JP2002192028A - トリガー式ポンプにおけるトリガーの作動阻止用アタッチメントと、そのアタッチメントが装着されたトリガー式噴出容器 - Google Patents

トリガー式ポンプにおけるトリガーの作動阻止用アタッチメントと、そのアタッチメントが装着されたトリガー式噴出容器

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JP2002192028A JP2000394051A JP2000394051A JP2002192028A JP 2002192028 A JP2002192028 A JP 2002192028A JP 2000394051 A JP2000394051 A JP 2000394051A JP 2000394051 A JP2000394051 A JP 2000394051A JP 2002192028 A JP2002192028 A JP 2002192028A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリガーと称される引金状の部材を引いて作
動させることにより、各種薬品類等の液体容器内部の液
体を噴出するためのトリガー式ポンプにおいて、そのト
リガーを作動させることを阻止するためのアタッチメン
トと、そのようなアタッチメントが装着されるトリガー
式噴出容器に関し、一般既製品のトリガー式ポンプのト
リガー作動構造や機構を改造する必要が全くなく、一般
のトリガー式ポンプをそのまま使用してもトリガーの作
動を好適に阻止することができ、それによってトリガー
式ポンプの改造等に要するコストを全く必要としない、
トリガーの作動阻止用アタッチメント、及びそのような
アタッチメントが装着された噴出容器を提供することを
課題とする。 【解決手段】 トリガー式ポンプ25が装着される容器19
の口部20の直下に装着可能な基台1と、トリガー式ポン
プ25のトリガー14の後面側に接触して該トリガー14の作
動を阻止すべく、前記基台1に連設されたストッパー4
とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリガー式ポンプ
におけるトリガーの作動阻止用アタッチメントと、その
アタッチメントが装着されたトリガー式噴出容器、さら
に詳しくは、トリガーと称される引金状の部材を引いて
作動させることにより、各種薬品類等の液体容器内部の
液体を噴出するためのトリガー式ポンプにおいて、その
トリガーを作動させることを阻止するためのアタッチメ
ントと、そのようなアタッチメントが装着されるトリガ
ー式噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のトリガー式ポンプは、
ポンプ本体と、その本体の下部に設けられ、容器に螺合
可能なキャップ部とで構成されているものである。
【0003】このようなキャップ部を液体容器の口部に
装着することによってポンプを取り付け、組み立てた状
態でトリガーを引くことによってピストンを作動させ、
液体容器の内部の液体を噴出する構造としたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなトリガー式
ポンプが装着される容器の内部には、薬品類や洗剤、化
粧品類等の種々の液体が収容されるが、トリガーを引い
てピストンを作動させることにより、容器内部の液体を
吸引し、霧状若しくは泡状にして噴出させる構造である
ため、その操作は、あたかも拳銃の引き金を引く操作に
近似している。
【0005】従って、他種のポンプディスペンサー類に
比べると、このトリガー式ポンプは、特に児童等が興味
を持って悪戯で或いは遊戯用として使用する場合が多々
ある。このような児童等によるトリガーを作動する悪戯
や遊戯用としての噴霧は、家庭内において防止しなけれ
ばならないことはもちろんであるが、商品が陳列される
店頭等においても生ずるおそれがあり、いずれにして
も、このような悪戯等によるトリガーの操作での内溶液
の不用意な吐出等を防止する必要がある。
【0006】尚、安全対策の面から、トリガーの構造
は、内部の液体が不用意に噴霧,吐出されないように、
噴出可能な開路と、噴出不能な閉路とに切り替えること
ができるノズルを設け、開路位置と閉路位置とに切り替
える構造になっているが、ノズル位置が閉路位置方向に
されている場合において、不用意にトリガーを操作する
と、構造上、トリガーの作動によってポンプシリンダー
内に強制的に吸い上げられた内容液は、出口が封じられ
ていることから吐出されずにトリガー本体内部に圧縮さ
れ残留しているようになる。その場合において、ノズル
位置を開路方向に回動した場合等には内容液が突然噴
霧,吐出されるおそれがある。そして、このような内溶
液が身体に危険を及ぼすおそれのある薬品類等である場
合には、上記のような不用意な吐出,噴霧等は重大な問
題となる。
【0007】特に、最近では大気汚染の問題から、ガス
を使わないノンガスタイプのトリガー式ポンプが多く利
用されるようになってきたが、中でも次亜塩素酸系の薬
品等、カビ落としの洗浄用等として用いられる商品は、
内容液が希釈されてはいるものの有害であり、このよう
な薬品の場合は、特に店頭等において、ノズルを開路位
置にしないで故意にトリガーを作動し内容液が圧縮され
ている場合等や、液体が消費された使用済みの空の容器
であっても、トリガーを作動させることによって残存す
る内容液が突然噴霧されるおそれがあり、身体への危険
を回避することができない。
【0008】そこで、このような問題点を解決するため
に、トリガーの作動を阻止するような安全装置等を取り
付けたトリガー式ポンプが種々開発されている。
【0009】しかし、いずれも作動を阻止するための安
全装置の構造が複雑なものであったり、またトリガー式
ポンプの構造自体の改良が必要である等、少数品種の要
望に対応することや安価に提供すること等が困難となる
等の問題点があった。
【0010】それ故に、安全装置の構造を簡易化するこ
とも試みられているが、いずれにしても安全装置の付い
ていない汎用品であるトリガー式ポンプの構造を、専用
品となるように改造しなければ、洗浄剤等の一部の用途
に対して安全装置付きのトリガー式ポンプを提供するこ
とはできない。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、一般既製品のトリガー式ポンプの
トリガー作動構造や機構を改造する必要が全くなく、一
般のトリガー式ポンプをそのまま使用してもトリガーの
作動を好適に阻止することができ、それによってトリガ
ー式ポンプの改造等に要するコストを全く必要としな
い、トリガーの作動阻止用アタッチメント、及びそのよ
うなアタッチメントが装着された噴出容器を提供するこ
とを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、トリガー式ポンプにおけるトリガ
ーの作動阻止用アタッチメントと、そのアタッチメント
が装着されたトリガー式噴出容器としてなされたもの
で、作動阻止用アタッチメントとしての特徴は、トリガ
ー式ポンプ25が装着される容器19の口部20の直下に装着
可能な基台1と、トリガー式ポンプ25のトリガー14の後
面側に接触して該トリガー14の作動を阻止すべく、前記
基台1に連設されたストッパー4とでアタッチメントを
構成したことである。
【0013】ストッパー4は、たとえば基台1の上面に
立設された支柱部5と、トリガー14の後面側に接触する
接触部6と、該接触部6と前記支柱部5とに架設された
架設部7とで構成される。
【0014】また、このような構成からなるストッパー
4は、たとえば平面略H字状に形成される。
【0015】ストッパー4の前面側には、好ましくは、
トリガー14の溝部26内に係入される突出部8が形成され
る。
【0016】基台1は、たとえば略リング状に形成する
ことが可能である。
【0017】この場合、基台1の内周面には、突起3を
形成することが可能である。
【0018】さらに、トリガー式噴出容器としての特徴
は、トリガー式ポンプが装着される容器19の口部20の直
下に装着可能な基台1と、トリガー式ポンプのトリガー
14の後面側に接触して該トリガー14の作動を阻止すべ
く、前記基台1に連設されたストッパー4とからなるト
リガーの作動阻止用アタッチメント9の、前記基台1が
容器19の口部20の直下に装着されてなることである。
【0019】この場合、基台1は、たとえば略リング状
に形成し、基台1の上面にフランジ部1bを形成するとと
もに内周面に突起3を形成し、容器19の口部20の直下に
は、突出部27及び小突起部22を形成し、前記基台1の突
起3を容器19の小突起部22に係合するとともに、基台1
のフランジ部1bを容器19の突出部27に係止することが可
能である。
【0020】また、小突起部22の下部に、基台1の内周
面よりも大径の外径を有する大突起部23を形成すること
も可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に従って説明する。
【0022】図1乃至図6において、1は、トリガー式
ポンプが装着される容器の口部の直下に外嵌着可能な略
リング状の基台で、図1、図2、図5、図6に示すよう
に、上面に開口部2を有するような断面略L字状に形成
されている。
【0023】このリング体1の内周面には、後述する容
器19の口部20の小突起部22と係合するような突起3が形
成されている。
【0024】4は、トリガー式ポンプのトリガー14の後
面側に接触して該トリガー14の作動を阻止するストッパ
ーで、このストッパー4は、前記基台1の上面の外側縁
に沿って上向きに立設された支柱部5と、トリガー14の
後面側に接触する接触部6と、該接触部6と前記支柱部
5とに架設された架設部7とで構成されている。
【0025】支柱部5は、前記略リング状の基台1の円
弧面に沿うような円弧面を有するプレート状に形成され
ている。
【0026】また、接触部6の前面側には、トリガー14
の溝部26内に係入される突出部8が形成されている。
【0027】支柱部5は、プレートの部分がトリガー14
の後面側と対面するように略真っ直ぐに配置され、接触
部6は該支柱部5とほぼ平行になるように且つわずかに
傾斜して配置され、さらに架設部7は、該支柱部5及び
接触部6と直交するように縦向きに配置されている。
【0028】従って、ストッパー4は、図2に示すよう
に、全体が平面略H字状に形成されている。
【0029】次に、上記のような構成からなるトリガー
の作動阻止用アタッチメント9を、トリガー式ポンプと
ともに、容器に取り付ける場合について説明する。
【0030】先ず、このトリガー式ポンプの構造を説明
すると、図7に示すようにポンプ本体10は、ポンプボデ
ィ11と、該ポンプボディ11に外嵌着されたカバー体12
と、液を噴射すべく前記ポンプボディ11の前部に設けら
れたノズル部13と、その内容液を噴射する際の引き金と
して機能するトリガー14とを具備している。
【0031】15は、容器内の液を吸引するためのチュー
ブで、ポンプボディ11からキャップ部16にかけて挿通さ
れ、その先端はキャップ部16の下方に裸出されている。
【0032】18は本体部シリンダー、17はそのシリンダ
ー18内を往復動するピストンである。
【0033】このピストン17の前部に前記トリガー14が
連結され、トリガー14の揺動運動がピストン17の往復運
動に変換されるように構成されている。
【0034】そして、このような構成からなるトリガー
式ポンプを容器19の口部20に取り付ける前に、そのトリ
ガー式ポンプが取り付けられる容器19の口部20の直下
に、図8に示すように、先ず上記のような作動阻止用ア
タッチメント9を取り付ける。
【0035】これをより具体的に説明すると、ねじ部21
が形成された容器19の口部20の直下には、突出部27が形
成され、その突出部27に1条の小突起部22が形成され、
さらにその下部に、1条の大突起部23が形成されてい
る。
【0036】この大突起部23の外径は、前記基台1の内
周面よりも大径に形成されている。
【0037】そして、アタッチメント9の基台1のフラ
ンジ部1bが、前記容器19の突出部27に係止されるよう
に、該アタッチメント9の基台1を容器19の口部20の直
下に外嵌する。
【0038】このとき、基台1の内周面に形成された突
起3が、容器19の小突起部22に係止されることとなる。
【0039】これによって、アタッチメント9は、下方
に離脱することなく、且つ容器19の口部20の直下で回転
自在となるように、その容器19の口部20の直下に装着さ
れることとなるのである。
【0040】また、前記大突起部23の外径が、基台1の
内周面よりも大径に形成されているため、アタッチメン
ト9を強制的に抜き取ることも好適に禁止されることと
なる。
【0041】次に、このようにしてアタッチメント9が
装着された後に、トリガー式ポンプを取り付ける。
【0042】すなわち、トリガー式ポンプのキャップ部
16のねじ部24を容器19の口部20のねじ部21に螺合するこ
とで、トリガー式ポンプが取り付けられることとなるの
である。
【0043】このようにして、図9に示すように、容器
19の口部20にトリガー式ポンプ25が取り付けられること
になるが、その後、さらに、基台1を回動させることに
よって、アタッチメント9がトリガー式ポンプ25の直下
に位置するように、そのアタッチメント9の取り付け位
置が調整されることとなるのである。
【0044】そして、前記アタッチメント9のストッパ
ー4の接触部6を、トリガー式ポンプのトリガー14の後
面側に接触させ、さらに図10に示すように、ストッパー
4の接触部6に突設された山高状の突出部8を、トリガ
ー14の溝部26内に挿入して係合する。
【0045】これによって、アタッチメント9は、トリ
ガーポンプの向きに応じてトリガーの直下の特定の位置
で位置決めされるとともに、そのアタッチメント9によ
って、トリガー14の作動が阻止されることとなる。尚、
アタッチメント9の支柱部5は、トリガー14の作動によ
ってたとえ押し曲げられても、容器口部に螺合する取り
付けキャップ部16の外側面に接することで、トリガーの
動きを阻止する。
【0046】すなわち、ストッパー4の接触部6がトリ
ガー14の後面に接触し、且つ該接触部6の突出部8がト
リガー14の溝部26内に挿入されて係止されているので、
トリガー14を後方へ引くことができない。
【0047】従って、トリガーが動くことによる内容液
の強制吸引、並びに内容液の圧縮が起きないため、容器
内の液が不用意に噴出することがないのである。
【0048】次に、容器内の液を噴出させたい場合に
は、先ずノズルを開路位置に回動し、基台1を回動する
ことで、アタッチメント9によるトリガー14の作動阻止
状態を解除する。
【0049】より具体的に説明すると、基台1を回動さ
せることによって、ストッパー4の接触部6の突出部8
を、図11に示すようにトリガー14の溝部26から強制的に
離脱させ、ストッパー4の接触部6とトリガー14の後面
側との係合状態を解除する。
【0050】そして、図12に示すように、アタッチメン
ト9を一方向(図12の矢印方向)に回転する。
【0051】これによって、アタッチメント9によるト
リガー14の作動阻止状態が解除されることとなる。
【0052】従って、トリガー14を後方へ引くことが可
能となる。
【0053】トリガー14を後方へ引くと、ピストン17が
シリンダ18内を往動し、それによって、容器19内の液体
がチューブ15によって吸引され、ポンプボディ11の内部
を通過し、ノズル部13から液が噴出されることとなるの
である。
【0054】このように、本実施形態においては、アタ
ッチメント9のストッパー4の接触部6をトリガー14の
後面側に接触させ、且つ該接触部6の突出部8をトリガ
ー14の溝部26内に挿入して係合するだけの操作で、好適
にトリガー14の作動を阻止することができ、また、かか
る係合状態を解除し、アタッチメント9を回転すること
で、トリガー14の作動阻止状態を好適に解除することが
できるのである。
【0055】尚、上記実施形態では、アタッチメント9
のストッパー4の接触部6に突出部8を形成したため、
これがトリガー14の後面側の溝部26に係合されて、トリ
ガー14の作動をより確実に阻止することができるという
好ましい効果が得られたが、このような突出部8を形成
することは本発明に必須の条件ではない。
【0056】また、この突出部の形状は、略半円状や四
角形状等、問うものではない。
【0057】また、該実施形態では、ストッパー4が、
平面略H字状に形成されていたが、ストッパー4の形状
は該実施形態に限定されるものではない。
【0058】さらに、該実施形態では、ストッパー4の
支柱部5をプレート状に形成したが、支柱部5の形状も
該実施形態に限定されるものではない。
【0059】ただし、該実施形態のように、ストッパー
4の接触部6、架設部7、及び支柱部5をともにプレー
ト状に形成し、トリガー14と対面するように接触部6と
支柱部5とをほぼ平行に配設するとともに、これら接触
部6と支柱部5に直交するようにプレート状の架設部7
を縦向きにして該架設部7を接触部6と支柱部5に架設
した場合には、接触部6と支柱部5とが架設部7によっ
て補強された構造となり、トリガー14の作動がより確実
に阻止されるという効果がある。
【0060】さらに、上記実施形態では、基台1の内周
面には、容器19の口部20の直下に形成された小突起部22
に係合する突起3が形成されているため、その突起3は
容器19の小突起部22に係合され、その結果、基台1がガ
タつくことなく、容器19の周囲で回転させることができ
るという好ましい効果が得られたが、このような突起3
を形成することも、本発明に必須の条件ではない。
【0061】また、該実施形態では、基台1を略リング
状に形成することで、トリガー14の阻止解除のための回
転を容易に行わしめるという好ましい効果が得られた
が、基台1を略リング状に形成することは本発明に必須
の条件ではない。たとえばリングの一部を切り欠いた略
C字状のような形状に形成することも可能である。尚、
基台1の外周面に、いわゆるリブ加工やシボ加工を施す
ことも可能であり、この場合には、基台1を把持した際
の滑り止め効果が得られ、回動の操作を容易に行うこと
ができるという効果がある。
【0062】また、容器の口部に取り付けるトリガー式
ポンプの内部の構造も上記実施形態に限定されるもので
はなく、任意に設計変更可能である。
【0063】
【発明の効果】叙上のように、本発明は、トリガー式ポ
ンプが装着される容器の口部の直下に装着可能な基台
と、トリガー式ポンプのトリガーの後面側に接触して該
トリガーの作動を阻止すべく、前記基台に連設されたス
トッパーとでアタッチメントを構成したため、アタッチ
メントのストッパーをトリガーの後面側に接触させるだ
けの操作で、好適にトリガーの作動を阻止することがで
き、また、アタッチメントを回動することで、トリガー
の作動阻止状態を好適に解除することができ、トリガー
の作動を阻止する安全装置の機能を、簡単な構造で実現
することができるという効果がある。
【0064】この結果、従来のトリガー作動阻止用安全
装置のように、トリガー式ポンプの構造自体を改造する
必要がなく、上記のようなアタッチメントを、容器の口
部の直下に取り付けることで、一般の構造のトリガー式
ポンプをそのまま利用することができる。その結果、ト
リガー式ポンプの改造等に要するコストが不要となる効
果があり、またトリガー式ポンプ全体の構造も複雑化さ
せることがないという大きな効果がある。
【0065】また、ストッパーを、基台の上面に立設さ
れた支柱部と、トリガーの後面側に接触する接触部と、
該接触部と前記支柱部とに架設された架設部とで構成
し、全体が平面略H字状となるように形成した場合に
は、架設部がリブとして機能し、このリブとしての架設
部によって補強された構造となり、トリガーの作動がよ
り確実に阻止されるという効果がある。
【0066】さらに、ストッパーの前面側に、トリガー
の溝部内に係入される突出部を形成した場合には、トリ
ガーからのストッパーの離脱がより確実に禁止されるこ
ととなり、トリガーの作動阻止をより確実に行うことが
できるという効果がある。
【0067】さらに、基台が略リング状に形成されてい
る場合には、トリガー作動阻止解除のための回動操作を
容易に行うことができるという効果がある。
【0068】さらに、本発明のトリガー式噴出容器は、
トリガー式ポンプが装着される容器の口部の直下に装着
可能な基台と、トリガー式ポンプのトリガーの後面側に
接触して該トリガーの作動を阻止すべく、前記基台に連
設されたストッパーとからなるトリガーの作動阻止用ア
タッチメントの、前記基台が、容器の口部の直下に装着
されてなるものであるため、上述のようにトリガー自体
を全く改造せずに、安全装置としての機能を付与するこ
とができる。
【0069】この場合、基台を略リング状に形成し、該
基台の上面にフランジ部を形成するとともに内周面に突
起を形成し、容器の口部の直下に突出部、小突起部を形
成して、基台の突起を容器の小突起部に係合し且つ基台
のフランジ部を容器の突出部に係止した場合には、アタ
ッチメントが不用意に離脱することがないという効果が
ある。
【0070】特に、基台の内径よりも大きな外径を有す
る大突起部を、上記小突起部の下部に形成した場合に
は、悪戯等でアタッチメントを強制的に抜き取ることが
好適に禁止されるという効果がある。また、噴霧する際
にも、上記大突起部の存在によって把持し易くなるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態としてのアタッチメントの斜視図。
【図2】同平面図。
【図3】同側面図。
【図4】同正面図。
【図5】図2のA−A線断面図。
【図6】同底面図。
【図7】トリガー式ポンプの内部構造を示す断面図。
【図8】アタッチメントを容器に装着した状態の一部断
面側面図。
【図9】トリガー及びアタッチメントを容器に装着した
状態の一部断面側面図。
【図10】ストッパーの突起とトリガーの溝部との係合
状態を示す要部拡大断面図。
【図11】同係合解除状態を示す要部拡大断面図。
【図12】アタッチメントを回動させてトリガーの作動
阻止を解除する状態を説明するための概略平面図。
【符号の説明】
1…基台 3…突起 4…ストッパー 5…支柱部 6…接触部 7…架設部 8…突出部 9…アタッチメント 19…容器 20…口部 22…小突起部 23…大突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PB04 PD13 PE21 PF09 3E084 AA12 AB01 BA02 CA01 CB02 DA01 DB12 FA09 FB01 GA01 GB01 JA20 KB05 KB06 LB02 LD22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリガー式ポンプ(25)が装着される容器
    (19)の口部(20)の直下に装着可能な基台(1) と、トリガ
    ー式ポンプ(25)のトリガー(14)の後面側に接触して該ト
    リガー(14)の作動を阻止すべく、前記基台(1) に連設さ
    れたストッパー(4) とからなることを特徴とするトリガ
    ー式ポンプにおけるトリガーの作動阻止用アタッチメン
    ト。
  2. 【請求項2】 ストッパー(4) が、基台(1) の上面に立
    設された支柱部(5)と、トリガー(14)の後面側に接触す
    る接触部(6)と、該接触部(6)と前記支柱部(5)とに架
    設された架設部(7)とで構成されている請求項1記載の
    トリガー式ポンプにおけるトリガーの作動阻止用アタッ
    チメント。
  3. 【請求項3】 支柱部(5)、接触部(6)、及び架設部
    (7)からなるストッパー(4) が、平面略H字状に形成さ
    れている請求項2記載のトリガー式ポンプにおけるトリ
    ガーの作動阻止用アタッチメント。
  4. 【請求項4】 ストッパー(4) の前面側に、トリガー(1
    4)の溝部(26)内に係入される突出部(8) が形成されてい
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のトリガー式ポンプ
    におけるトリガーの作動阻止用アタッチメント。
  5. 【請求項5】 基台(1) が、略リング状に形成されてい
    る請求項1乃至4のいずれかに記載のトリガー式ポンプ
    におけるトリガーの作動阻止用アタッチメント。
  6. 【請求項6】 基台(1) の内周面に、突起(3) が形成さ
    れている請求項5記載のトリガー式ポンプにおけるトリ
    ガーの作動阻止用アタッチメント。
  7. 【請求項7】 トリガー式ポンプ(25)が装着される容器
    (19)の口部(20)の直下に装着可能な基台(1) と、トリガ
    ー式ポンプ(25)のトリガー(14)の後面側に接触して該ト
    リガー(14)の作動を阻止すべく、前記基台(1) に連設さ
    れたストッパー(4) とからなるトリガー(14)の作動阻止
    用アタッチメント(9) の、前記基台(1)が容器(19)の口
    部(20)の直下に装着されてなることを特徴とするトリガ
    ー式噴出容器。
  8. 【請求項8】 基台(1) が略リング状に形成されてなる
    とともに、該基台(1)の上面にはフランジ部(1b)が形成
    されてなるとともに内周面には突起(3) が形成され、容
    器(19)の口部(20)の直下には、突出部(27)及び小突起部
    (22)が形成され、前記基台(1) の突起(3) が容器(19)の
    小突起部(22)に係合されてなるとともに、基台(1) のフ
    ランジ部(1b)が容器(19)の突出部(27)に係止されてなる
    請求項7記載のトリガー式噴出容器。
  9. 【請求項9】 容器(19)の小突起部(22)の下部に、基台
    (1) の内周面よりも大径の外径を有する大突起部(23)が
    形成されてなる請求項8記載のトリガー式噴出容器。
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JP2008030798A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Mitani Valve Co Ltd 噴出装置、ポンプ式噴出器、およびエアゾール式噴出器

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