JP2002195437A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2002195437A
JP2002195437A JP2000402581A JP2000402581A JP2002195437A JP 2002195437 A JP2002195437 A JP 2002195437A JP 2000402581 A JP2000402581 A JP 2000402581A JP 2000402581 A JP2000402581 A JP 2000402581A JP 2002195437 A JP2002195437 A JP 2002195437A
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JP
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valve
outflow
inflow
port
inflow port
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JP2000402581A
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English (en)
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Kunio Kondo
国夫 近藤
Takahiro Miwa
高弘 三輪
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Advance Denki Kogyo KK
Original Assignee
Advance Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流入側と流出側の方向指定が不要な電磁弁の
構造を提供するものであって、あわせて、その開閉作動
が確実でかつ効率良くしかも耐久性の高い構造を提供す
る。 【解決手段】 電磁誘導によって進退する作動部材30
を有する弁機構体Mであって、弁ブロック本体11内に
同一断面積を有する被制御流体の流入路13及び流出路
14を設けかつ弁室12内に開口するそれらの流入口1
5及び流出口16を突部17,18,19を介して隣接
して設けるとともに、前記弁室内に前記作動部材によっ
て作動され前記流入口及び流出口を同時に開閉するシー
ル部21を有するダイヤフラム弁体20を取り付けたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はダイヤフラム弁を
有する電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】各種流体を制御するために、例えば図5
に示すようなダイヤフラム弁体70を有する電磁弁50
が用いられている。この電磁弁50の弁機構体M1は、
電磁誘導によって進退する可動鉄芯からなる作動部材8
0の先端にダイヤフラム弁体70を取り付けて、弁ブロ
ック本体61の弁室62内の被制御流体の流入口65に
設けられた弁座67を開閉して、該流体の流出口66へ
の流入を制御するものである。図5において、符号63
は被制御流体の流入路、64は同じく流出路、63A及
び64Aは外部流路との接続部である。また、71はダ
イヤフラム弁体70のシール部、73はその外周取付部
で、81はコイル、82は作動部材80を前方へ付勢す
るバネ、83は通電部、84は固定ブロック、85はケ
ースである。
【0003】図示の状態は流入口65を閉鎖している場
合で、作動部材80がバネ82の付勢力によって前進し
て、その先端に取り付けられたダイヤフラム弁体70の
シール部71が弁室62内の弁座67に圧接して流入口
65を閉鎖して、流体の流入路63から流出路64への
導入を遮断している。これに対して開状態では、コイル
81の電磁誘導により作動部材80がバネ82の付勢力
に抗して後退して、先端に取り付けられたダイヤフラム
弁体70のシール部71を弁室62内の弁座67から離
隔して流入口65を開き、流入路63からの流体を流出
口66から流出路64へ導入する。
【0004】しかるに、この従来構造による弁機構体M
1にあっては、ダイヤフラム弁体70が流入口65を開
閉し弁室62を介して流出口66への流体の導入を制御
するものであるから、ダイヤフラム弁の特性として、流
入路(オリフィス)63側の耐圧力に対して流出路(ブ
リード)64側の耐圧力が低い。従って、従来のこの種
弁機構体M1では、流入(オリフィス)側と流出(ブリ
ード)側の方向指定が不可欠であり、流体の流出入方向
が一方向にのみ限定されてしまうという問題があった。
それゆえ、何らかの都合で流体の流出入方向を変えよう
とすると、前記電磁弁50自体を取外して逆方向に付替
えなければならないという煩雑さがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の点
に鑑み提案されたものであって、流入側と流出側の方向
指定が不要な電磁弁の構造を提供するものであって、あ
わせて、その開閉作動が確実でかつ効率良くしかも耐久
性の高い構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、電磁誘導によって進退する作動部材を有する弁機
構体であって、弁ブロック本体内に同一断面積を有する
被制御流体の流入路及び流出路を設けかつ弁室内に開口
するそれらの流入口及び流出口を突部を介して隣接して
設けるとともに、前記弁室内に前記作動部材によって作
動され前記流入口及び流出口を同時に開閉するシール部
を有するダイヤフラム弁体を取り付けたことを特徴とす
る電磁弁に係る。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記ダイヤフラム弁体のシール部に、前記作動部材
先端に設けられ前記流入口及び流出口を覆う面積を有す
る作動板部が一体に埋設されている電磁弁に係る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記流入口及び流出口が直線部で隣接する半円形状
に形成されている電磁弁に係る。
【0009】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおいて、前記流入口及び流出口を含む弁ブロッ
ク本体が前記流入口と流出口の中間部を境界として対称
に形成されている電磁弁に係る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従い、この発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の電磁弁の一実施例
を示す断面図、図2は図1の弁ブロック本体とダイヤフ
ラム弁体の分解断面図、図3は図2の流入口及び流出口
を表す平面図、図4は同じく他の実施例の流入口及び流
出口を表す平面図である。
【0011】図1に図示したように、請求項1の発明の
電磁弁10は、電磁誘導によって進退する作動部材30
を有する弁機構体Mであって、弁ブロック本体11に前
記作動部材30によって作動されるダイヤフラム弁体2
0を有する。この発明構造では、弁ブロック本体11内
に同一断面積を有する被制御流体の流入路13及び流出
路14が設けられ、かつ弁室12内に開口するそれらの
流入口15及び流出口16が突部17,18を介して隣
接して設けられているとともに、前記弁室12内に前記
作動部材30によって作動され前記流入口15及び流出
口16を同時に開閉するシール部21を有するダイヤフ
ラム弁体20が取り付られているものである。
【0012】弁ブロック本体11は合成樹脂又は金属よ
りなり、外周部に形成された外部流路との接続部13A
及び14Aを経て、内部に同一断面積を有する被制御流
体の流入路13及び流出路14が設られ、その先端が流
入口15及び流出口16として弁室12内に開口してい
る。流入口15及び流出口16はダイヤフラム弁体20
のシール部21が圧接する突部17及び18を介して形
成される。突部17,18は弁座としての機能を有す
る。これらの突部17,18は単一のダイヤフラム弁体
20のシール部21が同時に接することができるよう
に、隣接して設けられている。なお、隣接例が図3及び
図4の平面図に図示されるが、これらの図のように隣接
する側の突部は共通の隔壁部19とすることが望まし
い。
【0013】ダイヤフラム弁体20はゴム又は各種プラ
スチックからなる公知のもので、その外周取付部23に
よって弁室12内に装置され、作動部材30によって作
動される。符号38は作動部材30に螺着された先端部
材で、39は該先端部材38に一体に形成された作動板
部である。ダイヤフラム弁体20は前記先端部材38の
作動板部39と一体に形成されていて、先端のシール部
21は前記流入口15及び流出口16を同時に開閉す
る。
【0014】作動部材30の作動に関しては、先述した
従来機構と同様で、符号31はコイル、32は作動部材
30を前方へ付勢するバネ、33は通電部、34は固定
ブロック、35はケースである。
【0015】上の構成よりなる請求項1の発明にあって
は、同一断面積を有する被制御流体の流入路13及び流
出路14の弁室12内に開口する流入口15及び流出口
16が、単一のダイヤフラム弁体20のシール部21に
よって同時に開閉されるものであるから、ダイヤフラム
弁体20についての流入路13側と流出路14側の耐圧
力が同じとなり、その結果、逆方向の使用もでき、被制
御流体の流出入の方向指定が不要な構造となる。
【0016】請求項2の発明は、前記構成において、前
記ダイヤフラム弁体20のシール部21に、前記作動部
材30先端に設けられ前記流入口15及び流出口16を
覆う面積を有する作動板部39が一体に埋設されてなる
ものである。図2は図1における弁ブロック本体11及
びダイヤフラム弁体20の分解した拡大断面図である
が、同図に示したように、作動部材30に取り付けられ
る先端部材38先端の作動板部39の表面積(直径)S
1は流入口15及び流出口16をカバーする面積(直
径)S2より大きく構成されていて、ダイヤフラム弁体
20の前進時にはそのシール部21において、前記作動
板部39が流入口15及び流出口16の全部を覆うよう
になっている。これによって、流入口15及び流出口1
6を同時にかつ確実にシールすることができ、またダイ
ヤフラム弁体20の負担も軽減されて、耐久性も向上す
る。なお、図2の符号23aはダイヤフラム弁体20の
外周取付部23が収容される取付凹部である。
【0017】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明において、前記流入口15及び流出口16が直線
部19Aで隣接する半円形状に形成されているものであ
って、具体的には図3に図示される。このように形成す
れば、流入口15及び流出口16(及び流入部13及び
流出部14)の面積(断面積)を大きくとることができ
るとともに、ダイヤフラム弁体20の円形状のシール部
21を効率よく効果的に作動させることができる。。
【0018】さらに、請求項4の発明は、前記した請求
項1ないし3の発明のいずれかにおいて、前記流入口1
5及び流出口16を含む弁ブロック本体11が前記流入
口15と流出口16の中間部C(図2参照)を境界とし
て対称に形成されているものである。図1ないし図4記
載の例は、いずれも弁ブロック本体11が流入口15と
流出口16の中間部C、つまり隔壁部19の中央部から
(左右)対称に形成されているものである。これによっ
て、この発明の電磁弁10は設置上の問題もなく、流入
側と流出側の方向に関係なく使用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、流入側と流出側の方向指定が不要で、あわせて
その開閉作動が確実でかつ効率良くしかも耐久性の高い
電磁弁の構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電磁弁の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の弁ブロック本体とダイヤフラム弁体の分
解断面図である。
【図3】図2の流入口及び流出口を表す平面図である。
【図4】同じく他の実施例の流入口及び流出口を表す平
面図である。
【図5】従来の電磁弁の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 電磁弁 11 弁ブロック本体 12 弁室 13 流入路 14 流出路 15 流入口 16 流出口 17,18,19 突部 20 ダイヤフラム弁体 21 シール部 30 作動部材 38 先端部材 39 作動板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB39 DC02 DC14 DC17 DD03 DD07 DD08 EE29 EE30 EE39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁誘導によって進退する作動部材を有
    する弁機構体であって、弁ブロック本体内に同一断面積
    を有する被制御流体の流入路及び流出路を設けかつ弁室
    内に開口するそれらの流入口及び流出口を突部を介して
    隣接して設けるとともに、前記弁室内に前記作動部材に
    よって作動され前記流入口及び流出口を同時に開閉する
    シール部を有するダイヤフラム弁体を取り付けたことを
    特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ダイヤフラム弁
    体のシール部に、前記作動部材先端に設けられ前記流入
    口及び流出口を覆う面積を有する作動板部が一体に埋設
    されている電磁弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記流入口及
    び流出口が直線部で隣接する半円形状に形成されている
    電磁弁。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記流入口及び流出口を含む弁ブロック本体が前記流入
    口と流出口の中間部を境界として対称に形成されている
    電磁弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218670A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Nok Corp 電磁弁
JP2009014010A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Ulvac Seimaku Kk マイクロバルブ及びその製造方法
JP2009052655A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Fuji Koki Corp 回転リフト式電動弁

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