JP2002197494A - 自動改札機用人間検知器 - Google Patents

自動改札機用人間検知器

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JP2002197494A
JP2002197494A JP2000392730A JP2000392730A JP2002197494A JP 2002197494 A JP2002197494 A JP 2002197494A JP 2000392730 A JP2000392730 A JP 2000392730A JP 2000392730 A JP2000392730 A JP 2000392730A JP 2002197494 A JP2002197494 A JP 2002197494A
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JP
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light
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reflection
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JP2000392730A
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Rikio Shiratori
力男 白鳥
Kenji Yokoyama
研児 横山
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤検知の少ない反射型センサからなる自動改
札機用人間検知器を提供する。 【解決手段】 改札通路を挾んで設けられた自動改札機
の本体を構成する一対の筐体側からその改札通路を通過
する大人の利用者の背丈に基づく所定高さにおいて光線
軸が交差するように光線をそれぞれ照射し、その照射さ
れた光線が利用者に当って反射してきた光線を受光して
利用者を検知する反射型センサからなる自動改札機用人
間検知器であって、前記反射型センサは、前記一対の筐
体側から照射される光線が複数で、かつ、前記所定高さ
の異なる位置において交差する複数光線型に構成されて
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動改札機用人間検
知器に係り、特に、その自動改札機の本体に設けられる
反射型センサからなるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動改札機の改札通路内の利用者
(旅客)を検知する自動改札機用人間検知器(以下、
「人間検知器」という。)として反射型センサが用いら
れるようになってきている(特開平10−11962号
公報等)。
【0003】この反射型センサsは、図3に示されるよ
うに、発光素子10aから照射された光線が利用者イに
当って反射してきた光線を受光素子10bで受光して利
用者イを検知するようにしている。したがって、この反
射型センサsを用いると、大人の利用者の背丈を検出で
きる位置に光線を照射して大人の利用者のみを選別して
検知することが可能となり、従来のセンサ取付バーを用
いることなく大人の利用者を検知できる特徴を有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この反
射型センサを用いた人間検知器は、自動改札機の本体を
構成する一対の筐体から大人の利用者の背丈と思われる
空間に光線をそれぞれ照射するようにしているので、両
光線の交差する位置の左右側において高さ検知に誤差が
生じる欠点があった。
【0005】図4を用いてさらに説明すると、同図
(a)は、自動改札機の本体Gを改札通路Pの入口側か
ら見た正面図、同図(b)は、同図(a)のA−A線側
面図である。
【0006】人間検知器を構成する反射型センサs1 〜
s3 ,s1 ′〜s3 ′は、自動改札機の本体Gを構成す
る一対の筐体1,1′にそれぞれ設けられているセンサ
取付ボックス2,2′に所定の間隔を保ってそれぞれ設
けられている。ここでは、反射型センサs1 ,s1 ′は
改札通路Pの入口側に、反射型センサs2 ,s2 ′は改
札通路Pのほぼ中央位置に、反射型センサs3 ,s3 ′
は改札通路Pの出口(進出)側にそれぞれ設けられてい
る。
【0007】各位置に設けられている反射型センサは同
一構成であるので、改札通路Pの入口側に設けられてい
る反射型センサs1 ,s1 ′を例に説明すると、反射型
センサs1 ,s1 ′の矢印で示される光線軸は、改札通
路Pの両筐体1,1′の中央位置を通る垂直線である改
札通路中心線P′の所定高さ、すなわち、大人の利用者
の背丈に基づく所定高さHで交差するように決められて
いる。したがって、両光線軸の交差する上側が大人の利
用者を検知できる大人検知領域ロとなる(図4(a)の
ハッチング参照)。
【0008】ところで、両筐体1,1′からそれぞれ照
射される光線軸は、図4(a)に示されるように上向き
となるため、背丈が所定高さH近辺の大人の利用者がい
ずれか一方の筐体側に寄って通過したときは、大人検知
領域ロから外れてしまい、小人(子供)の利用者と誤検
知されてしまう欠点がある。図4(a)の利用者イ′
は、誤検知された利用者イ′を表している。
【0009】なお、図4(a)中、△Hは、一方の筐体
(図示の例では筐体1′)から照射された光線軸のう
ち、所定高さH以上で、その他方の筐体(図示の例では
筐体1)側に寄って通過する利用者(改札通路中心部
P′の左側に位置する垂直線P″を通過する利用者)を
検出することのできない誤検知範囲を示している。
【0010】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、誤検知を少な
くすることのできる人間検知器を提供することにある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る人間検知
器は、上記目的を達成するために、改札通路を挾んで設
けられた自動改札機の本体を構成する一対の筐体側から
その改札通路を通過する大人の利用者の背丈に基づく所
定高さにおいて光線軸が交差するように光線をそれぞれ
照射し、その照射された光線が利用者に当って反射して
きた光線を受光して利用者を検知する反射型センサから
なる人間検知器であって、前記反射型センサは、前記一
対の筐体側から照射される光線が複数で、かつ、前記所
定高さの異なる位置において交差する複数光線型に構成
されていることを特徴としている。また、複数光線型の
反射型センサは、改札通路の通過方向に沿って所定間隔
を保って設けられるうちのいずれか一つ、又は複数個で
あることを特徴としている。 そして、複数光線型の反
射型センサは、改札通路の通過方向の中央側に設けられ
るものであることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(b)は、本発明の一実施の
形態に係る人間検知器を構成する反射型センサS1 〜S
3 ,S1 ′〜S3 ′の光線軸を示している。また、同図
(a)は、本発明の理解を容易にするためのもので、上
記図4(a)の上部部分に相当している。
【0013】反射型センサS1 〜S3 ,S1 ′〜S3 ′
の設けられる自動改札機の本体は、上記図4(a)及び
図4(b)と同一構成であり、また、その自動改札機の
本体の同一箇所に取付けられるので、ここでは、上記図
4で示した筐体1,1′は省略されている。
【0014】したがって、本発明においても、反射型セ
ンサS1 〜S3 ,S1 ′〜S3 ′は、上記図4と同様に
各センサ取付ボックス2,2′内に所定の間隔を保って
それぞれ設けられている。すなわち、反射型センサS1
,S1 ′は改札通路P(図4参照)の入口側に、反射
型センサS2 ,S2 ′は改札通路Pのほぼ中央位置に、
反射型センサS3 ,S3 ′は改札通路Pの出口(進出)
側にそれぞれ設けられている。
【0015】各位置に設けられている反射型センサは同
一構成であるので、改札通路Pの入口側に設けられてい
る反射型センサS1 ,S1 ′を例に説明すると、各反射
型センサS1 ,S1 ′には、それぞれ3個の発光素子と
受光素子(図3参照)が組込まれた複数光線型に構成さ
れていて、照射方向の異なる3つの光線軸a,b,c、
d,e,fが得られるように構成されている。
【0016】これら光線軸a,b,c、d,e,fのう
ち、光線軸b,eは、上記図4(a)と同様に、改札通
路中心線P′の大人の利用者の背丈に基づく所定高さH
で交差するように決められている。また、光線軸a,
d、c,fは、上述の所定高さH上で、かつ、各筐体
1,1′(図4参照)に所定距離寄った位置でそれぞれ
交差するように決められている。したがって、各光線軸
a,d、b,e、c,fの交差する上側が大人の利用者
を検知できる大人検知領域ロにすることができる(図1
(b)のハッチング参照)。
【0017】上述のように、光線軸が各筐体1,1′寄
りでも交差するようにしているので、大人検知領域ロを
大人の背丈に基づく所定高さH上に沿って形成すること
ができる。したがって、上記図4(a)で説明した図1
(a)に示される誤検知範囲△Hを図1(b)の△H′
に示されるように極めて小さいものとすることができ
る。
【0018】図2(a)は、各光線軸a,b,c、d,
e,fの検出状態により利用者イを大人と判定した例が
示され、また、同図(b)は、各光線軸a,b,c、
d,e,fの検出状態により利用者イを小人と判定した
例が示されている。この図2(a),(b)において、
「ON」は、発光素子10a(図3参照)から照射され
た光線が受光素子10b(図3参照)で検出されたこと
を表し、「OFF」は、発光素子10aから照射された
光線が受光素子10bで受光されないことを表してい
る。
【0019】各光線軸a,b,c、d,e,fの検出パ
ターンは、自動改札機の本体G(図4参照)を統括的に
制御するCPUを中心に形成される制御器のメモリ(図
示せず)に予め記憶されているので、各光線軸a,b,
c、d,e,fの検出信号とメモリに記憶されている検
出パターンを照合して利用者を「大人」又は「小人」に
判定することができる。
【0020】なお、上述の例では、各反射型センサS1
〜S3 、S1 ′〜S3 ′を3個の発光素子及び受光素子
を備えた複数光線型としたが、いずれか一つの反射型セ
ンサのみ、例えば、反射型センサS1 ,S1 ′、S3 ,
S3 ′を上記図4に示される従来型とし、改札通路Pの
中央側に位置する反射型センサS2 ,S2 ′のみ複数光
線型とすることができる。また、改札通路Pの入口側に
位置する反射型センサS1 ,S1 ′及び中央側に位置す
る反射型センサS2 ,S2 ′のみを複数光線型とするこ
とができる。改札通路Pの出口側においては、改札通路
Pの両側にドア(図示せず)が設けられているため、利
用者は、改札通路Pの中央寄りの位置(改札通路中心線
P′の位置)を通過する傾向があるので、この出口側に
設けられる反射型センサS3 ,S3 ′は、上記図4に示
される従来型とすることができる。
【0021】また、改札通路Pの入口側においては、利
用者は、乗車券の投入口(自動改札機の本体が無線通信
機能を備えたICカードからなる非接触券を処理できる
非接触型のときは、アンテナ)の設けられている側の筐
体(図4(a)においては筐体1′)寄りを通過するの
で、その筐体寄り側に光線軸を有する複数光線型の反射
型センサとすることができる。例えば、図1(b)にお
いてセンサ取付ボックス2′が投入口の設けられている
筐体側とすると、光線軸a,d、b,eを有する複数光
線型の反射型センサとすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る人間検知器の反射型センサ
は、一対の筐体側から照射される光線が複数で、かつ、
所定高さの異なる位置において交差する複数光線型に構
成されているので、誤検知を効果的に防止することがで
きる。また、複数光線型の反射型センサを改札通路の通
過方向に沿って所定間隔を保って設けられるうちのいず
れか一つ、又は複数個としたときは、低コストに実現す
ることができる。そして、複数光線型の反射型センサを
改札通路の通過方向の中央側に設けたときは、低コスト
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(b)は、本発明の一実施の形態に係る人間検
知器の構成を説明するための説明図、(a)は、(b)
と比較するための従来の人間検知器の構成図である。
【図2】本発明の人間検知器の判定例を示す説明図であ
る。
【図3】反射型センサの説明図である。
【図4】(a)は、従来の人間検知器を備えた自動改札
機の本体を改札通路の入口側から見た正面図、(b)
は、(a)のA−A線側面図である。
【符号の説明】
G 自動改札機の本体 1,1′ 筐体 2,2′ センサ取付ボックス P 改札通路 P′ 改札通路中心線 H 大人の背丈に基づく所定高さ S1 〜S3 ,S1 ′〜S3 ′ 反射型センサ(複数光線
型)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改札通路を挾んで設けられた自動改札機
    の本体を構成する一対の筐体側からその改札通路を通過
    する大人の利用者の背丈に基づく所定高さにおいて光線
    軸が交差するように光線をそれぞれ照射し、その照射さ
    れた光線が利用者に当って反射してきた光線を受光して
    利用者を検知する反射型センサからなる自動改札機用人
    間検知器であって、 前記反射型センサは、前記一対の筐体側から照射される
    光線が複数で、かつ、前記所定高さの異なる位置におい
    て交差する複数光線型に構成されていることを特徴とす
    る自動改札機用人間検知器。
  2. 【請求項2】 複数光線型の反射型センサは、改札通路
    の通過方向に沿って所定間隔を保って設けられるうちの
    いずれか一つ、又は複数個であることを特徴とする請求
    項1に記載の自動改札機用人間検知器。
  3. 【請求項3】 複数光線型の反射型センサは、改札通路
    の通過方向の中央側に設けられるものであることを特徴
    とする請求項2に記載の自動改札機用人間検知器。
JP2000392730A 2000-12-25 2000-12-25 自動改札機用人間検知器 Pending JP2002197494A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02307185A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Omron Corp 自動改札機
JPH1027271A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Omron Corp ゲート装置および自動改札機
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JP2000099776A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Toshiba Corp 自動改札装置

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