JP2002188359A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ

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JP2002188359A
JP2002188359A JP2000389879A JP2000389879A JP2002188359A JP 2002188359 A JP2002188359 A JP 2002188359A JP 2000389879 A JP2000389879 A JP 2000389879A JP 2000389879 A JP2000389879 A JP 2000389879A JP 2002188359 A JP2002188359 A JP 2002188359A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤでもって、窓ガラスを牽引し、昇降さ
せるワイヤ式のウインドレギュレータであって、主要構
成部品の共通化が容易なウインドレギュレータを提供す
ること。 【解決手段】 ステイ21,22は、窓ガラスWの幅方
向に離間し且つ窓ガラスWの昇降方向に向けて並列に配
置され、ドアインナパネルに固定される。ステイ21,
22は、共に、アッパステイ部材とロアステイ部材とを
一部が重なり合うように配置して、その重合部を固着し
たもので構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドア等の窓
ガラスを昇降させるウインドレギュレータに関し、特
に、モータにより駆動されるワイヤでもって、窓ガラス
を牽引し、昇降させるワイヤ式ウインドレギュレータに
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサイドドアの窓ガラスを昇降さ
せるウインドレギュレータとして、図6に示すものがあ
る。この図において、ガイドレール1,2は、窓ガラス
Wの幅方向(車の前後方向)に離間し且つ窓ガラスWの
昇降方向に向けて並列に配置され、図示しないドアイン
ナパネルに固定されている。
【0003】このガイドレール1,2の上端近傍(上方
の端部若しくはその近傍)には、それぞれアッパガイド
としてのアッパプーリ3,4が設けられている。又、ガ
イドレール1,2の下端近傍(下方の端部若しくはその
近傍)には、それぞれロアガイドとしてのロアプーリ
5,6が設けられている。
【0004】正逆回転が可能なモータ7やこれによって
回転駆動されるドラム8は、ガイドレール1とガイドレ
ール2の間に固定されたベースプレート10上に設けら
れている。又、ガイドレール1とガイドレール2は図示
しないドアインナパネルに固定されている。ワイヤ9
は、ドラム8から、ガイドレール1側のロアプーリ5,
アッパプーリ3へと掛け渡された後、ガイドレール2側
のロアプーリ6,アッパプーリ4へと掛け渡され、ドラ
ム8に戻るように、たすき掛け状に掛け回されている。
又、ワイヤ9は、ドラム8に、複数ターン巻かれてい
る。
【0005】このたすき掛け状の掛け回しにより、ワイ
ヤ9のアッパプーリ3・ロアプーリ5間の張架部分は、
アッパプーリ4・ロアプーリ6間の張架部分と同方向に
昇降することになる。
【0006】窓ガラスWの下端前方位置を支持するスラ
イダベース11は、ワイヤ9におけるアッパプーリ3・
ロアプーリ5間の張架部分に係止され、窓ガラスWの下
端後方位置を支持するスライダベース12は、ワイヤ9
におけるアッパプーリ4・ロアプーリ6間の張架部分に
係止されている。
【0007】上記構成により、モータ7が正転すると、
所定方向にドラム8が回転し、これに巻き掛けられたワ
イヤ9が移動して、スライダベース11,12が上昇
し、窓ガラスWも上昇することになる。一方、モータ7
が逆転すると、スライダベース11,12が下降し、窓
ガラスWも下降することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】車両ではその車種によ
って、窓ガラスWのストローク(昇降量)やリード角θ
が異なるため、車種毎に、窓ガラスWの昇降ストローク
やリード角θが異なるウインドレギュレータを用意する
必要がある。即ち、上記ウインドレギュレータの構成で
は、車種に応じて、異なる形状の主要構成部品(上記従
来技術におけるガイドレール等)を製作しなければなら
ず、ウインドレギュレータのコストアップの原因になっ
ていた。
【0009】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その課題は、主要構成部品の共通化が
容易なウインドレギュレータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明の内、請求項1記載の発明は、窓ガラスの幅方向に
離間し且つ窓ガラスの昇降方向に向けて並列に配置され
た第1,第2ステイと、該第1,第2ステイの上端近傍
にそれぞれ配置された第1,第2アッパガイドと、前記
第1,第2ステイの下端近傍にそれぞれ配置された第
1,第2ロアガイドと、正逆回転が可能なモータと、該
モータにより回転駆動されるドラムと、前記第1アッパ
ガイド・第1ロアガイド間に上下方向に掛け渡されると
共に前記第2アッパガイド・第2ロアガイド間にも上下
方向に掛け渡され、前記第2アッパガイド・第2ロアガ
イド間の張架部分が、前記第1アッパガイド・第1ロア
ガイド間の張架部分と同方向に昇降するように、前記第
1,第2アッパガイド及び前記第1,第2ロアガイドに
掛け回され、その一部は、前記ドラムに巻き掛けられ、
前記第1アッパガイド・第1ロアガイド間の張架部分と
前記第2アッパガイド・第2ロアガイド間の張架部分と
で窓ガラスを支持するワイヤと、を備え、前記第1,第
2ステイは、共に、アッパステイ部材とロアステイ部材
とを一部が重なり合うように配置して、その重合部を固
着したもので構成されることを特徴とするものである。
【0011】本発明において、モータが正転すると、こ
の回転がドラムに伝わり、ドラムが所定方向に回転し、
これに巻き掛けられたワイヤが移動して、窓ガラスが上
昇することになる。一方、モータが逆転すると、窓ガラ
スが下降することになる。
【0012】本発明では、アッパステイ部材とロアステ
イ部材との重合部の長さを変えて固着することにより、
種々の長さの第1,第2ステイを作製することができ
る。このため、車種が異なる場合であっても、同じ形状
のアッパステイ部材とロアステイ部材を用いることで、
主要部品である第1,第2ステイを実質的には共通化で
きる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のウ
インドレギュレータにおいて、前記第1,第2ステイ
に、ウインドレギュレータをドアインナパネルに取り付
けるためのブラケットを固着したことを特徴とするもの
である。
【0014】請求項2記載の発明では、ブラケットを用
いてウインドレギュレータをドアインナパネルに取り付
けることになる。この場合、このブラケットの第1,第
2ステイへの固着位置を変えることで、種々の車両のド
アインナパネルに装着できる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1〜2記載
のウインドレギュレータにおいて、前記第1,第2ステ
イ間にベースプレートを固着し、該ベースプレート上
に、前記モータと前記ドラムとを配置したことを特徴と
するものである。
【0016】請求項3記載の発明では、モータとドラム
を同一部材に取り付けるため、取り付け作業が容易にな
る。請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載のウイン
ドレギュレータにおいて、前記第1ステイのアッパステ
イ部材と前記第2ステイのロアステイ部材とが同一形状
であり、前記第1ステイのロアステイ部材と前記第2ス
テイのアッパステイ部材とが同一形状であることを特徴
とするものである。
【0017】請求項4記載の発明では、第1,第2ステ
イを構成する部品を共通化できる。請求項5記載の発明
は、請求項1〜4記載のウインドレギュレータにおい
て、前記ワイヤにおける前記第1アッパガイド・第1ロ
アガイド間の張架部分と前記第1ステイとが離れ、前記
第2アッパガイド・第2ロアガイド間の張架部分と前記
第2ステイとが離れるように、前記第1,第2ステイを
略弓形に形成したことを特徴とするものである。
【0018】請求項5記載の発明では、窓ガラスの曲が
り等の原因でワイヤが湾曲した場合でも、第1アッパガ
イド・第1ロアガイド間の張架部分と第1ステイとが干
渉しなくなり、第2アッパガイド・第2ロアガイド間の
張架部分と第2ステイとが干渉しなくなる。
【0019】請求項6記載の発明は、窓ガラスの昇降方
向に向けて配置されたステイと、該ステイの上端近傍に
窓ガラスの幅方向に離間して配置された第1,第2アッ
パガイドと、前記ステイの下端近傍に窓ガラスの幅方向
に離間して配置された第1,第2ロアガイドと、前記ス
テイ上に取り付けられ正逆回転が可能なモータと、前記
ステイ上に回転可能に支持され前記モータにより回転駆
動されるドラムと、前記第1アッパガイド・第1ロアガ
イド間に上下方向に掛け渡されると共に前記第2アッパ
ガイド・第2ロアガイド間にも上下方向に掛け渡され、
前記第2アッパガイド・第2ロアガイド間の張架部分
が、前記第1アッパガイド・第1ロアガイド間の張架部
分と同方向に昇降するように、前記第1,第2アッパガ
イド及び前記第1,第2ロアガイドに掛け回され、その
一部は、前記ドラムに巻き掛けられ、前記第1アッパガ
イド・第1ロアガイド間の張架部分と前記第2アッパガ
イド・第2ロアガイド間の張架部分とで窓ガラスを支持
するワイヤと、を備え、前記ステイは、上下方向に並ん
だ複数の分割ステイ部材でなり、隣接する分割ステイ部
材同士は、一部が重なり合うように配置され、且つその
重合部が固着されていることを特徴とするものである。
【0020】請求項6記載の発明では、隣接する分割ス
テイ部材同士の重合部の長さを変えて固着することによ
り、種々の長さのステイを作製することになるため、車
種が異なる場合であっても、共通の分割ステイ部材を用
いることで、主要部品であるステイを実質的には共通化
できる。しかも、ステイが1本であるために、構成が簡
単になる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、窓ガラスの案内をドア
サッシュ等にて行い、ウインドレギュレータにこの役割
を持たせないため、ウインドレギュレータ内に窓ガラス
を案内するガイドレールを有していない。しかし、ワイ
ヤ張設用のガイドを支える必要はあるので、上記従来例
中のガイドレールの代わりにステイを用いている。以
下、図1〜図3を用いて本発明の第1の形態例を説明す
る。ここで、図1は第1の形態例の全体構成を示す図、
図2は図1中のステイを示す図、図3は図2中の切断線
A−Aにおける拡大断面図である。
【0022】まず、図1において、ステイ21,22
は、窓ガラスWの幅方向に離間し且つ窓ガラスWの昇降
方向に向けて並列に配置されるもので、図示しないドア
インナパネルに固定される。このステイ21,22は、
共に、アッパステイ部材とロアステイ部材とを一部が重
なり合うように配置して、その重合部を溶接することに
より作製される。図2及び図3にステイ22の詳細形状
を示した。
【0023】図2及び図3から明らかなように、ステイ
22はアッパステイ部材221とロアステイ部材222
からなり、アッパステイ部材221の下端部とロアステ
イ部材222の上端部は、図2中のLなる部分が重なり
合うように配置され、この重合部Lにて溶接されてい
る。本形態例では、この溶接にスポット溶接が用いら
れ、図2中のA1〜A4(×印)は、溶接点を示してい
る。尚、アッパステイ部材221の下端近傍の側部には
切り欠き221aが形成され、ここには、ロアステイ部
材222の上端側部222aが露出している。
【0024】更に、アッパステイ部材221,ロアステ
イ部材222をドアインナパネルに固定するために、ア
ッパステイ部材221(ステイ22)の上端近傍には、
固定用のブラケット223が溶接され、ロアステイ部材
222(ステイ22)の下端近傍には、固定用のブラケ
ット224が溶接されている。このブラケット223,
224とアッパステイ部材221,ロアステイ部材22
2との溶接は、図3に示す平坦な重合部分でなされる。
これらの溶接にもスポット溶接が用いられ、図2中のB
1〜B2,C1〜C2(×印)は、それぞれ溶接点を示
している。
【0025】ブラケット223には角柱状のナット22
3a,223bが溶接され、ブラケット224にも角柱
状のナット224a,224bが溶接されており、ここ
に螺合するボルトを用いて、ドアインナパネルへの固着
がなされる。
【0026】図1に示したように、ステイ21も、アッ
パステイ部材211とロアステイ部材212からなり、
アッパステイ部材211の下端部とロアステイ部材21
2の上端部は重なり合うように配置され、この重合部M
にて溶接されている。図1中のステイ21はステイ22
を180°回転したもの(上下を逆にしたもの)に相当
する。
【0027】即ち、ステイ21のアッパステイ部材21
1とステイ22のロアステイ部材222とは同一形状で
あり、ステイ21のロアステイ部材212とステイ22
のアッパステイ部材221とは同一形状である。又、ス
テイ21のアッパステイ部材211・ロアステイ部材2
12間は、ステイ22のロアステイ部材222・アッパ
ステイ部材221間と同様に溶接されている。そして、
ロアステイ部材212の上端近傍の側部には切り欠き2
12aが形成され、ここには、アッパステイ部材211
の下端側部211aが露出している。
【0028】ステイ21のアッパステイ部材211,ロ
アステイ部材212をドアインナパネルに固定するため
に、ステイ22の場合と同様に、アッパステイ部材21
1の上端近傍には、固定用のブラケット213が溶接さ
れ、ロアステイ部材212の下端近傍には、固定用のブ
ラケット214が溶接されている。ブラケット213,
214とアッパステイ部材211,ロアステイ部材21
2との溶接も、ステイ22の場合と全く同様である。
【0029】更に、ブラケット213には角柱状のナッ
ト213a,213bが溶接され、ブラケット214に
も角柱状のナット214a,214bが溶接されてお
り、ここに螺合するボルトを用いて、ドアインナパネル
への固着がなされる。
【0030】図1に示すように、ステイ21,22間に
は、ベースプレート23が溶接されている。詳細には、
ベースプレート23に形成された平坦な丘状凸部23
a,23b,23c,23dに、それぞれ、アッパステ
イ部材211の下端側部211a,ロアステイ部材21
2の中間部212b,アッパステイ部材221の中間部
221b,ロアステイ部材222の中間部222bが溶
接されている。これらの溶接にもスポット溶接が用いら
れ、図1中のD1,D2,E1,E2(×印)は、それ
ぞれの溶接点を示している。
【0031】尚、ロアステイ部材212の上記切り欠き
212aは、溶接点D1を、アッパステイ部材211と
ベースプレート23との2枚重ね状態にするためで、こ
れにより、溶接点D1での良好な溶接も確保される。
【0032】ベースプレート23上には、正逆回転が可
能なモータ24と、該モータ24により回転駆動される
ドラム25とが配置されている。このモータ24とドラ
ム25は、図6に示した従来のものと同様な構造を有す
るものである。ドラム25の外周には、後述のワイヤ3
5を巻き掛けるために、溝が螺旋状に切られている。
【0033】ステイ21,22(アッパステイ部材21
1,221)の上端近傍には、アッパガイドとして、そ
れぞれアッパプーリ31,32がピン等を用いて回転自
在に設けられている。又、ステイ21,22(ロアステ
イ部材212,222)の下端近傍には、ロアガイドと
して、それぞれロアプーリ33,34がピン等を用いて
回転自在に設けられている。
【0034】ワイヤ35は、ドラム25から、ステイ2
1側のロアプーリ33,アッパプーリ31へと掛け渡さ
れた後、ステイ22側のロアプーリ34,アッパプーリ
32へと掛け渡され、ドラム25に戻るように、たすき
掛け状に掛け回されている。又、ワイヤ35は、ドラム
25に、複数ターン巻かれている。
【0035】このたすき掛け状の掛け回しにより、ワイ
ヤ35のアッパプーリ31・ロアプーリ33間の張架部
分と、アッパプーリ32・ロアプーリ34間の張架部分
とは、同方向に昇降することになる。
【0036】尚、ドラム25を収納するドラムケース2
6とアッパプーリ32,ロアプーリ33との間には、こ
の部分に張られたワイヤ35を囲むようにアウタチュー
ブ(アウタケーシング)37,38が設けられている。
アッパプーリ31とロアプーリ34との間にも、この部
分に張られたワイヤ35を囲むようにアウタチューブ3
9が設けられている。
【0037】窓ガラスWの下端部を支持するキャリアプ
レート40には、角柱状のナット40a,40bが溶接
されており、ここに螺合するボルトを利用して、窓ガラ
スWとの連結がなされる。又、キャリアプレート40
は、ワイヤ35におけるアッパプーリ31・ロアプーリ
33間の張架部分35a並びにアッパプーリ32・ロア
プーリ34間の張架部分35bに係止されている。
【0038】ワイヤ35におけるアッパプーリ31・ロ
アプーリ33間の張架部分35aとステイ21とが離
れ、アッパプーリ32・ロアプーリ34間の張架部分3
5bとステイ22とが離れるように、ステイ21,22
は、図1に示すように、略弓形に形成されている。
【0039】次に、第1の形態例の作動について説明す
る。まず、窓ガラスWが閉められている状態(図1のよ
うにキャリアプレート40が上限位置にある状態)で、
モータ24を回転させ、ドラム25を図1における時計
方向に回転させると、これに巻き掛けられたワイヤ35
が移動して、キャリアプレート40が下降し、窓ガラス
Wが開くことになる。一方、窓ガラスWが開いた状態で
モータ24を逆転させると、キャリアプレート40が上
昇し、窓ガラスWが閉じることになる。
【0040】この形態例では、アッパステイ部材21
1,221とロアステイ部材212,222との重合部
M,Lの長さを変えて溶接することにより、種々の長さ
のステイ21,22を作製することができる。このた
め、車種が異なる場合であっても、同じ形状のアッパス
テイ部材211,221とロアステイ部材212,22
2を用いることで、主要部品であるステイ21,22を
実質的に共通化できる。
【0041】又、本形態例のように、ブラケット21
3,214,223,224を用いてウインドレギュレ
ータをドアインナパネルに取り付ける場合には、このブ
ラケット213,214,223,224のステイ2
1,22への溶接位置を変えることで、種々の車両のド
アインナパネルにウインドレギュレータを装着できる。
【0042】更に、ステイ21のアッパステイ部材21
1とステイ22のロアステイ部材222とが同一形状で
あり、ステイ21のロアステイ部材212とステイ22
のアッパステイ部材221とが同一形状であるため、ス
テイ21,22を構成する部品を共通化できる。
【0043】又、ステイ21,22を弓形に形成したこ
とにより、窓ガラスの曲がり等の原因でワイヤ35が湾
曲した場合でも、ワイヤ35におけるアッパプーリ31
・ロアプーリ33間の張架部分35aとステイ21とが
干渉したり、アッパプーリ32・ロアプーリ34間の張
架部分35bとステイ22とが干渉したりすることはな
い。
【0044】尚、本発明は上記形態例に限るものではな
い。例えば、上記形態例では、単一のドラムを用い、ワ
イヤをたすき掛けしたが、この構成については種々の変
形が考えられる。その一例を挙げれば、ステイ21側と
ステイ22側では異なるワイヤを用い、それぞれのワイ
ヤをドラムに逆方向に巻き付けるようにしてもよい。ド
ラムについてもステイ21側とステイ22側で別のドラ
ムを用いるようにしてもよい。
【0045】又、上記形態例では、2本のステイ21,
22を用い、これらをベースプレート23で連結した
が、ステイ21,22を1本にまとめ、更に、この1本
のステイにベースプレート23の機能をも持たせるよう
に構成することも可能である。図4はこのように構成し
た第2の形態例の全体構成を示す図である。
【0046】図4において、1本のステイ51は上下方
向に並んだ二つの分割ステイ部材(アッパステイ部材5
11とロアステイ部材512)からなり、アッパステイ
部材511の下端部とロアステイ部材512の上端部
は、図4中のNなる部分が重なり合うように配置され、
この重合部Nにて溶接されている。本形態例では、この
溶接にスポット溶接が用いられる。図4中のF1〜F4
(×印)は、この溶接点を示している。
【0047】更に、アッパステイ部材511,ロアステ
イ部材512をドアインナパネルに固定するために、ア
ッパステイ部材511の上端近傍には、固定用の角柱状
ナット511a,511bが溶接され、ロアステイ部材
512の下端近傍にも、固定用の角柱状ナット512a
が溶接されている。そして、これらのナットに螺合する
ボルトを用いて、ステイ51のドアインナパネルへの固
着がなされる。
【0048】アッパステイ部材511上には、正逆回転
が可能なモータ54と、該モータ54により回転駆動さ
れるドラム55とが配置されている。このモータ54と
ドラム55は、前述の形態例のものと同様な構造を有し
ている。
【0049】アッパステイ部材511の上端近傍には、
アッパガイドとして、プーリ61,62が、窓ガラスW
の幅方向に離間して、ピン等を用いて回転自在に設けら
れている。又、ロアステイ部材512の下端近傍には、
ロアガイドとして、それぞれ略半月形のガイド63,6
4が、円弧状外周面(摺接面)を下方に向けて配置され
ている。
【0050】ワイヤ65は、ドラム55から、ガイド6
3の円弧状外周面,プーリ61へと掛け渡された後、ガ
イド64の円弧状外周面,プーリ62へと掛け渡され、
ドラム55に戻るように、たすき掛け状に掛け回されて
いる。
【0051】このたすき掛け状の掛け回しにより、ワイ
ヤ65のプーリ61・ガイド63間の張架部分と、プー
リ62・ガイド64間の張架部分とは、同方向に昇降す
ることになる。尚、ドラム55を収納するドラムケース
56とプーリ62,ガイド63との間には、この部分に
張られたワイヤ65を囲むようにアウタチューブ(アウ
タケーシング)67,68が設けられている。プーリ6
1とガイド64との間にも、この部分に張られたワイヤ
65を囲むようにアウタチューブ69が設けられてい
る。
【0052】窓ガラスWの下端部を支持するキャリアプ
レート70には、角柱状のナット70a,70bが溶接
されており、ここに螺合するボルトを利用して、窓ガラ
スWとの連結がなされる。又、キャリアプレート70
は、ワイヤ65におけるプーリ61・ガイド63間の張
架部分65a並びにプーリ62・ガイド64間の張架部
分65bに係止されている。
【0053】次に、第2の形態例の作動について説明す
る。まず、窓ガラスWが閉められている状態(図4のよ
うにキャリアプレート70が上限位置にある状態)で、
モータ54を回転させ、ドラム55を図4における反時
計方向に回転させると、これに巻き掛けられたワイヤ6
5が移動して、キャリアプレート70が下降し、窓ガラ
スWが開くことになる。一方、窓ガラスWが開いた状態
でモータ54を逆転させると、キャリアプレート70が
上昇し、窓ガラスWが閉じることになる。
【0054】この形態例では、アッパステイ部材511
とロアステイ部材512との重合部Nの長さを変えて溶
接することにより、種々の長さのステイ51を作製する
ことができる。このため、車種が異なる場合であって
も、同じ形状のアッパステイ部材511とロアステイ部
材512を用いることで、主要部品であるステイ51を
実質的には共通化できる。しかも、1本のステイ51を
用いるだけであり、構成が簡単になる。
【0055】上記第2の形態例では、ステイ51を上下
方向に並んだ二つの分割ステイ部材(アッパステイ部材
511とロアステイ部材512)で構成したが、3つ以
上の分割ステイ部材で構成してもよい。図5は、第2の
形態例におけるステイ51を上下方向に並んだ3つの分
割ステイ部材で構成した場合を示す図である。このステ
イ51は、アッパステイ部材511とロアステイ部材5
12と中間ステイ部材513から構成されている。隣接
する分割ステイ部材同士は、一部が重なり合うように配
置され、且つその重合部が溶接されている。この溶接に
はスポット溶接が用いられ、図5中のG1〜G4(×
印)は、溶接点を示している。このステイ51では、中
間ステイ部材513にモータ54やドラム55が配置さ
れる。
【0056】更に、第2の形態例におけるワイヤ65や
ドラム55についても、第1の形態例と同様な変形が可
能である。尚、上記第1及び第2の形態例においては、
分割ステイ部材(アッパステイ部材、ロアステイ部材
等)の固着を溶接で行う場合を示したが、この固着は、
かしめによる固着(例えば、一方の部材に円筒状突起
を、他方の部材にこれが嵌入する穴をそれぞれ設け、穴
を通した円筒状突起の先端を押し広げる)や、ボルトと
ナットによる固着(例えば、一方の部材に長穴を、他方
の部材に円形穴を設け、円形穴及び長穴に挿通したボル
トをナットで締め付ける)等、どのような固着方法であ
ってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、第1,第2ステイが、共に、アッパステイ部材
とロアステイ部材とを一部が重なり合うように配置し
て、その重合部を固着したもので構成されるため、アッ
パステイ部材とロアステイ部材との重合部の長さを変え
て固着することにより、種々の長さの第1,第2ステイ
を作製することができる。このため、車種が異なる場合
であっても、同じ形状のアッパステイ部材とロアステイ
部材を用いることで、主要部品である第1,第2ステイ
を実質的には共通化できる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、ブラケット
を用いてウインドレギュレータをドアインナパネルに取
り付けるが、このブラケットの第1,第2ステイへの固
着位置を変えることで、種々の車両のドアインナパネル
に装着できる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、モータとド
ラムを同一部材に取り付けることになるため、その取り
付け作業が容易になる。請求項4記載の発明によれば、
第1ステイのアッパステイ部材と第2ステイのロアステ
イ部材とが同一形状であり、第1ステイのロアステイ部
材と第2ステイのアッパステイ部材とが同一形状である
ため、第1,第2ステイを構成する部品を共通化でき
る。
【0060】請求項5記載の発明によれば、窓ガラスの
曲がり等の原因でワイヤが湾曲した場合でも、第1アッ
パガイド・第1ロアガイド間の張架部分と第1ステイと
は干渉せず、第2アッパガイド・第2ロアガイド間の張
架部分と第2ステイとは干渉しない。よって、窓ガラス
はスムーズな昇降を行える。
【0061】請求項6記載の発明によれば、隣接する分
割ステイ部材同士の重合部の長さを変えて固着すること
により、種々の長さのステイを作製することができるた
め、車種が異なる場合であっても、共通の分割ステイ部
材を用いることで、主要部品であるステイを実質的には
共通化できる。しかも、ステイが1本であるために、構
成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の形態例の全体構成を示す図である。
【図2】図1中のステイを示す図である。
【図3】図2中の切断線A−Aにおける拡大断面図であ
る。
【図4】第2の形態例の全体構成を示す図である。
【図5】図4中のステイの他の構成を示す図である。
【図6】従来のウインドレギュレータの全体構成を示す
図である。
【符号の説明】
21,22,51 ステイ 23 ベースプレート 24,54 モータ 25,55 ドラム 26,56 ドラムケース 31,32 アッパプーリ(アッパガイ
ド) 33,34 ロアプーリ(ロアガイド) 35,65 ワイヤ 40,70 キャリアプレート 61,62 プーリ(アッパガイド) 63,64 ガイド(ロアガイド) 211,221,511 アッパステイ部材 212,222,512 ロアステイ部材 213,214,223,224 ブラケット 513 中間ステイ部材 W 窓ガラス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓ガラスの幅方向に離間し且つ窓ガラス
    の昇降方向に向けて並列に配置された第1,第2ステイ
    と、 該第1,第2ステイの上端近傍にそれぞれ配置された第
    1,第2アッパガイドと、 前記第1,第2ステイの下端近傍にそれぞれ配置された
    第1,第2ロアガイドと、 正逆回転が可能なモータと、 該モータにより回転駆動されるドラムと、 前記第1アッパガイド・第1ロアガイド間に上下方向に
    掛け渡されると共に前記第2アッパガイド・第2ロアガ
    イド間にも上下方向に掛け渡され、前記第2アッパガイ
    ド・第2ロアガイド間の張架部分が、前記第1アッパガ
    イド・第1ロアガイド間の張架部分と同方向に昇降する
    ように、前記第1,第2アッパガイド及び前記第1,第
    2ロアガイドに掛け回され、その一部は、前記ドラムに
    巻き掛けられ、前記第1アッパガイド・第1ロアガイド
    間の張架部分と前記第2アッパガイド・第2ロアガイド
    間の張架部分とで窓ガラスを支持するワイヤと、を備
    え、 前記第1,第2ステイは、共に、アッパステイ部材とロ
    アステイ部材とを一部が重なり合うように配置して、そ
    の重合部を固着したもので構成されることを特徴とする
    ウインドレギュレータ。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2ステイに、ウインドレギ
    ュレータをドアインナパネルに取り付けるためのブラケ
    ットを固着したことを特徴とする請求項1記載のウイン
    ドレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2ステイ間にベースプレー
    トを固着し、該ベースプレート上に、前記モータと前記
    ドラムとを配置したことを特徴とする請求項1又は2記
    載のウインドレギュレータ。
  4. 【請求項4】 前記第1ステイのアッパステイ部材と前
    記第2ステイのロアステイ部材とが同一形状であり、前
    記第1ステイのロアステイ部材と前記第2ステイのアッ
    パステイ部材とが同一形状であることを特徴とする1〜
    3の何れかに記載のウインドレギュレータ。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤにおける前記第1アッパガイ
    ド・第1ロアガイド間の張架部分と前記第1ステイとが
    離れ、前記第2アッパガイド・第2ロアガイド間の張架
    部分と前記第2ステイとが離れるように、前記第1,第
    2ステイを略弓形に形成したことを特徴とする請求項1
    〜4の何れかに記載のウインドレギュレータ。
  6. 【請求項6】 窓ガラスの昇降方向に向けて配置された
    ステイと、 該ステイの上端近傍に窓ガラスの幅方向に離間して配置
    された第1,第2アッパガイドと、 前記ステイの下端近傍に窓ガラスの幅方向に離間して配
    置された第1,第2ロアガイドと、 前記ステイ上に取り付けられ正逆回転が可能なモータ
    と、 前記ステイ上に回転可能に支持され前記モータにより回
    転駆動されるドラムと、 前記第1アッパガイド・第1ロアガイド間に上下方向に
    掛け渡されると共に前記第2アッパガイド・第2ロアガ
    イド間にも上下方向に掛け渡され、前記第2アッパガイ
    ド・第2ロアガイド間の張架部分が、前記第1アッパガ
    イド・第1ロアガイド間の張架部分と同方向に昇降する
    ように、前記第1,第2アッパガイド及び前記第1,第
    2ロアガイドに掛け回され、その一部は、前記ドラムに
    巻き掛けられ、前記第1アッパガイド・第1ロアガイド
    間の張架部分と前記第2アッパガイド・第2ロアガイド
    間の張架部分とで窓ガラスを支持するワイヤと、を備
    え、 前記ステイは、上下方向に並んだ複数の分割ステイ部材
    でなり、隣接する分割ステイ部材同士は、一部が重なり
    合うように配置され、且つその重合部が固着されている
    ことを特徴とするウインドレギュレータ。
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CN104712210A (zh) * 2015-03-11 2015-06-17 漳州国全工业有限公司 一种提高汽车门窗升降器可靠性的方法及其结构

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