JP2002195861A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2002195861A JP2000394125A JP2000394125A JP2002195861A JP 2002195861 A JP2002195861 A JP 2002195861A JP 2000394125 A JP2000394125 A JP 2000394125A JP 2000394125 A JP2000394125 A JP 2000394125A JP 2002195861 A JP2002195861 A JP 2002195861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁流量計における流体の流量信号を生成する
測定電極の絶縁劣化現象を配管から取り外さなくとも診
断できるようにした電磁流量計を提供する。 【解決手段】測定流体中に臨ませて配設した複数の測定
電極と、該複数の測定電極で検出したそれぞれの流量信
号の差を信号処理して測定流量値を生成する信号変換部
とからなる電磁流量計であって、複数の測定電極で検出
した流量信号のそれぞれを入力して信号処理し、それぞ
れの規格化された流量値に変換する手段と、この規格化
されたそれぞれの流量値に基づいて複数の測定電極の絶
縁劣化を検出する手段とを備えたことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計に関
し、詳しくは流体を測定する測定電極に発生する絶縁劣
化を配管から取り外さないで診断できるようにした電磁
流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における電磁流量計は、図3に
示すように、配管に取り付けて流量信号を検出する検出
部1と、検出した流量信号から流量値を生成する信号変
換部20とから構成されている。
【0003】検出部1は、流体を流すことができる金属
性のパイプ2と、このパイプ2の内面を絶縁するライニ
ング3と、パイプ2の外側に配置され、磁界を発生させ
るための一対のコイル4と、パイプ2内に自由端部側が
臨んだ状態で配置し、且つ流量信号を検出することがで
きる一対の測定電極5、6と、パイプ2内であって一対
の測定電極5、6のそれぞれから同等位置に配置し、且
つ流量信号を測定するための基準電位となるアース電極
7とから構成されている。
【0004】一対の測定電極5、6は、その自由端部側
がパイプ2内を流れる流体と接液して第1及び第2の流
量信号esa、esbを検出する構成になっており、そ
の基端部側は流体が漏れないようにシールされていると
共に金属性パイプ2からも絶縁された構造となってい
る。
【0005】信号変換部20は、一対の測定電極5,6
で検出した第1及び第2の流量信号esa、esbを入
力して増幅する第1及び第2の入力増幅器21、22
と、この第1及び第2の入力増幅器21、22の出力信
号を入力し、その差を検出する差動増幅器23と、差動
増幅器23で得られた信号の高周波成分を透過させるハ
イパスフイルタ24と、ハイパスフイルタ24を透過し
た透過信号成分をデジタル信号に変換するA/D変換器
25と、このデジタル信号を入力し演算処理して流量値
を生成するCPU26と、実行プログラムを格納するR
OM27と、CPU26で演算するために必要な一時的
なデータを格納するRAM28と、スパン及び口径等の
設定値を格納するEEPROM29と、電流出力部40
と、規格化された信号を出力するパルス出力部41と、
CPU26からの制御信号を受けて一対のコイル4に印
加する励磁電流を制御及び供給する励磁回路30とから
構成されている。
【0006】このような構成の電磁流量計において、内
面が絶縁されたパイプ2の内径D、パイプ2内を流れる
流体の平均速度v、これに直交する向きに印加する磁界
の磁束密度Bとすると、流量信号は次の式、流量信号e
s=kBvD(kは定数)を得ることができ、流れ方向
と磁界の向きの両方に直交する向きに発生する。
【0007】一対の測定電極5、6により検出された第
1及び第2の流量信号esa、esbは、十分な入力イ
ンピーダンスを持った第1及び第2の入力増幅器21、
22に各々入力し、その出力は差動増幅器23に入力さ
れコモンモードノイズが除去され、更に、ハイパスフイ
ルタ24に入力され直流成分が除去される。このように
各種のノイズが流量信号から除去された後に、A/D変
換器25に入力されデジタル値に変換され、CPU26
により流量値が生成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明した電磁流量計においては、パイプ内の過大圧
による流体の漏れや、硝酸、フッ酸等の透過性ガスがラ
イニングを透過後、再液化することにより測定電極と金
属パイプとの間の絶縁が劣化するという問題がある。
【0009】具体的に示せば、図3に示した測定電極と
第1及び第2の増幅器21、22との間における等価回
路は、図4に示すように、流量信号esと第1及び第2
の増幅器21、22への入力信号einとの関係で示す
ことができ、それは、入力信号ein:[es・r1/
(r1+Rs)]となる。絶縁抵抗r1が小さくなる
と、入力信号ein<流量信号esとなり、スパン誤差
が生じることになる。この絶縁劣化の有無を確認するた
めに、配管に取り付けてある検出部1を取り外して、一
対の測定電極5、6とアース電極7が設置されるパイプ
2の内面を完全に乾燥させて絶縁抵抗計で電極部5、6
の絶縁を良否を判定しているが、その外す作業が結構面
倒で且つ時間がかかるという問題がある。
【0010】従って、測定流体を検出する検出部1をパ
イプ2から取り外さないで、その絶縁劣化を診断できる
と共に、流量測定中にも測定電極の絶縁劣化の有無を診
断することができる電磁流量計に解決しなければならな
い課題を有する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電磁流量計は、次に示す構成にするこ
とである。
【0012】(1)測定流体中に臨ませて配設した複数
の測定電極と、該複数の測定電極で検出したそれぞれの
流量信号の差を信号処理して流量値を生成する信号変換
部とからなる電磁流量計であって、前記複数の測定電極
で検出した流量信号のそれぞれを入力して信号処理し、
それぞれの規格化された流量値に変換する手段と、該規
格化されたそれぞれの流量値に基づいて前記複数の測定
電極の絶縁劣化を検出する手段とを備えたことを特徴と
する電磁流量計。 (2)前記絶縁劣化を検出する手段は、前記複数の測定
電極で検出した流量信号を信号処理して得られたそれぞ
れの流量値を積算した値により測定電極の絶縁劣化を検
出するようにしたことを特徴とする(1)に記載の電磁
流量計。 (3)前記絶縁劣化を検出する手段は、前記複数の測定
電極で検出した流量信号を信号処理して得られたそれぞ
れの流量値を比較して相対誤差を求め、該相対誤差が予
め定めてある所定値を超えたときに絶縁劣化が生じてい
る判断するようにしたことを特徴とする(1)に記載の
電磁流量計。 (4)前記絶縁劣化の検出は、報知できるようにしたこ
とを特徴とする(1)、(2)又は(3)に記載の電磁
流量計。 (5)前記複数の測定電極は、一対以上の測定電極であ
ることを特徴とする(1)、(2)、(3)又は(4)
に記載の電磁流量計。
【0013】このように、複数の測定電極で検出した流
量信号のそれぞれを信号処理して流量値を算出し、その
算出したそれぞれの流量値の相対誤差から測定電極の絶
縁劣化を検出するようにしたことにより、流体を測定中
においても、測定電極の絶縁劣化現象を診断することが
できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る電磁流量計の
実施形態について、図1を参照して説明する。尚、従来
技術で説明したものに関しては同一符号を付与して説明
する。
【0015】本願発明の第1の実施形態における電磁流
量計は、流体の流量信号を検出する検出部1と、検出し
た流量信号から信号処理して流量値を算出すること及び
各測定電極で検出した流量信号のそれぞれから、各流量
値を生成して測定電極の絶縁劣化の診断を行う信号変換
部20とから構成されている。
【0016】検出部1は、流体を流すことができる金属
性のパイプ2と、このパイプ2の内面を絶縁するライニ
ング3と、パイプ2の外側に配置され、磁界を発生させ
るための一対のコイル4と、パイプ2内に自由端部側が
臨んだ状態で配置して流量信号を検出するための一対の
測定電極5、6と、一対の測定電極5、6のそれぞれと
から同等距離位置に配置し、且つ流量信号を検出するた
めの基準電位となるアース電極7とから構成されてい
る。
【0017】一対の測定電極5、6は、その自由端部側
が流体と接液して第1の流量信号esa、第2の流量信
号esaを検出する構成になっており、その基端部側は
流体が検出部本体に侵入しないようにシールされている
と共に金属性パイプ2からも絶縁された構造となってい
る。
【0018】信号変換部20は、第1及び第2の流量信
号esa、esbを入力して増幅する第1及び第2の入
力増幅器21、22と、この第1及び第2の入力増幅器
21、22の出力信号を入力し、その差を検出する差動
増幅器23と、差動増幅器23で得られた信号の直流成
分を透過させるハイパスフイルタ24と、ハイパスフイ
ルタ24を透過した透過信号成分をデジタル信号に変換
するA/D変換器25と、第1の流量信号esaを入力
する第1の入力増幅器21からの信号を入力して直流成
分を除去する第1のハイパスフィルタ31と、この第1
のハイパスフィルタ31からの信号をデイジタル値に変
換する第1のA/D変換器32と、第2の流量信号es
bを入力する第2の入力増幅器22からの信号を入力し
て高周波成分を除去すると第2のハイパスフィルタ33
と、この第2のハイパスフィルタ33からの信号をデイ
ジタル値に変換する第2のA/D変換器34と、A/D
変換器25並びに第1のA/D変換器32並びに第2の
A/D変換器34からのデジタル信号を入力して演算処
理して流量値、及び第1及び第2の流量値を生成するC
PU26と、実行プログラムを格納するROM27と、
CPU26で演算するために必要な一時的なデータを格
納するRAM28と、スパン及び口径等の設定値を格納
するEEPROM29と、電流出力部40と、規格化さ
れた信号を出力するパルス出力部41と、CPU26か
らの制御信号を受けてコイル4に印加する励磁電流の制
御及び供給をする励磁回路30とから構成されている。
【0019】このような構成からなる電磁流量計におい
て、先ず、流量を測定する際に、検出部1の一対の測定
電極5、6からの第1及び第2流量信号esa、esb
から流量信号の大きさes(=esa−esb)を求め
て実流校正を行い、固体差を補正するための補正定数値
を求める。同時に、この実流校正時において、一対の測
定電極5、6のそれぞれで検出された第1及び第2の流
量信号esa、esbについても同様に補正する第1及
び第2の補正定数値を求めておく。これらの補正定数値
並びに第1及び第2の補正定数値はEEPROM29に
格納しておく。これらのEEPROM29に格納されて
いる補正定数値並びに第1及び第2の補正定数値は、C
PU26により正しい出力を得るための流量演算を行う
ときに使用される。ここで、この測定した第1及び第2
の流量信号esa、esbの大きさはほぼ同じであり、
その極性は逆になっているが、CPU26での演算処理
においては符号の違いは無視することができるため、そ
の大きさのみを持って比較するようにすればよい。
【0020】次に、実際の流体を測定する。この場合、
第1及び第2の測定電極5、6からの第1及び第2の流
量信号esa、esbの差から得られた信号をデジタル
値にし、そのデジタル値に補正定数値を加味して演算処
理して規格化された測定流量値を得る。同時に、第1及
び第2の測定電極5、6で得られた第1及び第2の流量
信号esa、esbは、それぞれがノイズ等を消去した
デイジタル値に変換され、EEPROM29に格納され
ている第1及び第2の補正定数値を加味して演算処理
し、第1及び第2の測定流量値を算出する。このように
して得られた第1及び第2の測定流量値の相対誤差を算
出し、その値が所定の値以上になった時は、第1及び第
2の測定電極5、6の何れか又は両者の絶縁劣化が生じ
ているものと診断することができる。この診断は、1回
ではなく、積算して行うようにして、確実な絶縁劣化の
現象を診断することができる。
【0021】この診断の結果は、デイスプレイ等に表示
してもよく、又はブザー等で知らせるようにした報知手
段を備えることによって、その診断結果をいち早く知ら
せ又は知ることができる。
【0022】次に、本発明に係る第2の実施形態の電磁
流量計について、図2を参照して説明する。
【0023】本願発明の第2の実施形態における電磁流
量計は、流体の流量信号を検出する検出部1と、検出し
た流量信号から各測定電極の第1及び第2の流量値を生
成すると共に流量値を算出する信号変換部20とから構
成されている。
【0024】検出部1は、流体を流すことができる金属
性のパイプ2と、このパイプ2の内面を絶縁するライニ
ング3と、パイプ2の外側に配置され、磁界を発生させ
るための一対のコイル4と、パイプ2内に自由端部側が
臨んだ状態で配置して流量信号を検出するための一対の
測定電極5、6と、一対の測定電極5、6のそれぞれと
から同等距離位置に配置し、且つ流量信号を検出するた
めの基準電位となるアース電極7とから構成されてい
る。
【0025】一対の測定電極5、6は、その自由端部側
が流体と接液して第1の流量信号esa、第2の流量信
号esaを検出する構成になっており、基端部側は流体
が検出器本体に侵入しないようにシールされていると共
に金属性パイプ2からも絶縁された構造となっている。
【0026】信号変換部20は、第1及び第2の流量信
号esa、esbを入力して増幅する第1及び第2の入
力増幅器21、22と、この第1の入力増幅器21から
の信号を入力して直流成分を除去する第1のハイパスフ
ィルタ31と、この第1のハイパスフィルタ31からの
信号をデイジタル値に変換する第1のA/D変換器32
と、第2の入力増幅器22からの信号を入力して直流成
分を除去する第2のハイパスフィルタ33と、この第2
のハイパスフィルタ33からの信号をデイジタル値に変
換する第2のA/D変換器34と、第1のA/D変換器
32及び第2のA/D変換器34からのデジタル信号を
入力して演算処理して第1及び第2の流量値を生成する
CPU26と、実行プログラムを格納するROM27
と、CPU26で演算するために必要な一時的なデータ
を格納するRAM28と、スパン及び口径等の設定値を
格納するEEPROM29と、電流出力部40と、パル
ス出力部41と、CPU26からの制御信号を受けてコ
イル4に印加する励磁電流の制御及び供給をする励磁回
路30とから構成されている。
【0027】このような構成からなる電磁流量計におい
て、先ず、流量を測定する際に、実流校正を行う。即
ち、一対の測定電極5、6のそれぞれで検出された第1
及び第2の流量信号esa、esbについて補正する第
1及び第2の補正定数値を求めておく。これらの第1及
び第2の補正定数値はEEPROM29に格納してお
く。これらのEEPROM29に格納されている第1及
び第2の補正定数値は、CPU26により正しい出力を
得るために流量演算を行うときに使用される。ここで、
第1の実施形態と同様に測定した第1及び第2の流量信
号esa、esbの大きさはほぼ同じであり、その極性
は逆になっているが、CPU26での演算処理において
は符号の違いは無視することができるため、その大きさ
のみを持って比較するようにすればよい。
【0028】次に、実際の流体を測定する。この場合、
一対の測定電極5、6で得られた第1及び第2の流量信
号esa、esbは、それぞれがノイズ等を消去したデ
イジタル値に変換され、EEPROM29に格納されて
いる第1及び第2の補正定数値を加味して演算処理し、
第1及び第2の測定流量値を算出する。この第1及び第
2の測定流量値の差から流量値を算出する。又、この得
られた第1及び第2の測定流量値の相対誤差の値が所定
の値以上になった時は、一対の測定電極5、6の何れか
又は両者の絶縁劣化が生じているものと診断することが
できる。この診断は、1回ではなく、積算して行うよう
にすることにより、確実な絶縁劣化の現象を診断するこ
とができる。
【0029】この診断の結果は、デイスプレイ等に表示
してもよく、又はブザー等で知らせるようにした報知手
段を備えることによって、その診断結果をいち早く知る
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る電
磁流量計は、複数の測定電極からの流量信号に基いて測
定流量値を得ると同時に、当該測定電極のそれぞれの流
量信号を個別にデジタル値にして、その相対誤差の値か
ら測定電極の絶縁劣化を検出するようにしたことによっ
て、測定電極を含む検出部分を取り外す等しないで、測
定電極の絶縁劣化現象が診断できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の電磁流量計のブロック図である。
【図2】本願発明の電磁流量計の変形例を示したブロッ
ク図である。
【図3】従来技術における電磁流量計のブロック図であ
る。
【図4】図3における検出部と流量信号を入力する増幅
部との間の等価回路である。
【符号の説明】
1 検出部 2 パイプ 3 ライニング 4 コイル 5 測定電極 6 測定電極 7 アース電極 20 信号変換部 21 第1の入力増幅器 22 第2の入力増幅器 23 差動増幅器 24 ハイパスフイルタ 25 A/D変換器 26 CPU 27 ROM 28 RAM 29 EEPROM 30 励磁回路 31 第1のハイパスフイルタ 32 第1のA/D変換器 33 第2のハイパスフイルタ 34 第2のA/D変換器 40 電流出力部 41 パルス出力部 43 表示器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定流体中に臨ませて配設した複数の測定
    電極と、該複数の測定電極で検出したそれぞれの流量信
    号の差を信号処理して流量値を生成する信号変換部とか
    らなる電磁流量計であって、前記信号変換部には、前記
    複数の測定電極で検出した流量信号のそれぞれを入力し
    て信号処理し、それぞれの規格化された流量値に変換す
    る手段と、該規格化されたそれぞれの流量値に基づいて
    前記複数の測定電極の絶縁劣化を検出する手段とを備え
    たことを特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】前記絶縁劣化を検出する手段は、前記複数
    の測定電極で検出した流量信号を信号処理して得られた
    それぞれの流量値を積算した値により測定電極の絶縁劣
    化を検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の電磁流量計。
  3. 【請求項3】前記絶縁劣化を検出する手段は、前記複数
    の測定電極で検出した流量信号を信号処理して得られた
    それぞれの流量値を比較してその相対誤差を求め、該相
    対誤差が予め定めてある所定値を超えたときに絶縁劣化
    が生じていると判断するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の電磁流量計。
  4. 【請求項4】前記絶縁劣化の検出は、報知できるように
    したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電磁
    流量計。
  5. 【請求項5】前記複数の測定電極は、一対以上の測定電
    極であることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記
    載の電磁流量計。
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