JP2002184202A - 携帯型照明装置 - Google Patents

携帯型照明装置

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JP2002184202A
JP2002184202A JP2000384800A JP2000384800A JP2002184202A JP 2002184202 A JP2002184202 A JP 2002184202A JP 2000384800 A JP2000384800 A JP 2000384800A JP 2000384800 A JP2000384800 A JP 2000384800A JP 2002184202 A JP2002184202 A JP 2002184202A
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JP
Japan
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light source
cover
reflector
lamp body
ring
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Application number
JP2000384800A
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English (en)
Inventor
Mamoru Yamakawa
守 山川
Tetsuaki Inaba
徹明 稲葉
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Koito Manufacturing Co Ltd
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源部を把持し易くして、その着脱の操作を
容易にすることを課題とする。 【解決手段】 ランプボディ2内に光源41を備えた光
源部40と上記光源に電力を供給するバッテリー47が
収納され、上記光源部は光源を支持すると共に光源の光
を前方へ反射するリフレクタ42aと該リフレクタの後
部から突出されると共にランプボディ内に備えられたソ
ケット24に着脱自在なプラグ部43を備え、上記リフ
レクタの周縁部42cに摩擦係数の大きな材料から成る
環状体44が外嵌された携帯型照明装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な携帯型照明装
置に関する。詳しくは、光源を有する光源部の着脱を容
易にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ランプボディ内に光源を備えた光源部と
上記光源に電力を供給するバッテリーが収納され、上記
光源部は光源を支持すると共に光源の光を前方へ反射す
るリフレクタと該リフレクタの後部から突出されると共
にランプボディ内に備えられたソケットに着脱自在なプ
ラグ部を備えた携帯型照明装置がある。
【0003】そして、上記したリフレクタは、通常、金
属板又はガラスによって形成され、ガラスによって形成
された場合には金属蒸着膜によって反射面が形成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したタイプの携帯
型照明装置にあっては、光源部のプラグ部をランプボデ
ィ内に備えられたソケットに着脱するための操作性が良
くないという問題がある。
【0005】プラグ部とソケットとの結合構造は、通
常、プラグ部に2つの係合突起を設け、該係合突起をソ
ケットに設けたL字溝の軸方向に延びる部分に挿入して
行き、係合突起をL字溝の端部まで挿入したところで、
光源部を回転させて係合突起をL字溝の軸周り方向に延
びる部分と係合させる構造を採っている。
【0006】そこで、上記したように、光源部のリフレ
クタは金属板又はガラスで形成されているので、これを
把持している手指が滑ってしまって、光源部を思うよう
に操作することができないという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、光源部を把持し易くし
て、その着脱の操作を容易にすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明携帯型照明装置
は、上記した課題を解決するために、ランプボディ内に
光源を備えた光源部と上記光源に電力を供給するバッテ
リーが収納され、上記光源部は光源を支持すると共に光
源の光を前方へ反射するリフレクタと該リフレクタの後
部から突出されると共にランプボディ内に備えられたソ
ケットに着脱自在なプラグ部を備え、上記リフレクタの
周縁部に摩擦係数の大きな材料から成る環状体が外嵌さ
れたものである。
【0009】従って、本発明携帯型照明装置にあって
は、リフレクタの周縁部に外嵌された環状体は摩擦係数
の大きな材料で形成されているので、該環状体の部分を
把持することによって、光源部に思うように力を加える
ことが出来、そのソケットに対する着脱の操作を行い易
くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明携帯型照明装置の
実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0011】携帯型照明装置1はほぼ円筒状をしたラン
プボディ2を有する。ランプボディ2は、ほぼ円筒状を
したボディ本体3とボディ本体3の前端部に固定される
前部カバー4及びボディ本体3の後端部に固定される後
部カバー5とから成る(図1参照)。
【0012】ボディ本体3は金属、例えば、アルミニウ
ムの押出成形によって形成され、前後が開口されたほぼ
円筒状をしている。該ボディ本体3の前後両端部の内面
にはそれぞれ螺溝6、7が形成されている。ボディ本体
3の上面部には把手8が固定されており、該把手8の前
端部内にはスイッチ9が内装されており、該スイッチ9
の操作ノブ9aは把手8の前端部の後面から後方に突出
されている。そして、該操作ノブ9aの操作によってス
イッチ9がオン・オフされるようになっている(図1参
照)。
【0013】なお、上記したように、ボディ本体3を金
属の押出成形によって形成すると、強度を大きくするこ
とが出来ると共に、防水性を高くすることが出来る。特
に、ランプボディ2の形状を円筒状とすることによっ
て、ランプボディ2にかかる水圧をランプボディ2の外
周面に均等に分散することが出来、水中で使用する場合
に好適である。
【0014】前部カバー4はほぼ軸方向長さの短い円筒
状をしており、金属、例えば、アルミダイカストで形成
されている。前部カバー4の後半部の外周面には螺条1
0が形成されている。また、上記外周面のうち螺条10
の直ぐ前側の位置には周方向に延びる嵌合溝11が形成
されている(図1参照)。
【0015】そして、前部カバー4の前端部にはレンズ
12が固定されている。すなわち、前部カバー4の内周
面の前端寄りの位置には内方へ突出した内フランジ13
が形成されており、該内フランジ13から前側の部分に
螺溝14が形成されている。そして、上記レンズ12は
前部カバー4に上記内フランジ13と押えリング15と
によって挟持された状態とされる。押えリング15は金
属、例えば、アルミダイカストで環状を為すように形成
され、その外周面に螺条15aが形成されている。そし
て、レンズ12の周縁部を上記内フランジ13の前面に
載置した状態で押えリング15の螺条15aを前部カバ
ー4の螺溝14に螺合する。これによって、レンズ12
はその周縁部を内フランジ13と押えリング15とによ
って挟持された状態で前部カバー4に取り付けられる。
なお、レンズ12の周縁部と内フランジ13及び押えリ
ング15との間にはそれぞれオーリング16、16が介
在されてこの部分の防水が図られる。また、上記押えリ
ング15の内周面には全周に亘って係合溝15bが形成
されている(図1参照)。
【0016】上記レンズ12として、本実施の形態にお
いては、素通しのもの、すなわち、レンズステップが形
成されていないものを使用したが、必要に応じて、拡散
ステップ等のレンズステップを形成したものを使用して
も良い。
【0017】上記した前部カバー4は、その螺条10が
ボディ本体3の前端部に形成された螺溝6に螺合され、
これによって、ボディ本体3の前端部に取り付けられ
る。この時、前部カバー4の外周面に形成された嵌合溝
11内にはオーリング17が嵌合位置され、該オーリン
グ17が前部カバー4とボディ本体3との間に介在され
てこの部分の防水が図られる(図1参照)。
【0018】後部カバー5は金属、例えば、アルミダイ
カストによって、軸方長さが短く、且つ、後端が閉塞さ
れたほぼ円筒状に形成され、外周面のほぼ前半部分には
螺条18が形成されている。また、後部カバー5の外周
面のうち螺条18が形成された部分の直ぐ後ろには2つ
の嵌合溝19、20が形成されている(図1参照)。
【0019】上記した後部カバー5は、その螺条18が
ボディ本体3の後端部に形成された螺溝7に螺合され、
これによって、ボディ本体3の後端部に取り付けられ
る。この時、後部カバー5の外周面に形成された嵌合溝
19、20内にはそれぞれオーリング21、22が嵌合
位置され、該オーリング21、22が後部カバー5とボ
ディ本体3との間に介在されてこの部分の防水が図られ
る(図1参照)。
【0020】上記したように、ボディ本体3、前部カバ
ー4及び後部カバー5によってランプボディ2が形成さ
れ、該ランプボディ2内に光源を備えた光源部、光源を
点灯させるための点灯回路部及び電源部となるバッテリ
ーが収納される。
【0021】後述する放電バルブを点灯させるためのバ
ラスト回路及び起動回路を含む点灯回路部23は前端部
にバルブソケット24を備え、また、後端部にバッテリ
ーソケット25、25を備える。点灯回路部23の中間
部にはフランジ部26が形成され、また、後端部の中心
部から後方へ突出した支持突起27の後端には押さえバ
ネ28、28が設けられている(図1参照)。
【0022】上記した点灯回路部23はブラケット29
を介してランプボディ2内に固定されている。ブラケッ
ト29は金属板で形成されており、中央部の円板部30
と該円板部30の前面の互いに反対側の周縁寄りの位置
から前方へ突出した被支持片31、31と上記円板部3
0の後面の互いに反対側の周縁寄りの位置から後方へ突
出した支持片32、32(図では一方のもののみ示す)
とが一体的に結合されて成る(図1参照)。
【0023】上記点灯回路部23のフランジ部26が上
記ブラケット29の支持片32、32の後端部にネジ3
3、33、・・・(図では2本のみ示す)によって固定
され、これによって、点灯回路部23はブラケット29
に固定される。そして、点灯回路23がブラケット29
に固定されると、バルブソケット24はブラケット29
の円板部30の中心部に形成された図示しない孔から円
板部30の前側に突出される(図1参照)。
【0024】上記ブラケット29は保持部材としての取
付リング34を介してランプボディ2内に固定される。
取付リング34は金属、例えば、アルミダイカストによ
って円環状に形成されている。該取付リング34の外周
面には螺条35が形成されている。また、取付リング3
4には3個の円弧状の挿通孔36、36、36が形成さ
れ、さらに、半径方向に貫通した螺孔37が形成され、
該螺孔37に固定ネジ38が螺合されている(図1、図
5参照)。
【0025】そこで、先ず、取付リング34の螺条35
をボディ本体3の螺溝6に螺合させて、取付リング34
を螺溝6の後端近くまで捻じ込む。そして、固定ネジ3
8を螺孔37に対して捻じ込んで固定ネジ38の先端を
ボディ本体3の内面に押しつけて、取付リング34が妄
りに回転しないようにして、その位置を固定する(図1
参照)。
【0026】次いで、点灯回路部23を固定したブラケ
ット29を後方からボディ本体3内に挿入して行き、被
支持片31、31の先端部31a、31aを取付リング
34の後面に当接する。そこで、取付ネジ39、39、
39を前側から取付リング34の挿通孔36、36、3
6に挿通し、且つ、ブラケット29の被支持片31、3
1の先端部31a、31aに螺合する。これによって、
ブラケット29は取付リング34を介してボディ本体3
に固定され、該ブラケット29を介して点灯回路部23
がボディ本体3に固定されることになる(図1、図5参
照)。
【0027】光源部40は、光源として放電バルブ41
を備える。放電バルブ41はシールドビーム型の外囲器
42によって発光部を覆われている。外囲器42は、回
転放物面型をした硬質ガラス製のリフレクタ42aと該
リフレクタ42aの前面を覆うように溶着された硬質ガ
ラス製の前面カバー42bとから成り、リフレクタ42
aの内面はアルミ蒸着により反射面とされ、前面カバー
42bの内面にはシボ加工が施されている。そして、リ
フレクタ42aの後部中央から放電バルブ41と接続さ
れたプラグ部43が突設されている(図1、図6参
照)。
【0028】そして、上記光源部40はそのプラグ部4
3が点灯回路部23のバルブソケット24に嵌合結合さ
れ、これによって、放電バルブ41が点灯回路部23の
バラストと起動回路を介して接続される(図1参照)。
なお、プラグ部43とバルブソケット24との結合構造
は、プラグ部43の周面に突設した係合突起43a、4
3aをバルブソケット24の内面に形成されたL字溝2
4a、24aの前後方向に延びる部分に沿って挿入して
行き、係合突起43a、43aがL字溝24a、24a
の後端に達したところで光源部40を回転させ、係合突
起43a、43aをL字溝24a、24aの後端部24
a′、24a′に係合させる、という既知の構造が採用
されている(図6参照)。
【0029】上記光源部40の外囲器42にはダンパ4
4が外嵌される。ダンパ44は弾性材料、例えば、EP
T等の合成ゴムで環状に形成され、その外周面から複数
のフィン45、45、、・・・が周方向に一定の間隔で
突設されている。また、ダンパ44の内面には周方向に
延びる溝46が形成されている。そして、該ダンパ44
はその溝46が外囲器42のリフレクタ42aと前面カ
バー42bとの溶着部42cに嵌合するように外嵌さ
れ、フィン45、45、・・・の先端がボディ本体3の
内面に近接して位置する(図1、図4参照)。
【0030】なお、上記したように、光源部40の外囲
器42は硬質ガラスで形成されているため、滑りやす
く、プラグ部43をバルブソケット24に着脱するとき
に、プラグ部43をバルブソケット24に挿脱したり、
光源部40を回転させたりするときの大きな抵抗によっ
て、手指が外囲器42の溶着部42cに対して滑ってし
まって、思うように操作することが出来ないが、光源部
40の外囲器42の外周部にダンパ44のような摩擦係
数の大きな材料から成る環状体を外嵌しておくと、該ダ
ンパ44を掴むことによって、光源部40をしっかりと
把持することが出来、プラグ部43のバルブソケット2
4に対する着脱操作を行いやすい。
【0031】また、ダンパ44には周方向に間隔を置い
て緩衝体として複数のフィン45、45、・・・が突設
されているので、携帯型照明装置1を持ち歩く際の振動
により光源部40が直接ボディ本体3の内面に衝突する
ことが防止され、且つ、フィン45、45、・・・がボ
ディ本体3の内面に衝突しても、該衝突による衝撃が緩
和されるため、光源部40の損傷を防止することが出来
る。さらに、光源部40のプラグ部43をバルブソケッ
ト24に対して着脱する操作をする際に、光源部40を
掴んだ手指がフィン45、45、・・・の間に位置し、
光源部40の回転操作を一層行い易くなる。
【0032】ランプボディ2の後部にはバッテリー4
7、47が収納される(図1参照)。
【0033】バッテリー47はほぼ蒲鉾型をしており、
前端部にプラグ48が突設されており、該プラグ48の
側面に接点48a、48aが露出されている(図1参
照)。
【0034】そして、上記バッテリー47は後方からボ
ディ本体3内に挿入され、プラグ48が点灯回路部23
のバッテリーソケット25に内嵌され、その接点48
a、48aがバッテリーソケット25内に設けられた接
点板25a、25aと弾接される。そして、バッテリー
47の後面に点灯回路部23の押さえバネ28が係合
し、プラグ48がバッテリーソケット25に内嵌された
状態が保持される(図1参照)。なお、もう一つのバッ
テリー47も上記したようにして点灯回路部23に接続
される。
【0035】上記したように、光源部40、点灯回路部
23、バッテリー47等、ランプボディ2に保持される
被保持部品を保持部材である取付リング34を介してラ
ンプボディ2の主要部であるボディ本体3に取り付ける
と、上記被保持部品の取付状態が安定且つ強固になる。
すなわち、上記取付リング34はボディ本体3に捻じ込
みによって固定されるため、ボディ本体3の軸方向に対
する固定力が堅固であり、容易には、ボディ本体3の軸
方向に移動することはない。そのため、使用中に取付リ
ング34の位置が不安定になることはなく、また、万が
一点灯回路部23が爆発するようなことがあっても、被
保持部品がランプボディ2から外部に飛び出しにくい。
特に、被保持部品の中で重量が大きい点灯回路部23が
ブラケット29に直接固定され、該ブラケット29が取
付リング34に直接固定されているので、爆発によっ
て、点灯回路部23のような重量物がランプボディ2か
ら外部に飛び出してしまう事態を回避することが出来
る。
【0036】また、被保持部品はブラケット29を介し
て取付リング34に支持されるので、被保持部品の支持
箇所がランプボディ2の奥の方であっても、取付リング
34を奥の方まで捻じ込む必要が無く、従って、取付リ
ング34を捻じ込むための螺溝6をボディ本体3の奥の
方まで形成する必要が無く、ボディ本体3の強度を減少
させる惧のある螺溝6の形成範囲を少なくすることが出
来、よって、ボディ本体3の強度を保つことが出来る。
【0037】さらに、上記取付リング34には円弧状の
挿通孔36、36、36が形成されており、上記ブラケ
ット29は上記挿通孔36、36、36を挿通された取
付ネジ39、39、39によって取付リング34に固定
されるようにしたので、取付リング34に対して回転調
整が可能であり、被保持部品を所定の向き(回転方向
の)でランプボディ2内に配置することが出来る。すな
わち、取付リング34はボディ本体3に対して捻じ込ん
でいって所定の位置に配置するものであるので、取付リ
ングに単なるネジ挿通孔を設けただけでは、所定の向き
にしたときの被保持部品やブラケット29の螺孔と所定
の位置に固定された取付リングのネジ挿通孔との間にズ
レが生じる惧があるが、取付リング34のネジ挿通孔を
円弧状を為す長孔36、36、36に形成することによ
って、取付リング34に対していかなる(回転方向のお
ける)向きにある螺孔に対しても取付ネジ39、39、
39を螺合することが可能になる。
【0038】上記したように、点灯回路部23、光源部
40及びバッテリー47、47がボディ本体3に取り付
けられた後、前部カバー4及び後部カバー5がそれぞれ
ボディ本体3に取り付けられる。
【0039】上記前部カバー4の前面にはカバーリング
49が着脱可能に取り付けられる。カバーリング49は
耐熱性を有する弾性材料、例えば、シリコンゴム等の合
成ゴムによってほぼリング状に形成されている。カバー
リング49の内周面の前端部には嵌合溝50が形成され
ており、該嵌合溝50に透明カバー51の周縁部が嵌合
される。カバーリング49の後端部には外径を小さくし
た嵌合部52が形成されており、該嵌合部52の外周面
の後端部に係合爪53が突設されている。そして、係合
爪53の後面53aは中心から離れるに従って前方へ変
位する傾斜面とされている。また、該カバーリング49
には上記嵌合溝50のやや後ろから嵌合部52の後端に
至る複数の切欠54、54、・・・が周方向に等間隔で
形成されている(図1、図2、図3参照)。
【0040】そして、上記カバーリング49はその嵌合
部52が前部カバー4の前端部に内嵌され、係合爪53
が前部カバー4の係合溝15bに係合され、これによっ
て、カバーリング49が前部カバー4の前端部に取り付
けられる(図1参照)。なお、カバーリング49の前部
カバー4への取付過程において、嵌合部52を前部カバ
ー4の前端部に内嵌し始めると、係合爪53の傾斜面5
3aが前部カバー4の押えリング15の前端部内周縁に
当接し、さらに、上記傾斜面53aが押えリング15の
前端部内周縁によって相対的に押圧されることによって
嵌合部52が中心方向へ撓み、これによって、係合爪5
3が押えリング15の係合溝15bから前側の部分を乗
り越えて係合溝15bと係合することが出来る。そし
て、カバーリング49には嵌合溝50のやや後ろから嵌
合部52の後端に至る複数の切欠54、54、・・・が
形成されているので、嵌合部52が撓み易くなってお
り、これによって、カバーリング49を前部カバー4の
前端部に取り付け易くなっている。
【0041】カバーリング49をランプボディ2の前端
部から取り外す場合は、嵌合部52をカバーリング49
の中心方向へ撓ませて、係合爪53を前部カバー4の係
合溝15bとの係合から脱出させ、そのままの状態でカ
バーリング49を前方へ移動させればよい。なお、嵌合
部52は複数の切欠54、54、・・・によって周方向
に幾つかの部分に分割されているので、カバーリング4
9の中心方向へ撓ませ易く、これによって、カバーリン
グ49のランプボディ2からの取り外しの作業が容易に
なる。
【0042】そして、上記したようにして、カバーリン
グ49が前部カバー4の前端部に取り付けられると、前
部カバー4の前端とカバーリング49の切欠54、5
4、・・・とによって連通孔55、55、・・・が形成
され、これによって、レンズ12と透明カバー51との
間の空間56が外部と連通される(図1参照)。従っ
て、放電バルブ41の点灯によって、レンズ12が高温
になっても、上記空間56に外部の空気(水中で使用す
る場合には水)が流通し、レンズ12の温度を下げるこ
とが出来る。
【0043】また、放電バルブ41の点灯によって、レ
ンズ12の周辺部、すなわち、前部カバー4の前端部が
高温になっても、レンズ12の周辺部のうちユーザー等
が取扱中に最も接触しやすい部位である前部カバー4の
前面がカバーリング49によって覆われるので、ユーザ
ー等が高温となるレンズ12の周辺部に接触して火傷を
負う危険性を減少させることが出来る。
【0044】さらに、カバーリング49には透明カバー
51が支持されており、カバーリング49を前部カバー
4の前端部に取り付けることによって、上記透明カバー
51がレンズ12の前方に位置することになり、携帯型
照明装置1の前端部を不注意等によって異物にぶつけて
しまうようなことがあっても、レンズ12の損傷が防止
され、例えば、水中にあっては、ランプボディ2内部へ
の浸水が防止され、高い電圧がかかっている出力部を有
する点灯回路部23が浸水することによって生じる深刻
な事故を回避することが出来る。
【0045】また、レンズ12は素通しのものとしてお
いて、透明カバー51に種々のものを採用することによ
って、所望の配光を得ることができる。例えば、透明カ
バー51を拡散ステップを有しない、いわゆる、素通し
のものとしておけば、光源部40のリフレクタ42aに
よるほぼ平行な光束をそのまま強い指向性を持って照射
することが出来、水中における使用や陸上においても遠
くのものを照射するサーチライト的な使用において有用
である。また、透明カバー51を拡散ステップを有する
ものとしておけば、より広い範囲を照射することの出来
る拡散光を得ることができ、一度に広範囲を照射するこ
とを要する場合に有用である。従って、透明カバー51
として、素通しのものを始め拡散ステップを有するも
の、また、拡散方向や拡散度の異なる幾つかのもの各別
に備えたカバーリング49を数種類用意しておき、必要
に応じて、これらのカバーリング49を付け替えて使用
することによって、所望の照射光を得ることができる。
【0046】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状乃至構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0047】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明携帯型照明装置は、ランプボディ内に光源を
備えた光源部と上記光源に電力を供給するバッテリーが
収納され、上記光源部は光源を支持すると共に光源の光
を前方へ反射するリフレクタと該リフレクタの後部から
突出されると共にランプボディ内に備えられたソケット
に着脱自在なプラグ部を備え、上記リフレクタの周縁部
に摩擦係数の大きな材料から成る環状体が外嵌されたこ
とを特徴とする。
【0048】従って、本発明携帯型照明装置にあって
は、リフレクタの周縁部に外嵌された環状体は摩擦係数
の大きな材料で形成されているので、該環状体の部分を
把持することによって、光源部に思うように力を加える
ことが出来、そのソケットに対する着脱の操作を行い易
くなる。
【0049】請求項2に記載した発明にあっては、上記
環状体の外周面に緩衝体が一体に形成されたので、携帯
型照明装置を持ち歩く際の振動により光源部が直接ラン
プボディの内面に衝突することが防止され、且つ、緩衝
体がランプディの内面に衝突しても、該衝突による衝撃
が緩和されるため、光源部の損傷を防止することが出来
る。
【0050】請求項3に記載した発明にあっては、上記
緩衝体が環状体の周方向に適当に間隔を置いて突設され
た複数のフィンであるので、光源部のプラグ部をソケッ
トに対して着脱する操作をする際に、光源部を掴んだ手
指がフィンの間に位置し、光源部の回転操作を一層行い
易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は本発明携帯型照明装置の実施の形態を示
すものであり、本図は縦断面図である。
【図2】カバーリングの側面図である。
【図3】カバーリングの背面図である。
【図4】レンズを外した状態の正面図である。
【図5】レンズ及び光源部を外した状態の正面図であ
る。
【図6】光源部とバルブソケットを一部を切り欠いて示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…携帯型照明装置、2…ランプボディ、24…バルブ
ソケット(ソケット)、40…光源部、41…放電バル
ブ(光源)、42a…リフレクタ、42c…溶着部(リ
フレクタの周縁部)、43…プラグ部、44…ダンパ
(環状体)、45…フィン(緩衝体)、47…バッテリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディ内に光源を備えた光源部と
    上記光源に電力を供給するバッテリーが収納され、 上記光源部は光源を支持すると共に光源の光を前方へ反
    射するリフレクタと該リフレクタの後部から突出される
    と共にランプボディ内に備えられたソケットに着脱自在
    なプラグ部を備え、 上記リフレクタの周縁部に摩擦係数の大きな材料から成
    る環状体が外嵌されたことを特徴とする携帯型照明装
    置。
  2. 【請求項2】 上記環状体の外周面に緩衝体が一体に形
    成されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型照明
    装置。
  3. 【請求項3】 上記緩衝体が環状体の周方向に適当に間
    隔を置いて突設された複数のフィンであることを特徴と
    する請求項2に記載の携帯型照明装置。
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