JP2002191490A - 香 炉 - Google Patents

香 炉

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JP2002191490A
JP2002191490A JP2001332940A JP2001332940A JP2002191490A JP 2002191490 A JP2002191490 A JP 2002191490A JP 2001332940 A JP2001332940 A JP 2001332940A JP 2001332940 A JP2001332940 A JP 2001332940A JP 2002191490 A JP2002191490 A JP 2002191490A
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JP
Japan
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heat source
fragrance
heat
incense burner
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JP2001332940A
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English (en)
Inventor
Yuji Uchida
祐二 内田
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JATECX KK
YAMAKI DENKI KK
YAMAKI ELECTRIC
Nippon Kouatsu Electric Co
Jatecx Co Ltd
Original Assignee
JATECX KK
YAMAKI DENKI KK
YAMAKI ELECTRIC
Nippon Kouatsu Electric Co
Jatecx Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】香炉にあって、熱源からの放熱を効率的に芳香
皿に集中し芳香用材料から直ぐに芳香を発生させる。ま
た、熱源からの拡散放熱により本体の周壁部への不必要
な加熱をさけ、周壁部の高温化を抑制する。また、対流
作用により周壁部の高温化の抑制と芳香の室内への拡散
を促進させる。 【解決手段】本体2内の下方に位置して熱源4を設け、
また上記熱源4の上方に位置した本体2の載置穴2cに
は、同載置穴2cを塞ぐようにして芳香皿5を載置する
ようにした香炉で、上記本体2の載置穴2cには、同本
体2内に位置する熱源4の近傍周囲を囲む遮蔽部2gを
設ける。また上記において本体2と芳香皿5間に間隙g
を設け、同間隙gと本体下部の空気穴2hとにより対流
作用を促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、香木や精油、茶
葉などの芳香用材料を熱源、例えば電球の光(熱)ロウ
ソク、ランプ等によって加熱することで芳香を発するよ
うにした香炉の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の香炉100は、図3に示すように
セラミックス或いは磁器等の不燃性部材から作られた逆
キャップ形状の本体101と、該本体101の上面10
1aの載置穴101bに載置したセラミックス或いは金
属等から作られた芳香皿102と、上記本体101をそ
の上面101aに載置するようにした本体と同様にセラ
ミックス或いは磁器から作られた受け皿103と、受け
皿103の略中央に位置して設けられた電球からなる熱
源104とから構成され、そして上記本体101が上記
熱源104の外周を覆うようにして受け皿103上に載
置されている。そして電源コード105を介して熱源1
04に電力が供給されると、芳香皿102に載せられた
芳香用材料106が芳香皿102を介して熱源104に
より下方から加熱され、芳香用材料106が蒸発あるい
は焼かれて芳香が発するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の香炉は、熱源からの拡散放熱により芳香皿を加熱す
るだけでなく特に熱源の近くの本体の周壁部も同様に加
熱することになるため、芳香皿内の芳香用材料が効率的
に加熱されず芳香の即効性に劣る外、長時間使用により
加熱されると本体の周壁部も芳香皿と同様に高温になる
ため使用中は勿論、停止直後にこの部位(近傍の周壁部)
に不用意に触ったりした場合は危険であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記芳香の
即効性の問題、本体の周壁部の過度の加熱の問題等を解
決するためのものであり、第1の発明は、本体2内の下
方に位置して熱源4を設け、また上記熱源4の上方に位
置した本体2の載置穴2cには、同載置穴2cを塞ぐよ
うにして芳香皿5を載置するようにした香炉であって、
上記本体2の載置穴2cには、同本体2内に位置する熱
源4の近傍周囲を囲む遮蔽部2gを設けたことを特徴と
する香炉を提案するものである。
【0005】第2の発明は、上記本体は下部に位置して
空気を採り入れるための空気穴2hが形成されており、
また、遮蔽部2gは載置穴2cに連通して設けられてお
り、さらに芳香皿5の載置時、同皿5と本体の上面2a
間で間隙gを形成するための間隙形成部材6が、本体2
或いは芳香皿5の両方乃至は一方さらには両者間に位置
して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
香炉を提案するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施例について
図1至図2を用いて具体的に説明する。1は本願発明の
実施例の香炉であり、熱源4の外周を覆うようにして受
け皿3上に載置した本体2と、該本体2の上面2aに設
けられた載置穴2cに載置した芳香皿5と、該芳香皿5
を加熱する電球からなる熱源4と、該熱源4が取り付け
られた受け皿3と、熱源4に電力を供給するための電源
コード10及びプラグ9と、熱源4への電力供給を制御
する制御部8とから構成されている。
【0007】上記本体2は、セラミックス或いは磁器、
または金属不燃性の合成樹脂等の耐熱性材料からなり、
全体が逆カップ状に形成されている。また、下面2dに
は開口部2fを設け、また上面2aには載置穴2cを設
け、さらに周壁部2bには下部に位置して電球からの光
を本体外へ散乱させると同時に空気の採り入れを目的と
する小穴からなる複数の空気穴2hが設けられている。
また、上記上面2aの中央には載置穴2cと連通し、下
方に向かって延長形成された筒状の遮蔽部2gが本体と
一体に設けられており、形状は後述の熱源4の周囲つま
り、電球の発熱部4aの外周を接近した状態で囲むよう
に形成されている。なお、この遮蔽部2gは本体2と同
時成形したり或いは別体で作り後から本体と接着して一
体成形しても良く、特に別体で作る場合は耐熱性や熱遮
断性に優れた材質のものを用いる事が可能である。
【0008】5は本体2の上面2aの載置穴2cに載置
した本体と同様な材質で作られた芳香皿であり、本体2
を受け皿3の所定位置に載せた状態(載置状態)で、そ
の下部が熱源4の若干上方に位置するようになってい
る。なお、芳香皿5は掛止部5aと載部5bとからな
り、載部5bを載置穴2cに没入した状態でその鍔状の
掛止部5aを本体の載置穴2c近傍の上面2aに掛止め
しで取りつけられている。なお、この際、載置穴2cは
芳香皿5により完全に塞がれるのを防止するため、本体
2の上面2aと芳香皿5との両者の間には空気流通用の
間隙gが形成されるもので、図2にあるように芳香皿5
の掛止部5aに位置して適宜間隔(例えば90度から1
20度の間隔)で突起6を形成し、これにより芳香皿5
を浮かして本体2の上面2aとの間で間隙gを形成する
外、芳香皿5側でなく本体2の上面に位置して適宜間隔
に突起6を形成して芳香皿5を本体の上面2aから若干
浮かすようにしたり、さらには適度に空間部を備えたス
ペサ−を本体の上面と芳香皿5間に介在させたりして空
気流通用の間隙gを確保するようにしている。なお、本
実施例ではこれら空気流通用の間隙を形成するための突
起6やスペサーを称して間隙形成部材6と呼ぶ。なお、
芳香皿5は図2あるように載部5bを深くしたり、浅く
したりしたものが別途用意されており、芳香用材料7の
種類によって芳香皿5を適宜取替えることで熱源から芳
香皿までの距離を変更して熱源からの熱量を調節し、芳
香量を適宜調整するようにしている。
【0009】3は上記本体2と同様にセラミックスある
いは磁器、金属または不燃性の合成樹脂等の耐熱性材料
により形成された受け皿であり、該皿3の上面2aの中
央には熱源4としての電球が取り付けられている。な
お、熱源4を覆うようにして被せる本体2は、該熱源4
がその上面の載置穴2cの芳香皿5の下方に位置するよ
うに受け皿3の上面3aに載置されるもので、この時、
本体2の開口部2fが受け皿3の上面3aにより塞がれ
る。上記熱源4としてはクリプトン電球、白熱電球、ハ
ロゲン電球等の電球の外、ロウソク、ランプ等も使用可
能である。6は熱源4に電力を供給するためのコード、
8は熱源4への電力供給を制御するコード6の中間に介
設した制御部、9はプラグを示す。
【0010】次に、以上の構成からなる香炉1について
その使用方法等について説明する。まず、本体2上面2
aの芳香皿5に芳香用材料7(例えば香木、茶葉、エッ
センシャルオイル等)を載せ、香炉1のコード10のプ
ラグ9を電源に接続する。その後、芳香皿5に載せた芳
香用材料7の種類に応じて、制御部8を調節し、熱源4
である電球の光(熱)の強さを調節する。例えば、上記
の香木等は比較的高い温度で芳香を発するため、制御部
8により調節して、電球の光(熱)を強くし、発生する
熱量を増やすことで、温度が高く保たれ、芳香用材料7
(香木等)が適温に加熱されるようになっている。そし
て、電球の光(熱)により芳香皿5に載せた芳香用材料
7が適温に加熱され、やがて芳香用材料7から芳香が発
するようになる。
【0011】なお、上記加熱の際、熱源4の周囲に接近
して配置された筒状の遮蔽部2gにより、同熱源からの
拡散放熱が抑制される。そして拡散が抑制された熱は芳
香皿5の載部5bの下面5cに対し集中し、同部位を急
速加熱して、直ぐに芳香材料から芳香が発生するように
なっている。また、上記遮蔽部2gにより、同遮蔽部2
gと熱源4間さらには遮蔽部2gと周壁部2b間に空気
層aが介在し、該空気層の断熱作用により熱源からの放
熱(伝熱)が極力抑制され、それにより熱源4の近傍の
周壁部2bの高温化が避けられるようになっている。ま
た、本体2の下部の空気穴2hから取り入れられた空気
が本体2内を経て上部の間隙gより本体外へ排出される
対流作用により本体内の高温化、特に遮蔽部2gの高温
化を避けられるため周壁部2bの高温化が抑制されるよ
うになっている。なお、同時に上記空気の対流作用によ
り芳香用材料7から発生した芳香が室内へ広く且つ早く
拡散されるため、室内への芳香の拡散が促進されること
になる。
【0012】なお、上記芳香用材料7にエッセンシャル
オイルなどの低い温度で芳香を発する芳香用材料7を使
用する場合には、制御部8を調節し、電球の光(熱)を
強くして、発生する熱を減らすことで温度を低く保ち、
芳香用材料7が適温に加熱されるようにしている。
【0013】また、茶葉等の香木とエッセンシャルオイ
ルとの中間の温度(以下、中間温度と言う)で芳香を発
する芳香用材料7を使用する場合には、制御部8を調節
して、熱源4の電球の光(熱)をやや抑えて、芳香用材
料7(茶葉)が適温に加熱されるようになっている。
【0014】上記したように本願発明の香炉1は、芳香
用材料7の種類に応じて、制御部8調節し、熱源4であ
る電球の光(熱)の強さを制御して、芳香用材料7に適
した温度に調節できるため、芳香用材料7から効率良く
芳香を発することができる。
【0015】なお、上記の実施例は、熱源4の熱量を芳
香用材料7に応じて可変するための制御部8を備えた構
成であるが、これとは別に制御部8を特に備えなくても
図2にあるように芳香皿5の取替えにより同様な目的を
達することができる。つまり、芳香皿5の載部5bの深
さの異なるものを数種類別途用意し、これらを取替える
事で熱源からの距離を変え芳香皿への加熱を調節するこ
とで、各芳香用材料7に応じた芳香を効率的に発生させ
ることができる。
【0016】
【発明の効果】本願発明は以上の構成からなり、熱源の
周囲に筒状の遮蔽部を接近配置したことにより、同熱源
からの拡散放熱が抑制され、熱が芳香皿に集中し、同皿
を急速加熱することができるため、芳香皿に載せた芳香
用材料から速やかに芳香を発生させる等の即効性が期待
できる。
【0017】また、熱源の周囲に接近配置した遮蔽部
と、遮蔽部と熱源の間、遮蔽部と本体の間に介在する空
気層によって熱源からの周囲への放熱が抑制されている
ため、長時間使用した場合にも本体の周壁部が必要以上
に高温化する事がなく危険が回避できる。
【0018】また、本願発明は本体下部に形成した空気
穴と、本体と芳香皿とで形成する本体の上部に設けた間
隙に至る空気の対流作用により、特に遮蔽部の過熱が極
力押さえられて本体の周壁部への伝熱が抑制されて周壁
部の高温化が避けられると同時に該空気の対流作用(上
昇気流)により、芳香皿から発生する芳香が部屋全体に
速やかに広く拡散する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の香炉の断面図を示す。
【図2】同じく本願発明の香炉の断面図であり、芳香皿
の載置部の異なる場合を示す。
【図3】従来の香炉を示す略断面図。
【符号の説明】
1 香炉 2 本体 2a 上面 2b 周壁部 2c 載置穴 2d 下面 2f 開口部 2g 遮蔽部 3 受け皿 3a 上面 4 熱源 5 芳香皿 6 間隙形成部材 7 芳香用材料 a 空気層 g 間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体2内の下方に位置して熱源4を設
    け、また上記熱源4の上方に位置した本体2の載置穴2
    cには、同載置穴2cを塞ぐようにして芳香皿5を載置
    するようにした香炉であって、上記本体2の載置穴2c
    には、同本体2内に位置する熱源4の近傍周囲を囲む遮
    蔽部2gを設けたことを特徴とする香炉。
  2. 【請求項2】 上記本体2は下部に位置して空気を採り
    入れるための空気穴2hが形成されており、また、遮蔽
    部2gは載置穴2cに連通して設けられており、さらに
    芳香皿5の載置時、同皿5と本体の上面2a間で間隙g
    を形成するための間隙形成部材6が、本体2或いは芳香
    皿5の両方乃至は一方さらには両者間に位置して設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の香炉。
JP2001332940A 2001-10-30 2001-10-30 香 炉 Pending JP2002191490A (ja)

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