JP2002184001A - 光ピックアップ用の4軸駆動アクチュエータ - Google Patents
光ピックアップ用の4軸駆動アクチュエータInfo
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Abstract
の4軸駆動アクチュエータを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ベース100と、ベース100に固定さ
れたホルダ103と、対物レンズ105を固定するボビ
ン107と、ボビン107からホルダ103まで連結さ
れたスプリングワイヤと、フォーカスコイル120、ト
ラッキングコイル122及びチルトコイル125を備え
てボビン107をフォーカス方向、トラック方向または
チルト方向に動かす磁気駆動部とを含み、磁気駆動部は
フォーカシングコイル、トラッキングコイル及びチルト
コイルの開始端子が個別的に各々備えられ、フォーカシ
ングコイル、トラッキングコイル及びチルトコイルの終
了端子が相互共通接地され、フォーカシングコイル、ト
ラッキングコイル及びチルトコイルに電圧を印加する回
路部を有することを特徴とする。
Description
4軸駆動アクチュエータに係り、特にフォーカスコイ
ル、トラッキングコイル及びチルトコイルの巻線開始端
子が各々別に分離され、終了端子は共通接地を有するよ
うにしてボビンの動特性を改善した光ピックアップ用の
4軸駆動アクチュエータに関する。
置に採用されて記録媒体のディスクの半径方向に移動し
つつ非接触式でターンテーブルに搭載されたディスクに
対して情報の記録及び/または再生を行う装置である。
光を集束して光ディスクに光スポットを形成する対物レ
ンズと、この対物レンズにより形成された光スポットが
光ディスクの正確な位置に置かれるように前記対物レン
ズをトラック方向、フォーカス方向及びチルト方向に制
御するアクチュエータを含む。
は支持方式によってヒンジ方式、板バネ方式、ワイヤ方
式及び軸摺動方式に区分される。ここで、前記ワイヤ方
式はボビンを支持するワイヤを用いて駆動コイルに電流
を印加しうる。
ックアップ用のアクチュエータはベース100と、この
ベース100に固定されたホルダ103と、対物レンズ
105を固定するボビン107と、前記ボビン107か
ら前記ホルダ103まで連結されたワイヤと、前記ボビ
ン107をトラック方向、フォーカス方向またはチルト
方向に動かす磁気駆動部とを具備する。
して各々対向して設けられた第1磁石110及び第2磁
石112と、前記ベース100に設けられ、前記第1磁
石110を固定する外側ヨーク115と、前記第1磁石
110に対して対向位置の前記ベース100に設けられ
て前記ボビン107をガイドする内側ヨーク117と、
前記ボビン107の外側に巻き取られるフォーカシング
コイル120と、前記第1磁石110との対向位置の前
記ボビン107の側壁に巻き取られたトラッキングコイ
ル122と、前記第2磁石112との対向位置の前記ボ
ビン107の側壁に巻き取られたチルトコイル125と
で構成される。
図である。前記ワイヤは図1及び図2を参照すれば、前
記フォーカシングコイル120の巻線開始端子127と
巻線終了端子129とを前記フォーカシングコイル12
0まで連結するフォーカシングコイル用のワイヤ130
と、前記トラッキングコイル122の巻線開始端子13
2と巻線終了端子133とを前記トラッキングコイル1
22に連結するトラッキングコイル用のワイヤ135
と、前記チルトコイル125の巻線開始端子137と終
了端子139とを前記チルトコイル125に連結するチ
ルトコイル用のワイヤ140とで構成される。これらワ
イヤ130、135、140は前記フォーカシングコイ
ル120、前記トラッキングコイル122及びチルトコ
イル125のそれぞれに電流を印加する電線の役割はも
とより、前記磁気駆動部により駆動されるボビン107
を支持する役割も兼ねる。
なるフォーカシングコイル用のスプリングワイヤ130
とトラッキングコイル用のスプリングワイヤ135の4
つで構成され、ここにチルトコイル用のスプリングワイ
ヤまで前記ボビン107を支持するように前記ホルダ1
03に弾力的に連結すると、それだけ前記ボビン107
を固定する固定力がさらに増加して前記ボビン107の
動きに制約が伴う。したがって、このような問題点を勘
案して前記チルトコイル用のワイヤ140は、図1に示
されたように直接前記ホルダ103を経て緩く前記ホル
ダ103の後壁に結合される。
り前記ボビン107がフォーカス方向A、トラック方向
B、そしてタンゼンシャルチルト方向C及びラジアルチル
ト方向Dの4軸駆動を行うことになる。図3は各コイル
に対する電圧印加回路を示す図面であって、ここではフ
ォーカシングコイル120だけ説明するが、残りトラッ
キングコイル122やチルトコイル125も同一に構成
される。
120用の回路は入力ジェネレータ145と、比較器1
47と、この比較器147から駆動電圧が入力されるフ
ォーカシングコイルの巻線開始端子127と、前記フォ
ーカシングコイル120を通じて電流が流れて出力され
る巻線終了端子129とで構成される。このような回路
が前記トラッキングコイル122及び前記チルトコイル
125にも各々適用されるので総6本のワイヤが必要で
ある。
チュエータは、6本のワイヤが複雑に配列されており、
前記チルトコイル125の長さや位置によって制限され
て前記ボビン107の動特性に影響を与え、前記ボビン
107の運動時に副共振やローリングなどが生じうる。
解決するために案出されたものであって、フォーカシン
グコイル、トラッキングコイル及びチルトコイルの開始
端子を各々別に構成し、これらの終了端子を共通接地さ
せて4つのスプリングワイヤだけで構成可能にすること
によって、組立性及びボビンの動特性を向上させた光ピ
ックアップ用の4軸駆動アクチュエータを提供すること
を目的とする。
ップ用の4軸駆動アクチュエータは、ベースと、このベ
ースに固定されたホルダと、対物レンズを固定するボビ
ンと、前記ボビンから前記ホルダまで連結されたスプリ
ングワイヤと、フォーカスコイル、トラッキングコイル
及びチルトコイルを備えて前記ボビンをフォーカス方
向、トラック方向またはチルト方向に動かす磁気駆動部
とを含み、前記磁気駆動部はフォーカシングコイル、ト
ラッキングコイル及びチルトコイルの開始端子が個別的
に各々備えられ、前記フォーカシングコイル、トラッキ
ングコイル及びチルトコイルの終了端子が相互共通接地
され、前記フォーカシングコイル、トラッキングコイル
及びチルトコイルに電圧を印加する回路部を有すること
を特徴とする。
して各々対向して設けられた第1磁石及び第2磁石と、
前記ベースに設けられ、前記第1磁石を固定する外側ヨ
ークと、前記第1磁石との対向位置の前記ベースに設け
られて前記ボビンをガイドする内側ヨークとを具備し、
前記フォーカスコイルは前記ボビンの外側に巻取られ、
前記トラッキングコイルは前記第1磁石との対向位置の
前記ボビンの側壁に巻取られ、前記チルトコイルは前記
第2磁石との対向位置の前記ボビンの側壁に巻取られる
ことを特徴とする。
コイル、トラッキングコイルまたはチルトコイルに各々
印加される電圧を出力する入力ジェネレータと、前記入
力ジェネレータから入力された電圧の高周波ノイズを除
去して前記フォーカシングコイル、トラッキングコイル
またはチルトコイルに各々電圧を印加するフィルターと
を含むことを特徴とする。
部材番号は同一な構成要素を示す。ここで、前記ホルダ
103と前記ボビン107とを連結するワイヤは前記フ
ォーカシングコイル用のスプリングワイヤ10、トラッ
キングコイル用のスプリングワイヤ20、チルトコイル
用のスプリングワイヤ30が別に各々備えられる。そし
て、前記フォーカシングコイル120、トラッキングコ
イル122及びチルトコイル125が共通接地されて共
通接地用のスプリングワイヤ40がさらに追加されるこ
とによって総4本のワイヤとで構成される。
前記フォーカシングコイル120の巻線開始端子13、
前記トラッキングコイル122の開始端子23及び前記
チルトコイル125の巻線開始端子33が各々備えら
れ、これらそれぞれの共通接地のための共通接地端子4
3が備えられる。前記それぞれの開始端子13、23、
33及び共通接地端子43は図5の配置以外に多様に配
置されうる。
能にする回路部45の構成は、図6に示されたようであ
る。ここでは、前記フォーカシングコイル120に電圧
を印加する場合だけを示した図面であって、入力ジェネ
レータ50から供給された電圧が比較器53を経てフィ
ルター55を通過しつつノイズが除去された状態で前記
フォーカシングコイル開始端子13に供給される。この
ような回路が前記トラッキングコイル122とチルトコ
イル125にも構成されている。ここで、前記フィルタ
ー55は高周波ノイズを除去する低域通過フィルターで
ある。
説明すれば、図7に示したようにフォーカシングコイル
用の開始端子13、トラッキングコイル用の開始端子2
3及びチルトコイル用の開始端子33から始まってそれ
ぞれのコイルがボビン107の所定位置に巻き取られ
る。それから、各々巻き取られたフォーカシングコイル
120、トラッキングコイル122及びチルトコイル1
25の終了端子は前記共通接地端子44に共通接地され
る。そして、前記開始端子13、23、33及び共通接
地端子44から前記ホルダ103まで電線が連結されて
4つのスプリングワイヤ10、20、30、40が形成
される。
ば、前記入力ジェネレータ50から電圧が印加され、前
記比較器53及びフィルター55を経てそれぞれの対応
するスプリングワイヤ10、20、30に電圧が供給さ
れると、それぞれのコイル120、122、125に電
流が流れることになる。そうすると、これらコイル12
0、122、125に流れる電流と前記第1及び第2磁
石110、112との間にフレミングの左手法則が適用
されて前記ボビン107がフォーカス方向A、トラック
方向B、タンゼンシャルチルト方向Cまたはラジアルチル
ト方向Dに作動する。
用の4軸駆動アクチュエータはフォーカシングコイル1
20及びトラッキングコイル122だけでなくチルトエ
ラーを補正するためのチルトコイル125まで備えた場
合にも4つのスプリングワイヤだけで作動可能となる。
したがって、前記ボビンのフォーカス方向、トラック方
向及びチルト方向への作動が従来のように6つのスプリ
ングワイヤあるいは4つのスプリングワイヤと2つのチ
ルトコイル用のワイヤによって連結された時より容易に
制御される。
ップ用の4軸駆動アクチュエータは、フォーカシングコ
イル、トラッキングコイル及びチルトコイルの開始端子
は各々別に備えられ、これら終了端子は共通接地される
ように回路を構成してワイヤ数を減らすことによって、
組立工程数を低減しうる。また、前記ボビンとホルダと
の間に連結されたワイヤ数を減らすことによって前記ボ
ビンの動特性を改善した。
エータの斜視図である。
エータの回路部のブロック図である。
クチュエータの分離斜視図である。
クチュエータの回路部のブロック図である。
クチュエータの各コイルを巻き取る方法を概略的に示す
図面である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースと、 このベースに固定されたホルダと、 対物レンズを固定するボビンと、 前記ボビンから前記ホルダまで連結されたスプリングワ
イヤと、 フォーカスコイル、トラッキングコイル及びチルトコイ
ルを備えて前記ボビンをフォーカス方向、トラック方向
またはチルト方向に動かす磁気駆動部とを含み、 前記磁気駆動部はフォーカシングコイル、トラッキング
コイル及びチルトコイルの開始端子が個別的に各々備え
られ、前記フォーカシングコイル、トラッキングコイル
及びチルトコイルの終了端子が相互共通接地され、前記
フォーカシングコイル、トラッキングコイル及びチルト
コイルに電圧を印加する回路部を有することを特徴とす
る光ピックアップ用の4軸駆動アクチュエータ。 - 【請求項2】 前記磁気駆動部は、 前記ボビンを介して各々対向して設けられた第1磁石及
び第2磁石と、前記ベースに設けられ、前記第1磁石を
固定する外側ヨークと、前記第1磁石との対向位置の前
記ベースに設けられて前記ボビンをガイドする内側ヨー
クとを具備し、 前記フォーカスコイルは前記ボビンの外側に巻取られ、
前記トラッキングコイルは前記第1磁石との対向位置の
前記ボビンの側壁に巻取られ、前記チルトコイルは前記
第2磁石との対向位置の前記ボビンの側壁に巻取られる
ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ用の
4軸駆動アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記回路部は、 前記フォーカシングコイル、トラッキングコイルまたは
チルトコイルに各々印加される電圧を出力する入力ジェ
ネレータと、 前記入力ジェネレータから入力された電圧の高周波ノイ
ズを除去して前記フォーカシングコイル、トラッキング
コイルまたはチルトコイルに各々電圧を印加するフィル
ターとを含むことを特徴とする請求項2に記載の光ピッ
クアップ用の4軸駆動アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記入力ジェネレータとフィルターとの
間に比較器をさらに備えたことを特徴とする請求項3に
記載の光ピックアップ用の4軸駆動アクチュエータ。 - 【請求項5】 前記回路部は、 前記フォーカシングコイル、トラッキングコイルまたは
チルトコイルに各々印加される電圧を出力する入力ジェ
ネレータと、 前記入力ジェネレータから入力された電圧の高周波ノイ
ズを除去して前記フォーカシングコイル、トラッキング
コイルまたはチルトコイルに各々電圧を印加するフィル
ターとを含むことを特徴とする請求項1に記載の光ピッ
クアップ用の4軸駆動アクチュエータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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KR1020000074796A KR100727911B1 (ko) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 광픽업용 4축구동 액추에이터 |
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Publication Number | Publication Date |
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