JP2002192343A - 車両用アーク溶接電源装置 - Google Patents

車両用アーク溶接電源装置

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JP2002192343A
JP2002192343A JP2000390245A JP2000390245A JP2002192343A JP 2002192343 A JP2002192343 A JP 2002192343A JP 2000390245 A JP2000390245 A JP 2000390245A JP 2000390245 A JP2000390245 A JP 2000390245A JP 2002192343 A JP2002192343 A JP 2002192343A
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JP
Japan
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power supply
arc welding
vehicle
vehicles
regulator
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Application number
JP2000390245A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sato
義雄 佐藤
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Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
Original Assignee
Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品の共通化を可及的に進めると共に、装置の
小型化を図ることにより荷台の積載スペースを広くする
ことができる車両用アーク溶接電源装置を提供する。 【解決手段】車両用電源と車両に搭載する移動用アーク
溶接用電源との共用の交流発電機1を車両走行用エンジ
ンEにより駆動可能に取り付け、交流発電機1の出力す
る交流電源を前記車両用電源仕様とアーク溶接用電源仕
様とのいずれにも適合する直流に変換するレギュレータ
ー2を取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車両用アーク溶接
電源装置に関し、更に詳細には、移動してアーク溶接を
行う作業用車両に装備したアーク溶接用電源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】常設的に溶接を行う作業現場以外の作業
現場などにおいてアーク溶接を行う場合には、アーク溶
接機用の電源装置を備えていない場合が多い。このよう
な場合、従来はトラックなどに発電装置を備えた移動式
アーク溶接装置を搭載し、作業現場を移動して溶接する
ことが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記移動式ア
ーク溶接装置は、一般に発動機駆動の交流発電機および
可動鉄心型変圧器を一体的に構成した電源装置とアーク
溶接機とによっで構成されている。前記可動鉄心型変圧
器は、溶接電流を調節するものであり、1次コイルと2
次コイルとの間の磁路にバイパスを設け、2次コイルの
磁束量をバイパスコアの位置を移動することで調節し電
流を制御する構造のため、大型化の要因になっている。
【0004】また、溶接条件を安定化するため、無負荷
時にはある程度高い電圧、例えば80Vに設定する必要
がある。しかし、あまり電圧が高いと電撃の危険が高く
なり、感電の危険があるため、溶接機の無負荷条件が1
秒以上経過した場合、無負荷電圧を一時的に下げるため
の機構として補助変圧器を設ける必要があり、更に大型
化するなどの問題があり、荷台が溶接装置に占有され積
載量が制限されるという問題があった。
【0005】本発明は、前記問題に着目してなされたも
のであり、部品の共通化を可及的に進めるなど装置の小
型化を図ることにより荷台の積載スペースを広くするこ
とができる車両用アーク溶接電源装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明の車両用アーク溶接電源装置は、車両用電源
と車両に搭載する移動用アーク溶接用電源との共用の交
流発電機を車両走行用エンジンにより駆動可能に取り付
け、該交流発電機の出力する交流電力を前記車両用電源
仕様とアーク溶接用電源仕様とのいずれにも適合する直
流に変換するレギュレーターを取り付けたものである。
【0007】前記交流発電機は、通常3相交流発電機を
使用するが、本発明はこれに限定されない。また車両用
電源は周知のとおり蓄電池からも供給可能とするために
直流を使用するが、アーク溶接用電源も直流を使用する
ことができるので、前記レギュレーターは、車両電源用
とアーク溶接用とを共用としてもよく、またそれぞれの
専用とすることもできる。また、アーク溶接用電源を他
の電源として使用するため、前記レギュレーターにイン
バータを取り付け溶接用電源として交流を使用するよう
にすることもできる。
【0008】前記レギュレーターの制御を制御素子にサ
イリスタを使用して交流を直流に変換するコンバータ回
路によって構成することができる。
【0009】本発明の車両用アーク溶接電源装置は、以
上のように構成することにより、車両走行時には走行の
ために必要な電力を供給し、停車時にはアーク溶接用電
源として機能させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照し、一実施
の形態により本発明を具体的に説明する。
【0011】本実施の形態の車両用アーク溶接電源装置
は、図1に示すように車両Sに搭載された車両走行用エ
ンジンEによって駆動される3相交流発電機1から出力
される3相交流をレギュレーター2に入力し、出力され
る直流電力を溶接電極3とアース板4とに接続するよう
にしたものである。レギュレーター2は、3相交流を直
流に変換するコンバータ5、その制御部6及び外部操作
部7からなるものである。
【0012】コンバータ5は、図3に示すとおりサイリ
スタ8及びダイオード9からなるコンバータ回路10及び
スイッチ部11とからなるものであり、図3に示すとおり
コンバータ回路10の構成はこの種回路に通常使用するも
のを適用することができる。但し、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0013】スイッチ部11は、アーク溶接回路用端子A
と、ヘッドライト(図示せず)などの車両側負荷12及び
蓄電池13に電源を供給する端子Bとに択一的に切り替え
る切替スイッチからなるものである。但し本発明はこれ
に限定されず、スイッチを選択することができる。
【0014】制御部6は、外部操作部7から予め設定さ
れた操作条件により、溶接時には溶接状態を出力電流で
判定し、無負荷条件時には放電をスムーズに開始するた
めの電圧制御、例えば80Vに制御すると共に溶接開始
後は出力電流値をフィードバックし、サイリスタ8の位
相制御により溶接開始時には低い電流に、その後は所定
の電流値に制御する。また車両Sの走行時には車両電装
用に予め設定された電圧、例えば24Vに制御を行い、
蓄電池13の充電及び車両側負荷12に電力を供給する。
【0015】本実施の形態の車両用アーク溶接電源装置
は、以上のように構成したために荷台Nの搭載スペース
及び積載量の制限を受けずに走行用の電源とアーク溶接
用の電源とを供給することが可能である。
【0016】以上のように、走行用の電源とアーク溶接
用電源とを共有化することで小型で移動可能で、しかも
安価且つ高性能の電源システムを提供することが可能で
ある。また、コンバータ回路10にインバータ回路(図示
せず)を取り付けることにより、各種の電源、商用電源
用の装置、例えば照明設備を取り付け夜間作業用照明を
行うなど各種の応用が可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両用アー
ク溶接電源装置は、車両走行用エンジンによって駆動す
る交流発電機が出力する交流を直流に変換するレギュレ
ーターを取り付け、車両電装用電源とアーク溶接用電源
との共用とし、走行時には車両電装用電源として、また
アーク溶接時にはアーク溶接用電源として使用するよう
にしたので、主要電源装置をエンジンルーム内に収納し
て荷台の積載スペースを広く保つことができ、しかも部
品点数を少なくして組み立て及び点検・修理の作業性・
信頼性の向上、コスト低減などを計ることが可能とする
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用アーク溶接電源装置を搭載した
車両の概要を一部を破断して示した側面図である。
【図2】前記車両用アーク溶接電源装置の概要説明図で
ある。
【図3】図2に示す電源装置の要部回路図である。
【符号の説明】
1 交流発電機 2 レギュレーター E 車両走行用エンジン S 車両 N 荷台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用電源と車両に搭載する移動用アー
    ク溶接用電源との共用の交流発電機を車両走行用エンジ
    ンにより駆動可能に取り付け、該交流発電機の出力する
    交流電力を前記車両用電源仕様とアーク溶接用電源仕様
    とのいずれにも適合する直流に変換するレギュレーター
    を取り付けた車両用アーク溶接電源装置。
  2. 【請求項2】 前記レギュレーターの制御をサイリスタ
    によって行うコンバータ回路によって構成した請求項1
    記載の車両用アーク溶接電源装置。
JP2000390245A 2000-12-22 2000-12-22 車両用アーク溶接電源装置 Pending JP2002192343A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156590A (ja) * 2010-01-05 2011-08-18 Kosen:Kk 溶接方法
JP2018026349A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 リンカーン グローバル,インコーポレイテッド デュアルバッテリハイブリッドエンジン駆動溶接機及びそれを制御する方法及びシステム

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JP2011156590A (ja) * 2010-01-05 2011-08-18 Kosen:Kk 溶接方法
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