ8はリニアモータによ
り駆動される。これにより集光手段14がディスク4の
所望の位置に移動し、レーザ光源11からのレーザ光を
ディスク4上に照射して溝を形成する。
【0039】この原盤露光に際し、回転ムラなどにより
ターンテーブル5が振動すると基台1が振動し、トラッ
キングピッチ精度に影響を及ぼす。そこで基台1の振動
を加振器20の振動により相殺しようとするものであ
る。以下、その振動の相殺について説明する。
【0040】ディスク露光には、ターンテーブル5の回
転数を一定にするCAV駆動方式と、ターンテーブル5
の線速度を一定にするCLV駆動方式とがあるが、最初
にCAV駆動方式について説明する。
【0041】先ず、駆動前にコントローラ33からの出
力kにより制御手段37のスイッチ41がONとなる。
ディスク4の内周側から露光動作を行う場合、スライダ
8の移動により集光手段14が所望の位置に移動した
後、AC同期モータ2の回転によりターンテーブル5が
ディスク4とともに回転する。このとき、コントローラ
33の出力b(動作開始指令信号)をOFFにしてスラ
イダ8の送り動作を一次停止する。ターンテーブル5が
ディスク4とともに所望の一定回転数で回転すると、デ
ィスク4の重心の偏りなどがあると、AC同期モータ2
のスピンドル3からターンテーブル5及びディスク4ま
での回転系全体が振れ回り振動を起こす。このとき、ス
ライダ8の送り方向におけるターンテーブル5の振動量
は変位センサ18の出力iにより検出され、その出力i
は増幅器38により増幅される。図4(a)は増幅器3
8で増幅された後の変位センサ18の出力で、ローパス
フィルタ39により高周波成分が除かれた後に、図4
(b)に示すように正弦波の振れ振動信号となる。
【0042】一方、AC同期モータ2のスピンドル3か
らターンテーブル5及びディスク4までの回転系全体の
振れ回り振動は基台1の表面に作用する。このときのス
ライダ8の送り方向における基台1の振動はターンテー
ブル5の中心上の位置Aで基台1の表面に伝達される。
基台1が図1において右方に移動したときはスライダ8
に固定されたスケール15が位置検出センサ16に対し
て相対的に逆の左方向に移動し、基台1が図1において
左方に移動したときはスライダ8に固定されたスケール
15が位置検出センサ16に対して相対的に逆の右方向
に移動するため、図4(c)に示すように、偏差信号e
は、図同(b)に示す変位センサ18の出力iとは逆位
相となる。
【0043】変位センサ18の出力iは、ディスク4や
ターンテーブル5の振れ回り振動量についてはある程度
把握できるが、その他の要因を含めた結果としての基台
1の振動量までは正確に把握することができない。そこ
で、本実施の形態では、スライダ8の送り量を制御する
位置検出手段17の出力により求められる偏差信号eに
よって、スライダ8の移動方向における基台1の振動量
を認識し、その認識の基に振幅調整器40で振幅量を調
整し、その調整値に基づく電圧を駆動回路42から加振
器20の駆動コイル29に印加して加振器20を振動さ
せる。これにより、加振器20の振動がその加振器20
の真下となる位置Bで基台1に伝達される。このときの
基台1の位置Aでの振動と、B位置での振動とは互いに
相殺される。
【0044】すなわち、加振器20の可動部22は図4
(d)に示す振動波形で振動する。この振動波形の位相
は変位センサ18の出力iの位相と同じであるが、ター
ンテーブル5の回転時の振動によって基台1が図1にお
いて右側に振れるときは、加振器20の可動部22を右
側に振らせその反力を基台1に対して左側に向けて作用
させ、逆に基台1が左側に振れるときは、加振器20の
可動部22を左側に振らせその反力を基台1に対して右
側に向けて作用させることで、基台1の振動を加振器2
0の振動によって相殺することができる。
【0045】上記のように、偏差信号eの大きさに応じ
て加振器20を駆動する電圧を調整するが、スライダ8
を駆動するリニアモータへの送り指令信号cと、位置検
出センサ16が出力する位置検出信号dとの差を演算す
る処理は、例えばマイクロコンピュータ構成のコントロ
ーラ33により実行可能で、その演算処理が偏差信号認
識手段に相当する。この場合、認識した偏差信号eに基
づいて振幅調整器40での振幅調整をソフトプログラム
により行うように構成することは可能である。また、作
業者が偏差表示器36の表示内容を見て偏差信号eを認
識し、振幅調整器40での振幅調整を作業者が手動操作
により行うように構成することも可能である。後者の場
合は、手動操作可能なボリュウムなどを回路中に備えた
振幅調整器40を用いる。また、偏差表示器36は作業
者が視覚にて偏差信号を認識する場合に偏差信号認識手
段としての役目を果たす。
【0046】このように、加振器20を駆動する電圧を
調整した後に、コントローラ33から動作開始信号bを
出力させ、スライダ8の送り動作を開始することで、デ
ィスク4への溝の加工が行われる。
【0047】なお、ディスク駆動系の回転ムラに起因す
る基台1の振動量は、ターンテーブル5に対するディス
ク4の装着の仕方によって異なるので、CAV駆動方式
の場合はディスク4をターンテーブル5にセットしたと
きに1回行えばよい。
【0048】次に、CLV駆動方式の場合について説明
する。CLV駆動方式の場合はディスク4の半径方向に
おけるヘッド10の位置に応じて、次式に従ってディス
ク4の回転数を変化させるが、そのディスク4の回転数
を変える都度、逐次偏差信号eに応じて加振器20に印
加する電圧を調整する。その電圧調整動作については前
述した動作と同様である。
【0049】N=60×V/2πr ただし、Nはディスク4の回転数(rpm)、Vはディ
スク4の線速度(m/s)、rはディスク4の半径
(m)である。
【0050】次に、本発明の第二の実施の形態を図5に
基づいて説明する。本実施の形態及びこれに続く他の実
施の形態において、前記実施の形態と同一部分は同一符
号を用い説明も省略する。図5は光ディスク原盤露光装
置の平面図である。
【0051】図5に示すように、ディスク4の中心に示
す矢印Aは、ターンテーブル5から基台1の表面に振動
が伝達される位置と振動方向を示し、加振器20の中心
に示す矢印Bは、加振器20から基台1の表面に振動が
伝達される位置と振動方向とを示すものであるが、本実
施の形態では、図5で理解されるように、加振器20は
基台1に作用する振動作用点がターンテーブル5から基
台1への振動作用点と同一平面上であって同一直線上に
なるように配置されている。
【0052】このような構成において、ターンテーブル
5の回転により発生する振動が基台1に伝達されるが、
加振器20の振動がターンテーブル5の軸線を中心とし
て基台1に作用する回転モーメントの発生を抑制するこ
とができる。これにより、前記実施の形態よりもスライ
ダ8の送り方向における基台1の振動をさらに精度よく
相殺することができる。
【0053】次に、本発明の第三の実施の形態を図6な
いし図10に基づいて説明する。図6は一部を切欠した
光ディスク原盤露光装置の側面図及び電気的接続構造を
示すブロック図、図7は一部を切欠した光ディスク原盤
露光装置の平面図である。本実施の形態では、図1に示
した偏差表示器36は不用である。そして、変位センサ
18に代えて、ターンテーブル5を回転させたときにス
ライダ8の送り方向でのターンテーブル5から基台1へ
の振動伝達力を測定する第一の振動伝達力測定手段43
が設けられている。第一の振動伝達力測定手段43は受
ける機械的な圧力に応じた電気信号を出力する素子であ
ればよく、実施の形態では第一の歪みセンサ43と称し
て説明する。また、基台1にはネジ44を締め付けるこ
とによりAC同期モータ2を固定する予圧ブロック45
が設けられている。
【0054】図7に示すように、本実施の形態におい
て、加振器20はスライダ8の移動方向に沿ってターン
テーブル5の中心を通る直線23に対してLなる距離を
開けて平行な直線24上に配置されている。図6及び図
7に示す矢印Cはターンテーブル5から基台1に振動が
伝達される位置、矢印Dは加振器20から基台1に振動
が伝達される位置を示す。
【0055】そして、第一の歪みセンサ43から出力さ
れる出力の周波数及び大きさに基づいて基台1が受けた
振動を相殺する方向の相殺出力jを出力するサーボ制御
手段46が設けられている。このサーボ制御手段46
は、第一の歪みセンサ43の出力nを取り込む増幅器3
8a、ローパスフィルタ39、補償回路47、ゲイン調
整器48、コントローラ33の出力kによりONとなる
スイッチ41、加振器20に接続された駆動回路42と
を直列に接続することにより形成されている。
【0056】ここで、増幅器38aには第一の歪みセン
サ43に加わる予圧分に相当する電圧をキャンセル可能
な増幅器であり、補償回路47はローパスフィルタ39
の出力(正弦波の振動)を開ループ周波数特性における
ゲイン余有(10db以上)と位相余有(45度以上)
を調整するためのものである。
【0057】本実施の形態は、ターンテーブル5から基
台1に伝達される振動を加振器20の振動により相殺す
ることについては第一の実施の形態と同様であるが、加
振器20を駆動する相殺出力jの生成が異なるので、そ
の相違点についてのみ説明する。
【0058】ターンテーブル5がディスク4とともに所
望の一定回転数で回転するとき、ディスク4の重心の偏
りなどがあると、AC同期モータ2のスビンドル3から
ターンテーブル5及びディスク4までの回転系全体が振
れ回り、正弦波状の振動を起こす。このとき、CAV駆
動方式であれば一定周波数の正弦波状の振動が基台1に
伝達され、CLV駆動方式であればディスク4の露光位
置の半径が大きくなるに従い周波数が下がる正弦波状の
振動が基台1に伝達される。基台1に伝達される振動は
第一の歪みセンサ43の出力nに相当する。その出力n
は増幅器38aにより基台1の振動を相殺し得る出力に
増幅され、ローパスフィルタ39により高周波成分が除
かれて正弦波の振れ振動信号となる。ローパスフィルタ
39からの出力は補償回路47により開ループ周波数特
性におけるゲイン余有(10db以上)と位相余有(4
5度以上)とが調整され、ゲイン調整器48、スイッチ
41を介して駆動回路42に入力され、駆動回路42か
らの相殺出力j(電圧)により加振器20が駆動され
る。
【0059】このように第一の歪みセンサ43の出力n
は基台1に伝達される振動の大きさと周波数の情報をも
ち、その情報により適正な相殺出力jを生成して加振器
20を駆動する。具体的には第一の実施の形態と同様
に、基台1が図6及び図7において右側に振れるとき
は、加振器20の可動部22を右側に振らせその反力を
基台1に対して左側に向けて作用させ、逆に基台1が左
側に振れるときは、加振器20の可動部22を左側に振
らせその反力を基台1に対して右側に向けて作用させる
ことで、基台1の振動を加振器20の振動によって相殺
することができる。
【0060】ここで、図8に第一の歪みセンサ43の出
力からサーボ制御手段46により相殺出力jを生成する
サーボ系を構成する各要素の特性について説明する。同
図(a)は第一の歪みセンサ43の出力特性図で、歪み
センサ43の出力(プリロード電圧)は、回転振動伝達
力(歪みセンサ43に作用する振動伝達力)に対し直線
的に変化することを示している。同図(b)は加振器2
0の振動特性図で、加振器20の可動部22の変位量は
印加電圧に対して直線的に変化することを示している。
同図(c)も加振器20の特性図で、加振器20の振動
伝達力(基台振動相殺力)は加振器20の可動部22の
変位量に対して直線的に変化することを示している。同
図(d)も加振器20の特性図で、加振器20の振動伝
達力(基台振動相殺力)は加振器20への印加電圧に対
して直線的に変化することを示している。
【0061】このように、サーボ系の特性は直線的であ
るため、基台1の振動をさらに有効に抑制することが可
能となる。
【0062】次に、加振器20の計算モデルを図9に、
加振器20の駆動回路モデルを図10に示すが、加振器
20への入力電圧に対する振動伝達力の関係は、以下の
伝達関数G(s)で示される。
【0063】G(s)=Kf*(K+C*s)/{(m
2+Cs+K)*(Ro+Rc+Lcs)} ここで、Kfは加振器20の推力定数、mは可動部22
の質量、Kは支持バネ31の定数、Cは減衰係数、Ro
は駆動回路出力抵抗、Rcは加振器20のコイル抵抗、
Lcは加振器20のコイルインダクタンスである。
【0064】次に、本発明の第四の実施の形態を図11
に基づいて説明する。図11は一部を切欠した光ディス
ク原盤露光装置の平面図である。
【0065】図11に示すように、ディスク4の中心に
示す矢印Cは、ターンテーブル5から基台1の表面に振
動が伝達される位置と振動方向を示し、加振器20の中
心に示す矢印Dは、加振器20から基台1の表面に振動
が伝達される位置と振動方向とを示すものであるが、本
実施の形態では、図11で理解されるように、加振器2
0は基台1に作用する振動作用点がターンテーブル5か
ら基台1への振動作用点と同一平面上であって同一直線
上になるように配置されている。
【0066】このような構成において、ターンテーブル
5の回転により発生する振動が基台1に伝達されるが、
加振器20の振動がターンテーブル5の軸線を中心とし
て基台1に作用する回転モーメントの発生を抑制するこ
とができる。これにより、前記実施の形態よりもスライ
ダ8の送り方向における基台1の振動をさらに精度よく
相殺することができる。
【0067】次に、本発明の第五の実施の形態を図12
に基づいて説明する。図12は一部を切欠した光ディス
ク原盤露光装置の側面図及び電気的接続構造を示すブロ
ック図である。
【0068】本実施の形態では図6及び図7に示した第
一の歪みセンサは不用である。基台1には、位置検出セ
ンサ16の取付台49を挟持する第二の振動伝達力測定
手段50及び予圧ブロック51と、この予圧ブロック5
1を取付台49に押圧するネジ52とが設けられてい
る。第二の振動伝達力測定手段50は受ける機械的な圧
力に応じた電気信号を出力する素子であればよく、本実
施の形態では第二の歪みセンサ50と称して説明する。
この第二の歪みセンサ50は、ターンテーブル5を回転
させたときにスライダ8の送り方向でのターンテーブル
5から基台1を介して位置検出センサ16の取付台49
への振動伝達力を測定する。
【0069】そして、第二の歪みセンサ50から出力さ
れる出力の周波数及び大きさに基づいて基台1が受けた
振動を相殺する方向の相殺出力を出力するサーボ制御手
段53が設けられている。このサーボ制御手段53は、
第二の歪みセンサ50の出力oを取り込む増幅器38
b、ローパスフィルタ39、補償回路47、ゲイン調整
器48、コントローラ33の出力kによりONとなるス
イッチ41、加振器20に接続された駆動回路42とを
直列に接続することにより形成されている。
【0070】本実施の形態は、ターンテーブル5から基
台1に伝達される振動を加振器20の振動により相殺す
ることについては前記実施の形態と同様であるが、加振
器20を駆動する相殺出力jの生成が異なるので、その
相違点についてのみ説明する。
【0071】ターンテーブル5がディスク4とともに所
望の一定回転数で回転すると、ディスク4の重心の偏り
などがあると、AC同期モータ2のスピンドル3からタ
ーンテーブル5及びディスク4までの回転系全体が振れ
回り、正弦波状の振動を起こす。このとき、CAV駆動
方式であれば一定周波数の正弦波状の振動が基台1に伝
達され、CLV駆動方式であればディスク4の露光位置
の半径が大きくなるに従い周波数が下がる正弦波状の振
動が基台1に伝達される。基台1に伝達される振動はさ
らに第二の歪みセンサ50を介して位置検出センサ16
の取付台49に伝達される。このときに第二の歪みセン
サ50は位置検出センサ16と取付台49との合計質量
と伝達される振動加速度の積で表わされる出力oを発生
させる。その出力oは増幅器38bにより所望の出力に
増幅され、ローパスフィルタ39により高周波成分が除
かれて正弦波の振れ振動信号となる。ローパスフィルタ
39からの出力は補償回路47により調整され、ゲイン
調整器48、スイッチ41を介して駆動回路42に入力
され、駆動回路42の相殺出力j(電圧)により加振器
20が駆動される。
【0072】このように第二の歪みセンサ50の出力o
は基台1及び位置検出センサ16に伝達される振動の大
きさと周波数の情報をもち、その情報により適正な相殺
出力jを生成して加振器20を駆動する。これにより、
基台1の振動を加振器20の振動によって相殺すること
ができる。
【0073】さらに、第二の歪みセンサ50は位置検出
センサ16への振動伝達力を測定し、その測定値により
加振器20を振動させることにより、スライダ8の振動
を抑制する制御も可能である。
【0074】次に、本発明の第六の実施の形態を図13
に基づいて説明する。図13は一部を切欠した光ディス
ク原盤露光装置の側面図及び電気的接続構造を示すブロ
ック図である。
【0075】本実施の形態は、図6及び図7に示した第
一の歪みセンサ43と、図12に示した第二の歪みセン
サ50とを備えている。これらの歪みセンサ43,50
及びその支持構造、並びに信号発生動作については前述
した動作と同様につき説明も省略する。
【0076】第一及び第二の歪みセンサ43,50から
出力される出力の周波数及び大きさに基づいて相殺出力
を出力するサーボ制御手段54について説明する。この
サーボ制御手段54は、第一の歪みセンサ43の出力n
を取り込む増幅器38a、ローパスフィルタ39、加算
器55、補償回路47、ゲイン調整器48、コントロー
ラ33の出力kによりONとなるスイッチ41、加振器
20に接続された駆動回路42を直列に接続し、第二の
歪みセンサ50の出力oを取り込む増幅器38b、ロー
パスフィルタ39、コントローラ33の出力pによりO
Nとなるスイッチ41を直列に接続し、二つのローパス
フィルタ39の出力を加算器55で加算するように構成
されている。
【0077】このような構成において、ディスク4の重
心の偏りなどがあると、AC同期モータ2のスピンドル
3からターンテーブル5及びディスク4までの回転系全
体が振れ回り、正弦波状の振動を起こす。基台1に伝達
される振動は第一の歪みセンサ43の出力nに相当す
る。その出力nは増幅器38aにより所望の値に増幅さ
れ、ローパスフィルタ39により高周波成分が除かれて
加算器55に入力される。
【0078】他方では、基台1に伝達される振動はさら
に第二の歪みセンサ50を介して位置検出センサ16の
取付台49に伝達される。このときに第二の歪みセンサ
50は位置検出センサ16と取付台49との合計質量と
伝達される振動加速度の積で表わされる出力oを発生さ
せる。その出力oは増幅器38bにより所望の出力に増
幅され、ローパスフィルタ39により高周波成分が除か
れて加算器55に入力される。
【0079】二つのローパスフィルタ39からの出力は
加算器55により加算され、補償回路47により開ルー
プ周波数特性におけるゲイン余有(10db以上)と位
相余有(45度以上)とが調整され、ゲイン調整器4
8、スイッチ41を介して駆動回路42に入力され、駆
動回路42の相殺出力j(電圧)により加振器20が駆
動される。
【0080】このように第一の歪みセンサ43の出力n
は基台1に伝達される振動の大きさと周波数の情報をも
ち、第二の歪みセンサ50は基台1を介して位置検出セ
ンサ16に伝達される振動の大きさと周波数の情報をも
ち、それらの情報により適正な相殺出力jを生成して加
振器20を駆動することがでするため、基台1及びスラ
イダ8の振動を抑制することができる。
【0081】第一ないし第六の実施の形態において使用
した加振器20は、可動部22の質量mがディスク4の
質量と等しく設定されている。したがって、ディスク4
の偏りにより発生する振動エネルギーと、これを相殺す
る加振器20の振動エネルギーとを同等の値にすること
が容易となり、振動を抑制する制御がさらに容易とな
る。
【0082】また、加振器20から基台1への振動の伝
達率Ta(振動伝達力Ptと可動部22に加える力Pと
の比Pt/P)は以下の式により表わされる。
【0083】Ta={1+(2ζω/p)2}1/2/[{1−
(ω/p)2}2+(2ζω/p)2]1/2 ここで、ζ=C/2*(mK)1/2、ω:使用回転角周
波数 p=(K/m)1/2=ωc、ωc:固有角周波数 加振器20の固有角周波数ωcを使用回転角周波数ωに
対してω/ωcの近似値になるように支持バネ31のバ
ネ定数を設定することにより、可動部22の加振による
振動伝達効率を大きくすることが可能となり、小さい加
振器20で基台1の振動を相殺することができる。
【0084】また、図6及び図13に示す第一の歪みセ
ンサ43、図12及び図13に示す第二の歪みセンサ5
0の出力が見掛け上ゼロに収束する相対的なフィードバ
ック系を構成することにより、加振器20に入力する相
殺出力jを生成するサーボ系の全ての要素で直線の特性
が得られ(図8参照)、制御特性を向上させることがで
きる。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基台によ
り支持されたターンテーブルと、基台により支持されて
ヘッドと一体にターンテーブルの半径方向に往復駆動さ
れるスライダとを具備し、ターンテーブルの回転時にス
ライダの送り方向におけるターンテーブルの振動量を測
定するとともに、スライダを所望の位置まで移動させる
送り指令信号とスライダの位置変化に対応する位置検出
信号との差となる偏差信号から基台の振動量を検出し、
ターンテーブル振動の位相に合せて基台の振動を相殺す
る相殺出力を制御手段により出力させ、この相殺出力に
より加振器を振動させ、この加振器の振動を基台に伝え
るようにしたので、ターンテーブルの回転ムラなどによ
る基台の振動を加振器の振動によって相殺することがで
きる。
【0086】請求項2記載発明によれば、請求項1記載
の発明において、加振器は基台に作用する振動作用点が
ターンテーブルから基台への振動作用点と同一平面上で
あって同一直線上になるように配置されているので、加
振器の振動がターンテーブルの軸線を中心として基台に
作用する回転モーメントの発生を抑制し、スライダの送
り方向における基台の振動をさらに精度よく相殺するこ
とができる。
【0087】請求項3記載の発明によれば、基台により
支持されたターンテーブルと、基台により支持されてヘ
ッドと一体にターンテーブルの半径方向に往復駆動され
るスライダとを具備し、ターンテーブルの回転時にスラ
イダの送り方向でのターンテーブルから基台への振動伝
達力を測定し、ターンテーブル振動の周波数の周期と同
期して測定される基台の振動を相殺する相殺出力をサー
ボ制御手段により出力させ、この相殺出力により加振器
を振動させ、この加振器の振動を基台に伝えるようにし
たので、ターンテーブルの回転ムラなどによる基台の振
動を加振器の振動によって相殺することができる。
【0088】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明において、加振器は前記基台に作用する振動作
用点が前記ターンテーブルから前記基台への振動作用点
と同一平面上であって同一直線上になるように配置され
ているので、加振器の振動がターンテーブルの軸線を中
心として基台に作用する回転モーメントの発生を抑制
し、スライダの送り方向における基台の振動をさらに精
度よく相殺することができる。
【0089】請求項5記載の発明によれば、基台により
支持されたターンテーブルと、基台により支持されてヘ
ッドと一体にターンテーブルの半径方向に往復駆動され
るスライダと、基台に対するスライダの位置変化に対応
する位置検出信号を出力する位置検出センサとを具備
し、ターンテーブルの回転時にスライダの送り方向での
ターンテーブルから基台を介して位置検出センサへの振
動伝達力を測定し、ターンテーブルの振動の周波数の周
期に同期して位置検出センサに伝達される振動を相殺す
る相殺出力をサーボ制御手段により出力させ、この相殺
出力により加振器を振動させる、この加振器の振動を基
台に伝えるようにしたので、ターンテーブルの回転ムラ
などによる基台の振動を加振器の振動によって相殺する
ことができ、また、スライダの振動を抑制することがで
きる。
【0090】請求項6記載の発明によれば、基台により
支持されたターンテーブルと、基台により支持されてヘ
ッドと一体にターンテーブルの半径方向に往復駆動され
るスライダと、基台に対するスライダの位置変化に対応
する位置検出信号を出力する位置検出センサとを具備
し、ターンテーブルの回転時にスライダの送り方向での
ターンテーブルから基台への振動伝達力を測定するとと
もに、スライダの送り方向でのターンテーブルから基台
を介して位置検出センサへの振動伝達力を測定し、ター
ンテーブルの振動の周波数の周期に同期して基台及び位
置検出センサに伝達される振動を相殺する相殺出力をサ
ーボ制御手段により出力させ、この相殺出力により加振
器を振動させる、この加振器の振動を基台に伝えるよう
にしたので、ターンテーブルの回転ムラなどによる基台
の振動を加振器の振動によって相殺することができ、ま
た、スライダの振動を抑制することができる。
【0091】請求項7記載の発明によれば、請求項3な
いし6の何れか一記載の発明において、サーボ制御手段
は、制御量を力量とする相対的なフィードバック系で構
成されているので、加振器の動作により振動を制御する
制御系の構成要素の特性を直線形として扱うことが可能
となり、基台の振動をさらに有効に抑制することができ
る。
【0092】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし7の何れか一記載の発明において、加振器は、コイ
ル移動型もしくは磁石移動型のボイスコイルモータで構
成され、固有角周波数ωcと使用回転角周波数ωとの関
係がω/ωc=21/2の近似値となるように、一定のバ
ネ定数をもつ支持バネにより可動部が支持されているの
で、加振器における振動伝達効率を大きくし、小型の加
振器で基台の振動を抑制することができる。
【0093】請求項9記載の発明によれば、請求項1な
いし8の何れか一記載の発明において、前記加振器は、
コイル移動型もしくは磁石移動型のボイスコイルモータ
で構成され、可動部の質量はディスクの質量と同等に定
められているので、ディスクの偏りにより発生する振動
エネルギーと、これを相殺する加振器の振動エネルギー
とを同等の値にすることが容易となり、振動を抑制する
制御がさらに容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における一部を切欠
した光ディスク原盤露光装置の側面図及び電気的接続構
造を示すブロック図である。
【図2】光ディスク原盤露光装置の平面図である。
【図3】加振器の縦断側面図である。
【図4】各部の振動波形を示す説明図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態における一部を断面
にした光ディスク原盤露光装置の平面図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態における一部を切欠
した光ディスク原盤露光装置の側面図及び電気的接続構
造を示すブロック図である。
【図7】一部を切欠した光ディスク原盤露光装置の平面
図である。
【図8】(a)は第一の歪みセンサの出力特性図、
(b)(c)(d)は加振器の振動特性図である。
【図9】加振器の計算モデルを示す説明図である。
【図10】加振器の駆動回路モデルを示す説明図であ
る。
【図11】本発明の第四の実施の形態における一部を断
面にした光ディスク原盤露光装置の平面図である。
【図12】本発明の第五の実施の形態における一部を切
欠した光ディスク原盤露光装置の側面図及び電気的接続
構造を示すブロック図である。
【図13】本発明の第六の実施の形態における一部を切
欠した光ディスク原盤露光装置の側面図及び電気的接続
構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 基台 4 ディスク 5 ターンテーブル 8 スライダ、 10 ヘッド 18 ターンテーブル振動量測定手段 16 位置検出センサ 17 位置検出手段 20 加振器 22 可動部 31 支持バネ 37 制御手段 43 第一の振動伝達力測定手段 46 サーボ制御手段 50 第二の振動伝達力測定手段 53,54 サーボ制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台により支持され装着されるディスク
    と一体に回転駆動されるターンテーブルと、 前記基台により支持され前記ディスクと対向するヘッド
    と一体に前記ターンテーブルの半径方向に往復駆動され
    るスライダと、 前記ターンテーブルの回転時に前記スライダの送り方向
    における前記ターンテーブルの振動量を測定するターン
    テーブル振動量測定手段と、 前記基台に対する前記スライダの位置の変化に対応する
    位置検出信号を出力する位置検出手段と、 前記スライダを所望の位置まで移動させる送り指令信号
    と前記位置検出信号との差を偏差信号として認識する偏
    差信号認識手段と、 前記ターンテーブル振動量検出手段から出力される出力
    の周波数及び位相に合せて前記偏差信号に対応する大き
    さに調整可能であって前記基台が受けた振動を相殺する
    方向の相殺出力を出力する制御手段と、 前記制御手段からの相殺出力により駆動されたときに前
    記基台に作用する振動作用点が前記ターンテーブルから
    前記基台への振動作用点と同一平面上になるように配置
    された加振器と、を具備することを特徴とする光ディス
    ク原盤露光装置。
  2. 【請求項2】 加振器は前記基台に作用する振動作用点
    が前記ターンテーブルから前記基台への振動作用点と同
    一平面上であって同一直線上になるように配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の光ディスク原盤露光
    装置。
  3. 【請求項3】 加振器は前記基台に作用する振動作用点
    が前記ターンテーブルから前記基台への振動作用点と同
    一平面上であって同一直線上になるように配置されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の光ディスク原盤露光
    装置。
  4. 【請求項4】 基台により支持され装着されるディスク
    と一体に回転駆動されるターンテーブルと、前記基台に
    より支持され前記ディスクと対向するヘッドと一体に前
    記ターンテーブルの半径方向に往復駆動されるスライダ
    と、 前記基台に対する前記スライダの位置変化に対応する位
    置検出信号を出力する位置検出センサと、 前記ターンテーブルを回転させたときに前記スライダの
    送り方向での前記ターンテーブルから前記基台を介して
    前記位置検出センサへの振動伝達力を測定する第二の振
    動伝達力測定手段と、 前記第二の振動伝達力検出手段から出力される出力の周
    波数及び大きさに基づいて前記基台が受けた振動を相殺
    する方向の相殺出力を出力するサーボ制御手段と、 前記サーボ制御手段からの相殺出力により駆動されたと
    きに前記基台に作用する振動作用点が前記ターンテーブ
    ルから前記基台への振動作用点と同一平面上になるよう
    に配置された加振器と、を具備することを特徴とする光
    ディスク原盤露光装置。
  5. 【請求項5】 基台により支持され装着されるディスク
    と一体に回転駆動されるターンテーブルと、 前記基台により支持され前記ディスクと対向するヘッド
    と一体に前記ターンテーブルの半径方向に往復駆動され
    るスライダと、 前記ターンテーブルを回転させたときに前記スライダの
    送り方向での前記ターンテーブルから前記基台への振動
    伝達力を測定する第一の振動伝達力測定手段と、 前記基台に対する前記スライダの位置変化に対応する位
    置検出信号を出力する位置検出センサと、 前記ターンテーブルを回転させたときに前記スライダの
    送り方向での前記ターンテーブルから前記基台を介して
    前記位置検出センサへの振動伝達力を測定する第二の振
    動伝達力測定手段と、 前記第一及び第二の振動伝達力検出手段から出力される
    出力の周波数及び大きさに基づいて前記基台が受けた振
    動を相殺する方向の相殺出力を出力するサーボ制御手段
    と、 前記サーボ制御手段からの相殺出力により駆動されたと
    きに前記基台に作用する振動作用点が前記ターンテーブ
    ルから前記基台への振動作用点と同一平面上になるよう
    に配置された加振器と、を具備する光ディスク原盤露光
    装置。
  6. 【請求項6】 前記サーボ制御手段は、制御量を力量と
    する相対的なフィードバック系で構成されている請求項
    3ないし6の何れか一記載の光ディスク原盤露光装置。
  7. 【請求項7】 前記加振器は、コイル移動型もしくは磁
    石移動型のボイスコイルモータで構成され、固有角周波
    数ωcと使用回転角周波数ωとの関係がω/ωc=2
    1/2の近似値となるように、一定のバネ定数をもつ支持
    バネにより可動部が支持されている請求項1ないし7の
    何れか一記載の光ディスク原盤露光装置。
  8. 【請求項8】 前記加振器は、コイル移動型もしくは磁
    石移動型のボイスコイルモータで構成され、可動部の質
    量はディスクの質量と同等に定められている請求項1な
    いし8の何れか一記載の光ディスク原盤露光装置。
JP2000400157A 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク原盤露光装置 Pending JP2002197732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400157A JP2002197732A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク原盤露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400157A JP2002197732A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク原盤露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002197732A true JP2002197732A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18864806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000400157A Pending JP2002197732A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク原盤露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002197732A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083118A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083118A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4646595A (en) Machine tools
TW201010818A (en) Displacement detecting method, correction table making method, motor control apparatus, and processing machine
JP5645489B2 (ja) 複数の振動子を用いた振動型アクチュエータの制御装置並びに調整方法、振動型アクチュエータ、及びそれを用いたレンズユニット並びに光学機器
JPH0839754A (ja) スクリーン印刷ステンシルの製作方法およびその製作装置
JP2009265155A (ja) ガルバノモータ及びガルバノモータシステム
JP2009192837A (ja) ガルバノスキャナ制御装置
KR101080101B1 (ko) 갈바노 스캐너의 제어 방법 및 갈바노 스캐너 및 레이저가공기
JP2002197732A (ja) 光ディスク原盤露光装置
US6754153B2 (en) Exposure apparatus for optical disc
JP2002071504A (ja) 振動計測方法、バランス修正方法と情報記録及び/又は再生装置
JP2577713B2 (ja) ロボツト用制御装置
JP4095759B2 (ja) 光ディスク原盤露光装置および露光方法
JP4126030B2 (ja) 光ディスク原盤露光装置
JP2002092973A (ja) 光ディスク原盤露光装置
JP2005024588A (ja) 光ディスク原盤露光装置
JP2000197984A (ja) レ―ザ加工方法及びその装置
JP2004079056A (ja) 光ディスク原盤露光装置
JP2742715B2 (ja) 機械特性評価用光ピックアップの校正方法
JPH10293928A (ja) ディスク原盤露光装置及び位置制御方法
JP5007517B2 (ja) 放射線回折装置及び放射線回折法
JP3281222B2 (ja) 移動ステージ制御装置
JP2541164B2 (ja) エンコ―ダの偏心調整方法及びその装置
JPH11213404A (ja) 原盤記録装置及びその方法
JP2002279700A (ja) 光ディスク原盤露光装置
JP2714219B2 (ja) 位置決め装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040929