JP2002193150A - 車載装置、自動車及び情報処理方法 - Google Patents

車載装置、自動車及び情報処理方法

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JP2002193150A
JP2002193150A JP2000395042A JP2000395042A JP2002193150A JP 2002193150 A JP2002193150 A JP 2002193150A JP 2000395042 A JP2000395042 A JP 2000395042A JP 2000395042 A JP2000395042 A JP 2000395042A JP 2002193150 A JP2002193150 A JP 2002193150A
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passenger
signal processing
seating
voice
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Hiroaki Okajima
寛明 岡島
Satoru Shinada
哲 品田
Katsuhiko Nunokawa
克彦 布川
Makoto Sasaki
信 佐々木
Mikio Kamata
幹夫 鎌田
Masayuki Irimoto
昌之 圦本
Kenji Mori
健司 森
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Sony Corp
Toyota Motor Corp
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Sony Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車載装置、自動車及び情報処理方
法に関し、車内の貴重な様子を記録に残すことができ、
また車内を和ませることができるようにする。 【解決手段】 搭乗者の会話より又は着座状態より車内
の盛り上がりを判定して車内の様子を記録し、又は搭乗
者に娯楽を提供する。また車両の搭乗者の状況に応じて
得られる搭乗者状況信号により車内の盛り上がりを判定
してサービスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載装置、自動車
及び情報処理方法に関し、搭乗者の会話又は着座状態よ
り車内の盛り上がりを判定して車内の様子を記録するこ
とにより、又は搭乗者に娯楽を提供することにより、車
内の貴重な様子を記録に残すことができ、また車内を和
ませることができるようにする。また車両の搭乗者の状
況に応じて得られる搭乗者状況信号により車内の盛り上
がりを判定してサービスを提供することにより、車内の
貴重な様子を記録に残したり、また車内を和ませたりす
ることができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に関しては、ユーザーイン
ターフェースの向上を目的とした種々の情報機器が提案
されるようになされている。すなわちこのような提案に
係る機器によれば、専門の知識を要しなくても、自動車
の状態をユーザーに告知することができ、その分ユーザ
ーの使い勝手を向上することができる。
【0003】すなわち例えば特開平12−203465
号公報においては、擬人化された情報発信主体を車内の
情報処理装置に構築し、各種センサにより自動車の状態
を把握すると共に、これら把握した自動車の状態をこの
擬人化された情報発信主体によりユーザーに通知する方
法が提案されている。この特開平12−203465号
公報においては、このような情報処理装置の機能の1つ
として、ユーザーの音声による指示に応じて、音声認識
結果をテキストデータにより記録に残し、旅日記を作成
する方法が提案されており、このテキストデータによる
旅日記に、ユーザーの所望する画像データを併せて記録
する方法が開示されるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで実際の旅行等
において、車内の様子を撮影する場合には、その場の雰
囲気の盛り上がりにより、搭乗者の1人が勝手に写真を
写す場合もある。すなわちこの場合、人格を有する搭乗
者の1人がカメラマンとなって、他の搭乗者の意思とは
無関係に写真を撮影するものである。このような写真に
おいては、車内の会話の盛り上がりに応じて記録される
ものであり、搭乗者のくつろいだ様子が記録され、貴重
な思い出のシーンとなることが多い。
【0005】このような車内のくつろいだ自然な雰囲気
を、搭乗者の操作に依らずに記録に残すことができれ
ば、便利であると考えられる。すなわち上述したように
搭乗者の1人が勝手に撮影する場合でも、この搭乗者が
カメラ等を構える場合には若干なりともその場の雰囲気
を壊すことになり、搭乗者の操作に依らずに車内の様子
を記録に残すことができれば、このような場の雰囲気を
乱すことなく記録することができると考えられる。また
おおいに盛り上がった場合には、搭乗者が撮影を忘れる
ことすら考えられ、搭乗者の操作に依らずに車内の様子
を記録に残すことができれば、このような場合にも、車
内の様子を記録に残すことができると考えられる。
【0006】またこのような車内の盛り上がりに応じた
処理によれば、必要に応じて車内を和ませることもでき
ると考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、車内の貴重な様子を記録に残すことができ、また車
内を和ませることができる車載装置、自動車及び情報処
理方法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1又は請求項10の発明においては、車載装置
又は自動車に適用して、車両の搭乗者の音声を取得して
得られる音声信号を信号処理して、車内の盛り上がりを
判定する音声信号処理手段と、音声信号処理手段による
判定結果に応じて、車内及び又は車外の様子を画像及び
又は音声により記録する記録手段とを備えるようにす
る。
【0009】また請求項4又は請求項12の発明におい
ては、車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の
座席における着座状態を検出して得られる着座信号を信
号処理して、車内の盛り上がりを判定する着座信号処理
手段と、着座信号処理手段による判定結果に応じて、車
内及び又は車外の様子を画像及び又は音声により記録す
る記録手段とを備えるようにする。
【0010】また請求項7又は請求項11の発明におい
ては、車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の
音声を取得して得られる音声信号を信号処理して、車内
の盛り上がりを判定する音声信号処理手段と、音声信号
処理手段による判定結果に応じて、搭乗者に娯楽を提供
する娯楽提供手段とを備えるようにする。
【0011】また請求項8又は請求項13の発明におい
ては、車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の
座席における着座状態を検出して得られる着座信号を信
号処理して、車内の盛り上がりを判定する着座信号処理
手段と、着座信号処理手段による判定結果に応じて、搭
乗者に娯楽を提供する娯楽提供手段とを備えるようにす
る。
【0012】また請求項16の発明においては、情報処
理方法に適用して、車両の搭乗者の音声を取得して得ら
れる音声信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定
し、該判定結果に応じて、車内及び又は車外の様子を画
像及び又は音声により記録する。
【0013】また請求項17の発明においては、情報処
理方法に適用して、搭乗者の音声を取得して得られる音
声信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定し、該
判定結果に応じて、搭乗者に娯楽を提供する。
【0014】また請求項18の発明においては、情報処
理方法に適用して、車両の搭乗者の座席における着座状
態を検出して得られる着座信号を信号処理して、車内の
盛り上がりを判定し、該判定結果に応じて、車内及び又
は車外の様子を画像及び又は音声により記録する。
【0015】また請求項19の発明においては、情報処
理方法に適用して、車両の搭乗者の座席における着座状
態を検出して得られる着座信号を信号処理して、車内の
盛り上がりを判定し、該判定結果に応じて、搭乗者に娯
楽を提供する。
【0016】また請求項20、請求項21、請求項22
の発明においては、車載装置、自動車、情報処理方法に
適用して、車両の搭乗者の状況に応じて得られる搭乗者
状況信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定し、
該判定結果に応じて、搭乗者にサービスを提供する。
【0017】請求項1又は請求項10の構成によれば、
車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の音声を
取得して得られる音声信号を信号処理して、車内の盛り
上がりを判定する音声信号処理手段と、音声信号処理手
段による判定結果に応じて、車内及び又は車外の様子を
画像及び又は音声により記録する記録手段とを備えるこ
とにより、車内の盛り上がりを判定して車内又は車外の
様子を記録に残すことができる。
【0018】また請求項7又は請求項11の構成によれ
ば、車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の音
声を取得して得られる音声信号を信号処理して、車内の
盛り上がりを判定する音声信号処理手段と、音声信号処
理手段による判定結果に応じて、搭乗者に娯楽を提供す
る娯楽提供手段とを備えることにより、車内の盛り上が
りに欠ける状態を検出して搭乗者に娯楽を提供して、こ
の娯楽により場を和ませることができる。
【0019】また請求項8又は請求項13の構成によれ
は、車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の座
席における着座状態を検出して得られる着座信号を信号
処理して、車内の盛り上がりを判定する着座信号処理手
段と、着座信号処理手段による判定結果に応じて、搭乗
者に娯楽を提供する娯楽提供手段とを備えることによ
り、車内の盛り上がりに欠ける状態を着座の状態により
判定して娯楽を提供し、この娯楽により場を和ませるこ
とができる。
【0020】また請求項4又は請求項12の構成によれ
は、車載装置又は自動車に適用して、車両の搭乗者の座
席における着座状態を検出して得られる着座信号を信号
処理して、車内の盛り上がりを判定する着座信号処理手
段と、着座信号処理手段による判定結果に応じて、車内
及び又は車外の様子を画像及び又は音声により記録する
記録手段とを備えることにより、搭乗者の盛り上がりを
着座の状態により判定して、車内又は車外の様子を記録
に残すことができる。
【0021】これらにより請求項16、請求項17、請
求項18又は請求項19の構成によれば、車内の盛り上
がりに欠ける状態を判定して車外の様子を記録に残すこ
とができる情報処理方法を提供することができ、また場
を和ませることができる情報処理方法を提供することが
できる。
【0022】また請求項20、請求項21、請求項22
の構成によれば、車載装置、自動車、情報処理方法に適
用して、車両の搭乗者の状況に応じて得られる搭乗者状
況信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定し、該
判定結果に応じて、搭乗者にサービスを提供することに
より、音声信号、着座状態等に限らず、種々の信号によ
り車内の盛り上がりを判定し、娯楽等の提供等のサービ
スを提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0024】(1)第1の実施の形態 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。この車載装置1は、乗用車の車内
に搭載される装置である。この車載装置1において、マ
イク2は、例えば車内の前席及び後席間の天井に配置さ
れ、搭乗者の会話を取得して音声信号を出力する。これ
によりマイク2は、搭乗者の状況を示す搭乗者状況信号
の1つとして、音声信号を取得するようになされてい
る。
【0025】データ記録装置3は、中央処理ユニット
(CPU)4の制御により、中央処理ユニット4より出
力されるオーディオデータを記録する。また同様の中央
処理ユニット4の制御により記録したオーディオデータ
を再生して出力する。アンプ5は、このデータ記録装置
3より出力されるオーディオデータをディジタルアナロ
グ変換処理してスピーカ6を駆動する。これらによりこ
の車載装置1では、中央処理ユニット4より出力される
オーディオデータを記録し、また記録したオーディオデ
ータを再生できるようになされている。
【0026】中央処理ユニット4は、外部インターフェ
ース7を介して、例えば自動車のダッシュボードに配置
された操作子の操作を検出し、この操作子の操作に応動
して図示しないメモリ等を使用して所定の処理手順を実
行することにより、この車載装置1全体の動作を制御す
る。この処理において、中央処理ユニット4は、マイク
2を介して入力される音声信号を図示しないアナログデ
ィジタル変換回路によりオーディオデータに変換して入
力し、このオーディオデータの処理結果により全体の動
作を制御する。
【0027】すなわち図1は、この中央処理ユニット4
の処理手順を示すフローチャートである。中央処理ユニ
ット4は、外部インターフェース7を介して、所定の操
作子の操作が検出されると、この処理手順を実行する。
すなわち中央処理ユニット4は、ステップSP1からス
テップSP2に移り、ここで所定の期間の間、オーディ
オデータの振幅が所定のしきい値以上に立ち上がってい
るか否か判断することにより、マイク2を介して検出さ
れる音声信号の信号レベルを基準にして、搭乗者による
会話の盛り上がりを判定する。
【0028】このステップSP2で否定結果が得られる
と、この場合、車内が静かで会話が盛り上がっていない
と判断できることにより、中央処理ユニット4は、ステ
ップSP2を繰り返す。これに対してステップSP2で
肯定結果が得られると、中央処理ユニット4は、ステッ
プSP3に移り、データ記録装置3にオーディオデータ
の出力を開始してオーディオデータの記録を指示する。
これにより車載装置1では、音声信号を信号処理して車
内の盛り上がりを判定し、この判定結果により車内の様
子を音声により記録するようになされている。かくする
につき車載装置1では、これにより車内の様子を記録す
るサービスを提供するようになされている。
【0029】このようにして記録を開始すると、中央処
理ユニット4は、ステップSP4に移り、内蔵のタイマ
より現在時刻を取得し、この取得した現在時刻を録音開
始時刻としてデータ記録装置3に記録する。続いて中央
処理ユニット4は、ステップSP5に移り、オーディオ
データの振幅が所定のしきい値より立ち下がったか否か
判断し、これにより会話の盛り上がりが終了したか否か
判断する。
【0030】ここで否定結果が得られると、中央処理ユ
ニット4は、ステップSP5を繰り返し、これにより車
内の様子を引き続き音声により記録するのに対し、ステ
ップSP5で肯定結果が得られると、ステップSP6に
移る。ここで中央処理ユニット4は、会話の盛り上がり
が終了して所定時間経過したか否か判断する。ここで否
定結果が得られると、中央処理ユニット4は、ステップ
SP5に戻る。これにより中央処理ユニット4は、会話
が盛り上がっていない状態が所定時間継続したか否か判
断し、肯定結果が得られると、ステップSP6よりステ
ップSP7に移る。ここで中央処理ユニット4は、デー
タ記録装置3に記録の終了を指示した後、ステップSP
8に移ってこの処理手順を終了する。
【0031】さらに中央処理ユニット4は、このように
して車内の様子を記録した状態で、搭乗者より所定の操
作子が操作されると、データ記録装置3にオーディオデ
ータの再生を指示し、この再生によるオーディオデータ
をスピーカ6より出力する。このとき中央処理ユニット
4は、オーディオデータと共に記録した記録時間の情報
を所定の表示装置に表示してユーザーによる選択を受け
付け、この選択に係るオーディオデータを選択的に再生
するようにデータ記録装置3の動作を制御する。
【0032】さらに記録時間の情報を表示した状態で、
同様の搭乗者の操作により記録の削除を受け付け、これ
により簡易な操作で編集作業を実行できるようになされ
ている。
【0033】さらに中央処理ユニット4は、同様の搭乗
者の操作により、外部インターフェース7を介して例え
ばICカードにデータ記録装置3の内容を選択的にダウ
ンロードする。これにより車載装置1では、ICカード
等を介してデータ記録装置3により記録した車内の様子
をパーソナルコンピュータ等にダウンロードして種々に
処理できるようになされている。これにより車載装置1
は、必要に応じてこれらの記録を旅行の記録として保存
できるようになされている。
【0034】以上の構成によれば、車両の搭乗者の状況
に応じて得られる搭乗者状況信号である音声信号よより
車内の盛り上がりを判定し、この判定結果により車内の
様子を音声により記録するサービスを提供することによ
り、車内の貴重な様子を記録に残すことができる。
【0035】またこのとき音声信号の信号レベルである
振幅と所定のしきい値との比較により、車内の盛り上が
りを判定することにより、簡易な処理で、車内の盛り上
がりを判定することができる。
【0036】また記録開始時刻による時間情報を併せて
記録することにより、この時間情報を基準にして記録し
た内容を種々に処理することができ、その分使い勝手を
向上することができる。
【0037】(2)第2の実施の形態 図3は、本発明の第2の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。この車載装置11において、図2
について上述した車載装置1と同一の構成は、対応する
符号を付して示し、重複した説明は省略する。この車載
装置11において、撮像装置12は、搭乗者の画像を撮
像できるように車内の所定位置に配置され、中央処理ユ
ニット14の制御により、静止画の撮像結果を出力す
る。
【0038】表示装置16は、例えば液晶表示装置によ
り構成され、データ記録装置13より出力される画像デ
ータを表示する。データ記録装置13は、中央処理ユニ
ット14の制御により中央処理ユニット14より出力さ
れるデータを記録し、また記録したデータを種々に処理
する。
【0039】中央処理ユニット14は、第1の実施の形
態と同様の処理により、車内の盛り上がりを判定し、デ
ータ記録装置13、撮像装置12により車内の様子を画
像により記録する。すなわち中央処理ユニット14は、
外部インターフェース7を介して所定の操作子の操作が
検出されると、図4に示す処理手順のステップSP11
からステップSP12に移る。
【0040】中央処理ユニット14は、このステップS
P12において、所定の期間の間、オーディオデータの
振幅が所定のしきい値以上に立ち上がっているか否か判
断することにより、マイク2を介して検出される音声信
号の信号レベルを基準にして、搭乗者による会話の盛り
上がりを判定する。
【0041】このステップSP12で否定結果が得られ
ると、この場合、車内が静かで会話が盛り上がっていな
いと判断できることにより、中央処理ユニット14は、
ステップSP12を繰り返す。これに対してステップS
P12で肯定結果が得られると、中央処理ユニット14
は、ステップSP13に移り、撮像装置12の動作を制
御して車内の様子を撮像し、この撮像結果をデータ記録
装置13により記録する。
【0042】続いて中央処理ユニット14は、ステップ
SP14に移り、内蔵のタイマより現在時刻を取得し、
この取得した現在時刻を撮影時刻としてデータ記録装置
13に記録する。続いて中央処理ユニット14は、ステ
ップSP15に移り、撮像を開始して一定時間が経過し
たか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステッ
プSP15を繰り返す。
【0043】これに対して撮像してから一定時間経過す
ると、中央処理ユニット14は、ステップSP16に移
り、ここで所定枚数だけ撮像したか否か判断し、否定結
果が得られると、ステップSP13に戻る。これにより
中央処理ユニット14は、音声により車内が盛り上がっ
ていると判断される場合には、一定の時間間隔により所
定枚数だけ車内の様子を撮像した後、ステップSP16
からステップSP17に移ってこの処理手順を終了す
る。
【0044】さらに中央処理ユニット14は、所定の操
作子が操作されると、データ記録装置23に記録した静
止画の画像データを再生して表示装置16により表示す
る。このとき中央処理ユニット14は、各画像データに
設定した撮影時刻を基準にして例えばサムネイルにより
記録した静止画像を表示し、ユーザーの選択により対応
する静止画像を拡大表示する。またこのような表示にお
いて、搭乗者が削除を指示すると、この画像データの記
録を消去する。また、外部インターフェース7を介して
このようにして記録した画像データをICカード等にダ
ウンロードする。これらによりこの車載装置11におい
ては、記録した画像データを簡易に編集処理することが
できるようになされている。
【0045】この第2の実施の形態によれば、搭乗者の
音声を取得して得られる音声信号を信号処理することに
より搭乗者の会話より車内の盛り上がりを判定し、この
判定結果により車内の様子を画像により記録するサービ
スを提供することにより、車内の貴重な様子を記録に残
すことができる。
【0046】(3)第3の実施の形態 図5は、本発明の第3の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。この車載装置21において、図2
及び図3について上述した車載装置1及び11と同一の
構成は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省
略する。
【0047】この車載装置21において、撮像装置22
は、搭乗者の画像を撮像できるように車内の所定位置に
配置され、中央処理ユニット14の制御により、動画に
よる撮像結果を出力する。
【0048】データ記録装置23は、撮像装置22より
得られる撮像結果、マイク2より得られるオーディオデ
ータを順次記録する。データ記録装置23は、この記録
の処理において、中央処理ユニット24の制御によりマ
ーカーを記録する。さらにこのようにして記録したマー
カーを基準にして順次入力される撮像結果、オーディオ
データを記録済みの領域に記録し直す。これによりデー
タ記録装置23は、マーカーを記録してなる部分を残す
ようにして、順次連続するデータを記録するようになさ
れている。具体的に、データ記録装置23は、マーカー
が設定されてなる部分については、前後の所定期間の記
録について、消去しないようにして、連続する撮像結果
及びオーディオデータを記録する。
【0049】中央処理ユニット14は、外部インターフ
ェース7を介して搭乗者による所定の操作子の操作が検
出されると、図6に示す処理手順のステップSP21か
らステップSP22に移る。中央処理ユニット24は、
このステップSP22において、撮像装置22による撮
像結果、マイク2により取得したオーディオデータの記
録の開始をデータ記録装置23に指示する。
【0050】続いて中央処理ユニット24は、ステップ
SP23に移り、ここで所定の期間の間、オーディオデ
ータの振幅が所定のしきい値以上に立ち上がっているか
否か判断することにより、マイク2を介して検出される
音声信号の信号レベルを基準にして、搭乗者による会話
の盛り上がりを判定する。
【0051】ここで否定結果が得られると、中央処理ユ
ニット24は、ステップSP23を繰り返すのに対し、
ステップSP23で肯定結果が得られると、ステップS
P24に移り、撮像結果及びオーディオデータと共にマ
ーカー記録する。続いて中央処理ユニット24は、ステ
ップSP25に移り、ここで搭乗者の操作により記録の
終了が指示されたか否か判断し、否定結果が得られると
ステップSP23に戻る。これに対して搭乗者により記
録の終了が指示されると、ステップSP25からステッ
プSP26に移ってこの処理手順を終了する。
【0052】このようにしてマーカーを記録しながら映
像及び音声により車内の様子を記録するサービスを提供
すれば、車内の盛り上がった瞬間を逃すことなく記録に
残すことができる。
【0053】(4)第4の実施の形態 図7は、本発明の第4の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。この車載装置31においては、車
内に盛り上がりに欠ける状態が検出されると、ユーザー
に娯楽を提供し、この娯楽の提供によるサービスにより
車内の雰囲気を和らげる。
【0054】すなわちこの車載装置31において、表示
装置32は、例えば液晶表示装置であり、中央処理ユニ
ット34の制御により所定のキャラクタを表示する。こ
こでこのキャラクタは、擬人化された情報発信主体を視
覚的に表現するものであり、例えばユーザーの所望する
マスコット等が適用される。
【0055】音声合成装置33は、中央処理ユニット3
4の制御により所定の音声信号を生成してアンプ5に出
力する。車載装置31は、この音声合成装置33により
上述した擬人化された情報発信主体の音声を搭乗者に提
供するようになされている。
【0056】中央処理ユニット34は、擬人化された情
報提供主体を構成し、表示装置32、音声合成装置33
を駆動して種々の情報をユーザーに提供する。この処理
において、中央処理ユニット34は、マイクより取得さ
れる音声信号によるオーディオデータを処理して、車内
の盛り上がりを判定し、この判定結果により表示装置3
2、音声合成装置33を駆動して搭乗者に娯楽を提供
し、これにより車内を和ませる。この娯楽の提供におい
て、中央処理ユニット34は、搭乗者の選択に応じて、
マイク2より得られるオーディオデータを音声認識処理
することにより、音声合成装置33を駆動して得られる
搭乗者の応答を検出し、この応答により音声合成装置3
3を駆動して応答を返す。車載装置31では、この処理
の繰り返しにより会話による娯楽を提供するようになさ
れている。
【0057】具体的に、中央処理ユニット34は、マイ
ク2を介して得られる音声信号の振幅が所定の信号レベ
ル以下の状態が所定時間経過すると、盛り上がりに欠け
ると判断し、音声合成装置33を駆動して例えが「しり
とりでもする?」との音声を搭乗者に提供する。またこ
のとき併せてキャラクタの動画を表示装置32に表示す
る。
【0058】この問い掛けに対する搭乗者の応答より、
搭乗者の賛同が得られると、中央処理ユニット34は、
音声合成装置33の駆動、音声認識処理を繰り返して搭
乗者との間でしりとりを実行する。
【0059】このように車内の盛り上がりを判定し、こ
の判定結果より盛り上がっていないと判断される場合に
娯楽を提供によるサービスを提供すれば、車内の雰囲気
を和ませることができる。
【0060】(5)第5の実施の形態 図8は、本発明の第5の実施の形態に係る車載装置にお
いて、中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャー
トである。この車載装置においては、この中央処理ユニ
ットの処理手順、この処理手順に関連する周辺インター
フェースが異なる点を除いて、第4の実施の形態に係る
車載装置31と同一の構成であることにより、図7の構
成を流用して説明する。
【0061】この車載装置31において、中央処理ユニ
ットは、搭乗者により動作が立ち上げられると、ステッ
プSP31からステップSP32に移り、マイク2より
得られるオーディオデータの信号処理を開始する。中央
処理ユニットは、続くステップSP33において、この
ようにして得られる信号処理により、車内の盛り上がり
を判定し、盛り上がっている場合には、ステップSP3
3を繰り返す。これに対して車内が盛り上がっていない
場合、中央処理ユニットは、ステップSP34に移り、
この状態が所定時間経過したか否か判断する。
【0062】ここで否定結果が得られると、中央処理ユ
ニットは、ステップSP32に戻るのに対し、肯定結果
が得られると、ステップSP35に移る。ここで中央処
理ユニットは、音声合成装置33を駆動して例えば「音
楽でも聴く?」のメッセージを搭乗者に提供した後、ス
テップSP36に移ってこの処理手順を終了する。かく
するにつき中央処理ユニットは、このメッセージに対し
て、搭乗者が賛同を示す音声を返すと、図示しないイン
ターフェースを介してオーディオ機器の電源を立ち上げ
る。
【0063】図8に示す構成のように、娯楽として音楽
を提供する場合等にあっても、車内の雰囲気を和ませる
ことができる。
【0064】(6)第6の実施の形態 図9は、本発明の第6の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。この車載装置51においては、圧
力センサ52A、52B、……52Xにより搭乗者の着
座状態を検出し、この検出結果より車内の盛り上がりを
判定する。なおこの図9に示す構成において、上述した
実施の形態に係る構成と同一の構成は、対応する符号を
付して示し、重複した説明は省略する。
【0065】すなわち図10に示すように、この実施の
形態において、各座席には、圧力センサ52A、52
B、……52Xがマトリックス状に配置される。ここで
このような配置に係る圧力センサによる圧力検出結果に
おいては、搭乗者が座席に深くすわってくつろいでいる
場合には、図11に示すように、それぞれ座席座面及び
座席背面のほぼ中央で最も圧力が高くなるような圧力分
布が得られる。なおこの図11は、等しい圧力の箇所を
線分により結んでなる等圧線により圧力分布を示す図で
ある。この図11においては、符号L1、L2、L3に
より示す順に、圧力が大きな等圧線を示す。
【0066】これに対して搭乗者が前席側に体を乗り出
している場合、図12に示すように、圧力分布の重心が
前席に移動して座席背面の圧力が低下する。また同様
に、隣の席側に搭乗者が体を乗り出すと、図13に示す
ように、圧力分布の重心が隣の座席側に移動して全体の
圧力分布が変化する。このように搭乗者が前席側、隣席
側に体を乗り出している場合には、話に熱中して会話が
盛り上がっている場合と考えられる。
【0067】さらにこのように話が盛り上がっている場
合には、搭乗者の姿勢の変化も激しく、その分圧力分布
の変化も激しくなる。また笑ったりすることにより、座
席の振動も激しくなる。これらによりこの実施の形態に
おいて、車載装置51は、これら圧力センサ52A〜5
2Xにより検出される圧力分布により、また振動によ
り、車内の盛り上がりを判定する。これによりこの実施
の形態では、搭乗者状況信号の1つとして、圧力センサ
52A〜52Xの出力信号である着座信号を取得するよ
うになされている。
【0068】すなわち車載装置51において、アンプ5
4は、これら圧力センサ52A〜52Xの出力信号を増
幅して中央処理ユニット55に出力する。中央処理ユニ
ット55は、アンプ54を介して得られる圧力センサ5
2A〜52Xの出力信号をアナログディジタル変換処理
して取り込む。中央処理ユニット55は、所定の処理手
順の実行によりこれら圧力センサ52A〜52Xによる
圧力検出結果より、重心を検出し、この重心より搭乗者
の着座状態を検出する。また同様に圧力検出結果を処理
して振動を検出することにより、これら圧力センサ52
A〜52Xを振動センサとして使用し、この振動の検出
結果により搭乗者の着座状態を検出する。
【0069】中央処理ユニット55は、これらの着座状
態より、車内の盛り上がりを判定し、この判定結果によ
り上述の実施の形態と同様に、車内の様子を記録する。
【0070】図9に示すように、搭乗者状況信号として
の着座状態より車内の盛り上がりを判定して車内の様子
を記録するサービスを提供するようにしても、第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0071】(6)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、マイクを介して得ら
れる音声信号の振幅を基準にして盛り上がりを判定する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音声信
号の平均レベルにより盛り上がりを判定するようにして
もよい。またこのような音声信号の信号レベルの判定に
代えて、例えば音声信号を周波数解析して発声している
搭乗者の多少により盛り上がりを検出する場合等、音声
信号の信号処理によりこの種の状態を検出する場合を広
く適用することができる。
【0072】また上述の第5の実施の形態においては、
圧力センサにより着座状態を検出する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、振動センサにより座席の
振動を検出して着座状態を検出してもよい。またこのよ
うな圧力センサ、振動センサに代えて、例えば搭乗者の
撮像結果を画像処理して着座状態を検出して盛り上がり
を検出する場合等、種々の検出方法を用いて着座状態を
検出する場合に広く適用することができる。
【0073】また上述の第5の実施の形態においては、
着座状態により盛り上がりを検出して車内の様子を記録
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、盛
り上がりの判定により娯楽を提供するようにしてもよ
い。
【0074】また上述の実施の形態においては、音声に
より又は着座状態により盛り上がりを判定する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、これらを組み合
わせて盛り上がりを判定するようにしてもよく、これら
以外の例えば赤外線センサにより検出される搭乗者の体
温等の検出信号等、搭乗者の状況を示す種々の信号によ
り搭乗者状況信号により盛り上がりを検出するようにし
てもよい。
【0075】また上述の実施の形態においては、車載装
置により全ての処理を実行する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば電話回線により接続した
サーバーにより上述した中央処理ユニットの各種処理を
実行させるようにしてもよい。このようにすれば、搭乗
者に適したより高度な娯楽の提供等を実行することがで
き、また車内の様子を直接、家庭等のサーバー等に記録
することができる。なおこのような高度な娯楽の提供と
しては、搭乗者の趣味、指向を加味した娯楽の提供はも
とより、搭乗者の音声の解析により搭乗者の年齢層等を
判定して搭乗者に適した娯楽を提供する場合等が考えら
れる。
【0076】また上述の実施の形態においては、車内の
様子を記録する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、車外の様子を記録する場合にも広く適用するこ
とができる。
【0077】また上述の実施の形態においては、時間情
報、マーカーと共に車内の様子を記録する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばナビゲーショ
ンシステムから位置情報を取得して、これらを併せて記
録するようにしてもよい。
【0078】また上述の実施の形態においては、車内の
様子を記録し、また娯楽を提供する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば盛り上がりにより室
内温度を調整する等、種々のサービスを提供する場合に
広く適用することができる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、搭乗者の
会話より又は着座状態より車内の盛り上がりを判定して
車内の様子を記録することにより、又は搭乗者に娯楽を
提供することにより、車内の貴重な様子を記録に残すこ
とができ、また車内を和ませることができる。また車両
の搭乗者の状況に応じて得られる搭乗者状況信号により
車内の盛り上がりを判定してサービスを提供することに
より、車内の貴重な様子を記録に残したり、また車内を
和ませたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車載装置にお
ける中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャート
である。
【図2】図1の中央処理ユニットによる車載装置を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。
【図4】図3の車載装置における中央処理ユニットの処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。
【図6】図5の車載装置における中央処理ユニットの処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る車載装置にお
ける中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る車載装置を示
すブロック図である。
【図10】圧力センサの配置の説明に供する正面図であ
る。
【図11】座席にゆったりと着席した状態の圧力分布を
示す正面図である。
【図12】前席側に体を乗り出した場合の圧力分布を示
す正面図である。
【図13】隣席側に体を傾けた場合の圧力分布を示す正
面図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、51……車載装置、2……マイ
ク、3、13、23……データ記録装置、4、14、2
4、34、55……中央処理ユニット、6……スピー
カ、12、22……撮像装置、16、32……表示装
置、52A〜52X……圧力センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551J (72)発明者 品田 哲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 布川 克彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐々木 信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鎌田 幹夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 圦本 昌之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 森 健司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA02 BA04 BB01 BC03 BD05 BE03 5D015 KK01 KK02

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の搭乗者の音声を取得して得られる音
    声信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定する音
    声信号処理手段と、 前記音声信号処理手段による判定結果に応じて、車内及
    び又は車外の様子を画像及び又は音声により記録する記
    録手段とを備えることを特徴とする車載装置。
  2. 【請求項2】前記音声信号処理手段は、 前記音声信号の信号レベルと所定のしきい値との比較に
    より、前記車内の盛り上がりを判定することを特徴とす
    る請求項1に記載の車載装置。
  3. 【請求項3】前記音声信号処理手段は、 前記音声信号の所定時間における平均レベルと所定のし
    きい値との比較により、前記車内の盛り上がりを判定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  4. 【請求項4】車両の搭乗者の座席における着座状態を検
    出して得られる着座信号を信号処理して、車内の盛り上
    がりを判定する着座信号処理手段と、 前記着座信号処理手段による判定結果に応じて、車内及
    び又は車外の様子を画像及び又は音声により記録する記
    録手段とを備えることを特徴とする車載装置。
  5. 【請求項5】前記記録手段は、 前記車内及び又は車外の様子を時間情報と共に記録する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の車載装
    置。
  6. 【請求項6】前記記録手段は、 判定結果に応じて所定のマーカーを設定し、 前記マーカーを前記車内及び又は車外の様子と共に記録
    することを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の車
    載装置。
  7. 【請求項7】車両の搭乗者の音声を取得して得られる音
    声信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定する音
    声信号処理手段と、 前記音声信号処理手段による判定結果に応じて、前記搭
    乗者に娯楽を提供する娯楽提供手段とを備えることを特
    徴とする車載装置。
  8. 【請求項8】車両の搭乗者の座席における着座状態を検
    出して得られる着座信号を信号処理して、車内の盛り上
    がりを判定する着座信号処理手段と、 前記着座信号処理手段による判定結果に応じて、前記搭
    乗者に娯楽を提供する娯楽提供手段とを備えることを特
    徴とする車載装置。
  9. 【請求項9】前記娯楽提供手段は、 前記判定結果に応じて、応答の音声を返すことにより、
    前記搭乗者との間の音声による会話により前記娯楽を提
    供することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の
    車載装置。
  10. 【請求項10】搭乗者の音声を取得して得られる音声信
    号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定する音声信
    号処理手段と、 前記音声信号処理手段による判定結果に応じて、車内及
    び又は車外の様子を画像及び又は音声により記録する記
    録手段とを備えることを特徴とする自動車。
  11. 【請求項11】搭乗者の音声を取得して得られる音声信
    号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定する音声信
    号処理手段と、 前記音声信号処理手段による判定結果に応じて、前記搭
    乗者に娯楽を提供する娯楽提供手段とを備えることを特
    徴とする自動車。
  12. 【請求項12】車両の搭乗者の座席における着座状態を
    検出して得られる着座信号を信号処理して、車内の盛り
    上がりを判定する着座信号処理手段と、 前記着座信号処理手段による判定結果に応じて、車内及
    び又は車外の様子を画像及び又は音声により記録する記
    録手段とを備えることを特徴とする自動車。
  13. 【請求項13】車両の搭乗者の座席における着座状態を
    検出して得られる着座信号を信号処理して、車内の盛り
    上がりを判定する着座信号処理手段と、 前記着座信号処理手段による判定結果に応じて、前記搭
    乗者に娯楽を提供する娯楽提供手段とを備えることを特
    徴とする自動車。
  14. 【請求項14】前記座席における前記搭乗者の着座の圧
    力分布を検出して圧力分布信号を得、 前記圧力分布信号を前記着座信号として出力する圧力分
    布検出部を有することを特徴とする請求項12又は請求
    項13に記載の自動車。
  15. 【請求項15】前記座席における前記搭乗者の振動を検
    出して振動検出信号を得、 前記振動検出信号を前記着座信号として出力する振動検
    出部を有することを特徴とする請求項12又は請求項1
    3に記載の自動車。
  16. 【請求項16】車両の搭乗者の音声を取得して得られる
    音声信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定し、 該判定結果に応じて、車内及び又は車外の様子を画像及
    び又は音声により記録することを特徴とする情報処理方
    法。
  17. 【請求項17】搭乗者の音声を取得して得られる音声信
    号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定し、 該判定結果に応じて、前記搭乗者に娯楽を提供すること
    を特徴とする情報処理方法。
  18. 【請求項18】車両の搭乗者の座席における着座状態を
    検出して得られる着座信号を信号処理して、車内の盛り
    上がりを判定し、 該判定結果に応じて、車内及び又は車外の様子を画像及
    び又は音声により記録することを特徴とする情報処理方
    法。
  19. 【請求項19】車両の搭乗者の座席における着座状態を
    検出して得られる着座信号を信号処理して、車内の盛り
    上がりを判定し、 該判定結果に応じて、前記搭乗者に娯楽を提供すること
    を特徴とする情報処理方法。
  20. 【請求項20】車両の搭乗者の状況に応じて得られる搭
    乗者状況信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定
    する信号処理手段と、 前記信号処理手段による判定結果に応じて、前記搭乗者
    にサービスを提供するサービス提供手段とを備えること
    を特徴とする車載装置。
  21. 【請求項21】車両の搭乗者の状況に応じて得られる搭
    乗者状況信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定
    する信号処理手段と、 前記信号処理手段による判定結果に応じて、前記搭乗者
    にサービスを提供するサービス提供手段とを備えること
    を特徴とする自動車。
  22. 【請求項22】車両の搭乗者の状況に応じて得られる搭
    乗者状況信号を信号処理して、車内の盛り上がりを判定
    し、 該判定結果に応じて、前記搭乗者にサービスを提供する
    ことを特徴とする情報処理方法。
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