JP2002197196A - メンタルヘルスケアシステム - Google Patents

メンタルヘルスケアシステム

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JP2002197196A
JP2002197196A JP2000404514A JP2000404514A JP2002197196A JP 2002197196 A JP2002197196 A JP 2002197196A JP 2000404514 A JP2000404514 A JP 2000404514A JP 2000404514 A JP2000404514 A JP 2000404514A JP 2002197196 A JP2002197196 A JP 2002197196A
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Kazuo Sakai
和夫 酒井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 精神医学に関する医療相談に好適で、相談者
のプライバシの漏洩を抑止し、相談者が安心して相談を
行うことができ、その後の最適な医療に結びつけること
が可能なメンタルヘルスケアシステムを提供する。 【解決手段】 利用者端末40から質問を発すると、番
号DBサーバ133は、この相談番号に関連付けて、管
理者用、利用者用および専門家用の相談番号を生成して
記憶する。管理者端末200からこの質問に専門家端末
のいずれかを割り当てると、質問サーバ122は、この
質問に、専門家用の相談番号を付与し、割り当てた専門
家端末から閲覧させる。専門家端末302において回答
が作成されると、回答サーバ124は、回答に管理者用
の相談番号を付与する。管理者端末200から、この回
答を、閲覧して修正すると、回答サーバ124は、この
質問に利用者用の相談番号を付与し、質問を発した利用
者端末40に回答を閲覧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網を介して通
信可能な利用者端末および専門家端末を含み、利用者端
末から質問を発送すると、専門家端末から質問の回答を
利用者端末へ返送するメンタルヘルスケアシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】精神医学に関する相談を行うには、精神
医学に関する問題を抱えて相談を発する相談者と、この
相談を受けて回答する専門家、たとえば精神科の医師ま
たは臨床心理士などが、医療機関などの施設で臨席し、
質問およびその回答をやり取りすることによって行うの
が通常である。
【0003】一般に相談者は特別な医療知識を持たない
うえ、医師法等に基づく法令上の制限により、事前に医
療機関の専門分野や詳細な診療内容を知ることは現実的
に不可能である。特に、精神疾患は身体的な症状での判
別が難しい。また、他の疾患に比較して認知度が十分で
なく、問題を公にすることを躊躇する相談者が多い。こ
のため、相談者はいわゆるドクターショッピングを行っ
て専門外の医療機関を渡り歩き、精神科以外の診療科の
医療機関で精神科の医療機関を紹介されて初めて実質的
な診療が始まることも珍しくない。
【0004】さらに、相談者は、メンタルヘルスの問題
と分かっていても、メンタルヘルスに属する細分化され
た専門領域についての知識が乏しく、どの専門家を訪れ
たらよいか、知ることは現実的に不可能である。結果と
して、意味のない受診が数多く行われている。
【0005】相談が医療機関でしか行えないと、相談者
は診療時間中に医療機関まで出向いて相談を行うことに
なる。相談者は、就業上の理由などによって、医療機関
の診療時間中に予定を割くのが困難であることがある
が、このような多忙な相談者は特に、早期に相談を行っ
て、適切な対策を採ることが必要なことが多い。相談者
の自宅または勤務地と医療機関とが遠隔にあると、来院
して気軽に相談を行うことがさらに困難になる。
【0006】精神医学以外に関する医療相談において
は、たとえ相談を受けても、医師と患者が臨席して診察
しないと、たとえば血圧の測定が不可能であるなど、実
効的な処置を採れないことが多い。しかし、精神医学に
関する医療相談においては、相談内容を専門家が判読す
れば症状を相当程度に特定でき、患者と専門家とが臨席
しなくても症状の診断または評価が可能である。このた
め、症状に応じた専門的な医療機関を紹介するなどの対
策を提示したり、電子メールによって心理テストを行う
こともできる。このため、症状が軽微なうちに気軽に専
門家に相談することにより、適切な早期対策をなすこと
が期待できる。
【0007】精神医学に関する診療や相談では、専門家
でも初診のみで疾患を確定できず、診療や相談を通じ
て、次第に精神科の中の細目としての専門分野が明らか
になることが一般である。また、あるひとつの症状がひ
とつの専門分野に属せず、複数の分野の専門家や複数の
診療科が連繋して対処することが前提となる精神的疾患
も多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、精神医学に関
する医療相談を、相談者が利用者となって、電気通信網
を介して、電子メールなどで質問および回答を遣り取り
して行うことが考えられる。
【0009】しかしながら、医療相談を単にオンライン
で行えば、質問および回答の内容が保存可能なデータと
なって流通する。このため、医療機関で相談を行うのと
比較すると、相談者のプライバシに関する情報が漏洩す
るおそれが大きいので、相談者にとって安心感が十分と
はいえない。また、医療情報はプライバシ情報を含み、
高い価値を有するので、漏洩して第三者に悪用される
と、利用者に及ぼす影響が大きくなる。
【0010】また、前述の方法では、相談者と相談を受
ける専門家が臨席しないため、専門家の”顔が見えな
い”反面、相談者のプライバシ情報が専門家に知られて
しまう。また、専門家が家庭や所属機関などで、相談者
からの質問を不用意に取り扱うことにより、相談者のプ
ライバシが漏洩する可能性を無視できない。このため、
相談者は気軽に相談することをためらって処置が遅延
し、相談者は症状が悪化させてしまう可能性が高い。
【0011】また、一度限りの相談を行っただけでは、
精神疾患の症状を特定するには不充分である。このた
め、最適な処置方針を定めるには、繰り返し相談を行う
ことが望ましい。また、精神疾患は、ひとつの専門分野
内に収まらないことが多く、複数の分野の専門家によっ
て相談が担当されることが好ましい。
【0012】本発明は、精神医学に関する医療相談に好
適で、相談者のプライバシの漏洩を抑止し、相談者が安
心して相談を行うことができ、その後の最適な医療に結
びつけることが可能なメンタルヘルスケアシステムを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるメンタルヘ
ルスケアシステムは、ネットワーク接続された複数の利
用者端末と、複数の専門家端末と、サーバ装置とを含
み、このサーバ装置を経由して、この利用者端末および
この専門家端末間で質問および回答を送受するシステム
であって、このサーバ装置では、第1の番号付与手段
は、この質問に第1の相談番号を付与し、番号記憶手段
は、第1の相談番号に関連付けて、第2および第3の相
談番号を生成して記憶し、会員情報記憶手段は、この利
用者端末を操作する利用者の情報を記憶し、第1のマス
ク手段は、この会員情報記憶手段に基づき、この質問か
らプライバシに関する情報をマスクし、第2の番号付与
手段は、マスクされた質問に第2の相談番号を付与し、
質問振分手段は、第2の番号付与手段からの質問に専門
家端末のいずれかを割り当て、第3の番号付与手段は、
質問振分手段からの質問に第3の相談番号を付与し、質
問転送手段は、第3の番号付与手段からの質問を、割り
当てられた専門家端末から閲覧させ、第4の番号付与手
段は、専門家端末において作成された回答に第2の相談
番号を付与し、専門家情報記憶手段は、専門家端末を操
作する専門家の情報を記憶していて、第2のマスク手段
は、第4の番号付与手段からの回答から、専門家情報記
憶手段に基づき、専門家の登録情報をマスクし、検査手
段は、第2のマスク手段からの回答を、閲覧および修正
可能にし、第5の番号付与手段は、検査手段からの質問
に第1の相談番号を付与し、回答振り分け手段は、第5
の番号付与手段からの回答に、第1の相談番号に基づき
利用者端末を割り当て、回答返送手段は、第5の番号付
与手段からの回答を利用者端末へ閲覧させることを特徴
とする。
【0014】本発明によるメンタルヘルスケアシステム
は、好ましくは、利用者端末はさらに、回答に基づいて
再質問を発送し、質問受付手段はさらに、再質問の相談
番号の枝番を更新して付与し、質問に関して継続して相
談を行うことを特徴とする。
【0015】本発明によるメンタルヘルスケアシステム
は、好ましくは、質問および回答を蓄積する相談情報蓄
積手段を含むことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】電気通信網およびコンピュータに
よって実現した本発明によるメンタルヘルスケアシステ
ムの実施例について、図を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明によるメンタルヘルスケア
システムのハードウェア資源およびソフトウェア資源の
通信網としての概要を示す構成図であり、メンタルヘル
スケアシステム10は、公衆網20、利用者端末40、
管理サーバ装置100、管理者端末200、事務員端末
202、専門家端末302および304を含んでいる。
【0018】公衆網20は、通信回線によって接続され
た多数の通信装置(いずれも図示せず)を含むインタネ
ットである。
【0019】利用者端末40は、電子メールの管理機能
および送受信機能、電子化された文書の閲覧および送受
信機能を有するデータ通信端末装置である。典型的に
は、モデムまたはTA(Terminal Adapt
or)などのデータ回線終端装置を備えたパーソナルコ
ンピュータであって、電子メールを管理し送受するため
のメーラソフトウェアおよびHTML(Hyperte
xt Markup Language)などで記述さ
れた電子化文書を閲覧するための閲覧ソフトウェアを実
装している。さらに、後述の暗号化通信機能を有してい
る。
【0020】利用者端末40には、メールアドレス「w
ho@anywhere.co.jp」が割り当てられ
ている。利用者端末40は、たとえば、企業の事業所な
どに敷設された構内網(LAN;Local Area
Network)、または、インタネットサービス事
業者(ISP;Internet ServicePr
ovider)(いずれも図示せず)などを経由して、
回線42を通じて、公衆網20に収容されている。この
ほか、利用者端末40と同様な多数の端末(図示せず)
が、同様に公衆網20に収容され、それぞれ他の会員に
よって操作される。
【0021】管理サーバ装置100は、回線102を通
じて公衆網20と通信可能なサーバ装置であって、通信
サーバ機能およびデータベースサーバ機能を有し、利用
者端末40などの利用者側の各端末と、専門家端末30
2および304、すなわち回答者側の各端末とのデータ
交換を媒介するための装置である。管理サーバ装置10
0のURIは、「center.co.jp」である。
管理サーバ装置100は、データベースサーバ130お
よび通信サーバ120を含む。
【0022】管理サーバ装置100はまた、個別の端末
を特定してアクセスを許可または不許可にする機能を有
する。管理サーバ100は、公衆網20を介してアクセ
スを試みる端末に対して、会員番号や専門家コードなど
のアクセスする者の識別子と、暗証符号との入力を要求
する。管理サーバ装置100は、会員DBサーバ132
および専門家DBサーバ138を検索し、入力された会
員番号および暗証符号の組み合わせ、または、専門家コ
ードおよび暗証符号の組み合わせが正しいかどうか、照
合する。正しくなければ、会員DBサーバ132または
専門家DBサーバに登録されていない者のアクセスであ
るから、アクセスを拒否する。正しければ、アクセスを
許可する。
【0023】管理サーバ装置100は、利用者端末40
または専門家端末(302および304)など端末の種
類ごとにアクセスレベルを設定されている。たとえば管
理者端末200は、全般的なアクセス権限を付与され、
通信サーバ120およびデータベースサーバ130のす
べてのデータにアクセスできる。また、事務員端末20
2は、利用者端末40からの質問文書をマスク処理する
場合のみに、質問文書を閲覧できる。このアクセスレベ
ルは、管理者端末200から変更することができ、たと
えば、相談DBサーバ136に蓄積した相談例を、特定
の端末に開示または非開示にできる。
【0024】管理サーバ装置100はまた、ある端末に
アクセスを許可したとき、これ以外の端末等から内容を
判別させないようにする暗号化通信機能を有する。管理
サーバ装置100は、WWWに関して、DES(dat
a ebcrtotionstandard)方式また
はSSL(secure socket layer)
など、メール送受に関してPGM(Privacy E
nhanced Mail)方式、S/MIME(Se
cure Multipurpose Mail Ex
tensions)方式、またはPGP(Pretty
GoodPrivacy)方式による暗号化機能を実
装している。このため、アクセスが許可された端末等以
外からの相談文書の判読を実質的に不可能にして、第三
者による利用者のプライバシの侵害を抑止する。
【0025】データベースサーバ130は、会員DBサ
ーバ132、番号DBサーバ133、固有語DBサバ1
34、相談DBサーバ136および専門家DBサーバ1
38を含む。
【0026】会員DBサーバ132は、利用者端末40
の操作を許可された者、すなわち会員のデータベースを
書換可能に記録するデータベースサーバである。図2を
参照すると、会員情報には、会員番号、会員の氏名、住
所、電子メールアドレスおよび暗証符号が含まれる。会
員番号は、会員を会員データベース内で一意的に識別す
るための番号である。新規会員には未使用の会員番号が
付与され、会員の氏名、住所、電子メールアドレスおよ
び暗証符号とともに会員DBサーバ132に記録される
と、正規の利用者となる。たとえば、会員番号000
1、0002、…、0099、0100をすでに付与し
たときは、0100に+1をインクリメントして、次の
新規会員に会員番号0101を付与する。会員DBサー
バ132はさらに、後述の相談番号を会員情報と関連付
けて記憶している。
【0027】番号DBサーバ133は、相談および回答
に付与する相談番号を管理するためのデータベースサー
バである。後述するように、メンタルヘルスケアシステ
ム10では、案件ごとに相談番号を付与するが、利用
者、事務員、管理者および専門家用の相談番号は、同一
の案件であっても異なる。番号DBサーバ133は、こ
れらの相談番号を、案件ごとに関連付けて記憶してい
る。このため、いずれかの相談番号を番号DBサーバ1
33から検索すれば、案件を特定でき、また、利用者と
専門家間で別の相談番号を使用できるので、プライバシ
情報や登録情報の漏洩が防止される。
【0028】番号DBサーバ132に記憶した番号デー
タベースのテーブルを図3に示す。管理者用の相談番号
は、相談案件を一意的に識別するための番号であって、
新たな相談には、未使用の相談番号を付与して、番号D
Bサーバ133に記録する。たとえば、相談番号000
1、0002、…、0099、0100をすでに付与し
たときは、0100に+1をインクリメントして、次の
相談案件に相談番号0101を付与する。番号DBサー
バ133はさらに、利用者用、事務員用および専門家用
の相談番号を、管理者用の相談番号と関連付けて記憶し
ている。管理者用の相談番号は、後述の管理者端末20
0から見ることができるが、利用者端末40、事務員端
末202、専門家端末302および304からは見るこ
とができない。
【0029】番号DBサーバ133はさらに、利用者用
の相談番号の付与機能を有する。番号DBサーバ133
には、相談番号の付与範囲として、0001から999
9の整数が設定されているが、相談件数が増加したとき
は、付与範囲を再設定すればよい。番号DBサーバ13
3は、新たに管理者用の相談番号を付与すると、000
1から9999の範囲で整数の乱数を発生する。そし
て、すでに付与した利用者用の相談番号から、発生した
乱数を検索し、発見すれば別な乱数を発生して、検索を
繰り返す。発見しなければ、この乱数を利用者用の相談
番号として付与する。こうして、第三者が見ても、案件
が特定されにくい利用者用の相談番号が付与される。
【0030】番号DBサーバ133は、付与範囲の数を
不規則に並べた乱数列を記憶し、新たな管理者用の相談
番号の付与順に、乱数列から順に利用者用の相談番号を
割り当ててもよい。すでに使用した乱数列の部分は、再
び使用しない。数字の相談番号を付与する例について説
明したが、数字のみならず、ローマ字その他の文字との
組み合わせでよい。
【0031】番号DBサーバ133はさらに、事務員用
および専門家用の相談番号の付与機能を有する。これら
相談番号の付与は、利用者用の相談番号の付与と同様に
行う。これらの相談番号はしたがって、管理者用、利用
者用、事務員用および専門家用ごとに一意であって、い
ずれの相談番号を使用しても、番号DBサーバ133を
参照すれば、案件を特定することができる。また、これ
らの相談番号は、番号DBサーバ133を検索すること
によって初めて相談と回答とがリンクされるので、会員
および専門家の情報が侵されにくい。
【0032】固有語DBサーバ134は、会員DBサー
バ132とあわせて、マスクすべきプライバシ情報を提
供するサーバである。固有語DBサーバ134は、利用
者の関係者名または勤務先事業所名など、会員情報以外
のプライバシに関する語を登録しておく。そのほか、利
用者や専門家に関して、マスクすべき情報があれば、同
様に登録しておくとよい。なお、管理サーバ装置10
0、後述の管理者端末200および管理者、ならびに、
事務員端末202および事務員の総体をセンターと称す
る。
【0033】相談DBサーバ136は、行われた相談内
容を蓄積するサーバである。図4に相談データベースの
テーブルを示す。管理サーバ装置100を経由して、相
談内容、すなわち、質問、回答およびこれらに付随する
コメントが送受されるが、相談DBサーバ136は、相
談内容を複写して蓄積する。このため、詳細かつ多分野
にわたる医療相談データベースが容易に生成される。ま
た、相談DBサーバ136は、相談番号をあわせて登録
するので、相談番号で検索すれば、過去の相談経緯を知
ることもできる。
【0034】専門家DBサーバ138は、専門家データ
ベースを記憶したサーバである。図5に、専門家データ
ベースのテーブルを示す。登録情報の項目には、専門家
のコード、氏名、職種、専門分野、メールアドレス、所
属機関の名称、その所在地および暗証符号が含まれてい
る。専門家のコードは、専門家が専門家データベースに
おいて一意的に識別できるように付与したコードであ
る。専門家の氏名をマスクするときは、回答サーバ12
4は氏名をこのコードで置き換えてマスクする。職種
は、医師などの資格や、臨床心理士などの職種を登録す
る。さらに、専門家データベースには、専門家の氏名、
職種、専門分野、メールアドレス、所属機関の名称、そ
の所在地の各項目ごとに関連付けて、これら情報の公開
の可または不可を表すフラグが記憶されている。管理者
は、これらの登録情報を参照して、管理者端末200か
ら適切な専門分野の専門家を選択する。また、専門家の
登録情報がマスクされた場合、利用者は専門家を直接訪
問することはできないが、管理者は、専門家の依頼等に
基づいて、専門家DBサーバ138を参照して、利用者
に医療機関の紹介を行うことができる。
【0035】通信サーバ120は、公衆網20を介し
て、電子化文書を閲覧させる文書サーバ機能および、電
子メールを送受するメールサーバ機能を有する。この通
信サーバ120と、利用者端末40とで送受するメール
アドレスは、「user@center.co.j
p」、この通信サーバ120と、専門家端末302およ
び304とで送受するメールアドレスは、「cente
r@center.co.jp」である。通信サーバ1
20は、閲覧サーバ110、質問サーバ122および回
答サーバ124を含む。
【0036】閲覧サーバ110は、HTTPサーバであ
って、複数の文書およびフォームのデータを、公衆網2
0を通じて参照可能に記憶している。閲覧サーバ110
はまた、CGI(common gateway in
terface)機能を有する。このため、閲覧サーバ
110に記憶したフォームを利用して、利用者または専
門家は、相談内容などのデータを容易に作成し、相談内
容を送受することができる。また、公衆網20を介した
アクセスに対して、管理サーバ装置120は、前述の端
末装置の識別を行っているが、閲覧サーバ110は、こ
の端末装置に応じて、文書を閲覧させる。閲覧サーバ1
10は、データベースサーバ130の各データベースに
アクセスし、作成した文書から記載内容を抽出して、各
データベースに更新登録などのデータベース操作を行う
機能を有する。文書作成フォームには、質問作成フォー
ム、回答作成フォームが含まれる。
【0037】たとえば、利用者端末40などの端末から
閲覧サーバ110にアクセスすると、最初にトップペー
ジのデータが表示されるように設定されている。このト
ップページには、職場のストレス」、「キレる・いらい
ら」などの複数の相談分野が記載され、各相談分野ごと
にCGI機能のURIが埋め込まれているので、利用者
端末40から各分野を選択して、質問作成フォームを得
ることができる。
【0038】また、文書作成フォームを利用し、記載欄
に必要事項を記載すると、文書が完成する。送信ボタン
には、閲覧サーバ110のURIへの送信指示が埋め込
まれているので、送信ボタンをクリックすると、通信サ
ーバ120宛てに記載欄に記載した事項が送信される。
閲覧サーバ110は、文書を受けると記載欄に記載され
た記載内容を抽出し、CGI機能によって、データベー
スサーバ130にアクセスして、この文書の記載内容に
よって、各データベースを更新する。
【0039】質問サーバ122は、利用者端末40から
の質問内容に以下の処理を行い、専門家端末302また
は304へ通知するためのサーバであって、質問文書に
相談番号の枝番を付する質問エントリ機能を有する。す
でに相談番号「0001」が付与されている質問は、以
前の回答に基づく2巡目の質問であるから、質問サーバ
122は、相談番号「0001」に枝番「−02」をさ
らに付加して、相談番号をたとえば「0001−02」
にする。3巡目、4巡目、…も同様に、「0001−0
3」、「0001−04」、…を付与する。質問サーバ
122は相談番号を付与すると、会員DBサーバ132
に会員情報と関連付けて記憶させ、また、質問文書の相
談番号を更新記憶する。
【0040】質問サーバ122は、新規な質問ごとに、
新たな相談番号を生成して付与するので、異なる相談案
件について、同一の相談番号が付与されることはない。
このため、相談番号によって、相談案件が一意に特定で
きる。相談番号は、数字のみならず、他の符号またはこ
れらの組み合わせでもよい。
【0041】質問サーバ122はさらに、受信した文書
から、利用者のプライバシを侵す可能性の高い情報、す
なわちプライバシ情報をマスクするマスク機能を有す
る。医療相談においては、相談文書に住所および氏名な
どのプライバシ情報が含まれていると、相談文書から利
用者個人を特定できる可能性が高くなり、利用者のプラ
イバシが侵されるおそれがある。また、相談によってプ
ライバシが侵されるおそれが高いと、相談者が安心して
相談できない。質問サーバ122は、これらのプライバ
シ情報をマスクして、専門家端末から判読できないよう
にする。
【0042】具体的には、質問サーバ122は、会員D
Bサーバ132および固有語DBサーバ134を参照
し、質問文書中の文字列から、会員DBサーバ132お
よび固有語DBサーバ134に記録された住所、氏名お
よび電子メールアドレスなどのプライバシ情報と実質的
に同一の文字列が存在するかを検索する。実質的に同一
の文字列が発見されると、すなわち、質問文書のある文
字列がプライバシ情報とマッチすると、この文字列を他
の文字列、すなわち置換文字列に置き換えてマスクす
る。置換文字列は、いわゆる伏字であって、典型的には
「*」または「○」などのキャラクタからなる文字列で
ある。また、スペース文字に置き換えたり、プライバシ
情報を単に削除するだけでもよい。
【0043】また、前述のようにマスクするとき、「銀
行」「県」「市」「町」「@」「.」など、プライバシ
を侵す可能性が低い文字は、マスクしなくてもよい。こ
の場合、これらの文字列を非プライバシ情報として固有
語DBサーバ134に別に登録しておく。このため、住
所は「**県**市**町*******」、メールア
ドレスは、「*****@**.**.**」のように
マスクされる。このことにより、プライバシ情報を隠蔽
したうえで、マスクした文字列が住所やメールアドレス
であることが明瞭になる。
【0044】質問サーバ122は、質問文書の記載情報
を前述のようにマスクすると、事務員端末202から閲
覧可能に格納し、事務員端末202へ通知する。事務員
が事務員端末202を操作して質問内容を閲覧し、質問
内容にプライバシ情報が含まれているときは、この質問
のプライバシ情報をマスクする。プライバシ情報がすべ
てマスクされ、事務員端末202で確認操作を行うと、
質問サーバ122は、この質問文書を管理者端末200
から閲覧可能に格納し、管理者端末200へ通知する。
質問サーバ122はさらに、この質問を専門家端末30
2または304に振り分ける後述の質問振分機能を有す
る。
【0045】回答サーバ124は、専門家端末302ま
たは304から返送された回答文書を、質問を発した利
用者端末40から閲覧させるサーバである。
【0046】回答サーバ124は、専門家の登録情報を
選択的にマスクする機能を有する。回答サーバ124
は、専門家DBサーバ138を参照して、専門家端末3
02または304から返送された回答文書案から、専門
家の氏名および所属機関の名称などの専門家の登録情報
を検索する。専門家DBサーバ138には、登録情報の
各項目別に、開示の許可/不許可のフラグが登録されて
いる。次に、回答サーバ124は、このフラグに従っ
て、「可」の情報はマスクせず、「不可」の情報をマス
クする。マスクは、利用者のプライバシ情報のマスクと
同様に行えばよい。このため、専門家が開示を希望する
など、開示すべき登録情報のみ、利用者に開示され、開
示を希望しないなど、開示すべきでない情報は、利用者
に開示されない。たとえば、専門家は、氏名およびメー
ルアドレスを開示してオンラインで相談を受け付ける
が、所属機関およびその所在地は開示せずに診療を行わ
ないなど、開示または非開示にする情報を任意に選択で
きる。
【0047】回答サーバ124はさらに、専門家端末3
02または304から返送された回答文書案においてマ
スクされた情報を復元する復元機能を有することが望ま
しい。復元機能は、質問サーバ122におけるマスク機
能とは逆の工程によって実現できる。すなわち、回答文
書に記載された相談番号に基づき、番号DBサーバ13
3および会員DBサーバ132を検索して、会員の氏名
などを付加することができる。
【0048】回答サーバ124は、前述のようにマスク
された回答文書案を、管理者端末200から閲覧可能に
する。さらに回答サーバ124はメールサーバ機能を有
し、このとき、管理者端末200のアドレス「cent
er@center.co.jp」宛てに、メールを発
送して通知する。このときの回答文書案は、管理者端末
200のみで閲覧し、また、修正できる。管理者が閲覧
した回答文書案の内容を確認すると、回答サーバ124
は、番号DBサーバ133を検索して、この回答文書案
にある管理者用の相談番号を、利用者用の相談番号に付
け替える。さらに、回答サーバ124は、番号DBサー
バ133および会員DBサーバを参照して、この案件に
係る利用者を検索する。そして、回答サーバ124は、
質問を発送した利用者端末40から閲覧可能にし、メー
ルアドレス「who@anywhere.co.jp」
へ通知する。このメールは、回答文書が閲覧可能になっ
たことが分かれば十分であって、たとえば相談番号など
を記載しておけばよい。この回答文書は、相談番号を含
み、プライバシ情報はマスクされている。回答を利用者
端末40から閲覧するには、相談番号と、利用者を特定
するための暗証情報が必要である。このため、利用者以
外の専門家または第三者は、この回答文書を閲覧できな
い。
【0049】管理者端末200は、管理者によって操作
され、管理サーバ装置100内のデータを管理するため
の端末装置であって、利用者端末40と同様な装置でよ
い。管理者端末200は、管理サーバ装置100に直接
的に接続されているが、公衆網20を介して接続されて
いてもよい。
【0050】管理者は、このメンタルヘルスケアシステ
ム10の運用を司り、殊に管理サーバ装置100に関し
て一般的なアクセス権限を有する者である。また、管理
者は、精神医学およびその周辺分野に関する幅広い知識
と経験とを有する者であり、医療従事者等の資格を有す
ることが好ましい。管理者は、後述の専門家ほど見識が
深くなくてよいが、より広い分野の相談を受け付け、適
切な専門分野の専門家に振り分ける必要から、相互に異
なる分野の知識と経験を有する複数の管理者を配置する
ことが望ましい。
【0051】管理者端末200は、質問サーバ122お
よび回答サーバ124にアクセスし、記憶した文書デー
タを解釈して表示する機能を有する。管理サーバ装置1
00のアドレス宛てに送られた質問文書および回答文書
案は、前述のようにマスク処理などが行われた後、質問
サーバ122または回答サーバ124に保持される。ま
た、マスク処理がされると、管理者端末200へ通知メ
ールによって通知される。管理者は、新たな質問文書お
よび回答文書の到来を知るので、速やかにこれらの文書
を閲覧できる。
【0052】管理者端末200はさらに、通信サーバ1
20宛てに送信された相談文書を読み出して、内容を更
新編集し、再び管理サーバ装置100へ記憶させる文書
管理機能を有する。管理者は、文書中に不適切な内容ま
たは表現、たとえば質問文書に利用者や利用者以外のプ
ライバシに係る情報が含まれていたり、回答文書の表現
が直截的過ぎて利用者を心理的に傷つけかねないときな
ど文書の内容を修正する。管理者端末200によって読
み出され、編集された相談文書は、利用者端末40、専
門家端末302または304から閲覧可能になる。
【0053】また、管理者端末200は、会員DBサー
バ132にアクセスし、記憶したデータ、すなわち会員
データベースを更新登録する機能を有する。管理者は、
会員情報に変更があったとき、管理者端末200を操作
し、変更に係る情報を遅滞なく更新登録する。会員は、
会員情報を変更しようとするときは、管理者端末200
のメールアドレス「center@center.c
o.jp」宛てに、メールで通知すればよい。
【0054】また、管理者端末200は、専門家DBサ
ーバ138にアクセスし、専門家データベースを更新登
録する機能を有する。管理者は、専門家情報に変更があ
ったとき、管理者端末200を操作し、登録情報を遅滞
なく更新登録する。専門家は、登録情報を変更しようと
するときは、管理者端末200のメールアドレス「ce
nter@center.co.jp」宛てに、メール
で通知すればよい。管理者は、通知を受けると、変更す
る登録情報を吟味して、変更内容を専門家情報DBベー
スに登録する。専門家の専門知識が不十分であって専門
分野を登録すべきでないなど、登録情報を変更すべきで
ないときは、この登録情報を変更しなくてよい。
【0055】専門家端末302および304は、回答の
作成を担当する専門家が操作する端末装置であって、利
用者端末40と同様の構成でよい。専門家端末302お
よび304は、精神科の医院などの医療機関、大学病院
の研究室などに設置し複数の専門家によって操作される
もの、また、専門家個人宅に設置されるものなどがあ
る。専門家端末302または304を操作する専門家
は、精神医学、臨床心理学またはこれらの周辺分野に関
する高度な知識および経験を有する精神科の医師、臨床
心理士などである。より適切な回答をする観点から、心
療内科そのほかの分野の専門家が操作するほかの専門家
端末(図示せず)にさらに配置するとよい。
【0056】図6を参照すると、利用者は、新しい案件
について相談を行おうとするときは、次のように質問文
書を作成して、センター宛てに発送する(ステップS1
00)。
【0057】詳細には、図7を参照すると、利用者は、
利用者端末40を操作して質問サーバ122にアクセス
する。質問サーバ122はトップページのデータを返送
するので、利用者端末40にトップページが表示される
(ステップS102)。
【0058】利用者がすでに会員として登録されている
場合には、会員番号および暗証番号を記入して、送信操
作すると、管理サーバ装置100あてに記入された内容
が送信される。この会員番号および暗証番号が正しけれ
ば、管理サーバ装置100は、利用者端末40のアクセ
スを許可し、利用者端末40と管理サーバ120間に暗
号化された通信路が設定され、さらに、後述の会員ペー
ジに進む。「取消」ボタンを選択操作すると、再度、こ
のトップページへのアクセスをやり直す。
【0059】利用者がまだ会員でない場合には、入会申
込フォームにアクセスし、氏名、住所、メールアドレス
などを記載して、センター宛てに返送すると、管理者端
末200のメールアドレス「center@cente
r.co.jp」宛てに情報が送信される。管理者は、
これらの情報を受信すると、この利用者の入会処理を前
述のように行う。
【0060】会員ページには、複数の相談分野が表示さ
れるが、ここから、たとえば相談分野「職場のストレ
ス」を選択操作し、「確認」ボタンを選択操作すると、
利用者端末40で「職場のストレス」の質問作成フォー
ムが表示される(ステップS108)。
【0061】利用者が、この質問作成フォームの所定の
記載事項、たとえば会員番号、氏名、住所、電子メール
アドレスおよび相談内容を記載すると、質問文書が完成
する(ステップS110)。そして、送信操作を行う
と、質問サーバ122へ質問文書が送出される(ステッ
プS112)。
【0062】質問文書が発送されると(ステップ112
またはS122)、受付処理(ステップS200)、す
なわち、質問文書をエントリし、プライバシ情報をマス
クする処理に移る。
【0063】詳細には、受付処理(ステップS200)
では、図8を参照すると、まず、質問文書が質問サーバ
122に到着し、質問サーバ122はエントリ処理す
る。つまり、この質問文書が新規な質問であるときは、
新たな相談番号を付与する。新規な質問でないときは、
すでに付与された相談番号に基づいて、枝番を付して相
談番号を更新する(ステップS202)。この相談番号
は、会員情報と関連付けて会員DBサーバ132へも記
録する(ステップS204)。
【0064】つぎに、質問サーバ122は、プライバシ
情報をマスクする。すなわち、質問サーバ122は、会
員DBサーバ132および固有語DBサーバ134にア
クセスして、この質問文書から利用者の氏名、住所など
プライバシ情報を検索して、プライバシ情報の文字列を
置換文字列に置き換えてマスクする。プライバシ情報が
すべてマスクされるまで、この処理を繰り返す(ステッ
プS206ないしS208)。
【0065】質問文書からプライバシ情報がマスクされ
ると、受付処理(ステップS200)が終了し、振分お
よび回答処理(ステップS300)へ移る。
【0066】具体的には、図9を参照すると、まず、前
述のように受け入れた質問文書がマスクされると、事務
員端末202へ通知される。事務員は、事務員端末20
2を操作し、この質問文書を閲覧して、プライバシ情報
が残っていないかどうか確認し、マスク漏れがあった場
合は、マスクする。
【0067】事務員端末202でマスク処理が確認され
ると、質問文書が管理者端末200から閲覧可能にな
り、メールアドレス「center@center.c
o.jp」宛てに通知される。管理者は管理者端末20
0を操作して相談内容を判読し、専門家DBサーバ13
8を参照して、適切な専門分野の専門家の専門家端末3
02を指定する(ステップS302)。この指定がされ
ると、専門家端末302からこの質問文書が閲覧可能に
なり、メールアドレス「expertl@expert
l.or.jp」へ通知される(ステップS304)。
【0068】専門家は、専門家端末200を操作して、
質問文書を閲覧する(ステップS306)。質問の分野
がこの専門家の専門分野に属しないなど、この専門家自
身が回答すべきでないとき(ステップS308、NO)
は、質問サーバ宛てにメールで通知する(ステップS3
10)。この質問は、再度、管理者によって質問の振り
分け処理(ステップS302)がなされて、同様に他の
専門家に振り分けられる。
【0069】この専門家が回答すべきときは(ステップ
S308、YES)、この質問文書に基づき回答文書案
を作成して、送信操作を行う(ステップS312)。こ
の回答文書案は、回答サーバ124に記憶される(ステ
ップS314)。
【0070】次に、回答閲覧および追加質問処理(ステ
ップS400)に移る。
【0071】詳細には、図10を参照すると、回答サー
バ124は、専門家DBサーバ138にアクセスし、新
たに記憶した回答文書案から、専門家の登録情報のうち
開示が不可になっている情報をマスクして、管理者端末
200から閲覧可能に格納する。そして、管理者端末2
00のメールアドレス「center@center.
co.jp」あてにメールで通知する(ステップS40
1)。
【0072】管理者は、管理者端末200を操作して回
答サーバ124にアクセスし、回答文書案を閲覧する
(ステップS402)。管理者は、管理者端末200で
この回答文書案を閲覧し、表現があまりに直截的に過ぎ
て利用者を傷つけるような表現があるなど、不適切な文
面があるときは、文面を修正する(ステップS404な
いしS408)。また、専門家に係る情報のマスク処理
(ステップS401)が十分でないときは、さらにマス
クすることもできる。
【0073】管理者端末200において確認操作を行う
と、この回答文書案は、回答文書として、返送先となる
利用者端末40から閲覧可能になる。また、回答サーバ
124は、利用者端末40のメールアドレス「who@
anywhere.co.jp」宛てにメールで通知す
る(ステップS412)。
【0074】返送された回答文書は、利用者端末40で
表示され(ステップS502)、利用者がさらに質問し
ないときは(ステップS504、NO)、この案件の処
理が終了する。
【0075】この案件についてさらに利用者が質問する
ときは、追加質問作成および発送処理(ステップS60
0)を行って、受付処理(ステップS200)以下を繰
り返す。
【0076】図11を参照すると、追加質問作成および
発送処理(ステップS600)では、前述の質問作成お
よび発送処理(ステップS100)と同様に、利用者は
利用者端末40を操作し、ステップS502で表示され
た回答文書に、さらに質問を加えて、質問文書を作成す
る。この回答文書には、すでに相談番号などが記載され
ているので、質問を追加するだけで、容易に再質問文書
を作成できる。ステップS112と同様に送信操作を行
うと、再質問文書が質問サーバ122へ送られる(ステ
ップS620)。
【0077】このため、図12に示すように、疑問点が
解消するまで、質問を繰り返すことができる。
【0078】
【実施例】図13ないし26を参照して、相談文書およ
び文書作成フォームの表示例について詳細に説明する。
【0079】図13を参照すると、閲覧サーバ110が
記憶しているトップページには、会員用の記載欄と、新
規入会者用の表示欄がある。記載欄510および511
に、会員番号および暗証符号を記載し、「次へ進む」ボ
タンをクリックすると、暗号化された通信路が設定さ
れ、後述の会員ページへ進む。新規入会を希望する場合
は、「希望する」ボタン520をクリックすると、後述
の入会申込ページ530へ進む。
【0080】図14を参照すると、入会申込ページ53
0の記載欄531、532および533に、それぞれ氏
名、住所およびメールアドレスを記載して、「送信」ボ
タン535をクリックすると、記載内容が管理者端末2
00のメールアドレス「center@center.
co.jp」宛てに送信され、会員ページへ進む。ま
た、コメント欄534に、たとえば、相談を担当する専
門家にも知られたくない旨と、その関係者名などを記載
しておけば、同様に管理者端末200宛てに送信され
る。管理者は、これらの情報を固有語DBサーバ134
に登録する。質問サーバ122は、固有語DBサーバを
参照してマスクするので、これらの会員情報以外のプラ
イバシ情報もマスクされる。
【0081】図15を参照すると、会員ページ540に
は、「職場のストレス」「キレる・イライラ」などの相
談分野が表示されている。新規な、すなわち回答に基づ
く質問でない場合は、相談分野から希望する分野を選
び、「確認」ボタン541をクリックすると、通信サー
バ120から質問作成フォームが送信されて利用者端末
40に表示される。
【0082】前回の回答に引き続いて質問を行うとき
は、相談番号を記載欄543に記載し、同様に「確認」
ボタン541をクリックすると、後述のように、この相
談番号に関する最新の回答が通信サーバ120から送出
される。すなわち、この相談番号の案件に関する最新の
回答の閲覧状態になる。再質問を行う場合には、この回
答に基づいて、追加の質問を付加すればよい。
【0083】図16を参照すると、質問作成フォーム5
50には、すでに選択した分野「職場のストレス」が表
示されている。初回の質問なので、相談番号は、まだ付
与されていないため、相談番号の記載欄は空欄である。
記載欄553、554、555、556、557および
558に、氏名、性別、年齢、職業、未婚または既婚な
どを記載すると、質問文書が完成する。
【0084】図17を参照すると、質問作成フォーム5
50を利用して作成された質問文書569には、「甲山
銀行」、「赤坂」、「鈴木一子」というプライバシ情報
が含まれている。利用者端末40において「送信」ボタ
ン559をクリックすると、質問サーバ122へ記載内
容が送信される。「取消」ボタン569をクリックする
と、トップページに戻る。
【0085】質問文書569には、「甲山銀行」、「赤
坂」、「鈴木一子」というプライバシ情報が含まれてい
たが、図18を参照すると、質問サーバ134が会員D
Bサーバ132を参照してマスク処理するので、事務員
端末202に表示された質問文書570では、それぞれ
「**銀行」、「**」、「****」に置換される。
また、番号DBサーバ133によって事務員用の相談番
号「6286」が付与され、表示欄552に表示され
る。マスク漏れがあるときは、事務員は、事務員端末2
02を操作し、プライバシ情報をマスクする。事務員
は、マスクを確認し、「処理確認」ボタン571をクリ
ックすると、管理者端末200からマスク済みの質問文
書が閲覧可能になり、メールアドレス「center@
center.co.jp」へ通知される。「取消」ボ
タンをクリックすると、処理をやり直すことができる。
【0086】図19を参照すると、マスク処理済みの質
問文書580は、管理者端末200で表示される。質問
サーバ122は、番号DBサーバ133を参照して、相
談番号の表示欄552に、管理者用の相談番号「000
1」を表示させる。また、質問の振り分け先となる管理
者を選択する選択欄を表示させる。ボタン582を操作
すると、管理者端末200が専門家DBサーバ138に
アクセスし、振分先となる専門家の候補およびその専門
分野を表示欄581に表示する。管理者が適切な専門家
を選択して「処理確認」ボタン583をクリックする
と、質問サーバ122は、選択した専門家端末302を
質問の回答先として登録する。そして、質問サーバ12
2は、この質問を専門家端末302から閲覧可能に格納
し、メールアドレス「expertl@expert
l.or.jp」へ通知する。「取消」ボタンを選択操
作すると、この処理をやり直すことができる。
【0087】図20を参照すると、専門家端末302に
振り分けられた質問文書590では、質問サーバ122
が、表示欄552に専門家用の相談番号「6844」を
表示させている。この質問文書590は、回答の記載欄
591を有するので、ここに回答を記載すれば、回答文
書が完成する。さらに、センター宛ての記載欄592を
有するので、ここに管理者宛てのコメントを記載すれ
ば、管理者に非定型的なメッセージを送信できる。
【0088】図21を参照すると、この回答文書案60
0は、回答文書作成フォーム590の回答の記載欄59
1に、回答が記載して作成したものである。回答内容に
は、専門家の氏名「佐藤一郎」が含まれている。ここ
で、「送信」ボタン593をクリックすると、専門家端
末302は、回答文書案を回答サーバ124に送出す
る。また、センター宛てのコメントの記載欄592に記
載した内容は、管理者端末200に送信されるが、利用
者端末40には転送されない。
【0089】回答サーバ124は、この回答文書案を受
けると、専門家DBサーバ138を参照して、専門家の
登録情報のうち、開示が「不可」の文字列を「*」文字
で置き換えてマスクする。マスク処理が完了すると、管
理者端末200から閲覧可能に格納し、メールアドレス
「center@center.co.jp」宛てに通
知する。
【0090】管理者が管理者端末200を操作して、表
示された回答文書案600の「確認」ボタンをクリック
すると、回答サーバ124は、この回答文書案の相談番
号として、利用者用の相談番号「2824」を付与して
利用者端末40から閲覧可能に格納し、利用者のメール
アドレス「who@anywhere.co.jp」宛
てに通知する。
【0091】図22を参照すると、利用者端末40で閲
覧した回答文書610では、回答サーバ124は、専門
家DBサーバ138を参照して、専門家の登録情報を
「*」文字で置き換えてマスクし、また、専門家の氏名
を「SI」に置換している。このため、担当者した専門
家の氏名は特定されないが、同一の専門家か否かを判別
できる。この回答文書610は、質問の記載欄611を
有するので、再質問作成フォームとしても利用できる。
【0092】図23を参照すると、この回答文書に基づ
く2巡目の質問文書700では、回答サーバ134によ
って、この案件の利用者用の相談番号が付与されている
ので、表示欄552に表示されている。この質問文書7
00は、前述の回答文書610の質問記載欄611に再
質問を記載して作成される。「送信」ボタン612をク
リックすると、この質問文書700は、通信サーバ12
0宛てに送信される。この文書は、前述と同様に、事務
員端末202で処理され、専門家端末200に表示さ
れ、さらに、専門家端末302へ転送される。
【0093】図24を参照すると、転送された質問文書
710では、前述と同様に質問サーバ122がプライバ
シ情報を置換してマスクし、さらに、相談番号に枝番を
付与して相談番号が「6844−02」に更新する。
【0094】専門家端末302では、この専門家の専門
分野の質問でないなど、回答するのが妥当でないとき
は、この質問文書に関してセンター宛てに通知する。こ
の通知は、センター宛てのコメントの記載欄592にそ
の旨記載するか、管理者端末200のメールアドレス
「center@center.co.jp」あてにメ
ールを送信して行う。この通知は回答サーバ124に記
憶され、管理者端末200へ転送される。管理者端末2
00では、他の適切な専門家を選択して、同様に振り分
ける。
【0095】図25を参照すると、2巡目の回答文書案
720は、2巡目の質問文書710の回答の記載欄59
1に回答を記載して作成されている。さらに、センター
宛てのコメントの記載欄592にコメントが記載されて
いる。このコメントは、管理者端末200に送信され、
たとえば利用者に関して自殺の可能性があるときなど、
処置を管理者に依頼することができる。
【0096】図26を参照すると、返送された2巡目の
回答文書730では、相談番号の表示欄552が、利用
者用の2巡目の相談番号「2824−02」に更新され
ている。同様に、質問の記載欄558を有するので、同
様に何度でも、この回答文書に基づいて利用者端末40
で質問文書を作成し、質問文書をセンター宛てに発送で
きる。発送された3巡目、4巡目の質問文書は、枝番が
「−3」「−4」に更新され、同様に処理される。この
ように、継続して、質問を発送し、回答を得ることがで
きる。
【0097】図27ないし29を参照して、相談DBサ
ーバ136に記憶した相談データベースの閲覧について
詳細に説明する。
【0098】管理者端末200を操作して、相談DBサ
ーバ136にアクセスすると、図27に示すように、相
談データベースを閲覧することができる。管理者端末2
00は、直接的に相談DBサーバ136にアクセスし、
すべてのデータを読み取ることができる。すなわち、会
員の氏名などのプライバシ情報、質問内容、担当する専
門家へ転送されるときに管理者が付したコメント、回答
内容、専門家がセンター宛てに回答を返送するときに付
したコメントなどを、見ることができる。
【0099】専門家端末302または304を操作し
て、相談DBサーバ136にアクセスすると、図28に
示すように、相談データベースを閲覧することができ
る。専門家端末200が通信サーバ120を介して相談
DBサーバ136にアクセスすると、通信サーバ120
の質問サーバ122は、会員DBサーバ132および固
有語DBサーバ134を参照して、会員の氏名などのプ
ライバシ情報を表す文字列等を置換して、データベース
のデータを送出する。このため、専門家端末302にお
いて、会員の氏名などは、「*」文字で表示される。し
かし、担当する専門家へ転送されるときに管理者が付し
たコメント回答内容、専門家がセンター宛てに回答を返
送するときに付したコメントなどは、そのまま見ること
ができる。
【0100】利用者端末40を操作して、相談DBサー
バ136にアクセスすると、図29に示すように、相談
データベースを閲覧することができる。利用者端末40
が通信サーバ120を介して相談DBサーバ136にア
クセスすると、通信サーバ120の質問サーバ122
は、専門家DBサーバ138を参照して、専門家の氏名
などのプライバシ情報を表す文字列等を、その可または
不可に従って置換して、データベースのデータを送出す
る。このため、利用者端末40において、専門家の氏名
などの専門家情報のうち、開示が不可のものは、「*」
文字で表示される。しかし、利用者が記載した相談内容
は、そのまま見ることができる。
【0101】
【発明の効果】本発明によるメンタルヘルスケアシステ
ムでは、質問サーバ122が相談文書のプライバシ情報
をマスクしてから、専門家端末302または304へ転
送するので、利用者のプライバシ情報が漏洩するおそれ
が小さい。このため、このメンタルヘルスケアシステム
の利用者は、安心して、医療相談を行うことができる。
【0102】本発明によるメンタルヘルスケアシステム
は、相談を振り分ける機構を有しているので、相談者は
事前に相談がどの専門分野に属するか知らなくても、適
切な専門分野の専門家から回答を受けることができる。
また、いわゆるドクターショッピングを行って、専門外
の医療機関を渡り歩くことなく、適切な専門分野の医療
機関等の紹介を受けることができる。
【0103】本発明によるメンタルヘルスケアシステム
は、利用者が回答に基づいてさらに質問を行い、回答を
得るための機構を有しているので、利用者はさらに正確
な診断または評価を得ることができ、また、利用者は新
たに疑問が生じても、反復して質問を行って、迅速に回
答を得ることができる。このため、利用者の相談内容の
専門分野に応じて、適切かつ詳細な相談を行うことがで
きる。また、相談内容が複数の専門分野に跨っていた
り、回答を受けた専門家の専門分野に属する内容でない
ときなども、適切な他の専門分野の専門家の回答を得る
ことができる。
【0104】本発明によるメンタルヘルスケアシステム
は、利用者へ返送する回答から、専門家の登録情報を選
択的にマスクする。また、登録情報の各項目ごとに、登
録情報の開示または非開示を設定登録できる。このた
め、専門家は、登録情報を開示せず、医療機関の紹介を
センターで集中的に行い、メンタルヘルスケアシステム
において、相談以外の負担を軽減することができる。ま
た、専門家は、登録情報を開示することにより、医療機
関の情報を利用者に提供でき、また、相談に引き続い
て、医療機関等で、診療等を行うことができる。
【0105】本発明によるメンタルヘルスケアシステム
は、相談者が日本国内、専門家が国外に所在するなど、
現実に診療するのが不可能な遠隔にあっても、相談を行
うことができる。また、専門家は、診療を行わなくて
も、相談を受けることができる。このため、海外に所在
する高度な専門知識を有する専門家を容易に起用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メンタルヘルスケアシステムの実施例を示した
ネットワーク構成図である。
【図2】会員データベースのデータのテーブルを表す図
である。
【図3】番号データベースのデータのテーブルを表す図
である。
【図4】専門家データベースのデータのテーブルを表す
図である。
【図5】相談データベースのデータのテーブルを表す図
である。
【図6】メンタルヘルスケアシステムの動作の概要を示
したフローチャートである。
【図7】質問作成および発送(ステップS100)を詳
細に示したフローチャートである。
【図8】受付処理(ステップS200)を詳細に示した
フローチャートである。
【図9】振り分けおよび回答処理(ステップS300)
を詳細に示したフローチャートである。
【図10】返送処理(ステップS400)、回答閲覧
(ステップS500)および追加質問処理(ステップS
600)を詳細に示したフローチャートである。
【図11】追加質問処理(ステップS600)を詳細に
示したフローチャートである。
【図12】相談文書のデータ転送を示した図である。
【図13】トップページの利用者端末での表示例を示す
図である。
【図14】入会申し込みフォームの利用者端末での表示
例を示す図である。
【図15】会員ページの利用者端末での表示例を示す図
である。
【図16】質問作成フォームの表示例を示す図である。
【図17】利用者が作成した質問文書の、利用者端末で
の表示例を示す図である。
【図18】マスク処理した質問文書の、事務員端末での
表示例を示す図である。
【図19】マスク処理した質問文書の、管理者端末での
表示例を示す図である。
【図20】管理者端末で振り分けられた質問文書兼回答
作成フォームの、専門家端末での表示例を示す図であ
る。
【図21】回答作成フォームを利用して作成された回答
文書案の、専門家端末での表示例を示す図である。
【図22】利用者に返送された回答文書兼2巡目の質問
作成フォームの、利用者端末での表示例を示す図であ
る。
【図23】質問作成フォームを利用して作成した2巡目
の質問文書の表示例を示す図である。
【図24】専門家端末に振り分けられた2巡目の質問文
書兼回答作成フォームの表示例を示す図である。
【図25】2巡目の回答文書案の専門家端末での表示例
を示す図である。
【図26】利用者端末に返送された2巡目の回答文書兼
3巡目の質問作成フォームの表示例を示す図である。
【図27】相談データベースの管理者端末での表示例を
示す図である。
【図28】相談データベースの専門家端末での表示例を
示す図である。
【図29】相談データベースの利用者端末での表示例を
示す図である。
【符号の説明】
10 メンタルヘルスケアシステム 20 公衆網 40 利用者端末 100 管理サーバ装置 110 閲覧サーバ 120 通信サーバ 122 質問サーバ 124 回答サーバ 130 データベースサーバ 132 会員DBサーバ 133 番号DBサーバ 134 固有語DBサーバ 136 相談DBサーバ 138 専門家DBサーバ 200 管理者端末 202 事務員端末 302、304 専門家端末

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク接続された複数の利用者端
    末と、複数の専門家端末と、サーバ装置とを含み、前記
    サーバ装置を経由して、前記利用者端末および前記専門
    家端末間で質問および回答を送受するメンタルヘルスケ
    アシステムであって、該サーバ装置は、 前記質問に第1の相談番号を付与する第1の番号付与手
    段と第1の相談番号に関連付けて、第2および第3の相
    談番号を生成して記憶する番号記憶手段と、 前記利用者端末を操作する利用者の情報を記憶する会員
    情報記憶手段と、 前記会員情報記憶手段に基づき、前記質問からプライバ
    シに関する情報をマスクする第1のマスク手段と、 マスクされた前記質問に第2の相談番号を付与する第2
    の番号付与手段と、 第2の番号付与手段からの前記質問に前記専門家端末の
    いずれかを割り当てる質問振分手段と、 前記質問振分手段からの前記質問に第3の相談番号を付
    与する第3の番号付与手段と、 第3の番号付与手段からの前記質問を、割り当てられた
    前記専門家端末から閲覧させる質問転送手段と、 前記専門家端末において作成された前記回答に第2の相
    談番号を付与する第4の番号付与手段と、 前記専門家端末を操作する専門家の情報を記憶した専門
    家情報記憶手段と、 第4の番号付与手段からの前記回答から、前記専門家情
    報記憶手段に基づき、前記専門家の登録情報をマスクす
    る第2のマスク手段と、 第2のマスク手段からの前記回答を、閲覧および修正可
    能にする検査手段と、 前記検査手段からの前記回答に第1の相談番号を付与す
    る第5の番号付与手段と、 第5の番号付与手段からの前記回答に、第1の相談番号
    に基づき前記利用者端末を割り当てる回答振り分け手段
    と、 第5の番号付与手段からの前記回答を前記利用者端末へ
    閲覧させる回答返送手段と、を含むことを特徴とするメ
    ンタルヘルスケアシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメンタルヘルスケアシ
    ステムにおいて、 前記利用者端末はさらに、前記回答に基づいて再質問を
    発送し、 前記質問受付手段はさらに、前記再質問の相談番号の枝
    番を更新して付与し、 前記質問に関して継続して相談を行うことを特徴とする
    メンタルヘルスケアシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のメンタルヘルスケアシ
    ステムにおいて、該システムはさらに、 前記質問および前記回答を蓄積する相談情報蓄積手段を
    含むことを特徴とするメンタルヘルスケアシステム。
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