JP2002185259A - デジタル式にプログラム可能なトランスコンダクタ - Google Patents

デジタル式にプログラム可能なトランスコンダクタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カスコード又はフォールデッド・カスコード
電流フォロワが後段に備えられた能動負荷を備えた差動
段のトランスコンダクタンスを離散的ステップにおいて
制御するカスコード・トランスコンダクタ回路を提供す
る。 【解決手段】 この回路は、第1入力電圧及び第2入力
電圧を受け取り、第1内部電流及び第2内部電流を出力
するトランスコンダクタと、デジタル式に選択された第
1ノードで第1内部電流を受け取り、第3ノードに第3
内部電流を発生させる第1抵抗ディバイダと、デジタル
式に選択された第2ノードで第2内部電流を受け取り、
第4ノードに第4内部電流を発生させる第2抵抗ディバ
イダと、第3内部電流及び第4内部電流を受け取り、第
1出力電流及び第2出力電流を供給するカスコード回路
とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カスコード電流フ
ォロワが後段に備えられた能動負荷を備えた差動段(ト
ランスコンダクタ)のトランスコンダクタンスを離散的
ステップ(discrete steps)において制御する方法に関
する。特に、本発明は、デジタル式にプログラム可能
(プリグラマブル)なトランスコンダクタンス及びほぼ
一定のDC(直流)動作点を持つトランスコンダクタを
提案する。本発明は、同じチップ上に集積された同様の
構成要素のマスター数(master value)及び比率に依存
する正確なトランスコンダクタンスの設定をも提案す
る。
【0002】
【従来の技術】差動段のトランスコンダクタンスの基本
的な設定は、テール電流(tail current)による。DC
動作点も、テール電流の値に依存する。トランスコンダ
クタンスの変更が、離散的ステップにおいて、ひずみレ
ベルのような他のパラメータに影響を与えずになされな
ければならない、プログラム可能な増幅器又はフィルタ
のようないくつかの回路構成がある。
【0003】図1は、従来のデジタル式にプログラム可
能なトランスコンダクタ回路を示す。図1に示されるト
ランスコンダクタ回路は、ソース負帰還型の差動対から
派生したものである。それは、電流発生装置30と、右
側及び左側の高精度トランスコンダクタ40及び50
と、負帰還抵抗装置60とを含む。電流発生装置30
は、左側電流発生器32と、右側電流発生器34とを含
む。右側及び左側の高精度トランスコンダクタ40及び
50はそれぞれ、右側又は左側の演算増幅器(オペアン
プ)44,54と、右側又は左側のPMOSトランジス
タ46,56とを含む。PMOSトランジスタ46,5
6は、右側又は左側の電流I又はIを流し、対応す
る演算増幅器44,54の出力によって制御される。右
側又は左側の演算増幅器44,54のそれぞれは、対応
する左側又は右側の電圧V又はVを非反転入力部4
2,52で受け入れ、負帰還抵抗装置60を経由したフ
ィードバックを負の入力部43,53で受け入れる。負
帰還抵抗装置60は、複数個の負帰還抵抗RD1,R
D2,RD3,RD4,及びRD5と、複数個のプログ
ラミング・スイッチSP1,SP2,SP3,SP4
P5,及びSP6とを含む。負帰還抵抗は、第1及び
第2の左側抵抗RD1及びRD2と、中央抵抗R
と、第1及び第2の右側抵抗RD4及びRD5とに
分類できる。
【0004】右側及び左側の高精度トランスコンダクタ
40及び50は、複数個のプログラミング・スイッチS
P1,SP2,SP3,SP4,SP5,及びSP6
通して複数個の負帰還抵抗RD1,RD2,RD3,R
D4,及びRD5のタップからフィードバックを取る。
これらのスイッチは、複数のスイッチ制御信号Cから
までによって制御される。
【0005】特定の対のタップを選択することによっ
て、その結果としての負帰還抵抗装置は、正確に分割で
きる。5個の負帰還抵抗が、スイッチによって、中央抵
抗装置Rと、右外側抵抗装置RRLと、左外側抵抗装
置RLLとに分割される。外側抵抗装置RRL及びR
LLは、高精度トランスコンダクタ40及び50のそれ
ぞれのフィードバック・ループに含まれ、中央抵抗装置
はサイド電流Iを流す。高精度トランスコンダクタ4
0及び50のフィードバックは、結果として形成された
中央抵抗装置Rの両端に入力電圧を与える。
【0006】以下の表1は、中央抵抗装置Rと、外側
抵抗装置RRL及びRLLとが、プログラミング・スイ
ッチSP1,SP2,SP3,SP4,SP5,及びS
P6の状態に基づいて、どのように決定されるかの一例
を示している。
【表1】
【0007】中央抵抗装置Rは、トランスコンダクタ
によって生成されるAC(交流)電流を規定する。タッ
プの位置を変えることによって、入力電圧が印加される
抵抗の数が変わる。このことにより、以下と同等のトラ
ンスコンダクタンスが生み出される。
【数1】
【0008】この回路のもう一つ欠点は、有効であるべ
きフィードバックのために重要な電流を引き出す高速増
幅器を持つことが必要である高い周波数において、明ら
かになる。
【0009】連続的に調整可能なトランスコンダクタン
ス回路を実現したものが、図2に示される。この連続的
に調整可能なトランスコンダクタンス回路は、第1及び
第2の高精度トランスコンダクタ210及び220と、
第1から第3までのチューナブル(tunable)・トラン
ジスタ(調整可能なトランジスタ)TTUN1,T
UN2,及びTTUN3と、トランスコンダクタ210
の入力部及びトランスコンダクタ220の入力部の間に
接続された複数個の抵抗Rと、トランスコンダクタ21
0の出力部及びトランスコンダクタ220の出力部の間
に接続されたキャパシタCと、複数種類のトランジスタ
T及び電流源260とを有する。
【0010】高精度トランスコンダクタ210及び22
0のそれぞれは、演算増幅器212,222と、トラン
ジスタTT1,TT2とを含む。トランスコンダクタ2
10及び220は、負帰還抵抗を持つように接続され
る。
【0011】回路の出力電流iout1及びiout2
は、チューナブル・トランジスタT TUN1,T
TUN2,及びTTUN3によってフォールデッド・カ
スコード(folded-cascode)の入力部に向けられる。相
補的に重み付けられた電流は、フォールデッド・カスコ
ードの低インピーダンス部において合計され、出力部に
逆のAC電流を提供する。
【0012】チューナブル・トランジスタTTUN1
TUN2,及びTTUN3のそれぞれは、それぞれの
チューナブル抵抗(調整可能な抵抗)RTUN1,R
TUN ,及びRTUN3を提供する。チューナブル・
トランジスタTTUN1(R UN1),T
TUN2(RTUN2),及びT
TUN3(RTUN3)のそれぞれによって与えられた
抵抗は、トランジスタTTUN1,TTUN2,及びT
UN3の入力部に供給される第1及び第2の制御電圧
及びVに伴って変わる。例えば、もしも、第1及
び第3のチューナブル・トランジスタTTUN1及びT
TUN3が同一であるならば、それらは両方とも第1制
御電圧Vを受け取るので、第1及び第3のチューナブ
ル抵抗も同じになるであろう(RTUN1
TUN3)。トランスコンダクタからの差動出力電流
=i,i=(−i)については、次式を有す
る。
【数2】
【0013】入力トランスコンダクタによって生成さ
れ、出力部に分配された電流の割合
【数3】 は、RTUN1=RTUN3,RTUN2に従って変化
する。即ち、電流のこの割合は、RTUN1,R
TUN2,及びRTUN3の関数である。全体のトラン
スコンダクタンスは、入力段トランスコンダクタンスの
ある割合として現われる。この割合は、電圧制御され
る。個々の「抵抗」値に対する出力電流の依存性は、電
子的手段によって合計(2RTUN1+RTUN2)が
一定に維持されなければ、線形(リニア)ではない。
【0014】電流源260は、バイアス電流源であるこ
とが望ましく、抵抗Rは主要なトランスコンダクタンス
設定部を構成する。この場合には、その段のトランスコ
ンダクタンスは、(1/R)の(V及びVに依存す
る)割合である。
【0015】入力トランスコンダクタの電流を舵取り
(ステアリング)するもう一つの方法が、図3に示され
る。図3の回路は、入力トランスコンダクタ305と、
電圧制御電流ステアリング回路310と、コモン・モー
ド・フィードバック(CMフィードバック)回路330
と、複数個のトランジスタTとを有する。
【0016】入力トランスコンダクタ305は、それぞ
れが差動増幅器として機能する第1及び第2の部分35
0及び360を含む。第1の部分350は、第1から第
4までのトランジスタT,T,T,及びTを含
む。第2の部分360は、第5から第7までのトランジ
スタT,T,及びTを含む。
【0017】電圧制御電流ステアリング回路310は、
2個の差動対を構成する第8から第11までのトランジ
スタT,T,T10,及びT11を含む。第8及び
第9のトランジスタT及びTは、1個の差動対を形
成し、第10及び第11のトランジスタT10及びT
11は、他の差動対を形成する。
【0018】入力トランスコンダクタ305によって生
成される電流の一部は、(差動トランジスタT
,T10,及びT11から構成された)2個の差動
対により構成された電圧制御電流ステアリング回路を通
して出力部iout1及びiou t2に伝送される。そ
の回路は、種々の積層された段(stacked stages)を構
築するために高い供給電圧を必要とし、電流ステアリン
グをデジタル式に制御するのに困難を経験させたという
欠点を持つ。
【0019】図4は、切替え可能な増幅器の設計図を示
す。この切替え可能な増幅器は、抵抗列が、エンハンス
ト・トランスコンダクタ(T−T;T−T)用
の負帰還抵抗として使用されている、即ち、(T及び
)並びに(T及びT)のそれぞれが、複合トラ
ンジスタを形成する点において、図1の回路と同様であ
る。この切替え可能な増幅器は、第1から第6までのト
ランジスタTからT までと、負帰還抵抗装置410
と、第1及び第2の抵抗422及び424と、第1から
第4までの電流源432,434,436,及び438
とを含む。
【0020】負帰還抵抗装置410は、2n個の負帰還
抵抗RA1からRAnまで、及び、RB1からRBn
で、並びに、(2n+2)個のスイッチSA1からS
A(n +1)まで、及び、SB1からSB(n+1)
でを含む。ここで、nは1より大きい整数である。図1
の回路のように,スイッチSA1からSA(n+1)
で、及び、SB1からSB(n+1)までは、中央抵抗
装置Rと、左外側抵抗装置RLLと、右外側抵抗R
LRとを形成するように制御される。
【0021】第3及び第4のトランジスタT,T
電流は、負帰還抵抗装置410の対称的に配置されたタ
ップに注入される。このように、左外側抵抗装置RLL
及び右外側抵抗装置RLRは、ローカル・フィードバッ
ク・ループに含まれるが、依然としてDC電流を流す。
この回路において、差動入力電圧のほとんどが、図1の
回路と同様に、中央抵抗装置Rの両端に現れる。
【0022】従って、本発明の目的は、差動段のトラン
スコンダクタンスを制御する従来の技術に関する種々の
欠点を克服するか、又は、少なくとも最小限にすること
である。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のこの目的及び他
の目的を満たすため、本発明の一態様によれば、カスコ
ード・トランスコンダクタ回路、即ち、カスコード出力
段を備えたトランスコンダクタが提供される。このカス
コード・トランスコンダクタは、トランスコンダクタ
と、第1から第4までの抵抗と、カスコード回路と、ダ
ミー・フォールデッド・カスコードとを含む。
【0024】トランスコンダクタは、第1入力電圧及び
第2入力電圧を受け取り、第1内部電流及び第2内部電
流を出力する。第1抵抗は、第1ノードと第3ノードと
の間に接続され、第2抵抗は、前記第1ノードと第5ノ
ードとの間に接続される。第1抵抗及び第2抵抗は、第
1ノードで第1内部電流を受け取り、第3ノードに第3
の内部電流を発生させる第1抵抗ディバイダを形成す
る。
【0025】第3抵抗は、第2ノードと第4ノードとの
間に接続され、第4抵抗は、前記第2ノードと第5ノー
ドとの間に接続される。第3抵抗及び第4抵抗は、第2
ノードで第2内部電流を受け取り、第4ノードに第4内
部電流を発生させる第2抵抗ディバイダを形成する。
【0026】カスコード回路は、第3内部電流及び第4
内部電流を受け取り、第1出力電流及び第2出力電流を
供給する。ダミー・フォールデッド・カスコードは、第
5ノードに接続されている。ダミー・フォールデッド・
カスコードは、シングルエンド形低インピーダンス入力
フォールデッド・カスコードとしてもよい。
【0027】本発明の他の態様によれば、第1入力電圧
及び第2入力電圧を受け取り、第1内部電流及び第2内
部電流を出力するトランスコンダクタと、第1ノードで
第1内部電流を受け取り、第3ノードに第3内部電流を
発生させる第1抵抗回路網と、第2ノードで第2内部電
流を受け取り、第4ノードに第4内部電流を発生させる
第2抵抗回路網と、第3内部電流及び第4内部電流を受
け取り、第1出力電流及び第2出力電流を供給するカス
コード回路とを含むカスコード・トランスコンダクタ回
路が提供される。
【0028】第1抵抗回路網は、第3ノードと第5ノー
ドとの間に直列に接続されたp個の第1抵抗と、(p+
1)個の第1スイッチとを有してもよい。(p+1)個
の第1スイッチのそれぞれは、第1抵抗のそれぞれが
(p+1)個の第1スイッチの内の二つに接続されるよ
うに、第1ノードと、p個の第1抵抗の内の一つの端部
との間に接続される。同様に、第2抵抗回路網は、第4
ノードと第5ノードとの間に直列に接続されたp個の第
2抵抗と、(p+1)個の第2スイッチとを有してもよ
い。(p+1)個の第2スイッチのそれぞれは、第2抵
抗のそれぞれが(p+1)個の第2スイッチの内の二つ
に接続されるように、第2ノードと、p個の第2抵抗の
内の一つの端部との間に接続される。ここで、pは1よ
り大きい整数である。
【0029】第i番の第1抵抗及び第i番の第2抵抗
は、同じ値を持つことが好ましい。この場合には、i
は、1からpまでの整数である。動作中は、第1スイッ
チの内の一つ及び第2スイッチの内の一つのみが、所定
の時点で閉じられることが好ましい。
【0030】第1スイッチ及び第2スイッチはそれぞ
れ、複数の制御信号の内の一つによって制御されるトラ
ンジスタを有してもよい。第1抵抗及び第2抵抗はそれ
ぞれ、バイアス電圧によって制御されるトランジスタを
有してもよい。
【0031】さらに他の態様によれば、第1入力電圧及
び第2入力電圧を受け取り、第1内部電流及び第2内部
電流を出力するトランスコンダクタと、第1ノードで第
1内部電流を受け取り、第3ノードに第3内部電流を発
生させる第1のR−nR回路網と、第2ノードで第2内
部電流を受け取り、第4ノードで第4内部電流を発生さ
せる第2のR−nR回路網と、第3内部電流及び第4内
部電流を受け取り、第1出力電流及び第2出力電流を供
給するカスコード回路とを有するカスコード・トランス
コンダクタ回路が提供される。
【0032】前記第1のR−nR回路網は、前記第3ノ
ードと第5ノードとの間に直列に接続されたp個の第1
抵抗と、(p−1)個の第2抵抗と、(p+1)個の第
1スイッチとを有し、前記p個の第1抵抗の内の二つの
第1抵抗の接合部のそれぞれが前記(p−1)個の第2
抵抗の内の一つに接続されるように、前記(p−1)個
の第2抵抗のそれぞれが、前記第5ノードと、前記p個
の第1抵抗の内の二つの第1抵抗の接合部との間に接続
され、前記第1抵抗のそれぞれが前記(p+1)個の第
1スイッチの内の二つに接続されるように、前記(p+
1)個の第1スイッチのそれぞれが、前記第1ノード
と、前記p個の第1抵抗の内の一つの第1抵抗の端部と
の間に接続されるようにしてもよい。同様に、前記第2
のR−nR回路網が、前記第4ノードと前記第5ノード
との間に直列に接続されたp個の第3抵抗と、(p−
1)個の第4抵抗と、(p+1)個の第2スイッチとを
有し、前記p個の第3抵抗の内の二つの第3抵抗の接合
部のそれぞれが前記(p−1)個の第4抵抗の内の一つ
に接続されるように、前記(p−1)個の第4抵抗のそ
れぞれが、前記第5ノードと、前記p個の第3抵抗の内
の二つの第3抵抗の接合部との間に接続され、前記第3
抵抗のそれぞれが前記(p+1)個の第2スイッチの内
に二つに接続されるように、前記(p+1)個の第2ス
イッチのそれぞれが、前記第3ノードと、前記p個の第
3抵抗の内の一つの第3抵抗の端部との間に接続される
ようにしてもよい。
【0033】動作中は、第1スイッチの内の一つ及び第
2スイッチの内の一つのみが、所定の時点で閉じること
が好ましい。
【0034】第1スイッチ及び第2スイッチのそれぞれ
は、複数の制御信号の内の一つによって制御されるトラ
ンジスタを有してもよい。
【0035】第2番から第(p−1)番までの第1抵抗
及び第2番から第(p−1)番までの第3抵抗は全て、
第1抵抗値を持ち、第1番及び第p番の第1抵抗と、第
1番及び第p番の第3抵抗と、(p−1)個の第2抵抗
と、(p−1)個の第4抵抗とは全て、第1抵抗値の整
数倍にほぼ等しい第2抵抗値を持つことが好ましい。R
−2R回路網の場合には、第2抵抗値は、第1抵抗値の
2倍とすべきである。
【0036】本発明の上記及び他の目的及び利点は、添
付図面を参照して、以下の説明から明らかになるであろ
う。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明は、入力電圧範囲のような
入力トランスコンダクタのパラメータを維持しながら、
カスコード・トランスコンダクタのトランスコンダクタ
ンスを正確でデジタル式にプログラムする(設定する)
方法を提供する。以下に説明される本発明の好ましい実
施形態によれば、抵抗素子を流れるDC(直流)電流は
無く、このことが、能動抵抗素子の特性の適合性を改善
している。また、動作点は、スイッチ切替によって変動
せず、このことが、動的に選択された構成要素に、より
一層緩和された動作条件を許容する。これらの回路は、
低い供給電圧における動作にも適している。
【0038】従来のフォールデッド・カスコード・トラ
ンスコンダクタのトランジスタ実施例が、図5及び図6
に示されている。図5は、トランスコンダクタと、カス
コード又はフォールデッド・カスコードとを示すブロッ
ク図であり、図6は、図5の回路のトランジスタ設計図
である。図5の回路は、入力トランスコンダクタ510
と、フォールデッド・カスコード540とを含む。この
説明においては、フォールデッド・カスコードが説明さ
れているが、レギュラー・カスコード(regular cascod
e)等のようないかなる種類の電流フォロワを使用する
こともできる。
【0039】入力トランスコンダクタ510は、電流源
負荷回路530を備えたPMOS差動対520を含む。
差動対520は、2個の差動トランジスタTD1及びT
D2と、電流源トランジスタTCSとを含む。電流源負
荷回路は、2個の負荷トランジスタTL1及びTL2
含む。
【0040】トランジスタTD3,TL1,及びTL2
に印加されるバイアス電圧VBP,VBNは、第1差動
トランジスタTD1及び第1負荷トランジスタTL1
通し、及び、第2差動トランジスタTD2及び第2負荷
トランジスタTL2を通して同じDC電流を生成する回
路によって生成される。このように、トランスコンダク
タ出力電流のそれぞれの正味のDC成分は、ゼロ(零)
である。
【0041】フォールデッド・カスコード540は、減
算器/増幅器542と、差動フォールデッド・カスコー
ドとして接続された第1から第4までのフォールデッド
・カスコード・トランジスタTFC1,TFC2,T
FC3,及びTFC4と、第1及び第2の電流源負荷5
52及び554とを含む。コモン・モードが、減算器/
増幅器542を含むフィードバックループによって設定
される。フォールデッド・カスコード・トランジスタT
FC1,TFC2,TFC3,及びTFC4は、電流フ
ォロワとして動作するように接続される。フォールデッ
ド・カスコード540の入力インピーダンスを下げ、出
力インピーダンスを上げるために、ゲイン増加が第1及
び第2のフォールデッド・カスコード・トランジスタT
FC1及びTFC2に適用されることができる。
【0042】以下の好ましい実施形態のほとんどは、フ
ォールデッド・カスコードについて説明されているが、
それぞれの場合において、カスコードも同様に用いられ
ることができる。フォールデッド・カスコードの入力イ
ンピーダンスは、ゲイン増加のような技術によって著し
く下げることができるので、フォールデッド・カスコー
ド入力インピーダンスは、電流分割の誤差を適当な値に
保つのに十分低いと考えられる。したがって、簡単のた
めに、以下の計算式において、フォールデッド・カスコ
ード入力インピーダンスは、ゼロ(零)であるとみなさ
れている。
【0043】図7は、中間に位置する抵抗ディバイダを
備えた従来のフォールデッド・カスコード・トランスコ
ンダクタ700を示す回路図である。図7に示されるよ
うに、フォールデッド・カスコード・トランスコンダク
タ700は、トランスコンダクタ510と、第1及び第
2の抵抗ディバイダ720及び730と、カスコード又
はフォールデッド・カスコード540とを有する。第1
抵抗ディバイダは、第1及び第2の抵抗R及びR
含む。第2抵抗ディバイダは、第3及び第4の抵抗R
及びRを含む。
【0044】差動入力電圧vin=(vin1−v
in2)に応じて(トランスコンダクタンスgを持
つ)トランスコンダクタ510により生成された差動電
流は、第1及び第2の抵抗ディバイダ520及び530
によって舵取り(ステアリング)される。第2及び第4
の抵抗R及びRを流れる電流はそれぞれ、カスコー
ド又はフォールデッド・カスコード(FC)としての低
入力インピーダンス段に入力する。
【0045】第1から第4までの抵抗RからRまで
は、以下の式にしたがって、同じ比率を持つように選択
されることが望ましい。
【数4】
【0046】式(3)の条件は、提案された回路を理想
的に実施する正確な機能にとって十分である。しかし、
実際のトランスコンダクタの2個の分岐の同じ負荷に関
しては、以下の等式を考える。 (R=R) ; (R=R) (4) x=R/(R+R)と定義すると、フォールデッ
ド・カスコードに注入されるAC電流は、以下のように
なることがわかる。
【数5】 ここで、gは、トランスコンダクタ510のトランス
コンダクタンスであり、vdifは、(vin1−v
in2)である。フォールデッド・カスコードは、電流
フォロワとして動作し、ここで、 iout1=i; iout2=i ; (7) である。差動出力電流は、 iodif=(iout1−iout2) =(x・g)・vdif =(geq・vdif ; (8) である。
【0047】従って、回路全体は、低下した等価トラン
スコンダクタンス(geq=(x・g)を有する
トランスコンダクタとして動作する。ここで、0≦x≦
1である。トランスコンダクタンスgの値は、トラン
スコンダクタのバイアス電流によって設定される。バイ
アスは、固定にするか、温度又は基準信号の周波数等の
ような要素に依存させることができる。開示された回路
は、トランスコンダクタンスの正確な割合を得る手段を
提供する。
【0048】本発明の第1及び第2の好ましい実施形態
が、図8及び図9に示される。特に、図8は、本発明の
第1の好ましい実施形態による、中間に位置する抵抗デ
ィバイダ及びダミー差動フォールデッド・カスコード・
バイアスを備えたフォールデッド・カスコード・トラン
スコンダクタ800の回路図である。
【0049】図8の回路において、図7においてR
びRに接続されたACグランド電位は、ダミー・フォ
ールデッド・カスコード850によって提供される。ダ
ミー・フォールデッド・カスコード850は、能動的な
フォールデッド・カスコード540と同じ入力回路及び
バイアスを持つ。フォールデッド・カスコード540及
びダミー・フォールデッド・カスコード850は、抵抗
,R,R,及びRの端部に同じDC電圧を提
供する。このように、これらの抵抗を流れるDC電流は
無い。
【0050】図9は、本発明の第2の好ましい実施形態
による、中間に位置する抵抗ディバイダ及びダミー・シ
ングルエンド形・フォールデッド・カスコード・バイア
スを備えたフォールデッド・カスコード・トランスコン
ダクタ900を示す回路図である。図9の回路は、ダミ
ー・フォールデッド・カスコード850が、単一低イン
ピーダンス入力フォールデッド・カスコード950に置
き代えられた点を除き、図8のものと同じである。トラ
ンスコンダクタ510からの出力電流の差動特性によ
り、これは可能である。
【0051】図10は、本発明の第3及び第4の好まし
い実施形態による切替え可能なトランスコンダクタンス
を持つ中間に位置する抵抗回路網を備えたフォールデッ
ド・カスコード・トランスコンダクタ1000を示す回
路図である。図10の回路は、図9の回路から派生した
ものである。トランスコンダクタ回路は、入力トランス
コンダクタ510と、第1及び第2の抵抗回路網102
0及び1030と、出力フォールデッド・カスコード5
40と、バイアスを与えるダミー・シングルエンド形・
フォールデッド・カスコード950とを含む。第1抵抗
回路網は、回路網内に接続された複数個の第1抵抗R
A1からRAnまでと、トランスコンダクタ510の出
力を第1抵抗回路網1020の対称的なタップに接続す
る複数個の第1スイッチSA1からSAn+1までとを
含む。同様に、第2抵抗回路網1030は、回路網内に
接続された複数個の第2抵抗RB1からRBnまでと、
トランスコンダクタ510の出力を第2抵抗回路網10
30の対称的なタップに接続する複数個の第2スイッチ
B1からSBn+1までとを含む。それぞれの場合に
おいて、nは1より大きい整数である。
【0052】k=1,...,nに対してRAk=R
Bk=Rであり、スイッチSAk及びSBkがオンに
なり、他の全てのスイッチがオフになったときである場
合には、出力電流について以下の等式が成立する。抵抗
の値Rは、必ずしも同じである必要はない。即ち、
(RA1=RB1=R),(RA2=RB2
),...(RAn=RBn=R)であるが、
(R=R=R)が必ずしも成立する必要はない。
【数6】 ここで、k=1,2,…,nである。
【数7】 ここで、k=1,2,…,nである。
【0053】回路全体の等価トランスコンダクタンス
は、
【数8】 であり、k=1,2,…,nである。
【0054】図11は、本発明の第3の好ましい実施形
態よる、図10の回路のより詳細な回路図である。より
具体的には、図11は、図10に示された回路の抵抗/
トランジスタ実施例である。トランスコンダクタ510
からのDC無しの出力電流i 及びiは、複数個のN
MOSスイッチング・トランジスタ(STA1からS
TAnまで、及び、STB1からSTBnまで)によっ
て表わされたデジタル式に制御されるスイッチ(トラン
スファー・ゲート)を通じて2個の抵抗回路網1020
(RA1からRAnまで)及び1030(RB1からR
Bnまで)の対称的なタップに分配される。それぞれの
抵抗回路網の一端は、フォールデッド・カスコード54
0の入力ノードC又はDに結ばれる。それぞれの抵抗の
他端は、バイアス回路・ダミー・フォールデッド・カス
コード950(TDFC1,TDF C2)のバイアス点
Eに接続される。バイアス点Eは、フォールデッド・カ
スコード540の2個の分岐に繋がれ、出力トランジス
タTFC3及びTFC4と同じVFC電圧によってバイ
アスされる。このように、ノードC,D,及びEにおけ
る電圧は同等である。 V=V=V (24) このことは、入力トランスコンダクタが、(|I
DTD1|=IDTL1)及び(|IDTD2|=I
DTL2)を持つようにバイアスされたときに、抵抗回
路網1020及び1030を流れる正味のDC電流が無
いことを意味する。
【0055】スイッチは、制御信号CからCまでに
よって制御されるのが好ましい。一度に、アクティブな
唯一のC(k=1,...,n+1)信号があること
が好ましい。制御信号CからCn+1までを生成する
可能な方法には、デジタル制御言語(digital control
word)を復号化することによるものがある。
【0056】もしもCがアクティブ(NMOSスイッ
チの場合、ハイレベル)で、他の制御信号の全てがアク
ティブでないならば、その回路の全トランスコンダクタ
ンスは、上記式(13)及び(14)に従って機能す
る。
【0057】抵抗回路網1020及び1030の抵抗
は、不純物を含むポリシリコン又は金属抵抗のような受
動素子か、能動抵抗のいずれかであることができる。
【0058】図12は、本発明の第5の好ましい実施形
態による、図10の回路のより詳細な回路図である。よ
り具体的には、図12は、抵抗がトランジスタ(T
RA1からTRAnまで、及び、TRB1からTRBn
まで)によって置き代えられている、図10の回路のト
ランジスタ実施例である。これらのトランジスタのドレ
イン・ソース電圧は、公称ゼロ(零)である。トランジ
スタは、三極管モードで動作する。2乗モデル(square-
law model)である第k番のトランジスタのドレイン・ソ
ース抵抗Rは、
【数9】 となる。ここで、βは、強反転(strong inversion)
におけるトランスファー・パラメータ(transfer param
eter)
【数10】 であり、VGSkはゲート・ソース間電圧であり、V
THは第k番のトランジスタのしきい値である。
【0059】この例の全てのトランジスタのゲートは、
第1から第4までのチェーン・トランジスタ(chain tr
ansistors)TC1,TC2,TC3,及びTC4を含
むバイアス電圧発生器1260によって生成された同じ
電圧VBGによってバイアスされることが望ましい。
「抵抗」チェーンにおけるトランジスタに流れるDC電
流は無いので、それらのソース電圧は同じ(V)であ
る。その結果、ゲート・ソース間電圧は、前記チェーン
における全てのトランジスタにとって同じである。
【数11】 及びLはそれぞれ第k番のトランジスタの幅と長
さであり、W及びLはそれぞれ第j番のトランジス
タの幅と長さである。
【0060】図13は、本発明の第5の好ましい実施形
態による、指数関数的に制御される切替え可能なトラン
スコンダクタンスを持つ中間に位置するR−nR回路網
を備えたフォールデッド・カスコード・トランスコンダ
クタを示す回路図である。この実施形態においては、第
1及び第2の抵抗回路網1020及び1030は、第1
及び第2のR−nR回路網1320及び1330(代わ
りに、抵抗ディバイダ回路網と呼ばれる。)によって置
き代えられた。例として、図13の回路は、具体的に第
1及び第2のR−2R回路網の使用を示しているが、n
に他の値を用いてよいのは明らかである。
【0061】図13におけるR−2R回路網1320及
び1330の内の一つは、トランスコンダクタ510の
それぞれの出力ラインに接続される。また、R−2R回
路網1320及び1330の2R本の分岐の内の一つを
除く全ては、ダミー・シングルエンド形・フォールデッ
ド・カスコード950のバイアス点Eに接続される。第
1及び第2の回路網1320及び1330の内部ノード
のそれぞれには、AからAまで、及び、BからB
までが付されている。
【0062】トランスコンダクタ510の出力は、スイ
ッチSA1からSA(n−1)まで、及びSB1からS
B(n−1)までを介してノードAからA(n−1)
まで、及び、BからB(n−1)までにそれぞれ接続
されることができる。スイッチSA0及びSB0は、ト
ランスコンダクタ510の出力部をバイアス点Eに接続
し、これにより電流を出力段のフォールデッド・カスコ
ード540に流さない。スイッチSAn及びSBnは、
トランスコンダクタ510の出力部を対応するフォール
デッド・カスコード540の入力部に直接に接続し、こ
れにより抵抗ディバイダ回路網1320及び1330を
迂回させる。それぞれの回路網1320及び1330に
おいて一度に閉じられるスイッチは、一つのみであるべ
きである。
【0063】トランスコンダクタ510の反転出力部
が、スイッチSAkを通して第1の回路網1320のノ
ードAに接続され、トランスコンダクタ510の非反
転出力部が、スイッチSBkを通して第2の回路網13
30のノードBに接続されるとき、出力電流i
out1及びiout2は、
【数12】 となる。
【0064】その結果、全体のトランスコンダクタンス
は、
【数13】 となる。
【0065】したがって、図13の回路は、トランスコ
ンダクタンスのためのプログラム可能な指数関数的減衰
器として動作する。
【0066】図14は、図13の回路のより詳細な回路
図である。図14に示されるように、トランスコンダク
タ510からのDC無し出力電流i及びiは、それ
ぞれが本実施形態においてNMOSスイッチング・トラ
ンジスタ(STA0からS Anまで、及び、STB0
からSTBnまで)として示されるデジタル式に制御さ
れるスイッチ(トランスファー・ゲート)によって、
(ノードA及びBを経由して。ここで、k=1,
2,...,n−1である。)2個のR−2R抵抗回路
網の対称的なタップに、又は、(ノードA及びB
経由して)フォールデッド・カスコードの入力部C,D
に直接、又は、ダンプ・ノード(dump node)Eに、分
配される。抵抗回路網1320及び1330のノードA
及びBはそれぞれ、フォールデッド・カスコード5
40の入力部を示すノードD及びCに一致する。2R個
の抵抗のダンプ・エンド(dump ends)は、ダミー・シ
ングルエンド形・フォールデッド・カスコード・バイア
ス回路950のノードEに接続される。バイアス回路9
50は、フォールデッド・カスコードの2本の分岐に繋
がれ、出力トランジスタTFC3及びTFC4と同じ電
圧VFCによりバイアスされている。その結果、抵抗回
路網1320及び1330を流れる正味のDC電流は無
い。
【0067】スイッチは、制御信号CからCまでに
よって制御される。一度に一つの制御信号C(k=
0,1,...,n)のみがアクディブであるべきであ
る。C からCまでの制御信号を生成する一つの可能
な方法は、デジタル制御言語を復号化することによるも
のである。
【0068】もしもCがアクティブであり(NMOS
スイッチングトランジスタの場合はハイレベル)であ
り、他の制御信号の全てがアクティブでないならば、そ
のとき、その回路の全体のトランスコンダクタンスは、
上記式(21),(22),及び(23)に従って動作
する。
【0069】図15は、本発明の第6の好ましい実施形
態による、切替え可能なトランスコンダクタンスを持つ
中間に位置する抵抗回路網を備えたレギュラー・カスコ
ード・トランスコンダクタの実施例を示す回路図であ
る。フォールデッド・カスコードが後段に備えられたト
ランスコンダクタのために図11において実行される動
作原理は、図15の回路において、レギュラー・カスコ
ードが後段に備えられたトランスコンダクタに適用され
る。この回路は、第1及び第2の抵抗回路網1020及
び1030が後段に備えられた入力トランスコンダクタ
510と、カスコード電流フォロワ1540と、バイア
ス電圧発生器1570とを有する。
【0070】カスコード電流フォロワ1540は、第1
から第6までのカスコード・トランジスタTC1からT
C6までと、減算器/増幅器1542とを含む。バイア
ス電圧発生器1570は、第1及び第2のバイアス・ト
ランジスタTB1及びTB2を含む。
【0071】全体の回路のバイアス電圧VBP,VBN
は、入力トランスコンダクタの出力DC電流をほぼゼロ
(零)にする回路によって設定されるのが好ましい。そ
の結果、ノードC,D,及びFにおける電圧は等しい。 V=V=V (24)
【0072】トランスコンダクタ510の出力電流(i
及びi)は、図11の回路のために説明されたもの
と同様に、抵抗回路網1020及び1030によって変
倍される。変倍された電流i及びiは、カスコード
・ブロック1540の低インピーダンスに入力する。
【0073】変倍された電流i及びiは、それぞ
れ、高インピーダンス出力部iout 及びiout2
に伝送される。全トランスコンダクタンスに対する電流
ディバイダ(抵抗回路網1020及び1030)の影響
は、上記式(13)及び(14)によって説明される。
【0074】また、図10及び図13に示される回路
も、フォールデッド・カスコード回路にはもちろんカス
コード・トランスコンダクタ回路にも適用できる。
【0075】他の実施形態においては、もしもカスコー
ド又はフォールデッド・カスコードの入力インピーダン
スが十分低ければ、同じ入力に並列に数個の抵抗回路網
を接続することが可能である。
【0076】さらにまた、これらの技術は、同様に、B
iCMOS(バイポーラCMOS)実施例のような他の
テクイノロジーに適用可能である。
【0077】本発明は、特定の代表的な実施形態によっ
て説明されており、本発明の多くの特徴及び利点は、記
載された説明から明らかになっている。したがって、添
付の特許請求の範囲が本発明のそのような特徴及び利点
を全てカバーすることが、意図されている。また、多く
の修正及び変更が本技術の専門家に容易に生じるので、
図示及び説明された構成及び動作そのものに本発明を限
定することは意図されていない。したがって、適切な変
更及び等価物は本発明の範囲に含まれるものと解釈され
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プログラム可能なソース負帰還抵抗を有する
従来のトランスコンダクタを示す回路図である。
【図2】 電流ステアリング用の調整がなされたトラン
ジスタを採用する従来の連続的に調整可能なトランスコ
ンダクタを示す回路図である。
【図3】 差動段電流ステアリングを採用する従来の連
続的に調整可能なトランスコンダクタを示す回路図であ
る。
【図4】 切替え可能なゲインを有する従来の増幅器を
示す回路図である。
【図5】 差動出力フォールデッド・カスコードを備え
た従来のトランスコンダクタを示す回路図である。
【図6】 入力段用の分離された負荷を持つ図5の回路
の回路図である。
【図7】 中間に位置する抵抗ディバイダを備えた従来
のフォールデッド・カスコード・トランスコンダクタを
示す回路図である。
【図8】 本発明の第1の好ましい実施形態による、中
間に位置する抵抗ディバイダ及びダミー差動フォールデ
ッド・カスコード・バイアスを備えたフォールデッド・
カスコード・トランスコンダクタの回路図である。
【図9】 本発明の第2の好ましい実施形態による、中
間に位置する抵抗ディバイダ及びダミー・シングルエン
ド形・フォールデッド・カスコード・バイアスを備えた
フォールデッド・カスコード・トランスコンダクタを示
す回路図である。
【図10】 本発明の第3及び第4の好ましい実施形態
による、切替え可能なトランスコンダクタンスを持つ中
間に位置する抵抗回路網を備えたフォールデッド・カス
コード・トランスコンダクタを示す回路図である。
【図11】 本発明の第5の好ましい実施形態による、
図10の回路のより詳細な回路図である。
【図12】 本発明の第6の好ましい実施形態による、
図10の回路のより詳細な回路図である。
【図13】 本発明の第7の好ましい実施形態による、
指数関数的に制御される切替え可能なトランスコンダク
タンスを持つ中間に位置するR−nR回路網を備えたフ
ォールデッド・カスコード・トランスコンダクタを示す
回路図である。
【図14】 図13の回路のより詳細な回路図である。
【図15】 本発明の第8の好ましい実施形態による、
切替え可能なトランスコンダクタンスを持つ中間に位置
する抵抗回路網を備えたレギュラー・カスコード・トラ
ンスコンダクタの実施例を示す回路図である。
フロントページの続き (71)出願人 501377092 785 North Mary Avenu e Sunnyvale, CA 94086 −2909, U.S.A. Fターム(参考) 5J092 AA01 AA13 AA42 CA88 FA13 HA10 HA17 HA25 HA38 HA39 KA00 KA01 KA02 KA05 KA26 MA04 MA13 MA17 TA01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1入力電圧及び第2入力電圧を受け取
    り、第1内部電流及び第2内部電流を出力するトランス
    コンダクタと、 第1ノードと第3ノードとの間に接続された第1抵抗
    と、 前記第1ノードと第5ノードとの間に接続された第2抵
    抗とを有し、 前記第1抵抗及び前記第2抵抗は、第1抵抗ディバイダ
    を形成し、 前記第1抵抗ディバイダは、前記第1ノードで前記第1
    内部電流を受け取り、前記第3ノードに第3内部電流を
    発生させ、 第2ノードと第4ノードとの間に接続された第3抵抗
    と、 前記第2ノードと前記第5ノードとの間に接続された第
    4抵抗とを有し、 前記第3抵抗及び前記第4抵抗は、第2抵抗ディバイダ
    を形成し、 前記第2抵抗ディバイダは、前記第2ノードで前記第2
    内部電流を受け取り、前記第4ノードに第4内部電流を
    発生させ、 前記第3内部電流及び前記第4内部電流を受け取り、第
    1出力電流及び第2出力電流を供給するカスコード回路
    と、 前記第5ノードに接続されたダミー・フォールデッド・
    カスコードとを有するカスコード・トランスコンダクタ
    回路。
  2. 【請求項2】 前記ダミー・フォールデッド・カスコー
    ドが、シングルエンド形低インピーダンス入力フォール
    デッド・カスコードである請求項1に記載のカスコード
    ・トランスコンダクタ回路。
  3. 【請求項3】 第1入力電圧及び第2入力電圧を受け取
    り、第1内部電流及び第2内部電流を出力するトランス
    コンダクタと、 第1ノードで前記第1内部電流を受け取り、第3ノード
    に第3内部電流を発生させる第1抵抗回路網と、 第2ノードで前記第2内部電流を受け取り、第4ノード
    に第4内部電流を発生させる第2抵抗回路網と、 前記第3内部電流及び前記第4内部電流を受け取り、第
    1出力電流及び第2出力電流を供給するカスコード回路
    とを有するカスコード・トランスコンダクタ回路。
  4. 【請求項4】 前記カスコード回路が、フォールデッド
    ・カスコードである請求項3に記載のカスコード・トラ
    ンスコンダクタ回路。
  5. 【請求項5】 前記カスコード回路が、レギュラー・カ
    スコードである請求項3に記載のカスコード・トランス
    コンダクタ回路。
  6. 【請求項6】 前記第1抵抗回路網が、 前記第3ノードと第5ノードとの間に直列に接続された
    p個の第1抵抗と、 (p+1)個の第1スイッチとを有し、 第1抵抗のそれぞれが前記(p+1)個の第1スイッチ
    の内の二つに接続されるように、前記(p+1)個の第
    1スイッチのそれぞれが、前記第1ノードと、前記p個
    の第1抵抗の内の一つの第1抵抗の端部との間に接続さ
    れており、 前記第2抵抗回路網が、 前記第4ノードと前記第5ノードとの間に直列に接続さ
    れたp個の第2抵抗と、 (p+1)個の第2スイッチとを有し、 第2抵抗のそれぞれが前記(p+1)個の第2スイッチ
    の内の二つに接続されるように、前記(p+1)個の第
    2スイッチのそれぞれが、前記第2ノードと、前記p個
    の第2抵抗の内の一つの第2抵抗の端部との間に接続さ
    れており、 pが1より大きい整数である請求項3に記載のカスコー
    ド・トランスコンダクタ回路。
  7. 【請求項7】 前記第5ノードが、ACグランド電位に
    接続されている請求項6に記載のカスコード・トランス
    コンダクタ回路。
  8. 【請求項8】 前記カスコード・トランスコンダクタ回
    路が、ダミー・フォールデッド・カスコードをさらに有
    し、 前記第5ノードが、前記ダミー・フォールデッド・カス
    コードに接続されている請求項6に記載のカスコード・
    トランスコンダクタ回路。
  9. 【請求項9】 前記ダミー・フォールデッド・カスコー
    ドが、単一低インピーダンス入力フォールデッド・カス
    コードである請求項8に記載のカスコード・トランスコ
    ンダクタ回路。
  10. 【請求項10】 動作中に、前記第1スイッチの内の一
    つ及び前記第2スイッチの内の一つのみが、所定の時点
    で閉じられる請求項6に記載のカスコード・トランスコ
    ンダクタ回路。
  11. 【請求項11】 前記第1スイッチ及び前記第2スイッ
    チのそれぞれは、複数の制御信号の内の一つによって制
    御されるトランジスタを有する請求項6に記載のカスコ
    ード・トランスコンダクタ回路。
  12. 【請求項12】 前記第1スイッチ及び前記第2スイッ
    チのそれぞれは、バイアス電圧によって制御されるトラ
    ンジスタを有する請求項6に記載のカスコード・トラン
    スコンダクタ回路。
  13. 【請求項13】 第i番の前記第1抵抗と第i番の前記
    第2抵抗とが同じ値を持ち、iが1からpまでの整数で
    ある請求項6に記載のカスコード・トランスコンダクタ
    回路。
  14. 【請求項14】 第1入力電圧及び第2入力電圧を受け
    取り、第1内部電流及び第2内部電流を出力するトラン
    スコンダクタと、 第1ノードで前記第1内部電流を受け取り、第3ノード
    に第3内部電流を発生させる第1のR−nR回路網と、 第2ノードで前記第2内部電流を受け取り、第4ノード
    に第4内部電流を発生させる第2のR−nR回路網と、 前記第3内部電流及び前記第4内部電流を受け取り、第
    1出力電流及び第2出力電流を供給するカスコード回路
    とを有するカスコード・トランスコンダクタ回路。
  15. 【請求項15】 前記カスコード回路が、フォールデッ
    ド・カスコードである請求項14に記載のカスコード・
    トランスコンダクタ回路。
  16. 【請求項16】 前記カスコード回路が、レギュラー・
    カスコードである請求項14に記載のカスコード・トラ
    ンスコンダクタ回路。
  17. 【請求項17】 前記第1のR−nR回路網が、 前記第3ノードと第5ノードとの間に直列に接続された
    p個の第1抵抗と、 (p−1)個の第2抵抗と、 (p+1)個の第1スイッチとを有し、 前記p個の第1抵抗の内の二つの第1抵抗の接合部のそ
    れぞれが前記(p−1)個の第2抵抗の内の一つに接続
    されるように、前記(p−1)個の第2抵抗のそれぞれ
    が、前記第5ノードと、前記p個の第1抵抗の内の二つ
    の第1抵抗の接合部との間に接続され、 前記第1抵抗のそれぞれが前記(p+1)個の第1スイ
    ッチの内の二つに接続されるように、前記(p+1)個
    の第1スイッチのそれぞれが、前記第1ノードと、前記
    p個の第1抵抗の内の一つの第1抵抗の端部との間に接
    続され、 前記第2のR−nR回路網が、 前記第4ノードと前記第5ノードとの間に直列に接続さ
    れたp個の第3抵抗と、 (p−1)個の第4抵抗と、 (p+1)個の第2スイッチとを有し、 前記p個の第3抵抗の内の二つの第3抵抗の接合部のそ
    れぞれが前記(p−1)個の第4抵抗の内の一つに接続
    されるように、前記(p−1)個の第4抵抗のそれぞれ
    が、前記第5ノードと、前記p個の第3抵抗の内の二つ
    の第3抵抗の接合部との間に接続され、 前記第3抵抗のそれぞれが前記(p+1)個の第2スイ
    ッチの内に二つに接続されるように、前記(p+1)個
    の第2スイッチのそれぞれが、前記第3ノードと、前記
    p個の第3抵抗の内の一つの第3抵抗の端部との間に接
    続された請求項14に記載のカスコード・トランスコン
    ダクタ回路。
  18. 【請求項18】 前記第5ノードがACグランド電位に
    接続された請求項17に記載のカスコード・トランスコ
    ンダクタ回路。
  19. 【請求項19】 前記カスコード・トランスコンダクタ
    回路がダミー・フォールデッド・カスコードをさらに有
    し、 前記第5ノードが前記ダミー・フォールデッド・カスコ
    ードに接続されている請求項17に記載のカスコード・
    トランスコンダクタ回路。
  20. 【請求項20】 前記ダミー・フォールデッド・カスコ
    ードが、単一の低インピーダンス入力フォールデッド・
    カスコードである請求項19に記載のカスコード・トラ
    ンスコンダクタ回路。
  21. 【請求項21】 動作中に、前記第1スイッチの内の一
    つ及び前記第2スイッチの内の一つのみが、所定の時点
    で閉じられる請求項17に記載のカスコード・トランス
    コンダクタ回路。
  22. 【請求項22】 前記第1スイッチ及び前記第2スイッ
    チのそれぞれは、複数の制御信号の内の一つによって制
    御されるトランジスタを有する請求項17に記載のカス
    コード・トランスコンダクタ回路。
  23. 【請求項23】 第2番から第(p−1)番までの第1
    抵抗及び第2番から第(p−1)番までの第3抵抗は全
    て第1抵抗値を持ち、 第1番及び第p番の第1抵抗、第1番及び第p番の第3
    抵抗、前記(p−1)個の第2抵抗、並びに、前記(p
    −1)個の第4抵抗は全て、前記第1抵抗値の整数倍に
    ほぼ等しい第2抵抗値を持つ請求項17に記載のカスコ
    ード・トランスコンダクタ回路。
  24. 【請求項24】 前記第2抵抗値が、前記第1抵抗値の
    2倍である請求項23に記載のカスコード・トランスコ
    ンダクタ回路。
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