JP2002183433A - 電子商取引システムおよび電子商取引方法 - Google Patents

電子商取引システムおよび電子商取引方法

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JP2002183433A
JP2002183433A JP2000374784A JP2000374784A JP2002183433A JP 2002183433 A JP2002183433 A JP 2002183433A JP 2000374784 A JP2000374784 A JP 2000374784A JP 2000374784 A JP2000374784 A JP 2000374784A JP 2002183433 A JP2002183433 A JP 2002183433A
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terminal
merchandise
product
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Ichiyo Tanaka
一葉 田中
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Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人情報の不正利用や漏洩などを防止し、安
全な電子商取引を行う。 【解決手段】 購入者端末12は、クレジットカード会
社端末14に氏名、クレジット番号(個人情報)などを
通知し、購入希望商品に対する、個人情報を含まない一
時的電子マネーを取得する。また、運送会社端末15に
配送先情報(個人情報)などを通知し、購入希望商品に
対する、個人情報を含まない一時的電子荷札を取得す
る。次いで、購入者端末12は、上記一時的電子マネ
ー、一時的電子荷札および購入希望商品情報を、Web
サイト13に通知することで商品を購入する。すなわ
ち、Webサイトへは、購入者の個人情報が一切通知さ
れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを用
いた電子商取引に係り、購入者の個人情報を公開するこ
となく商品を購入するための電子商取引システムおよび
電子商取引方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Webサイトを用いて商品を購入
する場合、購入者は、購入希望商品情報(商品名、個数
など)とともに、各種個人情報(氏名、住所、クレジッ
トカード番号などを)を、Webサイトに入力する必要
があった。ここで、図4は、従来の電子商取引システム
の一例を示すブロック図(コラボレーション図,協調
図)である。購入者1は、購入者端末2を用いてインタ
ーネット上に存在する商品販売サービスを提供している
Webサイト3にアクセスし、商品情報(商品情報一
覧、指定クレジットカード会社)を取得し(S1)、希
望の商品があれば、商品購入依頼(購入希望商品情報、
氏名、住所、クレジット番号)をWebサイト3へ送出
する(S2)。Webサイト3では、クレジットカード
会社端末4に対して支払い依頼(氏名、クレジット番
号)を行い(S3)、クレジットカード会社端末4から
支払い(商品代金)を受ける(S4)。次に、Webサ
イト3では、運送会社端末5に対して商品配送依頼(商
品、氏名、住所、配送料金)を行い(S5)、これを受
けた運送会社は、商品配送依頼に従って、購入者1へ商
品配送(商品)を行う(S6)。
【0003】このように、従来の電子商取引では、購入
者1は、商品購入依頼を行う際、商品情報に加えて個人
情報(氏名、住所、クレジット番号)を、Webサイト
3に対して送信する必要がある。該個人情報は、一般
に、インターネット上の複数のサーバ上を経由してWe
bサイト3へ到達する。このため、個人情報が、通信経
路途中で不正に取得され、使用される危険性がある。そ
こで、従来より、個人情報を不正取得・不正使用できな
いように、個人情報を暗号化するなど、個人情報の入力
に際してセキュリティ機能を持つWebサイトが存在す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のセキュリティ機能は、購入者端末−Webサイト間に
存在する不正アクセス者が個人情報を不正に取得するこ
とを防止するためのものである。このため、個人情報受
信者であるWebサイト管理者、もしくは関係者が受信
した個人情報を不正使用しようとした場合、全くセキュ
リティ機能が働かず、個人情報が不正利用されたり、あ
るいはWebサイトでの個人情報の管理が不適切で個人
情報が漏洩したりする危険性があるという問題がある。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、個人情報の不正利用や漏洩などを防止すること
ができ、安全な電子商取引を行うことができる電子商取
引システムおよび電子商取引方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、商品の購入依頼を
行う購入者端末に対してネットワークを介して商品を販
売する商品販売端末と、前記商品販売端末と前記購入者
端末との商取引における商品代金の決済を行う金融決済
端末とを備える電子商取引システムにおいて、前記商品
販売端末に対して、少なくとも、購入希望する商品を示
す購入希望商品情報と、商品代金の回収可能な、個人情
報を含まない一時的電子マネーとを前記購入者端末から
通知することにより、商品取引を成立させることを特徴
とする。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の電子商取引システムにおいて、前記金融決済端末
は、前記購入者端末から入力された、商品購入希望者の
個人情報に基づいて、前記購入者端末に対して前記一時
的電子マネーを発行することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項1
又は請求項2記載の電子商取引システムにおいて、前記
商品販売端末は、前記一時的電子マネーを前記金融決済
端末に提示することにより、商品代金を回収することを
特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明では、請求項1
〜請求項3の何れかに記載の電子商取引システムにおい
て、前記一時的電子マネーは、前記購入希望する商品の
購入手続きに対してのみ有効であることを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明では、請求項1
〜請求項4の何れかに記載の電子商取引システムにおい
て、前記ネットワークに接続され、商品配送を行う配送
会社の端末であって、前記購入者端末から入力された商
品の配送先情報を含む個人情報に基づき、前記購入者端
末に対して、前記購入希望する商品の配送に用いられ、
個人情報を含まない一時的電子荷札を発行する配送会社
の端末を具備することを特徴とする。
【0011】上述した問題点を解決するために、請求項
6記載の発明では、商品の購入依頼を行う購入者端末に
対してネットワークを介して商品を販売する商品販売端
末と、前記商品販売端末と前記購入者端末との商取引に
おける商品配送を行なう配送会社の端末とを備える電子
商取引システムにおいて、前記商品販売端末に対して、
少なくとも、購入希望する商品を示す購入希望商品情報
と、前記購入希望する商品の配送に用いられ、個人情報
を含まない一時的電子荷札とを前記購入者端末から通知
することにより、商品取引を成立させることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項7記載の発明では、請求項6
記載の電子商取引システムにおいて、前記配送会社の端
末は、前記購入者端末から入力された、商品の配送先情
報を含む個人情報に基づいて、前記購入者端末に対して
前記一時的電子荷札を発行することを特徴とする。
【0013】また、請求項8記載の発明では、請求項6
〜請求項7記載の電子商取引システムにおいて、前記商
品販売端末は、前記一時的電子荷札を前記配送会社の端
末に提示することにより商品の配送を依頼することを特
徴とする。
【0014】また、請求項9記載の発明では、請求項6
〜請求項8記載の電子商取引システムにおいて、前記一
時的電子荷札は、前記購入希望する商品の配送手続きに
対してのみ有効であることを特徴とする。
【0015】また、請求項10記載の発明では、請求項
6〜請求項9の何れかに記載の電子商取引システムにお
いて、前記ネットワークに接続され、商品代金の決済を
行なう金融決済端末であって、前記購入者端末から入力
された商品購入希望者の個人情報に基づき、前記購入者
端末に対して、前記購入希望する商品の代金の決済に用
いられ、個人情報を含まない一時的電子マネーを発行す
る金融決済端末を具備することを特徴とする。
【0016】上述した問題点を解決するために、請求項
11記載の発明では、ネットワーク上で商品を販売する
商品販売端末に対して、少なくとも、購入希望する商品
を示す購入希望商品情報と、商品代金の決済を行う金融
決済端末から商品代金を回収可能な、商品購入希望者の
個人情報を含まない一時的電子マネーとを、商品の購入
依頼を行う購入者端末から通知することにより、商品取
引を成立させることを特徴とする。
【0017】また、請求項12記載の発明では、ネット
ワーク上で商品を販売する商品販売端末に対して、少な
くとも、購入希望する商品を示す購入希望商品情報と、
配送会社から前記商品を配送可能な、商品購入希望者の
個人情報を含まない一時的電子荷札とを、商品の購入依
頼を行う購入者端末から通知することにより、商品取引
を成立させることを特徴とする。また、請求項13記載
の発明では、請求項11記載の電子商取引方法におい
て、さらに、配送会社から前記商品を配送可能な、商品
購入希望者の個人情報を含まない一時的電子荷札を、前
記購入者端末から通知することを特徴とする。
【0018】この発明では、前記商品販売端末に対し
て、少なくとも、購入希望する商品を示す購入希望商品
情報と、前記金融決済端末から商品代金を回収可能な、
個人情報を含まない一時的電子マネーとを前記購入者端
末から通知する。これにより、商品取引を成立する。し
たがって、商品販売端末には個人情報が通知されないの
で、個人情報の漏洩を防止することができ、安全な電子
商取引を行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による電子商取引システム構
成を示すブロック図(コラボレーション図,協調図)で
あり、Webサイト(商品販売端末)13、クレジット
カード会社端末(金融決済端末)14、運送会社端末
(配送会社の端末)15を備えている。図1において、
電子商取引システムに接続される購入者端末12は、後
述するWebサイト13からの商品情報通知に対して、
Webサイト13に所望する商品を購入するための商品
購入依頼(購入希望商品情報、一時的電子マネー、一時
的電子荷札)を通知する。なお、一時的電子マネーおよ
び一時的電子荷札については後述する。また、購入者端
末12は、クレジットカード会社端末14に対して、一
時的電子マネーを取得するための一時的電子マネー発行
依頼(氏名、クレジット番号、商品代金)を通知する。
また、購入者端末12は、運送会社端末15に対して、
一時的電子荷札を取得するための一時的電子荷札発行依
頼(氏名、住所、商品サイズ)を通知する。
【0020】Webサイト13は、インターネット上の
Webサーバに構築されており、購入者端末12のアク
セスに対して、購入者端末12に当該サイトで販売する
商品を紹介するための商品情報通知(商品情報一覧、指
定クレジットカード会社、指定運送会社)を送信する。
また、Webサイト13は、クレジットカード会社端末
14に対して、購入者端末12から通知された一時的電
子マネーによる商品代金の支払いを依頼するための支払
い依頼(一時的電子マネー)を通知する。また、Web
サイト13は、運送会社端末15に対して、購入者端末
12から通知された一時的電子荷札により、商品を購入
者に配送するための、商品配送依頼(商品、一時的電子
荷札、配送料金)を通知する。
【0021】クレジットカード会社端末14は、購入者
端末12からの一時的電子マネー発行依頼に対して、購
入者端末12に一時的電子マネーを発行する。このと
き、クレジットカード会社は、クレジットカード会社端
末14で受信した一時的電子マネー発行依頼に基づい
て、正規のカード所有者であるか、購入者に支払い能力
があるかなどを判断し、一時的電子マネーの発行、非発
行を決定する。また、クレジットカード会社端末14
は、Webサイト13からの支払い依頼に対して、We
bサイト13に支払い(商品代金)を行う。
【0022】運送会社端末15は、購入者端末12から
の一時的電子荷札発行依頼に対して、購入者端末12に
一時的電子荷札を発行する。また、運送会社端末15
は、Webサイト13からの商品配送依頼に従って、購
入者に対して商品配送の手配を行う。
【0023】A−2.一時的電子マネーのデータ構造 次に、図2は、上述した一時的電子マネーのデータ構造
を示す概念図である。一時的電子マネーは、電子情報識
別子、発行機関識別子、一時的電子マネー識別子、有効
期間情報および額面価格からなる。電子情報識別子は、
該電子情報が一時的電子マネーであることを示す情報で
ある。発行機関識別子は、発行機関(銀行、クレジット
カード会社など)を識別するための全世界でユニークな
情報である。一時的電子マネー識別子は、発行機関にお
いて一時的電子マネーを識別するための情報であり、発
行機関が自由に設定してもよいが、過去に発行した一時
的電子マネーと重複しないようにする。有効期間情報
は、一時的電子マネーの有効期間を示す情報である。額
面価格は、該一時的電子マネーの価格、価値を示す情報
である。
【0024】上記一時的電子マネーには、一切の個人情
報(氏名、住所、クレジット番号など)が含まれないの
で、一時的電子マネーの授受により個人情報が漏洩する
ことはない。また、一時的電子マネーは、公開暗号技術
などの既存の技術を用いて電子署名されており、改竄、
偽造等を防止することが可能となっている。Webサイ
ト13とクレジットカード会社端末14との間では、上
記一時的電子マネーの授受により商品代金が支払われる
が、このとき、クレジットカード会社端末14では、一
時的電子マネーの一時的電子マネー識別子により、実際
に発行した一時的電子マネーであるかを判別するととも
に、発行機関識別子により自社発行の一時的電子マネー
であるかを判別することが可能である。
【0025】A−3.一時的電子荷札のデータ構造 次に、図3は、上述した一時的電子荷札のデータ構造を
示す概念図である。一時的電子荷札は、電子情報識別
子、発行機関識別子、一時的電子荷札識別子、有効期間
情報および配送料金からなる。電子情報識別子は、該電
子情報が一時的電子荷札であることを示す情報である。
発行機関識別子は、発行機関(運送会社、郵便局など)
を識別するための全世界でユニークな情報である。一時
的電子荷札識別子は、発行機関において一時的電子荷札
を識別するための情報であり、発行機関が自由に設定し
てもよいが、過去に発行した一時的電子荷札と重複しな
いようにする。有効期間情報は、一時的電子荷札の有効
期間を示す情報である。配送料金は、商品配送に必要な
料金情報である。配送料金は、Webサイト管理者と運
送会社との間で交渉して設定してもよい。
【0026】上記一時的電子荷札には、上記一時的電子
マネーと同様に、一切の個人情報(氏名、住所、クレジ
ット番号など)が含まれないので、一時的電子荷札の授
受により個人情報が漏洩することはない。また、一時的
電子荷札は、公開暗号技術などの既存の技術を用いて電
子署名されており、改竄、偽造等を防止することが可能
となっている。Webサイト13と運送会社端末15と
の間では、上記一時的電子荷札の授受により商品配送が
行われるが、このとき、運送会社端末15では、一時的
電子荷札の一時的電子荷札識別子により、実際に発行し
た一時的電子荷札であるかを判別するとともに、発行機
関識別子により自社発行の一時的電子荷札であるかを判
別することが可能である。
【0027】上述したクレジットカード会社端末14に
は、購入者の個人情報のうち、氏名とクレジット番号と
購入する商品の代金のみが通知される。また、運送会社
端末15には、氏名と住所のみが通知される。そして、
Webサイト13には、購入希望商品情報以外の情報は
通知されないようになっている。
【0028】ところで、クレジットカード会社は、購入
者の氏名、クレジット番号、購入した商品の代金などの
個人情報を既に知っているので、一時的電子マネー発行
に際して、クレジットカード会社端末14に対して氏
名、クレジット番号および商品代金を通知しても、従来
の電子商取引におけるリスクと同等である。また、運送
会社は、商品配送時に、必ず、購入者の氏名、住所を必
要とするので、一時的電子荷札発行に際して、運送会社
端末15に対して氏名、住所を通知しても、従来の電子
商取引におけるリスクと同等である。また、Webサイ
ト13に対しては、購入したい商品に関する情報以外の
あらゆる有効な情報も通知しないので、従来の電子商取
引に比べてはるかに安全である。
【0029】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の全体の動作について詳細に説明す
る。購入者が購入者端末によりインターネットを介して
Webサイトにアクセスすると、Webサイト13は、
購入者端末12に商品情報通知(商品情報一覧、指定ク
レジットカード会社、指定運送会社)を送信する(S1
1)。購入者11は、購入者端末12により商品情報通
知を受け取ると、商品情報一覧から所望する商品を選択
する。購入者11が購入希望する商品を選択すると、購
入者端末12は、クレジットカード会社端末14に対し
て、一時的電子マネー発行依頼(氏名、クレジット番
号、商品代金(配送料金を含んでもよい))を送信する
(S12)。
【0030】クレジットカード会社端末14は、購入者
端末12からの一時的電子マネー発行依頼に対して、自
社のカード所持者であるか、購入者に支払い能力がある
かなどを判断し、正規のカード所持者で、かつ支払い能
力があると認証されると、購入者端末12に一時的電子
マネーを発行する(S13)。前述したように、該一時
的電子マネーには、一切の個人情報(氏名、住所、クレ
ジット番号など)は含まれておらず、公開暗号技術など
の既存の技術を用いて電子署名されており、改竄、偽造
等を防止することが可能となっている。
【0031】購入者端末12は、一時的電子マネーを受
け取ると、次に、運送会社端末15に対して、一時的電
子荷札発行依頼(氏名、住所、商品サイズ)を送信する
(S14)。運送会社端末15は、購入者端末12から
の一時的電子荷札発行依頼に対して、購入者端末12に
一時的電子荷札を発行する(S15)。前述したよう
に、該一時的電子荷札には、一切の個人情報(氏名、住
所、クレジット番号など)は含まれておらず、公開暗号
技術などの既存の技術を用いて電子署名されており、改
竄、偽造等を防止することが可能となっている。購入者
端末12は、一時的電子荷札を受け取ると、Webサイ
ト13に商品購入依頼(購入希望商品情報、一時的電子
マネー、一時的電子荷札)を送信する(S16)。
【0032】Webサイト13は、購入者端末12から
商品購入依頼を受け取ると、クレジットカード会社端末
14に対して、支払い依頼(一時的電子マネー)を送信
する(S17)。これに対して、クレジットカード会社
端末14では、既に発行した一時的電子マネーの情報
(クレジットカード会社端末14に適宜記録されてい
る)と、上記支払い依頼の一時的電子マネーの情報とを
比較し、正規の一時的電子マネーであるか判断する。こ
のようにすると、一時的電子マネーを重複使用すること
が防止できる。そして、正規の一時的電子マネーである
と認証されると、商品代金をWebサイト13へ支払う
(S18)。
【0033】また、Webサイト13は、上記商品代金
を受け取ると、運送会社端末15に対して、商品配送依
頼(商品、一時的電子荷札、配送料金)を送信する(S
19)。運送会社は、Webサイト13から商品配送依
頼を受け取ると、既に発行した一時的電子荷札の情報
(運送会社端末14に適宜記録されている)と、上記商
品配送依頼の一時的電子荷札の情報とを比較し、正規の
一時的電子荷札であるか判断する。このようにすると、
上記の場合と同様、一時的電子荷札を重複使用すること
が防止できる。そして、正規の一時的電子荷札であると
認証されると、発行時の個人情報(氏名、住所)および
商品サイズに従って、購入者11に商品を配送する(S
20)。また、上記した商品代金と配送料金とは、購入
者の有する所定の口座からクレジットカード会社に引き
落とされる。
【0034】ここで、クレジットカード会社端末14に
おける一時的電子マネーの決済方法について詳細に説明
する。図5は、一時的電子マネーの決済処理を示すフロ
ーチャートである。クレジットカード会社端末14はW
ebサイト13から一時的電子マネーとしてデータを受
け取ると(S51)、上記データの発行機関識別子を参
照して、クレジットカード会社端末14で発行されたデ
ータであるかを判断する(S52)。クレジットカード
会社端末14が発行したデータの場合(YES)、所定
の復号鍵を用いて暗号化されたデータを復号する(S5
3)。復号されたデータの電子情報識別子を参照して、
上記データが一時的電子マネーであるか判断する(S5
4)。一時的電子マネーの場合(YES)、有効期間情
報を参照して、上記一時的電子マネーが有効期間内であ
るかを判断する(S55)。有効期間内である場合(Y
ES)、一時的電子マネー識別子を参照して、重複決済
の有無をチェックする(S56)。上記一時的電子マネ
ーが未決済の場合(YES)、決済額の支払能力を商品
購入者(一時的電子マネーの発行依頼者)が有するか
を、所定の信用情報データに基づき判断する(S5
7)。支払い能力があると判断した場合(YES)、ク
レジットカード会社端末14はWebサイト13に対
し、上記一時的電子マネーに応じた金額の支払い(振込
み)処理を行なう(S58)。また、上記ステップS5
2又はS54〜S57の判断において「NO」の場合
は、Webサイト13に支払い不可の旨を通知する(ス
テップS59)。
【0035】上述した実施形態によれば、購入者は、信
頼できないWebサイトとも比較的安全に電子商取引を
行うことができる。また、クレジットカード会社や運送
会社は、従来と同等のリスクで電子商取引を行うことが
できる。また、特別な装置や認証機関を用いることな
く、従来技術による電子商取引の拡張として実現するこ
とができる。また、一時的電子マネーや一時的電子荷札
が不正にコピー(複製)されたとしても、上記ステップ
S56の判断を行なって、決済ずみであることを確認す
れば、コピーされた一時的電子マネー等による重複使用
を防止することができる。さらに、電子商取引における
全ての操作を自動化することが可能であり、購入者の操
作を煩雑にすることなく、実現することができる。
【0036】特にWebサイト13から購入する商品が
無償の場合は、商品代金の支払い処理など、それに伴う
一時的電子マネーやクレジットカード会社端末14は不
要となるが、この場合、購入希望者は、購入を希望する
商品と一時的電子荷札とをWebサイト13へ通知する
ことにより、運送会社端末15からの配送指示に基づき
配送された上記商品を購入できる。従って、上記同様に
信頼が不充分なWebサイトへの商品配送依頼を安全に
行なうことができる。
【0037】また、購入者端末12、Webサイト1
3、クレジットカード会社端末14、および運送会社端
末15の機能は、図示しないそれぞれの記憶部に記憶さ
れたプログラムを実行することで実現するようになって
いる。記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク
装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAM
(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あ
るいはこれらの組み合わせにより構成されるものとす
る。また、上記記憶部とは、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送
信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュー
タシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一
定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0038】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように
情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、
上記プログラムは、上述した処理の一部を実現するため
のものであってもよい。さらに、上述した処理を購入者
端末12、Webサイト13、クレジットカード会社端
末14、および運送会社端末15に既に記録されている
プログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる
差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0039】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成は、上記実施形態に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計等も含まれる。例えば、一時的電子マネーの決済
処理で行なわれる商品購入者の支払能力の判断を、一時
的電子マネー発行時に予め行なうようにしてもよい。こ
の場合、上記決済処理を簡素化することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前記商品販売端末に対して、少なくとも、購入希望する
商品を示す購入希望商品情報と、前記金融決済端末から
商品代金を回収可能な、個人情報を含まない一時的電子
マネーとを前記購入者端末から通知することにより、商
品取引を成立させるようにしたので、個人情報の不正利
用や漏洩などを防止することができ、安全な電子商取引
を行うことができるという利点が得られる。
【0041】また、前記商品販売端末に対して、購入希
望商品情報と一時的電子荷札とを前記購入者端末から通
知することで、商品取引を成立させるようにしたので、
上記同様に商品代金の支払い処理の不要な電子商取引を
安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による電子商取引システム
構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態による一時的電子マネーのデータ
構造を示す概念図である。
【図3】 本実施形態による一時的電子荷札のデータ構
造を示す概念図である。
【図4】 従来の電子商取引システムの一例を示すブロ
ック図である。
【図5】 本実施形態による一時的電子マネーの決済処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
13 Webサイト(商品販売端末) 14 クレジットカード会社端末(金融決済端末) 15 運送会社端末(配送端末)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 402 G06F 17/60 402 502 502 512 512

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の購入依頼を行う購入者端末に対し
    てネットワークを介して商品を販売する商品販売端末
    と、前記商品販売端末と前記購入者端末との商取引にお
    ける商品代金の決済を行う金融決済端末とを備える電子
    商取引システムにおいて、 前記商品販売端末に対して、少なくとも、購入希望する
    商品を示す購入希望商品情報と、商品代金の回収可能
    な、個人情報を含まない一時的電子マネーとを前記購入
    者端末から通知することにより、商品取引を成立させる
    ことを特徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】 前記金融決済端末は、前記購入者端末か
    ら入力された、商品購入希望者の個人情報に基づいて、
    前記購入者端末に対して前記一時的電子マネーを発行す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子商取引システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記商品販売端末は、前記一時的電子マ
    ネーを前記金融決済端末に提示することにより、商品代
    金を回収することを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の電子商取引システム。
  4. 【請求項4】 前記一時的電子マネーは、前記購入希望
    する商品の購入手続きに対してのみ有効であることを特
    徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の電子商取
    引システム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークに接続され、商品配送
    を行う配送会社の端末であって、 前記購入者端末から入力された商品の配送先情報を含む
    個人情報に基づき、前記購入者端末に対して、前記購入
    希望する商品の配送に用いられ、個人情報を含まない一
    時的電子荷札を発行する配送会社の端末を具備すること
    を特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子
    商取引システム。
  6. 【請求項6】 商品の購入依頼を行う購入者端末に対し
    てネットワークを介して商品を販売する商品販売端末
    と、前記商品販売端末と前記購入者端末との商取引にお
    ける商品配送を行なう配送会社の端末とを備える電子商
    取引システムにおいて、 前記商品販売端末に対して、少なくとも、購入希望する
    商品を示す購入希望商品情報と、前記購入希望する商品
    の配送に用いられ、個人情報を含まない一時的電子荷札
    とを前記購入者端末から通知することにより、商品取引
    を成立させることを特徴とする電子商取引システム。
  7. 【請求項7】 前記配送会社の端末は、前記購入者端末
    から入力された、商品の配送先情報を含む個人情報に基
    づいて、前記購入者端末に対して前記一時的電子荷札を
    発行することを特徴とする請求項6記載の電子商取引シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記商品販売端末は、前記一時的電子荷
    札を前記配送会社の端末に提示することにより商品の配
    送を依頼することを特徴とする請求項6又は請求項7記
    載の電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 前記一時的電子荷札は、前記購入希望す
    る商品の配送手続きに対してのみ有効であることを特徴
    とする請求項6〜請求項8の何れかに記載の電子商取引
    システム。
  10. 【請求項10】 前記ネットワークに接続され、商品代
    金の決済を行なう金融決済端末であって、 前記購入者端末から入力された商品購入希望者の個人情
    報に基づき、前記購入者端末に対して、前記購入希望す
    る商品の代金の決済に用いられ、個人情報を含まない一
    時的電子マネーを発行する金融決済端末を具備すること
    を特徴とする請求項6〜請求項9の何れかに記載の電子
    商取引システム。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上で商品を販売する商品
    販売端末に対して、少なくとも、購入希望する商品を示
    す購入希望商品情報と、商品代金の決済を行う金融決済
    端末から商品代金を回収可能な、商品購入希望者の個人
    情報を含まない一時的電子マネーとを、商品の購入依頼
    を行う購入者端末から通知することにより、商品取引を
    成立させることを特徴とする電子商取引方法。
  12. 【請求項12】 ネットワーク上で商品を販売する商品
    販売端末に対して、少なくとも、購入希望する商品を示
    す購入希望商品情報と、配送会社から前記商品を配送可
    能な、商品購入希望者の個人情報を含まない一時的電子
    荷札とを、商品の購入依頼を行う購入者端末から通知す
    ることにより、商品取引を成立させることを特徴とする
    電子商取引方法。
  13. 【請求項13】 さらに、配送会社から前記商品を配送
    可能な、商品購入希望者の個人情報を含まない一時的電
    子荷札を、前記購入者端末から通知することを特徴とす
    る請求項11に記載の電子商取引方法。
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