JP2002189935A - 機器設定支援システム - Google Patents

機器設定支援システム

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JP2002189935A
JP2002189935A JP2000390811A JP2000390811A JP2002189935A JP 2002189935 A JP2002189935 A JP 2002189935A JP 2000390811 A JP2000390811 A JP 2000390811A JP 2000390811 A JP2000390811 A JP 2000390811A JP 2002189935 A JP2002189935 A JP 2002189935A
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Soichi Takada
宗一 高田
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06Q30/00Commerce
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが情報機器購入時に提供する顧客情報及
び機器情報を利用して機器設定を外部のサービスセンタ
ーが実施することにある。 【解決手段】機器設定支援システム1は、電源投入及び
立ち上げ操作によって、サービスセンターにフリーダイ
ヤル接続し、通信データの入出表示が作動可能になる情
報機器10と、ユーザが情報機器10を購入する際に顧
客情報及び機器情報を登録し、ユーザに認証鍵を通知す
る小売店端末40と、顧客情報及び機器情報並びにユー
ザ認証鍵を登録保持する顧客データベースを有する顧客
センター端末30と、フリーダイヤルで接続できる顧客
窓口を有し、認証鍵によって顧客情報及び機器情報に基
づく機器設定をネットワークを通じて実施するサービス
センターのサービスセンター端末20と、ネットワーク
100と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザが設置し
た情報機器を利用可能にする機器設定の支援システムに
関し、特に、ユーザが情報機器を購入時に提供する自身
の顧客情報及び機器情報に基づいて、機器設定をサービ
ス機関からリモートに実施する支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】顧客が購入した情報機器を利用可能にす
るには、情報機器に機器設定を施す必要がある。ユーザ
自身がこの機器設定を行う場合、ユーザ自身の顧客情報
が購入先に既に登録されている場合も例外なく、情報機
器設置後、ユーザ自身が機器設定作業を行い、改めて顧
客情報をサービス機関に登録する必要があった。
【0003】インターネットあるいは電子メールの機器
設定を例に説明すると、ユーザが情報機器の電源及び電
話ジャックの接続を確認して電源投入すると、ネットワ
ークセットアップのガイド画面が表示され、ガイドにし
たがってクリックして行くと、再起動されて情報機器が
インターネットに接続した状態でセットアップが完了す
る。次に、サインアップのガイド画面が表示される。サ
インアップには、住所、氏名、電話番号、支払い、I
D、パスワードなどを、ガイドにしたがって、クリック
あるいは入力して、サインアップを終了する。そして、
インターネットが利用可能になる。
【0004】このサインアップの操作で入力する顧客情
報は、小売店で情報機器を購入する際の顧客情報に内容
が同じである。このセットアップサインアップの操作
は、ユーザが情報機器の購入直後であるがため、情報機
器の操作等に習熟していないので、機器設定する操作等
に困惑する場合がある。このセットアップサインアップ
をサービスセンターから支援するのに、この顧客情報及
び機器情報を利用することができる。
【0005】更に、習熟度の低いユーザに対する機器設
定支援に、情報機器や利用ソフトウェアに修正情報を投
入する問題がある。この修正情報投入に対しても、セッ
トアップサインアップと同様なサービスセンターによる
機器設定が顧客情報及び機器情報を利用して可能にな
る。
【0006】更に、その際のユーザの情報機器とサービ
スセンターを接続する通信料や機器設定の支援費用が生
じる。この負担を広告情報を提供することによって肩代
わりさせることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】情報機器の操作に習熟
していないユーザに対する機器設定には、情報機器を設
置後、セットアップサインアップ等の機器設定操作と情
報機器や利用ソフトウェアに対する修正情報投入とがあ
る。この機器設定操作あるいは修正情報投入をサービス
センターから実施させるのに、ユーザが情報機器購入時
に、小売店に提供したユーザ自身の顧客情報及び機器情
報を利用する。その理由は、機器設定に要する情報は顧
客情報及び機器情報に含まれるし、修正情報を必要とす
る対象機器及びソフトウェアは機器情報に含まれるから
である。
【0008】更に、サービスセンターの支援費用をユー
ザに負担させないため、広告情報を提供して費用の肩代
わりを行う。その理由は、ユーザは支援費用の負担がな
いので、支援を受け易くなるからである。
【0009】この発明の目的は、ユーザが情報機器購入
時に提供する顧客情報及び機器情報を利用して機器設定
実施を外部のサービスセンターが支援することにある。
【0010】更に、他の目的は、サービスセンターが実
施するユーザ支援の費用を広告情報を提供することによ
って、肩代わりすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の、
ユーザが購入した情報機器の機器設定を支援するシステ
ムにおいて、ユーザ自身の顧客情報と、情報機器の構成
を示す機器情報と、を情報機器購入時に顧客データベー
スに登録し、ユーザの情報機器設置後に前記顧客情報及
び機器情報に基づく機器設定情報によって、サービスセ
ンターがネットワークを通じて前記情報機器を機器設定
する機器設定支援手段を備えることを特徴とする。
【0012】更に、前記機器設定支援手段は、電源投入
及び上機器立ち上げ操作によって、前記サービスセンタ
ーへのフリーダイヤル接続手段と、通信データの表示手
段と、が作動する情報機器と、ユーザが前記情報機器を
購入する際に前記顧客情報及び機器情報を登録し、ユー
ザに認証鍵を通知する小売店端末と、前記顧客情報及び
機器情報並びに認証鍵を登録保持する顧客データベース
を有する顧客センター端末と、フリーダイヤルで接続で
きる顧客窓口手段を通じ、認証鍵によって顧客データベ
ースから取得した顧客情報及び機器情報に基づいて、ユ
ーザの情報機器の機器設定をネットワークを通じて実施
するサービスセンター端末と、前記小売店端末と顧客セ
ンター端末とサービスセンター端末とを接続するネット
ワークと、を備えることを特徴とする。
【0013】更に、前記サービスセンター端末は、前記
機器設定の実行に並行して、広告情報を前記情報機器に
送付する手段を備えることを特徴とする。
【0014】更に、前記情報機器は、機器設定の実行に
並行して、広告情報を受信して表示する広告表示手段を
有することを特徴とする。
【0015】更に、前記機器設定情報は、ユーザの住
所、氏名、電話番号等の顧客情報並びに製品名称、型番
等の機器情報であることを特徴とする。
【0016】更に、前記機器設定情報は、前記情報機器
で作動するソフトウェアに対する修正情報を含むことを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。この発明の実施の
形態を示す図1を参照すると、機器設定支援システム1
は、ユーザが購入し、機器設定対象の情報機器10と、
サービスセンターに設置するサービスセンター端末20
と、ユーザの顧客情報及び機器情報を収集して顧客デー
タベースを管理する顧客センター端末30と、ユーザが
情報機器を購入する小売店に設ける小売店端末40と、
ネットワーク100と、を備える。
【0018】図2を参照すると、情報機器10には、電
源投入で自動的に作動する情報機器立ち上げ手段101
と、電話線接続がされていると自動的にサービスセンタ
ー端末20に接続するフリーダイヤル接続手段102
と、ユーザの認証情報をサービスセンター端末20に送
信する顧客認証情報送信手段103と、サービスセンタ
ー端末20から送信される機器設定情報並びに広告情報
を受信する設定情報・広告情報受信手段104と、サー
ビスセンター端末20の指示によって機器設定を実施す
るリモート設定手段105と、広告情報を表示する広告
情報表示手段106と、を備える。
【0019】図3を参照すると、サービスセンター端末
20には、ユーザの情報機器10からフリーダイヤルで
接続される顧客窓口手段201と、ユーザの認証情報で
確認された情報機器10に設定する機器設定情報を顧客
センター端末から入手するユーザ機器設定情報取得手段
202と、ユーザの情報機器10に機器設定情報及び広
告情報を送出するユーザ機器設定情報・広告情報送出手
段203と、を備える。
【0020】図4を参照すると、小売店端末40には、
ユーザ自身の顧客情報及び購入した情報機器10の機器
情報を登録する顧客情報・機器情報登録手段401と、
ユーザに自身の認証情報を通知する顧客認証データ通知
手段402と、顧客センターに顧客情報及び機器情報を
送信する顧客情報・機器情報送信手段403と、を備え
る。
【0021】図5を参照すると、顧客センター端末30
には、顧客情報、顧客認証情報、機器情報を登録管理す
る顧客データベース303と、顧客データベース303
に入出力する顧客データベース入出力手段302と、小
売店端末40及びサービスセンター端末20にデータベ
ース情報を送受する通信手段301と、を備える。
【0022】次に、図1乃至図5を援用し、図6の機器
設定支援フローを参照して説明する。なお、以降の説明
では、ネットワーク100はインターネットであると
し、情報機器10はパーソナルコンピュータとする。図
6の顧客センター端末30の顧客データベース303に
は、ユーザが情報機器を購入した際に、小売店端末40
の顧客情報・機器情報登録手段401から登録された顧
客情報及び機器情報並びにユーザの認証情報が格納管理
されている(図6のステップ71)。ユーザ設置の情報
機器10が、初めて電源を入れた時、もしくは機器設定
を初期化する操作を行った後に電源を入れた時、情報機
器立ち上げ手段101及びフリーダイヤル接続手段10
2が作動し、自動的にネットワーク100を通じて、顧
客センター端末30のフリーダイヤルの顧客登録窓口手
段201に接続する。その際、情報機器10は購入前に
記録されている型番等のデータ及びユーザが入力した認
証鍵を顧客認証情報送信手段103によって顧客センタ
ー端末30に送信する(ステップ72)。顧客センター端
末30は、ユーザの認証情報によって、顧客データベー
ス入出手段302を通じて顧客データベース303を検
索し、ユーザの顧客情報及び機器情報に基づいて、ユー
ザが購入した情報機器を判別し、該当する情報機器の製
品名及び型番等の機器情報及び顧客情報をサービスセン
ター端末20に通信手段301によって送信する(ステ
ップ73)。更に、顧客センター端末30は、情報機器
10からのサインアップ等の機器設定情報で入力された
顧客情報を顧客データベース303に登録する(ステッ
プ72)。
【0023】サービスセンター端末20はユーザの情報
機器10に対する機器設定情報と、ユーザの顧客情報に
基づく適切な広告情報と、を情報機器10に送信し、設
定情報・広告情報受信手段104で受理する(ステップ
74)。情報機器10は、機器設定情報を基にリモート
設定手段105によって自身を機器設定する。機器設定
の間、情報機器10には、広告表示手段106が広告情
報を提供する(ステップ75)。
【0024】次に、この実施の形態を出荷後の機器の機
能改良、不具合修正等をネットワーク100を経由して
自動で行うシステムに適用できることは明らかである。
サービスセンター端末20から送付する機器設定情報を
ソフトウェアの修正情報として、情報機器10に設定す
ることで実現できる。
【0025】更に、情報機器10が標準構成の機器とし
て販売される場合、ユーザが設置後、情報機器10をカ
スタマイズすることに、機器設定情報を利用して実施で
きることは明らかである。
【0026】更に、情報機器がパーソナルコンピュータ
以外のTV、ビデオ等である場合、地域毎に異なるチュ
ーニング作業等をネットワーク100経由でサービスセ
ンター端末20から自動で行うシステムに適用できるこ
とは明らかである。
【0027】
【発明の効果】この発明の第1の効果は、習熟度の低い
ユーザに対する機器設定の支援をネットワークを通じて
行えることである。その理由は、ユーザが情報機器購入
時に提供する顧客情報及び機器情報に基づいて、セット
アップサインアップの機器設定をサービスセンター端末
から実施できるからである。
【0028】更に、第2の効果は、製造者がハード的に
同一のものを量産して販売しても、ソフト変更を必要と
した場合にユーザを煩わすことなく対応できることであ
る。その理由は、出荷段階で問題が発生した装置でも、
ソフト修正で問題解消が可能な場合、ユーザが実際に機
器設定する段階で、修正情報を含む機器設定情報を情報
機器にサービスセンター端末から設定することができる
からである。
【0029】更に、第3の効果は、機器設定、あるいは
出荷後のソフト的に対応可能な不具合修正あるいは機能
改良を、ユーザが通信費用を一部もしくは全て負担する
ことなく、実施できることである。その理由は、作業中
に広告情報を送付して、費用の肩代わりができるからで
ある。
【0030】第4の効果は、ユーザは、標準構成の情報
機器を購入し、自身の利用計画に基づくカスタマイズを
サービスセンターから機器設定情報を送付することによ
って、ユーザを煩わすことなく実施できることである。
その理由は、ユーザが情報機器の購入時に提供する顧客
情報及び機器情報に基づいて、機器設定情報をサービス
センター端末から設定できるからである。
【0031】更に、第5の効果は、製造者は新たな広告
収入源を入手することにより、サービス費用を賄うこと
が可能となる。その理由は、ユーザに広告情報を提供す
ることによって、新たな収入源を得ることになるからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である機器設定支援システム
を示す図である。
【図2】図1の情報機器の構成を示す図である。
【図3】図1のサービスセンター端末の構成を示す図で
ある。
【図4】図1の小売店端末の構成を示す図である。
【図5】図1の顧客センター端末の構成を示す図であ
る。
【図6】この実施例における機器設定支援フローを示す
図である。
【符号の説明】
1 機器設定支援システム 10 情報機器 20 サービスセンター端末 30 顧客センター端末 40 小売店端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが購入した情報機器の機器設定を
    支援するシステムにおいて、 ユーザ自身の顧客情報と、情報機器の構成を示す機器情
    報と、を情報機器購入時に顧客データベースに登録し、
    ユーザの情報機器設置後に前記顧客情報及び機器情報に
    基づく機器設定情報によって、サービスセンターがネッ
    トワークを通じて前記情報機器を機器設定する機器設定
    支援手段を備えることを特徴とする機器設定支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記機器設定支援手段は、 電源投入及び情報機器立ち上げ操作によって、前記サー
    ビスセンターへのフリーダイヤル接続手段と、通信デー
    タの表示手段と、が作動する情報機器と、 ユーザが前記情報機器を購入する際に前記顧客情報及び
    機器情報を登録し、ユーザに認証鍵を通知する小売店端
    末と、 前記顧客情報及び機器情報並びに認証鍵を登録保持する
    顧客データベースを有する顧客センター端末と、 フリーダイヤルで接続できる顧客窓口手段を通じ、認証
    鍵によって顧客データベースから取得した顧客情報及び
    機器情報に基づいて、ユーザの情報機器の機器設定をネ
    ットワークを通じて実施するサービスセンター端末と、 前記小売店端末と顧客センター端末とサービスセンター
    端末とを接続するネットワークと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の機器設定支援
    システム。
  3. 【請求項3】 前記サービスセンター端末は、 前記機器設定の実行に並行して、広告情報を前記情報機
    器に送付する手段を備えることを特徴とする請求項2記
    載の機器設定支援システム。
  4. 【請求項4】 前記情報機器は、 機器設定の実行に並行して、広告情報を受信して表示す
    る広告表示手段を有することを特徴とする請求項2記載
    の機器設定支援システム。
  5. 【請求項5】 前記機器設定情報は、 ユーザの住所、氏名、電話番号等の顧客情報並びに製品
    名称、型番等の機器情報であることを特徴とする請求項
    1記載の機器設定支援システム。
  6. 【請求項6】 前記機器設定情報は、 前記情報機器で作動するソフトウェアに対する修正情報
    を含むことを特徴とする請求項5記載の機器設定支援シ
    ステム。
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