JP2002188723A - シリンダピストン機構、流路切換シリンダピストン機構及び内視鏡操作部材のシリンダピストン機構 - Google Patents

シリンダピストン機構、流路切換シリンダピストン機構及び内視鏡操作部材のシリンダピストン機構

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JP2002188723A
JP2002188723A JP2000386662A JP2000386662A JP2002188723A JP 2002188723 A JP2002188723 A JP 2002188723A JP 2000386662 A JP2000386662 A JP 2000386662A JP 2000386662 A JP2000386662 A JP 2000386662A JP 2002188723 A JP2002188723 A JP 2002188723A
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Keiji Itou
慶時 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メンテナンスが容易で摺動抵抗が小さいシリ
ンダピストン機構を得る。 【構成】 先端部がガイドシリンダ内に挿入された押圧
可能なピストン部材を有するシリンダピストン機構にお
いて、ピストン部材の先端部外縁に形成した、ガイドシ
リンダの内周面に対向する側面部とガイドシリンダ内方
に臨む端面部とが開放された端面環状凹部;及び、該端
面環状凹部に支持され、ガイドシリンダの内周面に嵌合
して該ガイドシリンダ内周面とピストン部材の間を流体
流通不能に密封する弾性変形可能な環状シール部材;を
備え、環状シール部材は、端面環状凹部に対して隙間な
く固定され、ガイドシリンダの内周面と嵌合するときピ
ストン部材の先端部から突出する方向へ弾性変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、シリンダピストン機構、流路切
換可能なシリンダピストン機構及び内視鏡操作部材のシ
リンダピストン機構に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ガイドシリンダとその内部
に移動可能に支持されるピストン部材を有するシリンダ
ピストン機構では、ピストン部材とガイドシリンダの間
を密封させるためにOリング等のシール材が配される場
合がある。
【0003】例えば、医療用内視鏡において体液などを
吸引するための吸引操作部を構成するシリンダピストン
機構では、ピストン部材の非押圧状態と押圧状態では吸
引ポンプからの吸引力が作用する流路が変化するよう構
成されている。具体的には、ピストン部材を押圧操作し
たときには、該ピストン部材に形成した連通路を通して
挿入部に設けた吸引用開口に吸引ポンプの吸引力が作用
し、ピストン部材の押圧を解除したときには、該ピスト
ン部材の連通路と吸引ポンプの間の空気流通が遮断され
て、吸引ポンプの吸引力は吸引用開口側には及ばずに外
気側に作用するように流路が切り換えられる。こうした
流路切換を可能にするために、また吸引用開口側から吸
引された流体の漏出を防ぐために、ピストン部材とガイ
ドシリンダの間には前述のようなシール材が設けられ
る。
【0004】通常、この種のシリンダピストン機構で
は、シール材(Oリング)はピストン部材の外周部に周
方向へ向けて形成した環状の収納溝内に収納されてお
り、シール材が弾性変形を伴ってガイドシリンダの内周
面に接触することにより密封機能を生ずる。収納溝とシ
ール材の間には、シール材の弾性変形を許容させるため
の隙間が設けられていて、この隙間における変形が許さ
れているため、シール材とガイドシリンダの間の摩擦が
過大にならず、ピストン部材の移動時の抵抗は小さく抑
えられる。その一方、こうした隙間には汚れがたまりや
すいという問題がある。例えば、医療用の内視鏡では使
用毎に洗浄消毒を行うが、シール材の収納溝内に以上の
ような隙間があると、当該隙間を洗浄するためにはシー
ル材を取り外さなくてはならない。また、収納溝はコ字
断面をなしているため、その角部分の清掃が難しい。つ
まり、シール材周りの洗浄消毒に際して手間がかかって
いた。
【0005】シール材収納溝とシール材の間に隙間を設
けないようにすれば洗浄消毒は容易になる。しかし、従
来のシール材収納溝はガイドシリンダの内周面に臨む箇
所以外を壁面で囲ったコ字状断面であったので、隙間を
設けなければ弾性変形されるシール材が逃げる余地がほ
とんどなく、シール材による摺動抵抗(摩擦)が大きく
なってしまう。その結果、ピストン部材の動作が重くな
り操作感が悪くなるおそれがある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、メンテナンスが容易で摺動抵
抗が過大になりにくいシリンダピストン機構及び流路切
換可能なシリンダピストン機構を得ることを目的とす
る。本発明はまた、洗浄消毒が容易で操作感にも優れる
内視鏡操作部材のシリンダピストン機構を得ることを目
的とする。
【0007】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、先
端部がガイドシリンダ内に挿入された押圧可能なピスト
ン部材を有するシリンダピストン機構において、ピスト
ン部材の先端部外縁に形成した、ガイドシリンダの内周
面に対向する側面部とガイドシリンダ内方に臨む端面部
とが開放された端面環状凹部;及び、該端面環状凹部に
支持され、ガイドシリンダの内周面に嵌合して該ガイド
シリンダ内周面とピストン部材の間を流体流通不能に密
封する弾性変形可能な環状シール部材;を備え、環状シ
ール部材は、端面環状凹部に対して隙間なく固定され、
ガイドシリンダの内周面と嵌合するときピストン部材の
先端部から突出する方向へ弾性変形することを特徴とし
ている。
【0008】このシリンダピストン機構によれば、環状
シール部材は端面環状凹部に対して隙間なく固定されて
いるため、その間に汚物や異物が入り込むことがなく、
洗浄消毒の手間がかからない。また、端面環状凹部は、
ピストン部材の先端部側に向けて開放されているので、
環状シール部材は端面環状凹部に隙間なく固定されてい
るにも関わらず弾性変形する余地があり、摺動抵抗が過
大になることを避けることができる。
【0009】環状シール部材は、その最大外径部がピス
トン部材の先端部よりも軸線方向に突出している形状で
あると、弾性変形しやすいので好ましい。
【0010】以上の本発明は、ピストンの移動によって
流体の流路を切り換えるタイプのシリンダピストン機構
に好適である。例えば、ガイドシリンダには2つの流体
流通管路が連通しており、押圧状態で該2つの流体流通
管路を連通させる内部連通路と、非押圧状態で一方の流
体流通管路とガイドシリンダ外部を連通させる外気リー
ク用連通路とをピストン部材が備えており、前述の環状
シール部材が、他方の流体流通管路と外気リーク用連通
路との間を常時流体流通不能に塞ぐように構成すること
ができる。
【0011】このような流路切換を可能とするシリンダ
ピストン機構は、内視鏡の吸引操作部を構成することが
好ましい。例えば、2つの流体流通管路のうち、ピスト
ン部材の非押圧状態で外気と連通される一方には吸引ポ
ンプが接続し、他方の流体流通管路は内視鏡の挿入部に
設けた吸引用開口に接続し、ピストン部材の押圧操作に
よって吸引ポンプから吸引用開口までが流体流通可能に
連通されるように構成することができる。
【0012】本発明はまた、両端部が開放され、かつ該
両端部の間の周面部に開口を有するガイドシリンダ;該
ガイドシリンダの周面部の開口と一端部の開口にそれぞ
れ接続する第1と第2の流体流通管;ガイドシリンダ内
に移動可能に支持され、その先端部がガイドシリンダ一
端部開口側の第2の流体流通管に対向して位置するピス
トン部材;該ピストン部材に設けた、ピストン部材の特
定移動位置では第1と第2の流体流通管を連通させ、ピ
ストン部材の異なる移動位置では第2の流体流通管側と
は反対側のガイドシリンダ端部開口と第1の流体流通管
路とを連通させる流体流通切換路;及び、ガイドシリン
ダの内周面とピストン部材の外周面の間に設けた、該ピ
ストン部材の位置に関わらずガイドシリンダの両端部開
口の間で流体流通不能とさせる弾性変形可能な環状シー
ル材;を有する流路切換シリンダピストン機構におい
て、ピストン部材の先端部外縁に、ガイドシリンダの内
周面に対向する側面部と第2の流体流通管側に臨む端面
部とが開放された端面環状凹部を形成し、該端面環状凹
部に対して上記の環状シール部材を隙間なく固定し、該
環状シール部材がガイドシリンダの内周面と嵌合すると
き、ピストン部材の先端部から突出する方向へ弾性変形
することを特徴としている。
【0013】本発明はまた、内視鏡本体の開口部に固定
したガイドシリンダ;先端部が該ガイドシリンダ内に挿
入され外部から押圧可能なピストン部材;該ピストン部
材の先端部外縁に形成した、ガイドシリンダの内周面に
対向する側面部とガイドシリンダ内方に臨む端面部とが
開放された端面環状凹部;及び、該端面環状凹部に支持
され、ガイドシリンダの内周面に嵌合して該ガイドシリ
ンダ内周面とピストン部材の間を流体流通不能に密封す
る弾性変形可能な環状シール部材;を備え、環状シール
部材は、端面環状凹部に対して隙間なく固定され、ガイ
ドシリンダの内周面と嵌合するときピストン部材の先端
部から突出する方向へ弾性変形されることを特徴として
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1ないし図10を参照して、本
発明のシリンダピストン機構の一実施形態を説明する。
この実施形態は、医療用内視鏡に関するものであり、具
体的には内視鏡の吸引操作部として本発明のシリンダピ
ストン機構を適用したものである。
【0015】図8は、本発明によるシリンダピストン機
構が搭載される内視鏡70の外観を示している。内視鏡
70は気管観察用の内視鏡であり、柔軟な挿入部71と
その基部に接続された把持操作部72を有している。図
10に示すように、挿入部71の先端部には、対物レン
ズ81、照明用の配光レンズ82、処置具チャンネル出
口部(吸引用開口)83が配置されている。対物レンズ
81による体腔(気管)内の像は撮像素子(CCD)に
よって画像信号に変換され、挿入部71から把持操作部
72に至る信号伝送ケーブルによって、内視鏡70本体
とは別に設けた画像表示処理装置に送られる。画像表示
処理装置では、電子画像をモニタに表示したり、光磁気
ディスク等の記録媒体に記録することができる。配光レ
ンズ82には、挿入部71から把持操作部72に至るラ
イトガイドとその先端部に接続される照明装置を介して
照明光が与えられる。また、把持操作部72には、処置
具チャンネル出口部83に通じる処置具チャンネル入口
部73が設けられている。挿入部71の先端近傍の一部
は、把持操作部72に設けた湾曲操作レバー74の回動
操作に応じて湾曲状態を変化させることが可能な湾曲部
75となっている。把持操作部72にはまた、吸引ボタ
ン(吸引操作部)76、複数のリモート操作ボタン77
が設けられている。吸引ボタン76は、前述の処置具チ
ャンネル出口部83から流体(液体)を吸引するための
操作部であり、リモート操作ボタン77は、電子画像処
理関連の制御ボタンである。以上のような内視鏡は周知
であり、内視鏡内部に液体が入らないように各操作部や
開口部は気密(防水)構造となっている。
【0016】続いて本発明の特徴部分に関する吸引ボタ
ン76とその関係部材の構造を説明する。図1及び図2
は、吸引ボタン76の拡大断面図である。把持操作部7
2の外観を構成する合成樹脂製の本体壁部11には貫通
穴(内視鏡本体の開口部)12が形成されている。貫通
穴12のうち把持操作部72の内部側には、外部側より
も開口径を小さくした挿入規制リブ13が形成されてい
る。
【0017】この貫通穴12にはガイドシリンダ14を
着脱可能である。図3に示すように、ガイドシリンダ1
4は内部の開口径を概ね一定とした円筒状部材であり、
その外周面には挿入規制リブ13の開口径よりも大径の
挿入規制リブ15が形成されている。ガイドシリンダ1
4にはまた、挿入規制リブ15よりも上側の外周面に環
状のOリング装着溝16が形成され、さらにその上側の
外周面に雄ねじ17が形成されている。ガイドシリンダ
14を本体壁部11に装着する際には、挿入規制リブ1
5が挿入規制リブ13に当て付くまで、把持操作部72
の内側から貫通穴12内へガイドシリンダ14を挿入す
る。挿入規制リブ15が挿入規制リブ13に当て付いた
時点で雄ねじ17が本体壁部11の外側に露出している
ので、この雄ねじ17に対して、シリンダ抜止環19の
内周面に形成した雌ねじ20を螺合させる。シリンダ抜
止環19は、締め込み方向に回転させると、雄ねじ17
と雌ねじ20の関係によって把持操作部72の内部方向
に移動する。シリンダ抜止環19の外径サイズは挿入規
制リブ13の内径サイズよりも大きいため、シリンダ抜
止環19が挿入規制リブ13に当て付いた時点でそれ以
上の締め込み(把持操作部72の内方への移動)が規制
され、該シリンダ抜止環19と挿入規制リブ15とによ
って、本体壁部11側の挿入規制リブ13を挟着した状
態になる。つまり、ガイドシリンダ14は、挿入規制リ
ブ15と挿入規制リブ13の係合関係によって把持操作
部72の外方へ抜け止められ、ねじ螺合により結合され
たシリンダ抜止環19と挿入規制リブ13の係合関係に
よって把持操作部72の内方へも抜け止められ、本体壁
部11に対して固定された図3の状態となる。なお、ガ
イドシリンダ14を本体壁部11に装着する際には、予
めOリング装着溝16内にOリングを嵌めておく。Oリ
ング18は、シリコンゴムやフッ素ゴムで構成されてお
り、ガイドシリンダ14を把持操作部72に装着すると
潰されて貫通穴12の内周面(挿入規制リブ13)とガ
イドシリンダ14の外周面の間を密封する。
【0018】ガイドシリンダ14は、把持操作部12の
外側に向く上端側開口部の他に、把持操作部72の内方
へ向けて開かれた2つの流体流通開口21、22を有し
ている。ガイドシリンダ14の下端部側に形成した流体
流通開口21には、挿入部側吸引パイプ(第2の流体流
通管)24が挿入されている。ガイドシリンダ14の側
面を貫通して形成した他方の流体流通開口22には、ポ
ンプ側吸引パイプ(第1の流体流通管)25が挿入され
ている。挿入部側吸引パイプ24とポンプ側吸引パイプ
25はステンレス等の金属材料で形成されている。図9
に示すように、挿入部側吸引パイプ24は把持操作部7
2から挿入部71へ向けて延びる軟性チューブ26の一
端部に接続している。軟性チューブ26の他端部は、処
置具チャンネル入口部73から処置具チャンネル出口部
83までを結ぶ処置具ガイドチューブ(不図示)の途中
部分に金属製のパイプ等を介して接続している。つま
り、この不図示の処置具ガイドチューブ、軟性チューブ
26及び挿入部側吸引パイプ24によって、処置具チャ
ンネル出口部83からガイドシリンダ14までを流体流
通可能に接続する管路が形成されている。一方、ポンプ
側吸引パイプ25は軟性チューブ27に接続し、軟性チ
ューブ27の他端部に中継パイプ28が接続している。
さらに、中継パイプ28は、把持操作部72の外部に向
けて延出される不図示の外部パイプに接続し、外部パイ
プは10の外部に設けた不図示の吸引ポンプに接続して
いる。つまり、ポンプ側吸引パイプ25、軟性チューブ
27、中継パイプ28及び外部パイプによって、ガイド
シリンダ14から吸引ポンプまでを流体流通可能にさせ
る管路が形成されている。
【0019】以上のガイドシリンダ14の内部には、そ
の軸線方向(図1ないし図3の上下方向)に移動可能に
ピストン部材30が支持されている。ピストン部材30
は、前述のガイドシリンダ14内に位置されるピストン
本体31と外部に露出される押圧部32を、結合環33
を介して結合することで構成されている。ピストン本体
31の上端部付近の外周面には雄ねじ34が形成され、
押圧部32には雄ねじ35が形成されており、結合環3
3の内周面には、この雄ねじ34と雄ねじ35にそれぞ
れ螺合可能な雌ねじ36、37が形成されている。これ
ら各ねじ部を螺合させることで、ピストン本体31と押
圧部32が結合される。押圧部32の中心部には指標用
柱状部38が嵌められており、この指標用柱状部38は
ピストン本体31と押圧部32を結合させることによっ
て抜け止められる。指標用柱状部38は、外観からピス
トン部材30の識別を容易にさせるために設けられてお
り、赤色等に着色される。
【0020】ピストン本体31と押圧部32の結合体と
して構成されたピストン部材30は、ピストン取付環4
0を介してガイドシリンダ14に取り付けられる。ピス
トン取付環40は、環状芯部41の外側をゴム外装部4
2で覆って構成されており、環状芯部41は、ピストン
本体31の軸線方向の途中位置に設けた段部に当接する
底面板部43を有している。図5に示す通り、この底面
板部43がピストン本体31に当接する状態では、ピス
トン取付環40はピストン部材30に対して下方への移
動が規制される。底面板部43と結合環33の間には圧
縮コイルばね45が配されていて、底面板部43を下方
(ピストン本体31の段部に押し付ける方向)へピスト
ン取付環40を付勢している。ピストン取付環40は、
押圧部32及び結合環33よりも前にピストン本体31
に組み付けられる。ピストン取付環40の組み付け後に
押圧部32や結合環33をピストン本体31に固定する
と、図5のようなピストンユニットとなる。
【0021】ピストン取付環40のゴム外装部42に
は、その下端部の内周面に環状のビード部46が形成さ
れている。本体壁部11側にガイドシリンダ14と共に
設置されたシリンダ抜止環19は、ビード部46が係合
可能な環状フック部47を有している。図5のピストン
ユニットは、ピストン本体31の先端部(下端部)から
ガイドシリンダ14内に挿入していくと、底面板部43
がガイドシリンダ14及びシリンダ抜止環19の上端部
に当接した時点で挿入が規制される。この挿入規制時点
で、図1のようにビード部46が環状フック部47に係
合して、ガイドシリンダ14に対してピストン取付環4
0が固定される。このとき、このときガイドシリンダ1
4に対してピストン部材30は、ピストン本体31の段
部が底面板部43に当接する位置を上限として移動が可
能であり、圧縮コイルばね45の付勢力によって該上限
位置に保持される。
【0022】図5ないし図7に示すように、押圧部32
とピストン取付環40の間にはピストン本体31と外気
の間で空気流通可能にさせる隙間が設けられ、ピストン
本体31にはそれぞれ空気流通可能な側方切欠部48、
リーク穴49及びリーク凹部50が形成されている。こ
れらの隙間やリーク穴49及びリーク凹部50が、吸引
ボタン76の外部からリーク凹部50まで外気の流入を
可能にさせる外気リーク用の連通路を構成している。
【0023】ピストン本体31の内部にはさらに、その
下端部と側面部に設けた2つの開口部を貫通するL字状
の内部連通路51が形成されている。内部連通路51の
2つの開口部周りにはそれぞれ、下端環状シール材(環
状シール部材)52と側面環状シール材53が配されて
いる。各シール材52、53はシリコンゴムまたはフッ
素ゴムといった非通水及び非通気性を備えた弾性材料で
形成されており、それぞれ弾性変形した状態でガイドシ
リンダ14の内周面に嵌合する。下端環状シール材52
は、ガイドシリンダ14の両端部に設けた開口の間、す
なわち前述の外気リーク用の連通路(側方切欠部48、
リーク穴49及びリーク凹部50側とこれより下方の挿
入部側吸引パイプ24の間を、ピストン本体31の移動
位置に関わらず常に流体流通不能とさせる。一方、側面
環状シール材53は、外気リーク用の連通路(側方切欠
部48、リーク穴49及びリーク凹部50)と内部連通
路51の側面開口部との間を常に流体流通不能に塞いで
いる。
【0024】なお、ガイドシリンダ14の上端部側の内
周面には回転規制溝54が形成され、ピストン本体31
の外周面からはこの回転規制溝54に係合可能な位置決
めピン55が突出されている。ガイドシリンダ14に前
述のピストンユニットを装着するときには、回転規制溝
54と位置決めピン55が係合可能なように位置を合わ
せてから挿入する。すると、ガイドシリンダ14に対す
るピストン本体31の回転位置が一定に保たれ、内部連
通路51の側面開口部と流体流通開口22の周方向位置
が対応するようになる。
【0025】以上の構造の吸引ボタン76は、ピストン
部材30を押し込んでいない図1の状態では、リーク凹
部50が、ガイドシリンダ14の流体流通開口22に対
向する位置にある。よって、吸引ポンプを動作させてポ
ンプ側吸引パイプ25側から陰圧をかけると、外気リー
ク用の連通路を通して吸引ボタン76の外から外気が吸
引される。このとき、ガイドシリンダ14内における該
リーク凹部50よりも下方の空間は、下端環状シール材
52によって外気リーク用の連通路とは流体流通不能に
遮断され、また内部連通路51の側面開口部は側面環状
シール材53によってシールされているため、挿入部7
1側に向かう挿入部側吸引パイプ24には吸引力が作用
しない。
【0026】図2のようにピストン部材30を押し込む
と、内部連通路51の側面開口部がガイドシリンダ14
の流体流通開口22と対向する位置に移動する。する
と、流体流通開口22は側面環状シール材53によって
外気リーク用の連通路とは遮断され、挿入部側吸引パイ
プ24、内部連通路51及びポンプ側吸引パイプ25が
一続きの管路となるので、吸引ポンプの吸引力は外気リ
ーク用連通路には及ばずに挿入部側吸引パイプ24へ作
用するようになる。よって、図2の押しボタン押圧状態
で吸引ポンプを動作させると、ポンプ側吸引パイプ25
が接続する挿入部71先端の処置具チャンネル出口部8
3から体液等を吸引することができる。吸引された体液
等は、各シール材52、53によって吸引ボタン76の
上部に漏出しないように防がれつつ、挿入部側吸引パイ
プ24、内部連通路51及びポンプ側吸引パイプ25を
通り、吸引ポンプ側に排出される。
【0027】本実施形態は特に、以上の吸引ボタン76
における下端環状シール材52とその配置構造を特徴と
している。ピストン部材30を構成するピストン本体3
1は、ガイドシリンダ14の内周面に対してがたつくこ
となくその軸線方向に摺動可能に嵌まっている。このピ
ストン本体31の下端部(ガイドシリンダ14へ挿入さ
れる先端部)には、該ピストン本体31の中央部分より
も外径サイズの小さい筒状リブ60が、ガイドシリンダ
14の内方に向けて突設され、筒状リブ60の基端部に
はピストン本体31の軸線と直交する方向へ向けて環状
フランジ61が形成されている。この筒状リブ60と環
状フランジ61によって、下端環状シール材52を支持
するための端面環状凹部62が形成されている。つま
り、端面環状凹部62は、ガイドシリンダ14の内周面
に対向する側面部と挿入部側吸引パイプ24側に臨む端
面部の両方が開放された凹部として、ピストン本体31
の先端部外縁に形成されている。
【0028】下端環状シール材52は、筒状リブ60の
外周面と環状フランジ61の下面、すなわち端面環状凹
部62に対して、ゴムライニングによって隙間なく固定
されている。下端環状シール材52の自由状態における
外径サイズはガイドシリンダ14の内径サイズよりも大
きいため、該固定状態でピストン本体31をガイドシリ
ンダ14内に挿入すると、下端環状シール材52はガイ
ドシリンダ14の内周面に嵌合して弾性変形される。こ
こで、端面環状凹部62は、ガイドシリンダ14の内周
面に対向する側面部に加えてガイドシリンダ14の内方
(図1及び図2の下方)に臨む端面部側にも開放されて
いるため、下端環状シール材52は該端面部方向へ突出
するように弾性変形することが可能である。
【0029】なお、図5に示すように、下端環状シール
材52は、端面環状凹部62への固定部分から下方(ピ
ストン本体31の先端部方向)へ進むにつれて徐々にガ
イドシリンダ14の内周面に近づくようなハ字状の断面
形状をなしており、その最大外径部分がピストン本体3
1の先端部よりも下方へ突出している。そのため、下端
環状シール材52で実際にガイドシリンダ14に接触す
る部分は、筒状リブ60に規制されることなく径方向内
側に向けて弾性変形しやすくなっている。
【0030】以上の本実施形態のシリンダピストン機構
には次のような利点がある。まず、下端環状シール材5
2は端面環状凹部62に対して隙間なく固定されている
ため、下端環状シール材52と端面環状凹部62の間に
汚物や異物が入り込むことがない。よって、吸引ボタン
76を洗浄消毒する際に、下端環状シール材52を取り
外す手間や端面環状凹部62内側の角部分を洗浄する手
間がかからず作業性が良い。また、端面環状凹部62
は、ピストン本体31の先端部側にも開放されているの
で、下端環状シール材52は、端面環状凹部62に隙間
なく固定されているにも関わらず、下方に向けて弾性変
形することができる。そのため、下端環状シール材52
はガイドシリンダ14の内周面に適度な力で接触し、両
者の間に過度な摩擦が生じない。よって、ピストン部材
30の押圧時の摺動抵抗が大きくならず、良好な操作感
を得ることができる。
【0031】以上から明らかなように、本実施形態の吸
引ボタン76は、特に下端環状シール材52周りの洗浄
消毒が容易でありながら、この下端環状シール材52が
押圧操作時の摺動を重くすることがなく、メンテナンス
性と操作感の両方に優れている。本実施形態との比較の
ため、図11ないし図14に従来のシール材配置構造を
参考として示した。
【0032】図11及び図12は、上記実施形態と同様
のピストン本体31に対して断面コ字状のOリング収納
溝91を形成し、該Oリング収納溝91に断面丸形のO
リング92を嵌めた従来例を示している。該構造では、
Oリング収納溝91とOリング92の間に隙間があるた
め、洗浄消毒の際には、Oリング92を外してから、O
リング収納溝91の特に角部分を丁寧に洗浄する必要が
あり、手間がかかる。
【0033】図13及び図14は、ピストン本体31に
断面コ字状のOリング収納溝95を形成し、さらに該O
リング収納溝95にOリング96を隙間なく嵌まるよう
に固定した従来例を示す。該構造では、Oリング収納溝
95とOリング96の間に隙間がないため洗浄はしやす
い。しかし、Oリング収納溝95は、ピストン本体31
の先端部側も塞いでいるので、Oリング96が弾性変形
する余地が少なく、Oリング96とガイドシリンダ14
の間の摩擦抵抗が大きくなるおそれがある。
【0034】これらの比較例に比して、本実施形態のピ
ストンシリンダ構造は、洗浄消毒が容易でありながらピ
ストン部材移動時の抵抗が過大にならないという点で優
れている。
【0035】但し、本発明は図示実施形態に限定される
ものではない、例えば、本発明は実施形態のような内視
鏡の吸引用操作部に好適であるが、内視鏡の他の操作部
材に適用することも可能である。例えば、内視鏡には実
施形態の吸引ボタン76と同様に、押圧操作によって流
路を切り換えさせる送水ボタンや送気ボタンを設けたも
のがあるが、こうした送水送気ボタンに本発明のピスト
ンシリンダ構造を適用することもできる。本発明はま
た、内視鏡以外の様々な機器の操作部材等にも適用可能
である。
【0036】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ばメンテナンスが容易で摺動抵抗が過大になりにくいシ
リンダピストン機構及び流路切換シリンダピストン機構
を得ることが可能である。特に本発明によれば、洗浄消
毒が容易で操作感にも優れる内視鏡操作部材のシリンダ
ピストン機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンダピストン機構を内視鏡の吸引
ボタンに適用した実施形態の、非押圧状態における断面
を示す図である。
【図2】図1の吸引ボタンの押圧状態を示す断面図であ
る。
【図3】ガイドシリンダの取付構造を示す断面図であ
る。
【図4】図3の矢印IVに沿って見たガイドシリンダの平
面図である。
【図5】ガイドシリンダから取り外した状態のピストン
ユニットの断面図である。
【図6】図5のVI-VI断面線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII-VII断面線に沿う断面図である。
【図8】図1及び図2に示す吸引ボタンを搭載する内視
鏡の全体を示す外観図である。
【図9】図8の内視鏡の把持操作部付近を一部断面で示
す図である。
【図10】内視鏡の挿入部先端を図8の矢印Xに沿う方
向から見た図である。
【図11】本発明実施形態と比較するための、従来のシ
リンダピストン機構を有する吸引ボタンの非押圧状態の
断面図である。
【図12】図11の吸引ボタンの押圧状態の断面図であ
る。
【図13】本発明実施形態と比較するための、従来のシ
リンダピストン機構を有する吸引ボタンの非押圧状態の
断面図である。
【図14】図13の吸引ボタンの押圧状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 本体壁部 14 ガイドシリンダ 21 22 流体流通開口 24 挿入部側吸引パイプ(第2の流体流通管) 25 ポンプ側吸引パイプ(第1の流体流通管) 26 27 軟性チューブ 28 中継パイプ 30 ピストン部材 31 ピストン本体 32 押圧部 40 ピストン取付環 45 圧縮コイルばね 46 ビード部 47 環状フック部 48 側方切欠部 49 リーク穴 50 リーク凹部 51 内部連通路 52 下端環状シール材(環状シール部材) 53 側面環状シール材 54 回転規制溝 55 位置決めピン 60 筒状リブ 61 環状フランジ 62 端面環状凹部 70 内視鏡 71 挿入部 72 把持操作部 76 吸引ボタン 83 処置具チャンネル出口部(吸引用開口)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部がガイドシリンダ内に挿入された
    押圧可能なピストン部材を有するシリンダピストン機構
    において、 上記ピストン部材の先端部外縁に形成した、ガイドシリ
    ンダの内周面に対向する側面部とガイドシリンダ内方に
    臨む端面部とが開放された端面環状凹部;及び該端面環
    状凹部に支持され、上記ガイドシリンダの内周面に嵌合
    して該ガイドシリンダ内周面と上記ピストン部材の間を
    流体流通不能に密封する弾性変形可能な環状シール部
    材;を備え、 上記環状シール部材は、上記端面環状凹部に対して隙間
    なく固定され、ガイドシリンダの内周面と嵌合するとき
    ピストン部材の先端部から突出する方向へ弾性変形する
    ことを特徴とするシリンダピストン機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリンダピストン機構に
    おいて、上記環状シール部材は、その最大外径部がピス
    トン部材の先端部よりも軸線方向に突出しているシリン
    ダピストン機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のシリンダピスト
    ン機構において、 上記ガイドシリンダに連通する2つの流体流通管路を備
    え、 上記ピストン部材は、押圧状態で該2つの流体流通管路
    を連通させる内部連通路と、非押圧状態で一方の流体流
    通管路とガイドシリンダ外部を連通させる外気リーク用
    連通路とを備え、 上記環状シール部材は、他方の流体流通管路と外気リー
    ク用連通路との間を常時流体流通不能に塞いでいるシリ
    ンダピストン機構。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシリンダピストン機構
    は、内視鏡の吸引操作部を構成しており、 上記2つの流体流通管路のうち、ピストン部材の非押圧
    状態で外気と連通される一方には吸引ポンプが接続し、
    他方の流体流通管路は内視鏡の挿入部に設けた吸引用開
    口に接続し、 上記ピストン部材の押圧操作によって上記吸引ポンプか
    ら上記吸引用開口までが流体流通可能に連通されるシリ
    ンダピストン機構。
  5. 【請求項5】 両端部が開放され、かつ該両端部の間の
    周面部に開口を有するガイドシリンダ;該ガイドシリン
    ダの上記周面部の開口と一端部の開口にそれぞれ接続す
    る第1と第2の流体流通管;ガイドシリンダ内に移動可
    能に支持され、その先端部がガイドシリンダ一端部開口
    側の上記第2の流体流通管に対向して位置するピストン
    部材;該ピストン部材に設けた、ピストン部材の特定移
    動位置では上記第1と第2の流体流通管を連通させ、ピ
    ストン部材の異なる移動位置では上記第2の流体流通管
    側とは反対側のガイドシリンダ端部開口と上記第1の流
    体流通管路とを連通させる流体流通切換路;及び上記ガ
    イドシリンダの内周面と上記ピストン部材の外周面の間
    に設けた、該ピストン部材の位置に関わらず上記ガイド
    シリンダの両端部開口の間で流体流通不能とさせる弾性
    変形可能な環状シール材;を有し、 上記ピストン部材の先端部外縁に、ガイドシリンダの内
    周面に対向する側面部と上記第2の流体流通管側に臨む
    端面部とが開放された端面環状凹部を形成し、 該端面環状凹部に対して上記環状シール部材を隙間なく
    固定し、 該環状シール部材が上記ガイドシリンダの内周面と嵌合
    するとき、ピストン部材の先端部から突出する方向へ弾
    性変形することを特徴とする流路切換シリンダピストン
    機構。
  6. 【請求項6】 内視鏡本体の開口部に固定したガイドシ
    リンダ;先端部が該ガイドシリンダ内に挿入され外部か
    ら押圧可能なピストン部材;該ピストン部材の先端部外
    縁に形成した、ガイドシリンダの内周面に対向する側面
    部とガイドシリンダ内方に臨む端面部とが開放された端
    面環状凹部;及び該端面環状凹部に支持され、上記ガイ
    ドシリンダの内周面に嵌合して該ガイドシリンダ内周面
    と上記ピストン部材の間を流体流通不能に密封する弾性
    変形可能な環状シール部材;を備え、 上記環状シール部材は、上記端面環状凹部に対して隙間
    なく固定され、ガイドシリンダの内周面と嵌合するとき
    ピストン部材の先端部から突出する方向へ弾性変形され
    ることを特徴とする内視鏡操作部材のシリンダピストン
    機構。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の内視鏡操作部材のシリン
    ダピストン機構において、上記環状シール部材は、その
    最大外径部がピストン部材の先端部よりも軸線方向に突
    出している内視鏡操作部材のシリンダピストン機構。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の内視鏡操作部材
    のシリンダピストン機構において、内視鏡本体内に、上
    記ガイドシリンダに連通する2つの流体流通管路を備
    え、 上記ピストン部材は、押圧状態で該2つの流体流通管路
    を連通させる内部連通路と、非押圧状態で一方の流体流
    通管路と内視鏡外部を連通させる外気リーク用連通路を
    備え、 上記環状シール部材は、他方の流体流通管路と外気リー
    ク用連通路との間を常時流体流通不能に塞いでいる内視
    鏡操作部材のシリンダピストン機構。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の内視鏡操作部材のシリン
    ダピストン機構において、 上記2つの流体流通管路のうち、ピストン部材の非押圧
    状態で外気と連通される一方には内視鏡本体外に設けた
    吸引ポンプが接続し、他方の流体流通管路は内視鏡の挿
    入部に設けた吸引用開口に接続し、 上記ピストン部材の押圧操作によって上記吸引ポンプか
    ら上記吸引用開口までが流体流通可能に連通される内視
    鏡操作部材のシリンダピストン機構。
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