JP2002188250A - 太陽電池モジュール用架台の設置方法及び設置構造 - Google Patents

太陽電池モジュール用架台の設置方法及び設置構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セメント系屋根材に対しても架台を設置する
ことができ、太陽電池モジュールの適用屋根を拡張し得
る太陽電池モジュール用架台の設置方法及び設置構造を
提供する。 【解決手段】 既築の屋根に太陽電池モジュールを取り
付けるための架台1を設置するもので、屋根材11の所
定個所にコアドリルにより貫通孔12を設ける工程と、
上記貫通孔に中空管13を所定の遊びを有した状態で挿
入し、その中空管の下端を野地板10に当接する工程
と、上記中空管内にコーキング材16を注入した後、架
台を中空管の上端に載せ、架台に設けたネジ孔から木ネ
ジ15を中空管内を通して野地板にねじ込んで架台を固
定する工程と、上記貫通孔と中空管との間の隙間に接着
剤14を充填して中空管を屋根材に固着する工程とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既築の屋根に太陽
電池モジュール(太陽電池パネルともいう)を取り付け
るための太陽電池モジュール用架台の設置方法及び設置
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、既築の屋根に太陽電池モジュー
ルを取り付ける場合には、例えば図3及び図4に示すよ
うに、先ず、屋根にチャンネル形状の長尺物である架台
1を屋根の傾斜方向(縦方向)又はこれと直交する方向
(横方向)に延びた状態で複数本互いに並列に設置す
る。しかる後、隣り合う2本の架台1,1間に太陽電池
モジュール2を掛け渡して載せ、この太陽電池モジュー
ル2の両側縁をそれぞれモジュール間カバー3又はモジ
ュール側面カバー4により架台1に固定することによ
り、太陽電池モジュール2の取付作業を行っている。
尚、図3中、5は太陽電池モジュール2の架台1端側の
側面を覆う化粧カバーであって、この化粧カバー5の両
端はそれぞれ架台1の端面に取付金具6を介して取り付
けられる。7は化粧カバー5の端部に装着される化粧キ
ャップである。
【0003】そして、上記架台1を既築の屋根に設置す
る場合、屋根材の種類に応じて異なる方法が採られてい
る。例えば屋根材が粘土瓦の場合には、特開平11−3
24259号公報などに開示されるように、既存の1枚
の粘土瓦を取り外し、それに替えて粘土瓦と同一形状で
かつ取付部を有する金属製の支持瓦を取り付ける。そし
て、この支持瓦を屋根の少なくとも4個所に設け、屋根
の縦方向2個所の支持瓦の取付部間にそれぞれ長尺物で
ある縦桟を掛け渡し下固定金具などにより固定した後、
この2本の縦桟間に横桟としての架台を掛け渡し上固定
金具などにより固定するものである。
【0004】また、屋根材がスレートの場合には、先
ず、屋根の縦方向に所定間隔毎にドリルで下穴を開ける
とともに、それらの下穴の各個所にそれぞれ中心孔を有
するクッション材を貼付ける。次に、各クッション材の
中心孔にコーキング材を注入した後、これらのクッショ
ン材を介在して架台を屋根材上に載せ、この架台に設け
たネジ孔から木ネジをクッション材の中心孔及びスレー
トの下穴を通して野地板にねじ込んで固定するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、屋根材が厚
形スレートやコンクリート瓦などのセメント系のもので
ある場合、スレートと同様な方法で架台を固定すること
ができず、太陽電池モジュールの設置は、従来できない
ものとされていた。これは、セメント系屋根材がスレー
トに比べて硬くかつ脆弱であることから、通常のドリル
でセメント系屋根材に下穴を開けると亀裂や欠けなどが
生じ、また太陽電池モジュールなどの重い荷重が架台を
介してセメント系屋根材にかかると破損を生じ、雨漏り
を招く虞があったからである。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、セメント系屋根材に対
しても架台を設置することができ、太陽電池モジュール
の適用屋根を拡張し得る太陽電池モジュール用架台の設
置方法及び設置構造を提供せんとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の課題を解決する
ため、請求項1に係る発明は、既築の屋根に太陽電池モ
ジュールを取り付けるための架台を設置する設置方法と
して、屋根材の所定個所にコアドリルにより貫通孔を設
ける工程と、上記貫通孔に中空管を所定の遊びを有した
状態で挿入し、その中空管の下端を野地板に当接する工
程と、上記中空管内にコーキング材を注入した後、架台
を中空管の上端に載せ、架台に設けたネジ孔から木ネジ
を中空管内を通して野地板にねじ込んで架台を固定する
工程と、上記貫通孔と中空管との間の隙間に接着剤を充
填して中空管を屋根材に固着する工程とを備える構成と
する。
【0008】この構成では、屋根材に貫通孔を設けるに
際し、通常のドリルと比べて切削面の小さいコアドリル
を用いることにより、亀裂や欠けなどの発生を可及的に
抑制することができる。また、架台の設置後、その架台
は、屋根材上に載置されることなく、中空管を介して野
地板に支持されるため、屋根材に太陽電池モジュールな
どの重い荷重がかかることはなく、屋根材が破損などを
生じることはない。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の太
陽電池モジュール用架台の設置方法において、特に施工
上の観点から、木ネジの野地板へのねじ込みにより架台
を固定する工程と、貫通孔と中空管との間の隙間に接着
剤を充填して中空管を屋根材に固着する工程との時間的
な前後関係を限定するものである。すなわち、木ネジの
野地板へのねじ込みにより架台を固定した後、接着剤を
貫通孔と中空管との間の隙間に充填する構成とする。こ
の構成では、木ネジの野地板へのねじ込みにより架台を
固定し、中空管の下端を野地板に密着した状態で中空管
と屋根材の貫通孔との間の隙間への接着剤の充填が行わ
れるため、架台の固定強度を高めることができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の太陽電池モジュール用架台の設置方法を、特に、上
記屋根材が、厚形スレートやコンクリート瓦などのセメ
ント系のものである場合に適用するものであり、太陽電
池モジュールの適用屋根を拡張することができる。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1記載の太
陽電池モジュール用架台の設置方法を、物つまり設置構
造として把握したものである。すなわち、既築の屋根に
太陽電池モジュールを取り付けるための架台が設置され
た設置構造として、屋根材の所定個所に貫通孔がコアド
リルにより設けられ、この貫通孔には外径が貫通孔の内
径よりも所定寸法小さい中空管がその下端を野地板に当
接した状態で挿入され、この中空管は、貫通孔と中空管
との間の隙間に充填した接着剤により屋根材に固着され
ており、中空管の上端には架台が載せられているととも
に、この架台に設けたネジ孔から木ネジがコーキング材
を充填した中空管内を通して野地板にねじ込まれて、架
台が中空管を介して野地板に支持されている構成とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の一実施形
態に係る太陽電池モジュール用架台の設置構造を示し、
10は既築の屋根の野地板、11はこの野地板10上に
葺かれた屋根材であって、この屋根材11は、本実施形
態では厚形スレートやコンクリート瓦などのセメント系
のものである。屋根材11上に太陽電池モジュール用架
台1が所定の隙間をあけて浮かした状態で屋根の傾斜方
向(縦方向)に沿って配置されている。尚、架台1及び
太陽電池モジュール2などの構成は、図3及び図4に示
す従来のものと同じである。
【0013】上記屋根材11には架台1の底面1aに設
けたネジ孔(図示せず)に対応した個所にそれぞれ貫通
孔12がコアドリルにより設けられいる。この貫通孔1
2には外径が貫通孔12の内径よりも所定寸法(2〜4
mm程度)小さい金属製の中空管13がその下端を野地
板10に当接した状態で挿入され、この中空管13は、
貫通孔12と中空管13との間の隙間に充填した接着剤
14により屋根材11に固着されている。上記中空管1
3の上端には架台1の底面1aが載せられているととも
に、この架台1の底面1aのネジ孔から木ネジ15がコ
ーキング材16を充填した中空管13内を通して野地板
10にねじ込まれて、架台1が中空管13を介して野地
板10に支持されている。
【0014】次に、上記架台1及び太陽電池モジュール
2をセメント系の屋根材11上に設置する場合の作業手
順つまり設置方法について、主に図1及び図2を参照し
ながら説明する。
【0015】先ず、屋根材11の所定個所つまり架台1
のネジ孔に対応した個所にそれぞれコアドリルにより貫
通孔12を設ける。コアドリルは、円管状のコアビット
の先端にダイヤモンド製の切削刃を有するもので、ドリ
ルスタンドなどを用いてコアビットを被切削面である屋
根材11に対し略垂直に立てた状態で切削を行う。この
コアドリルにより貫通孔12を切削する際には、その切
削面が通常のドリルと比べて小さくなることなどから、
屋根材11に亀裂や欠けなどが発生することはなく、美
麗な貫通孔12を切削することができる。
【0016】続いて、上記各貫通孔12に中空管13を
所定(隙間が1〜2mm程度)の遊びを有した状態で挿
入し、その中空管13の下端を野地板10に略垂直に当
接する。この状態のまま中空管13内にシリコンなどの
コーキング材16を注入する。しかる後、架台1の底面
1aを中空管13の上端に載せ、架台1の底面1aに設
けたネジ孔から木ネジ15を中空管13内を通して野地
板10にねじ込んで架台1を固定する。この際、中空管
13内のコーキング材16は、木ネジ15の野地板10
へのねじ込みに伴ってその間の隙間に浸透するため、木
ネジ15が野地板10を貫通してもこの個所で雨漏れな
どが発生することはない。
【0017】その後、上記貫通孔12と中空管13との
間の隙間に接着剤14を充填して中空管13を屋根材1
1に固着する。このことを、架台1のネジ孔に対応して
設けた屋根材11の全ての貫通孔12に対して行うこと
により、1本の架台1の設置作業が終了する。そして、
図3に示すように、このように設置した互いに隣り合う
2本の架台1,1間に太陽電池モジュール2を掛け渡し
て載せ、この太陽電池モジュール2の両側縁をそれぞれ
モジュール間カバー3又はモジュール側面カバー4によ
り架台1に固定し、また化粧カバー5及び化粧キャップ
7の取付などを行うことにより、太陽電池モジュール2
の取付作業が終了する。
【0018】このような架台1の設置方法によれば、屋
根材11がスレートに比べて脆弱な厚形スレートやコン
クリート瓦などのセメント系のものである場合にもその
屋根材11に貫通孔12を設けるに際し屋根材11に亀
裂や欠けなどが発生することはなく、また架台1の設置
後その架台1は、屋根材11上に載置支持されるのでは
なく、中空管13を介して野地板10に支持されるた
め、屋根材11に太陽電池モジュール2などの重い荷重
がかかることはなく、屋根材11が破損などを生じるこ
ともない。このため、セメント系の屋根材11に対して
も、雨漏りを招くことなく、太陽電池モジュール2を設
置することができ、太陽電池モジュール2の適用屋根を
拡張することができる。
【0019】その上、木ネジ15の野地板10へのねじ
込みにより架台1を固定した後、接着剤14を貫通孔1
2と中空管13との間の隙間に充填しているため、中空
管13の下端を野地板10に確実に密着した状態で中空
管13を屋根材11に固着することができ、架台1の固
定強度ひいては太陽電池モジュール2の支持強度を高め
ることができる。
【0020】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他種々の形態を包含するものである。
例えば上記実施形態の設置方法では、木ネジ15の野地
板10へのねじ込みにより架台1を固定した後、接着剤
14を貫通孔12と中空管13との間の隙間に充填して
中空管13を屋根材11に固着したが、本発明(詳しく
は請求項1に係る発明)は、接着剤14を貫通孔12と
中空管13との間の隙間に充填して中空管13を屋根材
11に固着した後、木ネジ15の野地板10へのねじ込
みにより架台1を固定するようにしてもよい。但し、こ
の場合、接着剤14の充填により中空管13を屋根材1
1に固着するときに中空管13の下端を野地板10に密
着させた状態に保持することが、その後の木ネジ15の
野地板10へのねじ込みの際に中空管13の変位を防止
し架台1の固定強度を高めるために必要である。
【0021】また、上記実施形態では、屋根材11が厚
形スレートやコンクリート瓦などのセメント系のもので
ある場合について述べたが、本発明は、屋根材がセメン
ト系以外の、例えば粘土瓦の場合にも適用することがで
きる。この場合、従来の架台の設置方法のような既存の
粘土瓦と取付部を有する金属製の支持瓦との取り替え作
業を行う必要がなく、設置作業の簡略化などに寄与する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明における太陽電池
モジュール用架台の設置方法及び設置構造によれば、屋
根材がセメント系のものである場合にもその屋根材に貫
通孔を設ける際亀裂や欠けなどの発生を可及的に抑制す
ることができ、また屋根材に太陽電池モジュールなどの
重い荷重がかからず、屋根材の破損などを防止すること
ができるので、太陽電池モジュールの適用屋根を拡張す
ることができ、実用性に優れた効果を奏するものであ
る。
【0023】特に、請求項2に係る発明では、木ネジの
野地板へのねじ込みにより架台を固定し、中空管の下端
を野地板に密着した状態で中空管と屋根材の貫通孔との
間の隙間への接着剤の充填が行われるため、架台の固定
強度を高めることができ、施工を良好なものにすること
ができるという効果を併有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る太陽電池モジュール用
架台の設置構造を示す縦断側面図である。
【図2】図1のA部分の一部切開拡大図である。
【図3】太陽電池モジュールの取付構造を示す分解斜視
図である。
【図4】架台の斜視図である。
【符号の説明】
1 架台 2 太陽電池モジュール 10 野地板 11 屋根材 12 貫通孔 13 中空管 14 接着剤 15 木ネジ 16 コーキング材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既築の屋根に太陽電池モジュールを取り
    付けるための架台を設置する設置方法であって、 屋根材の所定個所にコアドリルにより貫通孔を設ける工
    程と、 上記貫通孔に中空管を所定の遊びを有した状態で挿入
    し、その中空管の下端を野地板に当接する工程と、 上記中空管内にコーキング材を注入した後、架台を中空
    管の上端に載せ、架台に設けたネジ孔から木ネジを中空
    管内を通して野地板にねじ込んで架台を固定する工程
    と、 上記貫通孔と中空管との間の隙間に接着剤を充填して中
    空管を屋根材に固着する工程とを備えたことを特徴とす
    る太陽電池モジュール用架台の設置方法。
  2. 【請求項2】 上記木ネジの野地板へのねじ込みにより
    架台を固定した後、接着剤を貫通孔と中空管との間の隙
    間に充填する請求項1記載の太陽電池モジュール用架台
    の設置方法。
  3. 【請求項3】 上記屋根材は、厚形スレートやコンクリ
    ート瓦などのセメント系のものである請求項1又は2記
    載の太陽電池モジュール用架台の設置方法。
  4. 【請求項4】 既築の屋根に太陽電池モジュールを取り
    付けるための架台が設置された設置構造であって、 屋根材の所定個所に貫通孔がコアドリルにより設けら
    れ、この貫通孔には外径が貫通孔の内径よりも所定寸法
    小さい中空管がその下端を野地板に当接した状態で挿入
    され、この中空管は、貫通孔と中空管との間の隙間に充
    填した接着剤により屋根材に固着されており、中空管の
    上端には架台が載せられているとともに、この架台に設
    けたネジ孔から木ネジがコーキング材を充填した中空管
    内を通して野地板にねじ込まれて、架台が中空管を介し
    て野地板に支持されていることを特徴とする太陽電池モ
    ジュール用架台の設置構造。
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