JP2002197109A - 携帯無線端末 - Google Patents

携帯無線端末

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JP2002197109A
JP2002197109A JP2000395461A JP2000395461A JP2002197109A JP 2002197109 A JP2002197109 A JP 2002197109A JP 2000395461 A JP2000395461 A JP 2000395461A JP 2000395461 A JP2000395461 A JP 2000395461A JP 2002197109 A JP2002197109 A JP 2002197109A
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JP2000395461A
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Junichi Mineo
淳一 峯尾
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IMD KK
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IMD KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離無線通信により放送された情報を、使
用者に混乱を生じさせることなく、より効率的に提供す
ることが可能な携帯無線端末を提供する。 【解決手段】 複数の近距離無線機から店舗の情報を受
信した場合に、複数の店舗の情報のうち、店舗利用履歴
若しくは店舗情報提供履歴を参照して利用頻度若しく
は、提供頻度の高い店舗の情報を自動的に選定し、利用
者に提供することができるので、使用者に混乱を生じさ
せることなく、より効率的に情報を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の店舗に設置
された近距離無線機から放送された当該店舗に関する情
報を受信し利用者に提供する携帯無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットを介してサー
バから携帯電話に情報を提供するシステムが知られてい
る。このようなシステムでは、携帯電話の利用者は、近
くの無線基地局から、インターネットを経由してサーバ
にアクセスし、所望の情報を取得することができる。
【0003】ところで、近年、「Bluetooth」
と称される近距離無線の通信規格が登場した。このBl
uetooth規格の送受信機を搭載することにより、
あらゆる機器においてマルチパーパスな接続が実現する
ことができる。例えば、携帯電話と、パーソナルコンピ
ュータ(PC)や、家電機器との間でデータ通信を行う
ことが可能である。また、例えば、PCからインターネ
ットに接続する場合、PCから自動的に携帯電話に接続
し、さらに携帯電話がアクセスポイントに電話してイン
ターネットに接続する処理が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さらに、効果的な利用
例として、インターネットを経由して、サーバから、あ
る店舗(商品や、サービスを提供する店舗)に設置され
たBluetooth規格の送受信機に、その店舗の情
報を送信し、該送受信機によりその店舗の情報を放送す
る。そして、その店舗の前を通りかかった携帯電話の利
用者が、その送受信機の通信可能領域に入った場合、自
動的に携帯電話が受信することで、その利用者は、その
店舗の情報の提供を受けることができる。このようなB
luetooth規格の送受信機を商店街などの各店舗
に設置すれば、利用者は、それらの店舗の前を通りかか
っただけで、様々な店舗の広告などの情報を受け取るこ
とができる。
【0005】しかしながら、このようなBluetoo
th規格の送受信機を、店舗が密集した繁華街の各店舗
に設置した場合、携帯電話の利用者は、明らかに欲しな
い情報を含め、あまりに多くの店舗の情報を携帯電話で
受け取ることとなり、混乱が生じるおそれがある。ま
た、それぞれの店舗に設置された送受信機の通信可能領
域が重なる場合も考えられ、携帯電話の利用者は、複数
の店舗の様々ほぼ同時に、携帯電話で受け取ることとな
り、益々混乱を生じるおそれがある。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、近距離無線通信により放送された情報を、使用
者に混乱を生じさせることなく、より効率的に提供する
ことが可能な携帯無線端末を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の店舗に設置された近距離無線機から放送され
た当該店舗の情報を受信し利用者に提供する携帯無線端
末において、当該携帯無線端末の利用者による店舗利用
履歴若しくは、店舗情報提供履歴を記憶する手段を、備
え、前記複数の近距離無線機から店舗の情報を受信した
場合には、その複数の店舗の情報のうち、前記記憶され
た店舗利用履歴若しくは、店舗情報提供履歴を参照して
利用頻度若しくは、提供頻度の高い店舗の情報を選定し
前記利用者に提供するように構成する。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、複数の近
距離無線機から店舗の情報を受信した場合に、複数の店
舗の情報のうち、店舗利用履歴若しくは、店舗情報提供
履歴を参照して利用頻度若しくは、提供頻度の高い店舗
の情報を自動的に選定し、利用者に提供することができ
るので、使用者に混乱を生じさせることなく、より効率
的に情報を提供することができる。
【0009】ここで、携帯無線端末は、例えば、携帯電
話機、PHS(Personal Handy-Phone System)、PD
A(モバイル型端末)、自動車電話機、衛星通信携帯電
話機などの一般に知られている無線機器の機能を有す
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、時計機能を有
し、複数の店舗に設置された近距離無線機から放送され
た当該店舗に関する情報を受信し利用者に提供する携帯
無線端末において、当該携帯無線端末の利用者による店
舗利用履歴若しくは、店舗情報提供履歴をその利用の際
の時刻に合わせて記憶する手段を、備え、前記複数の近
距離無線機から店舗に関する情報を受信した場合には、
その複数の店舗の情報のうち、前記記憶された店舗利用
履歴若しくは、店舗情報提供履歴を参照して、その複数
の店舗の情報を受信した際の時間帯において利用頻度若
しくは、提供頻度の高い店舗の情報を選定し前記利用者
に提供するように構成する。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、複数の近
距離無線機から店舗の情報を受信した場合に、複数の店
舗の情報のうち、店舗利用履歴若しくは、店舗情報提供
履歴を参照して、その複数の店舗の情報を受信した際の
時間帯において利用頻度若しくは、提供頻度の高い店舗
の情報を自動的に選定し、利用者に提供することができ
るので、使用者に混乱を生じさせることなく、より効率
的に情報を提供することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、複数の店舗に設
置された近距離無線機から放送された当該店舗に関する
情報を受信し利用者に提供する携帯無線端末において、
当該携帯無線端末の利用者の個人情報を記憶する手段
を、備え、前記複数の近距離無線機から店舗に関する情
報を受信した場合には、その複数の店舗の情報のうち、
前記記憶された利用者の個人情報に応じた店舗の情報を
選定し、前記利用者に提供するように構成する。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、複数の近
距離無線機から店舗の情報を受信した場合に、複数の店
舗の情報のうち、利用者の個人情報に応じた店舗の情報
を自動的に選定し、利用者に提供することができるの
で、使用者に混乱を生じさせることなく、より効率的に
情報を提供することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の携帯無線端末において、前記利用者の個人情報には、
その利用者の年齢を含み、前記複数の近距離無線機から
店舗に関する情報を受信した場合には、その複数の店舗
の情報のうち、前記記憶された利用者の年齢に応じた店
舗の情報を選定し、前記利用者に提供するように構成す
る。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、複数の近
距離無線機から店舗の情報を受信した場合に、複数の店
舗の情報のうち、利用者の年齢に応じた店舗の情報を自
動的に選定し、利用者に提供することができるので、使
用者に混乱を生じさせることなく、より効率的に情報を
提供することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の携帯無線端末において、前記利用者の個人情報には、
その利用者の性別を含み、前記複数の近距離無線機から
店舗に関する情報を受信した場合には、その複数の店舗
の情報のうち、前記記憶された利用者の性別に応じた店
舗の情報を選定し、前記利用者に提供するように構成す
る。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、複数の近
距離無線機から店舗の情報を受信した場合に、複数の店
舗の情報のうち、利用者の性別に応じた店舗の情報を自
動的に選定し、利用者に提供することができるので、使
用者に混乱を生じさせることなく、より効率的に情報を
提供することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、店舗に設置され
た近距離無線機から放送された当該店舗に関する情報を
受信し利用者に提供する携帯無線端末において、当該携
帯無線端末の利用者の個人情報を記憶する手段を、備
え、前記近距離無線機から店舗に関する情報を受信した
場合には、前記記憶された利用者の個人情報に応じた店
舗の情報を選定し、前記利用者に提供するように構成す
る。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、利用者の
個人情報に応じた店舗の情報を自動的に選定し、利用者
に提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。図1は、複数の店舗
に設置された近距離無線機から放送された当該店舗に関
する情報を受信し利用者に提供するシステムの全体構成
例を示す図である。
【0021】図1に示すように、商店街10における各
店舗には、情報中継装置2が設置されている。なお、情
報中継装置2が設置された店舗を有する商店街は、実際
には複数存在するが、本実施形態においては、説明の便
宜上、図1に商店街10を一つ示して説明する。また、
図1に示すように、情報中継装置2は、商店街10に構
築されたローカルブリッジネットワーク4に、それぞれ
接続されている。また、商店街10には、それぞれ、代
表となる情報中継装置2が存在する。この代表の情報中
継装置2と情報提供サーバ1とは、公衆回線5を介し
て、相互に接続されている。また、本実施形態において
は、公衆回線5を利用してネットワークとしてのインタ
ーネットが構築されている。
【0022】情報提供サーバ1は、ハードウエア資源と
しては、公知のパーソナルコンピュータ、中型コンピュ
ータ、大型コンピュータなどのコンピュータからなり、
各種情報を記憶するデータベース1aを備えている。こ
のデータベース1aには、情報中継装置2が設置された
商店街10の各店舗の情報を記憶している。このような
情報は、情報中継装置2のそれぞれに付与された後述す
るアドレス情報に対応付けて記憶されている。そして、
情報提供サーバ1は、インターネット上で情報を提供す
るWebサーバとしての機能を有し、データベース1a
に記憶された情報を、商店街10の代表の情報中継装置
2に対して配信する。この際、情報中継装置2が設置さ
れた商店街10にある全ての店舗の情報を、代表の情報
中継装置2に対して配信する。
【0023】それぞれの情報中継装置2は、CPUから
構成された制御部、情報を記憶する記憶部などを備える
とともに、近距離無線通信機能を有した送受信機を備え
ている。また、それぞれの情報中継装置2には、互いに
異なったアドレス情報が付与されている。これにより、
情報提供サーバ1は、商店街10の各店舗の情報の配信
先であるそれぞれの代表の情報中継装置2を特定するこ
とができる。
【0024】さらに、代表の情報中継装置2は、インタ
ーネットに接続する機能を有しており、インターネット
を介して情報提供サーバ1との間で情報のやり取りをす
ることができる。そして、代表の情報中継装置2は、情
報提供サーバ1から配信された情報を受信すると、その
情報を、ローカルブリッジネットワーク4に接続された
他の情報中継装置2に振り分けて送信する。
【0025】こうして、各情報中継装置2に行き渡った
情報は、それぞれの情報中継装置2の記憶部に一時保管
される。そして、それぞれの情報中継装置2から固有の
情報が、近距離無線通信機能を有した送受信機により放
送される。この近距離無線通信には、例えば、Blue
tooth通信規格を使用する。Bluetooth規
格では、ISM(Industrial Scientific and Medica
l)帯と呼ばれる2.4GHz帯域を使用し、他機器と
の干渉を減らすためにスペクトル拡散方式の一種である
周波数ポッピングという方式を採用する。また、Blu
etooth規格の送受信機による通信範囲は周辺10
m程度と近距離であるが、かかる送受信機のサイズは、
非常に小型であり、携帯無線端末3にも収納されてい
る。
【0026】これにより、携帯無線端末3は、情報中継
装置2から放送された情報を受信することができる。即
ち、携帯無線端末3は、近距離無線通信による情報中継
装置2との通信可能領域内に入った場合に、放送された
情報を自動的に受信することができる。
【0027】ここで、各情報中継装置2から放送される
店舗の情報には、例えば、対応する店舗の広告情報、割
引情報(クーポン券なども含む)が含まれ、さらに、そ
の店舗の識別番号(店舗がチェーン店の場合は、異なっ
た地区に存在していても同一の識別番号とする)や、そ
の店舗のジャンル種別(例えば、本屋、喫茶店、レスト
ラン、映画館などの種別)、その店舗を利用すると予想
される利用者の性別、年齢範囲、収入範囲、体重範囲、
身長範囲などの情報が付加されている。携帯無線端末3
では、放送された情報を自動的に受信すると、この付加
された情報(以下「付加情報」という)に基づいて、顧
客に提供する情報を選定することととなる。
【0028】携帯無線端末3は、公知の携帯電話機等の
機能を全て備え、例えば、時計機能、CPUから構成さ
れた制御部、情報を記憶するRAM、PROMなどから
なる記憶部、情報を表示する液晶表示器などからなる表
示部、音声を出力するスピーカ、利用者からの入力を受
け付ける入力部などを備えている。制御部は、受信され
た情報を、表示部の表示画面上に表示させたり、スピー
カから再生させたりする。これにより、使用者に各店舗
の情報を提供することができる。
【0029】また、記憶部には、利用者の個人情報(例
えば、利用者の年齢、性別、身体的特徴(身長、体
重)、職業、収入、趣味、スケジュール、好みの店舗の
ジャンル種別)、店舗利用履歴(利用の際の時刻に合わ
せて記憶)、店舗情報提供履歴(表示の際の時刻に合わ
せて記憶)、などを記憶している。利用者の個人情報
は、携帯無線端末3の利用者が入力部から入力すること
ができる。また、店舗利用履歴は、携帯無線端末3の利
用者が店舗に入り、商品を購入する際や、サービスの提
供を受ける際に、その時の時刻にあわせて記憶される。
例えば、その店舗の定員が、店舗の識別番号を、その店
舗の情報中継装置2から近距離無線通信により、携帯無
線端末3に送信させ、それを携帯無線端末3が受け、そ
の時の時刻に合わせて記憶部に記憶する。また、商品を
購入する際や、サービスの提供を受ける際に、利用者自
身が、入力部を操作して、その店舗の識別番号を携帯無
線端末3に入力するようにしてもよい。
【0030】また、店舗情報提供履歴は、携帯無線端末
3が店舗の情報を受信し、それを、表示部の表示画面上
に表示させたり、スピーカから再生させたりした際に、
そのその時の時刻にあわせて記憶される。
【0031】また、携帯無線端末3の制御部は、当該携
帯無線端末3が、複数の情報中継装置2の送受信機の通
信可能領域内に入り、複数の店舗の情報を受信した場
合、記憶部に記憶された情報に基づいて、ある店舗の情
報を選定し使用者に提供する。
【0032】次に、携帯無線端末3の利用者が店舗の情
報の提供を受ける場合の実施例について、図3を参照し
て説明する。図3は、利用者が店舗の情報の提供を受け
る場合の情報の流れを示すものである。
【0033】まず、図3のに示すように、情報提供サ
ーバ1は、商店街10の各店舗の情報(例えば、広告情
報)をデータベース1aから情報を読み出し、アドレス
情報をもとに、インターネットを介して、商店街10の
店舗に設置された代表の情報中継装置2に配信する。例
えば、図1に示す商店街10の店舗Aに設置された情報
中継装置2を代表とし、それが、情報提供サーバ1から
送信された情報を受信すると、当該情報中継装置2は、
図3のに示すように、記憶部にかかる情報を記憶する
とともに、店舗B、店舗C・・に設置された情報中継装
置2のそれぞれに対応する情報を、それそれのアドレス
情報をもとに、振り分けて送信する。そして、各情報中
継装置2は、図3のに示すように、それぞれの固有の
情報を、記憶部に記憶するとともに、近距離無線通信機
能を有した送受信機から放送する。
【0034】商店街10において、携帯無線端末3を携
帯する利用者が、例えば、店舗Bに設置された情報中継
装置2の通信可能領域に入った場合、携帯無線端末3
は、その情報中継装置2から放送された情報を受信し、
記憶部に記憶するとともに、表示部の表示画面上に、か
かる情報を表示する。こうして、携帯無線端末3の表示
部の表示画面上に表示された情報例を、図2に示す。図
2に示すように、携帯無線端末3の表示部の表示画面上
には、店舗Bで提供する商品の広告情報、即ち、商品の
サービス価格や、商品の割引券が表示されている。これ
により、利用者は、店舗Bに入り、表示部の表示画面上
に表示された割引券を店員に見せ、商品を割引価格で購
入することができる。この際、その店舗の店員は、店舗
の識別情報を、その店舗の情報中継装置2から近距離無
線通信により、携帯無線端末3に送信する。そして、携
帯無線端末3は、その情報を受けて、その時の時刻に合
わせて、記憶部に記憶する。
【0035】次に、携帯無線端末3を携帯する利用者
が、例えば、店舗Cに設置された情報中継装置2の通信
可能領域に入った場合、携帯無線端末3は、店舗Cの情
報を受信し、表示部の表示画面上に表示する。このよう
に、各店舗は、その店舗近傍を通りかかった携帯無線端
末3を携帯する利用者に、逐次、広告情報を提供するこ
とができるので、顧客を誘引することができる。また、
利用者が店舗を利用する度に、店舗利用履歴が記憶部に
蓄積されていく。また、同時に、店舗情報提供履歴も記
憶部に蓄積されていく。
【0036】次に、商店街に設置された複数の情報中継
装置2の通信可能領域が重なった領域に携帯無線端末3
を携帯する利用者が入ると、複数の情報中継装置2から
情報を受信する。この場合、図3のに示すように、携
帯無線端末3の制御部は、店舗利用履歴(店舗情報提供
履歴でもよい)を参照し、その受信した際の時間帯にお
いて最も利用頻度の高い店舗の情報を選定(付加情報に
含まれる識別番号に基づいて選定)し、利用者に提供す
る。例えば、使用者が昼時に商店街10を歩いており、
携帯無線端末3が、飲食店A、飲食店B、本屋C、本屋
Dなどの複数の店舗の情報を受信した場合、その時間帯
において使用者が飲食店Aを最も利用(利用回数が多
い)していたとすると、携帯無線端末3の制御部は、飲
食店Aの情報を選定し表示部に表示する。
【0037】ここで、この時間帯は、例えば、午前9時
から午前11時30まで、午前11時31分から午後1
時まで、というように分割されて、予め記憶部に記憶さ
れている。これにより、制御部は、複数の店舗の情報を
受信した時刻が含まれる時間帯において、最も利用頻度
の高い店舗の情報を選定することができる。一方、例え
ば、使用者が午後3時頃に、商店街10を歩いており、
携帯無線端末3が、飲食店A、飲食店B、本屋C、本屋
Dなどの複数の店舗の情報を受信した場合、店舗利用履
歴では、その時間帯に使用者が本屋Cを最も利用してい
たとすると、携帯無線端末3の制御部は、本屋Cの情報
を選定し表示部に表示する。
【0038】また、別の例として、携帯無線端末3が、
複数の店舗の情報を受信すると、制御部は、付加情報に
含まれる店舗のジャンル種別を参照し、携帯無線端末3
に記憶されている好みの店舗のジャンル種別に合致する
店舗の情報を選定し、利用者に提供することもできる。
【0039】さらに、別の例として、携帯無線端末3
が、複数の店舗の情報を受信すると、制御部は、記憶部
に記憶された利用者の個人情報に応じた店舗の情報を選
定し提供することもできる。例えば、使用者が女性であ
り、携帯無線端末3が、化粧品店、男性用の洋服店から
情報を受信した場合、携帯無線端末3の制御部は、それ
らの店舗の情報のそれぞれに含まれた性別の情報(化粧
品店の情報には、女性を示す情報が、男性用の洋服店の
情報には、男性を示す情報がそれぞれ含まれている)を
基に、化粧品店の情報を選定し表示部に表示する。
【0040】また、使用者の年齢が30歳であり、携帯
無線端末3が、玩具店、本屋から情報を受信した場合、
携帯無線端末3の制御部は、それらの店舗の情報のそれ
ぞれに含まれた年齢範囲の情報(玩具店の情報には、0
歳から15歳までの年齢範囲の情報が、本屋の情報に
は、12歳以降の年齢範囲の情報がそれぞれ含まれてい
る)を基に、本屋の情報を選定し表示部に表示する。こ
の他にも、例えば、利用者の趣味、職業、収入、身長、
体重、などに応じた店舗の情報を選定し提供するように
してもよい。さらには、携帯無線端末3が、身長と体重
の割合から擬似的な肥満度を算出し、それに応じた店舗
の情報(ダイエット食品などの情報)を提供するように
してもよい。
【0041】さらに、携帯無線端末3に記憶されている
スケジュールによって、提供する情報を選定するように
してもよい。例えば、現在から3時間以内に○○レスト
ランで食事の予定が入っている場合には、受信した情報
から、食事関係の店舗を除いて選定する。
【0042】さらに、携帯無線端末3にて、お得な情報
を優先して提供するように設定し、例えば、クーポン券
などの情報を優先して選定するように構成してもよい。
【0043】さらに、携帯無線端末3にナビゲーション
(GPS)機能を搭載し、それにより検出された位置情
報(経度、緯度データ)を情報中継装置2を介して情報
提供サーバ3に送信し、位置情報(経度、緯度データ)
に見合った店舗の情報を、携帯無線端末3に返信するよ
うに構成してもよい。
【0044】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、携帯無線端末3の記憶された店舗の利用履歴、店舗
情報提供履歴や、個人情報などに基づいて、情報中継装
置2から放送された複数の店舗の情報の中から、自動的
に提供すべき店舗の情報を選定し、利用者に提供するこ
とができるので、使用者に混乱を生じさせることなく、
より効率的に情報を提供することができる。
【0045】なお、上記実施形態においては、店舗の利
用履歴、店舗情報提供履歴、個人情報などに基づいて、
情報中継装置2から放送された複数の店舗の情報の中か
ら、自動的に提供すべき店舗の情報を選定し、利用者に
提供するように構成したが、この他にも、複数の個人情
報の組み合せで店舗の情報を選定するようにしてもよ
く、また、店舗の利用履歴と個人情報との組み合せで店
舗の情報を選定するように構成してもよい。かかる場
合、さらに、どの情報までを参照して情報を提供するか
どうかを設定できるように構成し、例えば、個人情報の
性別、年齢のみ参照し、他の情報および履歴は、参照し
ないようにしてもよい。
【0046】なお、複数ではなく、一つの情報中継装置
2から情報を受信する場合にも、店舗の利用履歴、店舗
情報提供履歴、個人情報などに基づいて、情報中継装置
2から放送された複数の店舗の情報の中から、自動的に
提供すべき店舗の情報を選定し、利用者に提供すること
も、もろろん可能である。
【0047】また、上記実施形態においては、店舗の情
報を情報提供サーバ1からインターネットを介して配信
するように構成したが、各店舗の情報中継装置2内に、
提供する店舗の情報を蓄積し、それを放送するようにし
てもよい。
【0048】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれ
ば、複数の近距離無線機から店舗の情報を受信した場合
に、自動的に店舗の情報を選定し、利用者に提供するこ
とができるので、使用者に混乱を生じさせることなく、
より効率的に情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数の店舗に設置された近距離無線機から放
送された当該店舗に関する情報を受信し利用者に提供す
るシステムの全体構成例を示す図である。
【図2】 携帯無線端末の表示部における店舗の情報の
表示画面例を示す図である。
【図3】 利用者が店舗の情報の提供を受ける場合の情
報の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 情報提供サーバ 1a データベース 2 情報中継装置 3 携帯無線端末 4 ローカルブリッジネットワーク 5 公衆回線 10 商店街

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の店舗に設置された近距離無線機か
    ら放送された当該店舗の情報を受信し利用者に提供する
    携帯無線端末において、 当該携帯無線端末の利用者による店舗利用履歴若しく
    は、店舗情報提供履歴を記憶する手段を、備え、 前記複数の近距離無線機から店舗の情報を受信した場合
    には、その複数の店舗の情報のうち、前記記憶された店
    舗利用履歴若しくは、店舗情報提供履歴を参照して利用
    頻度若しくは、提供頻度の高い店舗の情報を選定し前記
    利用者に提供することを特徴とする携帯無線端末。
  2. 【請求項2】 時計機能を有し、複数の店舗に設置され
    た近距離無線機から放送された当該店舗に関する情報を
    受信し利用者に提供する携帯無線端末において、 当該携帯無線端末の利用者による店舗利用履歴若しく
    は、店舗情報提供履歴をその利用の際の時刻に合わせて
    記憶する手段を、備え、 前記複数の近距離無線機から店舗に関する情報を受信し
    た場合には、その複数の店舗の情報のうち、前記記憶さ
    れた店舗利用履歴若しくは、店舗情報提供履歴を参照し
    て、その複数の店舗の情報を受信した際の時間帯におい
    て利用頻度若しくは、提供頻度の高い店舗の情報を選定
    し前記利用者に提供することを特徴とする携帯無線端
    末。
  3. 【請求項3】 複数の店舗に設置された近距離無線機か
    ら放送された当該店舗に関する情報を受信し利用者に提
    供する携帯無線端末において、 当該携帯無線端末の利用者の個人情報を記憶する手段
    を、備え、 前記複数の近距離無線機から店舗に関する情報を受信し
    た場合には、その複数の店舗の情報のうち、前記記憶さ
    れた利用者の個人情報に応じた店舗の情報を選定し、前
    記利用者に提供することを特徴とする携帯無線端末。
  4. 【請求項4】 前記利用者の個人情報には、その利用者
    の年齢を含み、 前記複数の近距離無線機から店舗に関する情報を受信し
    た場合には、その複数の店舗の情報のうち、前記記憶さ
    れた利用者の年齢に応じた店舗の情報を選定し、前記利
    用者に提供することを特徴とする請求項3に記載の携帯
    無線端末。
  5. 【請求項5】 前記利用者の個人情報には、その利用者
    の性別を含み、 前記複数の近距離無線機から店舗に関する情報を受信し
    た場合には、その複数の店舗の情報のうち、前記記憶さ
    れた利用者の性別に応じた店舗の情報を選定し、前記利
    用者に提供することを特徴とする請求項3に記載の携帯
    無線端末。
  6. 【請求項6】 店舗に設置された近距離無線機から放送
    された当該店舗に関する情報を受信し利用者に提供する
    携帯無線端末において、 当該携帯無線端末の利用者の個人情報を記憶する手段
    を、備え、 前記近距離無線機から店舗に関する情報を受信した場合
    には、前記記憶された利用者の個人情報に応じた店舗の
    情報を選定し、前記利用者に提供することを特徴とする
    携帯無線端末。
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