JP2002194351A - 固化材、その固化材を用いた改良土の製造方法及び改良土 - Google Patents
固化材、その固化材を用いた改良土の製造方法及び改良土Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中性域では生物・植生に対して安全で、弱ア
ルカリ域では土の強度向上を優先し、幅広い用途で使用
することができる固化材、その固化材を用いた改良土の
製造方法及び改良土を提供する。 【解決手段】 残土・泥土の固化改良に用いられる固化
材には、半水石膏及び活性無機塩類が配合され、好まし
くはさらに高炉スラグと無機塩類とが配合されている。
この固化材を用いて残土・泥土を固化改良した場合に得
られる改良土は、固化材を残土・泥土に添加して、それ
を剪断力を作用させながら攪拌混合して残土・泥土を固
化改良することによって製造される。改良土のpHは
5.3以上10.0未満の中性域あるいは弱アルカリ域
にある。
ルカリ域では土の強度向上を優先し、幅広い用途で使用
することができる固化材、その固化材を用いた改良土の
製造方法及び改良土を提供する。 【解決手段】 残土・泥土の固化改良に用いられる固化
材には、半水石膏及び活性無機塩類が配合され、好まし
くはさらに高炉スラグと無機塩類とが配合されている。
この固化材を用いて残土・泥土を固化改良した場合に得
られる改良土は、固化材を残土・泥土に添加して、それ
を剪断力を作用させながら攪拌混合して残土・泥土を固
化改良することによって製造される。改良土のpHは
5.3以上10.0未満の中性域あるいは弱アルカリ域
にある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、残土・泥土の固化
改良に用いられる固化材、その固化材を用いた改良土の
製造方法及び改良土に関するものである。
改良に用いられる固化材、その固化材を用いた改良土の
製造方法及び改良土に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド工事、杭・連続壁工事、トンネ
ル工事、池・河川・港湾の浚渫工事などで発生する高含
水比の残土・泥土の固化改良には、従来、セメント系あ
るいは石灰系の固化材が広く用いられている。
ル工事、池・河川・港湾の浚渫工事などで発生する高含
水比の残土・泥土の固化改良には、従来、セメント系あ
るいは石灰系の固化材が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、セメント系
あるいは石灰系の固化材を用いて残土・泥土を固化改良
した場合に得られる改良土は、pHが強アルカリ域にあ
って、雨水などで強アルカリが溶出すると周辺の生物・
植生に悪影響を与えるおそれがあるため、その用途が大
幅に制限されている。また、セメント系の固化材の場合
は、強アルカリに加えて、六価クロムの溶出の懸念もあ
る。
あるいは石灰系の固化材を用いて残土・泥土を固化改良
した場合に得られる改良土は、pHが強アルカリ域にあ
って、雨水などで強アルカリが溶出すると周辺の生物・
植生に悪影響を与えるおそれがあるため、その用途が大
幅に制限されている。また、セメント系の固化材の場合
は、強アルカリに加えて、六価クロムの溶出の懸念もあ
る。
【0004】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、中性域では生物・植生に対し安全で、弱ア
ルカリ域では土の強度向上を優先して、幅広い用途で使
用することができる固化材、その固化材を用いた改良土
の製造方法及び改良土を提供することにある。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、中性域では生物・植生に対し安全で、弱ア
ルカリ域では土の強度向上を優先して、幅広い用途で使
用することができる固化材、その固化材を用いた改良土
の製造方法及び改良土を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、残土・泥土を固化改良
する固化材であって、半水石膏及び活性無機塩類が配合
されたことを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、残土・泥土を固化改良
する固化材であって、半水石膏及び活性無機塩類が配合
されたことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の固化材において、さらに高炉スラグが配合されたこと
を要旨とする。請求項3に記載の発明は、請求項1又は
請求項2に記載の固化材において、さらに無機塩類が配
合されたことを要旨とする。
の固化材において、さらに高炉スラグが配合されたこと
を要旨とする。請求項3に記載の発明は、請求項1又は
請求項2に記載の固化材において、さらに無機塩類が配
合されたことを要旨とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、固化材を用いて
残土・泥土を固化改良した場合に得られる改良土の製造
方法であって、請求項1から請求項3のいずれか一項に
記載の固化材を残土・泥土に添加して、それを剪断力を
作用させながら攪拌混合して残土・泥土を固化改良する
ことを要旨とする。
残土・泥土を固化改良した場合に得られる改良土の製造
方法であって、請求項1から請求項3のいずれか一項に
記載の固化材を残土・泥土に添加して、それを剪断力を
作用させながら攪拌混合して残土・泥土を固化改良する
ことを要旨とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の固化材を用いて残土・泥
土を固化改良した場合に得られる改良土であって、pH
が5.3以上10.0未満の中性域あるいは弱アルカリ
域にあることを要旨とする。
求項3のいずれか一項に記載の固化材を用いて残土・泥
土を固化改良した場合に得られる改良土であって、pH
が5.3以上10.0未満の中性域あるいは弱アルカリ
域にあることを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について説明する。まず、残土・泥土(以下、単に泥
土という。)の固化改良に用いられる固化材について説
明する。本実施形態の固化材には、半水石膏(CaSO4・1
/2H20)と活性無機塩類と高炉スラグとシリカと無機塩
類とpH調整無機と高分子剤(バインダ)とが配合され
ている。固化材に含まれる各成分のうち、泥土の固化改
良に主に寄与するのが半水石膏と活性無機塩類であり、
高炉スラグとシリカと無機塩類は、改良土の強度の向上
を図るために配合されている。また、高分子剤は造粒性
を向上させるために配合されている。
態について説明する。まず、残土・泥土(以下、単に泥
土という。)の固化改良に用いられる固化材について説
明する。本実施形態の固化材には、半水石膏(CaSO4・1
/2H20)と活性無機塩類と高炉スラグとシリカと無機塩
類とpH調整無機と高分子剤(バインダ)とが配合され
ている。固化材に含まれる各成分のうち、泥土の固化改
良に主に寄与するのが半水石膏と活性無機塩類であり、
高炉スラグとシリカと無機塩類は、改良土の強度の向上
を図るために配合されている。また、高分子剤は造粒性
を向上させるために配合されている。
【0010】ここで、活性無機塩類とは、無機塩類を高
温(例えば1000℃以上)で焼成して活性化したもの
である。また、固化材に配合される無機塩類としては、
具体的にはマグネシウムやマンガンなどが用いられる。
温(例えば1000℃以上)で焼成して活性化したもの
である。また、固化材に配合される無機塩類としては、
具体的にはマグネシウムやマンガンなどが用いられる。
【0011】固化材に含まれる半水石膏の量は20〜8
0重量%の範囲が好ましい。半水石膏の配合量が上記の
範囲から外れると、改良土の強度が不足するおそれがあ
るため好ましくない。半水石膏の配合量は40〜80重
量%の範囲がより好ましく、この場合には改良土のpH
を5.3以上8.5未満の中性域とすることができる。
0重量%の範囲が好ましい。半水石膏の配合量が上記の
範囲から外れると、改良土の強度が不足するおそれがあ
るため好ましくない。半水石膏の配合量は40〜80重
量%の範囲がより好ましく、この場合には改良土のpH
を5.3以上8.5未満の中性域とすることができる。
【0012】一方、活性無機塩類の配合量は5〜40重
量%の範囲が好ましい。活性無機塩類の配合量が上記の
範囲から外れると、改良土の強度が不足したり、pH値
が上昇するおそれがあるため好ましくない。
量%の範囲が好ましい。活性無機塩類の配合量が上記の
範囲から外れると、改良土の強度が不足したり、pH値
が上昇するおそれがあるため好ましくない。
【0013】また、高炉スラグ、シリカ、無機塩類、p
H調整無機及び高分子剤の好ましい配合量は、それぞれ
40重量%以下、20重量%以下、10重量%以下、1
0重量%以下及び2重量%以下である。
H調整無機及び高分子剤の好ましい配合量は、それぞれ
40重量%以下、20重量%以下、10重量%以下、1
0重量%以下及び2重量%以下である。
【0014】次に、固化材を用いて泥土を固化改良した
場合に得られる改良土について説明する。本実施形態の
改良土は、上記した固化材を泥土に添加して、それを剪
断力を作用させながら攪拌混合して泥土を固化改良する
ことによって製造される。この改良土のpHは5.3以
上10.0未満の中性域あるいは弱アルカリ域である。
場合に得られる改良土について説明する。本実施形態の
改良土は、上記した固化材を泥土に添加して、それを剪
断力を作用させながら攪拌混合して泥土を固化改良する
ことによって製造される。この改良土のpHは5.3以
上10.0未満の中性域あるいは弱アルカリ域である。
【0015】固化材を泥土に添加すると、まず、固化材
に含まれる半水石膏が泥土に含まれる水と反応して二水
石膏(CaSO4・2H20)を生成する「一次水和反応」が進
行する。この「一次水和反応」は、固化材の添加後数分
のうちに起こり、これによってある程度の初期強度が発
現されることになる。このときの強度はコーン指数で2
〜3(0.2〜0.3MN/m2)程度である。
に含まれる半水石膏が泥土に含まれる水と反応して二水
石膏(CaSO4・2H20)を生成する「一次水和反応」が進
行する。この「一次水和反応」は、固化材の添加後数分
のうちに起こり、これによってある程度の初期強度が発
現されることになる。このときの強度はコーン指数で2
〜3(0.2〜0.3MN/m2)程度である。
【0016】そして、その後一週間前後をかけて、活性
無機塩類や高炉スラグが作用してエトリンガイト(3CaO
・Al2O3・3CaSO4・32H20)やモノサルフェート(3CaO・
Al2O 3・CaSO4・12H20)を生成する「二次水和反応」
(主にポゾラン反応)が進行し、長期的な強度が発現さ
れる。このときの強度は、改良土が中性域の場合はコー
ン指数で7〜10(0.7〜1.0MN/m2)程度、
弱アルカリ域の場合は13〜14(1.3〜1.4MN
/m2)程度である。
無機塩類や高炉スラグが作用してエトリンガイト(3CaO
・Al2O3・3CaSO4・32H20)やモノサルフェート(3CaO・
Al2O 3・CaSO4・12H20)を生成する「二次水和反応」
(主にポゾラン反応)が進行し、長期的な強度が発現さ
れる。このときの強度は、改良土が中性域の場合はコー
ン指数で7〜10(0.7〜1.0MN/m2)程度、
弱アルカリ域の場合は13〜14(1.3〜1.4MN
/m2)程度である。
【0017】ちなみに、固化材に水を添加して攪拌混合
した場合には、10〜20分でシャープペンの芯が刺さ
らない程度、1日経過すると爪が立たない程度にまで硬
化が進行する。この初期強度の発現の速さは、セメント
の数倍である。この固化材に水を添加したときに得られ
る固化体のX線回折波形を図1に示す。尚、図1(a)
と図1(b)は、組成の異なる2種類の固化材を用いて
得た結果をそれぞれ示している。また各図においてX線
回折波形を示すグラフの下に上下二段の棒グラフがある
が、上段下段とも上方に延びるバーは固化体のX線回折
波形におけるピークを、上段の下方に延びるバーは石膏
のX線回折波形におけるピークを、下段の下方に延びる
バーはエトリンガイトのX線回折波形におけるピークを
抜き出して示している。下段の棒グラフ中に“E”で示
す位置で上下のバーが一致しており、このことからいず
れの固化体にもエトリンガイトが生成していることが示
された。
した場合には、10〜20分でシャープペンの芯が刺さ
らない程度、1日経過すると爪が立たない程度にまで硬
化が進行する。この初期強度の発現の速さは、セメント
の数倍である。この固化材に水を添加したときに得られ
る固化体のX線回折波形を図1に示す。尚、図1(a)
と図1(b)は、組成の異なる2種類の固化材を用いて
得た結果をそれぞれ示している。また各図においてX線
回折波形を示すグラフの下に上下二段の棒グラフがある
が、上段下段とも上方に延びるバーは固化体のX線回折
波形におけるピークを、上段の下方に延びるバーは石膏
のX線回折波形におけるピークを、下段の下方に延びる
バーはエトリンガイトのX線回折波形におけるピークを
抜き出して示している。下段の棒グラフ中に“E”で示
す位置で上下のバーが一致しており、このことからいず
れの固化体にもエトリンガイトが生成していることが示
された。
【0018】本実施形態によれば次のような効果が発揮
される。 ・ 改良土のpHが中性域あるいは弱アルカリ域である
ので、少なくとも強アルカリが雨水などで改良土から溶
出するおそれはない。加えて、固化材がセメントを含ま
ないので六価クロムの溶出のおそれもない。従って、従
来のセメント系あるいは石灰系の固化材の場合と比較し
て中性域では生物・植生に対して安全で、固化材及び改
良土の用途の拡大を図ることができる。具体的には、少
なくとも弱アルカリ域が許容される用途、例えば固化材
の場合は、軟弱地盤の改良、湖沼・河川・池などに堆積
する酸性域のヘドロの処理、肥料などで酸性化した土壌
の中和改良などの用途において、改良土の場合は路盤材
などの用途において好適に使用することができる。
される。 ・ 改良土のpHが中性域あるいは弱アルカリ域である
ので、少なくとも強アルカリが雨水などで改良土から溶
出するおそれはない。加えて、固化材がセメントを含ま
ないので六価クロムの溶出のおそれもない。従って、従
来のセメント系あるいは石灰系の固化材の場合と比較し
て中性域では生物・植生に対して安全で、固化材及び改
良土の用途の拡大を図ることができる。具体的には、少
なくとも弱アルカリ域が許容される用途、例えば固化材
の場合は、軟弱地盤の改良、湖沼・河川・池などに堆積
する酸性域のヘドロの処理、肥料などで酸性化した土壌
の中和改良などの用途において、改良土の場合は路盤材
などの用途において好適に使用することができる。
【0019】特に、改良土のpHが中性域にある場合、
生物・植生に対してはヒメダカ試験や植生テストの結果
から影響はなく、固化材及び改良土の用途のさらなる拡
大を図ることができる。例えば改良土の場合には、再生
土として盛土材、埋戻し材、田畑への還元、園芸用土な
どに利用することができる。
生物・植生に対してはヒメダカ試験や植生テストの結果
から影響はなく、固化材及び改良土の用途のさらなる拡
大を図ることができる。例えば改良土の場合には、再生
土として盛土材、埋戻し材、田畑への還元、園芸用土な
どに利用することができる。
【0020】・ 固化材には、半水石膏と活性無機塩類
だけでなく、高炉スラグとシリカと無機塩類とが配合さ
れているので改良土の強度を大きく向上させることがで
きる。
だけでなく、高炉スラグとシリカと無機塩類とが配合さ
れているので改良土の強度を大きく向上させることがで
きる。
【0021】・ 本実施形態の固化材は、従来のセメン
ト系の固化材に比べて硬化反応が速やかに進行するの
で、泥土の固化改良に要する期間を短縮することができ
る。尚、前記実施形態を次のように変更して構成するこ
ともできる。
ト系の固化材に比べて硬化反応が速やかに進行するの
で、泥土の固化改良に要する期間を短縮することができ
る。尚、前記実施形態を次のように変更して構成するこ
ともできる。
【0022】・ 前記実施形態においては、半水石膏と
活性無機塩類のほかに、高炉スラグ、シリカ、無機塩
類、pH調整無機が固化材に配合されているが、それら
のうちの少なくとも一種を省いて固化材を構成してもよ
く、半水石膏と活性無機塩類のみで固化材を構成しても
よい。この場合、改良土の強度や造粒性が低下するおそ
れはあるが、前記実施形態の場合と同様、中性域では生
物・植生に対して安全で、固化材及び改良土の用途の拡
大を図ることができる。
活性無機塩類のほかに、高炉スラグ、シリカ、無機塩
類、pH調整無機が固化材に配合されているが、それら
のうちの少なくとも一種を省いて固化材を構成してもよ
く、半水石膏と活性無機塩類のみで固化材を構成しても
よい。この場合、改良土の強度や造粒性が低下するおそ
れはあるが、前記実施形態の場合と同様、中性域では生
物・植生に対して安全で、固化材及び改良土の用途の拡
大を図ることができる。
【0023】
【実施例】次に、実施例を挙げて前記実施形態をさらに
具体的に説明する。尚、以下の各例における測定値は、
全て3点の測定結果の平均値である。また、各例におけ
る泥土は、岐阜県加茂郡坂祝町で採取したシルト・粘土
(pH6.9、含水比50%)である。
具体的に説明する。尚、以下の各例における測定値は、
全て3点の測定結果の平均値である。また、各例におけ
る泥土は、岐阜県加茂郡坂祝町で採取したシルト・粘土
(pH6.9、含水比50%)である。
【0024】[屋内試験] (実施例1)50重量%の半水石膏、10重量%の活性
無機塩類、20重量%の高炉スラグ、18重量%のシリ
カ、2重量%の無機塩類に加えて、上記成分の総量の5
重量%に相当するpH調整無機、同じく1重量%に相当
する高分子剤が配合されてなる固化材を泥土に添加し
た。そして、それを二軸ミキサー(容量0.03m3)
を使って攪拌混合して泥土の固化改良を行った。尚、固
化材の添加量は泥土の10重量%とした。
無機塩類、20重量%の高炉スラグ、18重量%のシリ
カ、2重量%の無機塩類に加えて、上記成分の総量の5
重量%に相当するpH調整無機、同じく1重量%に相当
する高分子剤が配合されてなる固化材を泥土に添加し
た。そして、それを二軸ミキサー(容量0.03m3)
を使って攪拌混合して泥土の固化改良を行った。尚、固
化材の添加量は泥土の10重量%とした。
【0025】(実施例2)使用する固化材を、50重量
%の半水石膏、10重量%の活性無機塩類、20重量%
の高炉スラグ、18重量%のシリカ、2重量%の無機塩
類に加えて、上記成分の総量の2重量%に相当する高分
子剤が配合されてなるものに変更した。それ以外は実施
例1と同様に操作して泥土の固化改良を行った。
%の半水石膏、10重量%の活性無機塩類、20重量%
の高炉スラグ、18重量%のシリカ、2重量%の無機塩
類に加えて、上記成分の総量の2重量%に相当する高分
子剤が配合されてなるものに変更した。それ以外は実施
例1と同様に操作して泥土の固化改良を行った。
【0026】(実施例3)実施例2と同じ組成の固化材
を用い、その固化材の添加量を泥土の15重量%とし
た。それ以外は、実施例1と同様に操作して泥土の固化
改良を行った。
を用い、その固化材の添加量を泥土の15重量%とし
た。それ以外は、実施例1と同様に操作して泥土の固化
改良を行った。
【0027】上記の実施例1〜3で泥土を固化改良した
結果得られた改良土について、固化改良処理の直後、1
日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点におい
てpH、コーン指数及び含水比を測定した。その結果を
下記の表1に示す。
結果得られた改良土について、固化改良処理の直後、1
日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点におい
てpH、コーン指数及び含水比を測定した。その結果を
下記の表1に示す。
【0028】
【表1】 表1に示すように、実施例1〜3のいずれの例において
も、少なくとも処理後7日を経過すれば、改良土のpH
が中性域に落ち着くことが明らかとなった。また、コー
ン指数、含水比についても良好な結果を示した。
も、少なくとも処理後7日を経過すれば、改良土のpH
が中性域に落ち着くことが明らかとなった。また、コー
ン指数、含水比についても良好な結果を示した。
【0029】また、これらの固化材及び改良土につい
て、ヒメダカ試験及び植生テストを行ったところ、その
結果からは生物・植生に対する影響はみられなかった。
ところで、データは示さないが、pHが11〜12に調
整された泥土を、上記実施例1〜3と同様の操作によっ
て固化改良を行った場合には、改良土のpHは高いまま
で低下しなかった。このことから、二次水和反応に伴う
pHの低下は、弱アルカリ域においては起こるが、強ア
ルカリ域においては起こらないものと推測される。
て、ヒメダカ試験及び植生テストを行ったところ、その
結果からは生物・植生に対する影響はみられなかった。
ところで、データは示さないが、pHが11〜12に調
整された泥土を、上記実施例1〜3と同様の操作によっ
て固化改良を行った場合には、改良土のpHは高いまま
で低下しなかった。このことから、二次水和反応に伴う
pHの低下は、弱アルカリ域においては起こるが、強ア
ルカリ域においては起こらないものと推測される。
【0030】[フィールド試験] (実施例4)軟弱地盤の改良工事を想定して、厚さ50
cm程度に盛土した泥土に実施例1と同じ組成の固化材
を添加し、バックホウを使って混合して泥土の固化改良
を行った。尚、固化材の添加量は泥土の10重量%とし
た。
cm程度に盛土した泥土に実施例1と同じ組成の固化材
を添加し、バックホウを使って混合して泥土の固化改良
を行った。尚、固化材の添加量は泥土の10重量%とし
た。
【0031】(実施例5)固化材の添加量を泥土の7重
量%に変更し、それ以外は実施例4と同様に操作して泥
土の固化改良を行った。
量%に変更し、それ以外は実施例4と同様に操作して泥
土の固化改良を行った。
【0032】(実施例6)固化材の添加量を泥土の5重
量%に変更し、それ以外は実施例4と同様に操作して泥
土の固化改良を行った。
量%に変更し、それ以外は実施例4と同様に操作して泥
土の固化改良を行った。
【0033】上記の実施例4〜6で泥土を固化改良した
結果得られた改良土について、固化改良処理の直後、1
日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点におい
てpH、コーン指数及び含水比を測定した。その結果を
下記の表2に示す。
結果得られた改良土について、固化改良処理の直後、1
日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点におい
てpH、コーン指数及び含水比を測定した。その結果を
下記の表2に示す。
【0034】
【表2】 表2に示すように、実施例4〜6のいずれの例において
も、実施例1〜3の場合と同様、少なくとも処理後7日
を経過すれば改良土のpHが中性域に落ち着くととも
に、コーン指数、含水比についても良好な結果を示し
た。このことから、軟弱地盤の改良工事など実際の施工
に際しても、好適に使用できることが示唆される。尚、
実施例4,5の処理後2日を経過したときの含水比の値
が増加しているが、これは雨が原因である。
も、実施例1〜3の場合と同様、少なくとも処理後7日
を経過すれば改良土のpHが中性域に落ち着くととも
に、コーン指数、含水比についても良好な結果を示し
た。このことから、軟弱地盤の改良工事など実際の施工
に際しても、好適に使用できることが示唆される。尚、
実施例4,5の処理後2日を経過したときの含水比の値
が増加しているが、これは雨が原因である。
【0035】また、これらの固化材及び改良土につい
て、ヒメダカ試験及び植生テストを行ったところ、その
結果からは生物・植生に対する影響はみられなかった。 [屋内試験] (実施例7)30重量%の半水石膏、32重量%の活性
無機塩類、32重量%の高炉スラグ、5重量%のシリ
カ、1重量%の無機塩類に加えて、上記成分の総量の1
重量%に相当するpH調整無機が配合されてなる固化材
を泥土に添加した。そして、それを二軸ミキサー(容量
0.03m3)を使って攪拌混合して泥土の固化改良を
行った。尚、固化材の添加量は泥土の10重量%とし
た。
て、ヒメダカ試験及び植生テストを行ったところ、その
結果からは生物・植生に対する影響はみられなかった。 [屋内試験] (実施例7)30重量%の半水石膏、32重量%の活性
無機塩類、32重量%の高炉スラグ、5重量%のシリ
カ、1重量%の無機塩類に加えて、上記成分の総量の1
重量%に相当するpH調整無機が配合されてなる固化材
を泥土に添加した。そして、それを二軸ミキサー(容量
0.03m3)を使って攪拌混合して泥土の固化改良を
行った。尚、固化材の添加量は泥土の10重量%とし
た。
【0036】(実施例8)使用する固化材を、30重量
%の半水石膏、32重量%の活性無機塩類、32重量%
の高炉スラグ、5重量%のシリカ、1重量%の無機塩類
に加えて、上記成分の総量の1重量%に相当する高分子
剤が配合されてなるものに変更した。それ以外は実施例
7と同様に操作して、泥土の固化改良を行った。
%の半水石膏、32重量%の活性無機塩類、32重量%
の高炉スラグ、5重量%のシリカ、1重量%の無機塩類
に加えて、上記成分の総量の1重量%に相当する高分子
剤が配合されてなるものに変更した。それ以外は実施例
7と同様に操作して、泥土の固化改良を行った。
【0037】(実施例9)使用する固化材を、80重量
%の半水石膏、20重量%の活性無機塩類に加えて、上
記両成分の総量の5重量%に相当するpH調整無機、同
じく1重量%に相当する高分子剤が配合されてなるもの
に変更した。それ以外は実施例7と同様に操作して、泥
土の固化改良を行った。
%の半水石膏、20重量%の活性無機塩類に加えて、上
記両成分の総量の5重量%に相当するpH調整無機、同
じく1重量%に相当する高分子剤が配合されてなるもの
に変更した。それ以外は実施例7と同様に操作して、泥
土の固化改良を行った。
【0038】上記の実施例7〜9で泥土を固化改良した
結果得られた改良土について、固化改良処理の直後、1
日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点におい
てpH、コーン指数及び含水比を測定した。その結果を
下記の表3に示す。
結果得られた改良土について、固化改良処理の直後、1
日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点におい
てpH、コーン指数及び含水比を測定した。その結果を
下記の表3に示す。
【0039】
【表3】 表3に示すように、実施例7〜9においては、少なくと
も処理後7日を経過すれば、改良土のpHが弱アルカリ
域に落ち着くことが明らかとなった。また、コーン指
数、含水比については、ともに実施例1〜3の場合より
も優れた結果であった。これは、アルカリによって二次
水和反応がより促進されたためと考えられる。
も処理後7日を経過すれば、改良土のpHが弱アルカリ
域に落ち着くことが明らかとなった。また、コーン指
数、含水比については、ともに実施例1〜3の場合より
も優れた結果であった。これは、アルカリによって二次
水和反応がより促進されたためと考えられる。
【0040】[フィールド試験] (実施例10)30重量%の半水石膏、32重量%の活
性無機塩類、32重量%の高炉スラグ、5重量%のシリ
カ、1重量%の無機塩類に加えて、上記成分の総量の1
重量%に相当するpH調整無機、同じく1重量%に相当
する高分子剤が配合されてなる固化材を、厚さ50cm
程度に盛土した泥土に添加した。そして、それをバック
ホウを使って混合して泥土の固化改良を行った。尚、固
化材の添加量は泥土の5重量%とした。
性無機塩類、32重量%の高炉スラグ、5重量%のシリ
カ、1重量%の無機塩類に加えて、上記成分の総量の1
重量%に相当するpH調整無機、同じく1重量%に相当
する高分子剤が配合されてなる固化材を、厚さ50cm
程度に盛土した泥土に添加した。そして、それをバック
ホウを使って混合して泥土の固化改良を行った。尚、固
化材の添加量は泥土の5重量%とした。
【0041】(実施例11)使用する固化材を、30重
量%の半水石膏、32重量%の活性無機塩類、32重量
%の高炉スラグ、5重量%のシリカ、1重量%の無機塩
類に加えて、上記成分の総量の5重量%に相当するpH
調整無機、同じく1重量%に相当する高分子剤が配合さ
れてなるものに変更した。それ以外は実施例10と同様
に操作して、泥土の固化改良を行った。
量%の半水石膏、32重量%の活性無機塩類、32重量
%の高炉スラグ、5重量%のシリカ、1重量%の無機塩
類に加えて、上記成分の総量の5重量%に相当するpH
調整無機、同じく1重量%に相当する高分子剤が配合さ
れてなるものに変更した。それ以外は実施例10と同様
に操作して、泥土の固化改良を行った。
【0042】上記の実施例10,11で泥土を固化改良
した結果得られた改良土について、固化改良処理の直
後、1日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点
においてpH、コーン指数及び含水比を測定した。その
結果を下記の表4に示す。
した結果得られた改良土について、固化改良処理の直
後、1日後、2日後、3日後、5日後及び7日後の時点
においてpH、コーン指数及び含水比を測定した。その
結果を下記の表4に示す。
【0043】
【表4】 表4に示すように、実施例10,11の例においても、
実施例7〜9の場合と同様、少なくとも処理後7日を経
過すれば改良土のpHが弱アルカリ域に落ち着くととも
に、コーン指数、含水比についても良好な結果を示し
た。このことから、軟弱地盤の改良工事など実際の施工
に際しても、好適に使用できることが示唆される。
実施例7〜9の場合と同様、少なくとも処理後7日を経
過すれば改良土のpHが弱アルカリ域に落ち着くととも
に、コーン指数、含水比についても良好な結果を示し
た。このことから、軟弱地盤の改良工事など実際の施工
に際しても、好適に使用できることが示唆される。
【0044】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 半水石膏の配合量が20〜80重量%、活性無機塩
類の配合量が5〜40重量%の範囲にあることを特徴と
する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の固化
材。このように構成すれば、改良土の強度の向上を図る
ことができる。
思想について以下に記載する。 ・ 半水石膏の配合量が20〜80重量%、活性無機塩
類の配合量が5〜40重量%の範囲にあることを特徴と
する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の固化
材。このように構成すれば、改良土の強度の向上を図る
ことができる。
【0045】・ pHが5.3以上8.5未満の中性域
にあることを特徴とする請求項5に記載の改良土。この
ように構成すれば、生物・植生に対して負荷を与えず、
用途のさらなる拡大を図ることができる。
にあることを特徴とする請求項5に記載の改良土。この
ように構成すれば、生物・植生に対して負荷を与えず、
用途のさらなる拡大を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1及び請求項5
に記載の発明によれば、中性域では生物・植生に対して
安全で、用途の拡大を図ることができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1及び請求項5
に記載の発明によれば、中性域では生物・植生に対して
安全で、用途の拡大を図ることができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、改良土の強度を向上させる
ことができる。請求項3に記載の発明によれば、請求項
1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、改良土の強
度を一層向上させることができる。
に記載の発明の効果に加え、改良土の強度を向上させる
ことができる。請求項3に記載の発明によれば、請求項
1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、改良土の強
度を一層向上させることができる。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、中性域で
は生物・植生に対して安全で、幅広い用途で使用するこ
とができる改良土を得ることができる。
は生物・植生に対して安全で、幅広い用途で使用するこ
とができる改良土を得ることができる。
【図1】 (a)及び(b)は固化体のX線回折波形を
示すグラフ。
示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 103:00 B09B 3/00 ZAB (72)発明者 山本 晴夫 岐阜県美濃加茂市前平町3丁目94番地 (72)発明者 沢木 章 愛知県岩倉市大市場町郷前230番地 Fターム(参考) 4D004 AA16 AA32 AA43 AB05 BA02 BA10 CA15 CA35 CA45 CC11 DA20 4H026 CA04 CA05 CB03 CB07 CC06
Claims (5)
- 【請求項1】 残土・泥土を固化改良する固化材であっ
て、半水石膏及び活性無機塩類が配合されたことを特徴
とする固化材。 - 【請求項2】 さらに高炉スラグが配合されたことを特
徴とする請求項1に記載の固化材。 - 【請求項3】 さらに無機塩類が配合されたことを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の固化材。 - 【請求項4】 固化材を用いて残土・泥土を固化改良し
た場合に得られる改良土の製造方法であって、請求項1
から請求項3のいずれか一項に記載の固化材を残土・泥
土に添加して、それを剪断力を作用させながら攪拌混合
して残土・泥土を固化改良することを特徴とする改良土
の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれか一項に
記載の固化材を用いて残土・泥土を固化改良した場合に
得られる改良土であって、pHが5.3以上10.0未
満の中性域あるいは弱アルカリ域にあることを特徴とす
る改良土。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398576A JP2002194351A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 固化材、その固化材を用いた改良土の製造方法及び改良土 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398576A JP2002194351A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 固化材、その固化材を用いた改良土の製造方法及び改良土 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002194351A true JP2002194351A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18863510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000398576A Pending JP2002194351A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 固化材、その固化材を用いた改良土の製造方法及び改良土 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002194351A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218959A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Kurita Water Ind Ltd | 高含水比泥土の処理方法、高含水比泥土処理剤および高含水比泥土からの粒状処理土製造方法 |
JP2007161895A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Masahito Mori | 廃石膏ボードの再利用方法、廃石膏ボードを利用した土改良剤及び改良土 |
US7838835B2 (en) | 2005-06-20 | 2010-11-23 | Bp Oil International Limted | Development of disposable/sealable caps for spectroscopic probes |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000398576A patent/JP2002194351A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218959A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Kurita Water Ind Ltd | 高含水比泥土の処理方法、高含水比泥土処理剤および高含水比泥土からの粒状処理土製造方法 |
JP4506184B2 (ja) * | 2004-02-05 | 2010-07-21 | 栗田工業株式会社 | 高含水比泥土の処理方法、高含水比泥土処理剤および高含水比泥土からの粒状処理土製造方法 |
US7838835B2 (en) | 2005-06-20 | 2010-11-23 | Bp Oil International Limted | Development of disposable/sealable caps for spectroscopic probes |
JP2007161895A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Masahito Mori | 廃石膏ボードの再利用方法、廃石膏ボードを利用した土改良剤及び改良土 |
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