JP2002185420A - 圧縮メディア・データを通信する方法とプロセッサ回路 - Google Patents

圧縮メディア・データを通信する方法とプロセッサ回路

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JP2002185420A
JP2002185420A JP2001332709A JP2001332709A JP2002185420A JP 2002185420 A JP2002185420 A JP 2002185420A JP 2001332709 A JP2001332709 A JP 2001332709A JP 2001332709 A JP2001332709 A JP 2001332709A JP 2002185420 A JP2002185420 A JP 2002185420A
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Michael A Hannah
エイ、ハンナ マイケル
Steven R Magee
アール、マギー スティーヴン
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 等時性信号インターフェースを介してデータ
を容易に転送する。 【解決手段】 等時性信号インターフェースを介して圧
縮又は高精度データを転送する装置と方法。この発明の
好ましい実施例では、等時性信号プロセッサと圧縮メデ
ィア・データを通信する方法が、圧縮メディア・データ
のブロックを発生し、幾つかのデータ・スロットを含む
等時性データ・フレーム(図6)を発生することを含
む。各々のデータ・スロットがスロット・ビット長を持
ち、データ・スロットが第1の未使用データ・スロット
を含む。更にこの方法は、圧縮メディア・データのブロ
ックをデータ区分に構文解析することを含み、各々のデ
ータ区分の区分ビット長はスロット・ビット長以下であ
り、更に1つのデータ区分を第1の未使用データ・スロ
ットに挿入し(600)、等時性信号プロセッサに接続
された等時性信号インターフェースを介してデータ・フ
レームを直列に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は全般的に等時性信
号プロセッサと通信する装置と方法、更に具体的に言え
ば、等時性信号インターフェースを介して圧縮又は高精
度データを転送する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】一般的に、電気通信では、コー
ダ/デコーダ(コーデック)を使って、データを1つの
形式から別の形式に変換する。典型的には、コーデック
は集積回路(IC)として構成され、データのアナログ
・ディジタル(A/D)変換及びディジタル・アナログ
(D/A)変換に使われる場合が多い。この装置が最も
普通に使われるのはモデムであり、ディジタル・コンピ
ュータの信号を電話線路を介して伝送する為にアナログ
・オーディオ信号に変換し、到来アナログ・オーディオ
電話信号をコンピュータによって処理する為にディジタ
ル信号に変換する。オーディオ・コーデックの構成の一
例が、インテル・コーポレーションによって開発された
オーディオ・コーデック’97仕様改訂版2.1(“A
C97”)に記載されている。これをここで引用するこ
とによって、この出願に取入れる。AC97は、パーソ
ナル・コンピュータ・プラットフォーム上のアナログ及
びディジタル・オーディオに対する高品質オーディオ・
アーキテクチャを定めている。この発明に関係するAC
97のある面だけをここで説明するが、この他の詳しい
説明は、AC97仕様を参照されたい。AC97は、集
積回路形の2つの構成を説明しており、1つのICはデ
ィジタル制御装置であり、他方のACはアナログ信号プ
ロセッサ・スレーブである。この仕様では、1個のディ
ジタル制御装置に4個までのアナログ・スレーブを接続
することが出来る。ディジタル制御装置は、専用のディ
ジタルIC上に、マイクロプロセッサ又はディジタル信
号プロセッサ(DSP)上に、又はその組合せ上に個別
の部品の設計で構成することが出来る。アナログ・プロ
セッサは、コーデックのような専用IC上に、DSP上
に、又はその組合せ上に個別部品設計で構成することが
出来る。AC97アナログ機能がDSP上に構成される
とき、DSPがAC97制御装置からディジタル・オー
ディオ・データを受信し/それに送信する。DSPが、
オーディオ信号を発生する為に使うことが出来る形式に
ディジタル・データを変換し、並びにその逆に変換する
ことを引き受ける。この形式は、アナログであるのが普
通であるが、ディジタルであってもよい。実際のデータ
変換は、直接的にDSPにより、又はオーディオ・コー
デックのような別のデバイスの助けを借りて、実施する
ことが出来る。ディジタル・オーディオ・データはAC
97インターフェースとオーディオ・コーデックの間に
あるDSPによって処理することが出来る。この機能は
一般的にハードウエア、ソフトウエア又はその両者の組
合せで構成することが出来る。
【0003】AC97ディジタル制御装置及びAC97
アナログ・スレーブの2つのデバイスが、オーディオ・
コーデック・リンク又はAC−リンクとして知られてい
る5線式ディジタル・インターフェースを介して通信す
る。一般的に、AC97データは、48kHzのフレー
ム速度で、別々の送信及び受信データ線路を用いて両方
向に転送される。ビット・クロック及びフレーム同期信
号が送信及び受信データ線路で共有である。各フレーム
は、13個のスロットに分割された256ビットの直列
データで構成される。各フレームの最初の16ビットが
スロット0を構成する。各フレームの残りの240ビッ
トが、スロット1乃至スロット12と呼ぶ12個の20
ビット・データ・スロットを構成する。各スロットが、
AC97仕様に準拠した特定の機能を有する。スロット
0、1及び2が、AC97インターフェースを介しての
制御に使われる。スロット3−12がAC97スレーブ
とのデータ転送に使われる。最近、AC97システムで
実施するのが有利であるような幾つかの技術的な開発が
オーディオ・データ転送の分野であるが、こういう開発
は、現在のAC97仕様の範囲外である。第1に、イン
ターネットを介するオーディオ・データ転送が次第に多
岐になっている。インターネット・オーディオは、MP
3、MPEGAAC、WMA、AC3、DTS及びその
他の数多くのフォーマットのような圧縮オーディオ・フ
ォーマットである。歌又は音声バイトに必要なデータ量
を減らすことが出来るように、一般的に圧縮フォーマッ
トが使われており、こうして帯域幅を節約すると共に、
インターネットを介して音声ファイルを転送するのに要
する時間を短縮している。こういう圧縮データ・フォー
マットの他に、圧縮音声データに対する条件があり、そ
の為に幾つかの符号化オーディオ・フォーマットがあ
る。AC97設計の1つの欠点は、AC97インターフ
ェースを介してこういう圧縮オーディオ・フォーマット
を転送する為の機構が一般的にはないことである。2つ
目の技術的な発展は、ディジタル・オーディオの精度が
高くなっていることである。高精度24ビットパルス符
号変調(PCM)オーディオ・サンプルは次第に普通の
ものになっており、DTS及びMLP(DVD−オーデ
ィオに対する新しい圧縮基準)のようなアルゴリズムも
普及している。ANSI/IEEE754基準に適合す
るもののような32ビット浮動小数点データは、高精度
データ・フォーマットのもう1つの例である。しかし、
現在のAC97インターフェースは、20ビット・サン
プル幅のデータ転送しか出来ない。この為、AC97設
計のもう1つの欠点は、AC97インターフェースを介
して高精度オーディオ・フォーマットを転送する機構が
一般的にないことである。
【0004】
【課題を解決する為の手段及び作用】上記並びにその他
の問題が、制御装置及び等時性信号プロセッサの間で圧
縮又は高精度メディア・データを転送するこの発明の好
ましい実施例によって、全般的に解決され又は回避さ
れ、そして技術的な利点が全体的に達成される。メディ
ア・データは、例えばオーディオ、ビデオ又はマルチメ
ディア・データであってよい。この明細書で言う「圧
縮」データとは、圧縮器又は符号器によってデータを圧
縮又は符号化するように処理されていて、このデータに
対するデータ転送速度及び記憶条件が、圧縮されていな
い又は符号化されていない形のメディア・データに比べ
て減少しているようなデータである。この明細書で言う
「高精度」データとは、サンプル当たり20ビットより
大きなワード幅を持つデータである。制御装置とスレー
ブの間を流れる通常のメディア・データの流れは等時性
であり、システムが正しく機能する為には、一般的には
中断してはならない。メディア・データ処理では、一般
的にデータは、源と同じデータ・フロー速度に近い速度
で着信先に到着する必要がある。この発明の好ましい実
施例は、圧縮データの転送を、標準的な等時性データ
(例えばAC97インターフェースに於けるPCMデー
タ)と同時に転送することが出来るようにする。この発
明の別の好ましい実施例は、高精度データ・フォーマッ
トで標準的な等時性データの転送が出来るようにする。
高精度データは、例えば固定小数点又は浮動小数点デー
タであってよい。
【0005】この発明の好ましい実施例では、等時性信
号プロセッサと圧縮メディア・データを通信する方法
が、圧縮メディア・データのブロックを発生し、幾つか
のデータ・スロットを含む等時性データ・フレームを発
生することを含む。各々のデータ・スロットがスロット
・ビット長を持ち、データ・スロットが第1の未使用デ
ータ・スロットを含む。更にこの方法は、圧縮メディア
・データのブロックをデータ区分に構文解析(parse)
することを含む。各々のデータ区分の区分ビット長はス
ロット・ビット長以下であり、更にこの方法は、1つの
データ区分を第1の未使用データ・スロットに挿入し、
等時性信号プロセッサに接続された等時性信号インター
フェースを介してデータ・フレームを直列に転送するこ
とを含む。この発明の別の好ましい実施例では、等時性
メディア・データ及び圧縮メディア・データを通信する
プロセッサ回路が、ディジタル制御装置に対する直列デ
ィジタル・リンクとなるディジタル・インターフェース
を有する。等時性メディア・データ及び圧縮メディア・
データがこのディジタル・リンクを介してデータ・フレ
ームとして転送される。更にこの回路は、ディジタル・
インターフェースに結合されて、データ・フレームを処
理するデータ・フレーム・プロセッサを有する。各々の
データ・フレームは幾つかのデータ・スロットを含み、
データ・スロットの内、等時性データの転送に使われて
いない少なくとも1つが、圧縮データを転送する為に使
われる。更に回路は、データ・フレーム・プロセッサに
結合されて、圧縮データのブロックを記憶するデータ・
バッファを有する。この発明の好ましい実施例では、等
時性信号プロセッサと高精度等時性メディア・データを
通信する方法が、幾つかのデータ・スロットを含む等時
性データ・フレームを発生することを含む。各々のデー
タ・スロットがスロット・ビット長を持ち、高精度等時
性メディア・データは、スロット・ビット長より大きな
データ・ビット長を有する。更にこの方法は、高精度等
時性データを1つ又は更に多くのデータ・スロットに構
文解析し、等時性信号プロセッサに接続された等時性信
号インターフェースを介してデータ・フレームを直列に
転送することを含む。この発明の別の好ましい実施例で
は、高精度等時性メディア・データを通信するプロセッ
サ回路が、ディジタル制御装置に対する直列ディジタル
・リンクとなるディジタル・インターフェースを持ち、
高精度等時性メディア・データが前記ディジタル・リン
クを介してデータ・フレームとして転送される。更に回
路は、ディジタル・インターフェースに結合されてい
て、データ・フレームを処理するデータ・フレーム・プ
ロセッサを有する。各々のデータ・フレームは幾つかの
データ・スロットを含み、各々のデータ・スロットはス
ロット・ビット長を持ち、高精度等時性メディア・デー
タはスロット・ビット長より大きなデータ・ビット長を
有する。高精度等時性データが2つ又は更に多くのデー
タ・スロットに構文解析される。
【0006】この発明の好ましい実施例の利点は、圧縮
又は高精度データを転送するのに、AC97設計の変更
又は追加をごく少なくして、AC97仕様の現存の機能
性の範囲内でそれを実施することが出来ることである。
この発明の好ましい実施例の別の利点は、PCMデータ
及び制御/状態データと同時に、1個の直列インターフ
ェースを通して圧縮データを流すことが出来ることであ
る。更に、この共有インターフェースは、デバイスのピ
ン数を減らすことが出来、これによってICコストが切
下げられ、ボードの複雑さが低下する。この発明の好ま
しい実施例の別の利点は、圧縮オーディオ・データのパ
ッディングを必要としないことである。更にある好まし
い実施例では、圧縮オーディオの流れに追加の情報を加
える必要がない。この発明の好ましい実施例の別の利点
は、現行のAC97仕様と後向きの互換性を持つことが
出来ることである。高精度データ転送の実施例では、最
上位ビット(MSB)が依然として適切なAC97スロ
ットに割振れられている限り、高精度データを受信する
AC97部品は、通常のデータ転送の場合と略同じ20
ビットを受信する。受信器は、高精度データの最下位ビ
ット(LSB)を使っても使わなくてもよい。勿論、受
信器がLSBを使わない場合、LSBが入っているスロ
ットを他の目的の為に使おうとしてはならない。この発
明の好ましい実施例の別の利点は、高精度データの多重
チャンネルをビット・パッキング技術を通じて、AC9
7インターフェースを介して転送することが出来ること
である。
【0007】この発明の好ましい実施例の更に別の利点
は、融通性があり、設計技術者がシステム・コストをご
く僅かにして、高精度アルゴリズムを構成することが出
来るようにすることである。例えば、設計技術者は、ゲ
ート数、プロセッサの利用及び/又はメモリの消費を最
小限に抑えながら、高精度アルゴリズムを構成すること
が出来る。もう1つの例として、ビット・パッキング方
法の融通性により、設計技術者は、特定のシステムの設
計に最もよく合う高精度アルゴリズムを構成することが
出来る。以上に述べたのは、以下のこの発明の詳しい説
明がよく理解されるようにする為のこの発明の特長及び
技術的な利点の概略をおおまかに述べたものである。こ
の発明のこの他の特長及び利点は、この発明の特許請求
の内容となる以下の説明で述べる。当業者であれば、こ
こに開示する概念及び特定の実施例は、この発明と同じ
目的を実施する為に、構造又はプロセスを変更するか又
は他の構造或いはプロセスを設計する為の根拠として、
容易に利用することが出来ることが理解されよう。更
に、このような同等の構造は、特許請求の範囲によって
定められたこの発明の範囲を逸脱するものではないこと
も、当業者には理解されよう。この発明並びにその利点
が更に完全に理解されるように、次に図面について説明
するところを参照されたい。
【0008】
【実施例】現在好ましいと考えられる実施例の構成及び
使い方をこれから詳しく説明する。しかし、この発明は
多くの応用し得る発明概念を持つものであって、これは
広い範囲の種々の特定の場合に実施することが出来るこ
とを承知されたい。ここで説明する特定の実施例は、こ
の発明を構成し利用する為の特定の方法を例示するに過
ぎず、この発明の範囲を制限するものではない。この発
明を特定の場合、即ちAC97システムに関連する好ま
しい実施例について説明する。しかし、この発明は、他
のプロトコルを用いてオーディオ・データを転送した
り、或いはビデオ又はマルチメディアのような他の種類
の等時性データを転送するこの他の等時性信号処理シス
テムにも用いることが出来る。更に、好ましい実施例の
説明は、DSPに構成した場合であるが、コーデック・
ハードウエアに組込まれた機能を持つ実施例も可能であ
る。組込みコーデックの構成は、ICの設計及び製造を
必要とすることがあり、具体的なコーデックの設計及び
能力にとって特定の圧縮又は高精度データ・フォーマッ
ト及びプロトコルで実施されることがある。ディジタル
・スピーカ、インターネット・オーディオ、モデム及び
無線技術を含めて、多くのデバイスがAC97インター
フェースを利用することが出来る。この発明の好ましい
実施例は、この任意の分野、特にAC97インターフェ
ースを介して圧縮又は高精度データの転送を必要とする
分野に用いることが出来る。AC97制御装置がこの技
術を利用することが出来る。この技術を利用することが
出来る典型的なAC97スレーブは、等化プロセッサの
ようなオーディオ・プロセッサ、及びAC97制御装置
とインターフェース接続されるようにプログラムされた
DSPを含む。更に、現存のコーデックよりも更に機能
性を高めた将来のAC97コーデックは、その設計の中
に、この発明の実施例を一体化することが出来る。AC
97仕様では、AC97スレーブが一般的にAC97コ
ーデックと呼ばれている。しかし、ここでは、それをA
C97スレーブと呼ぶ。これは、これが例えば専用コー
デック又はDSPとして構成することが出来、好ましい
実施例では、データ転送がその機能性の中に設計されて
おり、或いはDSP及びコーデックの組合せとして構成
することが出来るからである。次に図1について説明す
ると、AC97オーディオ・システムの主な部品が示さ
れている。AC97スレーブ102は48kHzの固定
の又は可変のサンプル速度DAC及びADC変換、ミキ
シング、及びアナログ処理(音質、3Dステレオ強化
等)を実施することが出来る。AC97スレーブ102
は、AC97ディジタル制御装置104に対するスレー
ブとして作用し、ディジタル制御装置104が、AC9
7オーディオ・システムのディジタル部分に構成されて
いる。AC97制御装置104は主にパーソナル・コン
ピュータ(PC)内のPCIバス用であって、例えば4
8kHzへの又はそれからの高品質サンプル速度変換、
ウェーブテーブル合成及び多重チャンネル符号化音声を
支援する単独設計として作用し得る。AC97制御装置
104はPCI多機能アクセラレータの中に組込むこと
もでき、オーディオを電話又はグラフィックと組合せる
ことにより、一層高い集積レベルを達成することが出来
る。AC97アーキテクチャは、ISA、USB、13
94又はその他の設計で構成することも出来る。AC−
リンク106が、AC97制御装置104をAC97ア
ナログ・スレーブ102に接続するディジタル・リンク
であり、両方向の5線式の直列時分割多重化(TDM)
フォーマットのインターフェースである。AC−リンク
106は主に回路板上の専用のポイント・ツー・ポイン
ト相互接続として設計されるが、オフボード相互接続部
を構成してもよい。データが、別々の送信及び受信デー
タ線路を介して両方向で転送される。ビット・クロック
及びフレーム同期信号は、送信及び受信データ線路の間
で共有である。
【0009】図1に見られるように、ディジタル・デー
タがディジタル制御装置104及びアナログ・プロセッ
サ102の間で転送される。アナログ・インターフェー
スがAC97アナログ・スレーブ102によって処理さ
れる。AC97アーキテクチャはステレオ2スピーカ形
PCオーディオ並びに多重チャンネル拡張及び多重チャ
ンネルオーディオを支援することが出来る。図2に示す
ように、AC−リンク206は、1つのAC97ディジ
タル制御装置204と4個までのAC97アナログ・ス
レーブ202a−202dの間の多点接続を支援するこ
とが出来る。幾つかのスレーブAC−リンクの構成は、
共通のBIT_CLKを利用し、各々のスレーブ・デバ
イスがそれ自身のSDATA_IN線路を使う。あるシ
ステムでは、SDATA_INx線路をオアして、ディ
ジタル制御装置204の1つのピンに入力することが出
来る。残りの線路SYNC、SDATA_OUT及びR
ESET/はスレーブの間で別々であっても共有であっ
てもよい。
【0010】図3には、AC97等時性信号プロセッサ
の内部の機能的なブロックが示されている。スレーブ・
ディジタル・インターフェース302が、AC97ディ
ジタル制御装置との通信の為のAC−リンク304及び
64個の16ビット・レジスタ318を持っている。デ
ィジタル・インターフェース302は、随意選択のデー
タ・バッファ316をも持っており、係属中の仮出願通
し番号60/221、698に詳しく記載されている多
重ワード・プロトコルを用いて転送されたデータを保持
する為にこれを使うことが出来る。この代りに、データ
・バッファを使って、処理の為に圧縮データ又は高精度
データを保持することが出来る。2つの固定48kHz
又は可変速度DAC 306が、内部合成器及びその他
の任意のディジタル源を含む全てのソフトウエア源のA
C97制御装置で発生されたミックスを含むステレオ・
パルス符号変調(PCM)OUTチャンネルを支援す
る。PCM OUT 306がこの他のアナログ源と混
合され、アナログ・ミキサ・ブロック308の利得制御
を受け、随意選択のアナログ・ブロック310による随
意選択の3Dステレオ強化及び音質制御の処理を受け、
種々の線路出力信号として送り出される。スピーカホン
電話に対して、モノ出力は電話サブシステムに対しマイ
ク(mic)のみ、又は源のモノ・ミックスを送り出す
ことが出来る。PCM ADC 312が、固定48k
Hz又は可変速度入力の2チャンネルを支援し、マイク
に専用の第3の固定48kHz ADC入力チャンネル
を支援することが出来る。標準ステレオPCM入力チャ
ンネルが、アナログ・ミキサ・ブロック308からの任
意の単独又はステレオ源又は源の混合の記録を支援す
る。随意選択の専用マイク・チャンネルは、オーディオ
・サブシステムがAC97ディジタル制御装置、又はホ
ストCPUの何れかに於ける頑丈なステレオ・マイク入
力フィルタ作用に必要な左及び右線路出力基準信号と共
に、マイクを記録することが出来るようにし、音響エコ
ー相殺能力の範囲を拡げる。音声入力の用途には、独立
のマイク・チャンネルを専用にしてもよい。モデムAD
C/DACの対314が、モデムAFE機能の線路コー
デック部分をAC97に一体化することを支援する。ア
ナログ・ミキサ・ブロック308及び随意選択のアナロ
グ・ブロック310のある機能は、データがまだディジ
タル・フォーマットである間に、DSPで実施すること
が出来る。この為、アナログ・ミキサ・ブロック308
及び随意選択のアナログ・ブロック310のある機能
は、全体的なシステムの機能を保ちながら、ディジタル
・インターフェース302に移すことが出来る。アナロ
グ領域の全ての機能をDSPに移し、ディジタル・イン
ターフェースだけを使い、アナログ部品又は処理を全く
しないことも可能である。例えば、等時性信号プロセッ
サ300は、ディジタル・スピーカに対して直接的にデ
ィジタル・データ信号を供給することが出来る。
【0011】図4には、AC97スレーブとAC97デ
ィジタル制御装置の間のAC−リンク・インターフェー
スを介してのデータ転送のフォーマット及びタイミング
が示されており、図5に更に詳しく示されている。AC
97データが、48kHzのフレーム速度で、別々の送
信及び受信データ線路を介して、両方向に直列にフレー
ムとして転送される。ビット・クロック及びフレーム同
期信号は送信及び受信で共有である。各フレームは13
のスロットに分割された直列データの256ビットで構
成される。各フレームの最初の16ビットがスロット0
を構成する。各フレームの残りの240ビットが、スロ
ット1乃至スロット12と呼ぶデータの12個の20ビ
ット・スロットを構成する。各々のスロットはAC97
仕様に準拠する特定の機能を持っている。スロット0、
1及び2は、AC97インターフェースに対する制御に
使われる。スロット3乃至12はAC97スレーブとの
データ転送に使われる。ディジタル制御装置又はスレー
ブにあるデータ・フレーム・プロセッサが、データを出
のフレームにコンパイルし、入のフレームからのデータ
を構文解析する。AC97の構成の大抵の場合、データ
伝送の間、AC97フレームのデータ・スロット3乃至
12の全部を使わない。この発明の好ましい実施例は、
AC97インターフェースを介して圧縮オーディオ・デ
ータを転送するのにこの特性を利用する。未使用のスロ
ット(1つ又は複数)があれば、それを圧縮オーディオ
・データに対して使うことが出来る。他のデータ・スロ
ットは引き続いて標準PCMデータを運んでいることが
ある。こうすることにより、AC97スレーブは、圧縮
データ及び普通のPCMデータの両方を同時に送信/受
信及び処理することが出来る。直列データ出力及び直列
データ入力フレームに対する一例が図6に示されてい
る。AC97仕様により、スロット5はモデム線1に対
して選定されている。モデム線1のデータはこの例では
使わないので、圧縮オーディオ・データ600は直列デ
ータ出力フレームのスロット5で転送することが出来、
圧縮オーディオ・データ602は、直列データ入力フレ
ームのスロット5で転送することが出来る。他のスロッ
トは同時にPCMデータを転送することが出来る。圧縮
オーディオ・データは6チャンネルまで又はそれ以上の
情報を運ぶことが出来るが、圧縮されているので、AC
97フレームの1つのスロットだけを占める。この代り
に、これより速い転送又はより多くのデータが必要であ
る場合、フレーム内の1つより多くのスロットを使うこ
とが出来る。圧縮オーディオ・アルゴリズムが典型的に
はバイト単位で圧縮データを処理するので、インターフ
ェースはスロットの16個の最上位ビットを送信するだ
けである。標準的な処理では、20ビットが均一にバイ
トに分布されていないが、あるスロットの20ビット全
部も希望によっては使うことが出来る。この代りに、そ
れらが1つより多くのスロットに互って分散していれ
ば、20より多くのビットを使うことが出来る。例え
ば、24ビットの圧縮データでは、16ビットを1つの
スロットに入れ、8ビットを別のスロットに入れるか、
或いは20ビットを1つのスロットに入れ、4ビットを
別のスロットに入れることが出来る。
【0012】好ましい実施例の幾つかの異なる構成を使
って、AC97インターフェースを介して圧縮データを
転送することが出来る。第1の好ましい実施例はAC9
7仕様のオン・デマンド標本化の特長を利用する。この
実施例では、AC97スレーブが、オン・デマンド標本
化形式でPCMデータを受信する要請をするのと同様
に、特定の圧縮オーディオ・データ・スロットに関連す
るスロット要請ビット・フラグを出すことにより、圧縮
オーディオ・データに対する要請をする。フラグは、ス
レーブから制御装置へ、入力スロット1のオーディオ入
力フレーム毎に通過される。図7は、入力スロット1の
ビットの割振りを示す表である。入力スロット1の9番
目のビット700が、AC97スレーブによってセット
され、スロット5に圧縮データを要請する。AC97制
御装置(マスター)がこのときAC97入力フレームの
スロットの要請を受取る。次のAC97フレームで、圧
縮オーディオ・データがAC97のバッファに存在して
いれば、制御装置はスロット5に圧縮データを挿入し、
適当なタグ・ビットを有効にセットする。このとき、A
C97スレーブはAC97フレーム・データを受取り、
圧縮オーディオ・データ・スロット5に関連するタグ・
ビットを検査し、セットされていれば、スロット5に入
っているデータを受取る。
【0013】好ましい実施例では、AC97スレーブは
一般的には、要請される度にデータを受取るとは期待さ
れておらず、データの要請を続け、データがAC97制
御装置に利用出来るようになったとき、制御装置がその
データを直ちにスレーブに送信するようになっている。
そうすることにより、圧縮オーディオ・データはAC9
7を介して出来るだけ速く転送され、オーディオ・スト
リームを発生する。圧縮オーディオが典型的にはオーデ
ィオ・データのブロック又はフレーム内で処理されるこ
とに注意されたい。多くの場合、復号器又は圧縮解除器
がデータに対して作用し得るようになる前に、オーディ
オ・データの完全なブロック又はフレームを受取ってい
なければならない。これがPCMデータ処理と異なる。
なぜなら、PCMデータは1つのサンプルとして直ちに
処理することが出来、その為、従来のAC97インター
フェースは、AC97スレーブが必要とするとき、PC
Mサンプルを要請するときにだけ使われているからであ
る。AC97スレーブからAC97制御装置へSDAT
A_IN線を介して圧縮オーディオ・データを伝送する
場合、AC97スレーブがデータを選ばれたスロットに
入れ、適当なタグ・ビットを有効とセットする。一般的
に、AC97スレーブは、有効なデータを持つフレーム
に対して適切なタグ・ビットが有効とセットされている
限り、任意の所定のAC97フレーム内にある任意の圧
縮データを送信することが出来る。第2の好ましい実施
例では、AC97インターフェースは、同期ワードを含
む圧縮オーディオ・データに対して作用することが出来
る。一般的に、これによって、AC97インターフェー
スのオン・デマンド標本化の特長を使う必要がなくな
る。圧縮オーディオ・データ・スロットに対するスロッ
ト要請ビット・フラグが、AC97スレーブによって高
にセットされるが、AC97スレーブは、圧縮オーディ
オ・スロットに対するタグ・ビットを検査しない。この
実施例では、AC97スレーブが、タグ・ビットのセッ
ト状態の如何にかかわらず、圧縮オーディオ・データ・
スロット内の全てのデータを潜在的に有効であるものと
して取扱う。圧縮オーディオ・データ・フォーマット
は、各々の圧縮オーディオ・ブロックに関連する同期ワ
ードを持っているから、AC97スレーブは、同期ワー
ドが検出されるまで、ワード毎に到来データを検査する
ことが出来る。同期ワードより前に受取った無効データ
は廃棄することが出来る。同期ワードが見付かった後、
圧縮データを受取って、AC97スレーブによって処理
する為にバッファに記憶することが出来る。大抵は標準
寸法であるが、ある場合には、圧縮オーディオ・ブロッ
クはブロックの寸法について検査されることがある。圧
縮オーディオ・ブロックの終わりより後、但し次の同期
ワードより前に受取ったデータは廃棄することが出来
る。
【0014】好ましい実施例では、一旦AC97制御装
置が圧縮オーディオ・ブロックの送信を開始すると、そ
れは、圧縮オーディオ・データ・ブロックが完成するま
で、常に圧縮オーディオ・データ・スロットを有効デー
タで埋めなければならない。AC97制御装置は、この
過程を繰返すまで、0又はドントケア・データを送るこ
とが出来る。SDATA_IN線を介してAC97スレ
ーブからAC97制御装置へ圧縮オーディオ・データを
伝送する場合、AC97スレーブはデータを選ばれたス
ロットに入れることが出来る。有効タグ・ビットが常に
セットされる。一般的に、AC97スレーブは、圧縮オ
ーディオ・データ・ブロックに対する十分なバッファ作
用を持ち、圧縮オーディオ・データ・ブロック全体が完
成するまで、選ばれたスロットが引き続いて有効データ
を送信するようになっていなければならない。その後、
0又はドントケア・データを送信することが出来る。A
C97制御装置が、AC97スレーブがデータを受信す
るのと同様に、データを受信して処理する。AC97制
御装置は同期ワードを探索し、その後、一旦同期ワード
が検出されたら、オーディオ・データ・ブロックを処理
する。第3の好ましい実施例では、AC97インターフ
ェースが、同期ワードを持っていない圧縮オーディオ・
データに作用することが出来る。この実施例は第2の実
施例と同様であるが、同期ワードを持っていないかもし
れない圧縮オーディオ・フォーマットに適用される点が
異なる。この場合、データ・ストリーム中の何処かで、
同期ワードを含むヘッダを発生する。これは、AC97
制御装置により、又はAC97制御装置より手前のオー
ディオ・ストリーム中の他の場所で行うことが出来る。
任意の圧縮オーディオ・ブロック寸法を作り出して、一
定量のデータがヘッダの同期ワードに関連するようにす
ることが出来る。第2の実施例の場合のように、圧縮オ
ーディオ・データ・スロットに対するスロット要請ビッ
ト・フラグは高にセットされ、AC97スレーブは、圧
縮オーディオ・スロットに対するタグ・ビットを検査し
ない。この代りに、AC97スレーブは、タグ・ビット
のセット状態に関係なく、圧縮オーディオ・データ・ス
ロット内の全部のデータを潜在的に有効であるものとし
て取扱う。AC97スレーブが、同期ワードを持つヘッ
ダが見付かるまで、到来データをワード毎に検査する。
同期ワードより手前で受取った無効データは廃棄するこ
とが出来る。同期ワードが検出された後、オーディオ・
ブロック寸法に至るまでに受取った圧縮データを、AC
97スレーブによる処理の為にバッファに記憶すること
が出来る。それより後、但し同期ワードを持つ次のヘッ
ダより前に受取ったデータは廃棄することが出来る。
【0015】好ましい実施例では、一旦AC97制御装
置が圧縮オーディオ・ブロックの送信を開始したら、圧
縮オーディオ・データ・ブロックが完成するまで、それ
が常に圧縮オーディオ・データ・スロットを有効データ
で埋めなければならない。AC97制御装置は、この過
程を繰返すまで、0又はドントケア・データを送ること
が出来る。SDATA_IN線を介してAC97スレー
ブからAC97制御装置へ圧縮オーディオ・データを伝
送する場合、AC97スレーブが同期ワードを持つヘッ
ダを発生し、任意の圧縮オーディオ・ブロック寸法を作
成することが出来る。このとき、AC97スレーブが選
ばれたスロットにデータを入れる。有効タグ・ビットが
常にセットされる。一般的に、AC97スレーブは、圧
縮オーディオ・データ・ブロックに十分なバッファ作用
を持っていて、圧縮オーディオ・データ・ブロック全体
が完成するまで、選ばれたスロットが引き続いて有効デ
ータを送信しなければならない。その後、0又はドント
ケア・データを送信することが出来る。AC97制御装
置が、AC97スレーブがデータを受信するのと同様
に、データを受取って処理する。AC97制御装置は同
期ワードを持つヘッダを探索し、その後、一旦同期ワー
ドが検出されると、オーディオ・データ・ブロックを処
理する。その代りに、上に述べた実施例の組合せを使っ
て、多数の他のプロトコルを定めることが出来る。例え
ば、AC97仕様に記載されているオン・デマンド標本
化の特長を使うことにより、悉くのAC97フレームが
有効な圧縮データを持つことを必要としないようなプロ
トコルを構成することが出来る。更に、ブロックの寸法
又はデータ量を同期又はヘッダと共に又はその後に送り
込むことが出来る。更にその代りに、幾つかのAC97
スロットが圧縮オーディオ・データの伝送に使われるよ
うなプロトコルを構成することが出来る。1実施例で
は、2つのデータ・スロットが使われる。第1のスロッ
トは、第2のスロットにある圧縮データが有効であると
いう表示子を持つことが出来る。AC97スレーブが有
効データ表示子があるかどうか第1のスロットを検査
し、有効とセットされていれば、第2のスロットに入っ
ているデータを処理することが出来る。AC97スレー
ブは、有効データ表示子が無効とセットされている場
合、第2のスロットを廃棄することが出来る。有効表示
子は随意選択により、カウント・アップして折返す値で
あってよく、こうすることによって有効表示子スロット
内の擬似的雑音に対する免疫性を改善することが出来
る。
【0016】別の好ましい実施例も、AC97フレーム
のデータ・スロット3乃至12の全部が一般的には使わ
れないというAC97インターフェースの特性を利用す
る。この実施例では、AC97インターフェースを介し
て高精度データを転送することが出来る。一般的には、
高精度データ・サンプルが分離され、AC97フレーム
内の未使用スロットに再分配される。例えば、各々のサ
ンプルからの最上位ビットを通常のAC97フレーム・
スロットに割当て、各々のサンプルからの残りの最下位
ビットが未使用のAC97スロットに分配される。AC
97インターフェースを介してのデータの転送が完了し
た後、最下位ビットを対応するサンプルの最上位ビット
に付属させることにより、高精度データを再生すること
が出来る。一例として、AC97スレーブに伝送される
20ビットPCMデータのステレオ・オーディオ・スト
リームは、典型的にはAC97フレームのスロット3及
び4を占める。このステレオ・オーディオ・ストリーム
の精度が24ビットに高められた場合、左及び右チャン
ネルの最上位の20ビットが必要なステレオ・スロット
3及び4に割当てられる。図8に示すように、スロット
3 800がPCM左チャンネルの20個のMSBを持
ち、スロット4 802がPCM右チャンネルの20個
のMSBを持っている。左チャンネルの4つの最下位ビ
ット及び右チャンネルの4つの最下位ビットが、AC9
7フレーム内の他の未使用スロット5乃至12の内の任
意の2つに割当てられる。図8では、スロット5 80
4を使って、PCM左チャンネルの4つのLSBを転送
し、スロット10 806を使ってPCM右チャンネル
の20個のLSBを転送する。スロット5及び10で転
送された適切な最下位ビットを夫々スロット3及び4で
転送された最上位ビットに付属させることにより、AC
97インターフェースの他端で24ビットのステレオ・
データを再生することが出来る。
【0017】最上位ビットを必要なAC97のチャンネ
ル・スロットに割当てることの1つの利点は、AC97
インターフェースのどちら側でも、高精度の構成を使わ
なくて済むことである。AC97インターフェースの受
信側の端が、高精度強化を用いない場合、最上位ビット
のデータはそれでも処理され、最下位ビットは単に無視
される。高精度データをAC97スロットに再配分する
この他の方法を用いることが出来るが、一般的にそれに
はAC97インターフェースの両側で高精度アルゴリズ
ムを構成することが必要となり、その点で後向きの互換
性がない。例えば、あるプログラム能力の劣るAC97
制御装置では、データは、オーディオ・サンプルのバイ
ト順序に対して最も効率よく順序が定められる。ある用
途では、インターフェースを介して伝送する為に、AC
97制御装置が受信した順序でバイトを配分することが
好ましいことがある。制御装置は、最初の利用し得るA
C97スロットに最初の24ビット・チャンネルの最初
の2つのチャンネルを割当て、最初のチャンネルのサン
プルの残りの3番目のバイトを、2番目のチャンネルの
サンプルの最初のバイトと共に第2のAC97スロット
に割当てる、という風にすることが出来る。これは後向
きの互換性がないが、受信側の端が再配分された高精度
データを取扱うように構成されている限り、これはAC
97インターフェースを介して高精度データを容易に伝
送するもう1つの方法になる。
【0018】AC97スレーブから制御装置への高精度
データの伝送では、同じ手順を使うことが出来る。例え
ば、24ビットのステレオ入力PCMサンプルを、SD
ATA_INで伝送する為に、スロット3−4及びAC
97フレーム内の他の2つの未使用スロットに再配分す
ることも出来る。場合によっては、各チャンネルの最下
位ビットに別々のスロットを割当てることが望ましくな
いか、或いは未使用のAC97スロットが不足する場
合、そうすることが実行出来ないことがある。こういう
場合、幾つかのチャンネルに対する最下位ビットは未使
用スロットに一緒にパックすることが出来る。そのと
き、AC97インターフェースの反対側で、最下位ビッ
トをパック解除し、対応する最上位ビットに付属させる
ことが出来る。一例として、24ビットの6チャンネル
出力オーディオ・ストリームは、AC97インターフェ
ースを介して各チャンネルの最下位の4ビットを転送す
る為に、6つの未使用のスロットを必要とする。各チャ
ンネルの最上位ビットが既に10個のデータ・スロット
の内の6個を占めているから、AC97フレーム内に利
用し得る残りの未使用スロットは4つだけである。ビッ
ト・パッキング技術を用いることにより、必要な未使用
スロットの数を6スロットから例えば2スロットに減ら
すことが出来、こうして高精度転送が実行可能になる。
ビット・パッキングは、6チャンネルの内の5チャンネ
ルの4つの最下位ビットを1つの未使用AC97スロッ
トにパックし、6番目のチャンネルの残っている4つの
最下位ビットを2番目の未使用のAC97スロットに割
当てることが出来る。AC97インターフェースの反対
側では、2つのスロット内の最下位ビットをパック解除
し、対応するチャンネルの最上位ビットに付属させるこ
とが出来る。利用出来る未使用スロットの数、使いたい
スロットの数に応じて、又はビット・パッキングを簡単
にする為に用いることが出来る多くのビット配分及びパ
ッキング方法がある。例えば、多重チャンネルAC97
データ転送の場合、それがパッキング及びパッキング解
除にとってより望ましいか又はより簡単な構成である場
合、2つの未使用スロットが夫々6チャンネルの内の3
チャンネルのパックされた最下位ビットを運ぶことが出
来る。この発明並びにその利点を詳しく説明したが、特
許請求の範囲によって定められたこの発明の範囲を逸脱
せずに、ここで述べたことに種々の変更、置換を加える
ことが出来ることを承知されたい。例えば、上に述べた
多くの特長及び機能は、ソフトウエア、ハードウエア、
ファームウエア又はその組合せで構成することが出来
る。もう1つの例として、特定のプロトコル(例えばビ
ット、フィールド及びスロットの定義)は、この発明の
範囲に留まりながら変更することが出来ることが、当業
者には容易に理解されよう。更に、この発明の範囲は、
明細書で述べたプロセス、機械、製造、組成、手段、方
法及び工程の特定の実施例に制限されるつもりはない。
この発明について以上開示したところから当業者に容易
に判るように、この発明では、ここで述べた対応する実
施例と略同じ機能を果たすか又は略同じ結果を達成する
ような現存又はこれから開発されるようなプロセス、機
械、製造、組成、手段、方法又は工程を利用することが
出来る。従って、特許請求の範囲は、このようなプロセ
ス、機械、製造、組成、手段、方法又は工程をその範囲
内に含むものである。
【0019】以上の説明に関し、更に以下の項目を開示
する。 (1) 等時性信号プロセッサと圧縮メディア・データ
を通信する方法に於て、圧縮メディア・データのブロッ
クを発生し、幾つかのデータ・スロットを含んでいて、
各々のデータ・スロットがスロット・ビット長を持ち、
前記データ・スロットが第1の未使用データ・スロット
を含むような等時性データ・フレームを発生し、各々の
前記データ区分の区分ビット長が前記スロット・ビット
長以下であるようなデータ区分に前記圧縮メディア・デ
ータのブロックを構文解析し、前記データ区分の1つを
前記第1の未使用データ・スロットに挿入し、前記等時
性信号プロセッサに接続された等時性信号インターフェ
ースを介して前記データ・フレームを直列に転送する工
程を含む方法。 (2) 第1項に記載の方法に於て、更に、前記圧縮メ
ディア・データのブロック全部が転送されるまで、デー
タ区分をデータ・フレームに挿入することと前記データ
・フレームを転送することとを繰返す方法。 (3) 第1項に記載の方法に於て、前記メディア・デ
ータが、オーディオ・データ、ビデオ・データ、マルチ
メディア・データ及びその組合せから成る群から選ばれ
る方法。 (4) 第1項に記載の方法に於て、前記転送すること
が、前記等時性信号プロセッサが前記等時性信号インタ
ーフェースを介して前記データ・フレームを受信するこ
とである方法。 (5) 第1項に記載の方法に於て、前記転送すること
が、前記等時性信号プロセッサが前記等時性信号インタ
ーフェースを介して前記データ・フレームを送信するこ
とである方法。 (6) 第1項に記載の方法に於て、更に、前記圧縮デ
ータと同時に、等時性データを前記データ・フレームの
異なるスロットに転送することを含む方法。 (7) 第1項に記載の方法に於て、前記データ・フレ
ームの転送が、タグ・ビット・フラグをセットするこ
と、同期ワードを含む圧縮データを転送すること、及び
同期ワードを含むヘッダを転送することから成る群から
選ばれたデータ開始機構によって開始される方法。
【0020】(8) 等時性メディア・データ及び圧縮
メディア・データを通信するプロセッサ回路に於て、デ
ィジタル制御装置に対する直列ディジタル・リンクを提
供し、前記等時性メディア・データ及び前記圧縮メディ
ア・データが前記ディジタル・リンクを介してデータ・
フレームとして転送されるディジタル・インターフェー
スと、前記ディジタル・インターフェースに結合されて
いて、前記データ・フレームを処理し、各々の前記デー
タ・フレームが幾つかのデータ・スロットを含み、前記
データ・スロットの内、前記等時性データの転送に使わ
れていない少なくとも1つが前記圧縮データの転送に使
われるようなデータ・フレーム・プロセッサと、前記デ
ータ・フレーム・プロセッサに結合されていて、前記圧
縮データのブロックを記憶するデータ・バッファとを含
むプロセッサ回路。 (9) 第8項に記載のプロセッサ回路に於て、前記プ
ロセッサ回路が、等時性信号プロセッサ及びディジタル
制御装置から成る群から選ばれているプロセッサ回路。 (10) 第8項に記載のプロセッサ回路に於て、前記
プロセッサが、オーディオ・コーデック集積回路、ディ
ジタル信号プロセッサ(DSP)集積回路及びその組合
せから成る群から選ばれた1つ又は更に多くのデバイス
から構成されているプロセッサ回路。 (11) 第8項に記載のプロセッサ回路に於て、前記
メディア・データがオーディオ・データであり、前記直
列ディジタル・リンクがオーディオ・コーデック・リン
クであるプロセッサ回路。 (12) 第8項に記載のプロセッサ回路に於て、前記
圧縮データが多重チャンネル・データを含んでいるプロ
セッサ回路。
【0021】(13) 等時性メディア・データ及び圧
縮メディア・データを通信するシステムに於て、第1の
ディジタル・インターフェースを持つディジタル制御装
置と、第2のディジタル・インターフェースを持つ等時
性信号プロセッサと、前記第1及び第2のディジタル・
インターフェースの間に結合された直列ディジタル・リ
ンクとを含み、前記等時性メディア・データ及び前記圧
縮メディア・データが前記ディジタル・リンクを介して
データ・フレームとして転送され、各々の前記データ・
フレームは幾つかのデータ・スロットを含み、前記デー
タ・スロットの内、前記等時性データの転送に使われて
いない少なくとも1つが、前記圧縮データの転送に使わ
れるシステム。 (14) 第13項に記載のシステムに於て、前記ディ
ジタル制御装置がオーディオ・コーデック制御装置であ
り、前記等時性信号プロセッサがオーディオ・コーデッ
ク・スレーブであり、前記直列ディジタル・リンクがオ
ーディオ・コーデック・リンクであり、前記メディア・
データがオーディオ・データであるシステム。 (15) 第13項に記載のシステムに於て、前記ディ
ジタル制御装置及び前記等時性信号プロセッサが別々の
集積回路に構成されているシステム。
【0022】(16) 等時性信号プロセッサと高精度
等時性メディア・データを通信する方法に於て、幾つか
のデータ・スロットを含むデータ・フレームを発生し、
各々の前記データ・スロットはスロット・ビット長を持
ち、前記高精度等時性メディア・データは前記スロット
・ビット長より大きいデータ・ビット長を持ち、前記高
精度等時性データを2つ又は更に多くの前記データ・ス
ロットに構文解析し、前記等時性信号プロセッサに接続
された等時性信号インターフェースを介して前記データ
・フレームを直列に転送する工程を含む方法。 (17) 第16項に記載の方法に於て、前記メディア
・データが、オーディオ・データ、ビデオ・データ、マ
ルチメディア・データ及びその組合せから成る群から選
ばれる方法。 (18) 第16項に記載の方法に於て、前記転送する
ことが、前記等時性信号プロセッサが前記等時性信号イ
ンターフェースを介して前記データ・フレームを受信す
ることである方法。 (19) 第16項に記載の方法に於て、前記転送する
ことが、前記等時性信号プロセッサが前記等時性信号イ
ンターフェースを介して前記データ・フレームを送信す
ることである方法。 (20) 第16項に記載の方法に於て、前記等時性信
号インターフェースがオーディオ・コーデック・リンク
であり、前記構文解析することが、更に、前記高精度等
時性データの内の20個の最上位ビット(MSB)を標
準パルス符号変調(PCM)データ・スロットに挿入す
ると共に、前記高精度データの残りの最下位ビット(L
SB)を未使用データ・スロットに挿入することを含む
方法。 (21) 第16項に記載の方法に於て、前記高精度デ
ータを構文解析することが、バイト境界に沿って実施さ
れる方法。 (22) 第16項に記載の方法に於て、前記高精度デ
ータの多重チャンネルが前記データ・フレームで転送さ
れ、前記多重チャンネルのLSBが1つ又は更に多くの
前記データ・スロットにビット・パックされる方法。
【0023】(23) 高精度等時性メディア・データ
を通信するプロセッサ回路に於て、ディジタル制御装置
に対する直列ディジタル・リンクを提供し、前記高精度
等時性メディア・データが前記ディジタル・リンクを介
してデータ・フレームとして転送されるディジタル・イ
ンターフェースと、前記ディジタル・インターフェース
に結合されていて、前記データ・フレームを処理するデ
ータ・フレーム・プロセッサとを含み、各々の前記デー
タ・フレームが幾つかのデータ・スロットを含み、各々
のデータ・スロットはスロット・ビット長を持ち、前記
高精度等時性データは前記スロット・ビット長より大き
いデータ・ビット長を持ち、前記高精度等時性データが
2つ又は更に多くの前記データ・スロットに構文解析さ
れるプロセッサ回路。 (24) 第23項に記載のプロセッサ回路に於て、前
記プロセッサ回路が、等時性信号プロセッサ及びディジ
タル制御装置から成る群から選ばれているプロセッサ回
路。 (25) 第23項に記載のプロセッサ回路に於て、前
記プロセッサが、オーディオ・コーデック集積回路、デ
ィジタル信号プロセッサ(DSP)集積回路及びその組
合せから成る群から選ばれた1つ又は更に多くの装置に
構成されているプロセッサ回路。 (26) 第23項に記載のプロセッサ回路に於て、前
記メディア・データがオーディオ・データであり、前記
直列ディジタル・リンクがオーディオ・コーデック・リ
ンクであるプロセッサ回路。 (27) 第23項に記載のプロセッサ回路に於て、前
記高精度等時性データが、固定小数点及び浮動小数点デ
ータから成る群から選ばれるプロセッサ回路。 (28) 高精度等時性メディア・データを通信するシ
ステムに於て、第1のディジタル・インターフェースを
持つディジタル制御装置と、第2のディジタル・インタ
ーフェースを持つ等時性信号プロセッサと、前記第1及
び第2のディジタル・インターフェースの間に結合され
た直列ディジタル・リンクとを含み、前記高精度等時性
メディア・データが前記ディジタル・リンクを介してデ
ータ・フレームとして転送され、各々の前記データ・フ
レームが幾つかのデータ・スロットを含み、各々のデー
タ・スロットがスロット・ビット長を持ち、前記高精度
等時性メディア・データが前記スロット・ビット長より
大きいデータ・ビット長を持ち、前記高精度等時性デー
タが2つ又は更に多くの前記データ・スロットに構文解
析されるシステム。 (29) 第28項に記載のシステムに於て、前記ディ
ジタル制御装置がオーディオ・コーデック制御装置であ
り、前記等時性信号プロセッサがオーディオ・コーデッ
ク・スレーブであり、前記直列ディジタル・リンクがオ
ーディオ・コーデック・リンクであり、前記等時性メデ
ィア・データがオーディオ・データであるシステム。 (30) 第28項に記載のシステムに於て、前記ディ
ジタル制御装置及び前記等時性信号プロセッサが別々の
集積回路に構成されているシステム。
【0024】(31) 等時性信号インターフェースを
介して圧縮又は高精度データを転送する装置と方法。こ
の発明の好ましい実施例では、等時性信号プロセッサと
圧縮メディア・データを通信する方法が、圧縮メディア
・データのブロックを発生し、幾つかのデータ・スロッ
トを含む等時性データ・フレーム(図6)を発生するこ
とを含む。各々のデータ・スロットがスロット・ビット
長を持ち、データ・スロットが第1の未使用データ・ス
ロットを含む。更にこの方法は、圧縮メディア・データ
のブロックをデータ区分に構文解析することを含み、各
々のデータ区分の区分ビット長はスロット・ビット長以
下であり、更に1つのデータ区分を第1の未使用データ
・スロットに挿入し(600)、等時性信号プロセッサ
に接続された等時性信号インターフェースを介してデー
タ・フレームを直列に転送する。
【関連出願との関係】この出願は、この出願の被譲渡人
に譲渡された仮特許出願である2000年7月31日に
出願された通し番号60/221,698、発明の名称
「多重ワード・ディジタル・メッセージを等時性信号プ
ロセッサと通信する装置と方法」と関連を有する。この
別の出願をここで引用することによって、この出願に取
入れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AC97システムのブロック図。
【図2】1個の制御装置及び幾つかのスレーブの形式の
ブロック図。
【図3】等時性信号プロセッサのブロック図。
【図4】1個のAC97フレーム内に於けるスロットの
配置を示す高レベル時間線図。
【図5】AC97フレームの詳しい時間線図。
【図6】好ましい実施例の圧縮データ転送に関するスロ
ット構成を示す高レベル時間線図。
【図7】入力スロット内のスロット要請ビット・フラグ
を示す表。
【図8】好ましい実施例の高精度データ転送に対するス
ロット構成の高レベル時間線図。
【符号の説明】
600,602 圧縮オーディオ・データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA01 EE02 KK23 MM08 SS05 SS23 SS24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等時性信号プロセッサと圧縮メディア・
    データを通信する方法に於て、 圧縮メディア・データのブロックを発生し、 幾つかのデータ・スロットを含んでいて、各々のデータ
    ・スロットがスロット・ビット長を持ち、前記データ・
    スロットが第1の未使用データ・スロットを含むような
    等時性データ・フレームを発生し、 各々の前記データ区分の区分ビット長が前記スロット・
    ビット長以下であるようなデータ区分に前記圧縮メディ
    ア・データのブロックを構文解析し、 前記データ区分の1つを前記第1の未使用データ・スロ
    ットに挿入し、 前記等時性信号プロセッサに接続された等時性信号イン
    ターフェースを介して前記データ・フレームを直列に転
    送する工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 等時性メディア・データ及び圧縮メディ
    ア・データを通信するプロセッサ回路に於て、 ディジタル制御装置に対する直列ディジタル・リンクを
    提供し、前記等時性メディア・データ及び前記圧縮メデ
    ィア・データが前記ディジタル・リンクを介してデータ
    ・フレームとして転送されるディジタル・インターフェ
    ースと、 前記ディジタル・インターフェースに結合されていて、
    前記データ・フレームを処理し、各々の前記データ・フ
    レームが幾つかのデータ・スロットを含み、前記データ
    ・スロットの内、前記等時性データの転送に使われてい
    ない少なくとも1つが前記圧縮データの転送に使われる
    ようなデータ・フレーム・プロセッサと、 前記データ・フレーム・プロセッサに結合されていて、
    前記圧縮データのブロックを記憶するデータ・バッファ
    とを含むプロセッサ回路。
  3. 【請求項3】 等時性メディア・データ及び圧縮メディ
    ア・データを通信するシステムに於て、 第1のディジタル・インターフェースを持つディジタル
    制御装置と、 第2のディジタル・インターフェースを持つ等時性信号
    プロセッサと、 前記第1及び第2のディジタル・インターフェースの間
    に結合された直列ディジタル・リンクとを含み、前記等
    時性メディア・データ及び前記圧縮メディア・データが
    前記ディジタル・リンクを介してデータ・フレームとし
    て転送され、各々の前記データ・フレームは幾つかのデ
    ータ・スロットを含み、前記データ・スロットの内、前
    記等時性データの転送に使われていない少なくとも1つ
    が、前記圧縮データの転送に使われるシステム。
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