JP2002187699A - バッテリ・フォークリフトのサービス支援装置 - Google Patents
バッテリ・フォークリフトのサービス支援装置Info
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- JP2002187699A JP2002187699A JP2000391734A JP2000391734A JP2002187699A JP 2002187699 A JP2002187699 A JP 2002187699A JP 2000391734 A JP2000391734 A JP 2000391734A JP 2000391734 A JP2000391734 A JP 2000391734A JP 2002187699 A JP2002187699 A JP 2002187699A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、トラブル原因を短時間で究明でき
るバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 バッテリ・フォークリフトのトラブル対
応事例のリストと、このリストの各トラブル対応事例に
対応したトラブル現象とトラブル原因のデータを記憶し
たメモリを備えたコントローラは、キーボードによるト
ラブル対応事例のリストの表示操作信号に応じて前記リ
ストを液晶表示器へ表示させ、リスト中のトラブル対応
事例の選択操作信号に応じてトラブル対応事例に対応し
たトラブル現象とトラブル原因のデータを液晶表示器へ
表示させる構成とする。この構成によれば、表示された
トラブル現象の確認によりトラブル原因を特定でき、ト
ラブルを解消することができる。
るバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 バッテリ・フォークリフトのトラブル対
応事例のリストと、このリストの各トラブル対応事例に
対応したトラブル現象とトラブル原因のデータを記憶し
たメモリを備えたコントローラは、キーボードによるト
ラブル対応事例のリストの表示操作信号に応じて前記リ
ストを液晶表示器へ表示させ、リスト中のトラブル対応
事例の選択操作信号に応じてトラブル対応事例に対応し
たトラブル現象とトラブル原因のデータを液晶表示器へ
表示させる構成とする。この構成によれば、表示された
トラブル現象の確認によりトラブル原因を特定でき、ト
ラブルを解消することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷の搬送や格納を
行うバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置に関
するものである。
行うバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記バッテリ・フォークリフトの
サービス支援装置として、たとえば特許第284873
7号公報に開示されたサービス支援装置がある。
サービス支援装置として、たとえば特許第284873
7号公報に開示されたサービス支援装置がある。
【0003】このサービス支援装置では、この支援装置
とフォークリフトの制御装置をケーブルで接続し、支援
装置のディスプレイにフォークリフトの制御装置が記憶
するバッテリ・フォークリフトのトラブル履歴データと
制御情報データを表示させるようにしている。
とフォークリフトの制御装置をケーブルで接続し、支援
装置のディスプレイにフォークリフトの制御装置が記憶
するバッテリ・フォークリフトのトラブル履歴データと
制御情報データを表示させるようにしている。
【0004】バッテリ・フォークリフトのサービスマン
は、これら支援装置のデータの表示により、バッテリ・
フォークリフトの具体的なトラブル履歴データと制御情
報データを把握すると、これらデータに基づいて数々の
ポイントのチェック(たとえば、回路電圧のチェック)
を行い、また種々のマニュアルを見たり、経験豊富なサ
ービスマンに聞くなどを行い、トラブル原因を特定して
いる。
は、これら支援装置のデータの表示により、バッテリ・
フォークリフトの具体的なトラブル履歴データと制御情
報データを把握すると、これらデータに基づいて数々の
ポイントのチェック(たとえば、回路電圧のチェック)
を行い、また種々のマニュアルを見たり、経験豊富なサ
ービスマンに聞くなどを行い、トラブル原因を特定して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サービスマン
は、実際に支援装置に表示されたデータからトラブル原
因を特定するには、チェックポイントを的確に判断する
ことが必要であるが、従来のサービス支援装置ではこの
ようなチェックポイントの指示がないために、特に初心
者(初級のサービスマン)は実際にトラブルの原因を特
定するには時間がかかり、よってトラブル解消に時間が
かかり、サービスが悪くなるという問題があった。
は、実際に支援装置に表示されたデータからトラブル原
因を特定するには、チェックポイントを的確に判断する
ことが必要であるが、従来のサービス支援装置ではこの
ようなチェックポイントの指示がないために、特に初心
者(初級のサービスマン)は実際にトラブルの原因を特
定するには時間がかかり、よってトラブル解消に時間が
かかり、サービスが悪くなるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、具体的にトラブルに対
応したチェックポイントを指示することにより、トラブ
ル原因を短時間で究明でき、トラブル解消までの時間を
短縮できるバッテリ・フォークリフトのサービス支援装
置を提供することを目的としたものである。
応したチェックポイントを指示することにより、トラブ
ル原因を短時間で究明でき、トラブル解消までの時間を
短縮できるバッテリ・フォークリフトのサービス支援装
置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、バッテリ
・フォークリフトのトラブル対応事例のリストと、この
リストの各トラブル対応事例に対応したトラブル現象と
トラブル原因のデータを記憶したメモリを備えたコント
ローラと、このコントローラに接続された表示手段およ
び入力手段から携帯型に構成され、前記コントローラ
は、前記入力手段によるトラブル対応事例のリストの表
示操作信号に応じて、前記メモリよりトラブル対応事例
のリストを前記表示手段へ表示させ、前記リスト中のト
ラブル対応事例の選択操作信号に応じて、前記メモリよ
り、選択されたトラブル対応事例に対応したトラブル現
象とトラブル原因のデータを前記表示手段へ表示させる
ことを特徴とするものである。
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、バッテリ
・フォークリフトのトラブル対応事例のリストと、この
リストの各トラブル対応事例に対応したトラブル現象と
トラブル原因のデータを記憶したメモリを備えたコント
ローラと、このコントローラに接続された表示手段およ
び入力手段から携帯型に構成され、前記コントローラ
は、前記入力手段によるトラブル対応事例のリストの表
示操作信号に応じて、前記メモリよりトラブル対応事例
のリストを前記表示手段へ表示させ、前記リスト中のト
ラブル対応事例の選択操作信号に応じて、前記メモリよ
り、選択されたトラブル対応事例に対応したトラブル現
象とトラブル原因のデータを前記表示手段へ表示させる
ことを特徴とするものである。
【0008】ここで、サービス支援装置は、たとえばノ
ート型パーソナルコンバータにより構成される。上記構
成によれば、サービスマンは、バッテリ・フォークリフ
トにどのようなトラブルが発生しているかを確認する
と、入力手段を操作して表示手段に、トラブル対応事例
のリストを表示させ、このトラブル対応事例リストの中
から、前記確認したトラブルに対応すると推測されるト
ラブル対応事例を入力手段により選択し、トラブル対応
事例に対応したトラブル現象とトラブル原因のデータを
表示手段へ表示させる。
ート型パーソナルコンバータにより構成される。上記構
成によれば、サービスマンは、バッテリ・フォークリフ
トにどのようなトラブルが発生しているかを確認する
と、入力手段を操作して表示手段に、トラブル対応事例
のリストを表示させ、このトラブル対応事例リストの中
から、前記確認したトラブルに対応すると推測されるト
ラブル対応事例を入力手段により選択し、トラブル対応
事例に対応したトラブル現象とトラブル原因のデータを
表示手段へ表示させる。
【0009】サービスマンは、表示されたトラブル現象
が、発生している実際のトラブルと合致するトラブル現
象かをトラブル現象に示されたチェックポイント(内
容)により判断し、このトラブル現象のトラブル原因を
特定する。このようにトラブルに対応したトラブル現象
とトラブル原因が表示されることにより、初心者でも短
い時間でトラブル原因を究明でき、トラブルを解消する
ことができる。
が、発生している実際のトラブルと合致するトラブル現
象かをトラブル現象に示されたチェックポイント(内
容)により判断し、このトラブル現象のトラブル原因を
特定する。このようにトラブルに対応したトラブル現象
とトラブル原因が表示されることにより、初心者でも短
い時間でトラブル原因を究明でき、トラブルを解消する
ことができる。
【0010】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、メモリに、各トラブル対応事
例に対応した対処例とチェック内容の図解のデータが記
憶され、コントローラは、リスト中のトラブル対応事例
の選択操作信号に応じて、前記メモリより、選択された
トラブル対応事例に対応した対処例とチェック内容の図
解のデータを表示手段へ表示させることを特徴とするも
のである。
1に記載の発明であって、メモリに、各トラブル対応事
例に対応した対処例とチェック内容の図解のデータが記
憶され、コントローラは、リスト中のトラブル対応事例
の選択操作信号に応じて、前記メモリより、選択された
トラブル対応事例に対応した対処例とチェック内容の図
解のデータを表示手段へ表示させることを特徴とするも
のである。
【0011】上記構成によれば、サービスマンが、トラ
ブル対応事例のリストの中から、確認したトラブルに対
応すると推測されるトラブル対応事例を入力手段により
選択すると、トラブル対応事例に対応した対処例とチェ
ック内容の図解のデータが表示される。よってサービス
マンは、より具体的に視覚的に対処例とチェック内容を
知ることができ、迅速にトラブルを解消することができ
る。
ブル対応事例のリストの中から、確認したトラブルに対
応すると推測されるトラブル対応事例を入力手段により
選択すると、トラブル対応事例に対応した対処例とチェ
ック内容の図解のデータが表示される。よってサービス
マンは、より具体的に視覚的に対処例とチェック内容を
知ることができ、迅速にトラブルを解消することができ
る。
【0012】
【実施の形態 】以下、本発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけるバ
ッテリ・フォークリフトのサービス支援装置の構成図、
図2はサービス対象のバッテリ・フォークリフトの斜視
図である。
づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけるバ
ッテリ・フォークリフトのサービス支援装置の構成図、
図2はサービス対象のバッテリ・フォークリフトの斜視
図である。
【0013】本発明のバッテリ・フォークリフトのサー
ビス支援装置1は、図2に示すバッテリ・フォークリフ
ト2のトラブル診断を、マスト部門、タイヤドライブユ
ニット部門、走行荷役制御部門、パワーステアリング部
門、メータ・充電器部門に分けて行っている。各部門別
に、バッテリ・フォークリフト2の概略の構成を説明す
る。 [タイヤドライブユニット部門]バッテリ・フォークリ
フト2の車体3の前部に設けられた左右一対の前車輪
(駆動輪)4と、車体3の後部に設けられた左右一対の
後車輪5と、前記前車輪(駆動輪)4を駆動する走行モ
ータなどからなる走行駆動部(図示せず)から構成され
ている。 [マスト部門]前記車体3の前端部に車幅方向の連結軸
6を介して前後方向に回動自在に取り付けられる、上下
方向に伸縮自在なマスト7と、このマスト7を前後回動
させるティルトシリンダ(図示せず)と、マスト7を上
下方向に伸縮させるリフトシリンダ9と、マスト7に案
内されて昇降自在な左右一対のフォーク10と、ティル
トシリンダおよびリフトシリンダ9を駆動する油圧ポン
プなどからなる荷役駆動部(図示せず)から構成されて
いる。 [走行荷役制御部門]本体3の運転席11に設けられた
運転スイッチ(図示せず)やハンドル12やアクセルペ
ダルや荷役操作レバー13などの操作装置(操作部)
と、走行モータの電流センサや走行トランジスタの温度
センサなどからなる各種センサ(センサ部)と、前記操
作装置の操作信号とセンサの検出信号に応じて前記走行
駆動部と荷役駆動部を制御するマイクロコンピュータか
らなる制御装置から構成されている。 [パワーステアリング部門]本体3の運転席11に設け
られたハンドル12に連結されたパワーステアリング装
置(図示せず)と、このパワーステアリング装置に圧油
を供給する油圧駆動部(図示せず)から構成されてい
る。 [メータ・充電器部門]前記運転席11に設けられた計
器類(メータなど)と、本体3内に格納されたバッテリ
の充電器(図示せず)から構成されている。
ビス支援装置1は、図2に示すバッテリ・フォークリフ
ト2のトラブル診断を、マスト部門、タイヤドライブユ
ニット部門、走行荷役制御部門、パワーステアリング部
門、メータ・充電器部門に分けて行っている。各部門別
に、バッテリ・フォークリフト2の概略の構成を説明す
る。 [タイヤドライブユニット部門]バッテリ・フォークリ
フト2の車体3の前部に設けられた左右一対の前車輪
(駆動輪)4と、車体3の後部に設けられた左右一対の
後車輪5と、前記前車輪(駆動輪)4を駆動する走行モ
ータなどからなる走行駆動部(図示せず)から構成され
ている。 [マスト部門]前記車体3の前端部に車幅方向の連結軸
6を介して前後方向に回動自在に取り付けられる、上下
方向に伸縮自在なマスト7と、このマスト7を前後回動
させるティルトシリンダ(図示せず)と、マスト7を上
下方向に伸縮させるリフトシリンダ9と、マスト7に案
内されて昇降自在な左右一対のフォーク10と、ティル
トシリンダおよびリフトシリンダ9を駆動する油圧ポン
プなどからなる荷役駆動部(図示せず)から構成されて
いる。 [走行荷役制御部門]本体3の運転席11に設けられた
運転スイッチ(図示せず)やハンドル12やアクセルペ
ダルや荷役操作レバー13などの操作装置(操作部)
と、走行モータの電流センサや走行トランジスタの温度
センサなどからなる各種センサ(センサ部)と、前記操
作装置の操作信号とセンサの検出信号に応じて前記走行
駆動部と荷役駆動部を制御するマイクロコンピュータか
らなる制御装置から構成されている。 [パワーステアリング部門]本体3の運転席11に設け
られたハンドル12に連結されたパワーステアリング装
置(図示せず)と、このパワーステアリング装置に圧油
を供給する油圧駆動部(図示せず)から構成されてい
る。 [メータ・充電器部門]前記運転席11に設けられた計
器類(メータなど)と、本体3内に格納されたバッテリ
の充電器(図示せず)から構成されている。
【0014】図2において、21は運転席11の上方に
配設されたヘッドガード、22は運転席11の後方で本
体3上に設けられたカウンターウエイトである。本発明
のバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置1は、
図1に示すように、携帯型のコンピュータ、たとえばノ
ート型のパーソナルコンピュータからなり、入力手段で
あるキーボード31と、表示手段である液晶表示器(デ
ィスプレイ)32と、ハードディスクや半導体メモリか
らなるメモリ(記憶手段)33を備えたコンピュータか
らなるコントローラ(制御手段)34から構成されてい
る。コントローラ34に、キーボード31と液晶表示器
32が接続されている。
配設されたヘッドガード、22は運転席11の後方で本
体3上に設けられたカウンターウエイトである。本発明
のバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置1は、
図1に示すように、携帯型のコンピュータ、たとえばノ
ート型のパーソナルコンピュータからなり、入力手段で
あるキーボード31と、表示手段である液晶表示器(デ
ィスプレイ)32と、ハードディスクや半導体メモリか
らなるメモリ(記憶手段)33を備えたコンピュータか
らなるコントローラ(制御手段)34から構成されてい
る。コントローラ34に、キーボード31と液晶表示器
32が接続されている。
【0015】前記メモリ33には、過去のトラブル対応
事例のリスト(一覧)と、このトラブル対応事例リスト
の各トラブル対応事例に対応したトラブル現象、トラブ
ル原因、対処例、チェック内容の図解などのデータが記
憶されている。
事例のリスト(一覧)と、このトラブル対応事例リスト
の各トラブル対応事例に対応したトラブル現象、トラブ
ル原因、対処例、チェック内容の図解などのデータが記
憶されている。
【0016】前記トラブル対応事例リストの一例を、図
3に示す、液晶表示器32に表示されたトラブル対応事
例リストにより説明する。トラブル対応事例リストは、
上記診断の部門毎に分けられて形成され、サービスマン
がトラブル対応事例を発見しやすくなっており、たとえ
ば走行荷役制御部門の一例として、『前後進しない(回
生コンダクタの不良)』、『走行速度が遅い』などの過
去に発生したトラブルの前例(トラブル対応事例)が示
されている。また各トラブル対応事例には固有のトラブ
ル対応番号が付されている。
3に示す、液晶表示器32に表示されたトラブル対応事
例リストにより説明する。トラブル対応事例リストは、
上記診断の部門毎に分けられて形成され、サービスマン
がトラブル対応事例を発見しやすくなっており、たとえ
ば走行荷役制御部門の一例として、『前後進しない(回
生コンダクタの不良)』、『走行速度が遅い』などの過
去に発生したトラブルの前例(トラブル対応事例)が示
されている。また各トラブル対応事例には固有のトラブ
ル対応番号が付されている。
【0017】前記トラブル対応事例に対応したトラブル
現象、トラブル原因、対処例、チェック内容の図解など
のデータの一例を、図4に示す、液晶表示器32に表示
されたトラブル対応事例の一例である『前後進しない
(回生コンダクタの不良)』により説明する。
現象、トラブル原因、対処例、チェック内容の図解など
のデータの一例を、図4に示す、液晶表示器32に表示
されたトラブル対応事例の一例である『前後進しない
(回生コンダクタの不良)』により説明する。
【0018】図4に示すように、トラブル対応事例は、
トラブル対応番号、トラブル現象、トラブル原因、対処
例、交換部品、対策効果、今後の留意点、対象号機、参
考図書、備考(チェック内容の図解)などの項目から構
成されている。
トラブル対応番号、トラブル現象、トラブル原因、対処
例、交換部品、対策効果、今後の留意点、対象号機、参
考図書、備考(チェック内容の図解)などの項目から構
成されている。
【0019】上記トラブル現象の項目には、トラブル現
象のチェックポイント(内容)が下記のように詳細に示
されている。 1)前後進コンタクタF,R(図解参照)は投入(動
作)する。 2)メータパネルには故障コードはない。 3)回路(図解参照)における電圧の状態が下記の通り
となる。
象のチェックポイント(内容)が下記のように詳細に示
されている。 1)前後進コンタクタF,R(図解参照)は投入(動
作)する。 2)メータパネルには故障コードはない。 3)回路(図解参照)における電圧の状態が下記の通り
となる。
【0020】電圧チェック、アクセル全開時の電圧チェ
ック、図解参照。 ・アクセルA電圧 2.3v ・トランジスタT1のコレクタC電圧 10v以下 ・DA電圧 10v以下 ・D+電圧 45v以上(バッテリ電圧) またトラブル原因の項には、上記トラブル現象に対応し
た原因が下記のように示されている。 1.回生コンダクタRBの接点接触不良 2.絶縁ワッシャ割れ また対処例の項には、上記トラブル原因に対処する方法
が下記のように示されている。 1.回生コンダクタRBの接点接触不良の場合 1)接点をサンドペーバ(400番程度)で研磨する。
ック、図解参照。 ・アクセルA電圧 2.3v ・トランジスタT1のコレクタC電圧 10v以下 ・DA電圧 10v以下 ・D+電圧 45v以上(バッテリ電圧) またトラブル原因の項には、上記トラブル現象に対応し
た原因が下記のように示されている。 1.回生コンダクタRBの接点接触不良 2.絶縁ワッシャ割れ また対処例の項には、上記トラブル原因に対処する方法
が下記のように示されている。 1.回生コンダクタRBの接点接触不良の場合 1)接点をサンドペーバ(400番程度)で研磨する。
【0021】2)研磨できない場合はコンダクタ接点間
(D+とDA)をケーブルで接続する。ただし、ケーブ
ル接続は暫定で後日接点交換する。 2.絶縁ワッシャ割れの場合 ・平ワッシャ単体または回生コンダクタAssyを交換
する。
(D+とDA)をケーブルで接続する。ただし、ケーブ
ル接続は暫定で後日接点交換する。 2.絶縁ワッシャ割れの場合 ・平ワッシャ単体または回生コンダクタAssyを交換
する。
【0022】また図解には.回路図と上記電圧チェック
ポイント、すなわちC,A,DA,D+の電圧計測箇所
が明示されている。上記サービス支援装置1のコントロ
ーラ34の動作を、サービスマンの動作とともに図5の
フローチャートを参照しながら説明する。なお、サービ
ス支援装置の液晶表示器32には初期画面が表示されて
いるものとする。
ポイント、すなわちC,A,DA,D+の電圧計測箇所
が明示されている。上記サービス支援装置1のコントロ
ーラ34の動作を、サービスマンの動作とともに図5の
フローチャートを参照しながら説明する。なお、サービ
ス支援装置の液晶表示器32には初期画面が表示されて
いるものとする。
【0023】サービスマンは、バッテリ・フォークリフ
ト1にどのようなトラブルが発生しているかを確認する
と(ステップ−1)、キーボード31を操作して液晶表
示器32にトラブル対応事例のリストを表示させる操作
信号をコントローラ34へ入力する(ステップ−2)。
ト1にどのようなトラブルが発生しているかを確認する
と(ステップ−1)、キーボード31を操作して液晶表
示器32にトラブル対応事例のリストを表示させる操作
信号をコントローラ34へ入力する(ステップ−2)。
【0024】コントローラ34は、この操作信号を入力
すると(ステップ−3)、メモリ33よりトラブル対応
事例のリストのデータを取り出して、図3に示すよう
に、液晶表示器32へ表示させる(ステップ−4)。
すると(ステップ−3)、メモリ33よりトラブル対応
事例のリストのデータを取り出して、図3に示すよう
に、液晶表示器32へ表示させる(ステップ−4)。
【0025】サービスマンは、液晶表示器32へ表示さ
れたトラブル対応事例のリスト中から、前記確認したト
ラブルに対応すると推測されるトラブル対応事例を選択
し(ステップ−5)、キーボード31を操作してそのト
ラブル対応番号(選択信号)をコントローラ34へ入力
する(ステップ−6)。
れたトラブル対応事例のリスト中から、前記確認したト
ラブルに対応すると推測されるトラブル対応事例を選択
し(ステップ−5)、キーボード31を操作してそのト
ラブル対応番号(選択信号)をコントローラ34へ入力
する(ステップ−6)。
【0026】コントローラ34は、この選択信号を入力
すると(ステップ−7)、メモリ33よりこの選択信号
により選択されたトラブル対応事例のデータを取り出
し、図4に示すように、トラブル現象、トラブル原因、
対処例、交換部品、対策効果、今後の留意点、対象号
機、参考図書、備考(チェック内容の図解)の項目を液
晶表示器32へ表示させる(ステップ−8)。
すると(ステップ−7)、メモリ33よりこの選択信号
により選択されたトラブル対応事例のデータを取り出
し、図4に示すように、トラブル現象、トラブル原因、
対処例、交換部品、対策効果、今後の留意点、対象号
機、参考図書、備考(チェック内容の図解)の項目を液
晶表示器32へ表示させる(ステップ−8)。
【0027】サービスマンは、表示されたトラブル現象
のチェックポイントをチェックし、現在発生しているト
ラブルと合致しているかどうかを判断する(ステップ−
9)。合致しているとき、同時に表示されているトラブ
ル原因を、現在発生しているトラブルの原因と特定し
(ステップ−10)、同時に表示されている対処例にし
たがって作業しトラブルを解消する(ステップ−1
1)。
のチェックポイントをチェックし、現在発生しているト
ラブルと合致しているかどうかを判断する(ステップ−
9)。合致しているとき、同時に表示されているトラブ
ル原因を、現在発生しているトラブルの原因と特定し
(ステップ−10)、同時に表示されている対処例にし
たがって作業しトラブルを解消する(ステップ−1
1)。
【0028】上記ステップ−9において、表示されたト
ラブル現象が、現在発生しているトラブルと合致してい
ないとき、キーボード31に設定したキー(たとえば、
ファンクションキーの1つを“画面を戻す”キーに設定
する)を操作してステップ−4へ戻って再びトラブル対
応事例リストを表示させ、トラブル対応事例リストの中
から、前記確認したトラブルに対応すると推測されるト
ラブル対応事例を再選択し、この再選択により表示され
たトラブル現象が、現在発生しているトラブルと合致し
ているかどうかを判断する。これにより、最初に選択し
たトラブル対応事例が合致しない場合でも、合致したト
ラブル現象に辿り着くことができる。
ラブル現象が、現在発生しているトラブルと合致してい
ないとき、キーボード31に設定したキー(たとえば、
ファンクションキーの1つを“画面を戻す”キーに設定
する)を操作してステップ−4へ戻って再びトラブル対
応事例リストを表示させ、トラブル対応事例リストの中
から、前記確認したトラブルに対応すると推測されるト
ラブル対応事例を再選択し、この再選択により表示され
たトラブル現象が、現在発生しているトラブルと合致し
ているかどうかを判断する。これにより、最初に選択し
たトラブル対応事例が合致しない場合でも、合致したト
ラブル現象に辿り着くことができる。
【0029】サービスマンは作業が終了すると、キーボ
ード31に設定したキー(たとえば、ファンクションキ
ーの1つを“終了”キーに設定する)を操作して終了信
号をコントローラ34へ入力する(ステップ−12)。
ード31に設定したキー(たとえば、ファンクションキ
ーの1つを“終了”キーに設定する)を操作して終了信
号をコントローラ34へ入力する(ステップ−12)。
【0030】コントローラ34は、この終了信号を入力
すると(ステップ−13)、初期画面を表示する。この
ように、トラブル対応事例のリストとリストの各トラブ
ル対応事例に対応したトラブル現象、トラブル原因、対
処例、交換部品、対策効果、今後の留意点、対象号機、
参考図書、備考(チェック内容の図解)などのデータを
予めメモリ33へ記憶し、サービスマンの選択により液
晶表示器32へ表示するようにしたことにより、初心者
(初級のサービスマン)であっても、トラブル原因を究
明することができ、その対処例にしたがって作業を行う
ことによりトラブルを解消することができ、トラブルを
解消するまでの時間を短縮することができる。すなわ
ち、トラブル発生時その復旧を迅速に行うことが可能と
なり、メンテナンス、アフターケアなどのサービス作業
の効率を向上することができる。
すると(ステップ−13)、初期画面を表示する。この
ように、トラブル対応事例のリストとリストの各トラブ
ル対応事例に対応したトラブル現象、トラブル原因、対
処例、交換部品、対策効果、今後の留意点、対象号機、
参考図書、備考(チェック内容の図解)などのデータを
予めメモリ33へ記憶し、サービスマンの選択により液
晶表示器32へ表示するようにしたことにより、初心者
(初級のサービスマン)であっても、トラブル原因を究
明することができ、その対処例にしたがって作業を行う
ことによりトラブルを解消することができ、トラブルを
解消するまでの時間を短縮することができる。すなわ
ち、トラブル発生時その復旧を迅速に行うことが可能と
なり、メンテナンス、アフターケアなどのサービス作業
の効率を向上することができる。
【0031】またトラブル対応事例に対応したチェック
内容の図解が表示されることによって、サービスマン
は、より具体的に視覚的にチェック内容を知ることがで
きる。またトラブル対応事例に対応した交換部品が表示
されることによって、サービスマンは、故障部品を特定
でき、必要な部品の手配を迅速に行うことができる。
内容の図解が表示されることによって、サービスマン
は、より具体的に視覚的にチェック内容を知ることがで
きる。またトラブル対応事例に対応した交換部品が表示
されることによって、サービスマンは、故障部品を特定
でき、必要な部品の手配を迅速に行うことができる。
【0032】またサービス支援装置1は、ノート型パー
ソナルコンピュータの利用により、携帯でき、現場へ容
易に持ち運ぶことができ、キーボード31の簡単なキー
操作により、初級サービスマン、あるいはユーザでも容
易に取り扱うことができる。
ソナルコンピュータの利用により、携帯でき、現場へ容
易に持ち運ぶことができ、キーボード31の簡単なキー
操作により、初級サービスマン、あるいはユーザでも容
易に取り扱うことができる。
【0033】なお、本実施の形態では入力手段として、
キーボード31を使用しているが、マウスなどを使用す
ることも勿論可能である。
キーボード31を使用しているが、マウスなどを使用す
ることも勿論可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発生した
トラブルに対応したトラブル現象とトラブル原因が表示
されることにより、初心者でも短い時間でトラブル原因
を究明でき、トラブルを解消することができる。
トラブルに対応したトラブル現象とトラブル原因が表示
されることにより、初心者でも短い時間でトラブル原因
を究明でき、トラブルを解消することができる。
【図1】本発明の実施の形態におけるバッテリ・フォー
クリフトのサービス支援装置とバッテリ・フォークリフ
トの斜視図である。
クリフトのサービス支援装置とバッテリ・フォークリフ
トの斜視図である。
【図2】同サービス支援装置のサービス対象のバッテリ
・フォークリフトの斜視図である。
・フォークリフトの斜視図である。
【図3】同サービス支援装置の液晶表示器に表示される
トラブル対応事例リストの画面図である。
トラブル対応事例リストの画面図である。
【図4】同サービス支援装置の液晶表示器に表示される
トラブル対応事例の画面図である。
トラブル対応事例の画面図である。
【図5】同サービス支援装置のコントローラの動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
1 バッテリ・フォークリフトのサービス支援装置 2 バッテリ・フォークリフト 31 サービス支援装置のキーボード(入力手段) 32 サービス支援装置の液晶表示器(表示手段) 33 サービス支援装置のメモリ(記憶手段) 34 サービス支援装置のコントローラ(制御手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA02 AB13 DB05 FA02 FA36 FA40 FE08 FE09 5B075 ND20 PP02 PP03 PP13 PQ02 PR03
Claims (2)
- 【請求項1】 バッテリ・フォークリフトのトラブル対
応事例のリストと、このリストの各トラブル対応事例に
対応したトラブル現象とトラブル原因のデータを記憶し
たメモリを備えたコントローラと、 このコントローラに接続された表示手段および入力手段
から携帯型に構成され、 前記コントローラは、前記入力手段によるトラブル対応
事例のリストの表示操作信号に応じて、前記メモリより
トラブル対応事例のリストを前記表示手段へ表示させ、
前記リスト中のトラブル対応事例の選択操作信号に応じ
て、前記メモリより、選択されたトラブル対応事例に対
応したトラブル現象とトラブル原因のデータを前記表示
手段へ表示させることを特徴とするバッテリ・フォーク
リフトのサービス支援装置。 - 【請求項2】 メモリに、各トラブル対応事例に対応し
た対処例とチェック内容の図解のデータが記憶され、 コントローラは、リスト中のトラブル対応事例の選択操
作信号に応じて、前記メモリより、選択されたトラブル
対応事例に対応した対処例とチェック内容の図解のデー
タを表示手段へ表示させることを特徴とする請求項1に
記載のバッテリ・フォークリフトのサービス支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391734A JP2002187699A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | バッテリ・フォークリフトのサービス支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391734A JP2002187699A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | バッテリ・フォークリフトのサービス支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187699A true JP2002187699A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18857832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391734A Pending JP2002187699A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | バッテリ・フォークリフトのサービス支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002187699A (ja) |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000391734A patent/JP2002187699A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |