JP2002193631A - ガラス板の風冷強化装置 - Google Patents

ガラス板の風冷強化装置

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JP2002193631A JP2000395127A JP2000395127A JP2002193631A JP 2002193631 A JP2002193631 A JP 2002193631A JP 2000395127 A JP2000395127 A JP 2000395127A JP 2000395127 A JP2000395127 A JP 2000395127A JP 2002193631 A JP2002193631 A JP 2002193631A
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    • C03B27/0447Tempering or quenching glass products using gas for flat or bent glass sheets being in a horizontal position for bent glass sheets the quench unit being variably adaptable to the bend of the sheet

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス板の風冷強化を安定して行うことによ
り、品質のよい強化ガラスを製造することができるガラ
ス板の風冷強化装置を提供する。 【解決手段】風冷強化装置24を構成する複数の上部吹
口ヘッド32を、隣接する上部吹口ヘッド32に対して
所定の隙間166をもって配置する。各々の上部吹口ヘ
ッド32に、上部吹口ヘッド32の幅よりも長い突状ブ
ロック160を取り付け、突状ブロック160の表面に
多数のエア噴射ノズル162を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板の風冷強化
装置に係り、特に曲げ成形された高温状態下にある湾曲
ガラス板の両面に冷却エアを吹き付けてガラス板を風冷
強化するガラス板の風冷強化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板を加熱炉で軟化点近くまで加熱
し、これを成形型で曲げ成形した後、風冷強化装置で急
冷することにより自動車用窓ガラス等の湾曲ガラス板を
製造する製造装置が従来から知られている。
【0003】風冷強化装置は、複数の上部吹口ヘッドと
複数の下部吹口ヘッドとから構成されている。これらの
上部吹口ヘッドと下部吹口ヘッドとの間に湾曲ガラス板
が挿入されると、上部吹口ヘッドのエア噴射ノズルから
湾曲ガラス板の上面に冷却エアが吹きつけられるととも
に、複数の下部吹口ヘッドのエア噴射ノズルから湾曲ガ
ラス板の下面に冷却エアが吹きつけられる。これによ
り、ガラス板が風冷強化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、風冷強化装
置によってガラス板を風冷強化する場合には、所定温度
に設定された冷却エアをガラス板に均一に吹きつける必
要がある。すなわち、温度の異なる冷却エアがガラス板
に吹きつけられたり、冷却エアがガラス板に不均一に吹
きつけられたりすると、ガラス板の表面に温度むらが生
じて歪みや強化むらが発生するからである。
【0005】しかしながら、前記従来の風冷強化装置
は、エア噴射ノズルから噴射された冷却エアが、吹口ヘ
ッドとガラス板との間に滞留している高温のエアと混合
されるため、結果的にガラス板には設定温度よりも高温
の冷却エアが吹きつけられるという欠点があった。ま
た、エア噴射ノズルから噴射された冷却エアが、前記滞
留しているエアに邪魔されて、ガラス板に的確に吹きつ
けられないという欠点もあった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて成され
たもので、ガラス板の風冷強化を安定して行うことによ
り、品質のよい強化ガラスを製造することができるガラ
ス板の風冷強化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、曲げ成形された高温のガラス板の上面に
冷却エアを吹きつける複数の上部吹口部材と、前記ガラ
ス板の下面に冷却エアを吹きつける複数の下部吹口部材
とを備えたガラス板の風冷強化装置において、前記複数
の上部吹口部材は、隣接する上部吹口部材に対して所定
の隙間をもって配置されるとともに、前記複数の下部吹
口部材は、隣接する下部吹口部材に対して所定の隙間を
もって配置され、各々の上部吹口部材には、該上部吹口
部材の幅よりも長い突状ブロックが所定の間隔で複数個
取り付けられるとともに、各々の下部吹口部材には、該
下部吹口部材の幅よりも長い突状ブロックが所定の間隔
で複数個取り付けられ、前記突状ブロックの表面に多数
のエア噴射ノズルが形成され、これらのエア噴射ノズル
からガラス板に冷却エアが吹きつけられるとともに、前
記突状ブロックは、長さ方向の一端部が凸状に形成され
るとともに、他端部は、前記凸状の一端部を逃がすため
に凹状に形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明は、風冷強化装置の吹口部材とガラ
ス板との間に滞留している高温のエアが、ガラス板の品
質を低下させる原因であることを突き止め、これを解消
したものである。
【0009】請求項1に記載の発明は、複数の上部吹口
部材を、隣接する上部吹口部材に対して所定の隙間をも
って配置するとともに、複数の下部吹口部材を、隣接す
る下部吹口部材に対して所定の隙間をもって配置した。
このように、上部及び下部吹口部材を隙間をもって配置
すると、エア噴射ノズルからガラス板に衝突した冷却エ
アは、吹口部材とガラス板との間に滞留せず、前記隙間
から外部に効率よく排出されるので、滞留エアに起因す
る前記問題を解消できる。しかし、上部及び下部吹口部
材を隙間をもって配置すると、隣り合う上部吹口部材に
形成されたエア噴射ノズルの間隔、及び隣り合う下部吹
口部材に形成されたエア噴射ノズルの間隔が開くので、
冷却エアをガラス板に均一に吹きつけることができなく
なる。
【0010】この不具合を防止するため、本発明では、
各々の上部吹口部材に、上部吹口部材よりも幅広の突状
ブロックを所定の間隔で複数個取り付けるとともに、各
々の下部吹口部材に、下部吹口部材よりも幅広の突状ブ
ロックが所定の間隔で複数個取り付け、そして、これら
の突状ブロックの表面に多数のエア噴射ノズルを形成
し、これらのエア噴射ノズルからガラス板に冷却エアを
吹きつけるようにした。これにより、上部及び下部吹口
部材の隙間に、エア噴射ノズルが配置されるので、上部
及び下部吹口部材を隙間をもたせて配置しても、冷却エ
アをガラス板に均一に吹きつけることができる。
【0011】また、本発明によれば、突状ブロックの長
さ方向の一端部を凸状に形成し、他端部を凹状に形成し
て、この凹状部に前記凸状部を逃がすようにしている。
このように突状ブロックを形成すると、吹口部材が接近
した状態において、前記隙間を有しつつ、複数の突状ブ
ロックで形成される面に、エア噴射ノズルを密に配列す
ることができるので、ガラス板の全面を均一に冷却する
ことができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、突状ブロ
ックの表面を凸凹状に形成し、凸部にエア噴射ノズルを
形成し、凹部を滞留エアの逃げ用溝としたので、滞留エ
アは、前記逃げ用溝から上部及び下部吹口部材の隙間に
効率よく流れて外部に排出される。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、複数の突
状ブロックで形成される面に、前記エア噴射ノズルを千
鳥状に配列したので、ガラス板の全面を均一に冷却する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るガラス板の風冷強化装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。図1は、実施の形態のガラス板の風冷強化
装置を含むガラス板成形装置の構造を示す斜視図であ
る。また、図1に示すガラス板成形装置は、自動車用サ
イドガラスの成形装置である。
【0015】ガラス板成形装置10のガラス板搬送方向
上流側には、加熱炉12が設けられている。この加熱炉
12にはローラコンベア14が配設されている。成形加
工すべきガラス板16は、ローラコンベア14によって
加熱炉12内を図1上矢印A方向に搬送され、加熱炉1
2の出口において軟化点近く(650〜700℃程度)
まで加熱される。
【0016】加熱されたガラス板16は、ローラコンベ
ア14によってガラス板成形装置10まで搬送される。
ここでガラス板16は、枠状でガラス板16の輪郭形状
に沿って形成されたプレスリング18に下面の周面が支
持される。プレスリング18に支持されたガラス板16
は、図1上矢印Bで示すプレスリング18の上昇移動に
より上型20に向けて移動される。上型20は、下部に
凸部(図示せず)が形成されており、これによってプレ
スリング18で上昇されたガラス板16は、上型20の
凸部に押し付けられて、凸部に沿った形状に曲げ成形さ
れる。なお、実施の形態では、上型20を固定しプレス
リング18を上昇させてガラス板16を曲げ成形した
が、これとは逆にプレスリング18を固定し上型20を
下降移動させてガラス板16を曲げ成形してもよい。
【0017】曲げ成形終了したガラス板16は、プレス
リング18を水平方向に移動する移動装置22により、
プレスリング18に支持された状態で図1上矢印C方向
に移動され、風冷強化装置24に搬送される。
【0018】風冷強化装置24は、ガラス処理ステージ
Sを挟んで上方に上部送風ボックス26と下方に下部送
風ボックス28とを備えている。上部送風ボックス26
と下部送風ボックス28とには各々ダクト30が連結さ
れ、これらのダクト30には図示しないブロアが連結さ
れている。したがって、ブロアが駆動されると、ブロア
によって発生した冷却エアが、ダクト30を介して上部
送風ボックス26と下部送風ボックス28とに供給され
る。そして、冷却エアは、図2に示す上部送風ボックス
26に内設された複数の上部吹口ヘッド(複数の上部吹
口部材に相当)32、32…、及び下部送風ボックス2
8に内設された複数の下部吹口ヘッド(複数の下部吹口
部材に相当)34、34…から、図1に示すガラス処理
ステージSに向けて吹き出される。これにより、プレス
リング18に支持されたガラス板16は、その両面が冷
却されて風冷強化される。
【0019】風冷強化されたガラス板16は、図示しな
い別の移動装置の図1上矢印D方向の移動によって検査
工程へ搬送される。ここでガラス板16は、クラック等
の欠陥が検査され、欠陥の無いものは良品工程へ、そし
て、欠陥が発見されたものは不良品工程へ各々搬送され
る。
【0020】風冷強化装置24は、図2、図3に示すよ
うに複数の上部吹口ヘッド32、32…、複数の下部吹
口ヘッド34、34…を備え、上部吹口ヘッド32及び
下部吹口ヘッド34には、突状ブロック160がそれぞ
れ取り付けられている。
【0021】複数の上部吹口ヘッド32、32…は長尺
の箱体であり、その長手方向が図2、図3において紙面
に直交する方向に延在するように配設され、その長さは
ガラス板16の長さよりも長めに形成されている。ま
た、複数の上部吹口ヘッド32、32…の各々の上部に
は、図2中二点鎖線で示すフレキシブルチューブ36が
連結され、このフレキシブルチューブ36がダクト30
に連結されている。したがって、ダクト30に供給され
た冷却エアは、フレキシブルチューブ36を介して複数
の上部吹口ヘッド32、32…に導入される。そして、
複数の上部吹口ヘッド32、32…の下部に上部吹口ヘ
ッド32の長手方向に所定の間隔で取り付けられた突状
ブロック160、160…のエア噴射ノズル162、1
62…、164、164…(図7、図8参照)から下方
に向けて冷却エアが噴射される。
【0022】ところで、複数の上部吹口ヘッド32、3
2…は図3、図4に示すように、隣り合う一対のリンク
40、44と隣り合う一対のリンク42、46とを1組
とする複数組の四辺形リンク機構によって隣接する上部
吹口ヘッド32、32…同士が移動自在に連結されてい
る。そして、隣り合う一対のリンク42、46で形成さ
れる頂点がガラス板に対向する側に配されている。
【0023】また、上部吹口ヘッド32、32…の各々
の側部には、図4に示すように略三角形状の連結板48
が突設され、隣接する上部吹口ヘッド32、32…の連
結板48、48がピン50を介して回動自在に連結され
ている。なお、リンク機構及び連結板48とピン50と
からなる連結機構は、上部吹口ヘッド32、32…の両
端部に配置されている。
【0024】リンク40は、上端部がスライダ52にピ
ン54を介して回動自在に連結され、下端部がリンク4
2の略中央部にピン56を介して回動自在に連結されて
いる。
【0025】リンク42は、ブロック58にピン60を
介して回動自在に連結されている。ブロック58及びス
ライダ52は、上部吹口ヘッド32に立設されたガイド
レール62に摺動自在に係合されている。また、リンク
42の上端部は、リンク46の上端部にピン64を介し
て回動自在に連結されている。
【0026】リンク46の下端部は、隣接する上部吹口
ヘッド32のブロック58にピン60を介して回動自在
に連結され、このリンク46の略中央部にリンク44の
下端部がピン66を介して回動自在に連結されている。
【0027】リンク44の上端部は、隣接する上部吹口
ヘッド32のピン54に、隣接する上部吹口ヘッド32
のリンク40とともに回動自在に連結されている。
【0028】図2に示すように、前記リンク機構で連結
された複数の上部吹口ヘッド32、32…のうち、図示
の左右端に位置する上部吹口ヘッド32、32は、アー
ム68、68の下端部に連結されている。これらのアー
ム68、68は、モータ70とウォーム機構72等から
なるアクチュエータに各々連結され、このアクチュエー
タによって軸74が回動されることにより動作される。
即ち、アーム68は図5に示すように、その上端部が軸
74に連結されたリンク76にピン78を介して連結さ
れている。したがって、2本軸74、74が図5の矢印
方向に回動されると、アーム68、68の上端は互いに
近づく方向に動作され、前記矢印と逆方向に軸74、7
4が回動されると、アーム68、68の上端は互いに離
れる方向に動作される。
【0029】このようにアーム68、68が動作される
と、上部吹口ヘッド32、32…は、前記リンク機構及
び連結板48とピン50とからなる連結機構の作用によ
って、図2に示す所定の揺動支点Aを中心に揺動され
る。即ち、アーム68、68が互いに近づく方向に動作
されると、図3に示したスライダ52がガイドレール6
2に沿って上昇移動され、リンク40とリンク42との
なす角度が大きくなる。これにより、上部吹口ヘッド3
2、32…に取り付けられた突状ブロック160、16
0…の各々のエア噴射ノズル162、164…を結ぶ曲
線C1の曲率半径R1が、図5の如く大きくなる。ま
た、アーム68、68が互いに離れる方向に動作される
と、図3に示したスライダ52がガイドレール62に沿
って下降移動され、リンク40とリンク42とのなす角
度が小さくなる。これにより、前記エア噴射ノズル16
2、164…を結ぶ曲線C1´の曲率半径R1´が図5
の如く小さくなる。したがって、アーム68、68の揺
動量を制御すれば、曲率半径R1を任意の曲率半径に変
更できるので、曲率半径R1をガラス板16の曲面形状
に応じて変更できる。なお、図2において、符号80は
軸74、74を回動自在に支持するプレートであり、符
号82はモータ70及びウォーム機構72を支持する架
台である。
【0030】複数の下部吹口ヘッド34、34…は長尺
の箱体であり、その長手方向が図2、図3において紙面
に直交する方向に延在するように配設され、その長さは
上部吹口ヘッド32の長さと等しい長さに形成されてい
る。また、複数の下部吹口ヘッド34、34…の各々の
下部には、図2中二点鎖線で示すフレキシブルチューブ
84が連結され、このフレキシブルチューブ84がダク
ト30に連結されている。したがって、ダクト30に供
給された冷却エアは、フレキシブルチューブ84を介し
て複数の下部吹口ヘッド34、34…に導入される。そ
して、複数の下部吹口ヘッド34、34…の上部で下部
吹口ヘッド34の長手方向に所定の間隔に取り付けられ
た突状ブロック160、160…のエア噴射ノズル16
2、164…(図7、図8参照)から、上方に向けて冷
却エアが噴射される。
【0031】一方、複数の下部吹口ヘッド34、34…
は図3に示すように、隣り合う一対のリンク90、94
と隣り合う一対のリンク92、96とを1組とする複数
組の上段リンク機構、及び隣り合う一対のリンク98、
102と隣り合う一対のリンク100、104とを1組
とする複数組の下段リンク機構によって隣接する下部吹
口ヘッド34、34…同士が移動自在に連結されてい
る。そして、隣り合う一対のリンク92、96で形成さ
れる頂点がガラス板に対向する側に配されている。な
お、前記上段、下段リンク機構は、下部吹口ヘッド3
4、34…の両端部に配置されている。また、上段、下
段リンク機構で第2リンク機構を構成している。
【0032】リンク90は、上端部が下部吹口ヘッド3
4にピン106を介して回動自在に連結され、下端部が
リンク94の下端部にピン108を介して回動自在に連
結されている。
【0033】リンク92の下端部は、リンク90の略中
央部にピン110を介して回動自在に連結され、リンク
92の上端部はリンク96の上端部にピン112を介し
て回動自在に連結されている。
【0034】リンク96の下端部は、リンク94の略中
央部にピン114を介して回動自在に連結されている。
このリンク94の上端部は、隣接する下部吹口ヘッド3
4のピン106に、隣接する下部吹口ヘッド34のリン
ク90とともに回動自在に連結されている。
【0035】下段リンク機構の前記リンク98は、上端
部が下部吹口ヘッド34の下部にピン116を介して回
動自在に連結され、下端部が前記リンク102の下端部
にピン118を介して回動自在に連結されている。
【0036】リンク100の上端部は、前記リンク98
の略中央部にピン120を介して回動自在に連結され、
リンク100の下端部はスライダ122にピン124を
介して回動自在に連結されている。スライダ122は、
下部吹口ヘッド34に垂設されたガイドレール130に
摺動自在に係合されている。
【0037】リンク102の上端部は、隣接する下部吹
口ヘッド34のピン116に、隣接する下部吹口ヘッド
34のリンク98とともに回動自在に連結されている。
【0038】リンク104の上端部は、リンク102の
略中央部にピン126を介して回動自在に連結され、リ
ンク104の下端部は、隣接する下部吹口ヘッド34の
ピン124に、隣接する下部吹口ヘッド34のリンク1
00とともに回動自在に連結されている。
【0039】リンク105の上端部は、前記上段リンク
機構のピン108に回動自在に連結され、リンク105
の下端部は、下段リンク機構ピン118に回動自在に連
結されている。
【0040】図2に示すように、前記上段、下段リンク
機構で連結された複数の下部吹口ヘッド34、34…の
うち、図示の左右端に位置する下部吹口ヘッド34、3
4がアーム132、132の上端部に連結されている。
これらのアーム132、132は、モータ134とウォ
ーム機構136とからなるアクチュエータに各々連結さ
れ、このアクチュエータによって軸138が回動される
ことにより動作される。即ち、アーム132は図5に示
すように、その下端部が前記軸138に連結されたリン
ク140にピン142を介して連結されている。したが
って、2本軸138、138が図5の矢印方向に回動さ
れると、アーム132、132の下端は互いに近づく方
向に動作され、矢印と逆方向に軸138、138が回動
されると、アーム132、132の下端は互いに離れる
方向に動作される。
【0041】このようにアーム132、132が動作さ
れると、下部吹口ヘッド34、34…は、前記上段、下
段リンク機構の作用によって、図2に示す所定の揺動支
点Aを中心に揺動される。即ち、アーム132、132
の下端が互いに近づく方向に動作されると、下部吹口ヘ
ッド34、34…に取り付けられた突状ブロック16
0、160…のエア噴射ノズル162、164…を結ぶ
曲線C2の曲率半径R2が図5の如く大きくなる。ま
た、アーム132、132の下端が互いに離れる方向に
動作されると、上部吹口ヘッド32、32…の各々のエ
ア噴射ノズル38、38…を結ぶ曲線C2´の曲率半径
R2´が図5の如く小さくなる。したがって、アーム1
32、132の揺動量を制御すれば、曲率半径R2を任
意の曲率半径に変更できるので、曲率半径R2をガラス
板16の曲面形状に応じて変更できる。また、前記上
段、下段リンク機構は、下部吹口ヘッド34、34…の
揺動時において、下部吹口ヘッド34側のエア噴射ノズ
ル162、164…が上部吹口ヘッド32側のエア噴射
ノズル162、164…と対向した状態を保持しつつ下
部吹口ヘッド34、34…を揺動させるように設計され
ている。なお、図2において、符号144は軸138、
138を回動自在に支持するプレートであり、符号14
6はモータ134及びウォーム機構136を支持する架
台である。
【0042】したがって、前記の如く構成された風冷強
化装置24によれば、複数の上部吹口ヘッド32、32
…を図2に示す揺動支点Aを中心に揺動させると、複数
の上部吹口ヘッド32、32…の各々のエア噴射ノズル
38を結ぶ曲線C1の曲率半径R1をガラス板16の曲
面形状に応じて容易に変更できる。そして、複数の下部
吹口ヘッド34、34…を揺動支点Aを中心に揺動させ
ると、下部吹口ヘッド34、34…のエア噴射ノズル8
8を、複数の上部吹口ヘッド32、32…のエア噴射ノ
ズル38に対向した状態を保持しつつ、複数の下部吹口
ヘッド34、34…の各々のエア噴射ノズル138を結
ぶ曲線C2の曲率半径R2を、ガラス板16の曲面形状
に応じて変更できる。
【0043】これにより、実施の形態の風冷強化装置2
4によれば、迅速に曲率半径R1、R2を変更できるの
で、ジョブチェンジを実質的に無くすことができる。よ
って、湾曲面の異なる多品種のガラス板16を効率よく
生産できる。
【0044】一方、風冷強化装置24の上部吹口ヘッド
32のリンク機構は、曲率半径R1を局部的に変更可能
な構造に構成されている。この構造について説明する
と、前記リンク機構の図4に示すピン60は、ガイドブ
ロック58に設けられ、このガイドブロック58は、ガ
イドレール62に上下移動自在に支持されている。 ガ
イドブロック58の下部には、ストッパ片148が突出
形成されており、このストッパ片148の下面にボルト
150の端部が当接されている。ボルト150は、上部
吹口ヘッド32に設けられたナット部材152に螺合さ
れるとともに貫通配置されている。したがって、ボルト
150をナット部材152から突出する方向に回動させ
ると、ガイドブロック58がボルト150に押し上げら
れる。また、ボルト150を先とは逆方向に回動させる
と、ガイドブロック58が自重によって下降される。こ
れにより、ピン60の位置が調整される。
【0045】図6に示すように、上部吹口ヘッド32D
のピン60の位置を、他の上部吹口ヘッド32A〜32
Cよりも上方に所定量ずらした場合、上部吹口ヘッド3
2Dのリンク42、46とガイドレール62で形成され
る角度θ´が、他の上部吹口ヘッド32A〜32C側で
形成される角度θよりも大きくなる。これによって、他
の上部吹口ヘッド32A〜32C側で形成される曲率半
径R1よりも、上部吹口ヘッド32Cと上部吹口ヘッド
32Dで形成される曲率半径r1が小さくなる。よっ
て、前記リンク機構では、曲率半径R1を局部的に変更
できるので、ガラス板16の湾曲面の曲率が局部的に異
なるガラス板でも対応できる。
【0046】ところで、実施の形態の風冷強化装置24
は、上部吹口ヘッド32及び下部吹口ヘッド34に複数
の突状ブロック160、160…がそれぞれ設けられて
いる。上部吹口ヘッド32と突状ブロック160の取付
構造と、下部吹口ヘッド34と突状ブロック160の取
付構造とは同一なので、ここでは前者の取付構造を説明
し、後者の取付構造については説明を省略する。
【0047】図7に示すように上部吹口ヘッド32、3
2…は、隣接する上部吹口ヘッド32に対して所定の隙
間166をもって平行に配置されている。このように、
上部吹口ヘッド32、32…を隙間166をもって配置
すると、その隙間166の分で上部吹口ヘッド32、3
2…の間隔を可変できる。すなわち、リンク機構による
曲率半径を変更できる。また、突状ブロック160のエ
ア噴射ノズル162、164…からガラス板16(図1
参照)に衝突した冷却エアが、上部吹口ヘッド32、3
2…とガラス板16との間の空間に滞留せず、隙間16
6、166…から風冷強化装置24の外部に効率よく排
出される。よって、ガラス板16には、エア噴射ノズル
162、164…から噴射されたそのままの冷却エアが
吹きつけられる。したがって、実施の形態の風冷強化装
置24は、冷却エアをガラス板16に的確に吹きつける
ことができるので、滞留エアに起因する従来の問題を解
消できる。
【0048】なお、エアの滞留を防ぐためには、吹き口
全体(ガラス板に平行な面)の面積に対する隙間の面積
(図7における突状ブロック160の無い部分の面積)
の比を、25〜60%程度にすることが好ましく、特に
35〜50%程度にすることがより好ましい。これは以
下の理由による。隙間の面積の増加により気流は逃げや
すくなるが、突状ブロック160の配置が困難になるた
め、60%程度が設計上の上限と考えられ、また隙間の
面積を減らすことにより設計上の自由度は上がるが、気
流が逃げにくくなるため、25%程度が事実上の下限と
考えられることによる。さらに、設計上の余裕や本願発
明者による試験結果等を鑑みると、35〜50%程度に
設定することが最も好ましいと言える。
【0049】一方で、上部吹口ヘッド32、32…を隙
間166をもって配置すると、隣り合う上部吹口ヘッド
32、32の突状ブロック160、160に形成された
エア噴射ノズルの間隔が開くので、冷却エアをガラス板
16に均一に吹きつけることができなくなるという不具
合が生じる。
【0050】そこで、実施の形態の風冷強化装置24で
は、この不具合を防止するため、突状ブロック160
を、上部吹口ヘッド32の幅よりも長めに形成するとと
もに、突状ブロック160の表面全体にわたって多数の
エア噴射ノズル162、164…を形成した。
【0051】これにより、図7の如く隙間166に対応
する位置に、エア噴射ノズル162、164…が位置す
るので、上部吹口ヘッド32、32…を隙間166、1
66…をもたせて配置しても、冷却エアをガラス板16
に均一に吹きつけることができる。
【0052】また、突状ブロック160は、図7の如く
長さ方向の一端部160Aが凸状に形成され、他端部1
60Bが凹状に形成されている。したがって、上部吹口
ヘッド32、32…が接近する方向に揺動されると、長
さ方向に隣接する一方の突状ブロック160の他端部1
60Bに、他方の突状ブロック160の一端部160A
が収納される。すなわち、凸部を凹部に逃がすことがで
きる。このような形状に、突状ブロック160を形成す
ると、図7の上部吹口ヘッド32、32…が接近した状
態において、隙間166を保ちつつ、複数の突状ブロッ
ク160、160…で形成される面に、エア噴射ノズル
162、164…を千鳥状に密に配列することができる
ので、ガラス板16の全面を均一に冷却することができ
る。
【0053】更に、突状ブロック160は、図8の如く
その表面が凸凹状に形成され、凸部160Cにエア噴射
ノズル162、164…を千鳥状に形成し、凹部160
D、160D…を滞留エアの逃げ用溝としたので、滞留
エアを、逃げ用溝160D、160D…から図7の隙間
166に効率よく排出することができる。
【0054】突状ブロック160の凸部160Cは、略
王字状に形成され、その中央部に並んで形成された三つ
の噴射ノズル162、162、162はガラス板16と
対面配置される。
【0055】一方、エア噴射ノズル162、162、1
62を挟んで両側に形成された、それぞれ三つのエア噴
射ノズル164、164、164は、凸部160Cの縁
部に形成されたテーパ面160Eに開口されている。テ
ーパ面160Eにエア噴射ノズル164を形成すると、
図9の如くエア噴射ノズル162、164から噴射され
た冷却エアがガラス板16に当たる面積S2が、テーパ
面160Eを形成しない時の面積S1よりも大きくな
る。これにより、上部吹口ヘッド32、32…間の隙間
166が広がってもガラス板16全体に冷却エアを吹き
つけることができる。特に、実施の形態の風冷強化装置
24は、リンク機構を用いて上部吹口ヘッド32を揺動
させるものであり、上部吹口ヘッド32、32…間の隙
間を可能な限り大きくとる必要があるので好適である。
【0056】なお、テーパ面160Eの傾斜角度θを大
きくすると、前記面積S2が広くなるのでリンク機構を
用いる風冷強化装置24に有利になる。しかし、θを大
きくし過ぎると、エア噴射ノズル164からガラス板に
当たる冷却エアの風圧が、エア噴射ノズル162による
風圧よりも大幅に低下するので、均一に風冷強化できな
くなる不具合がある。このため、θは、両者に不具合を
与えない角度に設定されている。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るガラス
板の風冷強化装置によれば、複数の上部吹口部材を、隣
接する上部吹口部材に対して所定の隙間をもって配置す
るとともに、複数の下部吹口部材を、隣接する下部吹口
部材に対して所定の隙間をもって配置し、かつ、各々の
上部吹口部材に、上部吹口部材よりも幅広の突状ブロッ
クを所定の間隔で複数個取り付けるとともに、各々の下
部吹口部材に、下部吹口部材よりも幅広の突状ブロック
を所定の間隔で複数個取り付け、そして、これらの突状
ブロックの表面に多数のエア噴射ノズルを形成し、これ
らのエア噴射ノズルからガラス板に冷却エアを吹きつけ
るようにしたので、ガラス板の風冷強化を安定して行う
ことができ、よって、品質のよい強化ガラスを製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るガラス板の風冷強化装置が適
用されたガラス板成形装置の構造図
【図2】実施の形態に係るガラス板の風冷強化装置の構
造図
【図3】図2に示した風冷強化装置のリンク機構の構造
【図4】風冷強化装置のリンク機構の要部拡大構造図
【図5】風冷強化装置のリンク機構を駆動する駆動装置
の構造図
【図6】風冷強化装置のリンク機構の動作を模式的に示
した説明図
【図7】風冷強化装置の上部及び下部吹口ヘッドに設け
られた突状ブロックの平面図
【図8】図7に示した突状ブロックの斜視図
【図9】突状ブロックに形成されたエア噴射ノズルによ
るエア噴射範囲を説明する図
【符号の説明】
10…ガラス板成形装置、24…風冷強化装置、32…
上部吹口ヘッド、34…下部吹口ヘッド、38…上部吹
口ヘッドのエア噴射ノズル、40、42、44、46…
上部吹口ヘッドのリンク機構、88…下部吹口ヘッドの
エア噴射ノズル、90、92、94、96…下部吹口ヘ
ッドの上段リンク機構、98、100、102、10
4、105…下部吹口ヘッドの下段リンク機構、160
…突状ブロック、 162、164…エア噴射ノズル、
166…隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 健治 神奈川県愛甲郡愛川町角田字小沢上原426 番1 旭硝子株式会社内 Fターム(参考) 4G015 CA05 CA08 CB01 CC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ成形された高温のガラス板の上面に
    冷却エアを吹きつける複数の上部吹口部材と、前記ガラ
    ス板の下面に冷却エアを吹きつける複数の下部吹口部材
    とを備えたガラス板の風冷強化装置において、 前記複数の上部吹口部材は、隣接する上部吹口部材に対
    して所定の隙間をもって配置されるとともに、前記複数
    の下部吹口部材は、隣接する下部吹口部材に対して所定
    の隙間をもって配置され、 各々の上部吹口部材には、該上部吹口部材の幅よりも長
    い突状ブロックが所定の間隔で複数個取り付けられると
    ともに、各々の下部吹口部材には、該下部吹口部材の幅
    よりも長い突状ブロックが所定の間隔で複数個取り付け
    られ、 前記突状ブロックの表面に多数のエア噴射ノズルが形成
    され、これらのエア噴射ノズルからガラス板に冷却エア
    が吹きつけられるとともに、 前記突状ブロックは、長さ方向の一端部が凸状に形成さ
    れるとともに、他端部は、前記凸状の一端部を逃がすた
    めに凹状に形成されていることを特徴とするガラス板の
    風冷強化装置。
  2. 【請求項2】 前記突状ブロックの表面は凸凹状に形成
    され、該凸部に前記エア噴射ノズルが形成され、該凹部
    がエアーの逃げ用溝として機能することを特徴とする請
    求項1に記載のガラス板の風冷強化装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の突状ブロックで形成される面
    に、前記エア噴射ノズルが千鳥状に配列されていること
    を特徴とする請求項1、又は2に記載のガラス板の風冷
    強化装置。
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