JP2002186337A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2002186337A
JP2002186337A JP2000387147A JP2000387147A JP2002186337A JP 2002186337 A JP2002186337 A JP 2002186337A JP 2000387147 A JP2000387147 A JP 2000387147A JP 2000387147 A JP2000387147 A JP 2000387147A JP 2002186337 A JP2002186337 A JP 2002186337A
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JP
Japan
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frame
threshing
driver
frames
shaft
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Application number
JP2000387147A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Samuragi
仁 佐村木
Akira Miyamoto
彰 宮本
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体や運転台の剛性や支持強度を向上
させる。 【解決手段】 左右側フレーム(25)(26)の前
後両端をトラックフレーム(2)に固定させ、左右側フ
レーム(25)(26)の上部間を横フレーム(54)
(55)で連結させて本機フレーム(24)を形成する
と共に、運転台(14)を本機フレーム(24)に連結
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取
って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来脱穀機枠は、トラ
ックフレーム上に機台を連結支持させ、機台に脱穀部な
ど支持する脱穀フレームや側板を固定させる構造のた
め、極めて構造も複雑で重量も重たいものとなって、機
体の小型軽量化は期待できないものであった。また、脱
穀部内の揺動選別盤などの掃除や点検作業を行う場合に
も、上方に配設される扱胴などが障害となって、上方か
らは容易に行えないという不都合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、左右
側フレームの前後両端をトラックフレームに固定させ、
左右側フレームの上部間を横フレームで連結させて本機
フレームを形成すると共に、運転台を本機フレームに連
結させて、重量部品の使用を無くして必要な強度を確保
しながら簡単構成部品で軽量且つ低コストに脱穀機枠を
構成すると共に、運転台も一体的に機枠にコンパクトに
装着させて、運転台の支持強度も向上させるものであ
る。
【0004】また、運転席下方の脱穀機筐上面に揺動選
別用の掃除口を開設して、運転席位置より揺動選別盤の
掃除や点検作業を容易に可能とさせて、揺動性能の安定
維持を図るものである。
【0005】さらに、脱穀部内の排塵を吸排出させる吸
排塵ファンを運転席下方に配設して、揺動選別盤及び吸
排塵ファンを運転席下方にコンパクトに組込んで機体の
小型軽量化を可能とさせるものである。
【0006】またさらに、扱室内の脱穀物を排出方向に
案内する送塵弁を脱穀機筐に設けて、従来の扱室カバー
に送塵弁を設ける構成に比べカバーを軽量とさせてカバ
ーの脱着などを容易とさせると共に、送塵弁の支持強度
を向上させるものである。
【0007】また、送塵弁の操作レバーを脱穀機筐の前
方に突設させて、運転席に操作レバーを近接させて、運
転席よりの容易な操作を可能とさせると共に、送塵弁の
調節軸に直接的に操作レバーを取付けて、リンクやワイ
ヤなどの部品の使用を不用とさせて部品の削減化や重量
の軽減化を可能とさせるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、
図3は同正面図、図4は脱穀フレーム部の側面図、図5
は同平面図である。図中符号(1)は、トラックフレー
ム(2)に装設させる左右一対の走行クローラである。
(3)は、扱胴(4)及びフィードチェン(5)及び揺
動選別盤(6)を備えて脱穀選別によって穀粒を収集す
る脱穀部である。(7)は、2条分の引起ケース(8)
及び掻込機構(9)及び刈刃(10)を備える刈取部で
あり、刈取り穀稈搬送系路(11)を脱穀部(3)左側
に形成する搬送部材である株元搬送チェン(12)と穂
先搬送タイン(13)を備える。(14)は、作業者搭
乗用のステップ(15)及び座乗用運転席(16)、丸
形操向ハンドル(17)を備える運転台であり、運転席
(16)左側に前後進用走行変速レバー(18)を備え
る。(19)は、脱穀部(3)からの穀粒を揚穀筒(2
0)によって投入する籾タンクである。(21)は、脱
穀部(3)からの排藁を切断して放出するカッターであ
る。(22)はエンジン、(23)はミッションケース
である。
【0009】そして、脱穀部(3)の前方に刈取部
(7)を装設させ、刈取部(7)の刈取り穀稈を脱穀部
(3)に送給させる刈取り穀稈搬送系路(11)の搬送
方向即ち機体進行方向に対して脱穀部(3)の扱胴
(4)中心を平面視で略90度傾けて設け、扱胴(4)
後側で平行に延設させるフィードチェン(5)によって
排藁をカッター(21)に送出させ、従来の排藁チェン
を不要にして搬送機構の簡素化により軽量化を行い、収
穫作業性の向上並びに製造コストの低減などを図るもの
で、機体の略中心部に脱穀部(3)を設け、略機体中央
の扱胴(4)を中心に左側及び後側に、大重量部品であ
る刈取り穀稈搬送用の株元搬送チェン(12)及びフィ
ードチェン(5)を延設させ、機体の小型化並びに機体
の重量バランスの向上などを行う。
【0010】また、脱穀部(3)からの穀粒を入れる籾
タンク(19)を略機体中央部に設け、籾タンク(1
9)の籾量変化による機体重心移動を少なくし、機体の
重量バランスの向上などを図ると共に、脱穀部(3)か
ら排出される排藁を切断して放出するカッター(21)
を脱穀部(3)右側の右走行クローラ(1)上方に配設
させ、脱穀部(3)右側の右走行クローラ(1)上方の
スペースを有効活用してカッター(21)をコンパクト
に設置し、脱穀部(3)の排藁をフィードチェン(5)
によってカッター(21)に直接投入し、藁搬送構造の
簡素化及び軽量化を図る。
【0011】さらに、図6乃至図9、図18に示す如
く、左右トラックフレーム(2)に下端側を溶接固定さ
せる本機フレーム(24)を左右走行クローラ(1)間
に立設させ、前記扱胴(4)及びフィードチェン(5)
などを本機フレーム(24)に取付けて脱穀部(3)を
構成するもので、角パイプで形成する側面視略門形の左
右側フレーム(25)(26)の前端を、左右トラック
フレーム(2a)(2b)前端で前傾状に立設させる左
右前固定フレーム(27)(28)に左右軸受ブラケッ
ト(29)(30)を介して連結させ、左右トラックフ
レーム(2a)(2b)後端で後傾状に立設させる左右
後固定フレーム(31)(32)に左右側フレーム(2
5)(26)の後端連結させて、これら各フレーム(2
a)(2b)・(25)(26)・(27)(28)・
(31)(32)を側面視略6角枠に組合せると共に、
左右トラックフレーム(2a)(2b)と左右側フレー
ム(25)(26)の中間部をくの字形の左右縦フレー
ム(33)(34)で相互に連結させ、左縦フレーム
(33)の中間と左後固定フレーム(31)上端及び左
トラックフレーム(2a)後端とを水平及び斜補強フレ
ーム(35)(36)で、また右縦フレーム(34)の
中間と右トラックフレーム(2b)後端とを縦及び斜補
強フレーム(37)(38)で、右側フレーム(26)
の後端側と後固定フレーム(32)上端とを斜補強フレ
ーム(39)でそれぞれ相互に連結させて本機フレーム
(24)を補強し剛性を向上させるように構成してい
る。
【0012】また、左右軸受ブラケット(29)(3
0)間に刈取1軸ケースを形成する昇降支点軸(40)
を左右軸受(41)(42)を介して着脱自在に固定さ
せると共に、昇降支点軸(40)中間に立設させるシー
ト固定フレーム(43)と、左右側フレーム(25)
(26)間に横架する横フレーム(44)とでシート台
フレーム(44a)を介して運転席(16)を支持する
ように構成している。
【0013】そして、本機フレーム(24)は左右側フ
レーム(25)(26)の後側上部間と、左右縦フレー
ム(33)(34)中間部間と左右後固定フレーム(3
1)(32)上端間を横フレーム(45)(46)(4
7)で相互に連結させると共に、横フレーム(46)
(47)にエンジン台受け(48)を固設して本機フレ
ーム(24)にエンジン(22)を着脱自在に搭載させ
ると共に、前記横フレーム(46)にミッションケース
(23)上端前側を支持するブラケット(49)を固定
させ、ミッションケース(23)のアクスルフレーム
(50)を後固定フレーム(31)(32)にアクスル
受け(51)を介して支持させるように構成している。
【0014】また、左右側フレーム(25)(26)の
上端には側面視門形の左右上部フレーム(52)(5
3)の基端を着脱自在にボルト止め固定させ、左右上部
フレーム(52)(53)間を前後横フレーム(54)
(55)で相互連結させて、本機フレーム(24)の一
層の剛性向上を図ると共に、上部フレーム(52)(5
3)の取外し時には本機フレーム(24)上方よりエン
ジン(22)を側フレーム(25)(26)間を挿通さ
せ、その取付けや取外しを容易に可能とさせるように構
成している。
【0015】さらに、トラックフレーム(2)前部と前
固定フレーム(27)(28)との連結部、並びにトラ
ックフレーム(2)後部と後固定フレーム(31)(3
2)との連結部に、前後の底部フレーム(2c)(2
d)両端を固定させ、左右のトラックフレーム(2a)
(2b)を前後の底部フレーム(2c)(2d)によっ
て連結させ、各フレーム(2a)(2b)(2c)(2
d)を平面視四角枠形に固定させ、トラックフレーム
(2)に角パイプ製のフレーム(25)(26)などを
直接的に組合せて本機フレーム(24)を構成するもの
で、重量部品の使用を無くして必要な強度を確保しなが
ら簡単構成部品で軽量且つ低コストに本機フレーム(2
4)を製造すると共に、重量物となるエンジン(22)
やミッションケース(23)を本機フレーム(24)に
強度良好に支持させて、機体全体の小型軽量化やバラン
スの良好化も容易に可能とさせるものである。
【0016】図10に示す如く、左右側フレーム(2
5)(26)間に脱穀機筐(56)を固定させ、該機筐
(56)の扱室(57)と扱胴(4)を内設させ、扱胴
軸(58)を介して側フレーム(25)(26)間に扱
胴(4)を回転自在に設け、扱胴(4)下方に受網(5
9)を介して揺動選別盤(6)を配設させると共に、揺
動選別盤(6)に選別風を供給する唐箕(60)と、1
番コンベア(61)と、2番還元コンベア(62)及び
スロワ(63)とを揺動選別盤(6)の下方に配設さ
せ、揺動選別盤(6)前側の選別終端右側に吸排塵ファ
ン(64)を配設させている。また左右側フレーム(2
5)(26)に固定させるチェンレール(65)を介し
てフィードチェン(5)を張設させ、図10で扱胴
(4)を反時計方向に回転させ乍ら、フィードチェン
(5)によって搬送する穀稈穂先側を扱室(57)に挿
入させ、上扱ぎ動作によって脱粒して穀粒を籾タンク
(19)に貯留する脱穀作業を行わせるように構成す
る。
【0017】図11に示す如く、脱穀部(4)を右外側
でエンジン出力軸(66)に唐箕(60)の駆動軸(6
7)をベルト伝達系(68)を介して連動連結させ、脱
穀部(4)左外側で扱胴入力軸(69)と1番コンベア
軸(70)と2番還元コンベア軸(71)とに唐箕駆動
軸(67)を1本のベルト(72a)による伝達系(7
2)で連動連結させると共に、揺動選別盤(6)の揺動
駆動軸(73)を唐箕駆動軸(67)に、また搬送チェ
ン(12)及び搬送タイン(13)の縦搬送軸(74)
を縦駆動軸(75)を介して扱胴入力軸(69)にそれ
ぞれ連動連結させている。
【0018】また脱穀部(4)の右外側で、吸排塵ファ
ン(64)のファン軸(76)とカッター(21)の駆
動軸(77)とに2番還元コンベア軸(71)を連動連
結させると共に刈刃(10)など刈取部(7)を駆動す
る刈取1軸(78)に2番コンベア軸(71)を連動連
結させて、2番還元コンベア軸(71)からの伝達力で
もってファン(64)・カッター(21)・刈取部
(7)の駆動を行うように構成している。
【0019】なお、籾タンク(19)内の籾を排出する
籾排出コンベア(79)のコンベア軸(80)をモータ
(81)に連結させて、排出コンベア(79)をモータ
(81)で駆動することによって、籾タンク(19)の
揚穀筒(20)を中心とした回動を容易に可能とさせる
ものである。またミッションケース(23)の無段変速
機(HST)(82)の駆動軸(83)にエンジン出力
軸(66)を連動連結させて、走行速度を変速させてい
る。
【0020】上記からも明らかなように、脱穀部(3)
内に揺動選別盤(6)及び唐箕(60)を備えたコンバ
インにおいて、唐箕駆動軸(67)をカウンタ軸とし
て、エンジンの動力伝達系(68)(72)を脱穀部右
側から左側に移行させたもので、唐箕駆動軸(67)を
介してエンジン動力をバランス良く且つ構成簡単に各駆
動部に伝達させて、機体の小型軽量化を可能とさせるこ
とができる。
【0021】また、脱穀部(3)の唐箕(60)・扱胴
(4)・1番コンベア(61)及び2番還元コンベア
(62)の順に1本のベルト(72a)で連動連結させ
たもので、1本のベルトラインで各駆動部にエンジン動
力を伝達させて、エンジン動力伝達系(72)での部品
点数を削減させ、構成の簡単化を図ることができる。
【0022】図12、図13に示す如く、前記扱胴軸
(58)は6角パイプで形成して該軸(58)両端に固
設する軸板(84)を扱胴(4)の両側板(4a)に取
外し自在に固定させると共に扱胴軸(58)の両端に扱
胴及びフィードチェン用の6角駆動軸(85)(86)
を取外し自在に嵌合させ、本機フレーム(24)外側の
左右脱穀側板(87)に取外し自在に固設する扱胴軸受
ケース(88)及び軸受(89)に6角駆動軸(85)
(86)を支持させるもので、6角駆動軸(85)(8
6)は中央扱胴軸(58)の長さの略1/2以下に形成
して、扱胴軸(58)と6角駆動軸(85)(86)の
ラップ(2重構造)部分を少なくして重量軽減を図ると
共に、扱胴軸(58)と6角駆動軸(85)(86)と
を固定するセットボルト(90)も不用とさせて(図面
上では設置した状態を示しているが実際は不用)組立工
数を削減させるように構成している。
【0023】上記の如く、扱胴(4)を脱穀部(3)に
容易に組込み可能とさせると共に、棒状扱胴軸(58)
を側板(87)間を貫通させる長さを必要とするものに
比べ重量を軽減させ、また扱胴軸(58)の両端だけパ
イプを溶接させたものに比べ、強度を確保し、同心度も
良好とさせるものである。
【0024】図3、図10に示す如く、扱室(57)前
方の機筐(56)に送塵弁(91)を装備させるもの
で、機筐(56)の前直立面(56a)に調節軸(9
2)を介し回動自在に送塵弁(91)を取付け、運転席
(16)側に突出させる調節軸(92)に調節操作レバ
ー(93)を設けて、従来の扱室カバー(94)に送塵
弁(91)を設ける構成に比べカバー(94)を軽量と
させてカバー(94)の脱着や開閉などを容易とさせる
と共に、送塵弁(91)の支持強度も攻城させるように
構成している。また、運転席(16)に操作レバー(9
3)を近接させて運転席(16)よりの操作レバー(9
3)の容易な操作を可能とさせると共に、送塵弁(9
1)の調節軸(92)に直接的に操作レバー(93)を
取付けて、リンク・ワイヤなどの部品の使用を不用とさ
せて部品の削減化や重量の軽減化を可能とさせるように
構成している。
【0025】図14に示す如く、運転席(16)下方の
脱穀機筐(56)上面に揺動選別用の掃除口(94)を
開設して、該掃除口(94)を蓋(95)で覆う蓋(9
5)の開放時には運転席(16)位置より揺動選別盤
(6)の掃除や点検作業を容易とさせて、揺動性能の安
定維持を図ると共に、運転席(16)下方に吸排塵ファ
ン(64)及び揺動選別盤(6)の送り後端を配設し
て、これらをコンパクトに運転席(16)下方に組込ん
で、機体の小型軽量化を可能とさせるように構成してい
る。
【0026】図15、図16に示す如く、前記ステップ
(15)のステップフレーム(96)とこの後方の揚穀
筒(20)の下端ケース(20a)とをボルト(97)
を介し取外し自在に固定させる揚穀フレーム(98)を
設け、前記2番還元コンベア軸(71)の右延設端を軸
受(99)を介し揚穀フレーム(98)に支持させて、
ステップ(15)及び揚穀筒(20)双方の剛性向上を
図ると共に、吸排塵ファン(64)や刈取部(7)を駆
動する駆動軸の支持部品としてフレーム(98)を機能
させて、部品点数を削減させ軽量化を図るように構成し
ている。図9、図15に示す如く、前記ステップフレー
ム(96)は縦フレーム(96a)と上下横フレーム
(96b)(96c)と上下横フレーム(96b)(9
6c)間を連結する中介フレーム(96d)とで形成し
たものである。
【0027】また、前記籾タンク(19)は回動部材
(100)を介し揚穀筒(20)の上端側に回動自在に
支持させて、揚穀筒(20)を中心としてタンク(1
9)の後端側を外側に開放自在に設けると共に、図17
に示す如く籾タンク(19)の後端左側面に基端を固設
するL形アーム(101)の先端側を前記横フレーム
(55)上方に近接して臨ませて、籾タンク(19)の
収納時でタンク(19)内に籾が貯留されるとき、横フ
レーム(55)上にアーム(101)を介し籾タンク
(19)を支えて、横フレーム(55)を本機フレーム
(24)の強度メンバとして用いるだけでなく籾タンク
(19)の支えとしても用いて、部品点数を削減させ、
籾タンク(19)の支持強度も向上させるように構成し
ている。
【0028】また、前記運転台(14)は本機フレーム
(24)に容易に連結させて、支持強度も向上させるも
のである。
【0029】図11に示す如く、前記エンジン出力軸
(66)と唐箕駆動軸(67)との間の動力伝達系(6
8)にテンション式作業クラッチ(102)を介設さ
せ、運転席(16)近傍に配設するクラッチスイッチ
(103)の操作によって、クラッチモータを駆動して
作業クラッチ(102)の切動作を行うもので、前記ク
ラッチスイッチ(103)は円形状のボタン部(103
a)を押込み操作するとき、オンとなって沈込んだ状態
に位置保持され、ボタン部(103a)を一定回動させ
るときオフ解除となって再び元の押込み位置にボタン部
(103a)を浮上させるもので、オフ解除となるとモ
ータクラッチが入り方向に回動して作業クラッチ(10
2)が入位置になる。
【0030】また、前記運転台(14)に備える主クラ
ッチペダル(104)は一段階の踏込み操作で変速を中
立に戻すと共に、もう一段階の踏込み操作でミッション
ケース(23)内の駐車ブレーキを作動させて走行を停
止維持させるものである。
【0031】また前記ミッションケース(23)の無段
変速機(82)は、油圧無段変速構造(HST)の油圧
変速ポンプ(82a)及びモータを備え、前記ポンプ
(82a)をエンジン(22)を連結させ、前記モータ
に左右車軸を連結させると共に、強制デフを形成する左
右遊星ギヤ機構を前ミッションケースに内設させ、走行
変速出力を左右遊星ギヤ機構を介して左右車軸(10
5)に伝え、左右走行クローラ(1)を略同一速度で同
一方向に駆動し、前進または後進走行させると共に、油
圧無段変速構造(HST)の油圧操向ポンプ(82b)
及びモータを前記変速機(82)に設け、前記ポンプ
(82b)とエンジン(22)を連結させると共に、前
記操向ハンドル(17)の操作量に応じてモータによっ
て回転させるモータ軸を左右逆転ベベルギヤを介して左
右遊星ギヤ機構に連結させ、前記ポンプとモータにより
無段変速する操向出力左右遊星ギヤ機構を介して左右車
軸(105)に伝え、左右走行クローラ(1)を略同一
速度で逆方向に駆動し、左方向または右方向に旋回走行
させるもので、主クラッチペダル(104)の操作で変
速レバー(18)を中立位置に戻すことにより変速ポン
プ(82a)を中立に戻すように構成している。
【0032】図19に示す如く、前記本機フレーム(2
4)には扱胴(4)やフィードチェン(5)などの脱穀
部(3)の構造物を取付ける補強用左右内側板(87
a)(87b)を有し、これら構造物を取付けるための
切欠を側板(87a)(87b)に適宜形成するもの
で、前部に左右補強板(106)(107)やフレーム
補強板(108)(109)も有する。
【0033】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、左右側フレーム(25)(26)の前後両端をトラ
ックフレーム(2)に固定させ、左右側フレーム(2
5)(26)の上部間を横フレーム(54)(55)で
連結させて本機フレーム(24)を形成すると共に、運
転台(14)を本機フレーム(24)に連結させるもの
であるから、重量部品の使用を無くして必要な強度を確
保しながら簡単構成部品で軽量且つ低コストに脱穀機枠
を構成すると共に、運転台(14)も一体的に機枠にコ
ンパクトに装着させて、運転台(14)の支持強度も向
上させることができるものである。
【0034】また、運転席(16)下方の脱穀機筐(5
6)上面に揺動選別用の掃除口(94)を開設したもの
であるから、運転席(16)位置より揺動選別盤(6)
の掃除や点検作業を容易に可能とさせて、揺動性能の安
定維持を図ることができるものである。
【0035】さらに、脱穀部(3)内の排塵を吸排出さ
せる吸排塵ファン(64)を運転席下方に配設したもの
であるから、揺動選別盤(6)及び吸排塵ファン(6
4)を運転席(16)下方にコンパクトに組込んで機体
の小型軽量化を可能とさせることができるものである。
【0036】またさらに、扱室(57)内の脱穀物を排
出方向に案内する送塵弁(91)を脱穀機筐(56)に
設けたものであるから、従来の扱室カバーに送塵弁を設
ける構成に比べカバーを軽量とさせてカバーの脱着など
を容易とさせると共に、送塵弁の支持強度を向上させる
ことができるものである。
【0037】また、送塵弁(91)の操作レバー(9
3)を脱穀機筐(56)の前方に突設させたものである
から、運転席(16)に操作レバー(93)を近接させ
て、運転席(16)よりの容易な操作を可能とさせると
共に、送塵弁(91)の調節軸に直接的に操作レバー
(93)を取付けて、リンクやワイヤなどの部品の使用
を不用とさせて部品の削減化や重量の軽減化を可能とさ
せることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】脱穀部の側面図。
【図5】脱穀部の平面図。
【図6】本機フレームの左側面図。
【図7】本機フレームの右側面図。
【図8】本機フレームの平面図。
【図9】本機フレームの正面図。
【図10】脱穀部の断面図。
【図11】駆動系統図。
【図12】扱胴の断面図。
【図13】軸受ケース部の断面図。
【図14】運転部の平面図。
【図15】連結フレーム部の側面図。
【図16】連結フレーム部の平面図。
【図17】籾タンク支持部の説明図。
【図18】本機フレームの斜視図。
【図19】補強板を有する本機フレームの斜視図。
【符号の説明】
(2) トラックフレーム (3) 脱穀部 (14) 運転台 (16) 運転席 (24) 本機フレーム (25)(26) 側フレーム (56) 機筐 (57) 扱室 (64) 吸排塵ファン (91) 送塵弁 (92) 調節軸 (93) 操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01F 12/54 A01F 12/54 A Fターム(参考) 2B074 AA03 AB01 AC02 AD03 AD06 BA08 BA12 BA15 CG01 CH01 DA01 DA02 DA03 DC01 2B076 AA03 BA03 BB01 BB03 CD01 2B092 AA01 AB04 BA12 BA15 BC11 CA71 CB01 2B095 AA01 AA08 AA13 BA01 BB48 CA02 EB13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右側フレームの前後両端をトラックフ
    レームに固定させ、左右側フレームの上部間を横フレー
    ムで連結させて本機フレームを形成すると共に、運転台
    を本機フレームに連結させたことを特徴とするコンバイ
    ン。
  2. 【請求項2】 運転席下方の脱穀機筐上面に揺動選別用
    の掃除口を開設したことを特徴とする請求項1記載のコ
    ンバイン。
  3. 【請求項3】 脱穀部内の排塵を吸排出させる吸排塵フ
    ァンを運転席下方に配設したことを特徴とする請求項1
    記載のコンバイン。
  4. 【請求項4】 扱室内の脱穀物を排出方向に案内する送
    塵弁を脱穀機筐に設けたことを特徴とする請求項1記載
    のコンバイン。
  5. 【請求項5】 送塵弁の操作レバーを脱穀機筐の前方に
    突設させたことを特徴とする請求項4記載のコンバイ
    ン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065882A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社クボタ 普通型コンバイン

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