JP2001273133A - ソフトウェア送信装置及び方法 - Google Patents
ソフトウェア送信装置及び方法Info
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- JP2001273133A JP2001273133A JP2000082770A JP2000082770A JP2001273133A JP 2001273133 A JP2001273133 A JP 2001273133A JP 2000082770 A JP2000082770 A JP 2000082770A JP 2000082770 A JP2000082770 A JP 2000082770A JP 2001273133 A JP2001273133 A JP 2001273133A
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- transmitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】決済を行っていない者によってソフトウェアが
使用されることを防止したソフトウェア送信装置及び方
法を提供する。 【解決手段】ソフトウェア送信装置100は、インター
ネットを介して端末装置200側のユーザに対しソフト
ウェアを送信するものであり、ユーザからソフトウェア
の送信要求がされる毎に、ランダムに暗号鍵を生成する
暗号鍵生成部130と、生成された暗号鍵によって、送
信要求されたソフトウェアを暗号化する暗号化部140
と、暗号化された暗号化ソフトウェアを送信を要求した
ユーザへ送信する暗号化ソフトウェア送信部150と、
送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場合
に、該ソフトウェアを暗号化した暗号鍵に対応する復号
鍵をユーザへ送信する鍵送信部160とを備える。
使用されることを防止したソフトウェア送信装置及び方
法を提供する。 【解決手段】ソフトウェア送信装置100は、インター
ネットを介して端末装置200側のユーザに対しソフト
ウェアを送信するものであり、ユーザからソフトウェア
の送信要求がされる毎に、ランダムに暗号鍵を生成する
暗号鍵生成部130と、生成された暗号鍵によって、送
信要求されたソフトウェアを暗号化する暗号化部140
と、暗号化された暗号化ソフトウェアを送信を要求した
ユーザへ送信する暗号化ソフトウェア送信部150と、
送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場合
に、該ソフトウェアを暗号化した暗号鍵に対応する復号
鍵をユーザへ送信する鍵送信部160とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介してユーザに対しソフトウェアを送信するソフトウ
ェア送信装置及び方法に関する。
を介してユーザに対しソフトウェアを送信するソフトウ
ェア送信装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等の通信ネットワ
ークが様々な方面で活用されている。例えば、ソフトウ
ェア送信装置は、ユーザがインターネット上のサイトか
らプログラムや音楽ソフト等のソフトウェアをダウンロ
ードして購入することを可能としたものである。
ークが様々な方面で活用されている。例えば、ソフトウ
ェア送信装置は、ユーザがインターネット上のサイトか
らプログラムや音楽ソフト等のソフトウェアをダウンロ
ードして購入することを可能としたものである。
【0003】図2は、従来のソフトウェア送信装置の構
成を示すブロック図である。同図に示すソフトウェア送
信装置300は、共通鍵暗号方式によりソフトウェアを
暗号化して送信するものである。販売対象の各ソフトウ
ェアは、予めソフトウェア毎に異なる暗号鍵で暗号化さ
れており、暗号化ソフトウェア群210として格納され
ている。ソフトウェアの送信時には、ユーザは、端末装
置400を使用してインターネット上の販売業者のサイ
トにアクセスした上で購入を希望するソフトウェアを選
択する。この選択情報は、送信要求としてソフトウェア
送信装置300に送られる。ソフトウェア送信装置30
0は、この送信要求に応じて暗号化ソフトウェア群21
0から要求された暗号化ソフトウェアを選択し、端末装
置400へ送信する。
成を示すブロック図である。同図に示すソフトウェア送
信装置300は、共通鍵暗号方式によりソフトウェアを
暗号化して送信するものである。販売対象の各ソフトウ
ェアは、予めソフトウェア毎に異なる暗号鍵で暗号化さ
れており、暗号化ソフトウェア群210として格納され
ている。ソフトウェアの送信時には、ユーザは、端末装
置400を使用してインターネット上の販売業者のサイ
トにアクセスした上で購入を希望するソフトウェアを選
択する。この選択情報は、送信要求としてソフトウェア
送信装置300に送られる。ソフトウェア送信装置30
0は、この送信要求に応じて暗号化ソフトウェア群21
0から要求された暗号化ソフトウェアを選択し、端末装
置400へ送信する。
【0004】その後、ユーザが決済を行って、ソフトウ
ェア送信装置300にその決済情報が入力されると、ソ
フトウェア送信装置300は、送信した暗号化ソフトウ
ェアの暗号化に用いた暗号鍵を端末装置400へ送信す
る。端末装置400は、この暗号鍵を用いて送信された
暗号化ソフトウェアを復号化し、ソフトウェアを使用可
能にする。
ェア送信装置300にその決済情報が入力されると、ソ
フトウェア送信装置300は、送信した暗号化ソフトウ
ェアの暗号化に用いた暗号鍵を端末装置400へ送信す
る。端末装置400は、この暗号鍵を用いて送信された
暗号化ソフトウェアを復号化し、ソフトウェアを使用可
能にする。
【0005】このようにソフトウェア送信装置300で
は、ユーザが決済を行った場合にのみ、暗号化ソフトウ
ェアを復号化することができる。
は、ユーザが決済を行った場合にのみ、暗号化ソフトウ
ェアを復号化することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たソフトウェア送信装置300では、ソフトウェア毎に
異なる暗号鍵で暗号化されており、ソフトウェアと暗号
鍵とが1対1に対応している。このため、第三者がユー
ザから暗号鍵を入手した場合には、その第三者は、暗号
化ソフトウェアをダウンロードして、入手した暗号鍵で
復号化することにより、決済を行うことなくソフトウェ
アを使用することができてしまう。このような問題を解
消すべく、決済を行っていない者によってソフトウェア
が使用されることを防止することが要求されている。
たソフトウェア送信装置300では、ソフトウェア毎に
異なる暗号鍵で暗号化されており、ソフトウェアと暗号
鍵とが1対1に対応している。このため、第三者がユー
ザから暗号鍵を入手した場合には、その第三者は、暗号
化ソフトウェアをダウンロードして、入手した暗号鍵で
復号化することにより、決済を行うことなくソフトウェ
アを使用することができてしまう。このような問題を解
消すべく、決済を行っていない者によってソフトウェア
が使用されることを防止することが要求されている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的は、決済を行っていない者によって
ソフトウェアが使用されることを防止したソフトウェア
送信装置及び方法を提供することにある。
のであり、その目的は、決済を行っていない者によって
ソフトウェアが使用されることを防止したソフトウェア
送信装置及び方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のソフトウェア送信装置は、通信ネットワー
クを介してユーザに対しソフトウェアを送信するもので
あり、前記ユーザからソフトウェアの送信要求がされる
毎に、ランダムに暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、
前記生成された暗号鍵によって、前記送信要求されたソ
フトウェアを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化され
た暗号化ソフトウェアを前記送信を要求したユーザへ送
信するソフトウェア送信手段と、前記送信されたソフト
ウェアに対する決済が完了した場合に、該ソフトウェア
を暗号化した暗号鍵に対応する復号鍵を前記ユーザへ送
信する鍵送信手段とを備えて構成される。
め、本発明のソフトウェア送信装置は、通信ネットワー
クを介してユーザに対しソフトウェアを送信するもので
あり、前記ユーザからソフトウェアの送信要求がされる
毎に、ランダムに暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、
前記生成された暗号鍵によって、前記送信要求されたソ
フトウェアを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化され
た暗号化ソフトウェアを前記送信を要求したユーザへ送
信するソフトウェア送信手段と、前記送信されたソフト
ウェアに対する決済が完了した場合に、該ソフトウェア
を暗号化した暗号鍵に対応する復号鍵を前記ユーザへ送
信する鍵送信手段とを備えて構成される。
【0009】この場合において、前記暗号鍵生成手段に
よって生成された暗号鍵と、該暗号鍵で暗号化されたソ
フトウェアの識別情報と、該ソフトウェアの送信を要求
したユーザの情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場
合に、前記ユーザの情報から該決済に対応するソフトウ
ェアを暗号化した暗号鍵を特定する特定手段とを更に備
えることが好ましい。
よって生成された暗号鍵と、該暗号鍵で暗号化されたソ
フトウェアの識別情報と、該ソフトウェアの送信を要求
したユーザの情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場
合に、前記ユーザの情報から該決済に対応するソフトウ
ェアを暗号化した暗号鍵を特定する特定手段とを更に備
えることが好ましい。
【0010】また、本発明のソフトウェア送信方法は、
通信ネットワークを介してユーザに対しソフトウェアを
送信するものであり、前記ユーザからソフトウェアの送
信要求がされる毎に、ランダムに暗号鍵を生成する手順
と、前記生成された暗号鍵によって、前記送信要求され
たソフトウェアを暗号化する手順と、前記暗号化された
暗号化ソフトウェアを前記送信を要求したユーザへ送信
する手順と、前記送信されたソフトウェアに対する決済
が完了した場合に、該ソフトウェアを暗号化した暗号鍵
に対応する復号鍵を前記ユーザへ送信する手順とを備え
て構成される。
通信ネットワークを介してユーザに対しソフトウェアを
送信するものであり、前記ユーザからソフトウェアの送
信要求がされる毎に、ランダムに暗号鍵を生成する手順
と、前記生成された暗号鍵によって、前記送信要求され
たソフトウェアを暗号化する手順と、前記暗号化された
暗号化ソフトウェアを前記送信を要求したユーザへ送信
する手順と、前記送信されたソフトウェアに対する決済
が完了した場合に、該ソフトウェアを暗号化した暗号鍵
に対応する復号鍵を前記ユーザへ送信する手順とを備え
て構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るソフ
トウェア送信装置の構成を示すブロック図である。同図
に示すソフトウェア送信装置100は、インターネット
を介して、ユーザが使用する端末装置200と接続され
ており、ソフトウェア販売業者のサイトのサーバとして
機能する。このソフトウェア送信装置100は、暗号鍵
と復号鍵が同一である共通鍵暗号方式によりソフトウェ
アを暗号化して端末装置200へ送信するものであり、
ユーザ情報データベース(DB)110、ソフトウェア
群120、暗号鍵生成部130、暗号化部140、暗号
化ソフトウェア送信部150及び鍵送信部160を含ん
で構成される。
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るソフ
トウェア送信装置の構成を示すブロック図である。同図
に示すソフトウェア送信装置100は、インターネット
を介して、ユーザが使用する端末装置200と接続され
ており、ソフトウェア販売業者のサイトのサーバとして
機能する。このソフトウェア送信装置100は、暗号鍵
と復号鍵が同一である共通鍵暗号方式によりソフトウェ
アを暗号化して端末装置200へ送信するものであり、
ユーザ情報データベース(DB)110、ソフトウェア
群120、暗号鍵生成部130、暗号化部140、暗号
化ソフトウェア送信部150及び鍵送信部160を含ん
で構成される。
【0012】端末装置200側のユーザは、ソフトウェ
アの入手に先立って、予めソフトウェア送信装置100
にユーザ登録を行う。具体的には、ユーザは、端末装置
200を使用して販売業者のサイトにアクセスした上
で、住所、氏名等のユーザ情報を入力する。入力された
ユーザ情報は、端末装置200からソフトウェア送信装
置100へ送られ、ユーザ情報DB110に格納され
る。
アの入手に先立って、予めソフトウェア送信装置100
にユーザ登録を行う。具体的には、ユーザは、端末装置
200を使用して販売業者のサイトにアクセスした上
で、住所、氏名等のユーザ情報を入力する。入力された
ユーザ情報は、端末装置200からソフトウェア送信装
置100へ送られ、ユーザ情報DB110に格納され
る。
【0013】このような手順によってユーザ登録が行わ
れると、次に、ユーザは、購入を希望するソフトウェア
を選択する。この選択情報は、送信要求としてソフトウ
ェア送信装置100に送られる。
れると、次に、ユーザは、購入を希望するソフトウェア
を選択する。この選択情報は、送信要求としてソフトウ
ェア送信装置100に送られる。
【0014】ソフトウェア群120には、販売される各
種のソフトウェアが格納されている。ソフトウェア送信
装置100は、ユーザから送信要求が送られると、ソフ
トウェア群120の中から送信要求されたソフトウェ
ア、すなわちユーザが購入を希望するソフトウェアを選
択する。
種のソフトウェアが格納されている。ソフトウェア送信
装置100は、ユーザから送信要求が送られると、ソフ
トウェア群120の中から送信要求されたソフトウェ
ア、すなわちユーザが購入を希望するソフトウェアを選
択する。
【0015】暗号鍵生成部130は、ユーザから送信要
求が送られ、ソフトウェア群120の中からソフトウェ
アが選択される毎に、例えば乱数を使用してランダムに
暗号鍵を生成する。
求が送られ、ソフトウェア群120の中からソフトウェ
アが選択される毎に、例えば乱数を使用してランダムに
暗号鍵を生成する。
【0016】暗号化部140は、暗号鍵生成部130に
よって生成された暗号鍵を用いて、ソフトウェア群12
0の中から選択されたソフトウェアを暗号化する。暗号
化ソフトウェア送信部150は、暗号化部140によっ
て暗号化されたソフトウェア(暗号化ソフトウェア)を
端末装置200へ送信する。また、ソフトウェア送信装
置100は、送信されたソフトウェアの識別情報(例え
ばソフトウェアの名称)と、そのソフトウェアの暗号化
に用いられた暗号鍵と、該ソフトウェアの送信を要求し
たユーザのユーザ情報とを関連付けてユーザ情報DB1
10に格納する。
よって生成された暗号鍵を用いて、ソフトウェア群12
0の中から選択されたソフトウェアを暗号化する。暗号
化ソフトウェア送信部150は、暗号化部140によっ
て暗号化されたソフトウェア(暗号化ソフトウェア)を
端末装置200へ送信する。また、ソフトウェア送信装
置100は、送信されたソフトウェアの識別情報(例え
ばソフトウェアの名称)と、そのソフトウェアの暗号化
に用いられた暗号鍵と、該ソフトウェアの送信を要求し
たユーザのユーザ情報とを関連付けてユーザ情報DB1
10に格納する。
【0017】その後、ユーザが端末装置200を使用し
て販売業者のサイトにアクセスした上で、住所、氏名等
のユーザの識別に必要な情報、送信されたソフトウェア
の識別情報、クレジットカード番号等を入力して決済を
行うと、これらの情報が決済情報として端末装置200
からソフトウェア送信装置100へ送られる。なお、決
済方法とソフトウェア配信装置100への決済情報の入
力方法は上記以外にも考えられ、例えば、ユーザが販売
業者の口座に入金することによって決済を行い、ソフト
ウェア送信装置100の操作者がその入金情報に基づい
て決済情報を入力するようにしてもよい。
て販売業者のサイトにアクセスした上で、住所、氏名等
のユーザの識別に必要な情報、送信されたソフトウェア
の識別情報、クレジットカード番号等を入力して決済を
行うと、これらの情報が決済情報として端末装置200
からソフトウェア送信装置100へ送られる。なお、決
済方法とソフトウェア配信装置100への決済情報の入
力方法は上記以外にも考えられ、例えば、ユーザが販売
業者の口座に入金することによって決済を行い、ソフト
ウェア送信装置100の操作者がその入金情報に基づい
て決済情報を入力するようにしてもよい。
【0018】ソフトウェア送信装置100は、入力され
た決済情報をユーザ情報DB110に格納する。また、
ソフトウェア送信装置100は、この決済情報に基づい
て、決済を行ったユーザと該決済に対応するソフトウェ
アとを特定する。鍵送信部160は、このように特定さ
れた、決済を行ったユーザと該決済に対応するソフトウ
ェアとに関連付けられた暗号鍵を、ユーザ情報DB11
0から読み出して端末装置200へ送信する。
た決済情報をユーザ情報DB110に格納する。また、
ソフトウェア送信装置100は、この決済情報に基づい
て、決済を行ったユーザと該決済に対応するソフトウェ
アとを特定する。鍵送信部160は、このように特定さ
れた、決済を行ったユーザと該決済に対応するソフトウ
ェアとに関連付けられた暗号鍵を、ユーザ情報DB11
0から読み出して端末装置200へ送信する。
【0019】端末装置200は、ユーザの復号化指示に
応じて、送信された暗号鍵を用いて暗号化ソフトウェア
を復号化し、ソフトウェアを使用可能にする。
応じて、送信された暗号鍵を用いて暗号化ソフトウェア
を復号化し、ソフトウェアを使用可能にする。
【0020】このように、ソフトウェア送信装置100
は、ユーザからソフトウェアの送信が要求される毎にラ
ンダムに暗号鍵を生成し、該暗号鍵を用いてソフトウェ
アを暗号化して送信し、その後ユーザが決済を行った場
合には、その暗号化に用いた暗号鍵を送信する。このた
め、暗号化ソフトウェアの送信動作と暗号鍵とが1対1
に対応することになり、第三者がユーザから暗号鍵を入
手すると共に暗号化ソフトウェアをダウンロードして
も、入手した暗号鍵で暗号化ソフトウェアを復号化する
ことはできない。従って、決済を行っていない者によっ
てソフトウェアが使用されることを防止することができ
る。
は、ユーザからソフトウェアの送信が要求される毎にラ
ンダムに暗号鍵を生成し、該暗号鍵を用いてソフトウェ
アを暗号化して送信し、その後ユーザが決済を行った場
合には、その暗号化に用いた暗号鍵を送信する。このた
め、暗号化ソフトウェアの送信動作と暗号鍵とが1対1
に対応することになり、第三者がユーザから暗号鍵を入
手すると共に暗号化ソフトウェアをダウンロードして
も、入手した暗号鍵で暗号化ソフトウェアを復号化する
ことはできない。従って、決済を行っていない者によっ
てソフトウェアが使用されることを防止することができ
る。
【0021】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてそ
の変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば上述した実施形態では、暗号鍵と復号鍵が同一である
共通鍵暗号方式が用いられたが、これら暗号鍵と復号鍵
は異なっていてもよい。この場合には、ユーザがソフト
ウェアに対する決済を行った際に、そのソフトウェアを
暗号化した暗号鍵に対応する復号鍵を送信する。また、
上述した実施形態では、ソフトウェア送信装置と端末装
置とはインターネットによって接続されていたが、他の
通信ネットワークによって接続されるようにしてもよ
い。
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてそ
の変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば上述した実施形態では、暗号鍵と復号鍵が同一である
共通鍵暗号方式が用いられたが、これら暗号鍵と復号鍵
は異なっていてもよい。この場合には、ユーザがソフト
ウェアに対する決済を行った際に、そのソフトウェアを
暗号化した暗号鍵に対応する復号鍵を送信する。また、
上述した実施形態では、ソフトウェア送信装置と端末装
置とはインターネットによって接続されていたが、他の
通信ネットワークによって接続されるようにしてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ユーザから
ソフトウェアの送信が要求される毎にランダムに暗号鍵
を生成することによって、決済を行っていない者によっ
てソフトウェアが使用されることを防止することができ
る。
ソフトウェアの送信が要求される毎にランダムに暗号鍵
を生成することによって、決済を行っていない者によっ
てソフトウェアが使用されることを防止することができ
る。
【図1】本発明に係るソフトウェア送信装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】従来のソフトウェア送信装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
100 ソフトウェア送信装置 110 ユーザ情報DB 120 ソフトウェア群 130 暗号鍵生成部 140 暗号化部 150 暗号化ソフトウェア送信部 160 鍵送信部 200 端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/08 H04L 9/00 601B Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA15 5B076 FA00 FB01 5B085 AC04 AE13 AE29 5J104 AA01 AA16 EA01 EA04 EA16 JA03 NA02 PA07 PA10 9A001 BB04 CC03 EE03 JJ25 KK56 KK60 LL03
Claims (3)
- 【請求項1】 通信ネットワークを介してユーザに対し
ソフトウェアを送信するソフトウェア送信装置であっ
て、 前記ユーザからソフトウェアの送信要求がされる毎に、
ランダムに暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、 前記生成された暗号鍵によって、前記送信要求されたソ
フトウェアを暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化された暗号化ソフトウェアを前記送信を要求
したユーザへ送信するソフトウェア送信手段と、 前記送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場
合に、該ソフトウェアを暗号化した暗号鍵に対応する復
号鍵を前記ユーザへ送信する鍵送信手段と、を備えるこ
とを特徴とするソフトウェア送信装置。 - 【請求項2】 前記暗号鍵生成手段によって生成された
暗号鍵と、該暗号鍵で暗号化されたソフトウェアの識別
情報と、該ソフトウェアの送信を要求したユーザの情報
とを関連付けて記憶する記憶手段と、 前記送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場
合に、前記ユーザの情報から該決済に対応するソフトウ
ェアを暗号化した暗号鍵を特定する特定手段と、を更に
備えることを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア
送信装置。 - 【請求項3】 通信ネットワークを介してユーザに対し
ソフトウェアを送信するソフトウェア送信方法であっ
て、 前記ユーザからソフトウェアの送信要求がされる毎に、
ランダムに暗号鍵を生成する手順と、 前記生成された暗号鍵によって、前記送信要求されたソ
フトウェアを暗号化する手順と、 前記暗号化された暗号化ソフトウェアを前記送信を要求
したユーザへ送信する手順と、 前記送信されたソフトウェアに対する決済が完了した場
合に、該ソフトウェアを暗号化した暗号鍵に対応する復
号鍵を前記ユーザへ送信する手順と、を備えることを特
徴とするソフトウェア送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082770A JP2001273133A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | ソフトウェア送信装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082770A JP2001273133A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | ソフトウェア送信装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001273133A true JP2001273133A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18599525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000082770A Withdrawn JP2001273133A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | ソフトウェア送信装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001273133A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004040460A1 (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 機器間データ交換システムならびにそれに用いられる機器、交換完了データ管理装置およびプログラム |
JP2007116503A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 転送元用パック、転送要求端末、転送元用パック生成装置、転送データ復元装置、プログラムセット、及び転送データ復元プログラム |
US7996907B2 (en) | 2003-02-18 | 2011-08-09 | International Business Machines Corporation | Data recording method, data recording system, data recording apparatus, data reading method, data reading system, counting method, counting system, method of supplying encryption key, system for supplying encryption key and program |
JP2016025490A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置及びプログラム |
JP2019075834A (ja) * | 2019-02-21 | 2019-05-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システム、携帯端末装置及びプログラム |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082770A patent/JP2001273133A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004040460A1 (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 機器間データ交換システムならびにそれに用いられる機器、交換完了データ管理装置およびプログラム |
US7814168B2 (en) | 2002-10-30 | 2010-10-12 | Panasonic Corporation | Unit-to-unit data exchange system, and unit, exchange completion data keeping device and program for use in the same |
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JP4668028B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-04-13 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 | 転送元用ソフトウェア、転送要求端末、転送元用パック生成装置、及びプログラムセット |
JP2016025490A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置及びプログラム |
JP2019075834A (ja) * | 2019-02-21 | 2019-05-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システム、携帯端末装置及びプログラム |
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