JP2002188161A - レベル調整具 - Google Patents
レベル調整具Info
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- JP2002188161A JP2002188161A JP2000386300A JP2000386300A JP2002188161A JP 2002188161 A JP2002188161 A JP 2002188161A JP 2000386300 A JP2000386300 A JP 2000386300A JP 2000386300 A JP2000386300 A JP 2000386300A JP 2002188161 A JP2002188161 A JP 2002188161A
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Abstract
その取付位置が常に一定化するレベル調整具を提供す
る。 【解決手段】 レベル調整具は基礎コンクリート18の
上に設置される矩形シート状のベース板15と、ベース
板15の上面に取付けられその軸方向の長さを調整する
ことができる高さ調整部13と、高さ調整部13の上に
接続固定され、L型擁壁19の底面に沿う水平部材16
とL型擁壁19の側面に沿う垂直部材17とからなる断
面L字形状の位置決め部14とから構成されている。高
さ調整部13はターンバックル式ナット25を中心とし
て構成されている。位置決め部14はL型擁壁19の端
部に沿わせた状態で設置されるため、L型擁壁19の左
側面から高さ調整部13の軸方向に対する距離Lが一定
に保たれた状態で、L型擁壁19の高さ調整を行なうこ
とが可能となる。
Description
し、特に基礎コンクリートの上方に配置されるコンクリ
ートブロックの水平レベルを調整するためのレベル調整
具に関するものである。
に開示されているコンクリートブロックのレベル調整具
の使用状態を示した概略図である。
方に配置されるL型擁壁19の底面には、その両端から
内方に入った位置でレベル調整具61a,レベル調整具
61bが取付けられている。レベル調整具61aはター
ンバックル式ナット63を中心として構成され、ターン
バックル式ナット63の上方には平頭ボルト64がねじ
込まれ、ターンバックル式ナット63の下部には平頭ボ
ルト64とは反対方向のねじ山が切られた全ネジボルト
65がねじ込まれている。
ト形状のベース板66にねじ込まれている。このように
レベル調整具61a,レベル調整具61bは構成されて
おり、ターンバックル式ナット63をいずれか一方方向
に回転させることによって平頭ボルト64の上面とベー
ス板66の下面との距離が増減する。
整具61bの各々の高さを調整することによって、L型
擁壁19と基礎コンクリート18との間の距離Hを調整
してL型擁壁19の設置水平レベルを調整する。
ベル調整具では、設置後の上下方向の調整については問
題ないものの、それらの設置位置が一定しないという問
題があった。
61aのL型擁壁19の左側面からの取付位置までの距
離Aやレベル調整具61bのL型擁壁19の右側面から
の取付位置までの距離Bが一定化しない場合がある。こ
の場合、図に示すL型擁壁19のような左右の重量バラ
ンスが異なったコンクリートブロックでは、レベル調整
具61a,レベル調整具61bの端部からの設置距離に
よってはその取付状態が不安定になる虞れがあった。
めになされたもので、取付けるべきコンクリートブロッ
クに対してその取付位置が常に一定化するレベル調整具
を提供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、基礎コンクリートとその
上方に配置されるコンクリートブロックとの間に設置さ
れ、コンクリートブロックの高さ調整をするためのレベ
ル調整具であって、基礎コンクリート上に配置され、ネ
ジ機構によってその軸方向の長さを増減することができ
る高さ調整部と、高さ調整部の上面に一体的に接続さ
れ、コンクリートブロックの端部における底面の一部と
側面の一部とに沿うように配置できる位置決め部とを備
えたものである。
クリートブロックに沿わすことによって、レベル調整具
のコンクリートブロックの端部における取付位置が一定
となる。
明の構成において、位置決め部は、垂直断面がL字形状
を有する部材を含み、部材の水平部材は高さ調整部に接
続されるとともにコンクリートブロックの底面に沿い、
部材の垂直面はコンクリートブロックの側面に沿うもの
である。
ンクリートブロックに沿わせた状態が安定する。
明の構成において、垂直部材には、上方が開いた切欠部
が形成されるものである。
ックの側面下部に取付けられた位置決めボルトに対して
切欠部が係合する。
明の構成において、垂直部材には、それを外方から貫通
する態様でねじ込まれる調整用ボルトが取付けられるも
のである。
込むことによってその内方への突出し程度が変化する。
項4に記載の発明の構成において、垂直部材には、外方
にかつ水平方向に伸びる補助部材が接続されるものであ
る。
載置されたコンクリートブロックの側面との距離が一定
となる。
項5のいずれかに記載の発明の構成において、位置決め
部の上面に配置され、コンクリートブロックの底面に接
触するシート状の敷板を更に備えたものである。
ックを水平に移動した場合の位置決め部に対する摺動抵
抗が軽減する。
明は、レベル調整具の取付位置が一定となるので、コン
クリートブロックを安定した位置で確実に支持した状態
でその水平レベルを調整することができる。
明の効果に加えて、レベル調整具のコンクリートブロッ
クに沿わせた状態が安定するため、作業員による取付位
置のばらつきが減少するため設置作業の信頼性が向上す
る。
明の効果に加えて、コンクリートブロックに取付けられ
た位置決めボルトに対して切欠部が係合するので、コン
クリートブロックの軸方向に対するレベル調整具の取付
を所望の位置に確実に実行できる。
明の効果に加えて、レベル調整具に載置された状態での
コンクリートブロックの水平方向における微調整や、コ
ンクリートブロックの重心に応じた位置合せ等を容易と
するため、使い勝手が向上する。
項4に記載の発明の効果に加えて、補助部材の存在によ
ってその端部に沿わせた型枠等を一定位置に設置するこ
とが容易となる。
項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、コンクリ
ートブロックの水平方向の移動に対する摺動抵抗が軽減
するので、コンクリートブロックの水平方向への微調整
が容易となる。
態によるレベル調整具の使用状態を示した図であり、図
2は図1で示したレベル調整具11aの詳細構造を示し
た拡大図であり、図3は図2のIII−IIIラインか
ら見た図である。
18の上方に配置されるL型擁壁19の底面の両端部に
は、L型擁壁19の設置時の水平レベルを調整するため
のレベル調整具11a,レベル調整具11bが取付けら
れている。
リート18上に設置される矩形シート形状のベース板1
5と、ベース板15の上面に設置され、その軸方向の長
さを調整することができる高さ調整部13と、高さ調整
部13の上面に一体的に固定され、L型擁壁19の端部
における底面の一部と側面の一部とに沿うように配置で
きる断面L字状の位置決め部14とによって構成されて
いる。
25を中心として構成され、ターンバックル式ナット2
5の上半分に螺合される平頭ボルト26と、ターンバッ
クル式ナット25の下半分に螺合され、平頭ボルト26
とは反対方向のねじ山を有する平頭ボルト27とから構
成されている。
をいずれか一方方向に回転させると、その回転に伴って
平頭ボルト26及び平頭ボルト27がターンバックル式
ナット25に対してその螺合の程度が同様に変化して、
結果として平頭ボルト26の上面と平頭ボルト27の下
面との距離が増減する。これによって、位置決め部14
の水平部材16の上面とベース板15の下面との各々の
距離をターンバックル式ナット25の回転によって調整
して、L型擁壁19の設置水平レベルを調整することが
可能となる。
4の垂直部材17はL型擁壁19の左側面に沿うように
配置されている。このようにレベル調整具11aを配置
することによって、L型擁壁19の左側面と高さ調整部
13の中心軸との距離Lを常に一定とすることが容易と
なる。
型擁壁19の右側面からの取付位置が常に一定となる。
したがって、レベル調整具11a,レベル調整具11b
をL型擁壁19の両側面から常に一定の内方位置に設置
できるため、L型擁壁19のような左右バランスが異な
るようなコンクリートブロックに対しても、その重心位
置を踏まえた安定した位置でこれを支えることが容易と
なる。
ジャッキを用いてL型擁壁を所定の設置高さに持ち上げ
て、この状態でこのレベル調整具11a,11bをセッ
トしたり、予め配置しておいたレベル調整具の上にクレ
ーン等を用いてL型擁壁を設置したりした後、上述のよ
うにレベル調整具の調整を行う。調整が終了すると、油
圧ジャッキやクレーン等を外してL型擁壁の周辺やその
下面にコンクリートを流し込んでL型擁壁を基礎コンク
リートに固定する。
14の垂直部材17には上方に開いた切欠部29が形成
されている。そしてこの切欠部29は、L型擁壁19の
側面において、図面において貫通する方向に対して所定
間隔で設けられたインサート23に各々ねじ込まれた位
置決めボルト20の胴部がその中にセットできるような
位置関係となっている。
で前もって位置決めボルト20を取付けておき、この位
置決めボルト20を目安としてレベル調整具11をその
下方に取付けるように設置すれば良い。その結果、レベ
ル調整具11はL型擁壁19に対してその軸方向に対し
ても常に一定の位置に設置することが容易となり、更に
設置作業の信頼性が向上するものである。
14の垂直部材17に切欠部29を設けているが、使用
状況によっては切欠部29を設けずに使用しても良いこ
とは言うまでもない。
レベル調整具の概略構造を示した図である。
成する高さ調整部13、ベース板15及び位置決め部1
4の構造は、先の第1の実施の形態によるものと基本的
には同一である。この実施の形態においては、更に位置
決め部14の垂直部材17に対してこれを貫通するネジ
穴34が形成され、このネジ穴34に外方から調整用ボ
ルト33がねじ込まれている。
に対するねじ込み程度を変えることによって垂直部材1
7から内方への調整用ボルト33の先端の突き出し程度
が変化する。又、図示はしていないがL型擁壁19の右
側面下部に設置されているレベル調整具11も同一の構
造を有するものとなっている。更に、微調整とは別に調
整用ボルト33の突出しを積極的に行ない、L型擁壁1
9等の重心に応じた位置にレベル調整具11をセットで
きるように使用しても良い。
整用ボルト33を所望の方向に回転させることによっ
て、図において矢印で示す方向に対するL型擁壁19の
微調整が容易となる。そして、調整後のL型擁壁19の
左右方向への不用意な移動も調整用ボルト33によって
阻止することが可能となる。
部14の水平部材16上に水平部材16に対して摺動自
在のシート状の敷板35が載置されており、敷板35の
上にL型擁壁19が設置されるようになっている。この
ように敷板35をL型擁壁19と水平部材16との間に
設置すると、L型擁壁19を直接水平部材16上に設置
したものに比べて、敷板35と水平部材16との間の摺
動抵抗を小さく設定できるため、L型擁壁19の水平方
向及び軸方向への微調整がより容易となり、作業効率を
向上する。
レベル調整具の概略構造を示した図である。
ル調整具は基本的には図4で示した第2の実施の形態に
よるものと同一である。その相違点は、調整用ボルト3
3は垂直部材17に直接ねじ込まれているものではな
く、垂直部材17の外方面に固定されたナット36に螺
合し、垂直部材17にはその対応部分に調整用ボルト3
3のボルト径より充分大きな開口37が形成されている
点である。
垂直部材17の厚さにかかわらず調整用ボルト33は安
定した状態でナット36に螺合できる。このため、調整
用ボルト33の回転によるL型擁壁19の水平方向への
微調整を、より安定した状態で実行することができる。
レベル調整具の概略構造を示した図である。
ル調整具は基本的には第1の実施の形態によるものと同
一である。その相違点は、位置決め部14を構成する垂
直部材17の外方面に水平方向に伸びる補助部材40が
固定されている点である。これによって、L型擁壁19
の設置後にその下方及び周りにコンクリートを流し込む
際の仕切りとなる型枠42及び型枠43の設置の位置決
めが、安定した状態で行なわれることになる。
ル調整具11a,レベル調整具11bを設置した場合、
補助部材40の外方端を基準として型枠42及び型枠4
3を設置すると、型枠42とL型擁壁19の左側面との
距離K1と、型枠43とL型擁壁19の右側面との距離
K2とが各々常に一定となる。これによって型枠42及
び型枠43を別途の基準線に合わせて設置することに比
べて、効率的に安定した設置が容易となる。
として断面L字状の部材を用いているが、形状はこれに
限らず、支持すべきコンクリートブロックの底面と側面
とに沿うような面を有するものであれば良い。
具の取付対象をL型擁壁としているが、このような左右
不均等な重量配分を有するブロックのみならず、ボック
スカルバートのような左右均等な重量配分を有するブロ
ックにも同様に適用できる。この場合、左右均等な位置
にレベル調整具を配置することは片荷状態を回避するこ
とになり、片荷に伴うブロックの横滑りやレベル調整具
の座屈等を確実に防止できる。
を設けているがこれは設置状況によっては必ずしも必要
なものではなく、ベース板を有さないレベル調整具であ
っても同様の効果を奏する。
ックル式ナットの下方に平頭ボルトが設けられている
が、この部分は従来例として示したものと同様の構成で
あっても良い。
具の使用状態を示した図である。
拡大図である。
る。
具の概略構造を示した図である。
具の概略構造を示した図である。
具の使用状態を示した図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 基礎コンクリートとその上方に配置され
るコンクリートブロックとの間に設置され、前記コンク
リートブロックの高さ調整をするためのレベル調整具で
あって、 前記基礎コンクリート上に配置され、ネジ機構によって
その軸方向の長さを増減することができる高さ調整部
と、 前記高さ調整部の上面に一体的に接続され、前記コンク
リートブロックの端部における底面の一部と側面の一部
とに沿うように配置できる位置決め部とを備えた、レベ
ル調整具。 - 【請求項2】 前記位置決め部は、垂直断面がL字形状
を有する部材を含み、 前記部材の水平部材は前記高さ調整部に接続されるとと
もに前記コンクリートブロックの前記底面に沿い、 前記部材の垂直部材は前記コンクリートブロックの前記
側面に沿う、請求項1記載のレベル調整具。 - 【請求項3】 前記垂直部材には、上方が開いた切欠部
が形成される、請求項2記載のレベル調整具。 - 【請求項4】 前記垂直部材には、それを外方から貫通
する態様でねじ込まれる調整用ボルトが取付けられる、
請求項2記載のレベル調整具。 - 【請求項5】 前記垂直部材には、外方にかつ水平方向
に伸びる補助部材が接続される、請求項3又は請求項4
に記載のレベル調整具。 - 【請求項6】 前記位置決め部の上面に配置され、前記
コンクリートブロックの底面に接触するシート状の敷板
を更に備えた、請求項1から請求項5のいずれかに記載
のレベル調整具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000386300A JP3598061B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | レベル調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000386300A JP3598061B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | レベル調整具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002188161A true JP2002188161A (ja) | 2002-07-05 |
JP3598061B2 JP3598061B2 (ja) | 2004-12-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190133A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Kajima Corp | トンネル内部構造構築方法 |
WO2015178836A1 (en) * | 2014-05-19 | 2015-11-26 | Propulsion Software Ab | Method and arrangement for continuous alignment of a rotating shaft |
GB2554118A (en) * | 2016-06-22 | 2018-03-28 | Menzies Banks Robert | Doorstop apparatus |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000386300A patent/JP3598061B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2015178836A1 (en) * | 2014-05-19 | 2015-11-26 | Propulsion Software Ab | Method and arrangement for continuous alignment of a rotating shaft |
GB2554118A (en) * | 2016-06-22 | 2018-03-28 | Menzies Banks Robert | Doorstop apparatus |
GB2554118B (en) * | 2016-06-22 | 2020-04-15 | Menzies Banks Robert | Doorstop apparatus |
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