JP2002185438A - Crc演算装置 - Google Patents

Crc演算装置

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JP2002185438A
JP2002185438A JP2000376176A JP2000376176A JP2002185438A JP 2002185438 A JP2002185438 A JP 2002185438A JP 2000376176 A JP2000376176 A JP 2000376176A JP 2000376176 A JP2000376176 A JP 2000376176A JP 2002185438 A JP2002185438 A JP 2002185438A
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crc
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Taku Suzuyama
卓 鈴山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROMを使用せずに小さい回路規模で高速に
CRC演算ができるようにする。 【解決手段】 外部から入力される入力データの途中C
RCを計算する途中CRC計算回路6と、入力データの
終端のデータに対して終端CRCを計算する終端CRC
計算回路7と、途中CRC計算回路6の計算結果を記憶
する演算結果記憶手段3とを備えている。途中CRC計
算回路6は演算結果記憶手段3の出力と次の入力データ
とを用いて次の途中CRCを計算し、終端CRC計算回
路7は演算結果記憶手段3の出力と終端のデータとを用
いて終端CRCを計算し、終端CRC計算回路7の出力
を出力手段4から外部へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode)データのような8ビットの倍数の
入力データに対してCRC演算を行うCRC演算装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば特
開平7-212246号公報に記載されたCRCチェック方式が
あった。図7は前記公報に記載されたCRC演算装置の
構成を示すブロック図である。
【0003】図7に示すCRC演算装置は、互いにCP
Uバス32に接続されたCPU31、RAM33、ROM34、
およびI/O(入出力装置)35から構成されている。C
PU31は、このCRC演算装置の各部を制御するととも
にCRC演算を実行する。RAM33はCPU31の使用す
るプログラム等を格納する。ROM34はCRC演算結果
のデータを格納している。I/O35は装置に対するデー
タの入出力を行う。
【0004】以上のように構成されたCRC演算装置に
ついて、以下にその動作を説明する。
【0005】いま、図7の装置において、CRC演算を
行うべきデータの伝送のフレームが256ビット(32
バイト)であって、最終の6ビットがCRCデータとな
るものとする。CRC検出の生成多項式は (X6+X4+X3+1) …式[1] である。
【0006】受信側でのCRCチェックは、第1ビット
から第250ビットまでを前記式[1]の生成多項式で
算出し、その値と第251ビットから第256ビットま
での6ビットと比較して、一致していればデータ伝送が
正常に行われたものとする。また送信側では、逆に、第
1ビットから第250ビットまでのCRCデータを前記
式[1]の生成多項式で算出し、その値を第251ビッ
トから第256ビットに付加して送信する。
【0007】図7の装置において、CRC演算は次の手
順〜によって行われる。 :CRCチェックデータは、予め計算した値を2
14(CRCビット長+入力データ長=6+9=14)の
16k+256バイトのデータとしてROM34に持つも
のとする。
【0008】:CRCチェックの方法は、第1ビット
から第248ビットまでの31バイトについては、前回
のCRCチェックデータ(初期値は“0”とする)と、
受信または送信データ1バイトでアドレスを作成し、そ
のアドレスによって、ROMテーブルを参照して、CR
Cチェックデータを選出する。
【0009】:第249ビットおよび第250ビット
に対しては、第249ビット、第250ビットの入力デ
ータと、その前の段階までに選出されたCRCチェック
データとでアドレスを作成して、そのアドレスによっ
て、ROMテーブルを参照して、CRCチェックデータ
を選出する。
【0010】この従来例のCRCチェック方式では、上
述したような手順によって、送信側ではCRCチェック
データを作成し付加して送信する。また、受信側ではC
RCチェックデータを作成し、受信したCRCチェック
データと比較してCRCチェックを行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来の構
成では、入力データの単位が32ビット、CRCチェッ
クデータが32ビットの場合、ROM34のテーブルが2
32+32=264=18×1018のアドレス空間が必要にな
り、実現が困難である。また、CPU31がROM34から
読み出したデータと次のデータの結合を毎回行う必要が
あり、CPU31の処理に時間がかかるという問題があっ
た。さらに、作成したCRC演算用ROM34の結果をす
べて確認する必要もあった。
【0012】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、ROMを使用せずに小さい回路規模で
高速にCRC演算を行うことが出来るCRC演算装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のCRC演算装置
は、所定の第1の長さを有する入力データに対して生成
多項式によってCRC演算を行うCRC演算装置であっ
て、前記入力データに対して所定の第2の長さ単位で途
中CRCを計算する途中CRC演算手段と、前記入力デ
ータにおける前記第1の長さの終端のデータに対して終
端CRCを計算する終端CRC演算手段と、前記途中C
RC演算手段の計算結果を記憶する演算結果記憶手段と
を備え、前記途中CRC演算手段は前記演算結果記憶手
段の出力と次の第2の長さのデータとを用いて次の途中
CRCを計算し、前記終端CRC演算手段は前記演算結
果記憶手段の出力と前記第1の長さの終端のデータとを
用いて終端CRCを計算することを特徴とするものであ
る。この構成により、ROMを使用せずに小さい回路規
模で高速にCRC演算を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)
【0015】図1は本発明の第1の実施の形態における
CRC演算装置の構成図を示すブロック図ある。このC
RC演算装置は、入力データ記憶手段1と、CRC演算
手段2と、演算結果記憶手段3と、出力手段4と、制御
手段(CPU)5とを備えている。そして、CRC演算
手段2は、途中CRC演算回路6と、終端CRC演算回
路7とを備えている。
【0016】入力データ記憶手段1は外部から入力され
るデータを記憶する。CRC演算手段2は、入力データ
記憶手段1から読み出されたデータおよび演算結果記憶
手段3から読み出されたデータのCRC演算を行う。C
RC演算手段2内の途中CRC演算回路6は、CRC演
算の過程でCRC計算を行う。また、CRC演算手段2
内の終端CRC演算回路7は、CRC演算の最後にCR
C計算を行う。演算結果記憶手段3は、途中CRC演算
回路6の計算結果を記憶する。出力手段4は終端CRC
演算回路7の計算結果を外部へ出力する。制御手段5は
CRC演算装置全体の動作を制御する。
【0017】以上のように構成されたCRC演算装置に
ついて、以下にその動作を説明する。
【0018】最初にCRC演算手段2の内部構成につい
て説明する。ここでは、例として前記式[1]の生成多
項式について、図2に示す一般的なCRC演算回路を使
用して説明する。
【0019】このCRC演算回路は、縦続接続された第
1の排他的論理和回路(以下、EX−OR回路)219、
第1乃至第3のフリップフロップ(以下、FF)216乃
至214、第2のEX−OR回路218、第4のFF213、第
3のEX−OR回路217、第5乃至第6のFF212乃至21
1を備えている。
【0020】第1のEX−OR回路219には入力バス21
と出力バスとが接続され、入力データと出力データの排
他的論理和がバス29から第1のFF216に入力される。
次に、第1のFF216の出力データがバス28から第2の
FF215に入力され、その出力データがバス27から第3
のFF214に入力され、さらに、その出力データがバス2
6から第2のEX−OR218に入力される。第2のEX−
OR218には出力バス210上のデータも入力され、それら
の排他的論理和がバス25から第4のFF213に入力され
る。次に、第4のFF213の出力データがバス24から第
3のEX−OR回路217に入力される。第3のEX−O
R回路217には出力バス210上のデータも入力され、それ
らの排他的論理和がバス23から第5のFF212に入力さ
れる。そして、第5のFF212の出力データがバス22か
ら第6のFF211に入力され、その出力データが出力バ
ス210に出力される。ここで、バス28、27、26、24、2
2、210上のデータをそれぞれY0、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5と
する。
【0021】このCRC演算回路では、入力データを1
ビットずつ入力していき、CRC演算対象であるデータ
ビットが第6のFF211まで抜けた時の{Y5,Y4,Y3,Y
2,Y1,Y0}の出力が生成されたCRCのチェックデー
タになる。このCRC演算装置にデータが未入力の場合
CRCチェックデータは{0,0,0,0,0,0}で
ある。このCRC演算装置に1ビットのデータa0が入
力された場合CRCのチェックデータは{0,0,0,
0,0,a0}であり、次の1ビットのデータa1が入力さ
れた場合CRCのチェックデータは{0,0,0,0,
a0,a1}である。以後、入力するビット数がわかればそ
の時のCRCのチェックデータの各ビットの値は式で表
わすことが出来る。例えば7番目のデータa6まで入力さ
れたときのCRCのチェックデータは{a1,a0+a2,a0
+a3,a4,a5,a0+a6}となる。ここで、“+"は排他
的論理和(EX−OR)である。
【0022】この各ビット毎の式を回路で構成したのが
途中CRC演算回路6である。途中CRC演算回路6の
構成を図3に示す。途中CRC演算回路6は、Y5のCR
C1算回路41、Y4の途中計算回路42、Y3のCRC計算回
路43、Y2のCRC計算回路44、Y1のCRC計算回路45、
およびY0のCRC計算回路46を備えている。
【0023】図3はa0〜a6まで入力された状態における
各計算回路の計算式を表している。この時、Y5のCRC
計算回路41、Y4の途中計算回路42、Y3のCRC計算回路
43、Y2のCRC計算回路44、Y1のCRC計算回路45、Y0
のCRC計算回路46は、それぞれ、 Y5=a1 …式[2] Y4=a0+a2 …式[3] Y3=a0+a3 …式[4] Y2=a4 …式[5] Y1=a5 …式[6] Y0=a0+a6 …式[7] の計算を行い、その結果を出力する。Y0〜Y5は計算され
たCRCのチェックデータとなる。
【0024】図3と図2とを比較すると同じ入力に対す
るCRCチェックデータは同じ結果が得られることが分
かる。ただし、最後のデータを入力する場合にはCRC
演算回路を変える必要がある。図2のCRC演算回路に
対してa0〜a6をデータ入力すると、a6はバス28上にあ
る。しかし、入力データがa0〜a6のみだとすると、CR
C演算が終わった時点ではa6は出力バス210上になけれ
ならない。この状態の演算を終端CRC演算回路7で行
う。
【0025】終端CRC演算回路7の構成を図4に示
す。終端CRC演算回路7は、Y5のCRC計算回路51、
Y4の途中計算回路52、Y3のCRC計算回路53、Y2のCR
C計算回路54、Y1のCRC計算回路55、およびY0のCR
C計算回路56を備えている。
【0026】入力データがa0〜a6のみの場合、Y5のCR
C計算回路51、Y4のCRC計算回路52、Y3のCRC計算
回路53、Y2のCRC計算回路54、Y1のCRC計算回路5
5、Y0のCRC計算回路56は、それぞれ、 Y5=a6+a4+a3+a2+a0 …式[8] Y4=a5+a4+a3+a1+a0 …式[9] Y3=a5+a3+a1+a0 …式[10] Y2=a3+a1+a0 …式[11] Y1=a4+a2+a1+a0 …式[12] Y0=a5+a3+a2+a1 …式[13] の計算を行い、その結果を出力する。これらの式は図2
でa0〜a6のデータを入力してCRC演算を行った場合に
得られる式と同じである。
【0027】以上の動作をするCRC演算手段2とその
他の手段とから構成されるCRC演算装置の動作を図5
を参照しながら、以下に説明する。ここでは、例として
入力されるデータのビット幅を32ビット、データ長を
160ビット、CRC演算を行うための生成多項式を X32+X26+X23+X22+X16+X12+X11+X10+X8+X7+X5+X4+X 2 +X1+1…式[14] とする。
【0028】〈CRC演算動作〉 (1)まず制御手段5はCRC演算手段2内の途中CR
C演算回路6と終端CRC演算回路7、演算結果記憶手
段3の内部のFFを初期化する。160ビットの“0”
データを32ビットずつ入力すると5回で入力が完了す
る。
【0029】(2)外部から最初の32ビットのデータ
Aが入力されると、入力データ記憶手段1はデータAを
記憶する。記憶されたデータAはCRC演算手段2内に
入力され、途中CRC演算回路6でCRC演算が行わ
れ、この結果A’が演算結果記憶手段3の入力まで到達
する。
【0030】(3)次の32ビットのデータBが入力さ
れると、入力データ記憶手段1はデータBを記憶する。
また、演算結果記憶手段3はCRC演算結果A’を記憶
する。記憶されたデータBとデータA’はCRC演算手
段2内に入力され、途中CRC演算回路6でCRC演算
が行われ、この結果B’が演算結果記憶手段3の入力ま
で到達する。
【0031】(4)次の32ビットのデータCが入力さ
れると、入力データ記憶手段1はデータCを記憶する。
また、演算結果記憶手段3はCRC演算結果B’を記憶
する。記憶されたデータCとデータB’はCRC演算手
段2内に入力され、途中CRC演算回路6でCRC演算
が行われ、この結果C’が演算結果記憶手段3の入力ま
で到達する。
【0032】(5)次の32ビットのデータDが入力さ
れると、入力データ記憶手段1はデータDを記憶する。
また、演算結果記憶手段3はCRC演算結果C’を記憶
する。記憶されたデータDとデータC’はCRC演算手
段2内に入力され、途中CRC演算回路6でCRC演算
が行われ、この結果D’が演算結果記憶手段3の入力ま
で到達する。
【0033】(6)最後の32ビットのデータEが入力
されると、入力データ記憶手段1はデータEを記憶す
る。また、演算結果記憶手段3はCRC演算結果D’を
記憶する。記憶されたデータEとデータD’はCRC演
算手段2内に入力されるが、最後のデータが入力される
と、終端CRC演算回路7でCRC演算が行われ、この
結果E''が出力手段4まで到達する。E''はこのまま出
力手段4から出力される。
【0034】<送信側でCRCチェックデータを付加す
る場合>出力手段4から出力されたCRCチェックデー
タをデータに付加して、送信を行う。
【0035】<受信側で受信したCRCチェックデータ
をチェックする場合>出力手段4から出力されたCRC
チェックデータと、受信したCRCチェックデータとを
比較して、一致していたら受信したデータは正しいと判
断し、異なっていたら受信したデータには誤りがあると
判断する。
【0036】このように、本発明の第1の実施の形態に
よれば、途中CRC計算回路6と終端CRC計算回路7
とを有するCRC演算手段2と、途中CRC計算回路6
の計算結果を記憶する演算結果記憶手段3とを備え、途
中CRC計算回路6は演算結果記憶手段3の出力と次の
入力データとを用いて次の途中CRCを計算し、終端C
RC計算回路7は演算結果記憶手段3の出力と終端のデ
ータとを用いて終端CRCを計算するように構成したこ
とにより、ROMを使用せずに小さい回路規模で高速に
CRC演算を行うことができるものである。
【0037】(第2の実施の形態)第1の実施の形態の
CRC演算装置は、入力データが32ビットで割り切れ
る場合の構成例であった。ATMのデータは8ビット単
位であるため、32ビットで割り切れるとは限らない。
そこで、本発明の第2の実施の形態では、入力データの
ビット数を32で除算した剰余が8、16、24のいず
れかになることから、8ビット用、16ビット用、24
ビット用の終端CRC演算回路と、終端CRC演算出力
選択回路とを付加し、適切な終端CRC演算回路の出力
を選択するように構成した。
【0038】図7は、本発明の第2の実施の形態におけ
るCRC演算装置の構成を示す図である。この図におい
て、図1と同一または対応する構成要素には図1で使用
した符号と同一の符号を付した。
【0039】このCRC演算装置は、入力データ記憶手
段1と、CRC演算手段2と、演算結果記憶手段3と、
出力手段4と、制御手段(CPU)5と、終端CRC演
算出力選択回路11とを備えている。そして、CRC演算
手段2は、途中CRC演算回路6と、終端CRC演算回
路7と、8ビット用終端CRC演算回路8と、16ビッ
ト用終端CRC演算回路9と、24ビット用終端CRC
演算回路10とを備えている。
【0040】このCRC演算装置において、入力データ
記憶手段1、演算結果記憶手段3、出力手段4、制御手
段(CPU)5、途中CRC演算回路6、および終端C
RC演算回路7は、それぞれ第1の実施の形態における
同名の構成要素と同じ構成と機能を有している。
【0041】8ビット用終端CRC演算回路8は、入力
データのビット数を32で除算した剰余が8のときに、
終端CRCを計算する。同様に、16ビット用終端CR
C演算回路9は、入力データのビット数を32で除算し
た剰余が16のときに、終端CRCを計算し、24ビッ
ト用終端CRC演算回路10は、入力データのビット数を
32で除算した剰余が24のときに、終端CRCを計算
する。終端CRC演算出力選択回路11は、上記(6)の
後で、終端CRC演算回路7、8ビット用終端CRC演
算回路8、16ビット用終端CRC演算回路9、または
24ビット用終端CRC演算回路10の出力の内いずれか
一つを選択して出力手段4へ送る。これ以外の構成要素
の動作は第1の実施の形態と同じである。
【0042】つまり、本発明の第2の実施の形態では、
入力データのビット数が32で割り切れる場合には、第
1の実施の形態と同じく終端CRC演算回路7の出力が
出力手段4から出力され、剰余が8または16または2
4の場合には、それぞれ8ビット用終端CRC演算回路
8の出力または16ビット用終端CRC演算回路9の出
力または24ビット用終端CRC演算回路10の出力が出
力手段4から出力されることになる。
【0043】このように、本発明の第2の実施の形態に
よれば、第1の実施の形態に対して、8ビット用終端C
RC演算回路8、16ビット用終端CRC演算回路9、
および24ビット用終端CRC演算回路10をCRC演算
手段2に付加し、さらに、それらの出力を適切に選択す
る終端CRC演算出力選択回路11を付加したことによ
り、ROMを使用せずに小さい回路規模で高速にCRC
演算を行うことができ、かつ入力データが32で割り切
れない場合であっても、ROMを使用せずに小さい回路
規模で高速にCRC演算を行うことができる。
【0044】以上説明した本発明の実施の形態のCRC
演算装置は、移動体通信の移動機装置、基地局装置、無
線制御局装置、およびデジタル交換機装置などに用いる
ことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、所定の
第1の長さを有する入力データに対して所定の第2の長
さ単位で途中CRCを計算する途中CRC演算手段と、
前記入力データにおける前記第1の長さの終端のデータ
に対して終端CRCを計算する終端CRC演算手段と、
前記途中CRC演算手段の計算結果を記憶する演算結果
記憶手段とを備え、前記途中CRC演算手段は前記演算
結果記憶手段の出力と次の第2の長さのデータとを用い
て次の途中CRCを計算し、前記終端CRC演算手段は
前記演算結果記憶手段の出力と前記第1の長さの終端の
データとを用いて終端CRCを計算することにより、R
OMを使用せずに小さい回路規模で高速にCRC演算を
行うことができるという優れた効果を有するCRC演算
装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のCRC演算装置の
構成を示す図、
【図2】一般的なCRC演算回路の構成を示す図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における途中CRC
演算回路の構成を示す図、
【図4】本発明の第1の実施の形態における終端CRC
演算回路の構成を示す図、
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるCRC演算
の流れを示す図、
【図6】本発明の第2の実施の形態のCRC演算装置の
構成を示す図、
【図7】従来のCRC演算装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 入力データ記憶手段 2 CRC演算手段 3 演算結果記憶手段 4 出力手段 5 制御手段 6 途中CRC演算回路 7 終端CRC演算回路 8 8ビット終端CRC演算回路 9 16ビット終端CRC演算回路 10 24ビット終端CRC演算回路 11 終端CRC演算出力選択回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1の長さを有する入力データに
    対して生成多項式によってCRC演算を行うCRC演算
    装置であって、前記入力データに対して所定の第2の長
    さ単位で途中CRCを計算する途中CRC演算手段と、
    前記入力データにおける前記第1の長さの終端のデータ
    に対して終端CRCを計算する終端CRC演算手段と、
    前記途中CRC演算手段の計算結果を記憶する演算結果
    記憶手段とを備え、前記途中CRC演算手段は前記演算
    結果記憶手段の出力と次の第2の長さのデータとを用い
    て次の途中CRCを計算し、前記終端CRC演算手段は
    前記演算結果記憶手段の出力と前記第1の長さの終端の
    データとを用いて終端CRCを計算することを特徴とす
    るCRC演算装置。
  2. 【請求項2】 前記終端CRC演算手段は前記第2の長
    さ単位でCRC計算を行うことを特徴とする請求項1記
    載のCRC演算装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の長さが前記第2の長さで割り
    切れない場合に、その剰余に相当する長さを単位として
    終端のCRC演算を行う終端CRC演算手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のCRC演算装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のCRC演算装置を備え
    たことを特徴とする移動体通信移動機装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のCRC演算装置を備え
    たことを特徴とする移動体通信基地局装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のCRC演算装置を備え
    たことを特徴とする移動体通信無線制御局装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のCRC演算装置を備え
    たことを特徴とするデジタル交換機装置。
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