JP2002193283A - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器

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JP2002193283A
JP2002193283A JP2000395334A JP2000395334A JP2002193283A JP 2002193283 A JP2002193283 A JP 2002193283A JP 2000395334 A JP2000395334 A JP 2000395334A JP 2000395334 A JP2000395334 A JP 2000395334A JP 2002193283 A JP2002193283 A JP 2002193283A
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博昭 徳田
Shigeo Kamata
茂夫 鎌田
Masakazu Kudo
正和 工藤
Masayoshi Takidonai
政可 滝童内
Shinichi Ishiyama
新一 石山
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブ容器に新たな識別機能を付加するこ
とにより、高い識別機能を有するチューブ容器を提供す
る。 【解決手段】 本発明であるチューブ容器は、内容物を
充填する容器本体110の一端に、偏平な外観形状のテ
ール部113を有する。チューブ容器100は、テール
部113の輪郭に沿って連続的に設けられた加飾用突状
部115を有する。加飾用突状部115は、その先端に
印刷面116を有し、容器本体110の成形に際して形
成されるパーティングラインLを加飾用突状部115の
段下がり領域Xに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物を充填する
容器本体の一端に、偏平な外観形状のテール部を有する
チューブ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チューブ容器は、比較的薄肉な容器本体
の胴体部を押し潰すことによって、その口部から内容物
を排出するものである。こうしたチューブ容器は、一般
的に、練り辛子や練りワサビなどの調味料を入れたり、
化粧料、歯磨き剤、接着剤などを入れる容器として利用
される。
【0003】ところで、この種の容器は、サイズに違い
こそあれ、何れも同じ外観形状を有するため、チューブ
容器を利用する消費者やメーカーからは、他のチューブ
容器との明確な区別を図ることができる識別機能を有し
たチューブ容器が要求されている。このような要請に答
えるために、従来のチューブ容器は、その容器本体の外
表面に直接印刷するなどの加飾を施して、他のチューブ
容器との差別化を図るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チュー
ブ容器の外表面を単に加飾しただけでは、そのデザイン
も類似するものが多数見られることから、印刷による加
飾などによって他のチューブ容器との差別化を図るうえ
にも困難な状況にあり、チューブ容器の用途が拡大する
現在においては、新たな視点からチューブ容器に対して
識別力を持たせる技術が要求されている。
【0005】本発明は、上述した問題点を解消するため
になされたものであって、チューブ容器に新たな識別機
能を付加することにより、高い識別機能を有するチュー
ブ容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、第1発明に係る、チューブ容器は、内容物を充填
する容器本体の一端に、偏平な外観形状のテール部を有
するチューブ容器であって、該チューブ容器は、前記テ
ール部の輪郭に沿って連続的または断続的に設けられた
加飾用の突状部を有し、前記容器本体の成形に際して形
成されるパーティングラインを前記加飾用突状部の段下
がり領域に形成してなることを特徴とするものである。
【0007】第1発明によれば、容器本体のテール部の
輪郭に沿った加飾用突状部を設けることにより、チュー
ブ容器に対して新たな識別機能が付加されるため、高い
識別機能を有するチューブ容器を提供することができ
る。また、第1発明によれば、上記加飾用突状部をテー
ル部の輪郭に沿って連続的または断続的に設けたから、
この加飾用突状部は容器本体に対する押し潰し動作を妨
げることなく、内容物を排出する機能を従来のまま維持
することができる。
【0008】また、第2発明に係る、チューブ容器は、
上記第1発明において、前記加飾用突状部は、その先端
に印刷面を有するものであることが好ましい。第2発明
によれば、前記加飾用突状部の先端に設けた印刷面が立
体的に浮き上がることによってその加飾部分に立体感が
得られるから、チューブ容器をさらに効果的に識別でき
る。加えて、第2発明によれば、パーティングラインが
加飾用突状部の先端に位置しないから、この加飾用突状
部に対する印刷が容易になるため、加飾された突状部を
有するチューブ容器を生産するに当たってその生産性が
向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づき詳細に説明する。
【0010】図1〜4は、本発明に係る、チューブ容器
の一実施形態である。図1は、そのチューブ容器100
を示す斜視図、図2,3はそれぞれ、そのチューブ容器
の正面図および側面図であって、図4はチューブ容器の
テール部を示す拡大図である。
【0011】チューブ容器100は、比較的薄肉な容器
本体110の胴体部111を外力Fによって押し潰すこ
とで、その口部112から容器本体110に充填した内
容物を外部に排出するものであり、口部112には取り
外し可能なキャップCを有する。
【0012】容器本体110は、口部112と反対側の
一端に、胴体部111を閉塞する偏平な矩形のテール部
113を有し、胴体部111の押し潰しを容易にするた
めに、胴体部111の両側面にそれぞれ蛇腹114を備
える。
【0013】また容器本体110は、テール部113の
輪郭に沿って連続的に設けられた加飾用の突状部115
を有する。この突状部115は、図1,3に示す如く、
容器本体110の側面に亘って延長されて蛇腹114を
分割し、その先端には赤、青、黄などの単色またはそれ
らを組み合わせた複数色によって加飾された印刷面11
6を有する。
【0014】従って、チューブ容器100によれば、容
器本体110のテール部113の輪郭に沿った加飾用突
状部115を設けることにより、チューブ容器に対して
新たな識別機能が付加されるため、高い識別機能を有す
るチューブ容器を提供することができる。また、チュー
ブ容器100によれば、加飾用突状部115をテール部
113の輪郭に沿って連続的に設けたから、この加飾用
突状部115は容器本体110に対する押し潰し動作を
妨げることなく、内容物を排出する機能を従来のまま維
持することができる。
【0015】また本実施形態の場合、加飾用突状部11
5は、その先端に印刷面116を有するから、加飾用突
状部115の先端に設けた印刷面116が立体的に浮き
上がることによってその加飾部分に立体感が得られるた
め、従来のチューブ容器と比べてさらに効果的な識別機
能を有する。
【0016】ところで、チューブ容器100をブロー成
形により成形する場合は、ポリエチレン等のオレフィン
系樹脂やこの樹脂層にEVOH・ナイロンなどの樹脂を
バリア層として間に挟んだ積層構成とする合成樹脂によ
って金型成形されるため、金型の合せ面によって生じる
パーティングラインLが突状部115の先端、即ち、加
飾が施される部分に位置する際には、このパーティング
ラインPのために印刷面116がうまく形成できない場
合がある。
【0017】そこで、チューブ容器100はさらに、図
4に示す如く、パーティングラインLを突状部115の
先端に隣接する段下がり領域X、即ち、加飾が施される
部分の縁から外側の領域に形成する。この場合、パーテ
ィングラインLが加飾用突状部115の先端に位置しな
いことにより、この加飾用突状部115に対する印刷が
容易になるから、加飾された突状部115を有するチュ
ーブ容器100を生産するに当たってその生産性が向上
する。
【0018】なお、チューブ容器100は、突状部11
5の先端に印刷面116を有するが、この印刷面116
は、要求に応じて無くしてもよい。
【0019】ところで、加飾用突状部115は、少なく
ともテール部113の輪郭に沿って設けたものであれば
よい。例えば、図5および図6はそれぞれ、本発明の第
2および第3実施形態であるチューブ容器のテール部を
示す拡大図である。なお、図1〜4と同一部分は、同一
符号を用いてその説明を省略する。
【0020】第2実施形態のチューブ容器は、図5に示
す如く、容器本体110の側面に亘って延長されて蛇腹
114を分割することなく、テール部113の輪郭部分
にだけ連続的に設けられた加飾用の突状部117を有す
るものである。なお、突状部117は、加飾された印刷
面を有するものであるが、この印刷面は無くてもよい。
【0021】また、第3実施形態のチューブ容器は、図
6に示す如く、テール部113の輪郭に沿って断続的に
設けられた加飾用の突状部118を有するものである。
この場合、加飾用突状部118は、容器本体110の側
面に亘って延長されて蛇腹114を分割する配置であっ
ても、第2実施形態と同様に、容器本体110の側面に
まで延長されることなく、テール部113の輪郭部分だ
けに配置されたものであってもよい。なお、突状部11
8は、加飾された印刷面を有するものであるが、この印
刷面は無くてもよい。
【0022】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。例えば、チュ
ーブ容器の容器本体は、その側面に蛇腹が設けられてい
ない従来の容器であってもよい。また、容器本体の口部
112も様々な形態のものがあり、この口部112に取
り付けられるキャップCも、口部112の形態に応じて
様々な形態のものが使用可能である。
【0023】
【発明の効果】上述したことから明らかな如く、第1発
明によれば、容器本体のテール部の輪郭に沿った加飾用
突状部を設けることにより、チューブ容器に対して新た
な識別機能が付加されるため、高い識別機能を有するチ
ューブ容器を提供することができる。また、第1発明に
よれば、上記加飾用突状部をテール部の輪郭に沿って連
続的または断続的に設けたから、この加飾用突状部は容
器本体に対する押し潰し動作を妨げることなく、内容物
を排出する機能を従来のまま維持することができる。
【0024】また、第2発明によれば、上記第1発明に
おいて、前記加飾用突状部の先端に設けた印刷面が立体
的に浮き上がることによってその加飾部分に立体感が得
られるから、チューブ容器をさらに効果的に識別でき
る。加えて、第2発明によれば、パーティングラインが
加飾用突状部の先端に位置しないから、この加飾用突状
部に対する印刷が容易になるため、加飾された突状部を
有するチューブ容器を生産するに当たってその生産性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る、チューブ容器の第1実施形態
を示す斜視図である。
【図2】 同実施形態におけるチューブ容器の正面図で
ある。
【図3】 同実施形態におけるチューブ容器の側面図で
ある。
【図4】 同実施形態におけるチューブ容器のテール部
を示す拡大図である。
【図5】 本発明の第2実施形態であるチューブ容器の
テール部を示す拡大図である。
【図6】 本発明の第3実施形態であるチューブ容器の
テール部を示す拡大図である。
【符号の説明】
100 チューブ容器 110 容器本体 111 胴体部 112 口部 113 テール部 114 蛇腹 115 加飾用突状部(第1実施形態) 116 印刷面 117 加飾用突状部(第2実施形態) 118 加飾用突状部(第3実施形態) C キャップ L パーティングライン F 外力 X 段下がり領域
フロントページの続き (72)発明者 工藤 正和 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (72)発明者 滝童内 政可 栃木県那須郡小川町大字小川3415−2 株 式会社吉野工業所小川金型工場内 (72)発明者 石山 新一 栃木県栃木市吹上町1550 株式会社吉野工 業所栃木工場内 Fターム(参考) 3E065 AA01 AA04 BA14 BA16 BA25 CA09 DA04 DB01 DD05 EA03 FA04 GA01 GA03 GA10 HA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を充填する容器本体の一端に、偏
    平な外観形状のテール部を有するチューブ容器であっ
    て、 該チューブ容器は、前記テール部の輪郭に沿って連続的
    または断続的に設けられた加飾用の突状部を有し、前記
    容器本体の成形に際して形成されるパーティングライン
    を前記加飾用突状部の段下がり領域に形成してなること
    を特徴とするチューブ容器。
  2. 【請求項2】 前記加飾用突状部は、その先端に印刷面
    を有するものである請求項1に記載のチューブ容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2703312B1 (fr) 2012-08-28 2015-03-11 Albéa Services Tête de tube améliorée comprenant un insert formant barrière

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