JP2002190245A - 回路遮断器の電動操作装置 - Google Patents
回路遮断器の電動操作装置Info
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Abstract
可能であって簡単な構造の回路遮断器の電動操作装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 閉路操作時に、電動機により回転する回
転板13に偏心して装着されたピン17がカム面8cを
押して操作モールド8を移動させ、操作モールドが閉路
位置に到達したとき電動機の回転を停止させ、回路遮断
器のトグルリンク機構が反転する時間を見込んで電動機
を寸動し、ピンとカム面8dとの係合を解除する。
Description
動操作装置、特に回路遮断器の開閉状態を確認すること
ができる電動操作装置に関する。
る回路遮断器の開閉接触子と開閉機構の一般的な構成を
示す図であって、固定接触子51、可動接触子52、可
動接触子52を保持するとともに軸53によって回転自
在に保持される接触子ホルダー54、操作ハンドル56
が取り付けられるとともに軸55によって回転自在に保
持されるハンドルレバー57、軸58によって回転自在
に保持されるトリップレバー59、トリップレバー59
の反時計方向の回転を係止するラッチ60、軸61及び
軸62によってそれぞれトリップレバー59及び接触子
ホルダー54に連結されるとともに軸63によって相互
に連結されてトグルリンク機構を形成する一対のリンク
板64と65、及びハンドルレバー57と軸63との間
に設けられた引きばねである操作ばね66が図示されて
いない成形絶縁物製のケース内に収納されている。
操作ハンドル56を軸55の回りにその中心軸E0が傾
くように操作することによって開閉することができ、図
示されていない過電流引外し装置が動作することによっ
て自動的に開路状態になる。すなわち、図12(a)は
この回路遮断器の開路状態を示す側面図であって、閉路
操作は操作ハンドル56を、閉路位置、すなわち図示さ
れていないストッパ部材に接するまで反時計方向に回転
させることにより行われる。この操作ハンドル56の回
転により操作ばね66が軸63と軸61とを通る直線E
1からなるデッドポイントを超えると、図12(b)に
示されるように、軸63が左方向に駆動され、開路状態
のときに逆「く」字状に屈曲していたリンク板64と6
5がほぼ一直線状になり(以下、トグルリンク機構が反
転する、という。)、接触子ホルダー54が反時計方向
に回転して可動接触子52が固定接触子51に接触し、
回路遮断器は閉路状態となる。
ンドル56を、開路位置、すなわちハンドルレバーの5
7の駆動端が57aがトリップレバー59と接するまで
時計方向に回転させることにより行われる。この操作ハ
ンドル56の回転により操作ばね66が軸63と軸61
とを通る直線E1からなるデッドポイントを超えると、
図12(a)に示されるように、軸63が右方向に駆動
され、リンク板64と65が逆「く」字状に屈曲して開
路状態となる。
置が作動すると、トリップ動作が行われる。すなわち、
ラッチ60が自動的に時計方向に回転し、ラッチ60と
の係合が解消してトリップレバー59が反時計方向に回
転する。その結果、リンク板64及び65が接触子ホル
ダー54を時計方向に回転させながら上方に移動するこ
とによって、図12(c)に示されるトリップ状態とな
る。なお、トリップ動作後、ラッチ60は鎖線60’で
示されているごとく復帰ばねにより元の位置に戻る。
は、操作ハンドル56をリセット位置、すなわち図12
(a)に鎖線56’で示されている位置まで時計方向に
回転させることにより行われる。この操作ハンドル56
の回転によりハンドルレバー57の駆動端57aを介し
てトリップレバー59が時計方向に回転し、トリップレ
バー59の先端部がラッチ60を一旦時計方向に回転さ
せながらラッチ60の下方にまで達すると、ラッチ60
が復帰回転して図12(a)に示されている双方が係合
可能な位置関係、すなわちその一部が鎖線59'で示さ
れている状態になる。この状態で操作ハンドル56を自
由状態にするとトリップレバー59が逆回転してラッチ
60と係合し開路状態となる。
示される閉路状態において操作ハンドル56を図示の位
置に拘束していても、過電流引外し装置が作動したとき
はほとんど機械的な衝撃が操作ハンドル56に加わるこ
となくトリップ動作が正常に行われて開閉接触子は開離
する、いわゆるトリップフリー機構となっている。トリ
ップした後に操作ハンドル56の拘束を解除すると、図
12(c)に示される通常のトリップ状態になる。
から明らかなように、トリップ状態になると、操作ハン
ドル56は開路状態及び閉路状態における位置の中間の
位置になる。従って、操作ハンドル56の位置により回
路遮断器の開路、閉路及びトリップの各状態を知ること
ができる。
回路遮断器の操作ハンドル56を操作する装置である。
一般の電動操作装置は、図12(a)において、操作ハ
ンドル56をはめ込む開口部が形成され且つカム機構を
介して駆動される操作板70を有し、操作板70を左方
向へ駆動することによって操作ハンドル56が反時計方
向に回転して閉路操作が行われ、右方向へ駆動すること
によって開路操作やリセット操作が行われるようになっ
ている。そして、操作ハンドル56の位置によって回路
遮断器の開路、閉路及びトリップの各状態を表示する表
示装置が操作板70に設けられている。一般に、回路遮
断器が接続される電路のシステムの制御において、回路
遮断器の閉路指令から閉路完了までの時間が短いものほ
どシステム全体の構築が簡単であるため、電動操作装置
はできるだけ閉路操作時間が短くなるように構成され
る。
(b)に示される閉路状態において操作板70が操作ハ
ンドル56と共にカム機構により閉路位置に拘束されて
いる構造であった。従って、過電流引外し装置が作動し
ても、前述のトリップフリー機構により操作ハンドル5
6及び操作板70は図12(b)の位置を維持して図1
2(c)の位置まで移動しないこととなり、開閉接触子
は開路状態であるにもかかわらず、操作板70に設けら
れた表示装置は閉路状態を示したままであるという問題
があった。
特開平5−217485号公報に開示されている。この
電動操作装置は、開路操作中の電動機の回転によって蓄
勢される投入ばねを備えており、操作板を駆動するカム
機構は、開路操作中は電動機の回転に追随して動作し、
閉路操作中は投入ばねの放勢によって動作するようにな
っている。この電動操作装置の動作を図13において説
明する。この電動操作装置は、図示しない回路遮断器の
操作ハンドルとともに左右方向に移動する操作板80、
それぞれ操作板80に形成された閉路側カム受け81及
び開路側カム受け82、図示しない固定部材に回転可能
に設けられたカム83、及びカム83に設けられたロー
ラ84を備えている。
ており、ここで投入ばねが放勢されると、カム83が反
時計方向に回転し、(b)に示されるようにローラ84
が閉路側カム受け81を押して操作板80を回路遮断器
の操作ハンドルと共に高速で左方向に移動させることに
より閉路操作が行われる。そして、開閉接点が閉路した
後は、(c)に示されるごとく閉路側カム受け81とロ
ーラ84との係合が解消されるため、操作板80は右方
向に付勢されると自由に移動し得ることとなる。このよ
うな状態で電動機によりカム83を反時計方向に回転さ
せて開路操作を行うと、(d)のごとくローラー84が
開路側カム受け82に当接して操作板80を右方向に押
し、(a)に示した開路状態となる。また、(c)の状
態において回路遮断器がトリップすると、操作ハンドル
が右方向に移動するのに追随して操作板80も(e)に
示されるように右方向に移動し、これによりトリップ状
態の表示ができる。
(a)において、回路遮断器の閉路操作時に、操作ハン
ドル56を反時計方向に回転させることにより操作ばね
66が軸63と軸61とを通る直線E1からなるデッド
ポイントを超えても、軸63に直接的または間接的に連
結されている種々の部材の慣性や摩擦などが作用するの
で、トグルリンク機構が反転するまでには若干の時間遅
れが生じる。このため、操作ハンドル56が図12
(b)に示される操作途中において閉路位置に達して
も、トグルリンク機構が反転する前に図13(c)のよ
うに閉路側カム受け81とローラ84の係合を解消させ
ると、操作ハンドルが操作板80と共に右方向へ移動し
て開路位置にまで戻ってしまうという問題があった。そ
こで、操作ハンドルが閉路位置に達した後も、トグルリ
ンク機構が反転するまでの短時間、閉路側カム受け81
とローラ84の係合を維持できるように操作板80を余
分に左方向へ移動させるようにしていた。
よってブロックされている操作ハンドルが操作板80の
余分な移動によって破損しないように、操作板80に複
雑な構造のダンパー装置を設ける必要があるという問題
や操作板80の余分な移動量の調整に手間が掛かるとい
う問題があった。また、このような投入ばねを用いずに
閉路操作も開路操作も同一方向へ定速回転する電動機の
回転に追随して動作するカム機構により操作板を往復運
動させるようにした電動操作装置があるが、このような
電動操作装置でも閉路操作時間の短いものにあっては、
同様に、操作板80を余分に左方向へ移動させる必要が
あり、複雑な構造のダンパー装置を要したり、操作板8
0の余分な移動量の調整に手間が掛かるという問題があ
った。
めになされたもので、回路遮断器の開閉状態の表示が可
能であって簡単な構造の回路遮断器の電動操作装置を提
供することを目的とする。
めに、請求項1に係る発明は、回路遮断器の操作ハンド
ルを操作するために移動自在に設けられた操作部材と、
操作部材に従動部が連結されたカム機構と、カム機構の
主動部を駆動して操作部材を移動させる電動機とを備
え、操作ハンドルが閉路位置になった後にカム機構の主
動部と従動部との係合が解除されるように構成された電
動操作装置において、閉路操作時に操作ハンドルが閉路
位置に達したときに電動機を一旦停止させると共に所定
時間経過後に電動機を寸動させてカム機構の主動部と従
動部との係合を解除させる制御手段を有することとして
いる。このような構成とすることにより、操作ハンドル
が閉路位置に達して電動機が停止したときから回路遮断
器のトグルリンク機構が反転するまでの所定の時間カム
機構の主動部と従動部は係合状態にあるため、操作ハン
ドルが開路位置に戻ることはない。トグルリンク機構が
反転した後に電動機を寸動させてカム機構の主動部と従
動部の係合を解除すると、操作ハンドルは操作部材と共
に自由状態となり、トリップ状態になったときにそれら
はトリップ位置まで移動することができる。この結果、
ハンドル自体を目視したり操作部材と連動する表示装置
を設けることにより回路遮断器の開閉状態を確認するこ
とができる。
に主動部が所定量駆動されても従動部が移動しないよう
にカム機構のカム形状を形成すれば、操作部材が閉路位
置に到達した瞬間から主動部がさらに動いても操作部材
は移動せず、このため一連の閉路操作において操作ハン
ドルに異常な力が作用することが防止される。また、制
御手段が、操作部材の位置を非接触方式で検出するセン
サーを有するように構成すれば、機械的な振動や衝撃に
対して強くまた繰り返し耐久性もよく、時間遅れもなく
操作部材の停止位置をより正確に検知することができる
ので、信頼性の高い電動操作装置が実現される。
ハンドルを操作するために移動自在に設けられた操作部
材と、操作部材に従動部が連結されたカム機構と、カム
機構の主動部を駆動して操作部材を移動させる電動機と
を備え、操作ハンドルが閉路位置になった後にカム機構
の主動部と従動部との係合が解除されるように構成され
た電動操作装置において、閉路操作時に操作ハンドルが
回路遮断器のトグルリンク機構のデッドポイントを超え
てから閉路位置に達するまでの操作部材の移動時間が回
路遮断器のトグルリンク機構が反転して開閉接触子の閉
路が完了するに十分なるように操作部材を移動制御する
制御手段を有することとしている。このような構成によ
り、操作部材を余分に移動させなくても操作ハンドルが
閉路位置に達したときには確実に回路遮断器のトグルリ
ンク機構が反転して開閉接触子の閉路が完了する。
いし図11に示される実施例において説明する。図6、
図7及び図8並びに図9は、それぞれこの実施例の電動
操作装置1を回路遮断器2に装着した外観側面図、外観
正面図及びカバー7を取り外した状態の正面図並びに電
動操作装置1の内部の要部側面図である。図6におい
て、この回路遮断器2の操作ハンドル3は、後述する操
作モールド8と共に閉路位置A、開路位置B、トリップ
位置C及びリセット位置Dの各位置に移動できる。電動
操作装置1は、成形絶縁物製のベースモールド4、ベー
スモールド4に取り付けられた鉄板製のベース板5、ベ
ース板5に取り付けられた成形絶縁物製の補助モールド
6、成形絶縁物製のカバー7及びベースモールド4とベ
ース板5との間に収納された操作部材である操作モール
ド8を有している。
において、ベースモールド4の回路遮断器側の壁に形成
された開口部4aから突出した一対のハンドル保持部8
aと8b、互いに連続して形成される直線状閉路カム面
8cと円弧状閉路カム面8d、互いに連続して形成され
る直線状開路カム面8eと円弧状開路カム面8f、表示
部材駆動溝8g及び後述する手動操作が行われたか否か
を判定するために利用される位置捕捉面8hを備えた白
色の成形絶縁物であって、一対のハンドル保持部8aと
8bとの間に形成された隙間に差し込まれた操作ハンド
ル3を図6の閉路位置Aからリセット位置Dの間で移動
させる。操作モールド8のカム面8c、8d、8e及び
8fはカム機構の従動部を形成している。
ウォームギア9が装着された電動機10、ウォームギア
9の出力側ギアと一体形成された歯車11、歯車11と
噛み合う歯車12、歯車12と一体形成された回転板1
3及び制御回路が形成されたプリント基板14が装着さ
れている。図11に示されているように回転板13のベ
ース板側の表面は半円が白色面13aで他の半円が暗色
面13bであって、回路遮断器側の表面にはカム機構の
主動部を形成するピン17が突設されている。
ようにベース板5に取り付けられた補助モールド6は、
本発明に直接関係のないロックモールド15を上下方向
に移動できるように保持するほか、その支持腕6aとベ
ース板5との間に表示装置となる表示部材16を回転自
在に保持する。表示部材16は、成形絶縁物製の基部1
8と表示部19が組み合わされて構成されている。基部
18は、ベース板5の回路遮断器側に位置し端部に突起
18cを有する駆動腕18aと駆動腕18aからベース
板5の反対側に突き出た回転軸18bが一体成形された
ものであって、突起18cは操作モールド8の表示部材
駆動溝8gにはめ込まれている。一方、表示部19はカ
バー7の表面に位置する表示ブロック19a、表示ブロ
ック19aからベース板5側に延びる円筒状の回転軸1
9bが一体に成形されたものであって、表示ブロック1
9aの表面にはマーク19cが設けられている。
回転軸19bの円筒内に挿入され、基部18と表示部1
9が一体となって回転するようにキーとキー溝構造で組
み合わされている。なお、図7に示すように、カバー7
には回路遮断器2の閉路状態、開路状態及びトリップ状
態を意味するそれぞれ「|」、「O」及び「▽」の状態
表示マークが設けられており、回路遮断器2の状態は表
示部19のマーク19cと対向する状態表示マークによ
って認識できるようになっている。
御されており、プリント基板14上にCPU、閉路操作
指令や開路操作指令及びリセット操作指令の入力手段、
白色対象物からの反射光を検知してスイッチングするセ
ンサーSW1及びSW2、電動機10の電源のスイッチ
ング素子、電動機10の慣性による回転を抑制して操作
モールド8を正確な位置で停止させるブレーキ回路など
からなる制御手段が搭載されている。センサーSW1は
位置捕捉面8hの移動面に対向する部分に設けられて操
作モールド8の位置をウォッチングし、センサーSW2
はベース板5に形成された開口部5aを介して回転板1
3の表面状態をウオッチングし、いずれのセンサーも対
向面が白色で反射光があるときにはON、反射光がない
ときにはOFFの信号がCPUに出力され、後述するよ
うに、CPU2はSW2の信号がONからOFFに切り
替わったとき及びその逆の場合に電動機10の停止指令
を発する。
操作装置1の動作について、回転板13の回路遮断器側
の表面を含む面から見た図1ないし図5、及び回転板1
3のベース板5側の面を示す図11によって説明する。
図2は開路状態を示しており、回転板13のピン17が
操作モールド8のいずれのカム面にも接触していないた
め、操作モールド8は回路遮断器2の操作ハンドル3の
移動に従って移動できる自由状態にある。また、表示部
材16の基部18の突起18cは、表示部材駆動溝8g
内において、表示部19のマーク19cをカバー7の状
態表示マーク「O」に対向させる位置にある。さらに、
センサーSW1には操作モールド8の位置捕捉面8hが
対向しており、センサーSW2には回転板13の暗色面
13bが対向しているため、センサーSW1はON状
態、センサーSW2はOFF状態にある。
されると、電動機10が回転し、ウォームギア9、歯車
11及び歯車12を介して回転板13と共にピン17が
反時計方向に回転し、ピン17が操作モールド8の直線
状閉路カム面8cに接してこのカム面を摺動することに
より操作モールド8を上方に移動させる。そして、セン
サーSW2の対向面が回転板13の暗色面13bから白
色面13aに変わったとき、すなわち、センサーSW2
がOFFからONに変わったときCPUから電動機10
を一旦停止させる指令が出され、図1に示されるよう
に、ピン17が直線状閉路カム面8cから円弧状閉路カ
ム面8dに移動した状態となり電動機10の回転が停止
する。
路カム面8cの左端部、すなわち円弧状閉路カム面8d
との境界部付近に達したとき、操作モールド8は操作ハ
ンドル3と共にその移動ストロークの上端である閉路位
置に到達する。そして、円弧状閉路カム面8dの形状は
ピン17の移動軌跡と同じであるため、ピン17の停止
位置にばらつきがあった場合も含めて、ピン17が円弧
状閉路カム面8dのどの位置に移動しても操作モールド
8は閉路位置からさらに上方に駆動されることがなく、
後述する電動機10の寸動操作中も含めて、一連の閉路
操作の間、操作ハンドル3に異常な力が作用することは
ない。
機構は、従来の技術において説明した回路遮断器の開閉
機構と基本的に同一である。したがって、上述のような
図1の状態になった初期において、その開閉機構の操作
ばねはトグルリンク機構のデッドポイントを超えている
が反転はしていない。このような場合であっても、操作
モールド8は円弧状閉路カム面8dがピン17と係合し
て下方への移動が阻止されるため、操作モールド8は開
路位置まで戻らない。そして、すぐにトグルリンク機構
が直線状となって回路遮断器2が完全な閉路状態となる
ため、操作ハンドル3の位置に依存する操作モールド8
は、ピン17の位置に関係なく閉路位置で維持される。
てから所定の時間経過後、CPUから電動機10に寸動
指令が出され、ピン17が図3に示されている位置に移
動して閉路操作が完了する。この閉路状態において、突
起18cは表示部材駆動溝8g内を左方向に移動してお
り、マーク19cが状態表示マーク「|」に対向した状
態になっている。また、センサーSW1は操作モールド
8の位置捕捉面8hと対向関係になく、センサーSW2
の対向面は回転板13の白色面13aであるため、セン
サーSW1はOFF状態、センサーSW2はON状態と
なっている。さらに、操作モールド8が上下方向に移動
してもピン17がいずれのカム面にも接触しない位置に
あるため、後述するようにトリップ動作が発生しても、
操作モールド8は操作ハンドル3と共にトリップ位置ま
で移動できる状態となっている。
W2がONからOFFに切り替わりCPUから電動機1
0の停止指令が出されたときピン17が円弧状閉路カム
面8d上で停止するように、回転板13の白色面13a
と暗色面13bとの境界部分とピン17の位置関係が設
定されている。また、上述した所定の時間は、回路遮断
器2のトグルリンク機構が確実に反転するまでの時間で
あってできるだけ短い時間に設定され、寸動時間ととも
に予めCPUに記憶されている時間である。なお、ピン
17を確実に円弧状閉路カム面8dの直前の位置で一旦
停止させる制御をすることにより、本実施例のような円
弧状閉路カム面8dを省略することができる。
示していない過電流引外し装置が動作したときは、操作
モールド8が操作ハンドル3と共に下方に移動して図4
に示されるトリップ状態となる。このトリップ状態にお
いて、突起18cは右方向に移動してマーク19cはカ
バー7の状態表示マーク「▽」に対向する位置に移動す
る。なお、センサーSW1は操作モールド8の位置捕捉
面8hが対向しており、センサーSW2の対向面は閉路
状態と同じであるため、センサーSW1及びSW2はと
もにON状態である。
出されると、反時計方向に回転するピン17が操作モー
ルド8の直線状開路カム面8eに接してこのカム面に摺
動しながら操作モールド8を下方に移動させる。そし
て、センサーSW2の対向面が回転板13の白色面13
aから暗色面13bに変わったとき、すなわちセンサー
SW2がONからOFFに変わったとき、CPUから電
動機10を一旦停止させる指令が出され、ピン17が操
作モールド8の直線状開路カム面8eから円弧状開路カ
ム面8fに移動して図5に示される状態になる。
ピン17が直線状閉路カム面8eの右端部に到達したと
き、操作モールド8は操作ハンドル3と共にその移動ス
トロークの下端であるリセット位置に到達する。操作モ
ールド8がリセット位置にあるときの円弧状閉路カム面
8fはピン17の移動軌跡と同じであるため、操作モー
ルド8がさらに下方に駆動されることはない。閉路操作
の場合と同様に、電動機10を一旦停止させる指令が出
されてから所定の時間経過後、CPUから電動機10に
寸動指令が出され、寸動中にピン17と円弧状開路カム
面8fとの係合が解消して操作モールド8が自由状態と
なる。その結果、操作ハンドル3がリセット位置から自
動的に開路位置に移動するのに追随して操作モールド8
もわずかに上方に移動し、全ての点で図2に示される開
路状態と同じ状態となる。
の時間は、従来の技術において説明した回路遮断器のリ
セット操作において、リセット操作中にトリップレバー
を回転させたとき一旦時計方向に回転したラッチが復帰
するまでの機械的な時間遅れを見込んだ時間であって、
通常は上述した閉路操作における所定の時間に比べて相
当短い時間で済み、寸動時間とともに予めCPUに記憶
されている時間である。
出されたときの開路操作は、図3と図4における操作モ
ールド8の位置から明らかなように、上述のリセット操
作の場合より早いタイミングでピン17が操作モールド
8の直線状開路カム面8eと接触して操作モールド8を
下方へ移動させる以外は上述のリセット操作と同じであ
る。すなわち、開路操作においても操作モールド8と共
に操作ハンドル3は一旦リセット位置まで移動するよう
になっている。
する。この実施例の表示部材16は、前述のごとく表示
部19の回転軸19bの円筒内に基部18の回転軸18
bが挿入されるように組み合わされているため、表示部
19をカバー7の表面から引き出すことができる。この
ように引き出しても表示部19と基部18は共に回転で
きるようになっており、周縁に凹凸が形成されている表
示ブロック19aを握って回転させることにより駆動腕
18aが回転し、突起18c及び表示部材駆動溝8gを
介して操作モールド8を上下に移動させて、回路遮断器
2の操作ハンドル3を操作することができる。
いない状態で行われるが、手動操作後に電源が入力され
た場合には、センサーSW1とSW2のスイッチングの
状態がチェックされる。すなわち、電動で閉路操作され
た場合、センサーSW1はOFF状態、センサーSW2
はON状態であるが、手動で閉路されたときは操作モー
ルド8は電動の場合と同じ位置にあるためにセンサーS
W1はOFFであるが、手動操作では回転板13が回転
しないためセンサーSW2もOFFである。同様に、電
動で開路操作されたとき、センサーSW1はON状態、
センサーSW2はOFF状態であるが、手動開路操作で
はセンサーSW1及びSW2はともにON状態である。
このように電動操作が行われた場合のセンサーSW1及
びSW2の状態と異なる場合は、操作電源入力後直ちに
電動機10に回転指令が出されてセンサーSW2の状態
が変わるように回転板13だけを回転させる。その後
は、前述したように、電動で閉路及び開路操作を行うこ
とができる。
色対象物からの反射光を検知する非接触式のセンサーを
用いたが、回転板13の回転状態や操作モールド8の位
置をマイクロスイッチなどを利用したリミットスイッチ
で検知してもよい。ただし、上記の実施例のように光を
利用した、あるいは赤外線や磁気等を利用した非接触式
のセンサーは、繰り返しの耐久性がよく、機械的な振動
や衝撃に影響を受けないうえ、応答時間が短く操作モー
ルドの停止位置制御もより正確に行うことが可能とな
る。
が閉路位置に達したときに電動機10を一旦停止させ、
所定時間経過後に電動機10を寸動させることにより、
回路遮断器のトグルリンク機構を確実に反転させたが、
これに限るものではなく、操作ハンドル3が回路遮断器
2のトグルリンク機構のデッドポイントを超えてから閉
路位置に達するまでの操作モールド8の移動時間がトグ
ルリンク機構が反転して開閉接触子の閉路が完了するに
十分なるように、操作モールド8の移動速度を減じる減
速手段を設けてもよい。このような減速手段としては、
例えば、閉路操作完了直前において電動機10の回転速
度を低下させる回路を採用してもよく、また、電動機1
0が定速回転していても閉路操作完了直前における操作
モールド8の移動速度が低下するような形状のカム面を
操作モールド8に形成してもよい。
を行ったが、上述された実施の形態は、あくまでも例示
であって、この発明の範囲は上記の発明の実施の形態に
限定されるものではない。この発明の範囲は、特許請求
の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の
記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む
ことが意図される。
れ、閉路操作において回路遮断器の操作ハンドルを高速
で閉路位置に駆動しても、トグルリンク機構が反転する
までカム機構の主動部と従動部が係合した状態を維持す
るように電動機を一旦停止し、トグルリンク機構の反転
後に電動機を寸動させてカム機構の係合を解除し、操作
ハンドルと共に操作部材が自由状態になるようにして回
路遮断器がトリップしたことを表示することができるよ
うにしたので、操作部材の余分な移動の必要がなくなり
複雑なダンパー手段が不要な簡単な構造の回路遮断器の
電動操作装置を提供できるという効果を奏する。また、
閉路操作において操作ハンドルが回路遮断器のトグルリ
ンク機構のデッドポイントを超えてから閉路位置に達す
るまでの操作部材の移動時間が回路遮断器のトグルリン
ク機構が反転して開閉接触子の閉路が完了するに十分な
るように操作部材を移動制御すれば、操作部材を余分に
移動させなくても操作ハンドルが閉路位置に達したとき
には確実に回路遮断器のトグルリンク機構が反転して開
閉接触子の閉路が完了するので、複雑なダンパー手段が
不要で簡単な構造の回路遮断器の電動操作装置が実現さ
れる。
作装置の内部構造を示し、閉路操作途中の状態を示す図
である。
部構造を示し、開路状態を示す図である。
部構造を示し、閉路状態を示す図である。
部構造を示し、トリップ状態を示す図である。
部構造を示し、リセット操作途中の状態を示す図であ
る。
る。
る。
正面図である。
部側面図である。
視図である。
ある。
(a)は開路状態、(b)は閉路状態、(c)はトリッ
プ状態をそれぞれ示す側面図である。
示し、(a)は開路状態、(b)は閉路操作途中の状
態、(c)は閉路状態、(d)は開路操作途中の状態、
(e)はトリップ状態をそれぞれ示す概略側面図であ
る。
ル、4 ベースモールド、5 ベース板、6 補助モー
ルド、7 カバー、8 操作モールド、8c,8d,8
e,8f カム面、8g 表示部材駆動溝、8h 位置
捕捉面、10 電動機、13 回転板、13a 白色
面、13b 暗色面、14 プリント基板、16 表示
部材、17 ピン、18 基部、18a 駆動腕、18
b 下側回転軸、18c 突起、19 表示部、19a
表示ブロック、19b 上側回転軸、19c マー
ク、SW1,SW2 センサー。
Claims (4)
- 【請求項1】 回路遮断器の操作ハンドルを操作するた
めに移動自在に設けられた操作部材と、前記操作部材に
従動部が連結されたカム機構と、前記カム機構の主動部
を駆動して前記操作部材を移動させる電動機とを備え、
前記操作ハンドルが閉路位置になった後に前記カム機構
の主動部と従動部との係合が解除されるように構成され
た電動操作装置において、 閉路操作時に前記操作ハンドルが閉路位置に達したとき
に前記電動機を一旦停止させると共に所定時間経過後に
前記電動機を寸動させて前記カム機構の主動部と従動部
との係合を解除させる制御手段を有することを特徴とす
る回路遮断器の電動操作装置。 - 【請求項2】 前記カム機構は、前記操作ハンドルが閉
路位置に達した後に主動部が所定量駆動されても従動部
が移動しないようなカム形状を有することを特徴とする
請求項1に記載の回路遮断器の電動操作装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記操作部材の位置を
非接触方式で検出するセンサーを有し、このセンサーに
より前記操作ハンドルが閉路位置に達したことを検知す
ることを特徴とする請求項1または2に記載の回路遮断
器の電動操作装置。 - 【請求項4】 回路遮断器の操作ハンドルを操作するた
めに移動自在に設けられた操作部材と、前記操作部材に
従動部が連結されたカム機構と、前記カム機構の主動部
を駆動して前記操作部材を移動させる電動機とを備え、
前記操作ハンドルが閉路位置になった後に前記カム機構
の主動部と従動部との係合が解除されるように構成され
た電動操作装置において、 閉路操作時に前記操作ハンドルが回路遮断器のトグルリ
ンク機構のデッドポイントを超えてから閉路位置に達す
るまでの前記操作部材の移動時間が回路遮断器のトグル
リンク機構が反転して開閉接触子の閉路が完了するに十
分なるように前記操作部材を移動制御する制御手段を有
することを特徴とする回路遮断器の電動操作装置。
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JP3750988B2 JP3750988B2 (ja) | 2006-03-01 |
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JP2006196233A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Terasaki Electric Co Ltd | 回路遮断器の電動操作装置 |
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JP2007329011A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Terasaki Electric Co Ltd | 電動操作装置付回路遮断器のインターロック装置 |
KR101487258B1 (ko) * | 2014-01-28 | 2015-01-28 | 엘에스산전 주식회사 | 개폐기 |
JP7440903B2 (ja) | 2020-06-19 | 2024-02-29 | 株式会社ヘキサリンク | 回路遮断器の操作装置、回路遮断器ユニット及び分電盤 |
-
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