JP2002196077A - 放射線測定装置 - Google Patents

放射線測定装置

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JP2002196077A JP2000393542A JP2000393542A JP2002196077A JP 2002196077 A JP2002196077 A JP 2002196077A JP 2000393542 A JP2000393542 A JP 2000393542A JP 2000393542 A JP2000393542 A JP 2000393542A JP 2002196077 A JP2002196077 A JP 2002196077A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検者と、食品等の試料とを対象とした放射
線測定が別個の装置を用いて行われる。 【解決手段】 遮蔽容器24の上部を開口可能とし、遮
蔽容器24の内部に放射線検出器26を配置する。遮蔽
容器24は椅子の下に配置される。被検者を対象とする
測定時には、入射開口40を形成する遮蔽容器24の上
端がコリメータとして機能する。試料を測定する際に
は、遮蔽容器24内の空間34に試料を格納した容器を
セットし、また入射開口40は放射線遮蔽材で構成され
た蓋で閉鎖される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線測定装置に
関し、特に、ホールボディカウンタ等の人体を対象とし
た放射線測定装置と、マテリアルカウンタ等の小物体の
試料を対象とした放射線測定装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体を測定対象とする放射線測定
装置としてホールボディカウンタが存在する。図9、図
10は従来のホールボディカウンタの模式図である。図
9は、体幹部を測定対象とするものを示しており、放射
線検出器2が被検者4の胸部に向けて配置され、体内の
40K等からの放射線が測定される。また図10は、甲状
腺を測定対象とするものを示しており、放射線検出器6
が被検者8の喉に向けて配置され、甲状腺に蓄積されや
すいヨウ素の放射性同位体やセシウムからの放射線が測
定される。これらのいずれの装置においても、放射線検
出器及び被検者を取り囲んで、鉛等で構成された放射線
遮蔽体10が配置され、周囲からのバックグラウンド放
射線の影響の軽減が図られる。
【0003】一方、食品、土などの放射線をモニタする
用途の放射線測定装置として、マテリアルカウンタが存
在する。マテリアルカウンタで測定される試料の体積は
比較的少量であるため、試料と放射線検出器とを放射線
遮蔽体で構成された容器内に格納して、外界からのバッ
クグラウンド放射線の影響の排除が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホールボディカ
ウンタは、遮蔽体が大きくなり、また装置が大きくなる
という問題点があった。また、従来、人体を測定する目
的と比較的小さな試料を測定する目的とでは、マテリア
ルカウンタとホールボディカウンタとを別個に必要と
し、大きな設置スペースが必要となると共に、装置の合
計コストが高くなるといった問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、ホールボディカウンタ及びマテリアルカウ
ンタのそれぞれの機能を備えると共に遮蔽体の所要量が
低減された放射線測定装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放射線測定
装置は、放射線検出器と、人体測定時における人体から
の放射線を受け入れる入射開口を有し、前記放射線検出
器を収容した遮蔽容器と、試料測定時において前記遮蔽
容器内に試料を保持する試料保持部材と、前記試料測定
時に前記入射開口を閉鎖する閉鎖部材と、を有するもの
である。
【0007】本発明によれば、人体測定時には、遮蔽容
器の外部に存在する人体から発せられる放射線が入射開
口を経由して遮蔽容器内に入射し、放射線検出器により
検知される。放射線検出器は、入射開口以外の方向、す
なわち人体に向いていない方向に対しては、基本的にバ
ックグラウンド放射線から遮蔽される。すなわち、入射
開口は人体からの放射線のみを基本的に受け入れるコリ
メータとして機能する。遮蔽容器によって他方向からの
バックグラウンド放射線が遮蔽されることにより、測定
対象である人体を含んだ大きな空間を遮蔽体で囲わなく
ても、精度の良い測定が可能となる。一方、食品等の試
料からの放射線をモニタするマテリアルカウンタとして
利用する場合には、遮蔽容器内の空間に置かれる試料保
持部材に試料をセットして測定を行う。この際、入射開
口は閉鎖部材で閉じられ、外部からの放射線の入射が防
止される。これにより試料からの放射線を精度良く測定
することができる。
【0008】本発明に係る放射線測定装置においては、
前記遮蔽容器が、前記試料保持部材を前記入射開口とは
異なる方向へ引き出せるように構成される。
【0009】本発明によれば、入射開口以外の遮蔽容器
の一部が開閉し、その開口を通して試料保持部材が遮蔽
容器に出し入れされる。装置の入射開口側には人体に当
接するための部材が配置され得る。本発明では、当該部
材を取り外すことなく、人体測定用及び試料測定用の相
互に装置構成を切り換えることが容易となる。
【0010】本発明に係る放射線測定装置は、放射線検
出器と、前記放射線検出器を収容した遮蔽容器と、前記
遮蔽容器内に試料を保持する試料保持部材とを有し、前
記遮蔽容器は、前記試料保持部材を外部へ引き出し可能
とする開閉部を有するものである。
【0011】本発明によれば、遮蔽容器の一部である開
閉部が開閉し、その開口を通して試料保持部材が遮蔽容
器に出し入れされ、これにより試料のセットが容易とな
る。開閉される遮蔽容器の一部は、試料保持部材と共に
引き出されるように構成することもできるし、扉を構成
して、当該扉を開いて試料保持部材を出し入れするよう
に構成することもできる。
【0012】本発明の好適な態様に係る放射線測定装置
は、前記開閉部を直線的に引き出し可能に支持するガイ
ド機構を有し、前記開閉部は、前記試料保持部材と共に
直線的に外部へ引き出される。本発明の他の好適な態様
に係る放射線測定装置は、前記遮蔽容器の壁面に設けら
れ、前記開閉部を回転可能に支持する支軸を有し、前記
開閉部は、前記試料保持部材と共に前記支軸の周りに回
転して外部へ引き出される。一般に遮蔽容器は比較的重
量の大きい材料で構成され、その一部である開閉部も重
くなり得る。これら態様では、開閉部はガイド機構又は
支軸により支持されるので、開閉部の開閉動作がスムー
ズに行われる。
【0013】本発明に係る放射線測定装置においては、
前記遮蔽容器の前記開閉部が、水平方向に開閉可能に構
成される。
【0014】本発明によれば、開閉部の開閉動作におい
て、開閉部の比較的大きな重量を支える必要がなくな
り、当該開閉動作が容易となる。
【0015】本発明の好適な態様は、前記閉鎖部材が、
着脱自在又はスライド可能な蓋である放射線測定装置で
ある。
【0016】本発明に係る放射線測定装置は、測定対象
に応じた当該装置の構成状態の切り換えを検知するセン
サと、前記構成状態に応じて、前記放射線検出器の出力
に対する演算処理を切り換える出力処理部とを有する。
【0017】例えば、放射線検出器の出力特性は、測定
対象とする核種に応じて異なる。本発明によれば、閉鎖
部材による入射開口の開閉状態や試料保持部材のセット
の有無などの装置の構成状態に応じて、例えば、人体と
その他試料とで測定対象とする核種が異なる場合におい
て必要となる演算処理が自動的に切り換えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]次に、本発明の
実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図
2は、本発明の第1の実施形態である放射線測定装置の
模式的な縦断面図である。本装置は、人体からの放射線
を測定対象としたホールボディカウンタと、食品等の試
料からの放射線を測定対象としたマテリアルカウンタと
の両機能を兼ね備える。図1は、ホールボディカウンタ
として使用時の断面図であり、図2はマテリアルカウン
タとして使用時の断面図である。本装置は、ホールボデ
ィカウンタとしては、例えば体内に含まれる40Kを測定
するために使用されるものであり、被検者の臀部及び大
腿部の残留放射能を測定する。そのため、本装置の全体
形状は被検者20が腰掛けることができる椅子型に構成
され、その座面クッション22の下に鉛等の遮蔽材で作
られた遮蔽容器24とこれに収容された放射線検出器2
6とが配置される。遮蔽容器24は例えば円筒形状を有
する。放射線検出器26は、例えばNaIシンチレーシ
ョンカウンタであり、NaIシンチレータ30と光電子
増倍管32とを含んで構成される。光電子増倍管32は
上方を向いて配置され、NaIシンチレータ30は光電
子増倍管32の受光面の上面に配置される。遮蔽容器2
4内にはNaIシンチレータ30の上方に空間34が設
けられる。
【0019】ホールボディカウンタとして利用時には、
図1に示すように遮蔽容器24の上面は、被検者20か
らの放射線を受け入れる入射開口40とされる。すなわ
ち、この場合には遮蔽容器24の上面は遮蔽材で覆われ
ない。また、空間34は空いたままとされる。ホールボ
ディカウンタとしての使用時には、入射開口を形成する
遮蔽容器24の上端部は、放射線検出器26に対するコ
リメータとして機能する。すなわち、放射線検出器26
により計測される外界からの放射線は、NaIシンチレ
ータ30から入射開口40を介して臨むことができる立
体角範囲に限定される。この立体角は、入射開口40の
大きさ及び形状とNaIシンチレータ30の遮蔽容器2
4内での位置とに依存する。空間34の高さが高くNa
Iシンチレータ30が入射開口40から奥まった位置に
配置されるほど、立体角は狭くなる。本装置では、被検
者20の測定対象部位が当該立体角内に含まれ、かつで
きるだけ当該立体角を狭めて被検者20以外からの放射
線が測定されないように、入射開口40の位置・形状、
入射開口に対するNaIシンチレータ30の位置等に関
する幾何学的条件が設定される。
【0020】一方、マテリアルカウンタとして利用時に
は図2に示されるように、座面クッション22が取り外
され、試料を格納される試料容器42や試料を載置され
る試料トレイが試料保持部材として空間34に格納され
る。遮蔽容器24の上面の入射開口40は放射線を遮蔽
する閉鎖部材である蓋50で閉じられ、外来γ線といっ
たバックグラウンド放射線から遮蔽された状態で、内部
に格納された試料からの放射線測定が行われる。
【0021】ここで、ホールボディカウンタとしての測
定対象核種と、マテリアルカウンタとしての測定対象核
種とは一般的には異なり得る。放射線検出器26の出力
特性は測定対象とする核種に応じて異なる。また、放射
線検出器26により得られる測定値をどのように処理し
利用するかも両カウンタで異なり得る。そこで本装置
は、ホールボディカウンタとして利用時及びマテリアル
カウンタとして利用時の相互の装置構成の違いを検知す
るセンサ(図示せず)と、放射線検出器26の出力を演
算処理する処理部(図示せず)とを備える。
【0022】例えば、センサは、蓋50が遮蔽容器24
に取り付けられているか、遮蔽容器24から取り外され
ているかを検知する。センサの検知結果は、処理部に入
力される。処理部はセンサの検知結果に応じて、放射線
検出器26の出力に対して、ホールボディカウンタ用処
理とマテリアルカウンタ用処理とのいずれかを自動選択
して実行する。例えば、処理部はセンサの検知結果に応
じて、核種毎にあらかじめ測定され記憶部(図示せず)
に格納された基準測定結果を選択して処理に利用する。
【0023】[実施の形態2]図3から図5は本発明の
第2の実施形態である放射線測定装置の模式的な縦断面
図である。本装置は第1の実施形態と同様、人体からの
放射線を測定対象としたホールボディカウンタと、食品
等の試料からの放射線を測定対象としたマテリアルカウ
ンタとの両機能を兼ね備えるものであり、同一の機能を
有する構成要素には同一の符号を付し、説明の簡略化を
図る。図3はホールボディカウンタとして使用時の構成
を示す断面図であり、図4はマテリアルカウンタとして
使用時において試料をセットする際の構成を示す断面図
であり、また図5はマテリアルカウンタとして試料を測
定する際の構成を示す断面図である。
【0024】遮蔽容器60は、上記第1の実施形態にお
ける遮蔽容器24に相当するものであり、内部には放射
線検出器26が配置されると共に、マテリアルカウンタ
として利用する際には、試料保持部材である試料容器4
2も内部に格納することができる。遮蔽容器60の一部
であって試料容器42を格納する位置の遮蔽壁62は遮
蔽容器60の他の遮蔽壁部分とは別体に構成されてい
る。図4に示すように遮蔽壁62は水平方向にスライド
され引き出すことが可能である。また、遮蔽容器60の
入射開口を閉鎖する閉鎖部材64が、図3に示すように
椅子の後方へスライド可能に構成される。
【0025】図6は本装置を前方から見た模式図であ
る。本装置には引き出し70が設けられる。図7は、引
き出し70の模式的な斜視図である。引き出し70は、
椅子の下部に設けられたスロットに挿入され収容される
と共に、このスロットによりガイドされて直線的に出し
入れすることができる。引き出し70には遮蔽壁62が
格納され、引き出し70を前方に引き出すと、それに連
動して遮蔽壁62も前方へスライドする。
【0026】ホールボディカウンタとして利用する際に
は、図3に示すように、閉鎖部材64が椅子の後方側へ
スライドされて遮蔽容器60の上面が開放され、被検者
20からの放射線を受け入れる入射開口40が形成され
る。なお、椅子の後方へスライドさせることとしたの
は、図3に示す例では椅子の前方に閉鎖部材が突出する
と椅子に腰掛ける被検者の邪魔になり得ることを考慮し
たものである。なお、閉鎖部材は、他の方向へ引き出す
ように構成することもできる。
【0027】このように、本装置では、椅子の座面クッ
ション22は取り外さずに、閉鎖部材64を移動させる
ことができる点で、入射開口40を設ける作業が容易で
ある。さらに、閉鎖部材64は鉛で構成され比較的重い
ものであるが、これを持ち上げずに水平方向にスライド
移動させる方式である点でも作業者の負担が軽減され
る。
【0028】マテリアルカウンタとして利用する際に
は、図4に示すように、閉鎖部材64で遮蔽容器60の
上面の入射開口を閉じ、外部からの放射線を遮蔽した状
態で試料からの放射線測定が行われる。
【0029】試料は試料容器42に入れられ、この試料
容器42が遮蔽容器60内の空間34にセットされる。
試料容器42を空間34にセットする際や空間34から
取り出す場合には、引き出し70をスライドさせて遮蔽
壁62を椅子の前方に引き出し、また測定を行う際に
は、引き出し70を押し戻して遮蔽壁62を遮蔽容器6
0の他の部分に組合せることにより遮蔽容器60が形成
され、セットされた試料が外部放射線から遮蔽される。
この構成により、本装置では試料容器42の着脱、試料
の装填・交換といった作業が、遮蔽容器60上部の閉鎖
部材64や座面クッション22を取り外すことなくで
き、作業が容易となる。
【0030】[実施の形態3]図8は本発明の第3の実
施形態である放射線測定装置に用いられる遮蔽容器80
の模式的な斜視図である。遮蔽容器80は、上記第1、
第2の実施形態における遮蔽容器24,60に相当する
ものであり、椅子の下部に配置され、内部には放射線検
出器26が配置されると共に、マテリアルカウンタとし
て利用する際には、試料保持部材である試料容器42も
内部に格納することができる。
【0031】遮蔽容器80の一部であって試料容器42
を格納する位置の遮蔽壁62は遮蔽容器80の他の遮蔽
壁部分とは別体に構成されている。図8に示すように遮
蔽壁62は、遮蔽容器80の側面に設けられた支軸84
によって回転可能に支持される。
【0032】ホールボディカウンタ、マテリアルカウン
タのいずれに利用する場合にも、遮蔽壁62は遮蔽容器
80の他の部分と組み合わされて、一体の遮蔽容器80
を構成する。遮蔽壁62はマテリアルカウンタとしての
利用時において試料容器42をセットする際に、支軸8
4の周りに回転されて外部に引き出される。なお、ホー
ルボディカウンタとして利用する際には、蓋50等の閉
鎖部材が取り外されて遮蔽容器80の上部に入射開口が
設けられ、椅子に腰掛けた被検者からの放射線が測定さ
れる。一方、マテリアルカウンタとして利用する際に
は、閉鎖部材によって遮蔽容器80の上面の入射開口が
閉じられ、外部からの放射線を遮蔽した状態で試料から
の放射線測定が行われる。
【0033】
【発明の効果】本発明の放射線測定装置によれば、ホー
ルボディカウンタとマテリアルカウンタとに兼用が可能
となり、それぞれを別個に設ける場合に比べ、設置スペ
ースが少なくなり、またコストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である放射線測定装
置のホールボディカウンタとして利用時の模式的な縦断
面図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態である放射線測定装
置のマテリアルカウンタとして利用時の模式的な縦断面
図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態である放射線測定装
置のホールボディカウンタとして使用時の構成を示す模
式的な縦断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態である放射線測定装
置のマテリアルカウンタとして使用時において試料をセ
ットする際の構成を示す模式的な縦断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態である放射線測定装
置のマテリアルカウンタとして試料を測定する際の構成
を示す模式的な縦断面図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態である放射線測定装
置を前方から見た模式図である。
【図7】 引き出しの模式的な斜視図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態である放射線測定装
置に用いられる遮蔽容器の模式的な斜視図である。
【図9】 従来の体幹部を測定対象とするホールボディ
カウンタの模式図である。
【図10】 従来の甲状腺を測定対象とするホールボデ
ィカウンタの模式図である。
【符号の説明】
22 座面クッション、24,60,80 遮蔽容器、
26 放射線検出器、30 NaIシンチレータ、32
光電子増倍管、40 入射開口、42 試料容器、5
0 蓋、62 遮蔽壁、64 閉鎖部材、70 引き出
し、84 支軸。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線検出器と、 人体測定時における人体からの放射線を受け入れる入射
    開口を有し、前記放射線検出器を収容した遮蔽容器と、 試料測定時において前記遮蔽容器内に試料を保持する試
    料保持部材と、 前記試料測定時に前記入射開口を閉鎖する閉鎖部材と、 を有することを特徴とする放射線測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放射線測定装置におい
    て、 前記遮蔽容器は、前記試料保持部材を前記入射開口とは
    異なる方向へ引き出し可能とする開閉部を有することを
    特徴とする放射線測定装置。
  3. 【請求項3】 放射線検出器と、 前記放射線検出器を収容した遮蔽容器と、 前記遮蔽容器内に試料を保持する試料保持部材と、 を有し、 前記遮蔽容器は、前記試料保持部材を外部へ引き出し可
    能とする開閉部を有すること、 を特徴とする放射線測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の放射線測
    定装置において、 前記開閉部を直線的に引き出し可能に支持するガイド機
    構を有し、 前記開閉部は、前記試料保持部材と共に直線的に外部へ
    引き出されること、 を特徴とする放射線測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載の放射線測
    定装置において、 前記遮蔽容器の壁面に設けられ、前記開閉部を回転可能
    に支持する支軸を有し、 前記開閉部は、前記試料保持部材と共に前記支軸の周り
    に回転して外部へ引き出されること、 を特徴とする放射線測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5のいずれかに記載
    の放射線測定装置において、 前記遮蔽容器の前記開閉部は、水平方向に開閉可能に構
    成されることを特徴とする放射線測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の放射線測定装置におい
    て、 前記閉鎖部材は、着脱自在又はスライド可能な蓋である
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の放射線測定装置におい
    て、 測定対象に応じた当該装置の構成状態の切り換えを検知
    するセンサと、 前記構成状態に応じて、前記放射線検出器の出力に対す
    る演算処理を切り換える出力処理部と、 を有することを特徴とする放射線測定装置。
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