JP2002187075A - ゴムバッファ引き抜き装置 - Google Patents

ゴムバッファ引き抜き装置

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JP2002187075A
JP2002187075A JP2000387213A JP2000387213A JP2002187075A JP 2002187075 A JP2002187075 A JP 2002187075A JP 2000387213 A JP2000387213 A JP 2000387213A JP 2000387213 A JP2000387213 A JP 2000387213A JP 2002187075 A JP2002187075 A JP 2002187075A
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JP
Japan
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rubber buffer
pull
hollow cylindrical
operation rod
screw portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000387213A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Okamura
徹 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムバッファを容易に、かつ安全に取付母材
から引き抜くことができるとともに、安全に運搬できる
ゴムバッファ引き抜き装置の提供。 【解決手段】 スクリュー部7を備えた引き抜き操作杆
3と、引き抜き操作杆3が挿通される中空筒体2とを有
し、引き抜き操作杆3の外周にラックギヤ8を設け、中
空筒体2の上端側にピニオン4およびレバー体5を設け
た。これにより、スクリュー部7をゴムバッファ11に
螺着させてレバー体5を下方へ回動させると、ピニオン
4の駆動によりラックギヤ8が上方へ付勢されるので、
スクリュー部7が中空筒体2内に引っ込み、ゴムバッフ
ァ11が取付母材から取外される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムバッファ引き
抜き装置に係り、例えばエスカレータのターミナルギヤ
などの取付母材に取付けられたゴムバッファを手動で引
き抜くのに好適なゴムバッファ引き抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開2000−42940
号公報に示されているように、1本の鋼線を螺旋形状に
加工して先端を針状に尖らせたスクリュー部と、このス
クリュー部の後端から延出する鋼線を曲げ加工した把持
部とからなるゴムバッファ引き抜き装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のゴムバッファ引き抜き装置では、スクリュー部をゴ
ムバッファに螺着させた後、把持部を作業員が手で握っ
てゴムバッファ引き抜き装置全体を上方へ引っ張り上げ
る際に、把持部を握っている手がゴムバッファ引き抜き
装置の上方に隣接する機器に衝突してしまい手が負傷す
るという懸念があるとともに、比較的強い引っ張り力が
必要であり大きな労力を要するという問題がある。な
お、例えばエスカレータのターミナルギヤにゴムバッフ
ァが取付けられる場合、ターミナルギヤの周囲に他の機
器が近接して設けられているため、上述したようにゴム
バッファ引き抜き装置を引き上げる際に作業員の手が隣
接する他の機器に衝突するおそれが顕著である。
【0004】また、作業員がゴムバッファ引き抜き装置
を持ち運ぶ際、先端を針状に尖らせたスクリュー部が露
出しているので、このスクリュー部の先端に作業員の手
が触れてしまい手が負傷するという懸念もある。
【0005】本発明は、このような従来技術における実
情に鑑みてなされたもので、その目的は、ゴムバッファ
を容易に、かつ安全に取付母材から引き抜くことができ
るとともに、安全に持ち運びすることのできるゴムバッ
ファ引き抜き装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、取付母材に取付けられたゴムバッファに螺
合するスクリュー部を有し、前記ゴムバッファを前記取
付母材から引き抜くゴムバッファ引き抜き装置におい
て、一端側に前記スクリュー部を備えて他端側にハンド
ル体を備える引き抜き操作杆と、この引き抜き操作杆が
挿通され、一端が前記取付母材に当接する中空筒体とを
有し、前記引き抜き操作杆の外周に、この引き抜き操作
杆の軸方向に沿ってラックギヤを形成するとともに、前
記中空筒体の他端側に、前記ラックギヤと噛み合うピニ
オンと、このピニオンを回動させるレバー体とを設け
て、このレバー体を前記引き抜き操作杆のハンドル体の
方向へ回動させたとき、前記スクリュー部が前記中空筒
体の一端から突出し、また、前記レバー体を前記引き抜
き操作杆のハンドル体と反対の方向へ回動させたとき、
前記スクリュー部が前記中空筒体の内部に引っ込む構成
にしてある。
【0007】このように構成した本発明では、中空筒体
の一端を取付母材に当接させるとともに、引き抜き操作
杆の一端側に設けられるスクリュー部をゴムバッファに
当接させて、作業員がハンドル部を把持して回転させる
ことにより、スクリュー部がゴムバッファに螺着する。
この状態で作業員がレバー体を引き抜き操作杆のハンド
ル体と反対の方向へ回動させると、ピニオンの駆動によ
りラックギヤが引き抜き操作杆のハンドル体の方向へ付
勢されるので、スクリュー部が中空筒体の内部に引っ込
み、ゴムバッファが取付母材から取外される。これによ
り、ゴムバッファを引き抜く際に隣接する機器に作業員
の手が当たることを防止できるとともに、比較的小さな
労力で済むため、ゴムバッファを容易に、かつ安全に取
付母材から引き抜くことができる。
【0008】また、作業員がゴムバッファ引き抜き装置
を持ち運ぶ際、レバー体を引き抜き操作杆のハンドル体
と反対の方向へ回動させて、スクリュー部を中空筒体の
内部に収納することにより、このスクリュー部の先端に
作業員の手が触れることを防止でき、これにより、当該
ゴムバッファ引き抜き装置を安全に持ち運びできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のゴムバッファ引き
抜き装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態に係るゴムバッ
ファ引き抜き装置を示す断面図、図2は図1のゴムバッ
ファ引き抜き装置に設けられるレバー体を下方へ回動さ
せた状態を示す断面図、図3は図1のゴムバッファ引き
抜き装置の正面図、図4は図1のゴムバッファ引き抜き
装置に設けられるレバー体を下方へ回動させた状態を示
す正面図である。
【0011】図1に示す取付母材、例えばエスカレータ
のターミナルギヤ12には、ゴムバッファ11が嵌入さ
れる取付穴13が設けられている。
【0012】そして、図1に示す本実施形態のゴムバッ
ファ引き抜き装置1は、下端がターミナルギヤ12の表
面に当接する金属製の中空筒体2と、この中空筒体2に
挿通される金属製の引き抜き操作杆3と、金属板より一
体形成される一対のピニオン4およびレバー体5とから
主として構成されている。
【0013】引き抜き操作杆3の下端側には、ゴムバッ
ファ11に螺合するスクリュー部7が設けられ、上端側
にハンドル体6が設けられるとともに、引き抜き操作杆
3の外周に、この引き抜き操作杆3の軸方向に沿ってピ
ニオン4と噛み合うラックギヤ8が形成されている。
【0014】中空筒体2の上端側には、一対のピニオン
4がそれぞれ挿通されるスリット9Aを有する案内筒体
9が固定されており、この案内筒体9に、一対のピニオ
ン4およびレバー体5をそれぞれ回動可能に支持する一
対の支持体10が一体的に設けられている。また、レバ
ー体5を図3の矢印Pで示す方向(すなわちハンドル体
6の方向)へ回動させたとき、スクリュー部7が中空筒
体2の下端から突出する。これとは逆に、レバー体5を
図4の矢印Qで示す方向(すなわちハンドル体6と反対
の方向)へ回動させたとき、スクリュー部7が中空筒体
2の内部に引っ込むようになっている。なお、レバー体
5をハンドル体6と反対の方向へ回動させた状態では、
中空筒体2の下端から外方へ突出することのないように
レバー体5の長さを所定寸法に設定してある。
【0015】このような本実施形態にあっては、次の作
業手順(1)〜(3)にしたがってゴムバッファ11を
ターミナルギヤ12の取付穴13から引き抜くようにな
っている。すなわち、まず(1)ターミナルギヤ12の
取付穴13の縁部に中空筒体2の下端を当接させるとと
もに、引き抜き操作杆3の下端側に設けられるスクリュ
ー部7をゴムバッファ11の表面に当接させて、作業員
がハンドル部6を把持して回転させることにより、図1
に示すようにスクリュー部7がゴムバッファ11に螺着
する。
【0016】この状態で(2)作業員がレバー体5をハ
ンドル体6と反対の方向へ回動させると、図2に示すよ
うに、ピニオン4の駆動によりラックギヤ8がハンドル
体6の方向(すなわち上方)へ付勢されるので、スクリ
ュー部7が中空筒体2の内部に引っ込み、ゴムバッファ
11がターミナルギヤ12の取付穴13から引き抜かれ
る。(3)次いで、引き抜かれたゴムバッファ11をス
クリュー部7から取り外した後、廃棄するようになって
いる。
【0017】このように構成した本実施形態では、ター
ミナルギヤ12の取付穴13に嵌入されたゴムバッファ
11を引き抜く際に、上述した作業手順(1)〜(3)
を順次行なうことにより、隣接する機器に作業員の手が
当たることを防止できるとともに、レバー体5を用いて
てこの原理の応用によりゴムバッファ11を引き抜くこ
とができ比較的小さな労力で済むため、ゴムバッファ1
1を容易に、かつ安全に取付穴13から引き抜くことが
できる。なお、本出願人が行なった実験によれば、ゴム
バッファ引き抜き時の作業時間を従来の約60%に低減
させることができた。
【0018】また、本実施形態では、作業員がゴムバッ
ファ引き抜き装置1を持ち運ぶ際、レバー体5をハンド
ル体6と反対の方向へ回動させて、スクリュー部7を中
空筒体2の内部に収納することにより、この状態でスク
リュー部7の先端に作業員の手が触れることなく、すな
わちゴムバッファ引き抜き装置1を安全に持ち運びでき
る。
【0019】また、本実施形態では、ゴムバッファ11
を取付穴13から引き抜く際に作業スペースが少なくて
済むので、エスカレータのターミナルギヤ12の周囲に
他の機器が近接して設けられている場合でも、当該ゴム
バッファ引き抜き装置1を適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、ゴムバ
ッファを引き抜く際に、従来のようにゴムバッファ引き
抜き装置全体を上方へ引っ張り上げる場合と比べて、比
較的小さな労力および作業スペースで済むので、ゴムバ
ッファを容易に、かつ安全に取付母材から引き抜くこと
ができる。また、スクリュー部が中空筒体の内部に収納
することによりスクリュー部の先端に作業員の手が触れ
ることも防止でき、当該ゴムバッファ引き抜き装置を安
全に持ち運びできる。したがって、使い勝手の良く、か
つ狭い作業空間でも使用できるゴムバッファ引き抜き装
置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るゴムバッファ引き抜
き装置を示す断面図である。
【図2】図1のゴムバッファ引き抜き装置に設けられる
レバー体を下方へ回動させた状態を示す断面図である。
【図3】図1のゴムバッファ引き抜き装置の正面図であ
る。
【図4】図1のゴムバッファ引き抜き装置に設けられる
レバー体を下方へ回動させた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ゴムバッファ引き抜き装置 2 中空筒体 3 引き抜き操作杆 4 ピニオン 5 レバー体 6 ハンドル体 7 スクリュー部 8 ラックギヤ 9 案内筒体 10 支持体 11 ゴムバッファ 12 ターミナルギヤ(取付部材) 13 取付穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付母材に取付けられたゴムバッファに
    螺合するスクリュー部を有し、前記ゴムバッファを前記
    取付母材から引き抜くゴムバッファ引き抜き装置におい
    て、 一端側に前記スクリュー部を備えて他端側にハンドル体
    を備える引き抜き操作杆と、この引き抜き操作杆が挿通
    され、一端が前記取付母材に当接する中空筒体とを有
    し、 前記引き抜き操作杆の外周に、この引き抜き操作杆の軸
    方向に沿ってラックギヤを形成するとともに、前記中空
    筒体の他端側に、前記ラックギヤと噛み合うピニオン
    と、このピニオンを回動させるレバー体とを設けて、 このレバー体を前記引き抜き操作杆のハンドル体の方向
    へ回動させたとき、前記スクリュー部が前記中空筒体の
    一端から突出し、また、前記レバー体を前記引き抜き操
    作杆のハンドル体と反対の方向へ回動させたとき、前記
    スクリュー部が前記中空筒体の内部に引っ込むようにし
    たことを特徴とするゴムバッファ引き抜き装置。
  2. 【請求項2】 前記ピニオンおよびレバー体を一体形成
    したことを特徴とする請求項1記載のゴムバッファ引き
    抜き装置。
  3. 【請求項3】 前記レバー体を前記引き抜き操作杆のハ
    ンドル体と反対の方向へ回動させた状態で、前記レバー
    体が前記中空筒体の一端から外方へ突出することのない
    ように前記レバー体の長さを所定寸法に設定したことを
    特徴とする請求項1または2記載のゴムバッファ引き抜
    き装置。
JP2000387213A 2000-12-20 2000-12-20 ゴムバッファ引き抜き装置 Pending JP2002187075A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103170950A (zh) * 2013-03-27 2013-06-26 鞍钢股份有限公司 一种脱硫喷吹喉口阀快速拆卸工具及其使用方法
CN104400738A (zh) * 2014-10-08 2015-03-11 北京无线电测量研究所 一种 t/r 组件拆卸装置及使用方法
JP2017128414A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 支持ピン引き出し治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104400738A (zh) * 2014-10-08 2015-03-11 北京无线电测量研究所 一种 t/r 组件拆卸装置及使用方法
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