JP2002185640A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JP2002185640A
JP2002185640A JP2000379031A JP2000379031A JP2002185640A JP 2002185640 A JP2002185640 A JP 2002185640A JP 2000379031 A JP2000379031 A JP 2000379031A JP 2000379031 A JP2000379031 A JP 2000379031A JP 2002185640 A JP2002185640 A JP 2002185640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが、転送モードを解除し忘れた場合
であっても、端末装置への着信に気付かないことを防ぐ
ことができる端末装置を提供する。 【解決手段】 端末装置1に、ユーザー情報チャネル処
理部12と、制御チャネル処理部11と、転送先番号記
憶部9と、着信転送処理を実行する制御部6と、端末装
置1の配下に接続された端末5に呼出信号を送出可能な
端末呼出部13と、端末装置1が転送モードにあるか非
転送モードにあるかが記憶されたモード記憶部9とを設
け、端末装置1が転送モードにあるときに、制御チャネ
ル処理部11が、回線2が有する制御チャネルを介して
発呼信号を着信したら、制御部6は、着信転送処理を実
行すると同時に、端末呼出部13から、端末装置1の配
下に接続された端末5に呼出信号を送出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置、具体的
には、ISDN端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNのサービスの1つに、着信転送
サービスがある。これは、発信者が受信者に電話をかけ
ても、受信者が不在で応答できない場合に、あらかじめ
受信者が指定した転送先端末に電話が転送されるサービ
スである。このような着信転送サービスは便利ではある
が、あらかじめ、通信業者と、この着信転送サービスの
提供を受ける契約を結ばなければならない。
【0003】これに対し、通信業者と上記のような契約
を結ばずに、疑似的に着信転送を実現する疑似着信転送
機能を有するISDN端末装置がある。この疑似着信転
送機能とは、ISDN回線が、2本のBチャネル(ユー
ザー情報チャネル)を有することを利用して、1本のB
チャネルを介して、発信者からISDN端末装置に着信
があった場合に、もう1本のBチャネルを利用して、I
SDN端末装置から転送先端末に転送を行い、発信者と
転送先端末との通話を可能にする機能である。なお、以
下の説明では、疑似着信転送を、単に着信転送と記す。
【0004】図4は、上記のISDN端末装置の動作の
一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明に
おけるS201等の符号は、フローチャート中のステッ
プを表す。まず、処理フローの先頭において、ISDN
端末装置への着信の有無が調べられる(S201)。着
信が無かった場合(NO)には、処理フローは終了させ
られる。着信が有った場合(YES)には、ISDN端
末装置が転送モードにあるか否かが調べられる(S20
2)。転送モードにはない場合(NO)には、ISDN
端末装置の配下に接続されたアナログ電話機に呼出信号
が送出される(S203)。転送モードにある場合(Y
ES)には、着信転送処理が行われる(S204)。
【0005】次に、転送先端末からISDN端末装置へ
応答信号が返ってきたかどうかが調べられる(S20
5)。転送先端末から応答信号が返ってきた場合(YE
S)には、2本のBチャネルを介して発信者端末と転送
先端末との通話が接続される(S206)。転送先端末
から応答信号が返ってこない場合(NO)には、処理フ
ローは終了させられる。
【0006】ところで、このISDN端末装置によって
着信転送を行う場合には、ユーザー(受信者)は、IS
DN端末装置を転送モードにする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のISD
N端末装置は、ユーザー(受信者)が外出先から戻って
きた時等に、転送モードを解除し忘れると、着信があっ
た場合に、転送先端末のみを呼び出し、ISDN端末装
置の配下に接続された端末を呼び出すことがない。従っ
て、ユーザー(受信者)が、ISDN端末装置の配下に
接続された端末の近くに居たとしても、ISDN端末装
置への着信に気付かない可能性がある。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、ユーザーが、転送モードを解除し忘れた
場合であっても、端末装置への着信に気付かないことを
防ぐことができる端末装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電話の音声等のユーザー情報を、回線が有する複数
のユーザー情報チャネルを介して送受信可能なユーザー
情報チャネル処理部と、呼の設定を開始することを要求
する発呼信号等の制御信号を、回線が有する制御チャネ
ルを介して送受信可能な制御チャネル処理部と、この制
御チャネル処理部に、回線が有する制御チャネルを介し
て着信した発呼信号を、転送する場合の転送先である転
送先端末の番号が記憶された転送先番号記憶部と、前記
制御チャネル処理部に、回線が有する制御チャネルを介
して着信した発呼信号を、前記転送先番号記憶部に記憶
された番号へ転送させる着信転送処理を実行する制御部
とを有する端末装置であって、この端末装置の配下に接
続される端末に呼出信号を送出可能な端末呼出部と、前
記端末装置が、着信転送処理を実行する転送モードにあ
るか、着信転送処理を実行しない非転送モードにあるか
が記憶されたモード記憶部とを有し、このモード記憶部
に、端末装置が非転送モードにあることが記憶されてい
るときに、前記制御チャネル処理部が、回線が有する制
御チャネルを介して発呼信号を着信したら、前記制御部
は、前記端末呼出部から、端末装置の配下に接続された
端末に呼出信号を送出させ、前記モード記憶部に、端末
装置が転送モードにあることが記憶されているときに、
前記制御チャネル処理部が、回線が有する制御チャネル
を介して発呼信号を着信したら、前記制御部は、着信転
送処理を実行すると同時に、前記端末呼出部から、端末
装置の配下に接続された端末に呼出信号を送出させるこ
とを特徴とする端末装置である。
【0010】上記構成によれば、端末装置が非転送モー
ドにあるときに回線から着信があったら、端末装置の配
下に接続された端末が呼び出され、端末装置が転送モー
ドにあるときに回線から着信があったら、着信転送処理
が実行され、転送先端末が呼び出されると同時に、端末
装置の配下に接続された端末も呼び出される。
【0011】従って、ユーザー(受信者)が外出先から
戻ってきた時等に、端末装置の転送モードを解除し忘れ
たとしても、転送先端末と、端末装置の配下に接続され
た端末との両方が同時に呼び出される(例えば、両方の
端末が同時に呼出音を発する)ので、ユーザー(受信
者)が、端末装置への着信に気付かない確率を下げるこ
とができ、応答する確率を上げることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記制御部が、
着信転送処理を実行する際に、前記制御チャネル処理部
から転送先端末への発呼信号の送信を継続する時間を計
測するタイマーを有し、前記モード記憶部に、端末装置
が転送モードにあることが記憶されているときに、前記
制御チャネル処理部が、回線が有する制御チャネルを介
して発呼信号を着信したら、前記制御部は、まず、着信
転送処理を実行し、前記タイマーが計測する時間が、所
定の時間に達しても、転送先端末から応答がない場合
に、前記端末呼出部から、端末装置の配下に接続された
端末に呼出信号を送出させることを特徴とする請求項1
に記載の端末装置である。
【0013】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があったら、まず、着信転送
処理が実行され、転送先端末が呼び出され、所定の時間
が経過しても転送先端末から応答がない場合に、端末装
置の配下に接続された端末が呼び出される。
【0014】従って、ユーザー(受信者)が外出先から
戻ってきた時等に、端末装置の転送モードを解除し忘れ
たとしても、転送先端末が呼び出され、所定の時間が経
過しても転送先端末から応答がない場合に、端末装置の
配下に接続された端末が呼び出される(例えば、転送先
端末が、所定の時間、呼出音を発した後に、端末装置の
配下に接続された端末が呼出音を発する)ので、ユーザ
ー(受信者)が、端末装置への着信に気付かない確率を
下げることができ、応答する確率を上げることができ
る。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記モード記憶
部に、端末装置が転送モードにあることが記憶されてい
るときに、前記制御チャネル処理部が、回線が有する制
御チャネルを介して発呼信号を着信したら、前記制御部
は、まず、着信転送処理を実行し、前記タイマーが計測
する時間が、所定の時間に達しても、転送先端末から応
答がない場合に、前記モード記憶部に記憶された転送モ
ードを非転送モードに変更することを特徴とする請求項
2に記載の端末装置である。
【0016】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があったら、まず、着信転送
処理が実行され、転送先端末が呼び出され、所定の時間
が経過しても転送先端末から応答がない場合に、転送モ
ードが解除されるので、その結果、端末装置の配下に接
続された端末が呼び出される。
【0017】従って、ユーザー(受信者)が外出先から
戻ってきた時等に、端末装置の転送モードを解除し忘れ
たとしても、転送先端末が呼び出され、所定の時間、応
答がなければ、転送モードが解除され、その結果、端末
装置の配下に接続された端末が呼び出されるので、ユー
ザー(受信者)が、端末装置への着信に気付かない確率
を下げることができ、応答する確率を上げることができ
る。同時に、転送モードの解除し忘れを自動的に解消す
ることができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記モード記憶
部に、端末装置が転送モードにあることが記憶された状
態のときに、前記制御チャネル処理部が、回線が有する
制御チャネルを介して発呼信号を着信し、転送先端末ま
たは端末装置の配下に接続された端末から応答がないま
ま、発呼信号を送信した発信者が回線を切断したら、前
記制御部は、前記モード記憶部に記憶された転送モード
を非転送モードに変更することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の端末装置である。
【0019】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があり、転送先端末または端
末装置の配下に接続された端末から応答がないまま、発
信者が回線を切断したら、端末装置の転送モードが解除
されるので、転送モードの解除し忘れを自動的に解消す
ることができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記制御部は、
前記モード記憶部に記憶された転送モードを非転送モー
ドに変更したら、前記制御チャネル処理部に、回線が有
する制御チャネルを介して、端末装置の転送モードが解
除されたことを、前記転送先番号記憶部に記憶された番
号に通知させることを特徴とする請求項3または4に記
載の端末装置である。
【0021】上記構成によれば、何らかの原因で端末装
置の転送モードが解除されたら、「端末装置の転送モー
ドが解除されたこと」が、転送先端末に通知されるの
で、ユーザー(受信者)が、端末装置の転送モードが解
除されたことに気付かない確率を下げることができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、転送モードの解
除の通知を繰り返す周期を計測するタイマーを有し、前
記制御部は、前記モード記憶部に記憶された転送モード
を非転送モードに変更したら、前記制御チャネル処理部
に、回線が有する制御チャネルを介して、端末装置の転
送モードが解除されたことを、前記タイマーが計測する
周期で、繰り返し、前記転送先番号記憶部に記憶された
番号に通知させることを特徴とする請求項5に記載の端
末装置である。
【0023】上記構成によれば、何らかの原因で端末装
置の転送モードが解除されたら、「端末装置の転送モー
ドが解除されたこと」が、転送先端末に、所定の周期で
繰り返し通知されるので、ユーザー(受信者)が、端末
装置の転送モードが解除されたことに気付かない確率
を、さらに下げることができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、前記制御部は、
前記モード記憶部に記憶された転送モードを非転送モー
ドに変更した後、前記制御チャネル処理部が、回線が有
する制御チャネルを介して発呼信号を着信し、着信した
発呼信号に含まれる発信者番号が、前記転送先番号記憶
部に記憶された番号と一致することを検出した場合に、
前記モード記憶部に記憶された非転送モードを転送モー
ドに戻すことを特徴とする請求項3から6のいずれかに
記載の端末装置である。
【0025】上記構成によれば、何らかの原因で端末装
置の転送モードが解除され、例えば、ユーザーが、転送
モードが解除されたことの通知を認識し(例えば、転送
先端末の表示部に表示される通知を見て)、端末装置の
転送モードを復活させたい場合に、転送先端末から端末
装置に電話をかけると、端末装置の転送モードを復活さ
せることができる。
【0026】請求項8に記載の発明は、着信転送処理の
対象となる転送対象者の番号が記憶された転送対象者記
憶部を有し、前記モード記憶部に、端末装置が転送モー
ドにあることが記憶されているときに、前記制御チャネ
ル処理部が、回線が有する制御チャネルを介して発呼信
号を着信したら、前記制御部は、前記制御チャネル処理
部が着信した発呼信号に含まれる発信者番号が、前記転
送対象者記憶部内に記憶されているかどうかを調べ、記
憶されている場合にのみ、着信転送処理を実行すること
を特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の端末装
置である。
【0027】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があったら、発信者が転送対
象者である場合にのみ、着信転送処理が実行されるの
で、例えば、発信者が重要な相手である場合にのみ、転
送先端末への転送を実行することができ、転送先端末へ
の転送数を制限することができる。
【0028】請求項9に記載の発明は、非転送モードで
あっても着信転送処理の対象となる強制転送対象者の番
号が記憶された強制転送対象者記憶部を有し、前記モー
ド記憶部に、端末装置が非転送モードにあることが記憶
されているときに、前記制御チャネル処理部が、回線が
有する制御チャネルを介して発呼信号を着信したら、前
記制御部は、前記制御チャネル処理部が着信した発呼信
号に含まれる発信者番号が、前記強制転送対象者記憶部
内に記憶されているかどうかを調べ、記憶されている場
合には、着信転送処理を実行することを特徴とする請求
項1から7のいずれかに記載の端末装置である。
【0029】上記構成によれば、発信者が強制転送対象
者である場合には、端末装置が非転送モードにあるとき
であっても、着信転送処理が実行されるので、例えば、
発信者が重要な相手である場合には、端末装置が非転送
モードにあるときであっても、転送先端末への転送が実
行され、重要な相手からの電話を取り損なう確率を下げ
ることができる。
【0030】請求項10に記載の発明は、前記制御チャ
ネル処理部が、回線が有する制御チャネルを介して発呼
信号を着信し、転送先端末または端末装置の配下に接続
された端末から応答がないまま、発呼信号を送信した発
信者が回線を切断したら、前記制御部は、前記制御チャ
ネル処理部に、回線が有する制御チャネルを介して、端
末装置に着信があったことを、前記転送先番号記憶部に
記憶された番号に通知させることを特徴とする請求項1
から9のいずれかに記載の端末装置である。
【0031】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があり、転送先端末または端
末装置の配下に接続された端末から応答がないまま、発
信者が回線を切断したら、端末装置から転送先端末に
「端末装置に着信があったこと」が通知される。従っ
て、ユーザー(受信者)は、端末装置への着信に応答で
きなかった場合であっても、「端末装置に着信があった
こと」の通知を受け取ることができ、例えば、この通知
に応じて、発信者に電話をかけ直すことができる。従っ
て、発信者と受信者との通話が接続される確率が上が
る。
【0032】請求項11に記載の発明は、端末装置に着
信があったことの通知を繰り返す周期を計測するタイマ
ーを有し、前記制御チャネル処理部が、回線が有する制
御チャネルを介して発呼信号を着信し、転送先端末また
は端末装置の配下に接続された端末から応答がないま
ま、発呼信号を送信した発信者が回線を切断したら、前
記制御部は、前記制御チャネル処理部に、回線が有する
制御チャネルを介して、端末装置に着信があったこと
を、前記タイマーが計測する周期で、繰り返し、前記転
送先番号記憶部に記憶された番号に通知させることを特
徴とする請求項10に記載の端末装置である。
【0033】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があり、転送先端末または端
末装置の配下に接続された端末から応答がないまま、発
信者が回線を切断したら、端末装置から転送先端末に
「端末装置に着信があったこと」が、所定の周期で繰り
返し通知される。従って、ユーザー(受信者)は、「端
末装置に着信があったこと」の通知を、繰り返し受け取
ることができるので、ユーザー(受信者)が通知を認識
する(例えば、転送先端末の表示部に表示される通知を
見る)確率が上がる。そして、例えば、この通知に応じ
て、発信者に電話をかけ直すことができるので、発信者
と受信者との通話が接続される確率が、さらに上がる。
【0034】請求項12に記載の発明は、端末装置に着
信があったことの通知の対象となる通知対象者の番号が
記憶された通知対象者記憶部を有し、前記制御チャネル
処理部が、回線が有する制御チャネルを介して発呼信号
を着信したら、前記制御部は、前記制御チャネル処理部
が着信した発呼信号に含まれる発信者番号が、前記通知
対象者記憶部内に記憶されているかどうかを調べ、記憶
されている場合にのみ、前記制御チャネル処理部に、回
線が有する制御チャネルを介して、端末装置に着信があ
ったことを、前記転送先番号記憶部に記憶された番号に
通知させることを特徴とする請求項10または11に記
載の端末装置である。
【0035】上記構成によれば、端末装置が転送モード
にあるときに回線から着信があり、転送先端末または端
末装置の配下に接続された端末から応答がないまま、発
信者が回線を切断したら、この発信者が通知対象者であ
る場合にのみ、端末装置から転送先端末に「端末装置に
着信があったこと」が通知される。従って、ユーザー
(受信者)は、端末装置への着信に応答できなかった場
合であっても、発信者が通知対象者である場合には、
「端末装置に着信があったこと」の通知を受け取ること
ができるので、例えば、重要な相手からの着信に応答で
きなかった場合に、「端末装置に着信があったこと」の
通知を受け取ることができる。そして、例えば、この通
知に応じて、発信者に電話をかけ直すことができるの
で、重要な相手との通話が接続される確率が上がる。ま
た、発信者が通知対象者である場合にのみ、「端末装置
に着信があったこと」が転送先端末に通知されるので、
転送先端末への通知数を制限することができる。
【0036】請求項13に記載の発明は、前記回線は、
ISDN回線であり、前記端末装置は、ISDN端末装
置であることを特徴とする請求項1から12のいずれか
に記載の端末装置である。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
におけるISDN端末装置1を含む通信システムの構成
を示すブロック図である。ISDN端末装置1はISD
N回線2に接続され、同様にISDN回線2に接続され
た発信者端末3や転送先端末4と通信可能となってい
る。ISDN端末装置1の配下には、アナログ電話機5
が接続される。なお、ISDNとは、Integrated Servi
ces Digital Networkの略語であり、総合サービスデジ
タル通信網を意味する。
【0038】発信者端末3とは、本実施形態における発
信者が使用する端末である。また、本実施形態における
受信者は、ISDN端末装置1、アナログ電話機5、転
送先端末4を使用する。受信者は、通常、アナログ電話
機5を使用するが、外出時には転送先端末4を使用す
る。転送先端末4とは、例えば携帯電話機である。
【0039】すなわち、通常は、発信者が発信者端末3
からISDN端末装置1へ電話をかけると、このISD
N端末装置1の配下に接続されたアナログ電話機5が呼
出音を発する。受信者は、外出の際には、ISDN端末
装置1を転送モードにする。すると、ISDN端末装置
1に電話がかかってきた場合に、配下のアナログ電話機
5が呼出音を発すると同時に、転送先端末4も呼出音を
発する。
【0040】さらに、受信者がどちらの端末にもでない
まま、発信者が電話を切った場合には、ISDN端末装
置1は、転送先端末4に、「ISDN端末装置1に着信
があったこと」を通知する。この通知は、所定の周期で
繰り返し行われる。
【0041】ISDN端末装置1は、CPU6、操作部
7、タイマー8、メモリ9、ISDNインタフェース1
0、Dチャネル処理部11、Bチャネル処理部12、ア
ナログ・インタフェース13、アナログ電話機状態検出
部14を有する。
【0042】CPU(Central Processing Unit)6
は、ISDN端末装置1全体の動作を制御する。操作部
7は、ユーザーがISDN端末装置1に各種の入力を行
うためのものである。各種の入力とは、例えば、転送モ
ードの設定である。タイマー8は、CPU6によって制
御され、各種の時間を計測する。各種の時間とは、例え
ば、転送モード時に、転送先端末4の呼び出しを継続す
る時間や、転送先端末4に「ISDN端末装置1に着信
があったこと」を繰り返し通知する際の、繰り返しの周
期である。
【0043】メモリ9もまた、CPU6によって制御さ
れ、各種の情報を記憶する。このため、メモリ9は、モ
ード記憶領域、発信者番号記憶領域、転送先番号記憶領
域、転送対象者リスト、強制転送対象者リスト、通知対
象者リストを有する。モード記憶領域には、ISDN端
末装置1が通常モード(非転送モード)にあるか転送モ
ードにあるかが記憶される。発信者番号記憶領域には、
ISDN端末装置1に着信があった場合の発信者の電話
番号が記憶される。転送先番号記憶領域には、転送先端
末4の電話番号が記憶される。
【0044】転送対象者リストには、転送対象者の電話
番号等が記憶される。転送対象者とは、ISDN端末装
置1が転送モードにあるとき、転送の対象となる発信者
である。すなわち、この転送対象者リストを活用する場
合、ISDN端末装置1は、転送モード時、転送対象者
から電話がかかってきた時にのみ、転送先端末4への転
送を行う。
【0045】強制転送対象者リストには、強制転送対象
者の電話番号等が記憶される。強制転送対象者とは、I
SDN端末装置1が転送モードにないときであっても、
転送の対象となる発信者である。すなわち、この強制転
送対象者リストを活用する場合、ISDN端末装置1
は、転送モードにないときであっても、強制転送対象者
から電話がかかってきた時には、転送先端末4への転送
を行う。
【0046】通知対象者リストには、通知対象者の電話
番号等が記憶される。通知対象者とは、ISDN端末装
置1が転送モードにあるとき、転送先端末4への転送を
行っても応答がなく、また配下のアナログ電話機5も応
答せず、発信者が電話を切ってしまった場合に、「IS
DN端末装置1に着信があったこと」の通知の対象とな
る発信者である。なお、ここでいう通知とは、Bチャネ
ルを用いた通話ではなく、Dチャネルを用いた情報の通
知を意味する。
【0047】ISDNインタフェース10は、ISDN
端末装置1をISDN回線2に接続するためのものであ
る。Dチャネル処理部11は、Dチャネル(制御チャネ
ル)を介して伝送される各種の制御信号を処理する。B
チャネル処理部12は、Bチャネル(ユーザー情報チャ
ネル)を介して伝送される音声等のユーザー情報を処理
する。なお、ISDN回線2においては、1本の回線が
複数のチャネルをもつ。例えば、1本のDチャネルと、
2本のBチャネル(B1チャネル、B2チャネル)とを
もつ。アナログ・インタフェース13は、ISDN端末
装置1の配下にアナログ電話機5を接続するためのもの
である。
【0048】アナログ電話機状態検出部14は、ISD
N端末装置1の配下に接続されるアナログ電話機5の状
態を検出する。アナログ電話機5の状態とは、例えば、
アナログ電話機5がオフ・フック(OFF HOOK)
の状態であるか否かである。このため、アナログ電話機
状態検出部14は、アナログ電話機5が発するオフ・フ
ック信号を検出する。
【0049】図2は、本実施形態におけるISDN端末
装置1の動作を示すフローチャートである。ISDN端
末装置1内のCPU6が、このフローチャートに示され
た「START」から「END」までの処理フローを繰
り返し実行する。なお、以下の説明におけるS1等の符
号は、フローチャート中のステップを表す。
【0050】CPU6は、処理フローの先頭において、
ISDN端末装置1への着信の有無を調べる(S1)。
具体的には、CPU6は、Dチャネル処理部11を用い
て、ISDN回線2のDチャネルを介して発呼信号が送
られてきていないかどうかを調べる。発呼信号が送られ
てきていない、すなわち着信が無かった場合(NO)に
は、CPU6は、処理フローを終了させ、再度「STA
RT」から処理フローを実行する。すなわち、CPU6
は、この処理フローを、ISDN端末装置1への着信が
有るまで繰り返し実行する。
【0051】発呼信号が送られてきた、すなわち着信が
有った場合(YES)には、CPU6は、Dチャネル処
理部11を用いて、送られてきた発呼信号に含まれてい
る呼設定情報の中から、発信者の電話番号を取り出し、
メモリ9内の発信者番号記憶領域に記憶させる(S
2)。
【0052】次に、CPU6は、ISDN端末装置1が
転送モードにあるか否かを調べる(S3)。具体的に
は、CPU6は、メモリ8内のモード記憶領域を調べ
る。転送モードにはない場合(NO)には、アナログ・
インタフェース13から、ISDN端末装置1の配下に
接続されたアナログ電話機5に呼出信号を送出させる
(S4)。転送モードにある場合(YES)には、配下
のアナログ電話機5に呼出信号を送出させると同時に、
着信転送処理を開始する(S5)。着信転送処理の開始
とは、ISDN端末装置1から転送先端末4にDチャネ
ルを介して発呼信号を送る動作である。その結果、転送
先端末4と、配下のアナログ電話機5とが、同時に呼出
音を発する。
【0053】次に、CPU6は、Dチャネル処理部11
を用いて、転送先端末4からISDN端末装置1へDチ
ャネルを介して応答信号が返ってきたかどうかを調べる
(S6)。転送先端末4から応答信号が返ってきた場合
(YES)には、CPU6は、Bチャネル処理部12を
用いて、2本のBチャネルを介して発信者端末3と転送
先端末4との通話を接続させる(S7)。詳細には、発
信者端末3とISDN端末装置1との通話を、1本のB
チャネル(以下、このチャネルをB1チャネルとする)
を介して接続させ、ISDN端末装置1と転送先端末4
との通話を、もう1本のBチャネル(以下、このチャネ
ルをB2チャネルとする)を介して接続させ、さらに、
B1チャネルとB2チャネルとを、ISDN端末装置1
内のBチャネル処理部12で連結させる。
【0054】転送先端末4から応答信号が返ってこない
場合(NO)には、CPU6は、配下のアナログ電話機
5から応答信号が返ってきたかどうかを調べる(S
8)。配下のアナログ電話機5から応答信号が返ってき
た場合(YES)には、CPU6は、Bチャネル処理部
12を用いて、1本のBチャネル(例えばB1チャネ
ル)を介して発信者端末3と、配下のアナログ電話機5
との通話を接続させる(S9)。
【0055】配下のアナログ電話機5から応答信号が返
ってこない場合(NO)には、CPU6は、Dチャネル
処理部11を用いて、発信者端末3からDチャネルを介
して切断信号が送られてきたかどうかを調べる(S1
0)。発信者端末3から切断信号が送られてくる場合と
は、例えば、受信者が応答しないので、発信者があきら
めて電話を切った場合である。切断信号が送られてこな
かった場合(NO)には、CPU6は、処理ステップを
ステップS6へ戻し、再度ステップS6、S8、S10
を実行する。そして、転送先端末4から応答信号が返っ
てくるか(S6)、配下のアナログ電話機5から応答信
号が返ってくるか(S8)、あるいは発信者端末3から
切断信号が送られてくる(S10)まで、ステップS
6、S8、S10の実行を繰り返す。
【0056】発信者端末3から切断信号が送られてきた
場合(YES)には、CPU6は、発信者が通知対象者
であるか否かを調べる(S11)。具体的には、CPU
6は、メモリ9内の通知対象者リストに、発信者の電話
番号があるか否かを調べる。発信者が通知対象者ではな
かった場合(NO)には、CPU6は、処理フローを終
了させる。発信者が通知対象者であった場合(YES)
には、CPU6は、Dチャネル処理部12を用い、Dチ
ャネルを介して転送先端末4に、「ISDN端末装置1
に着信が有ったこと」を通知する(S12)。詳細に
は、Dチャネルのユーザ・ユーザ情報格納領域を用いて
通知する。この通知は、所定の周期で繰り返し行われ
る。繰り返しの周期は、タイマー8が計測する。
【0057】以上の動作により、本実施形態におけるI
SDN端末装置1は、転送モード時に着信した場合に
は、転送先端末4に発呼信号を送信すると同時に、配下
に接続されたアナログ電話機5に呼出信号を送出するの
で、転送先端末4と、配下のアナログ電話機5との両方
が同時に呼出音を発する。そして、どちらか応答が早い
方に呼を接続する。従って、例えば、ユーザー(受信
者)が外出先から戻った時に、ISDN端末装置1の転
送モードを解除するのを忘れたとしても、配下のアナロ
グ電話機5が呼出音を発し、このアナログ電話機5に呼
を接続することができるので、呼が接続される確率が高
まる。
【0058】さらに、受信者がどちらの端末にもでない
まま、発信者が電話を切った場合には、ISDN端末装
置1は、転送先端末4に、「ISDN端末装置1に着信
があったこと」を所定の周期で繰り返し通知する。この
通知は、Bチャネルを用いた通話ではなく、Dチャネル
を用いた情報の通知である。従って、この通知は、例え
ば、転送先端末4の表示部に表示される。受信者は、通
知を受け取るために、電話にでる必要はない。また、こ
の通知は、所定の周期で繰り返し行われるので、この通
知を受信者に確実に伝えることができる。
【0059】次に、本発明の第2の実施形態におけるI
SDN端末装置について説明する。本実施形態における
ISDN端末装置の構成は、図1に示したISDN端末
装置1と同様である。
【0060】本実施形態におけるISDN端末装置1が
転送モードにあるとき、発信者が発信者端末3からIS
DN端末装置1へ電話をかけると、まず、転送先端末4
が呼出音を発し、所定の時間、応答が無かった場合に、
転送先には受信者がいないものとみなされ、配下のアナ
ログ電話機5が呼出音を発する。
【0061】さらに、受信者がどちらの端末にもでない
まま、発信者が電話を切った場合には、ISDN端末装
置1は、転送先端末4に、「ISDN端末装置1に着信
があったこと」を通知する。この通知は、所定の周期で
繰り返し行われる。
【0062】図3は、本実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。ISDN端末装置1内のCPU6が、こ
のフローチャートに示された「START」から「EN
D」までの処理フローを繰り返し実行する。なお、以下
の説明におけるS101等の符号は、フローチャート中
のステップを表す。また、図2に示したフローチャート
中のステップと同一のステップについては、その説明を
省略する場合がある。
【0063】処理フローの先頭におけるステップS10
1〜S104は、図2のステップS1〜S4と同一であ
る。すなわち、S101はS1と、S102はS2と、
S103はS3と、S104はS4と同一である。従っ
て、S101〜S104の説明は省略する。
【0064】次のステップS105では、CPU6は、
着信転送処理を開始すると同時に、タイマー8をスター
トさせ、転送先端末4の呼び出しを継続する時間の計測
を開始する。着信転送処理の開始とは、ISDN端末装
置1から転送先端末4にDチャネルを介して発呼信号を
送る動作である。その結果、転送先端末4が呼出音を発
する。
【0065】次に、CPU6は、Dチャネル処理部11
を用いて、転送先端末4からISDN端末装置1へDチ
ャネルを介して応答信号が返ってきたかどうかを調べる
(S106)。転送先端末4から応答信号が返ってきた
場合(YES)には、CPU6は、Bチャネル処理部1
2を用いて、2本のBチャネルを介して発信者端末3と
転送先端末4との通話を接続させる(S107)。詳細
には、発信者端末3とISDN端末装置1との通話をB
1チャネルを介して接続させ、ISDN端末装置1と転
送先端末4との通話をB2チャネルを介して接続させ、
さらに、B1チャネルとB2チャネルとを、ISDN端
末装置1内のBチャネル処理部12で連結させる。
【0066】転送先端末4から応答信号が返ってこない
場合(NO)には、CPU6は、転送先端末4の呼び出
しを継続する時間が満了したか否か、すなわちタイマー
8が計測している時間が所定の時間に達したか否かを調
べる(S108)。所定の時間に達していない、すなわ
ち満了していなければ(NO)、CPU6は、処理ステ
ップをステップS106に戻し、再度ステップS10
6、S108を実行する。そして、転送先端末4から応
答信号が返ってくるか(S106)、あるいはタイマー
8が満了する(S108)まで、ステップS106、S
108の実行を繰り返す。
【0067】タイマー8が満了したら(YES)、CP
U6は、転送先には受信者がいないものとみなし、アナ
ログ・インタフェース13から、ISDN端末装置1の
配下に接続されたアナログ電話機5に呼出信号を送出さ
せる(S109)。
【0068】そして、CPU6は、配下のアナログ電話
機5から応答信号が返ってきたかどうかを調べる(S1
10)。配下のアナログ電話機5から応答信号が返って
きた場合(YES)には、CPU6は、Bチャネル処理
部12を用いて、1本のBチャネル(例えばB1チャネ
ル)を介して発信者端末3と、配下のアナログ電話機5
との通話を接続させる(S111)。
【0069】配下のアナログ電話機5から応答信号が返
ってこない場合(NO)には、CPU6は、Dチャネル
処理部11を用いて、発信者端末3からDチャネルを介
して切断信号が送られてきたかどうかを調べる(S11
2)。発信者端末3から切断信号が送られてくる場合と
は、例えば、受信者が応答しないので、発信者があきら
めて電話を切った場合である。切断信号が送られてこな
かった場合(NO)には、CPU6は、処理ステップを
ステップS110へ戻し、再度ステップS110、S1
12を実行する。そして、配下のアナログ電話機5から
応答信号が返ってくるか(S110)、あるいは発信者
端末3から切断信号が送られてくる(S112)まで、
ステップS110、S112の実行を繰り返す。
【0070】発信者端末3から切断信号が送られてきた
場合(YES)には、CPU6は、処理ステップをステ
ップS113へ進める。ステップS113、S114
は、図2のステップS11、S12と同一なので、説明
を省略する。
【0071】なお、上記実施形態におけるステップS1
08で、転送先端末4の呼び出しを継続する時間が満
了、すなわちタイマー8が満了したら(YES)、IS
DN端末装置1の転送モードを解除するようにしてもよ
い。
【0072】また、第1の実施形態におけるステップS
10、または第2の実施形態におけるステップS112
で、受信者が応答しないまま発信者が電話を切ったら
(YES)、ISDN端末装置1の転送モードを解除す
るようにしてもよい。
【0073】また、転送モードを解除したら、「転送モ
ードを解除したこと」をDチャネルを介して転送先端末
4に通知するようにしてもよい。さらに、この通知を、
所定の周期で繰り返し行ってもよい。この周期の測定
は、タイマー8を用いて行えばよい。さらに、受信者が
「転送モードを解除したこと」の通知を見て、転送先端
末4からISDN端末装置1に電話をかけると、解除さ
れた転送モードが復活するようにしてもよい。
【0074】また、ISDN端末装置1を転送モードに
すると、特定の発信者から電話がかかってきた時にの
み、転送先端末4に電話を転送するようにしてもよい。
特定の発信者に関する情報、例えば、特定の発信者の電
話番号は、メモリ9内の転送対象者リストに記憶させれ
ばよい。
【0075】また、特定の発信者から電話がかかってき
た時には、ISDN端末装置1が転送モードになくて
も、転送先端末4に電話を転送するようにしてもよい。
特定の発信者に関する情報、例えば、特定の発信者の電
話番号は、メモリ9内の強制転送対象者リストに記憶さ
せればよい。
【0076】また、特定の発信者から電話がかかってき
た時にのみ、転送先端末4に「ISDN端末装置1に着
信があったこと」を通知するようにしてもよい。特定の
発信者に関する情報、例えば、特定の発信者の電話番号
は、メモリ9内の通知対象者リストに記憶させればよ
い。
【0077】なお、以上の第1および第2の実施形態で
は、ISDN回線2に接続される装置を例に挙げたが、
本発明は、ISDN回線2に限定されるものではなく、
1本の回線が複数のチャネルをもつ回線であれば、適用
可能である。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、端末装置が非転送モー
ドにあるときに回線から着信があったら、端末装置の配
下に接続された端末が呼び出され、端末装置が転送モー
ドにあるときに回線から着信があったら、着信転送処理
が実行され、転送先端末が呼び出されると同時に、端末
装置の配下に接続された端末も呼び出される。従って、
ユーザー(受信者)が外出先から戻ってきた時等に、端
末装置の転送モードを解除し忘れたとしても、転送先端
末と、端末装置の配下に接続された端末との両方が同時
に呼び出される(例えば、両方の端末が同時に呼出音を
発する)ので、ユーザー(受信者)が、端末装置への着
信に気付かない確率を下げることができ、応答する確率
を上げることができる。
【0079】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があったら、まず、着信
転送処理が実行され、転送先端末が呼び出され、所定の
時間が経過しても転送先端末から応答がない場合に、端
末装置の配下に接続された端末が呼び出される。従っ
て、ユーザー(受信者)が外出先から戻ってきた時等
に、端末装置の転送モードを解除し忘れたとしても、転
送先端末が呼び出され、所定の時間が経過しても転送先
端末から応答がない場合に、端末装置の配下に接続され
た端末が呼び出される(例えば、転送先端末が、所定の
時間、呼出音を発した後に、端末装置の配下に接続され
た端末が呼出音を発する)ので、ユーザー(受信者)
が、端末装置への着信に気付かない確率を下げることが
でき、応答する確率を上げることができる。
【0080】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があったら、まず、着信
転送処理が実行され、転送先端末が呼び出され、所定の
時間が経過しても転送先端末から応答がない場合に、転
送モードが解除されるので、その結果、端末装置の配下
に接続された端末が呼び出される。従って、ユーザー
(受信者)が外出先から戻ってきた時等に、端末装置の
転送モードを解除し忘れたとしても、転送先端末が呼び
出され、所定の時間、応答がなければ、転送モードが解
除され、その結果、端末装置の配下に接続された端末が
呼び出されるので、ユーザー(受信者)が、端末装置へ
の着信に気付かない確率を下げることができ、応答する
確率を上げることができる。同時に、転送モードの解除
し忘れを自動的に解消することができる。
【0081】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があり、転送先端末また
は端末装置の配下に接続された端末から応答がないま
ま、発信者が回線を切断したら、端末装置の転送モード
が解除されるので、転送モードの解除し忘れを自動的に
解消することができる。
【0082】また、本発明によれば、何らかの原因で端
末装置の転送モードが解除されたら、「端末装置の転送
モードが解除されたこと」が、転送先端末に通知される
ので、ユーザー(受信者)が、端末装置の転送モードが
解除されたことに気付かない確率を下げることができ
る。
【0083】また、本発明によれば、何らかの原因で端
末装置の転送モードが解除されたら、「端末装置の転送
モードが解除されたこと」が、転送先端末に、所定の周
期で繰り返し通知されるので、ユーザー(受信者)が、
端末装置の転送モードが解除されたことに気付かない確
率を、さらに下げることができる。
【0084】また、本発明によれば、何らかの原因で端
末装置の転送モードが解除され、例えば、ユーザーが、
転送モードが解除されたことの通知を認識し(例えば、
転送先端末の表示部に表示される通知を見て)、端末装
置の転送モードを復活させたい場合に、転送先端末から
端末装置に電話をかけると、端末装置の転送モードを復
活させることができる。
【0085】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があったら、発信者が転
送対象者である場合にのみ、着信転送処理が実行される
ので、例えば、発信者が重要な相手である場合にのみ、
転送先端末への転送を実行することができ、転送先端末
への転送数を制限することができる。
【0086】また、本発明によれば、発信者が強制転送
対象者である場合には、端末装置が非転送モードにある
ときであっても、着信転送処理が実行されるので、例え
ば、発信者が重要な相手である場合には、端末装置が非
転送モードにあるときであっても、転送先端末への転送
が実行され、重要な相手からの電話を取り損なう確率を
下げることができる。
【0087】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があり、転送先端末また
は端末装置の配下に接続された端末から応答がないま
ま、発信者が回線を切断したら、端末装置から転送先端
末に「端末装置に着信があったこと」が通知される。従
って、ユーザー(受信者)は、端末装置への着信に応答
できなかった場合であっても、「端末装置に着信があっ
たこと」の通知を受け取ることができ、例えば、この通
知に応じて、発信者に電話をかけ直すことができる。従
って、発信者と受信者との通話が接続される確率が上が
る。
【0088】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があり、転送先端末また
は端末装置の配下に接続された端末から応答がないま
ま、発信者が回線を切断したら、端末装置から転送先端
末に「端末装置に着信があったこと」が、所定の周期で
繰り返し通知される。従って、ユーザー(受信者)は、
「端末装置に着信があったこと」の通知を、繰り返し受
け取ることができるので、ユーザー(受信者)が通知を
認識する(例えば、転送先端末の表示部に表示される通
知を見る)確率が上がる。そして、例えば、この通知に
応じて、発信者に電話をかけ直すことができるので、発
信者と受信者との通話が接続される確率が、さらに上が
る。
【0089】また、本発明によれば、端末装置が転送モ
ードにあるときに回線から着信があり、転送先端末また
は端末装置の配下に接続された端末から応答がないま
ま、発信者が回線を切断したら、この発信者が通知対象
者である場合にのみ、端末装置から転送先端末に「端末
装置に着信があったこと」が通知される。従って、ユー
ザー(受信者)は、端末装置への着信に応答できなかっ
た場合であっても、発信者が通知対象者である場合に
は、「端末装置に着信があったこと」の通知を受け取る
ことができるので、例えば、重要な相手からの着信に応
答できなかった場合に、「端末装置に着信があったこ
と」の通知を受け取ることができる。そして、例えば、
この通知に応じて、発信者に電話をかけ直すことができ
るので、重要な相手との通話が接続される確率が上が
る。また、発信者が通知対象者である場合にのみ、「端
末装置に着信があったこと」が転送先端末に通知される
ので、転送先端末への通知数を制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態におけるISDN端
末装置1を含む通信システムの構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施形態におけるISDN端
末装置1の動作を示すフローチャート。
【図3】 本発明の第2の実施形態におけるISDN端
末装置1の動作を示すフローチャート。
【図4】 従来のISDN端末装置の動作の一例を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 ISDN端末装置(端末装置) 2 ISDN回線(回線) 3 発信者端末 4 転送先端末 5 アナログ電話機(端末) 6 CPU(制御部) 7 操作部 8 タイマー 9 メモリ(転送先番号記憶部、モード記憶部) 10 ISDNインタフェース 11 Dチャネル処理部(制御チャネル処理部) 12 Bチャネル処理部(ユーザー情報チャネル処理
部) 13 アナログ・インタフェース(端末呼出部) 14 アナログ電話機状態検出部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話の音声等のユーザー情報を、回線が
    有する複数のユーザー情報チャネルを介して送受信可能
    なユーザー情報チャネル処理部と、 呼の設定を開始することを要求する発呼信号等の制御信
    号を、回線が有する制御チャネルを介して送受信可能な
    制御チャネル処理部と、 この制御チャネル処理部に、回線が有する制御チャネル
    を介して着信した発呼信号を、転送する場合の転送先で
    ある転送先端末の番号が記憶された転送先番号記憶部
    と、 前記制御チャネル処理部に、回線が有する制御チャネル
    を介して着信した発呼信号を、前記転送先番号記憶部に
    記憶された番号へ転送させる着信転送処理を実行する制
    御部とを有する端末装置であって、 この端末装置の配下に接続される端末に呼出信号を送出
    可能な端末呼出部と、 前記端末装置が、着信転送処理を実行する転送モードに
    あるか、着信転送処理を実行しない非転送モードにある
    かが記憶されたモード記憶部とを有し、 このモード記憶部に、端末装置が非転送モードにあるこ
    とが記憶されているときに、前記制御チャネル処理部
    が、回線が有する制御チャネルを介して発呼信号を着信
    したら、前記制御部は、前記端末呼出部から、端末装置
    の配下に接続された端末に呼出信号を送出させ、 前記モード記憶部に、端末装置が転送モードにあること
    が記憶されているときに、前記制御チャネル処理部が、
    回線が有する制御チャネルを介して発呼信号を着信した
    ら、前記制御部は、着信転送処理を実行すると同時に、
    前記端末呼出部から、端末装置の配下に接続された端末
    に呼出信号を送出させることを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、着信転送処理を実行する
    際に、前記制御チャネル処理部から転送先端末への発呼
    信号の送信を継続する時間を計測するタイマーを有し、 前記モード記憶部に、端末装置が転送モードにあること
    が記憶されているときに、前記制御チャネル処理部が、
    回線が有する制御チャネルを介して発呼信号を着信した
    ら、前記制御部は、まず、着信転送処理を実行し、前記
    タイマーが計測する時間が、所定の時間に達しても、転
    送先端末から応答がない場合に、前記端末呼出部から、
    端末装置の配下に接続された端末に呼出信号を送出させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 【請求項3】 前記モード記憶部に、端末装置が転送モ
    ードにあることが記憶されているときに、前記制御チャ
    ネル処理部が、回線が有する制御チャネルを介して発呼
    信号を着信したら、前記制御部は、まず、着信転送処理
    を実行し、前記タイマーが計測する時間が、所定の時間
    に達しても、転送先端末から応答がない場合に、前記モ
    ード記憶部に記憶された転送モードを非転送モードに変
    更することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 【請求項4】 前記モード記憶部に、端末装置が転送モ
    ードにあることが記憶された状態のときに、前記制御チ
    ャネル処理部が、回線が有する制御チャネルを介して発
    呼信号を着信し、転送先端末または端末装置の配下に接
    続された端末から応答がないまま、発呼信号を送信した
    発信者が回線を切断したら、前記制御部は、前記モード
    記憶部に記憶された転送モードを非転送モードに変更す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記モード記憶部に記憶
    された転送モードを非転送モードに変更したら、前記制
    御チャネル処理部に、回線が有する制御チャネルを介し
    て、端末装置の転送モードが解除されたことを、前記転
    送先番号記憶部に記憶された番号に通知させることを特
    徴とする請求項3または4に記載の端末装置。
  6. 【請求項6】 転送モードの解除の通知を繰り返す周期
    を計測するタイマーを有し、 前記制御部は、前記モード記憶部に記憶された転送モー
    ドを非転送モードに変更したら、前記制御チャネル処理
    部に、回線が有する制御チャネルを介して、端末装置の
    転送モードが解除されたことを、前記タイマーが計測す
    る周期で、繰り返し、前記転送先番号記憶部に記憶され
    た番号に通知させることを特徴とする請求項5に記載の
    端末装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記モード記憶部に記憶
    された転送モードを非転送モードに変更した後、前記制
    御チャネル処理部が、回線が有する制御チャネルを介し
    て発呼信号を着信し、着信した発呼信号に含まれる発信
    者番号が、前記転送先番号記憶部に記憶された番号と一
    致することを検出した場合に、前記モード記憶部に記憶
    された非転送モードを転送モードに戻すことを特徴とす
    る請求項3から6のいずれかに記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 着信転送処理の対象となる転送対象者の
    番号が記憶された転送対象者記憶部を有し、 前記モード記憶部に、端末装置が転送モードにあること
    が記憶されているときに、前記制御チャネル処理部が、
    回線が有する制御チャネルを介して発呼信号を着信した
    ら、前記制御部は、前記制御チャネル処理部が着信した
    発呼信号に含まれる発信者番号が、前記転送対象者記憶
    部内に記憶されているかどうかを調べ、記憶されている
    場合にのみ、着信転送処理を実行することを特徴とする
    請求項1から7のいずれかに記載の端末装置。
  9. 【請求項9】 非転送モードであっても着信転送処理の
    対象となる強制転送対象者の番号が記憶された強制転送
    対象者記憶部を有し、 前記モード記憶部に、端末装置が非転送モードにあるこ
    とが記憶されているときに、前記制御チャネル処理部
    が、回線が有する制御チャネルを介して発呼信号を着信
    したら、前記制御部は、前記制御チャネル処理部が着信
    した発呼信号に含まれる発信者番号が、前記強制転送対
    象者記憶部内に記憶されているかどうかを調べ、記憶さ
    れている場合には、着信転送処理を実行することを特徴
    とする請求項1から7のいずれかに記載の端末装置。
  10. 【請求項10】 前記制御チャネル処理部が、回線が有
    する制御チャネルを介して発呼信号を着信し、転送先端
    末または端末装置の配下に接続された端末から応答がな
    いまま、発呼信号を送信した発信者が回線を切断した
    ら、前記制御部は、前記制御チャネル処理部に、回線が
    有する制御チャネルを介して、端末装置に着信があった
    ことを、前記転送先番号記憶部に記憶された番号に通知
    させることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記
    載の端末装置。
  11. 【請求項11】 端末装置に着信があったことの通知を
    繰り返す周期を計測するタイマーを有し、 前記制御チャネル処理部が、回線が有する制御チャネル
    を介して発呼信号を着信し、転送先端末または端末装置
    の配下に接続された端末から応答がないまま、発呼信号
    を送信した発信者が回線を切断したら、前記制御部は、
    前記制御チャネル処理部に、回線が有する制御チャネル
    を介して、端末装置に着信があったことを、前記タイマ
    ーが計測する周期で、繰り返し、前記転送先番号記憶部
    に記憶された番号に通知させることを特徴とする請求項
    10に記載の端末装置。
  12. 【請求項12】 端末装置に着信があったことの通知の
    対象となる通知対象者の番号が記憶された通知対象者記
    憶部を有し、 前記制御チャネル処理部が、回線が有する制御チャネル
    を介して発呼信号を着信したら、前記制御部は、前記制
    御チャネル処理部が着信した発呼信号に含まれる発信者
    番号が、前記通知対象者記憶部内に記憶されているかど
    うかを調べ、記憶されている場合にのみ、前記制御チャ
    ネル処理部に、回線が有する制御チャネルを介して、端
    末装置に着信があったことを、前記転送先番号記憶部に
    記憶された番号に通知させることを特徴とする請求項1
    0または11に記載の端末装置。
  13. 【請求項13】 前記回線は、ISDN回線であり、前
    記端末装置は、ISDN端末装置であることを特徴とす
    る請求項1から12のいずれかに記載の端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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