JP2002196696A - 表示部付きスイッチ、及び電子機器 - Google Patents

表示部付きスイッチ、及び電子機器

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JP2002196696A
JP2002196696A JP2000397961A JP2000397961A JP2002196696A JP 2002196696 A JP2002196696 A JP 2002196696A JP 2000397961 A JP2000397961 A JP 2000397961A JP 2000397961 A JP2000397961 A JP 2000397961A JP 2002196696 A JP2002196696 A JP 2002196696A
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light
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性に優れた表示部付きスイッチを提供す
ること。 【解決手段】 キー機能などを表示するためのLCD表
示素子23と、LCD表示素子23の下方に配設された
バックライト用LED素子26とを備えた表示部付きス
イッチ20において、LCD表示素子23とLED素子
26との間に、透過率が10%〜90%の範囲内である
拡散シート22を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示部付きスイッ
チ、及び電子機器に関し、より詳細には、ボタンキーな
どの表面に表示を行うことのできる表示部付きスイッ
チ、該表示部付きスイッチを採用した電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化に伴い、電子機器の多
機能化が飛躍的に進んでいる。電子機器の多機能化が進
めば、これら各機能を操作するための操作キーなどが増
えるため、これら操作キーを配置するためのスペースを
電子機器に確保しなければならない。
【0003】ところが、電子機器のサイズについては小
型化が要求されており、操作キーを配置するスペースの
確保が難しくなってきている。そこで、キーの多機能化
が考えられるようになってきている。
【0004】図5は、従来におけるキーの多機能化が図
られた電子機器の要部を概略的に示したブロック図であ
る。図中1は操作装置を示しており、操作装置1にはC
Dモード、MDモード、AMラジオ受信モード、FMラ
ジオ受信モードそれぞれに機能モードを切り替えるため
の操作ボタン2〜5と、各機能モードに対応した操作指
示を行うための操作ボタンB1 〜B6 とを含んで構成さ
れている。
【0005】操作ボタンB1 〜B6 の左側には、ラジオ
受信モード時の機能表示が付され、また操作ボタンB1
〜B6 の右側には、CDモード時、MDモード時の機能
表示が付されている。ラジオ受信モード時では、操作ボ
タンB1 〜B4 はプリセット選局ボタンとして使用さ
れ、操作ボタンB5 、B6 は受信周波数をアップ又はダ
ウンするための操作ボタンとして使用される。
【0006】一方、CDモード時では、操作ボタンB3
はTITLE用の操作ボタンとして使用され、またCD
モード時、又はMDモード時では、操作ボタンB4 はS
CAN用の操作ボタンとして、操作ボタンB5 はREP
EAT用の操作ボタンとして、そして操作ボタンB6
RANDOM用の操作ボタンとして使用されるようにな
っている。
【0007】処理手段6は、操作装置1からの信号に基
づいて、各種処理を行うようになっており、例えば、操
作ボタン2〜5のいずれかが操作されると、その操作に
応じて、機能モードを切り替えるようになっている。
【0008】また処理手段6は、機能モードがCDモー
ドの時に、操作ボタンB4 が押下されるとCDのSCA
N制御を行うように、また機能モードがFMラジオの時
に、操作ボタンB3 が押下されると受信周波数をプリセ
ットされている周波数に切り替えるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、操作
キーの多機能化を図ることによって、配置すべき操作キ
ーの数を減らすことができるようになるが、今後ますま
す電子機器の多機能化が進むことは容易に予想されるた
め、更なる操作キーの削減が要求されるものと思われ
る。
【0010】そこで本発明者は、機能モードを切り替え
るためのキーとして、キーの表面に機能表示などを行う
ことのできる表示部付きスイッチを採用すれば良いこと
を見い出した。なお、詳細については、「課題を解決す
るための手段及びその効果」の項目、及び「実施の形
態」の項目で説明する。
【0011】図6は、従来の表示部付きスイッチの要部
を分解して示した斜視図である。図中11はボタンベー
スを示しており、ボタンベース11内にはLCD(Liqu
id Crystal Display)表示素子12が配設され、ボタン
ベース11の表面には透明のボタントップ13が配設さ
れている。
【0012】またLCD表示素子12の下方には拡散シ
ート14を挟んで、バックライト用LED(Light Emit
ting Diode)15が配設され、さらにボタンベース11
内にはボタントップ13の移動によって揺動する揺動機
構部(図示せず)と、該揺動機構部の揺動によって押圧
されるスイッチ16とが配設されている。
【0013】LCDは通常、電流印加時には透明部と非
透明部とができ、そのまま裏面から照明させると、光源
が直接に見え、光ムラが生じてしまうため、図6に示し
たように、従来の表示部付きスイッチでは、LCD表示
素子12の裏面に拡散シート14が配設されるようにな
っている。
【0014】ところが、LCD表示素子12の裏面に拡
散シート14を配設しただけでは、LCD表示素子12
の均一照明を十分に行うことができない場合があるとい
った問題があった。
【0015】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、視認性に優れた表示部付きスイッチ、及び該表示
部付きスイッチを採用した電子機器を提供することを目
的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る表示部付きスイッチ(1)
は、キー機能などを表示するための表示部材と、該表示
部材の下方に配設されたバックライト用発光部材とを備
えた表示部付きスイッチにおいて、前記表示部材と前記
発光部材との間に、透過率が10%〜90%の範囲内で
ある拡散部材が配設されていることを特徴としている。
【0017】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(2)は、上記表示部付きスイッチ(1)において、前
記拡散部材に、印刷色調整が施されていることを特徴と
している。
【0018】上記した表示部付きスイッチ(1)又は
(2)によれば、前記表示部材と前記発光部材との間
に、前記拡散部材が配設されているため、前記発光部材
から発せられる光を拡散させて、前記表示部材を均一に
照明することが可能となる。また、前記拡散部材の透過
率が、10%〜90%の範囲内であるため、前記表示部
材に対する照明の均一性の向上が図られると共に、照明
そのものの見映えを良くすることができる。さらに、上
記した表示部付きスイッチ(2)によれば、前記拡散部
材に、印刷色調整が施されているため、適切な透過率を
有した拡散部材が配設される。
【0019】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(3)は、キー機能などを表示するための表示部材と、
該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
とを備えた表示部付きスイッチにおいて、前記表示部材
と前記発光部材との間に、集光部材が配設されているこ
とを特徴としている。
【0020】上記した表示部付きスイッチ(3)によれ
ば、前記表示部材と前記発光部材との間に、前記集光部
材が配設されているため、前記発光部材の照明輝度を高
めることができる。従って、より一層視認性に優れた表
示部付きスイッチを実現することができる。
【0021】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(4)は、キー機能などを表示するための表示部材と、
該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
とを備えた表示部付きスイッチにおいて、前記表示部材
と前記発光部材との間に、反射部材が配設されているこ
とを特徴としている。
【0022】上記した表示部付きスイッチ(4)によれ
ば、前記表示部材と前記発光部材との間に、前記反射部
材が配設されているため、前記表示部材の表面側(すな
わち、上方面側)から入射した太陽光などを前記反射部
材で反射させることができる。この反射された光は、バ
ックライトから発せられる光と同じ効果を発揮すること
ができる。
【0023】従って、昼間、バックライト用発光部材か
らの照明だけでは、前記表示部材の表示が見づらくなる
ような場合であったとしても、太陽光などを反射させた
光をバックライトとして利用することができるため、前
記表示部材に表示される文字などのコントラストを上げ
て、前記表示部材の表示を見やすくすることができる。
【0024】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(5)は、キー機能などを表示するための表示部材と、
該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
とを備えた、表示部付きスイッチにおいて、前記表示部
材と前記発光部材との間に、一方の面側が拡散性を有
し、他方の面側が反射性を有した拡散兼反射部材が配設
されていることを特徴としている。
【0025】上記した表示部付きスイッチ(5)によれ
ば、前記表示部材と前記発光部材との間に、拡散性を有
した前記拡散兼反射部材が配設されているため、前記発
光部材から発せられる光を拡散させて、前記表示部材を
均一に照明することが可能となる。
【0026】また、前記表示部材と前記発光部材との間
に、反射性を有した前記拡散兼反射部材が配設されてい
るため、前記表示部材の表面側(すなわち、上方面側)
から入射した太陽光などを前記拡散兼反射部材で反射さ
せることができる。この反射された光は、バックライト
から発せられる光と同じ効果を発揮することができる。
【0027】従って、昼間、バックライト用発光部材か
らの照明だけでは、前記表示部材の表示が見づらくなる
ような場合であったとしても、太陽光などを反射させた
光をバックライトとして利用することができるため、前
記表示部材に表示される文字などのコントラストを上げ
て、前記表示部材の表示を見やすくすることができる。
【0028】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(6)は、上記表示部付きスイッチ(1)〜(5)のい
ずれかにおいて、前記拡散部材、前記集光部材、前記反
射部材、前記拡散兼反射部材のうちのいずれかが、前記
表示部材と一体形成されていることを特徴としている。
【0029】上記した表示部付きスイッチ(6)によれ
ば、前記拡散部材、前記集光部材、前記反射部材、前記
拡散兼反射部材が、前記表示部材と別体ではなく、一体
形成されている。
【0030】前記表示部材と前記拡散部材などとが別体
であると、前記表示部材の裏面に前記拡散部材などが配
置されるように、スイッチ全体の構成に工夫を施す必要
があるが、これら部材を一体形成することにより、前記
工夫の必要がなくなるため、スイッチ全体の構成や組み
立てを簡単なものにすることができる。
【0031】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(7)は、上記表示部付きスイッチ(1)〜(6)のい
ずれかにおいて、前記表示部材が、LCD表示素子であ
ることを特徴としている。
【0032】上記した表示部付きスイッチ(7)によれ
ば、前記表示部材が、LCD表示素子であるため、スイ
ッチの薄型化が図られる。またLCD表示素子は低電力
消費であり、低電圧動作であるため、長時間の駆動に耐
え得ることができると共に、小型化、簡素化の図られた
スイッチを実現することができる。
【0033】また本発明に係る表示部付きスイッチ
(8)は、上記表示部付きスイッチ(1)〜(7)のい
ずれかにおいて、前記発光部材が、LED素子であるこ
とを特徴としている。
【0034】上記した表示部付きスイッチ(8)によれ
ば、前記発光部材が、信頼性の高い小型の光源であるL
ED素子であるため、信頼性に優れると共に小型化の図
られたスイッチを実現することができる。
【0035】また本発明に係る電子機器(1)は、上記
表示部付きスイッチ(1)〜(8)のいずれかが採用さ
れたものであることを特徴としている。
【0036】上記した電子機器(1)によれば、大変視
認性に優れた表示部付きスイッチが採用されているた
め、より一層の多機能化が図られることはもちろんのこ
と、大変使い勝手の良い機器を実現することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示部付きス
イッチ、及び電子機器の実施の形態を図面に基づいて説
明する。
【0038】図1は、実施の形態(1)に係る表示部付
きスイッチ20の要部を分解して示した斜視図である。
図中21はボタンベースを示しており、ボタンベース2
1内には、印刷色調整が施された、透過率が10%〜9
0%の範囲内である拡散シート22が配設され、拡散シ
ート22の上にはLCD表示素子23が嵌め込まれてい
る。ここではLCD表示素子23の電気的接続に、フレ
キシブル基板28が採用されている。
【0039】LCD表示素子23の上には、目隠板24
が配設され、LCD表示素子23のシール部分が隠れる
ようになっている。また目隠板24の上には透明又は半
透明のボタントップ25が、拡散シート22と、LCD
表示素子23と、目隠板24とを固定するように、ボタ
ンベース21に嵌合されている。
【0040】またLCD表示素子23の下方には拡散シ
ート22を挟んで、バックライト用LED素子26が配
設され、さらにボタンベース21内にはボタントップ2
5の移動によって揺動する揺動機構部(図示せず)と、
該揺動機構部の揺動によって押圧されるスイッチ27と
が配設されている。
【0041】上記した実施の形態(1)に係る表示部付
きスイッチによれば、LCD表示素子23とLED素子
26との間に、拡散シート22が配設されているため、
LED素子26から発せられる光を拡散させて、LCD
表示素子23を均一に照明することが可能となる。ま
た、拡散シート22の透過率が、10%〜90%の範囲
内であるため、LCD表示素子23に対する照明の均一
性の向上が図られると共に、照明そのものの見映えを良
くすることができる。
【0042】次に実施の形態(2)に係る表示部付きス
イッチについて説明する。但し、実施の形態(2)に係
る表示部付きスイッチ20Aの構成については、拡散シ
ート22を除いて、図1に示した実施の形態(1)に係
る表示部付きスイッチと同様であるため、その部分の説
明をここでは省略する。
【0043】ボタンベース21内には、集光シート29
が配設され、集光シート29の上にはLCD表示素子2
3が嵌め込まれている。LCD表示素子23の上には、
目隠板24が配設され、目隠板24の上にはボタントッ
プ25が、集光シート29と、LCD表示素子23と、
目隠板24とを固定するように、ボタンベース21に嵌
合されている。またLCD表示素子23の下方には集光
シート29を挟んで、バックライト用LED素子26が
配設されている。
【0044】上記した実施の形態(2)に係る表示部付
きスイッチによれば、LCD表示素子23とLED素子
26との間に、集光シート29が配設されているため、
LED素子26の照明輝度を高めることができる。従っ
て、より一層視認性に優れた表示部付きスイッチを実現
することができる。
【0045】次に実施の形態(3)に係る表示部付きス
イッチについて説明する。但し、実施の形態(3)に係
る表示部付きスイッチ20Bの構成については、拡散シ
ート22を除いて、図1に示した実施の形態(1)に係
る表示部付きスイッチと同様であるため、その部分の説
明をここでは省略する。
【0046】ボタンベース21内には、反射シート30
が配設され、反射シート30の上にはLCD表示素子2
3が嵌め込まれている。LCD表示素子23の上には、
目隠板24が配設され、目隠板24の上にはボタントッ
プ25が、反射シート30と、LCD表示素子23と、
目隠板24とを固定するように、ボタンベース21に嵌
合されている。またLCD表示素子23の下方には反射
シート30を挟んで、バックライト用LED素子26が
配設されている。
【0047】上記した実施の形態(3)に係る表示部付
きスイッチによれば、LCD表示素子23とLED素子
26との間に、反射シート30が配設されているため、
LCD表示素子の表面側(すなわち、上方面側)から入
射した太陽光などを反射シート30で反射させることが
できる。この反射された光は、バックライトから発せら
れる光と同じ効果を発揮することができる。
【0048】従って、昼間、バックライト用のLED素
子26からの照明だけでは、LCD表示素子23の表示
が見づらくなるような場合であったとしても、太陽光な
どを反射させた光をバックライトとして利用することが
できるため、LCD表示素子23に表示される文字など
のコントラストを上げて、LCD表示素子23の表示を
見やすくすることができる。
【0049】次に実施の形態(4)に係る表示部付きス
イッチについて説明する。但し、実施の形態(4)に係
る表示部付きスイッチ20Cの構成については、拡散シ
ート22を除いて、図1に示した実施の形態(1)に係
る表示部付きスイッチと同様であるため、その部分の説
明をここでは省略する。
【0050】ボタンベース21内には、拡散兼反射シー
ト31が配設され、拡散兼反射シート31の上にはLC
D表示素子23が嵌め込まれている。図2は、拡散兼反
射シート31を模式的に示した拡大図である。表面31
aにはパール印刷が施され、裏面31bには白印刷が施
されている。因に、パール印刷とは、インクの種類で外
光を受けると、パールのような色調で反射する印刷工法
であり、白印刷とは、白色インクとメジウムとを配合し
た印刷工法であり、配合比を調整することで透過率を変
えることができる。
【0051】LCD表示素子23の上には、目隠板24
が配設され、目隠板24の上にはボタントップ25が、
拡散兼反射シート31と、LCD表示素子23と、目隠
板24とを固定するように、ボタンベース21に嵌合さ
れている。またLCD表示素子23の下方には拡散兼反
射シート31を挟んで、バックライト用LED素子26
が配設されている。
【0052】上記した実施の形態(4)に係る表示部付
きスイッチによれば、LCD表示素子23とLED素子
26との間に、拡散性を有した拡散兼反射シート31が
配設されているため、LED素子26から発せられる光
を拡散させて、LCD表示素子23を均一に照明するこ
とが可能となる。
【0053】また、LCD表示素子23とLED素子2
6との間に、反射性を有した拡散兼反射シート31が配
設されているため、LCD表示素子23の表面側(すな
わち、上方面側)から入射した太陽光などを拡散兼反射
シート31で反射させることができる。この反射された
光は、バックライトから発せられる光と同じ効果を発揮
することができる。
【0054】従って、昼間、バックライト用のLED素
子26からの照明だけでは、LCD表示素子23の表示
が見づらくなるような場合であったとしても、太陽光な
どを反射させた光をバックライトとして利用することが
できるため、LCD表示素子23に表示される文字など
のコントラストを上げて、LCD表示素子23の表示を
見やすくすることができる。
【0055】上記実施の形態(1)〜(4)に係る表示
部付きスイッチ20、20A〜20Cでは、拡散シート
22、集光シート29、反射シート30、拡散兼反射シ
ート31がLCD表示素子23とは別体で、ボタンベー
ス21内に嵌め込まれているが、別の実施の形態に係る
表示部付きスイッチでは、図3に示したように、LCD
表示素子23と拡散シート22などとを一体形成するよ
うにしても良い。
【0056】図4(a)は実施の形態(1)に係る電子
機器の要部を概略的に示したブロック図である。但し、
ここでは図5に示した電子機器と同様の構成部分につい
ては、同符号を付し、その説明を省略する。
【0057】図中41は操作装置を示しており、操作装
置41には機能モードをCDモード、MDモード、AM
ラジオ受信モード、FMラジオ受信モード、CDモード
の順番に機能モードを切り替えるためのボタントップ2
5を含む表示部付きスイッチ20(20A〜20C)
と、各機能モードに対応した操作指示を行うための操作
ボタンB1 〜B6 とを含んで構成されている。図4
(b)に表示部付きスイッチ20(20A〜20C)の
模式的正面図を示す。
【0058】処理手段42は、操作装置41からの信号
に基づいて、各種処理を行うようになっており、例え
ば、CDモードの時にボタントップ25が押下される
と、機能モードをMDモードに切り替えると共に、LC
D表示素子23に「MD」の文字を表示させるようにな
っており、またFMラジオ受信モードの時にボタントッ
プ25が押下されると、CDモードに切り替えると共
に、LCD表示素子23に「CD」の文字を表示させる
ようになっている。なお、2種類以上の文字などを表示
させる方法としては、2層以上のLCDを使用したり、
あるいはドットマトリクスLCDを使用する方法が挙げ
られる。
【0059】また処理手段42は、機能モードがCDモ
ードの時に、操作ボタンB4 が押下されるとCDのSC
AN制御を行うように、また機能モードがFMラジオの
時に、操作ボタンB3 が押下されると受信周波数をプリ
セットされている周波数に切り替えるようになってい
る。
【0060】上記した実施の形態(1)に係る電子機器
によれば、上記実施の形態(1)〜(4)に係る表示部
付きスイッチ20、20A〜20Cのうちのいずれかが
採用されているため、大変視認性に優れた表示部付きス
イッチが実現され、より一層の多機能化が図られること
はもちろんのこと、大変使い勝手の良い機器を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る表示部付きス
イッチの要部を分解した斜視図である。
【図2】実施の形態(4)に係る表示部付きスイッチに
おける拡散兼反射シートを模式的に示した拡大斜視図で
ある。
【図3】別の実施の形態に係る表示部付きスイッチにお
けるLCD表示素子と拡散シートとを模式的に示した拡
大斜視図である。
【図4】(a)は実施の形態(1)に係る電子機器の要
部を概略的に示したブロック図であり、(b)は実施の
形態(1)に係る電子機器に採用された表示部付きスイ
ッチを示した模式的正面図である。
【図5】従来における電子機器の要部を概略的に示した
ブロック図である。
【図6】従来における表示部付きスイッチの要部を分解
下斜視図である。
【符号の説明】
22 拡散シート 23 LCD表示素子 25 ボタントップ 26 LED素子 29 集光シート 30 反射シート 31 拡散兼反射シート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー機能などを表示するための表示部材
    と、 該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
    とを備えた表示部付きスイッチにおいて、 前記表示部材と前記発光部材との間に、透過率が10%
    〜90%の範囲内である拡散部材が配設されていること
    を特徴とする表示部付きスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記拡散部材に、印刷色調整が施されて
    いることを特徴とする請求項1記載の表示部付きスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 キー機能などを表示するための表示部材
    と、 該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
    とを備えた表示部付きスイッチにおいて、 前記表示部材と前記発光部材との間に、集光部材が配設
    されていることを特徴とする表示部付きスイッチ。
  4. 【請求項4】 キー機能などを表示するための表示部材
    と、 該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
    とを備えた表示部付きスイッチにおいて、 前記表示部材と前記発光部材との間に、反射部材が配設
    されていることを特徴とする表示部付きスイッチ。
  5. 【請求項5】 キー機能などを表示するための表示部材
    と、 該表示部材の下方に配設されたバックライト用発光部材
    とを備えた表示部付きスイッチにおいて、 前記表示部材と前記発光部材との間に、一方の面側が拡
    散性を有し、他方の面側が反射性を有した拡散兼反射部
    材が配設されていることを特徴とする表示部付きスイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 前記拡散部材、前記集光部材、前記反射
    部材、前記拡散兼反射部材のうちのいずれかが、前記表
    示部材と一体形成されていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかの項に記載の表示部付きスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記表示部材が、LCD(Liquid Cryst
    al Display)表示素子であることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかの項に記載の表示部付きスイッチ。
  8. 【請求項8】 前記発光部材が、LED(Light Emitti
    ng Diode)素子であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかの項に記載の表示部付きスイッチ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかの項に記載の表
    示部付きスイッチが採用されたものであることを特徴と
    する電子機器。
JP2000397961A 2000-12-27 2000-12-27 表示部付きスイッチ、及び電子機器 Pending JP2002196696A (ja)

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