JP2002191599A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

Info

Publication number
JP2002191599A
JP2002191599A JP2000395721A JP2000395721A JP2002191599A JP 2002191599 A JP2002191599 A JP 2002191599A JP 2000395721 A JP2000395721 A JP 2000395721A JP 2000395721 A JP2000395721 A JP 2000395721A JP 2002191599 A JP2002191599 A JP 2002191599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
transmission
diagnostic apparatus
ultrasonic wave
ultrasonic diagnostic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000395721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4768914B2 (ja
Inventor
Naohisa Kamiyama
直久 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000395721A priority Critical patent/JP4768914B2/ja
Priority to EP01271882.1A priority patent/EP1354555B1/en
Priority to CNB018213359A priority patent/CN100366225C/zh
Priority to PCT/JP2001/011385 priority patent/WO2002051317A1/ja
Priority to KR1020037007743A priority patent/KR100790083B1/ko
Publication of JP2002191599A publication Critical patent/JP2002191599A/ja
Priority to US10/603,806 priority patent/US6991606B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4768914B2 publication Critical patent/JP4768914B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/48Diagnostic techniques
    • A61B8/481Diagnostic techniques involving the use of contrast agent, e.g. microbubbles introduced into the bloodstream
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0833Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/52017Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
    • G01S7/52023Details of receivers
    • G01S7/52036Details of receivers using analysis of echo signal for target characterisation
    • G01S7/52038Details of receivers using analysis of echo signal for target characterisation involving non-linear properties of the propagation medium or of the reflective target
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/52017Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
    • G01S7/52023Details of receivers
    • G01S7/52036Details of receivers using analysis of echo signal for target characterisation
    • G01S7/52038Details of receivers using analysis of echo signal for target characterisation involving non-linear properties of the propagation medium or of the reflective target
    • G01S7/52041Details of receivers using analysis of echo signal for target characterisation involving non-linear properties of the propagation medium or of the reflective target detecting modification of a contrast enhancer, e.g. detecting the destruction of a contrast agent by an acoustic wave, e.g. loss of correlation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信条件を変化させることでバブル消失の程
度を制御し、赤血球相当の大きさの造影剤バブルと、そ
れよりも十分小さい造影剤バブルを、独立に観察あるい
は定量化することが可能な超音波診断装置を提供するこ
と。 【解決手段】 間歇送信における一フレーム毎の送信に
おいて、機械的作用を段階的に増大させた超音波送信を
行うことで、サイズの異なる造影剤バブル毎に段階的な
崩壊を発生させる。それぞれの段階での崩壊をエコー源
とした超音波画像生成を行うことで、例えば、赤血球よ
りも小さな物質の動態を反映した情報、捕食細胞の分
布、新たな診断情報等の新たな生態情報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造影エコー診断に
対応可能な超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波画像診断装置は、超音波を使用し
た無侵襲検査法により組織の断層像を表示するものであ
る。この超音波画像診断装置は、臨床の場においても実
用性が高く、例えば、超音波プローブを体表から当てる
だけの簡単な操作で心臓の拍動や胎児の動きの様子がリ
アルタイム表示で得られること、安全性が高く繰り返し
て検査が行えること、システムの規模がX線、CT、M
RIなど他の診断機器に比べて小さく、ベッドサイドヘ
移動して検査すること等を可能にする。また近年、種類
によって様々に異なるが、片手で持ち運ベる程度の大き
さを有する超音波診断装置も開発されている。将来的に
は患者が自分で操作できる超音波診断装置も開発される
可能性がある。
【0003】ところで、近年、静脈投与型の超音波造影
剤が製品化されたことに伴い、造影エコー法による超音
波診断が普及してきている。この造影エコー法は、例え
ば、心臓および腹部臓器などの検査において、静脈から
超音波造影剤を注入して血流信号を増強し、血流動態の
評価を行うのが目的である。造影剤の多くは微小気泡
(マイクロバブル)が反射源となり、その注入量・濃度
が高ければ造影効果は大きくなる。その一方で、気泡と
いうデリケートな基材の性質上、超音波照射によって気
泡は壊れ、造影効果時間の短縮などが起こることも解っ
ている。
【0004】一般に、血流とは赤血球のことを指す場合
が多い。理想的には、超音波診断に使用される造影剤
は、この赤血球と同じ動態を示すことが望ましい。しか
し、現実には造影剤は、赤血球とは異なる動態を取りう
ることが分かってきている。
【0005】例えば、多くの超音波造影剤は、肝臓内実
質に停滞することが知られおり、この停滞した造影剤
は、肝臓類洞内の異物摂取細胞によって捕食されている
と考えられている(もちろん赤血球はこのような捕食は
されない。)。また、体内中の毛細血管には、液体成分
(血漿)が染み出る程度の腔が空いており、細胞に栄養
もしくは酸素などを供給している。この毛細血管の腔
は、赤血球が出ない程度の大きさではあるが、バブルサ
イズによってはこの毛細血管壁の腔から外部ヘ漏れる造
影剤もあると予想される(赤血球の平均直径は約8μ
m,造影剤のバブルは最大で8μm程度、最小では0.
5μm以下のものが体内を循環していると考えられてい
る。)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、造影剤
が常に血行動態を反映しているかは不明であり、例えば
微少循環中に停滞しているバブルがあれば、バブルの崩
壊をエコー源とする生態情報は、血行動態を反映してい
ないことも考えられる。このような場合、造影剤による
輝度増強が達成されても、真の赤血球の動態を観察する
のは困難となる場合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑み
てなされたものであり、送信条件を変化させることでバ
ブル消失の程度を制御し、赤血球相当の大きさの造影剤
バブルと、それよりも十分小さい造影剤バブルを、独立
に観察あるいは定量化することが可能な超音波診断装置
を提供することである。
【0008】上記目的を達成するため、本発明は以下の
手段を講じた。
【0009】ずなわち、本発明は、被検体内部の診断対
象を超音波で走査し、超音波断層画像を取得する超音波
診断装置であって、前記被検体の所定の断層面につい
て、前記被検体の血管内の血液中及び血管外の組織液中
並びにリンパ液中のそれぞれに存在する造影剤バブルを
崩壊させるための第1の超音波と、前記第1の超音波に
よって崩壊しなかった、前記被検体の血管内の血液中を
流れる残余の造影剤バブルを崩壊させるための第2の超
音波と、を照射する照射手段を具備することを特徴とす
る超音波診断装置である。
【0010】この様な構成によれば、送信条件を変化さ
せることでバブル消失の程度を制御し、赤血球相当の大
きさの造影剤バブルと、それよりも十分小さい造影剤バ
ブルを、独立に観察あるいは定量化することが可能な超
音波診断装置を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に従って
説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及
び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、
重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0012】まず、本実施形態に係る超音波診断装置の
概略構成について説明する。
【0013】図1は、本実施形態に係る超音波診断装置
10の概略構成図を示している。
【0014】図1に示すように、本超音波診断装置10
は、被験者との間で超音波信号の送受信を担う超音波プ
ローブ12と、この超音波プローブを駆動しかつ超音波
プローブの受信信号を処理する装置本体11と、この装
置本体に接続されかつオペレータからの指示情報を装置
本体に入力可能な入力部13と、心電波形を計測するE
CG14とを具備する。入力部13には、診断装置の制
御や様々な画質条件設定を行うことが可能な、ボタン、
キーボード、トラックボールなどが含まれる。
【0015】装置本体11は、超音波送信ユニット2
1、超音波受診ユニット22、Bモード処理回路23、
ドプラ処理回路24、画像処理回路25、イメージメモ
リ回路26、表示部28、心拍検出ユニット29、記憶
媒体30、ネットワーク回路31、コントローラ32を
具備している。
【0016】超音波送信ユニット21は、トリガ発生
器、遅延回路およびパルサ回路(図示せず)からなり、
パルス状の超音波を生成してプローブ12の振動素子に
送ることで収束超音波パルスを生成する。本送信ユニッ
ト21は、コントローラ32の指示に従って、送信周波
数、送信駆動電圧などを瞬時に変更可能な切り替え機能
を有している。特に送信駆動電圧に関しては、瞬時にそ
の値の切り替えが可能なリニアアンプ型の発信回路を有
するか、あるいは複数の電源ユニットを電気的に切り替
えることによって実現する。
【0017】また、超音波送信ユニット21は、コント
ローラ32の制御に基づき、後述するシーケンス(図4
参照)に従って超音波の間歇送信を行う。ここで、間歇
送信とは、例えば造影剤エコー法において、超音波送信
を一時停止(例えば4秒間)した後に再び超音波送信を
開始することを周期的に繰り返す送信法である。この間
歇送信によれば、係る時間に流入した血液に対応した造
影剤エコー信号を得ることができる。例えば、特願平9
−324772では、一時停止の時間間隔を変化させる
ことで、血流動態の時間変化を取得する方法が開示され
ている。
【0018】超音波受信ユニット22は、プローブ12
から素子毎に出力される、被検体内の組織で散乱したエ
コー信号を受信する。このエコー信号は、当該超音波受
信ユニット22において、チャンネル毎にプリアンプで
増幅され、A/D変換後に受信遅延回路により受信指向
性を決定するのに必要な遅延時間を与えられ、加算器で
加算される。この加算処理は、反射波の受信指向性に応
じた方向からの反射成分を強調するためのものであり、
該処理によって得られた送信指向性と受信指向性とによ
り、送受信の総合的な超音波ビームを形成することがで
きる。
【0019】Bモード処理回路23は、超音波受信ユニ
ット22から入力したエコー信号に対し、エコー信号対
数増幅、包絡線検波処理などが施され、信号強度が輝度
の明るさで表現されるデータを生成する。
【0020】ドプラ処理回路24は、エコー信号から速
度情報を周波数解析し、解析結果を画像処理回路25に
送る。
【0021】画像処理回路25は、超音波スキャンの走
査線信号列を、テレビなどに代表される一般的なビデオ
フォーマットの走査線信号列に変換する。また、画像処
理回路25は、種々の設定パラメータの文字情報や目盛
などと共に合成され、ビデオ信号として表示部28に出
力する。かくして被検体組織形状を表す断層像が表示さ
れる。
【0022】また、画像処理回路25は、取得した複数
の超音波画像情報に基づいて、TIC(Time In
tensity Curve)を生成する。TICと
は、関心領域において、造影剤投与後にエコー信号が増
強される過程を追跡し、その輝度の経時変化を表すグラ
フであり、血流の動態評価を行うための定量解析に利用
される。
【0023】イメージメモリ回路26は、画像データを
格納する記憶メモリから成る。該イメージメモリ回路2
6に記憶された情報は、例えば診断の後に呼び出し可能
であり、さらに複数枚を使っての動画再生も可能であ
る。
【0024】心拍検出ユニット29は、ECG14で得
られた心電図などの生体信号情報をデジタル信号に変換
する。当該生体信号情報に関するデジタル信号は、画像
処理回路25で診断画像に合成され、表示部28に表示
されるかあるいはイメージメモリ回路26が備えるメモ
リに記録される。なお、生体信号情報は、さらに後述の
テクニカルフローの解析に必要な場合は、記憶媒体30
に保管もしくはネットワーク回路を経由して外部に転送
される。
【0025】記憶媒体30は、後述の診断解析プログラ
ムが保管されている。またイメージメモリ回路26中の
画像の保管などにも使用される。記憶媒体30のデータ
は、ネットワーク回路31を経由して外部周辺装置ヘ転
送することも可能となっている。
【0026】コントローラ32は、情報処理装置(計算
機)としての機能を持ち、本超音波診断装置本体11の
動作を制御する制御手段である。本コントローラ32
は、特に送信ユニットの周波数、駆動電圧などの送信条
件を随時変更し、その条件によって得られた診断画像に
前記送信条件の情報を付加して画像情報に付加するか、
あるいは記憶媒体に記憶される。また本発明の特徴的な
送信シーケンスを行うためのプログラム機能を有してい
る。
【0027】次に、本発明に係る超音波診断装置の動作
を説明する前に、前提となる理論考察について説明す
る。
【0028】まず、造影剤として使用されるマイクロバ
ブルの一般的性質を述べる。マイクロバブル(以下単に
バブルと呼ぶ)は、超音波音圧の機械的作用により崩壊
することができる。その閾値は、周波数あるいは音圧の
関数となることが理論的に求められている(例えば、H
olland AK,Apfel RE,An imp
roved theory for the pred
iction ofmicrocavitation
thresholds.IEEE Trans Ult
rason Ferroelec Freq Cont
r 1989;36,No.2,204−208.)。
【0029】図2は前記論文の理論式から計算した、バ
ブルの初期直径と、各初期直径のバブルを崩壊させるた
めの音圧の閾値の関係を示すグラフである。このグラフ
より、照射音圧が高いほどバブルは崩壊しやすく、また
照射周波数が低いほど崩壊しやすいことがわかる。ま
た、崩壊に必要な音圧レベルは、バブルのサイズによっ
ても変化し、より大きなバブルを崩壊させるには、照射
音圧も大きくすることが必要であることがわかる。
【0030】次に、生体内における造影剤バブルの動態
について述べる。市販の造影剤バブルの平均径、単位体
積当たりに含まれる個数等は、製品の種類によって異な
る。通常バブルの直径は、おおよそ平均2〜4μmであ
り、赤血球より少し小さなサイズとなっている。従っ
て、造影剤バブルは、毛細血管を容易に通過することが
できる。
【0031】しかし、バブルの性質上、全てのバブルの
直径が2〜4μmとなっているわけではなく、一部のバ
ブルは、上記範囲外の直径を有する。この2〜4μm以
外の径を持つバブル、例えば、1μm程度のバブルは、
その大きさを維持している限り、非常に小さいエコー源
として機能する。その一方で、1μm程度のバブルは、
図2の通り音圧に対して非常に壊れやすく、特に引圧に
よって膨張し、大きなエコー源となる性質を有する。ま
た、例えば6μm程度のバブルは、含まれる個数の割合
が低いものの、1個あたりの反射エコーは元来大きいた
め、大きなエコー源として機能する。
【0032】従って、直径が6μm程度のバブルは、赤
血球と同様に振る舞い、毛細血管壁から漏れずに体内を
循環する可能性があると考えられる。一方、直径が1μ
m程度のバブルは、毛細血管壁から漏れ細胞膜間の腔ま
で湿潤してゆく可能性があると考えられる。特に後者
は、次に述べる事実によって裏付けられる。
【0033】肝臓の類洞には1μm程度のディッセ腔と
呼ばれる間隙が多数存在する。栄養や酸素分子レベルの
物質は、このディッセ腔に容易に流入する。従って、1
μm程度のバブルが、上述の如く毛細血管壁から漏れ細
胞膜間の腔まで湿潤してゆくものであれば、当該1μm
程度のバブルはこの腔にも流入することが考えられる。
事実、造影剤投与後から超音波スキャンを停止し、約5
分後に照射を開始すると、肝臓には毛細血管血流以上の
大きなエコーが観察されることがわかっている。この事
実は、赤血球より小さな循環系にもバブルが流入してい
ることを示唆している。
【0034】以上の内容から、超音波診断において次の
ことが推察される。すなわち、例えば関心領域に造影剤
が十分充満した状態では、赤血球レベルの血流循環系に
は、大きなサイズも含んだ広いサイズ分布を持ったバブ
ル群が存在し、一方、赤血球より小さな血流(血漿)循
環系では、例えば1μm以下のサイズに限定されたバブ
ル群が存在すると思われる。
【0035】図3(a)は、バブルのサイズによって流
入できる循環系が異なることを説明するための模式図で
ある。
【0036】図3(a)に示すように、2〜4μm程度
のサイズを有するバブル52、53、及び1μm程度の
サイズを有するバブル54は、赤血球レベルの循環系5
0(例えば、血管等)に流入し、例えば赤血球とともに
循環する。また、血漿等が循環する循環系51では、バ
ブル52、53は血管壁を通り抜けることができず、従
って、1μm程度のサイズのバブル54によって満たさ
れることになる。
【0037】本発明の重要な点は、生体内における造影
剤バブルの動態がサイズによって異なることに着目し、
赤血球程度の大きさを持つ造影剤バブルに基づく第1の
生体情報と、赤血球よりも小さい造影剤バブル(例えば
1μm以下のバブル)に基づく第2の生体情報と、を独
立に画像化或いは定量化することにある。この第1の生
体情報と第2の生体情報とを適切に取得するために、本
実施形態に係る超音波診断装置は、後述する送信条件を
講じて超音波送信を行うことで、バブルを消滅させるタ
イミングをサイズに応じて制御している。
【0038】図3(b)、(c)は、第1の生体情報
と、第2の生体情報との取得する原理を説明するための
模式図である。
【0039】バブルが充満した関心領域内(例えば、図
3(a)に示した領域内)に、例えば初めに500kパ
スカル程度の音圧によって超音波照射を行えば、1μm
程度のバブルを主に崩壊することができ、大きなエコー
(フラッシュエコーとしてのエコー)源を得ることがで
きる。その結果、1μm程度のバブルが存在していた、
循環系50と循環系51とを合わせた領域(図3(b)
の点で示した領域)からの生態情報を得ることができ
る。また、明らかではないが、この生態情報は、赤血球
レベル以下の循環からのエコー信号にも基づくから、間
隙の大きさ、摂取細胞の機能、代謝機能など、新たな診
断情報を提供できる可能性もある。
【0040】続いて、例えば1000kパスカルの音圧
レベルで照射すると、前回崩壊せずに残っていたバブル
のうち比較的崩壊しやすいもの(図3(a)における2
〜4μmのバブル52、53を含む)を主に崩壊するこ
とができ、大きなエコー(フラッシュエコーとしてのエ
コー)源を得ることができる。その結果、主にバブル5
2、53が存在していた、赤血球レベルの循環系50
(図3(c)の点で示した領域)からの生態情報を得る
ことができる。この生態情報は、赤血球の動態を反映し
たものとなり、一般的な血流診断や定量化には有用な情
報となる。
【0041】次に、造影エコー法による超音波診断にお
いて、本超音波診断装置10が実現する動作について、
被検体への超音波送信を中心に説明する。
【0042】図4は、本超音波診断装置10が実行する
超音波送信シーケンスの一例を説明するための図であ
る。
【0043】図4において、横軸は時間経過を表してい
る。縦軸は送信によるバブルヘの機械的作用の強度を表
しており、当該縦軸の値が大きいほど、送信周波数は低
くなる(或いは、送信駆動音圧は大きくなるか、これら
の複合となる)。
【0044】また、図中の各矢印群(図中G1、G2、
G3・・・)は、1フレームの超音波スキャンを表して
おり、各矢印の長さは該当フレームの送信音圧の機械的
作用の強度を反映している(すなわち、長い矢印ほど強
度は強い)。例えば、送信フレームのグループG1は、
超音波診断におけるいわゆる連続的送信を表しており、
その間隔t1はフレーム間隔である。
【0045】なお、逆数1/t1はいわゆるフレームレ
ートに相当する。また、時間間隔t2は、いわゆる間歇
送信間隔を表しており、通常の診断のフレーム間隔より
も比較的大きな時間間隔である。具体的には、バブルが
関心領域に充満する3〜5秒程度、或いはそれ以上であ
ることが望ましい。
【0046】この図4に示した超音波送信シーケンスで
特徴的な点は、間欧送信によってバブルを臓器の関心領
域に充満させた後に、機械的作用が徐々に増大するよう
な送信を行い、2枚以上のフレームを取得することであ
る。この様に機械的作用を段階的に増大させることで、
赤血球よりも小さい造影剤バブル(例えば1μm以下の
バブル)の崩壊と、赤血球程度の大きさを持つ造影剤バ
ブルの崩壊とを、異なるタイミングで発生させることが
でき、赤血球を循環させる血流循環系からの生体情報
と、赤血球より小さな血流(血漿)循環系からの生体情
報とを分離することが可能となる。
【0047】なお、本超音波診断装置による超音波送信
は、二種類のバブル(上述の如く赤血球よりも小さい造
影剤バブルと、赤血球程度の大きさを持つ造影剤バブ
ル)を異なるタイミングで崩壊させることを目的として
いる。従って、一フレームの超音波スキャンにおいて最
低限必要な超音波送信回数は2回である。これに対し、
図4では一フレームにおいて4回の超音波送信を行って
いるのは、赤血球程度の大きさを持つ造影剤バブルの崩
壊が、4回のうちいずれの超音波照射において発生した
かを、より精密に判断可能とするためである。この様
に、一フレームの超音波スキャンにおいてより多くの超
音波送信を行うことで、赤血球を循環させる血流循環系
からの生体情報と、赤血球より小さな血流(血漿)循環
系からの生体情報とを、より性格に区別することが可能
となる。
【0048】また、上記シーケンスはG2,G3…と繰
り返される。これは、超音波画像の取得に加えて、赤血
球を循環させる血流循環系からの生体情報と、赤血球よ
り小さな血流(血漿)循環系からの生体情報とのそれぞ
れの情報から成るTICを生成するためである。
【0049】次に図4の送信シーケンスを採用した診断
プロトコルについて、図5に基づいて説明する。
【0050】図5は、本超音波診断装置10が実行する
診断プロトコルを説明するためのフローチャートを示し
ている。
【0051】図5において、まず、操作者は、検査を始
める前の準備として、各パラメータをプログラムして図
4に示したシーケンスを一意的に決定する(ステップS
1)。
【0052】具体的には、送信フレーム枚数N(すなわ
ち、図4の矢印群G1,G2等の数)、各送信に対する
駆動周波数及び駆動音圧(すなわち、送信条件)、フレ
ーム間隔t1,間歇送信間隔t2等の値を入力する。こ
こでは、送信フレーム枚数N=6とし、一フレームにお
ける超音波送信は、図4に示した様に機械的作用を4段
階的に増大させて実行される。
【0053】なお、予め用意された複数のプログラムか
ら、所望のプログラムを対話的に選択することでシーケ
ンスを決定できる構成であってもよい。
【0054】次に、操作者は、通常のシーケンスによる
被検体のスキャンを開始する(ステップS2)。
【0055】本ステップにおけるスキャンは、一般的に
造影剤の投与前に行われるBモード、ドプラモード等に
よる観察である。従って、本ステップでは、図4に示し
たシーケンスでなく、通常のシーケンスによるスキャン
が実行される。
【0056】次に、造影剤を投与し、図4に示したシー
ケンスに基づく超音波送信等を開始する(ステップS
3)。
【0057】なお、開始操作は、入力部13に具備され
るボタンを押すこと等によって実行される。
【0058】その後、自動的に図4に示した送信シーケ
ンスに基づくスキャンが実行される(ステップS4乃至
ステップS6)。すなわち、まず図4のG1に対応する
一フレームの超音波送信が実行され、それぞれの超音波
に応じたエコー信号が受信される。受信された各エコー
信号は、所定の処理の後画像情報として、送信条件の情
報と共に画像をイメージメモリあるいは記憶媒体に、機
械的作用の段階毎に記録される。
【0059】続いて、設定された間歇間隔t2(t2は
各回ごとに可変となるよう設定可能である)を持って、
送信フレーム6枚分の超音波送信が繰り返される(ステ
ップS7等)。ステップS7において、送信フレームの
合計が6枚と判断された場合には、超音波診断装置10
は図4に示した送信シーケンスを終了する(ステップS
8)。
【0060】なお、本シーケンスの終了は、操作者が入
力部の終了ボタンを押すことなどによって実行される
が、例えば予め準備されたプログラムに、繰り返し回数
が記録されており、所定の回数を実行した時点で自動的
に終了する構成であってもよい。
【0061】上記手順に従って記録された画像群は、事
後に呼び出され表示部28に表示される。この時、表示
部28には表示画像に対応した送信条件も同時に表示さ
れる。また、記録されたフレーム群を連続的に再生した
り、コマ送り、逆再生、並列表示などが可能である。
【0062】さらに、本超音波診断装置は、図4に示し
たシーケンスによって得られた複数の超音波画像を、同
一送信条件を有する画像群ごとに再編し表示する機能を
有している。当該画像の再編は、各画像データに付され
た送信条件及び時間情報に基づいて実現される。具体的
には、同一送信条件が付された画像データを抽出し、こ
れらの抽出された画像データを、さらに時間情報に基づ
いて経時的に配列すればよい。
【0063】図6は、当該画像再編機能を説明するため
の図である。
【0064】図6上段に示した、各画像フレームにおけ
る各画像「a」、「b」、「c」、「d」(同図上段)
は、同図下段に示すように、送信条件を基準とした画像
群に分類され、さらに時系列的に配列される。こうして
再編された各画像群は、同一の送信条件を有する画像に
よって構成されるから、ほぼ同程度の直径を有する造影
剤バブルに基づく生体情報を反映していると言える。す
なわち、各画像群は、赤血球を循環させる血流循環系か
らの生体情報が支配的な超音波画画像、或いは赤血球よ
り小さな血流(血漿)循環系からの生体情報が支配的な
超音波画像のどちらかによって統一的されている。
【0065】なお、本超音波診断装置10では、各画像
群を構成する全ての画像のループ再生、一の画像群を構
成する全ての画像のループ再生、数個の画像群によるル
ープ再生、コマ送り再生等任意の形態にて画像表示する
ことが可能となっている。
【0066】さらに、本超音波診断装置は、得られた画
像群(例えば、図6下段)に対して適当な部分領域を指
定し、その領域内の輝度ヒストグラムもしくは平均輝度
値を求める機能と、輝度変化曲線(TIC)を演算する
機能を有する。
【0067】図7は、画像群Aと、画像群Bによって得
られた各TICの一例を示している。曲線Aが、画像群
AによるTICであり、曲線Bが画像群BによるTIC
である。なお、図7の縦軸は、受信した超音波に関する
信号強度を、横軸は、経過時間(すなわち、間歇送信の
反復に対応した経過時間)を示している。
【0068】図7において、曲線Aによって示されるバ
ブルの流れは、赤血球の流れの他に、赤血球より十分小
さな粒子の流れを反映している。曲線Aは、各フレーム
において比較的低音圧の送信によって得られた画像
「a」に基づいているからである。また、曲線Aは、血
管壁から漏れ出す非常に遅い流れも含んでいるため、い
わゆる血流バフュージョンが飽和状態に達した後も、輝
度上昇は微小に上昇を続けている。
【0069】一方、曲線Bは、血流中の造影剤は数秒間
で飽和に達している。これは、曲線Bが、各フレームに
おいて低音圧送信後の大音圧送信によって得られた画像
「b」に基づいており、直接的な赤血球の流れを反映す
るからである。
【0070】なお、本TICでは、例えば上述したスキ
ャンの間歇間隔を大きくすると、バブルが関心領域に充
満するため、より急激に信号強度が上昇することにな
る。
【0071】また、本超音波診断装置は、さらに付加的
な機能として、得られた複数の曲線に対して加算、減算
などの画像処理が可能となっている。
【0072】以上述べた構成によれば、一フレームにお
いて機械的作用を段階的に増大させた超音波送信を行う
ので、サイズの異なる造影剤バブル毎に段階的な崩壊を
発生させることができる。造影剤バブルは、そのサイズ
によって流入できる生体領域が異なるから、それぞれの
崩壊をエコー源とした超音波画像生成を行えば、さらに
多くの生態情報、例えば、より詳細な血行動態、赤血球
よりも小さな物質の動態を反映した情報、捕食細胞の分
布情報等を、超音波診断において提供することができ
る。
【0073】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形
態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その
場合組合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態
には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数
の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が
抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果
の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる
場合には、この構成要件が削除された構成が発明として
抽出され得る。
【0074】
【発明の効果】以上本発明によれば、送信条件を変化さ
せることでバブル消失の程度を制御し、赤血球相当の大
きさの造影剤バブルと、それよりも十分小さい造影剤バ
ブルを、独立に観察あるいは定量化することが可能な超
音波診断装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態に係る超音波診断装置の概
略構成図を示している。
【図2】バブルのサイズと崩壊に必要な引圧の理論的な
関係を示したグラフ。
【図3】サイズの異なるバブルの微視的な存在領域を示
す概念図。
【図4】図4は、本超音波診断装置10の診断に関する
シーケンスの一例を説明するための図である。
【図5】図5は、本超音波診断装置10が実行するのス
キャンプロトコルを示してフローチャートである。
【図6】本実施形態の記録画像に対する並べ替え処理を
示す概念図。
【図7】本実施形態の手法を基にして得られる輝度変化
曲線の概念図。
【符号の説明】
10…超音波診断装置 11…超音波診断装置本体 12…超音波プローブ 13…入力部13 14…ECG 21…超音波送信ユニット 22…超音波受診ユニット 23…Bモード処理回路 24…ドプラ処理回路 25…画像処理回路 26…イメージメモリ回路 28…表示部 29心拍検出ユニット 30…記憶媒体 31…ネットワーク回路 32…コントローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体内部の診断対象を超音波で走査し、
    超音波断層画像を取得する超音波診断装置であって、 前記被検体の所定の断層面について、前記被検体の血管
    内の血液中及び血管外の組織液中並びにリンパ液中のそ
    れぞれに存在する造影剤バブルを崩壊させるための第1
    の超音波と、前記第1の超音波によって崩壊しなかっ
    た、前記被検体の血管内の血液中を流れる残余の造影剤
    バブルを崩壊させるための第2の超音波と、を照射する
    照射手段を具備することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】前記照射手段は、前記第1の超音波よりも
    高い音圧にて前記第2の超音波を照射することを特徴と
    する請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】前記照射手段は、前記第1の超音波よりも
    低い周波数にて前記第2の超音波を照射することを特徴
    とする請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】前記照射手段は、前記所定の断層面につい
    て前記第1の超音波と前記第2の超音波とを異なるタイ
    ミングで照射する一フレーム照射を、前記診断対象に造
    影剤粒子を蓄積させるための時間間隔によって間歇照射
    することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいず
    れか一項記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】前記間歇送信に基づいて複数の超音波画像
    を取得した場合、同一の前記送信条件を有する複数の超
    音波画像を同時に表示する表示手段をさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項4記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】前記表示手段は、前記同時に表示する複数
    の超音波画像を経時的に配列し表示することを特徴とす
    る請求項5記載の超音波診断装置。
  7. 【請求項7】前記間歇送信に基づいて複数の超音波画像
    を取得した場合、同一の前記送信条件を有する複数の超
    音波画像に基づいて、送信条件毎の輝度変化曲線を演算
    する手段をさらに具備することを特徴とする請求項4記
    載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】前記送信条件は、送信周波数、送信駆動電
    圧値、送信波数のうちの少なくとも一つを含むことを特
    徴とする請求項5又は7記載の超音波診断装置。
JP2000395721A 2000-12-26 2000-12-26 超音波診断装置 Expired - Fee Related JP4768914B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395721A JP4768914B2 (ja) 2000-12-26 2000-12-26 超音波診断装置
EP01271882.1A EP1354555B1 (en) 2000-12-26 2001-12-25 Ultrasonic diagnosis apparatus
CNB018213359A CN100366225C (zh) 2000-12-26 2001-12-25 超声波诊断装置及超声波诊断装置的控制方法
PCT/JP2001/011385 WO2002051317A1 (en) 2000-12-26 2001-12-25 Ultrasonic diagnosis apparatus and method of controlling ultrasonic diagnosis apparatus
KR1020037007743A KR100790083B1 (ko) 2000-12-26 2001-12-25 초음파진단장치와 초음파진단장치 제어방법
US10/603,806 US6991606B2 (en) 2000-12-26 2003-06-26 Ultrasonic diagnosis apparatus and control method of ultrasonic diagnosis apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395721A JP4768914B2 (ja) 2000-12-26 2000-12-26 超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002191599A true JP2002191599A (ja) 2002-07-09
JP4768914B2 JP4768914B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=18861136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000395721A Expired - Fee Related JP4768914B2 (ja) 2000-12-26 2000-12-26 超音波診断装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6991606B2 (ja)
EP (1) EP1354555B1 (ja)
JP (1) JP4768914B2 (ja)
KR (1) KR100790083B1 (ja)
CN (1) CN100366225C (ja)
WO (1) WO2002051317A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050246A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 General Electric Co <Ge> 解剖学的構造の計測のための方法及び装置
JP2007229496A (ja) * 2007-05-07 2007-09-13 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置
JP2009005755A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波撮像装置
JP2009100927A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Toshiba Corp 超音波診断装置及び超音波診断装置制御プログラム
JP2009279265A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像処理装置及び超音波診断装置の診断方法並びに診断プログラム
JP2009285125A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
JP2010042282A (ja) * 2009-10-23 2010-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置
US10413192B2 (en) 2012-07-17 2019-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Object information acquiring apparatus and control method thereof

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8377035B2 (en) * 2003-01-17 2013-02-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Unbalanced reinforcement members for medical device
DE10301875B4 (de) * 2003-01-17 2004-11-18 Sws Shock Wave Systems Ag Vorrichtung zur Erzeugung von unterschiedlichen akustischen Druckwellen durch variable Reflexionsflächen
JP4373699B2 (ja) * 2003-04-28 2009-11-25 株式会社東芝 超音波診断装置
CN1298400C (zh) * 2003-09-01 2007-02-07 吴巍 超声微泡造影剂用于形成毛细血管栓塞的医疗装置
JP4559770B2 (ja) * 2004-04-20 2010-10-13 株式会社東芝 超音波診断装置および超音波診断方法
US20070083132A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 Sharrow James S Medical device coil
US8419658B2 (en) * 2006-09-06 2013-04-16 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device including structure for crossing an occlusion in a vessel
US8556914B2 (en) * 2006-12-15 2013-10-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device including structure for crossing an occlusion in a vessel
JP2008245891A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波造影撮影方法および超音波診断装置
JP2009100971A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波撮像装置
US7841994B2 (en) * 2007-11-02 2010-11-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device for crossing an occlusion in a vessel
JP5161955B2 (ja) * 2008-04-04 2013-03-13 株式会社日立製作所 超音波照射装置
CN101601593B (zh) * 2008-06-10 2013-01-16 株式会社东芝 超声波诊断装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08280674A (ja) * 1995-04-14 1996-10-29 Toshiba Corp 超音波診断装置
JPH09164138A (ja) * 1995-10-10 1997-06-24 Advanced Technol Lab Inc コントラスト剤を使用した超音波診断画像処理方法および該診断装置
JPH11137550A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Toshiba Corp 超音波診断装置
WO2000057792A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-05 Point Biomedical Corporation A method to measure ambient fluid pressure

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253449A (ja) * 1988-08-16 1990-02-22 Shinichi Watanabe こんぶ茶そば湯とその密閉保存製品
US5526816A (en) * 1994-09-22 1996-06-18 Bracco Research S.A. Ultrasonic spectral contrast imaging
US5678553A (en) * 1994-11-01 1997-10-21 Schering Aktiengesellschaft Ultrasonic processes and circuits for carrying out those processes
JP3625305B2 (ja) * 1994-12-28 2005-03-02 株式会社東芝 超音波診断装置
US5694937A (en) * 1995-01-31 1997-12-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasound diagnostic apparatus and method
US5833613A (en) * 1996-09-27 1998-11-10 Advanced Technology Laboratories, Inc. Ultrasonic diagnostic imaging with contrast agents
US5735281A (en) * 1996-08-09 1998-04-07 Hewlett-Packard Company Method of enhancing and prolonging the effect of ultrasound contrast agents
US5944666A (en) * 1997-08-21 1999-08-31 Acuson Corporation Ultrasonic method for imaging blood flow including disruption or activation of contrast agent
US5860931A (en) * 1997-10-10 1999-01-19 Acuson Corporation Ultrasound method and system for measuring perfusion
JP3984698B2 (ja) * 1998-03-12 2007-10-03 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 超音波撮像装置
ITSV20000029A1 (it) * 2000-07-06 2002-01-06 Esaote Spa Metodo e macchina per l'acquisizione di immagini ecografiche in presenza di mezzi di contrasto in particolare in campo cardiologico

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08280674A (ja) * 1995-04-14 1996-10-29 Toshiba Corp 超音波診断装置
JPH09164138A (ja) * 1995-10-10 1997-06-24 Advanced Technol Lab Inc コントラスト剤を使用した超音波診断画像処理方法および該診断装置
JPH11137550A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Toshiba Corp 超音波診断装置
WO2000057792A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-05 Point Biomedical Corporation A method to measure ambient fluid pressure

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050246A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 General Electric Co <Ge> 解剖学的構造の計測のための方法及び装置
JP2007229496A (ja) * 2007-05-07 2007-09-13 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置
JP2009005755A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波撮像装置
JP2009100927A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Toshiba Corp 超音波診断装置及び超音波診断装置制御プログラム
JP2009279265A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像処理装置及び超音波診断装置の診断方法並びに診断プログラム
JP2009285125A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
JP2010042282A (ja) * 2009-10-23 2010-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置
US10413192B2 (en) 2012-07-17 2019-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Object information acquiring apparatus and control method thereof
US11426078B2 (en) 2012-07-17 2022-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Object information acquiring apparatus and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP4768914B2 (ja) 2011-09-07
CN1482884A (zh) 2004-03-17
EP1354555A1 (en) 2003-10-22
KR20030059333A (ko) 2003-07-07
US20040010194A1 (en) 2004-01-15
US6991606B2 (en) 2006-01-31
WO2002051317A1 (en) 2002-07-04
CN100366225C (zh) 2008-02-06
KR100790083B1 (ko) 2007-12-31
EP1354555A4 (en) 2004-12-01
EP1354555B1 (en) 2018-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4768914B2 (ja) 超音波診断装置
JP3862838B2 (ja) 超音波診断装置
JP3863414B2 (ja) 超音波診断装置
JP4373699B2 (ja) 超音波診断装置
JP4408988B2 (ja) 超音波診断装置
JP5348920B2 (ja) 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理方法
JPH09201359A (ja) 超音波診断装置
JP4142766B2 (ja) 超音波診断装置
JP2005081073A (ja) 超音波診断装置
JP2011254963A (ja) 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム
JP2003061959A (ja) 超音波診断装置
JP5091617B2 (ja) 超音波診断装置及び超音波診断装置制御プログラム
JP4131878B2 (ja) 超音波診断装置
JP2006141798A (ja) 超音波診断装置
JP3023290B2 (ja) 超音波診断装置
JP4521204B2 (ja) 超音波診断装置、画像処理装置及び超音波画像撮影方法
JP4427507B2 (ja) 超音波診断装置
JP4427139B2 (ja) 超音波診断装置及び超音波送信方法
JP4945605B2 (ja) 超音波診断装置
JP4929409B2 (ja) 超音波診断装置
JP2009279265A (ja) 超音波診断装置、画像処理装置及び超音波診断装置の診断方法並びに診断プログラム
JP2018082923A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム
JP2000325347A (ja) 超音波診断装置および3次元画像データの再構築方法
JP4497611B2 (ja) 超音波診断装置
JPH08336527A (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110617

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4768914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees