JP2002189549A - 画面表示プログラム及び画面表示装置 - Google Patents

画面表示プログラム及び画面表示装置

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JP2002189549A
JP2002189549A JP2000389464A JP2000389464A JP2002189549A JP 2002189549 A JP2002189549 A JP 2002189549A JP 2000389464 A JP2000389464 A JP 2000389464A JP 2000389464 A JP2000389464 A JP 2000389464A JP 2002189549 A JP2002189549 A JP 2002189549A
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栄作 東坂
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータのディスプレイ等の表示部に表示
された画面を見ながら拡大したい領域を考える過程に沿
ってユーザーが操作して、その画面を最も適切に拡大で
きるようにする。 【解決手段】表示された画面に対応して実行された単一
動作に対応して、その単一動作が実行された画面上の位
置を記憶し、その画面に対応して実行された連続する反
復動作に対応して、単一動作が一回だけの場合は記憶さ
れた位置を中心として所定倍率で前記画面を拡大表示
し、単一動作が複数回の場合は記憶された複数の位置を
結ぶ直線の中点又は複数の位置により包囲される領域の
中心点を中心としてそれら複数の位置が全て含まれるよ
うに前記画面を拡大表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのデ
ィスプレイ等の表示部に表示された画面を好適に拡大表
示し得るようにしたプログラム及びそのための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスプレイ等に表示された
画面を拡大して表示するようにしたものが種々知られて
いる。このようなものとしては、例えばマウス等のポイ
ンティングデバイスを操作して画面上に表示されるポイ
ンタ等のアイコンを斜めにドラッグすることによってそ
のドラッグされた線状の軌跡を対角線とする矩形状の範
囲が拡大表示されるようにしたものや、マウス等を操作
することにより拡大表示したい範囲の中心にポインタや
虫眼鏡状のアイコン等を移動させその位置でクリックす
ることにより所定倍率で画面が拡大表示されるようなも
のが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した例
の前者の場合は、画面上におけるある一点においてマウ
スのボタン等を押下しそれに引き続いてドラッグする必
要があるために、予め拡大表示したい領域を決めておか
ないと、操作途中にボタンから指を離すと希望する領域
以外の領域が拡大表示されてしまうし、ドラッグしなが
ら拡大したい領域を考えていると常にボタンを押下し続
ける必要があるため指が疲れてしまう。
【0004】一方、後者の場合は、クリック動作により
拡大される倍率が一定であるため、拡大された後の画面
が希望していたものとは過不足が生じることがあり、そ
の場合には最適な状態に拡大されるまで何度かの操作を
繰り返さなければならない。このような不具合は、画面
に地図を表示しているときに顕著である。すなわち、拡
大表示された地図に希望する地域が含まれていないと、
所定の矢印ボタンをクリックするなどして表示させる地
域を移動させたり、拡大前の画面に戻って異なる位置を
クリックし直すという面倒な操作を行わなければならな
いことになる。
【0005】そこで本発明は、以上のような不具合を解
消するために、ディスプレイ等に表示された画面を見て
拡大したい領域を考えながら操作し、ユーザーにとって
最適な状態に拡大した画面を表示し得るようにするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、コ
ンピュータのディスプレイ等の表示部に表示された画面
に対応して実行された単一動作に対応して、その単一動
作が実行された画面上の位置を記憶し、前記画面に対応
して実行された連続する反復動作に対応して、前記単一
動作が一回だけの場合は記憶された前記位置を中心とし
て所定倍率で前記画面を拡大表示し、前記単一動作が複
数回の場合は記憶された前記複数の位置を結ぶ直線の中
点又は複数の位置により包囲される領域の中心点を中心
としてそれら複数の位置が全て含まれるように前記画面
を拡大表示するようにしている。
【0007】ここで、「実行された単一動作」とは、例
えばコンピュータが有するマウス等のポインティングデ
バイスにおけるクリック動作又はそれと同等の動作であ
ることが好ましく、「実行された連続する反復動作」と
は、ポインティングデバイスにおけるダブルクリック動
作又はそれと同等の動作であることが好ましい。
【0008】このようなものであれば、ディスプレイ等
に表示された画面を見て、拡大したい領域が画面上の二
点間の範囲であればそれら二点を順に指定するマウス等
のクリック動作を行い、あるいは拡大したい領域が画面
上のある一定の範囲内にあればその範囲を囲むように三
点以上の点を順に指定するクリック動作を行い、その後
ダブルクリック動作を行うことで前記クリック動作によ
り指定した位置を含む所望の領域が拡大表示されること
になる。なお、表示された画面上のある一点だけを中心
にした拡大画面が必要であれば、その一点を指定するマ
ウス等のクリックを行った後、ダブルクリックすること
で所望の拡大画面が得られる。すなわち、表示された画
面を見て、拡大したい範囲を考えながらその思考過程に
沿って一又は複数の画面上の位置をクリックすることに
よってその範囲を指定することができるため、予め拡大
表示させたい範囲を考えておく必要をなくし、所望の範
囲を確実にディスプレイ等に拡大表示させることができ
る。
【0009】このようなものにおいて、表示される画面
には、ユーザーが任意に作成した画面に限らず、予め用
意しておいた地図を適用することができる。すなわち地
図の場合は、ある地域を限定して拡大表示させて閲覧す
るという利用態様が好ましいからである。なお、地図に
は、描画された地図はもとより、航空写真や衛星写真を
そのまま又は加工して使用される地図も含まれる。
【0010】このように、地図画面を表示する場合、拡
大された詳細地図画面には、拡大前の地図をそのままよ
り大きな倍率で拡大した地図を適用することもできる
し、拡大前の地図とは別途に用意しておいたより大きな
倍率で処理詳細な情報が記載された地図を適用すること
もできる。
【0011】さらに、地図画面を表示する場合には、マ
ウスのクリック動作等の単一動作による拡大画面のため
の位置指定がなされる画面上の位置は、表示された地図
画面上の任意の位置とすることができるが、地図上には
通常、特徴的な建築物や土地、施設等のいわゆる「ラン
ドマーク」が表されているため、そのランドマークをク
リックなどして位置指定するようにすることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0013】図1は、インターネットNを介して相互に
通信可能に接続されたサーバコンピュータP及び端末コ
ンピュータ(以下、「端末」と略する)Qを含む本実施
形態の画面表示システムの全体機器構成図である。本シ
ステムは、端末QにサーバコンピュータPから送信され
た地図を表示するようにしたものである。
【0014】サーバコンピュータPは、図2に示すよう
に、基本的にはキーボード101、マウス等のポインテ
ィングデバイス102、ディスプレイ103、CPU1
04、内部メモリ105、HD等の外部記憶装置10
6、通信インタフェース107を備え、例えばルータ等
を介してインターネットNに接続可能している。このサ
ーバコンピュータPは、この他にも、WWWサーバ機能
やデータベースサーバ機能等の通常のサーバが有する各
種機能を備えている。
【0015】一方、端末Qも、図2に示すようなサーバ
コンピュータPと同様の基本的な機器構成を有するもの
であり、所定のインターネットサービスプロバイダを介
してインターネットNに接続している。本実施形態では
端末Qとして、いわゆるパーソナルコンピュータを適用
しているが、この他にも携帯電話やカーナビゲーション
等とすることもできる。
【0016】しかして、サーバコンピュータPはその記
憶装置105等に記憶させたプログラム等によってCP
U102や周辺機器を作動させ、図3に示すように、地
図情報記憶手段1、第1の通信手段2としての機能を発
揮する。なお、前記プログラムは、例えばCD−ROM
のようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し
ておいたり、インターネットN等を介して配信を受ける
ことによってダウンロードするなどして、コンピュータ
にインストールするようにしている。
【0017】地図情報記憶手段1は、本実施形態では例
えば描画された地図を所定サイズのメッシュ状に分割
し、そのそれぞれを画像ファイル化して地図情報として
記憶するもので、例えば図4に示すように、地図情報デ
ータベースとしてデータベース機能により管理してい
る。この地図情報データベースにおいては、各地図情報
(a、b…)メッシュのをさらに細かいサイズのメッシ
ュに細分化して、それぞれのメッシュに対応する詳細地
図を画像ファイル化して詳細地図情報(a1、a2…)
として記憶し、更にそれぞれの詳細地図情報をより細か
いサイズのメッシュに細分化して同様にさらなる詳細地
図情報(a11、a12…)として順次階層化して記憶
している。すなわち、上下に隣接する階層のうち上位側
の階層を地図情報とした場合、下位側の階層が詳細地図
情報となる関係にある。例えば最上位の階層の地図情報
を日本地図として、以下順次、地方別の地図(近畿地方
など)、都道府県別の地図、市町村別の地図…というよ
うに、より広い範囲からより狭い範囲へと階層化してい
けばよい。なお、本実施形態では各階層の地図を縮尺を
異ならせてそれぞれ別途に作成したものとし、階層が下
るにつれて縮尺が大きくなるようにしている。このよう
な階層は、データベースの容量が許容する限り何段階に
設定してもよい。また、地図情報や詳細地図情報には、
描画された地図に限らず、航空写真や衛星写真をデータ
化したものを適用することもできる。なお、各階層の地
図情報を、それぞれ異なるデータベースに記憶しておい
たり、同一のデータベース内の異なるテーブル内にきお
くしておくなどして、対応する地域を示す地図同士をリ
ンクさせておくようにすることもできる。
【0018】第1の通信手段2は、インターネットNを
介して端末Qとの情報の送受信を行うもので、具体的に
は端末Qからのアクセスを受け付け、そのアクセスに基
づいて端末Qに地図情報を送信し、端末Qから送信され
た地図の拡大範囲を指定するための情報を受信し、受信
した範囲指定情報に基づく詳細地図情報を送信するよう
にしている。
【0019】端末Qは、その記憶装置等に記憶させたプ
ログラム等によってCPUや周辺機器を作動させ、図3
に示すように、第2の通信手段10、表示手段11、指
定位置記憶手段12、拡大範囲決定情報発生手段13と
しての機能を発揮する。なおこの場合も、前記プログラ
ムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録しておいたり、インターネット
N等を介して配信を受けることによってダウンロードす
るなどして、コンピュータにインストールするようにし
ている。
【0020】第2の通信手段10は、インターネットN
を介してサーバコンピュータPとの情報の送受信を行う
もので、具体的にはサーバコンピュータPにアクセス
し、サーバコンピュータPから送信された地図情報や詳
細地図情報を受信し、ディスプレイに画面表示された地
図上において拡大したい範囲を指定する拡大範囲決定情
報をサーバコンピュータPに送信するようにしている。
【0021】表示手段11は、基本的には、前記第2の
通信手段10によりサーバコンピュータPから受信した
地図情報や詳細地図情報をディスプレイに表示するため
の制御を行うものである。
【0022】指定位置記憶手段は12、ディスプレイに
表示された地図上においてポインティングデバイス(本
実施形態ではマウスM)の操作によりポインタpを移動
させて、ユーザーが希望の位置でマウスMのボタンを一
回だけクリック(ワンクリック)することにより、その
クリックした位置を指定して一時的に記憶するものであ
る。なお、指定された位置は、当該地図に対応する座標
などとして記憶すればよい。
【0023】拡大範囲決定情報発生手段13は、ディス
プレイに表示された前記マウスMのボタンを連続して二
回クリック(ダブルクリック)することにより、前記指
定位置記憶手段12により記憶した位置を読み出して、
地図を拡大表示したい範囲を決定する情報を発生させる
ものである。この情報とは、例えば記憶した位置が一つ
だけの場合はその位置を中心として現在表示されている
地図画面を所定倍率で拡大した詳細地図情報を要求する
信号であり、記憶した位置が二つの場合はそれらの位置
を結ぶ直線の中心点を中心にして当該二つの位置が含ま
れる最大限の倍率で拡大した詳細地図情報を要求する信
号であり、更に記憶した位置が三つ以上の場合はそれら
の位置によって包囲される領域の中心点を中心にして当
該各地点が全て含まれる最大限の倍率で拡大した詳細地
図情報を要求する信号である。そして、これらの信号
は、拡大範囲決定情報として前記第2の通信手段10に
よってサーバコンピュータPに送信されることになる。
【0024】次に、本システムの利用方法の一例につい
て、図5及び図7に示すフローチャート並びに図8に示
す画面フローを参照して説明する。なお、この利用例
は、端末Qのディスプレイに日本地図を表示させるとこ
ろから、京都市のある地域の詳細地図画面を表示させる
までの一例である。
【0025】まず、端末QからサーバコンピュータPに
アクセスを開始(図6、ステップ;S10)すると、ア
クセスを受け付けた(図5、ステップS1)サーバコン
ピュータPでは、前記地図情報データベースに基づいて
日本地図情報を端末Qに送信する(図5、S2)。この
日本地図情報を端末Qが受信する(図6、S11)と、
端末Qのディスプレイに日本地図画面(図8、画面;D
1)が表示され(図6、S12)、表示された日本地図
画面D1上において、拡大表示させる範囲が決定された
か否かが判断される(図6、S13)。この判断(S1
3)の過程を詳細に説明すると、次のようになる。すな
わち、表示された日本地図画面D1上において、まずユ
ーザーが「京都府」を表す位置マウスMのポインタを移
動させその位置でマウスMのボタンをワンクリックする
(図7、ステップ;S100)と、そのクリックした位
置が端末Qに記憶される(図7、S101)。それと同
時に図8(D1)に示すように、クリックした位置にマ
ーク(二重丸)が表示される(図7、S102)。それ
に続いて同画面上にポインタpを置いたまま、マウスM
のボタンをダブルクリックすると、拡大表示したい日本
地図画面D1上の範囲(位置)が決定されたと判断さ
れ、拡大範囲決定情報が発生する(図7、S200)。
以上の過程が適正に行われた場合、前記ステップS13
において拡大表示させる範囲が決定されたと判断され
(S13;Y)、その拡大範囲決定情報がサーバコンピ
ュータPに送信される(図6、S14)。前記ステップ
S100〜S200までの過程が適正に行われなかった
場合は、ステップS13において拡大表示させる範囲が
決定されなかったと判断され(S13;N)、再度の範
囲指定が要求される。
【0026】「京都府」の地図情報を要求する拡大範囲
決定情報をサーバコンピュータSが受信する(図5、S
3)と、サーバコンピュータPでは地図情報データベー
スから「京都府」を示すメッシュに該当する地図情報が
抽出され、その地図情報(京都府地図情報)が端末Qに
送信される(図5、S4)。なお、「京都府」を示すメ
ッシュが複数に亘る場合はそれらを適切に組み合わせ
て、また、メッシュの一部のみに「京都府」が表示され
ているときはその部分のみを、京都府地図情報として送
信すればよい。以下の過程でも同様である。そして、端
末Qが京都府地図情報を受信すると(図6、S15)、
それに基づいて京都府地図画面(図8、D2)がディス
プレイに表示される(図6、S16)。そして、前記ス
テップS13と同様にして拡大範囲が決定されたか否か
が判断され(図6、S17)るが、図8に示したよう
に、この京都府地図画面D2では、次に拡大表示したい
範囲(京都市中心部)を指定するために、ユーザーが地
図画面上の2点でそれぞれワンクリックするようにして
いる。そのため、図7に示すステップS100〜S10
2の過程は二回繰り返されることになり、その後ダブル
クリックすることによって京都市中心部を指定するため
の拡大範囲決定情報が発生する(図7、S200)こと
になる。このようにして発生した拡大範囲決定情報がサ
ーバコンピュータPへ送信される(図6、S18)。
【0027】「京都市中心部」の地図情報を要求する拡
大範囲決定情報をサーバコンピュータSが受信する(図
5、S5)と、サーバコンピュータPでは地図情報デー
タベースから該当する地図情報が抽出され、その地図情
報(京都市中心部地図情報)が端末Qに送信される(図
5、S6)。このとき抽出される地図情報は、前記指定
された二点を結ぶ直線の中心点を中心としてそれら二点
が含まれる最大限度に拡大した地図に対応するものであ
る。そして、端末Qが京都府地図情報を受信すると(図
6、S19)、それに基づいて京都市中心部地図画面
(図8、D3)がディスプレイに表示される(図6、S
20)。さらに、前記ステップS13、S17と同様に
して拡大範囲が決定されたか否かが判断され(図6、S
21)るが、今度の京都市中心部地図画面D3では、次
に拡大表示したい範囲を指定するために、ユーザーが地
図画面上の3点(例えば、「京都御所」、「二条城」、
「四条河原町」)でそれぞれワンクリックするようにし
ていため、図7に示すステップS100〜S102の過
程は三回繰り返されることになり、その後ダブルクリッ
クすることによって指定した地域の地図情報を要求する
ための拡大範囲決定情報が発生する(図7、S200)
ことになる。このようにして発生した拡大範囲決定情報
がサーバコンピュータPへ送信される(図6、S2
2)。
【0028】前記指定地域の地図情報を要求する拡大範
囲決定情報をサーバコンピュータSが受信する(図5、
S7)と、サーバコンピュータPでは地図情報データベ
ースから該当する地図情報が抽出され、その指定地域の
地図情報が端末Qに送信される(図5、S8)。このと
き抽出される地図情報は、前記指定された三点により囲
まれる領域の中心を中心としてそれら三点が含まれる最
大限度に拡大した地図に対応するものである。そして、
端末Qが指定地域の地図情報を受信すると(図6、S2
3)、それに基づいてその地域の地図画面(図8、D
4)がディスプレイに表示される(図6、S24)。そ
の後、さらに地図画面を拡大表示したいときは以上のよ
うな工程を繰り返すようにすればよい。
【0029】なお、上記実施形態では、端末Qのディス
プレイに表示された地図画面上の任意の位置をクリック
することによって拡大表示させたい範囲の指定を行うよ
うにしたが、本発明ではそれに限らず、地図画面上に表
示される特徴的なランドマークのみを位置指定するため
にクリックすべきポイントとして設定することもでき、
このようなランドマークに対するクリックと任意の位置
のクリックとを表示された地図画面の縮尺によって切り
替えられるようにすることも可能である。
【0030】また、本発明には、上記実施形態のように
インターネットを介したサーバコンピュータと端末コン
ピュータとを用いるシステムに限らず、コンピュータに
上述したものと同様に画面を拡大表示するようにしたプ
ログラム、そのようなプログラムを記録した記録媒体、
同プログラムをインストールしたスタンドアロンコンピ
ュータも含まれるものである。さらに、ディスプレイに
表示される画面も予め記憶された地図に基づくものに限
らず、ユーザーが任意に作成した各種画面とすることも
できる。その他、各部の具体的構成についても上記実施
形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、コンピ
ュータのディスプレイ等に表示された画面を拡大表示す
るために、マウス等のポインティングデバイスをワンク
リックするなどの単一動作によって拡大表示させたい画
面上の位置を指定し、ダブルクリックするなどの連続し
た反復動作によって指定した位置が拡大表示されるよう
にしたので、予め拡大表示させたい範囲を考えておいた
り予想外の拡大画面が表示される従来の不便さを解消
し、表示された画面を見て、拡大したい範囲を考えなが
らその思考過程に合わせたユーザーの動作に基づいて、
所望の範囲を確実に拡大表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における全体システム機器
構成図。
【図2】同実施形態におけるコンピュータの内部構成
図。
【図3】同実施形態における機能構成図。
【図4】同実施形態における地図データベースの内容説
明図。
【図5】同実施形態におけるサーバコンピュータの動作
手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態における端末の動作手順を示すフロ
ーチャート。
【図7】図6におけるフローチャートの一部を更に詳細
に説明するフローチャート。
【図8】同実施形態の端末に表示される画面フロー。
【符号の説明】
1…第1の通信手段 2…地図情報記憶手段 10…第2の通信手段 11…表示手段 12…指定位置記憶手段 13…拡大範囲決定情報発生手段 P…サーバコンピュータ Q…端末コンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータのディスプレイ等の表示部に
    表示された画面を拡大表示するためのプログラムであっ
    て、 前記画面に対応して実行された単一動作に対応して、そ
    の単一動作が実行された画面上の位置を記憶し、 前記画面に対応して実行された連続する反復動作に対応
    して、前記単一動作が一回だけの場合は記憶された前記
    位置を中心として所定倍率で前記画面を拡大表示し、前
    記単一動作が複数回の場合は記憶された前記複数の位置
    を結ぶ直線の中点又は複数の位置により包囲される領域
    の中心点を中心としてそれら複数の位置が全て含まれる
    ように前記画面を拡大表示するようにしていることを特
    徴とする画面表示プログラム。
  2. 【請求項2】地図に基づいて予め記憶された地図情報に
    対応してコンピュータのディスプレイ等の表示部に表示
    された地図画面を拡大表示するためのプログラムであっ
    て、 前記地図画面に対応して実行された単一動作に対応し
    て、その単一動作が実行された地図画面上の位置を記憶
    し、 前記地図画面に対応して実行された連続する反復動作に
    対応して、前記単一動作が一回だけの場合は記憶された
    前記位置を中心として所定倍率で前記地図画面を拡大表
    示し、前記単一動作が複数回の場合は記憶された前記複
    数の位置を結ぶ直線の中点又は複数の位置により包囲さ
    れる領域の中心点を中心としてそれら複数の位置が全て
    含まれるように前記地図画面を拡大表示するようにして
    いることを特徴とする画面表示プログラム。
  3. 【請求項3】地図に基づいて予め記憶された地図情報に
    対応してコンピュータのディスプレイ等の表示部に地図
    画面を表示し、更に当該地図を拡大した状態で詳細に記
    載した詳細地図に基づいて前記地図情報と関連付けて記
    憶された詳細地図情報に対応して前記表示部に詳細地図
    画面を表示するためのプログラムであって、 前記地図画面に対応して実行された単一動作に対応し
    て、その単一動作が実行された地図画面上の位置を記憶
    し、 前記地図画面に対応して実行された連続する反復動作に
    対応して、前記単一動作が一回だけの場合は記憶された
    前記位置を中心として前記詳細地図画面を表示し、前記
    単一動作が複数回の場合は記憶された前記複数の位置を
    結ぶ直線の中点又は複数の位置により包囲される領域の
    中心点を中心としてそれら複数の位置が全て含まれるよ
    うに前記詳細地図画面を表示するようにしていることを
    特徴とする画面表示プログラム。
  4. 【請求項4】地図画面に対応して単一動作を実行する位
    置が、当該地図画面上に表されたランドマークであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の画面表示プログラ
    ム。
  5. 【請求項5】前記単一動作が前記コンピュータが有する
    マウス等のポインティングデバイスにおけるクリック動
    作に対応し、前記連続する反復動作が、ポインティング
    デバイスにおけるダブルクリック動作に対応するように
    していることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の画面表示プログラム。
  6. 【請求項6】コンピュータのディスプレイ等の表示部に
    表示された画面に対応して実行された単一動作に対応し
    て、その単一動作が実行された画面上の位置を記憶する
    位置記憶手段と、 前記画面に対応して実行された連続する反復動作に対応
    して、前記単一動作が一回だけの場合は記憶された前記
    位置を中心として所定倍率で前記画面を拡大表示し、前
    記単一動作が複数回の場合は記憶された前記複数の位置
    を結ぶ直線の中点又は複数の位置により包囲される領域
    の中心点を中心としてそれら複数の位置が全て含まれる
    ように前記画面を拡大表示する拡大表示手段とを具備し
    ていることを特徴とする画面表示装置。
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