JPH09212553A - 電子クレジットシステム及び通信装置 - Google Patents

電子クレジットシステム及び通信装置

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JPH09212553A
JPH09212553A JP1608096A JP1608096A JPH09212553A JP H09212553 A JPH09212553 A JP H09212553A JP 1608096 A JP1608096 A JP 1608096A JP 1608096 A JP1608096 A JP 1608096A JP H09212553 A JPH09212553 A JP H09212553A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザのプライバシーを保護することのでき
る電子クレジットシステムを実現する。 【解決手段】 クレジット会社が用いる代行用端末装置
10、ユーザ用端末装置20、加盟店用端末装置30が
ネットワーク40を介して接続されている。各々には互
いに暗号通信を行うための暗号処理部11、21、3
1、秘密鍵保持部12、22、32が設けられている。
暗号通信は、代行とユーザとの間で共通の秘密鍵を用い
て行われると共に、代行と加盟店との間で共通の秘密鍵
を用いて行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを通じ
て物質や情報等の商品の取引きを行う電子クレジットシ
ステム及びこのシステムで用いられる端末装置等の通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、幹線通信網における光ファイバネ
ットワークの整備、ケーブルテレビシステムの普及、衛
星通信の実用化、ローカルエリアネットワークの普及等
に伴い、ネットワークを利用して様々な商取引を行うE
C(エレクトロニック・コマース)が実用化されようと
している。このようなシステムにおいては、商取引した
商品に対する料金の徴収を行う支払システムの構築が重
要となる。現在、商取引に対する支払システムとしてク
レジット方式がよく用いられている。このようなクレジ
ット方式を電子化してネットワーク上で用いる方式とし
ては米国のビザ・インターナショナルとマイクロソフト
が共同開発したSTT(Secure Transaction Technolog
y )と呼ばれる方式や、米国のスターカード・インター
ナショナルとネットスケープ・コミュニケーションズが
共同開発したSEPP(Secure Electronic Payment Pr
otocol)と呼ばれる方式などがあり、これらは1996
年頃から稼働される予定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクレジ
ット方式、及びそれを電子化しただけの電子クレジット
システム方式には次のような問題点があった。 (1) 登録されているどのユーザが何を買ったかとい
うプライバシーに関する情報をクレジット会社が知るこ
とができ、ユーザのプライバシーが保護されない。 (2) 取引商品が物質の場合、クーリングオフによる
商品返品と契約解消が可能であるが、取引商品が情報の
場合、コピーが容易であったり、例えばビデオ情報等の
場合は一度鑑賞すれば内容が把握されたりするのでクー
リングオフの意味がない。
【0004】本発明は上述のような実情に鑑みてなされ
たものであり、上記(1)(2)の問題を解決した電子
クレジットシステム及び通信装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、ク
レジット会社とユーザと加盟店とが配されたネットワー
ク上で電子的にクレジットサービスを行う電子クレジッ
トシステムにおいて、上記クレジット会社と上記ユーザ
とにそれぞれ共通に設けられた第1の暗号処理手段と、
上記クレジット会社と上記ユーザとにそれぞれ共通に設
けられた上記第1の暗号処理手段が共通に用いる第1の
秘密鍵を保持する第1の保持手段と、上記クレジット会
社と上記加盟店とにそれぞれ共通に設けられた第2の暗
号処理手段と、上記クレジット会社と上記加盟店とにそ
れぞれ共通に設けられた上記第2の暗号処理手段が共通
に用いる第2の秘密鍵を保持する第2の保持手段とを設
けている。
【0006】請求項7の発明では、クレジット会社とユ
ーザと加盟店とが配されたネットワーク上で電子的にク
レジットサービスを行う電子クレジットシステムにおい
て上記クレジット会社が用いる通信装置であって、上記
ユーザと情報の暗号通信を行うための第1の暗号処理手
段と、上記第1の暗号処理手段が用いる第1の秘密鍵を
保持する第1の保持手段と、上記加盟店と情報の暗号通
信を行うための第2の暗号処理手段と、上記第2の暗号
処理手段が用いる第2の秘密鍵を保持する第2の保持手
段とを設けている。
【0007】請求項8の発明では、クレジット会社とユ
ーザと加盟店とが配されたネットワーク上で電子的にク
レジットサービスを行う電子クレジットシステムにおい
て上記ユーザが用いる通信装置であって、上記クレジッ
ト会社と情報の暗号通信を行うための第1の暗号処理手
段と、上記第1の暗号処理手段が用いる第1の秘密鍵を
保持する第1の保持手段とを設けている。
【0008】請求項9の発明では、クレジット会社とユ
ーザと加盟店とが配されたネットワーク上で電子的にク
レジットサービスを行う電子クレジットシステムにおい
て上記加盟店が用いる通信装置であって、上記クレジッ
ト会社と情報の暗号通信を行うための第1の暗号処理手
段と、上記第1の暗号処理手段が用いる第1の秘密鍵を
保持する第1の保持手段とを設けている。
【0009】
【作用】本発明によれば、クレジット会社とユーザとの
間で共通の秘密鍵を用いて暗号通信を行うと共に、クレ
ジット会社と加盟店との間で共通の秘密鍵を用いて暗号
通信を行うことにより、クレジット会社や加盟店に対す
るユーザのプライバシーを保護することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1に本発明による電子クレジッ
トシステムの第1の実施の形態を概念的に示す。この電
子クレジットシステムは最初に行われる図1(a)の登
録フェーズと、その後にクレジットでの商取引時に行わ
れる図1(b)の実行フェーズとからなる。本実施の形
態は、物質的な商品をネットワークを介して取引する場
合である。図1における各要素は以下の通りである。 代行 :クレジットを行うクレジット会社を示す。ユー
ザ及び加盟店を募集し、支払の代行業務を行う。 ユーザ:代行のクレジットサービスを利用する者を示
す。 店 :代行のクレジットサービスに加盟する店を示
す。 銀行 :ユーザ及び加盟店の口座を有する銀行を示す。
ここでは便宜上1つの銀行で表しているが、異なる複数
の銀行であってもよい。 また、ユーザ、加盟店も複数あってよい。
【0011】次に、登録フェーズ及び実行フェーズの各
手順について説明する。ここでは、ユーザや加盟店が署
名生成・検査を行う共通の手段を初めに持っていない場
合について説明する。また、以下の説明においては、ユ
ーザをユーザA、加盟店を加盟店Bとし、( )内は加
盟店Bに関する場合を示す。
【0012】登録フェーズ (1) ユーザA(加盟店B)は自分の住所、氏名、銀
行口座、登録印等を示し、代行のクレジットサービス利
用の募集に申し込む。 (2) 代行は(1)の内容を確認し、契約によってそ
の口座から料金引落(振込)可能かどうかを銀行に確認
する。 (3) 代行は(2)の確認結果が正当ならばユーザA
(加盟店B)を登録し、不当ならば登録しない。 (4) (3)で正当と認められたユーザA(加盟店
B)は暗号処理手段を配布される。 (5) (4)の暗号処理に必要な共通鍵を定め互いに
秘密に保持する。この場合、共通鍵は代行からユーザに
示してもよい。
【0013】ここで、(4)の暗号処理手段は公知の共
通鍵暗号によって構成でき、ソフトウェア等によって実
現可能である。また、暗号処理手段を用いたメッセージ
Mに対する暗号化処理を{M}^kAで示す。復号は暗
号化と同じ鍵を用いて同様の処理によって実現される。
また、暗号鍵は代行が携帯カード等に記録させて各ユー
ザに渡してもよい。
【0014】実行フェーズ (1) ユーザAは加盟店Bと取引する際に加盟店に送
る与信を請求する次の情報1を代行に送る。 情報1=A,{A,B}^kA (2) 代行はユーザAの秘密鍵kAで情報1を復号
し、その結果が正当であれば与信を含む次の情報2をユ
ーザAに送る。ただし、ここでの与信とは代行が加盟店
Bの秘密鍵によって取引に必要な事項を暗号化した情報
である。また、会話鍵CKとは以後、AとBの間の暗号
通信に用いられる使い捨ての暗号鍵である。また、有効
期限YはユーザAの登録有効期間を指す。 与信={タイムスタンプT,有効期限Y,会話鍵CK}
^kB 情報2={与信,T,CK}^kA
【0015】(3) ユーザAは情報2をkAで復号
し、与信、T、CKを取り出す。その後、加盟店Bに次
の情報3を送り商品の購入を希望する。 情報3=与信,{T,購入希望商品名G,宛先A}^C
K (4) 加盟店Bは自分の秘密鍵kBによって与信を復
号し、有効期限Yを確かめ、会話鍵CKによって残りの
情報を復号し、Tを照合し商品Gと宛先Aを取り出す。 (5) 加盟店Bは宛先Aに商品Gを配送する。 (6) ユーザAは商品Gの到着時に、次の情報4を加
盟店Bに送る。 情報4={T,加盟店B,商品料金P}^kA
【0016】(7) ユーザAがGを返品し契約を解消
(クーリングオフ)したい場合は、一定期間内であれば
加盟店にGを返品し、次の情報を代行と加盟店Bとに送
る。(代行には発信者を示す情報(A)を付加する)。 (A),与信,{T,取消メッセージ}^CK (8) 一定期間後、加盟店Bは契約成立とし、代行に
次の情報5を送る。 情報5=B,与信,{T,P,情報4}^kB (9) 代行はクーリングオフの情報がユーザAからき
ていない場合、情報5を確認し、ユーザAと加盟店Bの
契約が正当(ユーザAと加盟店Bの料金Pが一致する
等)であれば、ユーザAの銀行口座から加盟店Bの銀行
口座に商品料金の振替を依頼する。 (10) 各銀行は振替業務を実行する。 (11) 代行は料金振替が行われたことをユーザAに
通知する。
【0017】(第2の実施の形態)図2に本発明による
電子クレジットシステムの第2の実施の形態を概念的に
示す。図2(a)は登録フェーズ、図2(b)は実行フ
ェーズを示す。本実施の形態は、情報を商品としてネッ
トワークを介して取引する場合である。図2における代
行、ユーザ、店、銀行の各要素は第1の実施の形態によ
る図1と同じである。また、図2(a)の登録フェーズ
の手順も図1(a)と同様に行われる。また、暗号処理
手段、その暗号化処理、復号処理、暗号鍵等についても
第1の実施の形態と同じである。
【0018】次に図2(b)の実行フェーズについて
は、(1)〜(4)の手順は第1の実施の形態による図
1(b)と同様に行われるので(5)の手順から説明す
る。(5) 加盟店Bは次の情報4をユーザAに送る。
ただし、CK′はBが独自に定めた暗号鍵である。 情報4=ヘッダD,暗号化情報E ヘッダD=T,ダイジェスト,使用法,商品料金等 暗号化情報E={商品G}^CK′ (6) ユーザAはヘッダDの内容を確認し、納得すれ
ばユーザAは次の情報5を送る。 情報5={T,加盟店B,商品料金P}^kA (7) 情報5を受けた加盟店BはユーザAにEを復号
するための情報6を送る。 情報6=T,{T,CK′}^CK
【0019】(8) 加盟店Bは契約成立として代行に
次の情報7を送る。 情報7=B,与信,{T,P,情報5}^kB (9) 代行は情報7を確認し、ユーザAと加盟店Bの
契約が正当(ユーザAと加盟店Bの料金Pが一致する
等)であれば、ユーザAの銀行口座から加盟店Bの銀行
口座に商品料金の振替を依頼する。 (10) 各銀行は振替業務を実行する。 (11) 代行は料金振替が行われたことをユーザAに
通知する。
【0020】本実施の形態は、商品は情報であるので予
めBからAへヘッダDを送り、ユーザAの確認をとるこ
とによってクーリングオフを回避している。
【0021】ここで第1、第2の実施の形態におけるT
はタイムスタンプであるが、時点Tにおいて与信が1つ
しか発行されないとすると、実行フェーズにおける取引
は一意に定まり、これによって商品情報がなくてもユー
ザAと加盟店Bおよび代行との間で処理が問題なく行わ
れる。また、Tは一意に定まるものであればシリアル番
号でも乱数でも何でもよい。また、宛先AはユーザAの
実際の住所でなくてもよく、ユーザAは加盟店Bに自分
の個人情報を全く知らせないこともできる。
【0022】第1、第2の実施の形態によれば、加盟店
Bは代行に登録されているユーザAの銀行口座等の個人
情報を知ることができない。また、代行もユーザAが何
を買ったかという情報を知ることができない。従って、
ユーザのプライバシーを保護することができる。
【0023】さらに、このシステムは処理をソフトウェ
アによって実現し、鍵の記録を従来のクレジットカード
のように表面細工によって実現し、ユーザがそれを秘密
に保持・入力するならば現在のクレジットシステムをほ
とんど変更することなく実現可能である。ただし、処理
の効率上、メモリカードやICカードによって秘密鍵を
記録したクレジットカードを用いてもよいことは明らか
である。
【0024】尚、このネットワークまたは各ユーザや加
盟店、代行が共通の暗号処理手段を初めから有している
場合には、登録フェーズでの(4)(5)の処理は省略
できる。また、ユーザと加盟店との間の通信を暗号化し
て行う必要がない場合は、CKによる暗号化処理を省略
することができる。また、ここでは1つのユーザAと1
つの加盟店Bを取り上げたが複数のユーザ、加盟店に対
してもこの電子クレジットシステムが有効であることは
明らかである。また、暗号化するメッセージは限定され
ず、種々の組合せ及び追加が考えられる。
【0025】(第3の実施の形態)図3は本発明による
電子クレジットシステムの第3の実施の形態を概念的に
示すもので、第1、第2の実施の形態と同様に図3
(a)の登録フェーズと図3(b)の実行フェーズとか
らなる。本実施の形態は、物質的な商品をネットワーク
を介して予め定めた与信に関する通信なしで取引する場
合である。そのために登録フェーズにおいて登録名を定
めるようにしている。図3における各要素についても図
1、図2と同じである。
【0026】登録フェーズの手順については、 (1) ユーザA(加盟店B)は自分の登録名aの他に
自分の住所、氏名、銀行口座、登録印等を示し、代行の
クレジットサービス利用の募集に申し込む。ようにして
おり(2)〜(5)の手順は図1(a)図2(a)の
(2)〜(5)について前述した手順と同様に行われ
る。
【0027】ここで、登録名aはペンネームのようなも
のであり、ユーザAが一意に特定されるならばユーザA
の本名でなくてもよい。その他暗号処理手段その暗号化
処理、復号処理、暗号鍵等についても第1、第2の実施
の形態と同じである。
【0028】次に実行フェーズについて説明する。 (1) ユーザAは加盟店Bに次の情報9を送り購入を
希望する。情報3=a,タイムスタンプT,購入希望商
品名G,宛先A (2) 加盟店BはaとGの商品料金を代行に示し、代
行はaからユーザAを特定し、さらにユーザAの銀行に
確認してユーザAの支払い能力等を確かめる。 (3) aが確認できれば、加盟店Bは宛先Aに商品G
を配送する。 (4) ユーザAは商品Gの到着時に、次の情報4を加
盟店Bに送る。 情報4={T,加盟店B,商品料金P}^kA
【0029】(5) ユーザAがGを返品し契約を解消
(クーリングオフ)したい場合は、一定期間内であれば
加盟店にGを返品し、次の情報を代行と加盟店Bとに送
る。 a,T,取消メッセージ (6) 一定期間後、加盟店Bは契約成立とし代行に次
の情報5を送る。 情報5=B,{T,P,a,情報4}^kB (7) 代行はクーリングオフの情報がユーザAからき
ていない場合、情報5を確認しユーザAと加盟店Bの契
約が正当(ユーザAと加盟店Bの料金Pが一致する等)
であれば、ユーザAの銀行口座から加盟店Bの銀行口座
に商品料金の振替を依頼する。 (8) 各銀行は振替業務を実行する。 (9) 代行は料金振替が行われたことをユーザAに通
知する。
【0030】ここで、(1)におけるTはタイムスタン
プであるが、時点TにおいてユーザAの取引が1つしか
行われないとすると、以後の取引は一意に定まり、これ
によって商品情報がなくてもユーザAと加盟店Bおよび
代行との間で処理が問題なく行われる。また、Tは一意
に定まるものであればシリアル番号でも乱数でも何でも
よい。また、宛先AはユーザAの実際の住所でなくても
よく、ユーザAは加盟店Bに自分の個人情報を全く知ら
せないこともできる。
【0031】本実施の形態によれば、加盟店Bは代行に
登録されているユーザAの銀行口座等の個人情報を知る
ことができず、代行もユーザAが何を買ったかという情
報を知ることができず、ユーザのプライバシーを保護す
ることができる。さらに、このシステムは処理をソフト
ウェアによって実現し、鍵の記録を従来のクレジットカ
ードのように表面細工によって実現し、ユーザがそれを
秘密に保持・入力するならば現在のクレジットシステム
をほとんど変更することなく実現可能である。ただし、
処理の効率上、メモリカードやICカードによって秘密
鍵を記録したクレジットカードを用いてもよいことは明
らかである。
【0032】また、このネットワークまたは各ユーザや
加盟店、代行が共通の暗号処理手段を初めから有してい
る場合には登録フェーズでの(4)(5)の処理を省略
できる。また、ユーザと加盟店との間の通信を暗号化し
て行う場合、加盟店が商品販売ソフト毎に暗号鍵を定め
ておけば、実行フェーズにおける通信は全て暗号化して
行うこともできる。また、ここでは1つのユーザAと1
つの加盟店Bとを取り上げたが複数のユーザ、加盟店に
対してもこの電子クレジットシステムが有効であること
は明らかである。また、暗号化するメッセージは限定さ
れず、種々の組合せ及び追加が考えられる。さらに、こ
こでは物質の取引を扱っているが登録名を用いることに
よって与信通信なしで第2の実施の形態のような情報の
取引に対しても同様に行えることは明らかである。
【0033】図4は上述した登録フェーズ、実行フェー
ズを行う本発明による電子クレジットシステムの実施の
形態を示す。図4において、10はクレジット会社が用
いる代行用端末装置、20はユーザが用いるユーザ用端
末装置、30は加盟店が用いる代行用端末装置である。
40は各端末装置10、20、30を接続するネットワ
ークである。各端末装置10、20、30にはそれぞれ
暗号処理部11、21、31と秘密鍵保持部12、2
2、32が設けられている。
【0034】暗号処理部11と21には共通の暗号処理
手段が設けられ、その共通の秘密鍵が秘密鍵保持部12
と22に設けられている。暗号処理部11と31には共
通の暗号処理手段が設けられ、その共通の秘密鍵が秘密
鍵保持部12と32に設けられている。さらに暗号処理
部21と31には共通の暗号処理手段が設けられ、その
共通の秘密鍵が秘密鍵保持部22と32に設けられてい
る。
【0035】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
によれば前述の(1)(2)に示した問題を解決するこ
とができ、これによって、ユーザのプライバシーを保護
することのできる電子クレジットシステムを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を概念的に示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を概念的に示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を概念的に示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 代行用端末装置 20 ユーザ用端末装置 30 加盟店用端末装置 40 ネットワーク 11、21、31 暗号処理部 12、22、32 秘密鍵保持部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレジット会社とユーザと加盟店とが配
    されたネットワーク上で電子的にクレジットサービスを
    行う電子クレジットシステムにおいて、 上記クレジット会社と上記ユーザとにそれぞれ共通に設
    けられた第1の暗号処理手段と、 上記クレジット会社と上記ユーザとにそれぞれ共通に設
    けられた上記第1の暗号処理手段が共通に用いる第1の
    秘密鍵を保持する第1の保持手段と、 上記クレジット会社と上記加盟店とにそれぞれ共通に設
    けられた第2の暗号処理手段と、 上記クレジット会社と上記加盟店とにそれぞれ共通に設
    けられた上記第2の暗号処理手段が共通に用いる第2の
    秘密鍵を保持する第2の保持手段とを設けたことを特徴
    とする電子クレジットシステム。
  2. 【請求項2】 上記ユーザと加盟店とにそれぞれ共通に
    設けられた第3の暗号処理手段と、 上記ユーザと加盟店とにそれぞれ共通に設けられ上記第
    3の暗号処理手段が共通に用いる第3の秘密鍵を保持す
    る第3の保持手段とを設けたことを特徴とする請求項1
    記載の電子クレジットシステム。
  3. 【請求項3】 上記クレジット会社には、上記ユーザの
    要求に応じて指定された加盟店の秘密鍵で取引に必要な
    情報を暗号化した第1の情報をユーザに伝達する第1の
    伝達手段を設け、 上記ユーザには、上記加盟店に上記第1の情報と商品情
    報と商品料金とを自分の秘密鍵で暗号化した第2の情報
    を伝達する第2の伝達手段を設け、 上記加盟店には、上記クレジット会社に加盟店名と上記
    第1、第2の情報とを伝達する第3の伝達手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電子クレジットシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記第1の情報及び/または第2の情報
    は、上記取引を特定する情報を含むことを特徴とする請
    求項3記載の電子クレジットシステム。
  5. 【請求項5】 上記暗号処理手段は、共通鍵暗号によっ
    て処理を実行することを特徴とする請求項1又は2記載
    の電子クレジットシステム。
  6. 【請求項6】 上記加盟店は上記ユーザに情報の抜粋部
    分や使用法に関する第3の情報と情報を独自の暗号鍵で
    暗号化した第4の情報とを伝達し、上記ユーザが上記第
    2の情報を伝達した時に上記第4の情報の復号鍵を知ら
    せる第4の伝達手段を設けたことを特徴とする請求項3
    記載の電子クレジットシステム。
  7. 【請求項7】 クレジット会社とユーザと加盟店とが配
    されたネットワーク上で電子的にクレジットサービスを
    行う電子クレジットシステムにおいて上記クレジット会
    社が用いる通信装置であって、 上記ユーザと情報の暗号通信を行うための第1の暗号処
    理手段と、 上記第1の暗号処理手段が用いる第1の秘密鍵を保持す
    る第1の保持手段と、 上記加盟店と情報の暗号通信を行うための第2の暗号処
    理手段と、 上記第2の暗号処理手段が用いる第2の秘密鍵を保持す
    る第2の保持手段とを設けたことを特徴とする通信装
    置。
  8. 【請求項8】 クレジット会社とユーザと加盟店とが配
    されたネットワーク上で電子的にクレジットサービスを
    行う電子クレジットシステムにおいて上記ユーザが用い
    る通信装置であって、 上記クレジット会社と情報の暗号通信を行うための第1
    の暗号処理手段と、 上記第1の暗号処理手段が用いる第1の秘密鍵を保持す
    る第1の保持手段とを設けたことを特徴とする通信装
    置。
  9. 【請求項9】 クレジット会社とユーザと加盟店とが配
    されたネットワーク上で電子的にクレジットサービスを
    行う電子クレジットシステムにおいて上記加盟店が用い
    る通信装置であって、 上記クレジット会社と情報の暗号通信を行うための第1
    の暗号処理手段と、 上記第1の暗号処理手段が用いる第1の秘密鍵を保持す
    る第1の保持手段とを設けたことを特徴とする通信装
    置。
  10. 【請求項10】 上記加盟店と情報の暗号通信を行うた
    めの第2の暗号処理手段と、 上記第2の暗号処理手段が用いる第2の秘密鍵を保持す
    る第2の保持手段とを設けたことを特徴とする請求項8
    記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 上記ユーザと情報の暗号通信を行うた
    めの第2の暗号処理手段と、 上記第2の暗号処理手段が用いる第2の秘密鍵を保持す
    る第2の保持手段とを設けたことを特徴とする請求項9
    記載の通信装置。
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