JP2002193286A - キャップ付きボトル型容器 - Google Patents

キャップ付きボトル型容器

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JP2002193286A
JP2002193286A JP2000387179A JP2000387179A JP2002193286A JP 2002193286 A JP2002193286 A JP 2002193286A JP 2000387179 A JP2000387179 A JP 2000387179A JP 2000387179 A JP2000387179 A JP 2000387179A JP 2002193286 A JP2002193286 A JP 2002193286A
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JP
Japan
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cap
container
bottle
mouth
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000387179A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Saito
高稔 斉藤
Harufuji Iwai
治富之 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトル型容器を密閉するキャップの緩みを防
止する。 【解決手段】 内容物を排出する口部を備えたボトル型
容器の本体部分と、この本体部分の口部にねじ止めして
該口部を密閉するキャップからなる容器において、容器
の本体部分に、キャップのねじ込みに際して該キャップ
の先端部分に係合する少なくとも1つの凸部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボトル型容器に関
し、該容器の口部をねじ止め式のキャップによって確実
に密閉しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】液体洗剤やシャンプー、リンスあるいは
飲料等を充填したボトル型の容器は、その口部を密閉す
るためにねじ止め式のキャップが用いられており、容器
が転倒した場合でも内容物が容易に漏洩することがない
ようキャップの内側には容器の口部の先端に当接して液
密状態に保持するシール部材が配置されている。
【0003】ところで、上記のような容器は、キャップ
を高いトルクのもとで締め込んでいても、使用状況とし
て例えば容器に落下や転倒等によって衝撃が加えられた
場合にキャップと口部との間における摩擦抵抗が経時的
に低下(キャップの緩み)していき、シール部材による
シール効果が期待できなくなり、内容物が漏洩してしま
う不具合がある。
【0004】この点に関し実公昭56−12204号公
報には、容器本体の頸部に形成されたねじ部(谷部)に
蓋体の戻り方向に鋭角な係止突起を設け、この係止突起
に蓋体の内周部に形成されたねじ部(山部)を乗り上げ
るようにして係止する容器が提案されている。
【0005】しかしながら、このような容器は、キャッ
プのねじ込みに際して係止突起を乗り越える時に比較的
大きな力を継続的に加える必要であること、また、キャ
ップを例えば、低密度ポリエチレンのような軟質材で構
成した場合に、頻繁な取り付け、取り外しを行う使用状
況下では、摩耗等が生じるため、キャップと口部との間
の摩擦抵抗がしだいに低下していき、容器の転倒時など
に内容物の漏洩は避け難い。
【0006】本発明の課題は、キャップをねじ込む際に
継続的な過大な力を必要とせず、しかも、軟質材からな
るキャップで生じるような緩みの生じない新規なキャッ
プ付きのボトル型容器を提案するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内容物を排出
する口部を備えたボトル型容器の本体部分と、この本体
部分の口部にねじ止めして該口部を密閉するキャップか
らなる容器であって、本体部分に、キャップのねじ込み
に際してその先端部分に係合する少なくとも1つの凸部
を配設してなる、ことを特徴とするボトル型容器であ
り、キャップの先端部分での係合が食い込みによるもの
とするのが望ましい。
【0008】上記の凸部は口部の付け根台座部から容器
本体の肩部へ向けて延びるリブ状突起とするのが好まし
い。
【0009】また、凸部は点状突起とすることもでき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】容器の口部の根元付近に凸部を設
けておき、キャップを締め込んだときにその先端に凸部
を食い込ませるかあるいは、その相互間で面圧を著しく
高めることでキャップの緩み、すなわち、摩擦抵抗の低
下を防止する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をより具体的に
説明する。図1は本発明に従う容器の側面を示したもの
であり、図2はその平面を示したものである。
【0012】図において1はボトル型容器の本体部分、
2は充填された内容物を排出する口部であり、この口部
2は容器の本体部分1と一体的に形成されていて、その
外周にはねじ部2aが形成されている。
【0013】3は口部2を密閉するためのキャップであ
る。このキャップ3はその内側に口部2のねじ部2aに
適合するねじ部3aと、キャップ2をねじ込んだ状態に
て口部2を液密状態に保持するシール部材3bを有す
る。
【0014】また、4は口部2の付け根台座部2bに設
けられたリブ状の凸部であり、この凸部4はキャップ3
を軟質材にて構成してこれを口部2に適合させたとき、
キャップ2の先端部分3cに当接して食い込こむように
なっている。
【0015】凸部4は図2に示すように本体部分1の肩
部に向けて延びる複数本のリブ状突起を例として示して
あるが、口部2の周りに沿うように設けることもでき、
また、これは図示はしないが点状突起としてもよい。
【0016】キャップ3と本体部分1とを比較的剛性の
高い同材質にて構成した場合、その先端部分3cは凸部
4に食い込み難くなるが、当接部における面圧を著しく
上昇さることことができるためキャップ2が簡単に弛む
ようなことはない。
【0017】本発明に従うボトル型の容器は、高密度ポ
リエチレンやポリプロピレン等の比較的剛性の高いオレ
フィン系樹脂或いはポリエチレンテレフタレートに代表
されるポリエステル樹脂等をブロー成形することによっ
て得ることができるものであり、また、キャップは容器
と同等の材質からなるもの、あるいは低密度ポリエチレ
ンや直鎖状低密度ポリエチレン等の軟材質の合成樹脂を
インジェクション成形することによって得ることができ
る。
【0018】容器の本体部分1をブロー成形によって製
造する場合、パーティングラインの形成は不可避であ
り、凸部4を設けるに当たっては適正な突出代を確保す
るためパーティングラインPを除く領域に設けるのがよ
い。
【0019】凸部4のサイズは容器やキャップの大きさ
に合わせて適宜に設定できるものであり、本発明ではと
くに限定されない。
【0020】キャップ3及び容器の設計に当たっては、
キャップ3のねじ込みに際してその先端部分3cが凸部
4に係合するよう適正なねじ込み深さ、口部2の高さに
設定することが肝要になる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、キャップの先端部分が
容器の本体部分に設けられた凸部に強く係合するので、
キャップが簡単に弛むことがなく、容器の口部を確実に
密閉できる。
【0022】キャップの取り付け、取り外しに当たって
は、凸部との係合もしくはその解除を行うときにのみに
力を加える必要はあるものの、ねじ部においては何らの
抵抗もないので、キャップの取り付け、取り外しを簡便
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う容器の側面を示した図である。
【図2】 図1に示した容器の平面を示した図である。
【符号の説明】
1 容器の本体部分 2 口部 2a ねじ部 2b 台座部 3 キャップ 3a ねじ部 3b シール部材 3c 先端部分 4 凸部 P パーティングライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を排出する口部を備えたボトル型
    容器の本体部分と、この本体部分の口部にねじ止めして
    該口部を密閉するキャップからなる容器であって、 本体部分に、キャップのねじ込みに際して該キャップの
    先端部分に係合する少なくとも1つの凸部を配設してな
    る、ことを特徴とするボトル型容器。
  2. 【請求項2】 キャップの先端部分での係合が、食い込
    みによるものである、請求項1記載のボトル型容器。
  3. 【請求項3】 凸部が、口部の付け根台座部から本体部
    分の肩部へ向けて延びるリブ状突起である、請求項1又
    は2記載のボトル型容器。
  4. 【請求項4】 凸部が、点状突起である、請求項1又は
    2記載のボトル型容器。
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