JP2002186016A - 無線データ伝送方法および無線データ伝送システム - Google Patents

無線データ伝送方法および無線データ伝送システム

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JP2002186016A
JP2002186016A JP2000380741A JP2000380741A JP2002186016A JP 2002186016 A JP2002186016 A JP 2002186016A JP 2000380741 A JP2000380741 A JP 2000380741A JP 2000380741 A JP2000380741 A JP 2000380741A JP 2002186016 A JP2002186016 A JP 2002186016A
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transmission
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク層におけるデータ伝送の効率化
を図った無線データ伝送方法およびシステムを提供す
る。 【解決手段】 移動局1が伝送要求を基地局2へ送信す
ると、基地局2が、伝送要求があった移動局1に対し、
その時点で使用可能な全てのタイムスロットを通話チャ
ネルとして割り当て、その結果を制御チャネルにより移
動局1へ通知する。移動局1は、割り当てを受けた通話
チャネルを使用してデータグラムを基地局2へ伝送す
る。このように、タイムスロットを各移動局毎に固定的
に割り当てるのではなく、伝送要求があった移動局に対
し、全ての空タイムスロットをその伝送用の通話チャネ
ルとして割り当ててしまう。また、送信、受信タイムス
ロットの切替タイミングも固定にせず、伝送データの方
向に従って基地局が動的に割り当てるようにする。これ
により、伝送効率のアップを達成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話、PH
S(Personal Handy-phone System)等の移動体電話に
よるデータ伝送に係り、特に、データ伝送の効率化を図
った無線データ伝送方法および無線データ伝送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの急激な普及に伴い、固
定電話システムに限らず、移動体電話システムにおいて
もデータ通信が盛んに行われるようになってきている。
データ通信の普及についてはインターネットが主導的役
割をになっている以上、今後の通信プロトコルの主流は
TCP/IPになると思われる。但し、TCP/IPは
今後も引き続きバージョンアップが図られるであろう
し、他のプロトコルが主流になることも考えられる。い
ずれにせよ、OSI(Open Systems Interconnection)
参照モデルのプロトコルスタックを基準としたネットワ
ーク層、トランスポート層プロトコルの標準化がますま
す顕著になると考えられる。このような情勢の下、現行
の携帯電話システムにおいては、特に、ネットワーク層
のデータグラムの伝送において効率が悪い問題がある。
【0003】図11は従来のPHSの移動局(電話機)
と基地局との間のTDMA(Time Division Multiple A
ccess)通信方式を説明するための図であり、この図に
おいてCCHは共通制御チャネル、TCHは個別通話チ
ャネルである。この図に示すように、1フレームが8個
のタイムスロットに分割され、チャネルC1、C2が共
通制御チャネルであり、チャネルS1〜S3が各々第1
〜第3移動局の送信に割り当てられ、チャネルJ1〜J
3が各々第1〜第3移動局の受信に割り当てられる。こ
のように、従来の通信方式は移動局に割り当てられる通
話チャネル用タイムスロット位置が固定であり、かつ、
1つの移動局は1フレームにおいて1チャネル分のデー
タ伝送しかできず、かつ、送信用と受信用のタイムスロ
ット配置が明確に分けられていたので、データ伝送の観
点からみた場合、効率が悪い問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】他方、光ファイバ伝送
技術、回線のディジタル化などの進展により、通信イン
フラ品質の著しい向上がみられ、フレームリレー伝送方
式、ATM伝送方式等のデータリンク層における誤り制
御、フロー制御を省略した高速データ伝送方式が、x.25
などの伝送系にとって負荷の重い方式にとって代わろう
としている。しかし、現行の携帯電話システムは未だに
音声信号の伝送に重点がおかれ、データ通信可能なシス
テムにしても、音声信号の伝送を主目的にしたプロトコ
ルの上でデータ通信を可能にしているに過ぎず、データ
通信を真の意味で効率的に行い得るものは存在していな
い。特に、IPデータグラムなどのネットワーク層の効
率的な伝送は、データ通信システムの要であり、しか
も、これを達成したシステムはフレームリレー、ATM
等の伝送方式とも親和性が良い。しかしながら、この点
に着目した携帯電話システムは未だ存在しない。
【0005】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、ネットワーク層におけるデ
ータ伝送の効率化を図った無線データ伝送方法および無
線データ伝送システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、
TDMA方式による無線データ伝送方法において、送信
用タイムスロットと受信用タイムスロットの切替えタイ
ミングおよび通話チャネルの割り当てを制御チャネルに
より動的に制御し、伝送すべきデータグラム発生時に
は、その時点で使用可能な全ての前記タイムスロット
を、前記データグラムを伝送するための通話チャネルに
割り当てて伝送することを特徴とする無線データ伝送方
法である。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、複数の移
動局と、基地局との間においてTDMA方式による無線
データ伝送を行う無線データ伝送システムにおいて、前
記基地局が、伝送要求があった前記移動局に対し、その
時点で使用可能な全てのタイムスロットをその伝送要求
に対する通話チャネルとして割り当て、その結果を制御
チャネルにより前記移動局へ伝達し、前記移動局が、割
り当てを受けた通話チャネルを使用してデータグラムを
前記基地局へ伝送することを特徴とする無線データ伝送
システムである。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の無線データ伝送システムにおいて、前記移動局
および前記基地局は、伝送中のデータグラムのエラーレ
ートを測定し、その測定結果に応じてエラーチェックの
一部を省略することを特徴とする。また、請求項4に記
載の発明は、請求項2または請求項3に記載の無線デー
タ伝送システムにおいて、前記移動局および前記基地局
は、伝送中のデータグラムのエラーレートを測定し、そ
の測定結果に応じて伝送すべきデータグラムを複数のデ
ータグラムに分割して送信することを特徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
〜請求項4のいずれかの項に記載の無線データ伝送シス
テムにおいて、前記移動局からの送信要求を受信した前
記基地局は、全てのタイムスロットがふさがっている場
合にその旨を前記移動局へ通知し、該通知を受けた前記
移動局はランダムな時間が経過後に再度送信要求を行う
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
一実施の形態について説明する。図1は同実施の形態に
よる無線データ伝送システムの全体構成を示すブロック
図である。この図において、符号1は、TDMA通信方
式であって、PIAFS(PHS Internet Access Forum
Standard)プロトコルによるデータ通信機能を有するP
HS無線移動局(PS)、2も同様に、TDMA通信方
式であって、PIAFSによるデータ通信機能を有する
無線基地局(CS)であり、基地局2がISDN、高速
ディジタル回線等の公衆ネットワーク3に接続されてい
る。同様に、4は公衆ネットワーク3に接続された基地
局、5は移動局であり、移動局5のデータ端子にPIA
FSカードを介してパソコン6が接続されている。な
お、PIAFSカードはパソコン6に内蔵されている。
【0011】図2は無線基地局2,4の構成を示すブロ
ック図である。この図において、11はRF処理部であ
り、アンテナ12を介して受信した高周波信号を変復調
部13へ出力し、また、変復調部13から出力される高
周波信号をアンテナ12から放射する。変復調部13
は、RF処理部11から出力される受信高周波信号を復
調して回線インターフェイス部14または主制御部16
へ出力し、また、回線インターフェイス14または主制
御部16からの信号を搬送波に乗せ、RF処理部11へ
出力する。回線インターフェイス14は変復調部13の
出力データを公衆ネットワークを介してPHS接続装置
へ出力し、また、公衆ネットワークを介して供給される
データを変復調部13へ出力する。主制御部16は上述
した各部を制御すると共に、データ通信のためのチャン
ネル割当等の各種の処理を行う。
【0012】図3は移動局1,5の構成を示すブロック
図である。この図において、21はRF処理部であり、
アンテナ22を介して受信した高周波信号を変復調部2
3へ出力し、また、変復調部23から出力される高周波
信号をアンテナ22から放射する。変復調部23は、R
F処理部21から出力される受信高周波信号を復調して
MMI(マン・マシン・インターフェイス)処理部24
または主制御部26へ出力し、また、MMI処理部24
または主制御部26からの信号を搬送波に乗せ、RF処
理部11へ出力する。MMI処理部24は、マイクロフ
ォン、スピーカ、操作キー、液晶表示装置等のパネル面
の各部品と、主制御部26および変復調部23とを接続
する回路であり、シリアルインターフェイス25は、端
子27を介して接続されるパソコン(パーソナルコンピ
ュータ)と各部を接続するインターフェイスである。
【0013】次に、上述した移動局1,5によるデータ
通信の過程を、図4〜図7を参照して説明する。なお、
以下の番号、・・・は図に付した番号に対応する。 <発呼>:図4 移動局1が共通制御チャネルCCHを使用して、基
地局2に対して無線リンクの設定要求を行う。移動局1
は本メッセージにより、呼接続に必要な情報やデータ/
音声の種別などを通知する。 基地局2はの受信に続き、移動局1に対して通信
に使用する通話チャネルTCHを割り当てる。基地局2
は本メッセージによりリンクチャネルの割当の可否を通
知する。空き通話チャネルTCHがない場合は割当拒否
を通知する。
【0014】 移動局1が、リンクチャネルを割り当
てられた場合、割り当てられたTCH上で同期データの
送受信を行い、そのチャネルをセットアップする。 移動局1がのリンクチャネル割当を受信した後、
ユーザの認証が行われる。まず、移動局1は秘匿鍵を網
に伝え、網は認証乱数を発生して移動局1に通知する。
移動局1は受信した乱数を自分の認証鍵で暗号化し、網
に伝える。網は認証乱数とユーザホームメモリ内の認証
鍵を用いて演算を行い、ユーザから通知されたものと一
致するかを判定する。一致しない場合呼を開放し、一致
した場合は呼接続を継続する。
【0015】 着信移動局5への呼び出しが開始され
たことを移動局1に通知した後、呼び出し音を続けて流
す。 呼が着信移動局5に受け付けられたことを移動局1
に通知する。 以後、仮想リンクが形成される。この仮想リンクに
おける処置は後に説明する。
【0016】<着呼>:図5 共通制御チャネルCCHにより移動局5に対して着
信が通知される。以降、リンクチャネル確率要求から認
証応答までは<発呼>場合の手順と同様である。 認証をパスした移動局5は呼出メッセージを送出す
る。 ユーザがオフフックした場合、本メッセージにより
着呼の受付を通知する。 網は本メッセージにより回続接続の完了を通知す
る。 以後、仮想リンクが形成される。
【0017】<データの送出(仮想リンク)>:図6 移動局1は、電源投入後は通常の「待ち受けモード」に
入る。発・着呼シーケンスにより仮想リンク状態に達し
たシステムは、まず、IPデータグラムの電送をいつで
も開始可能な「スリープモード」に入る。IPデータグ
ラムが発生したシステムは「アクティブモード」へ移行
し、データ伝送終了後、再び「スクープモード」へ戻
る。そして、ユーザが呼を切断すると、「待ち受けモー
ド」に戻る。
【0018】以下、仮想リンク状態における「スリープ
モード」およびアクティブモード」の処理過程を図6を
参照して具体的に説明する。 発着呼シーケンスにより仮想リンク状態に入った移
動局1に、伝送すべきIPデータグラムが発生する。 移動局1がIPデータグラムのデータ数を見積も
る。 基地局2に対し、共通制御チャネルCCHを使用し
てデータグラムの送信要求を行う。移動局1は本メッセ
ージにより、で見積もったデータ数を通知する。
【0019】 基地局2は受信したデータ数を基に、
現在使用可能なすべての空き通話チャネルTCHを割り
出し、要求のあったデータ伝送の為に空き通話チャネル
TCHを出来る限り全て割り当てる。 基地局2が割り当てた全通話チャネルTCHの情報
(使用通話チャネルTCHの絶対的な時間位置、通話チ
ャネル番号、周波数番号等)と共に、伝送を受け付けた
ことを移動局1に通知する。 移動局1、基地局2ともにアクティブモードに入
る。
【0020】 割り当てられた通話チャネルTCH上
で同期データの送受信を行い、そのチャネルをセットア
ップする。ここで、通話チャネルTCHは、通話チャネ
ル番号と周波数番号の確定した物理的な伝送路である。 割り当てられた通話チャネルTCH上でIPデータ
グラムの伝送を行う。 基地局2から移動局1に対し、IPデータグラムを
正常受信した旨を通知する。 (10) 移動局1、基地局2共にスリープモードに戻る。
【0021】図8、図9は、上述したチャネル割り当て
の例を示す図である。図8において、Txは送信チャネ
ル、Rxは受信チャネルを示す。共通制御チャネルCC
Hの方向は固定である。通話チャネルTCHの方向は任
意であり、1つのデータグラムを伝送し終わるまで伝送
方向に変化はない。図9の符号Aは、ユーザAが送信し
たデータグラムを示し、符号Bは、ユーザBが送信した
データグラムを示している。なお、参考までに、図10
に通話チャネルTCHの構造を示す。
【0022】<データの受信(仮想リンク)>:図7 相手側移動局5にIPデータグラムの伝送要求が発
生したことを通知する。以降、IPデータグラムの伝送
までは、上述したデータの送出と同様である。 移動局5が確実にデータを受信したことを通知す
る。 移動局5、基地局4共にスリープモードに戻る。
【0023】以上が、移動局−基地局間におけるデータ
通信の過程である。次に、上記のデータ通信の過程にお
いて主制御部16(図2),26(図3)が行う制御動
作を説明する。まず、移動局、基地局は伝送中のIPデ
ータグラムのエラーレート、受信信号レベルを常に監視
する。ここで、エラーレートは各無線スロット単位でチ
ェックしているCRCエラーの発生率である。これはT
CPレベルのエラーチェックとは別の、より下位層(無
線チャネルレベル)で実施しているエラー検出機構であ
る。ネットワーク層のIPプロトコル自体はエラーチェ
ックを行わないプロトコルであり、IPデータグラム伝
送終了後の受信応答にはTCPレベルのエラーチェック
に基づくACK/NAK情報(Acknowledge/Non Acknoe
ledge情報)を含んでいる。
【0024】送信受付、受信確認、受信受付、受信応答
にはいずれもエラーレート、受信信号レベル、TCPレ
ベルのエラーチェック結果を含んでおり、受信側でそれ
らの重大度(影響度)を判断し、必要なら再送要求を送
信する。再送要求の中にはエラーの影響度を数値化した
データであるENUM(エラーナンバ)値が含まれる。
再送要求を受信した場合、ENUM値に応じて、IPデ
ータグラムを複数の小さいIPデータグラムに分割して
それらを再送信する。分割数はENUM値に対応してあ
り可変である。これにより、再再送信時のオーバヘッド
が減少する。
【0025】なお、仮想リンク時の送信要求→送信受付
のシーケンスにより、現在他のすべての無線チャネルが
ふさがっているかどうかを確認することができる。空き
チャネルがない場合、送信側はランダムな時間経過後に
再度送信要求を出力する。仮想リンク時のアクセス方法
としては、この他にも基地局が仮想リンク状態にある各
移動局に対して順次送信要求確認(トークン)を出力
し、送信すべきIPデータグラムのある移動局がトーク
ンを受信した場合に、応答トークンにIPデータグラム
を付けて返送する方式も考えられる。また、CRCエラ
ー検出のためのチェックビットは各通話チャネルTCH
(図10参照)毎に含まれていると共に、送信データ中
にも含まれており、結果として二重に含まれている。エ
ラーレートをチェックし、その値によって一方のエラー
チェックを省略することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、TDMA方式による無線データ伝送方法において、
通話チャネルの割り当てを制御チャネルにより動的に制
御し、伝送すべきデータグラムを、使用可能な全ての通
話チャネルに割り当てて伝送するようにしたので、従来
の通話チャネル固定式のチャネル割り当てに比較し、ネ
ットワーク層におけるデータ伝送の効率を大きく上げる
ことができる効果が得られる。
【0027】また、請求項3に記載の発明によれば、移
動局および基地局は、伝送中のデータグラムのエラーレ
ートを測定し、その測定結果に応じてエラーチェックの
一部を省略するので、データ伝送の効率をさらに上げる
ことができる。また、請求項4に記載の発明によれば、
移動局および基地局は、伝送中のデータグラムのエラー
レートを測定し、その測定結果に応じて伝送すべきデー
タグラムを複数のデータグラムに分割して送信するの
で、再送時のエラーレートを下げることができ、結果と
して伝送効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による無線データ伝送
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における無線基地局2,4の構成
を示すブロック図である。
【図3】 同実施形態における無線移動局1,5の構成
を示すブロック図である。
【図4】 同実施形態の動作を示す流れ図であり、移動
局1からの発呼時の動作を示す図である。
【図5】 同実施形態の動作を示す流れ図であり、移動
局5への着呼時の動作を示す図である。
【図6】 同実施形態の動作を示す流れ図であり、移動
局1のデータ送出時の動作を示す図である。
【図7】 同実施形態の動作を示す流れ図であり、移動
局5のデータ受信時の動作を示す図である。
【図8】 基地局2において行われる通話チャネル割り
当ての一例を示す図である。
【図9】 基地局2において行われる通話チャネル割り
当ての他の例を示す図である。
【図10】 通話チャネルTCHの構成を示す図であ
る。
【図11】 従来の通話チャネル割り当てを示す図であ
る。
【符号の説明】
1、5…無線移動局 2,4…無線基地局 3…通信ネットワーク 6…パソコン CCH…共通制御チャネル TCH…通話チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA11 BB06 CC02 CC05 HH00 KK12 LL12 RR02 5K067 AA13 BB04 CC04 DD13 DD23 DD24 DD42 DD43 DD46 EE02 EE10 EE22 EE65 EE71 FF16 GG03 GG07 HH22 HH24 HH36 JJ02 JJ12 JJ13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMA方式による無線データ伝送方法
    において、送信用タイムスロットと受信用タイムスロッ
    トの切替えタイミングおよび通話チャネルの割り当てを
    制御チャネルにより動的に制御し、伝送すべきデータグ
    ラム発生時には、その時点で使用可能な全ての前記タイ
    ムスロットを、前記データグラムを伝送するための通話
    チャネルに割り当てて伝送することを特徴とする無線デ
    ータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 複数の移動局と、基地局との間において
    TDMA方式による無線データ伝送を行う無線データ伝
    送システムにおいて、 前記基地局が、伝送要求があった前記移動局に対し、そ
    の時点で使用可能な全てのタイムスロットをその伝送要
    求に対する通話チャネルとして割り当て、その結果を制
    御チャネルにより前記移動局へ伝達し、 前記移動局が、割り当てを受けた通話チャネルを使用し
    てデータグラムを前記基地局へ伝送することを特徴とす
    る無線データ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記移動局および前記基地局は、伝送中
    のデータグラムのエラーレートを測定し、その測定結果
    に応じてエラーチェックの一部を省略することを特徴と
    する請求項2に記載の無線データ伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記移動局および前記基地局は、伝送中
    のデータグラムのエラーレートを測定し、その測定結果
    に応じて伝送すべきデータグラムを複数のデータグラム
    に分割して送信することを特徴とする請求項2または請
    求項3に記載の無線データ伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記移動局からの送信要求を受信した前
    記基地局は、全てのタイムスロットがふさがっている場
    合にその旨を前記移動局へ通知し、該通知を受けた前記
    移動局はランダムな時間が経過後に再度送信要求を行う
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかの項に
    記載の無線データ伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2007148372A1 (ja) * 2006-06-19 2009-11-12 富士通株式会社 無線通信デバイス及びその通信方法

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