JPH10162067A - ネットワークを利用した情報の登録方法 - Google Patents

ネットワークを利用した情報の登録方法

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JPH10162067A
JPH10162067A JP31782896A JP31782896A JPH10162067A JP H10162067 A JPH10162067 A JP H10162067A JP 31782896 A JP31782896 A JP 31782896A JP 31782896 A JP31782896 A JP 31782896A JP H10162067 A JPH10162067 A JP H10162067A
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JP
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key
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terminal
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JP31782896A
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English (en)
Inventor
Yuji Ochiai
祐二 落合
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Card Kk U
U CARD KK
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Card Kk U
U CARD KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して個人情報などの情報を
登録する場合及び登録した情報について高セキュリティ
を確保する。 【解決手段】 各端末4,5の利用者は決済センタ1へ
の会員登録時には自身の個人情報と検証鍵とに署名鍵で
署名を行ったうえ共通鍵で暗号化して決済センタ1へ送
信し、かつ検証鍵と対の上記署名鍵をパスワードBで暗
号化したうえ、パスワードAでさらに暗号化し自身の端
末のファイルに保管する。ここで商品の取引及び決済時
等には決済センタへ送信する電文に対し署名鍵により署
名を行う一方、決済センタは、電文を受信すると登録し
てある検証鍵により署名の確認を行う。この結果、商品
の決済時等に高セキュリティを確保でき、また他人にパ
スワードAが解読されても署名鍵はパスワードBで更に
暗号化されているため署名鍵は本人のみの使用に限定さ
れ、電子署名による証拠取引等を行う際に高セキュリテ
ィを確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して個人情報などの情報を登録する際の情報の登録方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア技術の進歩やインターネ
ットの普及により、電子商取引(エレクトロニック・コ
マース)が現実化しつつある。このようなネットワーク
上の決済手段の1つとして、クレジットカードによる決
済手段が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような決済システ
ムでは、ネットワークを介して個人情報をセンタに登録
しておく必要がある。しかし、こうした決済システム
は、インターネット等のネットワークを介在して不特定
多数間で電子商取引が行われるため、他人に勝手に個人
情報を利用されて不正な取引が行われる恐れがあり、従
って暗号技術や本人認証等のセキュリティに関して万全
の体制をとることが要望されている。従って本発明は、
ネットワークを介して個人情報などの情報を登録する場
合及び個人情報を保持する場合に高セキュリティを確保
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ネットワークを介してセンタと端末
とが接続され、端末の情報をネットワークを介して電文
としてセンタへ送信して登録する場合、端末は、上記情
報とこの情報の検証を行うための第1の鍵(検証鍵)と
からなる上記電文に対し、検証鍵と対に生成される第2
の鍵(署名鍵)により署名を行ってネットワークを介し
てセンタへ送信し登録させると共に、端末では署名鍵を
パスワードで暗号化して保持するようにした方法であ
る。従って、端末側から個人情報などの情報を電文とし
てセンタに送信し登録する場合、端末側で個人情報に個
人の署名を行ってセンタへ送信すると共に、この署名鍵
をパスワードで暗号化して保管するようにしたので、ネ
ットワークを介して登録される個人情報の高セキュリテ
ィ性を確保でき、従ってこうした個人情報の第三者によ
る不正使用を的確に防止できる。また、パスワードは個
人のみで管理されるため、パスワードの不正使用は本人
の不注意によるリークなどによって本人が関与した場合
に限られ、システム全体として高いセキュリティを保つ
ことができる。また、上記パスワードを第1及び第2の
パスワードから構成し、端末は第1のパスワード(パス
ワードB)で署名鍵を暗号化すると共に、第1のパスワ
ードで暗号化された署名鍵をさらに第2のパスワード
(パスワードA)で暗号化して保持するようにした方法
である。従って、第三者に第1のパスワードが解読され
たとしても、署名鍵は第2のパスワードでさらに暗号化
されているため署名鍵は本人のみの使用に限定され、こ
の結果、電子署名による証拠取引を行う場合に高セキュ
リティ性を確保できる。また、端末は、センタへ署名電
文を送信する場合は第1のパスワードで暗号化して一時
保存すると共に、センタへの送信時点でこの署名電文を
第1のパスワードで復号化した後、センタとの間で一時
的に生成される共通鍵(第3の鍵)により暗号化して送
信し、センタではこの署名電文を共通鍵で復号化したの
ち登録するようにした方法である。従って、センタに個
人情報を登録する場合、より高いセキュリティ性を確保
できる。また、上記情報の登録後に、端末から署名鍵に
より署名された電文が送信された場合、センタは登録さ
れた検証鍵によりこの署名電文を検証するようにした方
法である。従って、センタでは登録されている検証鍵に
よりこの電文が真に署名されているか否かを確認でき、
この結果、電子署名による証拠取引を行う場合に高セキ
ュリティ性を確保できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明を適用したシステムの構成
を示すブロック図である。同図において、1は決済セン
タ、3はインタネット等のネットワーク、4A,4Bは
一般会員の所有する端末(以下、一般会員端末)、5
A,5Bは店舗会員の所有する端末(以下、店舗会員端
末)、6Aはクレジット会社6のセンタ装置、7Aは銀
行7のセンタ装置である。
【0006】即ち、一般会員端末4A,4Bはネットワ
ーク3を介して店舗会員端末5A,5Bに接続されてい
ると共に、決済センタ1は専用回線L1またはL2を介
してネットワーク3に接続されている。また、決済セン
タ1はDDX回線L3を介してクレジット会社のセンタ
装置6Aに接続され、また専用回線L4を介して銀行の
センタ装置7Aに接続されている。
【0007】ところで、売り手である店舗会員端末5に
陳列される商品としては、既存の通信販売形態よって販
売される商品(後日配送商品)、その場で販売される文
書,ソフトウェア,画像等の商品、及びリアルタイムで
コンピュータを運用するゲーム等の商品がある。一方、
買い手である一般会員は、例えば決済センタ1の銀行口
座等に予め所定額を振り込み、これが決済センタ1によ
り確認されることにより決済センタ1から発行された所
定額の価値情報が付与された仮想プリペイドカードを取
得している。ここで、店舗会員端末5からネットワーク
3を介して提供され端末4に表示される商品が一般会員
によって購入されると、決済センタ1ではその一般会員
に付与した仮想プリペイドカードの価値情報から購入商
品の価格を減じると共に、該当店舗会員に対してその購
入商品の対価の支払を行う。
【0008】次に図2は、決済センタ1の構成を示すブ
ロック図である。同図において、12はルーター11に
より選択された回線を介しネットワーク3との間で各種
の情報を授受するWWWサーバ、13はネットワーク3
からの決済センタ1に対する不正なアクセスを防ぐ働き
をするセキュリティサーバ、14はクレジット会社6ま
たは銀行7とデータ通信を行う通信サーバ、15は送信
電文(送信データ)の作成,受信電文(受信データ)の
解析及びこれらの電文に対し後述の電子署名や署名検証
等を行う通信処理サーバ、16はこれらの処理情報を蓄
積するデータベース、17は決済センタ1においてデー
タ処理時に発生したエラー情報の出力やログ情報を出力
するプリンタである。
【0009】また、18は決済サーバであり、決済サー
バ18は、加入者原簿(一般会員原簿),店舗原簿,上
記暗号化や電子署名の際に必要となる署名鍵及び検証鍵
等の原簿及び処理番号原簿等のデータベース19に対す
る記憶管理を行うと共に、通信サーバー15からの受信
データを入力するとデータベース19の記憶内容に基づ
き各一般会員に発行した仮想プリペイドカードの決済処
理を行い、その処理結果を送信データとして通信処理サ
ーバ15に与えるものである。また、20は検索・照会
処理,会員の登録処理,返金処理及び統計資料作成処理
等を行ってプリンタ21に出力する照会・統計用サーバ
である。なお、23は以上の各部で処理された情報をバ
ックアップするバックアップセンタである。
【0010】次に図3以降の各図面を用い、本システム
の各部の処理動作を具体的に順を追って説明する。まず
本システムへの会員の加入処理から説明する。図3は本
システムに対する一般会員の加入処理を示す図である。
決済センタ1では、ネットワーク3上に常時、一般会員
加入申込用の案内画面を送信している(時点)。ここ
で、その案内画面を入力したネットワーク3の利用者が
端末4から加入要求を行うと(時点)、決済センタ1
では加入画面を作成して端末4へ送る(時点)。この
加入画面を入力した上記利用者が端末4から加入申込を
行うと(時点)、決済センタ1では暗号関数等を用い
た入会承認用アプリケーションソフト(以下、APソフ
ト)が準備してあり、利用者がそのAPソフトを端末4
へダウンロードする(時点)。その後、決済センタ1
では、上記利用者である加入申込者宛に一般会員番号利
用規約等を郵送し(時点)、加入申込者がこれを確認
して端末4からAPソフトを使用し、暗号を用いた会員
登録データを送信する(時点)と、決済センタ1では
データベース19に会員原簿として登録する。このよう
にして商品の買い手である一般会員の加入が行われる。
【0011】次に店舗会員の加入は図4に示す手順で行
われる。即ち、決済センタ1からネットワーク3上に送
信される店舗会員加盟申込用の案内画面(時点)に対
し、その案内画面を入力したネットワーク3の利用者が
端末5から加入要求を行うと(時点)、決済センタ1
では加入画面を作成して端末5へ送る(時点)。この
加入画面を入力した上記利用者が端末5から加入申込を
行うと(時点)、決済センタ1では暗号関数等を用い
た加盟承認用APソフトが準備してあり、利用者がその
APソフトを端末5へダウンロードする(時点)。そ
の後、決済センタ1では、上記利用者である加盟申込者
宛に店舗会員番号加盟店約款等を郵送し(時点)、加
盟申込者がこれを確認して端末5からAPソフトを使用
し暗号を用いた店舗登録データを送信する(時点)
と、決済センタ1ではデータベース19に店舗会員原簿
として登録する。このようにして商品の売り手である店
舗会員の加盟が行われる。
【0012】こうして各会員が本システムに加入した
後、一般会員は、図5に示すように、端末4からネット
ワーク3を介し後述の電子署名や暗号等を用いた仮想プ
リペイドカード要求データを決済センタ1へ送信する
(時点)。すると、決済センタ1ではその一般会員か
らの入金を確認し、電子署名や暗号等を用いた所定額の
価値情報の仮想プリペイドカードをその一般会員宛に発
行する(時点)。一般会員は時点でその仮想プリペ
イドカードをネットワーク3を介して取得する。
【0013】図12〜図15は決済センタ1によるこの
ような仮想プリペイドカードの発行例を示す図である。
即ち、図12の例では、まず一般会員が端末4を用いて
プリペイド要求を行う(時点)。すると決済センタ1
ではクレジット会社6に対しこの一般会員に関する与信
情報を問い合わせ、与信情報が得られると(時点)、
その一般会員に対して所定額の価値情報を付与した仮想
プリペイドカードを発行することで、プリペイド要求を
行った一般会員はプリペイドカードを取得する(時点
)。その後、決済センタ1ではクレジット会社6から
その所定額を入金し(時点)、クレジット会社6で
は、銀行7の上記一般会員の口座から所定額を引き落と
す(時点)。
【0014】次に、図13の例では、まず一般会員が端
末4を用いてプリペイド要求を行う(時点)と共に、
回線を介して自身の口座を有する銀行71 または郵便局
81に対し、決済センタ1と取引のある銀行72 または
郵便局82 への所定額の振り込みを指示する(時点
)。すると、銀行71 または郵便局81 により、決済
センタ1と取引のある銀行72 または郵便局82 へ所定
額の振り込みが行われる(時点)。決済センタ1では
銀行72 または郵便局82 にプリペイド要求を行った上
記会員からの入金を確認し、入金が確認されると(時点
)、上記会員宛に所定額の仮想プリペイドカードを発
行する。この結果、プリペイド要求を行った一般会員は
プリペイドカードを取得する(時点)。
【0015】次に、図14の例では、まず一般会員が端
末4を用いてプリペイド要求を行う(時点)と共に、
決済センタ1と取引のある銀行7または郵便局8への所
定額の振り込みを行う(時点)。すると、決済センタ
1では銀行7または郵便局8にプリペイド要求を行った
上記会員からの入金を確認し、入金が確認されると(時
点)、上記会員宛に所定額の仮想プリペイドカードを
発行する。この結果、プリペイド要求を行った一般会員
はプリペイドカードを取得する(時点)。
【0016】次に、図15の例では、まず一般会員が端
末4を用いてプリペイド要求を行う(時点)と共に、
決済センタ1宛に現金書留を郵送する(時点)。する
と、決済センタ1ではプリペイド要求を行った上記会員
からの現金書留を受領し入金が確認されると(時点
)、上記会員宛に所定額の仮想プリペイドカードを発
行する。この結果、プリペイド要求を行った一般会員は
プリペイドカードを取得する(時点)。
【0017】こうして一般会員は価値情報が付与された
仮想プリペイドカードを取得すると、図6に示すよう
に、端末4を操作し、店舗会員端末5からネットワーク
3を介して提供され端末4に表示される各商品のうち、
購入したい何れかの商品を選択し(時点)、受発注処
理を完了させて(時点)、その代金精算を決済センタ
1へ指示する(時点)。すると、一般会員端末4と店
舗会員端末5との間で以下に示すような取引処理が開始
される。
【0018】即ち、図7に示すように、この場合まず端
末4から電子署名および暗号が施された取引番号等の要
求情報(支払指示)がネットワーク3を介して決済セン
タ1へ送られる(時点)。すると、決済センタ1では
この取引番号要求を行った会員が一般会員であること
を確認のうえ、その一般会員の残高認証を行い(時点
)、ネットワーク3を介して端末5に対し電子署名お
よび暗号を施した取引番号等の要求情報(支払通知)を
送信する(時点)と共に、端末4に対して新残高を通
知する(時点)。この結果、一般会員及び店舗会員の
決済が完了する。
【0019】このようにして商品の売買及び決済処理が
行われた後、店舗会員端末5からネットワーク3を介し
て一般会員端末4宛に販売商品の受け渡しが行われる
(図8)。なお、ここでネットワーク3を介して配送さ
れる商品の類としては、上述した文書,ソフトウェア及
び画像等の商品があり、既存の通信販売形態の商品は、
後日配送される。そして販売商品の配送が行われた後、
図9に示すように、店舗会員端末5から決済センタ1に
対してその販売商品に相当する代金の支払請求が送信さ
れる(時点)。すると、決済センタ1では、銀行7の
該当店舗会員の口座に該代金相当額を振り込む(時点
)。
【0020】このように本システムは、商品の買い手は
クレジットカードまたはホームバンキングの手段で決済
センタ1から仮想プリペイドカードを購入し、電子商取
引を行う一方、商品の売り手は電子商取引にあたって決
済センタ1を介し買い手の仮想残高を商品代金分だけ減
額すると共に、決済センタ1に対して代金請求を行い支
払を受けるようにしたものである。
【0021】図10は、本発明の要部動作を示すもの
で、各端末4,5から決済センタ1に対し会員登録を行
う場合の各端末4,5の動作状況を示す流れ図であり、
図10に示すような各ステップを踏むことによりシステ
ムとして高いセキュリティ性を確保できる。即ち、ステ
ップS1では、まず2つの暗号化用パスワードA(第1
のパスワード,及びパスワードB(第2のパスワード)
を入力する。続いてステップS2では、決済センタ1へ
の登録内容の入力操作を行う。この登録内容としては、
会員個人の住所,氏名,生年月日等の個人情報が含まれ
る。そして続いてステップS3では後述の署名鍵(秘密
鍵;印鑑に相当)及びこの署名鍵を検証する為の署名鍵
と対になる検証鍵(公開鍵)を生成するための「種」を
入力する。ここでこの「種」を入力する場合は、例えば
会員個人の自筆によるサインが端末4の図示しないキー
ボードから入力されるか、或いは、端末4内で乱数を用
いて自動的に入力される。すると、ステップS4では入
力された「種」に応じた署名鍵及び検証鍵が生成され
る。ここで、署名鍵及び検証鍵を生成する場合は、署名
鍵の関数が検証鍵となるように生成される。即ち、一例
として署名鍵をp,qとした場合、検証鍵nは、n=p
2 ×qとなるように生成される。
【0022】生成された署名鍵は各端末4,5において
それぞれ図示しないファイルに保存される。ここで署名
鍵をファイルに保存する場合は、ステップS5で署名鍵
をパスワードBで暗号化し、これをさらにパスワードA
により、その個人の履歴情報(即ち、この場合は個人の
商品購入履歴情報)とともに暗号化してファイルに保存
する。この結果、署名鍵は図10(a)に示すような階
層構造でファイルに保管される。従って、第三者にパス
ワードAが解読されたとしても、第三者はそのパスワー
ドAに該当する個人の商品購入履歴情報等を端末の図示
しない表示部に表示できるのみであり、署名鍵はパスワ
ードBでさらに暗号化されているために第三者による商
品購入等の決済を伴う行為(署名が必要なサービス)に
使用されることはなく、この結果、電子署名による証拠
取引を行う場合に高セキュリティ性を確保できる。
【0023】次に決済センタ1に対して上述の入力内容
を登録する場合は、次のような2通りの方法がある。ま
ず、第1の方法は、ステップS2で入力した内容とステ
ップS4で生成された検証鍵に対しステップS6で署名
鍵により署名し、これをパスワードAにより暗号化して
ファイルに一旦保存する。次いでステップS7でパスワ
ードAによる暗号を解いた(復号化)後、ステップS8
で決済センタ1と回線接続を行う。そしてその後、ステ
ップS9でその登録内容を決済センタ1との伝送の際に
一時的に生成される共通鍵(暗号鍵)により暗号化し、
決済センタ1へ伝送する。決済センタ1ではこの電文を
上記共通鍵により復号化して登録する。次に第2の方法
は、ステップS2で入力した内容とステップS4で生成
された検証鍵に対しステップS10で署名鍵により署名
したのち、ステップS8で決済センタ1と回線接続を行
う。そしてその後、ステップS9でその登録内容を決済
センタ1との伝送の際に一時的に生成される共通鍵(暗
号鍵)により暗号化し、決済センタ1へ伝送する。決済
センタ1ではこの電文を上記共通鍵により復号化して登
録する。
【0024】このようにして一般会員や店舗会員の個人
データが図10(b)に示すような形態で決済センタ1
に登録される。その後、決済センタ1では各端末から署
名鍵により署名された電文が送られてきた場合、後述す
るようにその署名鍵と対の検証鍵により、その電文が真
に電子署名されているか否かを検証するため、商品取引
において信頼性の高いシステムを実現できる。
【0025】図11は、こうして決済センタ1に登録さ
れた一般会員の端末4が電子商取引を行う場合の動作を
示す流れ図である。即ち、決済センタ1と未接続状態
(オフライン状態)にある一般会員端末4においてステ
ップS11でパスワードAの入力操作が行われると、そ
の一般会員端末4に保存された過去の取引データ(即
ち、買い物履歴データ;商品購入履歴情報)をステップ
S12で図11(a)に示す表示データとして端末4の
図示しない表示部に表示させる。なお、図11(a)に
おいて、yy,mm,ddは各々、年,月,日を示す。
【0026】続いて上記一般会員端末4においてステッ
プS13でパスワードBの入力操作が行われると、この
会員端末4では、決済センタ1に送信される電文(即
ち、例えば図7の説明で述べた取引番号要求データ)に
署名を行うための署名鍵が取り出されたものと判断し、
ステップS14において決済センタ1との間で署名が必
要なサービスへ移行する。即ち、上述のパスワードBの
入力により署名鍵が取り出され決済センタ1と回線接続
が行われた後、上記の電文がその署名鍵で署名されこの
署名電文がその一般会員端末4から送信されたとする
と、決済センタ1ではこの電文を受信し、会員登録時に
登録されている検証鍵によりこの受信電文を解読し確認
する。そして確認がOKになると、その一般会員の残高
認証を行った後に店舗会員端末5に対し電子署名および
暗号を施した支払通知を送信すると共に、その一般会員
端末4に対し新残高を通知する。
【0027】このように、決済時には必ず使用される署
名鍵をパスワードA,Bにより暗号化するため、パスワ
ードAが解読され署名鍵の在処が第三者に分かってしま
ったような場合でも、第三者は署名鍵を取り出すことが
できず、従って第三者による署名鍵の使用を防止するこ
とができる。即ち、この場合、第三者はこの署名鍵の持
ち主の例えば買い物履歴等が閲覧できるだけであって、
署名が必要な決済サービスへの移行を阻止できる。ま
た、第三者が署名鍵を偶然入手したとしても、署名鍵を
利用し難いという効果も期待でき、またパスワードBを
偶然入手したとしてもパスワードAを入手しない限り署
名鍵を取り出せないことから、パスワードBの利用を阻
止する効果も期待できる。
【0028】さらに、署名鍵と検証鍵とを対に設け、署
名鍵は各端末で管理し、検証鍵は決済センタ1で一括し
て管理することにより、署名鍵が第三者の手に渡ってし
まった場合でも決済が必要な商取引時には第三者は必ず
決済センタ1を利用して検証鍵により電文を解読させな
ければならないため、署名鍵の暗号化の度合いを弱める
こともできる。従って、署名鍵を暗号化する場合パスワ
ードAのみで行い、パスワードBを不要にすることがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークを介してセンタと端末とが接続され、端末側
から個人情報などの情報を電文としてセンタに送信し登
録する場合、端末側で個人情報に個人の署名を行ってセ
ンタへ送信すると共に、この署名鍵をパスワードで暗号
化して保管するようにしたので、ネットワークを介して
登録される個人情報の高セキュリティ性を確保でき、従
ってこうした個人情報の第三者による不正使用を的確に
防止できる。また、パスワードは個人のみで管理される
ため、パスワードの不正使用は本人の不注意によるリー
クなどによって本人が関与した場合に限られ、システム
全体として高いセキュリティを保つことができる。ま
た、上記パスワードを第1及び第2のパスワードから構
成し、端末は第1のパスワードで署名鍵を暗号化すると
共に、第1のパスワードで暗号化された署名鍵をさらに
第2のパスワードで暗号化して保持するようにしたの
で、第三者に第1のパスワードが解読されたとしても、
署名鍵は第2のパスワードでさらに暗号化されているた
め署名鍵は本人のみの使用に限定され、この結果、電子
署名による証拠取引を行う場合に高セキュリティ性を確
保できる。また、端末は、センタに署名電文を送信する
場合は第1のパスワードで暗号化して一時保存すると共
に、センタへの送信時点でこの署名電文を第1のパスワ
ードで復号化した後、共通鍵で暗号化して送信し、セン
タではこの署名電文を共通鍵で復号化して登録するよう
にしたので、センタに個人情報を登録する場合、より高
いセキュリティ性を確保できる。また、上記個人情報の
登録後に、端末から署名鍵により署名された電文が送信
された場合、センタは登録された検証鍵によりこの署名
電文を検証するようにしたので、センタではこの電文が
真に署名されているか否かを確認でき、この結果、電子
署名による証拠取引を行う場合に高セキュリティ性を確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 上記システムを構成する決済センタのブロッ
ク図である。
【図3】 一般会員の登録動作を示す図である。
【図4】 店舗会員の登録動作を示す図である。
【図5】 一般会員端末を介する仮想プリペイドカード
取得動作を示す図である。
【図6】 一般会員端末を介する購入商品の選択動作及
び受発注動作を示す図である。
【図7】 商品取引時の決済動作を示す図である。
【図8】 商品取引時の商品引き渡し状況を示す図であ
る。
【図9】 商品取引時の決済センタの支払動作を示す図
である。
【図10】 各端末が決済センタに対し会員登録を行う
場合の動作状況を示す流れ図である。
【図11】 一般会員端末が電子商取引を行う場合の動
作を示す流れ図である。
【図12】 仮想プリペイドカード取得の第1の例を示
す図である。
【図13】 仮想プリペイドカード取得の第2の例を示
す図である。
【図14】 仮想プリペイドカード取得の第3の例を示
す図である。
【図15】 仮想プリペイドカード取得の第4の例を示
す図である。
【符号の説明】
1…決済センタ、3…ネットワーク、4,4A,4B…
一般会員端末、5,5A,5B…店舗会員端末、6…ク
レジット会社、7,71 ,72 …銀行、8,81 ,82
…郵便局、6A,7A,8A…センタ装置、11,22
…ルーター、12〜15,17,18,20…サーバ
ー、23…バックアップセンタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してセンタと端末とが
    接続され、端末の情報をネットワークを介して電文とし
    てセンタへ送信し登録するネットワークを利用した情報
    の登録方法であって、 前記端末は前記情報とこの情報の検証を行うための第1
    の鍵とからなる前記電文に対し、前記第1の鍵と対に生
    成される第2の鍵により署名を行ってネットワークを介
    してセンタへ送信し登録させると共に、前記第2の鍵を
    パスワードで暗号化して保持することを特徴とするネッ
    トワークを利用した情報の登録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記パスワードは第1及び第2のパスワードからなり、
    前記端末は前記第1のパスワードで前記第2の鍵を暗号
    化すると共に、第1のパスワードで暗号化された第2の
    鍵を第2のパスワードで暗号化して保持することを特徴
    とするネットワークを利用した情報の登録方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記端末は、センタに署名電文を送信する場合は第1の
    パスワードで暗号化して一時保存すると共に、センタへ
    の送信時にこの署名電文を第1のパスワードで復号化
    し、かつセンタとの間で一時的に生成される第3の鍵に
    より暗号化して送信し、センタではこの署名電文を受信
    すると第3の鍵により復号化して登録することを特徴と
    するネットワークを利用した情報の登録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項4の何れかの請求
    項において、 前記情報の登録後に、前記端末から第2の鍵により署名
    された電文が送信された場合、センタは登録された第1
    の鍵によりこの署名電文を検証することを特徴とするネ
    ットワークを利用した情報の登録方法。
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