JP2008004042A - 電子商取引方法 - Google Patents

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蔵之 花舘
Junichi Kikuchi
淳一 菊池
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Abstract

【課題】クレジットカード番号等の決済用情報が漏洩するのを防止することを課題とする。
【解決手段】決済機関装置20は、店舗装置30との間で商品を取引した利用者装置10からその取引に係る決済に必要な決済IDを含むワンタイムID生成要求情報を受信した場合に、ワンタイムIDとワンタイムID生成通知情報とを生成する。そして、決済機関装置20は、生成されたワンタイムIDを利用者装置10に送信する。その後、配送業者から利用者への商品受渡しに際して、利用者装置10は、決済機関装置20から受信したワンタイムIDを配送業者装置40に出力し、配送業者装置40は、利用者装置10から出力されたワンタイムIDを取得し、そのワンタイムIDを決済機関装置20に送信して決済を要求する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子商取引システムを用いて、利用者による商品受け取りに合わせて決済を処理する電子商取引方法に関する。
従来より、店舗によって販売される商品を利用者がネットワークを介して注文し、注文された商品を配送業者が利用者に配送し、配送された商品の決済を決済機関が行う電子商取引システムが実施されている。例えば、店舗によって開設されたインターネット上のホームページに利用者がアクセスして商品を閲覧し、利用者が欲しい商品をネットワークを介して注文し、店舗が配送業者に受注した商品を発送し、決済機関が利用者の口座から店舗の口座へ送金する。なお、店舗は、ホームページ以外にも、テレビ番組での商品紹介やカタログ配布などを用いて商品を利用者に紹介することもある。
このような電子商取引システムでは、「利用者」、「店舗」、「決済機関」、「配送業者」が登場し、四者が連携して代金支払いと商品配送を行うことが一般的である。そして、かかる電子商取引システムでは、四者間連携モデルとして、「代引きモデル」、「直接発送通知モデル」、「間接発送通知モデル」の三つのモデルが提案されている。
このうち「代引きモデル」とは、配送業者が商品を利用者に配送し、利用者が商品を受け取る際に代金の支払を行うモデルである。具体例としては、佐川急便による「eコレクト」サービス、ヤマト運輸による「宅急便(登録商標)コレクト」サービス、日本運輸による「ペリカン便e決済」がある。
また、直接発送通知モデルとは、店舗から配送業者に商品の発送がされたときに、配送業者が発送を行う旨を示す発送通知を決済機関に通知し、その発送通知を通知された決済機関が決済を行うモデルである。具体例としては、ヤマト運輸による「クロネコ@ペイメント」サービスや、特許文献1の技術がある(配送されない商品の課金を防止する)。
また、間接発送通知モデルとは、店舗から配送業者に商品の発送がされたときに配送業者から店舗が発送通知を通知され、その発送通知を店舗が決済機関に通知し、発送通知を通知された決済機関が決済を行うモデルである。具体例としては、ネットプロテクション社によるNP決済サービスがある。例えば、NP決済サービスでは、配送業者が発送する商品に一意に付与された「発送ID」(荷札のID)を店舗が控え、決済機関に「発送ID」を発送通知として通知し、決済機関がその発送通知を通知された後に決済を行う。
特開2002−7920号公報
ところで、上記した代引きモデルは、配送業者と利用者による対面取引が行われて代金支払いと商品受領の同時履行性は常に担保されるが、利用者から配送業者に代金が支払われるので、店舗は発送後入金が行われるまでに時間がかかるという問題点がある。
また、上記した直接発送通知モデルは、配送業者が利用者に配送する間に決済機関が決済を行うため、代引きに比べ店舗への支払を早く行うことができるが、宅配業者と店舗が結託し配送が行われない可能性があり、決済機関が配送されていない商品の代金を入金してしまう危険性があるので、利用者または決済機関に未配送で決済を行ってしまうという問題点がある。
また、上記した間接発送通知モデルは、発送直後に決済を開始することが可能であるため、直接発送通知モデルよりもさらに店舗への支払を早く行うことができるが、店舗が架空取引の発送通知を金融機関に通知する可能性があり、決済機関は実在しない取引について店舗に支払をしてしまう危険性があるので、利用者または決済機関に未配送で決済を行ってしまうという問題点がある。
以上のように、三つのモデルの中で最も安全で確実に商品の支払と配送を行い、同時履行性を完全に満たした方法は、「代引きモデル」である。他の二つのモデルは、店舗への入金を早くすることができるが、「決済機関」や「利用者」に未配送リスクが存在しており、完全な同時履行性を満たした方法ではない。
かかる代引きモデルでは、近年、配送業者が現金を管理するコスト(例えば、現金の受け取り後、紛失を防止するコストや、入金を行うコスト)や利用者がその場で現金を持ち合わせる必要性を考慮し、現金に代わって、クレジットカードやデビットカードを用いて決済を行う方法が採られている。例えば、クレジットカードを用いて代引きを行う場合に、利用者がクレジットカードを配送業者に提示し、配送業者がクレジットカード読み取り端末を用いてクレジットカードを確認し、商品の受渡しの際に、決済機関が代金の決済を行う。
しかしながら、この現金以外の代引きモデルでは、利用者がカードを配送業者に提示するので、決済用情報(例えば、クレジットにおけるクレジットカード番号やデビットカードにおけるキャッシュカード番号などのように、個人の支払口座を特定し、現金を引き落とし可能とする番号)が漏洩するおそれがあり、漏洩した場合に、利用者が身に覚えがない請求(不正使用請求)が行われるという問題点がある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、代引きをクレジットカード等の現金以外の手段で決済する際に、クレジットカード番号等の決済用情報が漏洩を防止することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、商品を購入する利用者の利用者装置と、購入された商品を利用者に配送する配送業者の配送業者装置と、前記利用者と前記店舗との間の取引に係る決済を処理する決済機関の決済機関装置とをネットワークを介して接続して構成される電子商取引システムにおいて、前記利用者による商品受け取りに合わせて前記決済を処理する電子商取引方法であって、前記決済機関装置が、前記店舗との間で商品を取引した利用者の利用者装置から当該取引に係る決済に必要な決済用情報が通知された場合に、当該取引を一意に識別するワンタイムIDを生成するワンタイムID生成工程と、前記ワンタイムID生成工程によって生成されたワンタイムIDと前記決済用情報とを対応付けてワンタイムID記憶手段に格納するワンタイムID格納工程と、前記ワンタイムID生成工程によって生成されたワンタイムIDを前記利用者装置に通知するワンタイムID通知工程と、前記ワンタイムID転送工程によって前記配送業者装置から前記ワンタイムIDが転送された場合に、当該ワンタイムIDが正当であるかを検証するワンタイムID検証工程と、前記ワンタイムID検証工程によって検証された前記ワンタイムIDの検証結果を前記配送業者装置に通知する検証結果通知工程と、前記ワンタイムID検証工程によって前記ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、当該ワンタイムIDに対応する決済用情報を前記ワンタイムID記憶手段から読み出し、当該決済用情報を用いて前記取引の決済を処理する決済処理工程と、前記利用者装置が、前記店舗との間の取引に係る決済に必要な決済用情報を前記決済機関装置に通知して前記ワンタイムIDの生成を要求するワンタイムID生成要求工程と、前記決済機関装置から通知されたワンタイムIDを前記配送業者装置に提示するワンタイムID提示工程と、前記配送業者装置が、前記ワンタイムID提示工程によって提示されたワンタイムIDを前記決済機関装置に転送するワンタイムID転送工程と、前記検証結果通知工程によって前記決済機関装置から通知された前記検証結果を出力する検証結果出力工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記配送業者装置が、前記利用者装置から取得したワンタイムIDが正当であるかを検証する配送業者側検証工程をさらに含み、前記検証結果出力工程は、前記配送業者側検証工程によって検証された前記ワンタイムIDの検証結果を出力することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記電子商取引システムは、商品を利用者に販売する店舗の店舗装置をさらに備えるものであって、前記ワンタイムID生成工程は、前記ワンタイムIDの生成とともに、前記利用者の個人情報を暗号化した暗号化個人情報を含むワンタイムID生成通知情報を生成し、前記決済機関装置が、前記ワンタイムID生成通知情報を前記店舗装置に通知するワンタイムID生成通知情報通知工程と、前記店舗装置が、前記決済機関装置から通知されたワンタイムID生成通知情報に含まれる前記暗号化個人情報を取り出し、当該暗号化個人情報を含む発送情報を生成する発送情報生成工程と、前記発送情報生成工程によって生成された発送情報を前記配送業者装置に通知する発送情報通知工程と、前記配送業者装置が、前記店舗装置から通知された発送情報から前記暗号化個人情報を取り出し、当該暗号化個人情報を復号化して前記個人情報を取得する個人情報取得工程と、をさらに含んだことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記ワンタイムID通知工程は、前記ワンタイムIDの生成要求として、取引の決済先と商品の配送先とが異なる要求が通知された場合には、当該配送先として指定される利用者装置に前記ワンタイムIDを通知することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、前記決済機関装置が、決済金額に応じて、前記利用者装置に付加するポイント情報を当該利用者装置ごとにポイント記憶部に格納するポイント格納工程をさらに含み、前記決済処理工程は、前記ポイント記憶部に記憶されたポイント情報に応じて、前記取引の決済を処理することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、上記の発明において、前記ワンタイムID生成工程は、所定の鍵を用いて暗号化されたワンタイムIDを生成することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、上記の発明において、前記決済機関装置が、前記ワンタイムIDを通知した利用者装置から別の利用者装置へ移送した移送事実を受けると、通知された移送事実を移送事実記憶部に格納する移送事実格納工程をさらに含み、前記決済処理工程は、前記移送事実記憶部に格納された前記移送事実に基づいて、前記取引の決済を行うことを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、上記の発明において、前記決済機関装置が、前記移送事実記憶部に格納された前記移送事実を他の装置に通知する移送事実通知工程をさらに含んだことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、決済機関装置が、店舗との間で商品を取引した利用者の利用者装置から当該取引に係る決済に必要な決済用情報が通知された場合に、当該取引を一意に識別するワンタイムIDを生成し、生成されたワンタイムIDと決済用情報とを対応付けてワンタイムID記憶手段に格納し、生成されたワンタイムIDを利用者装置に通知し、配送業者装置からワンタイムIDが転送された場合に、当該ワンタイムIDが正当であるかを検証し、検証されたワンタイムIDの検証結果を配送業者装置に通知し、ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、当該ワンタイムIDに対応する決済用情報をワンタイムID記憶手段から読み出し、当該決済用情報を用いて取引の決済を処理し、利用者装置が、店舗との間の取引に係る決済に必要な決済用情報を決済機関装置に通知してワンタイムIDの生成を要求し、決済機関装置から通知されたワンタイムIDを配送業者装置に提示し、前記配送業者装置が、提示されたワンタイムIDを決済機関装置に転送し、決済機関装置から通知された検証結果を出力するので、決済用情報を配送業者装置に提示することなく、決済を行う結果、代引きをクレジットカード等の現金以外の手段で決済する際に、クレジットカード番号等の決済用情報が漏洩するのを防止することが可能である。
また、請求項2の発明によれば、配送業者装置が、利用者装置から取得したワンタイムIDが正当であるかを検証し、検証されたワンタイムIDの検証結果を出力するので、配送業者装置が検証を行わずに決済機関装置がワンタイムIDの検証を行う結果、利用者と配送業者が結託して不正なワンタイムIDを用いた商品の受け渡しまたは不正なワンタイムIDを用いた代金の決済を防止し、取引の安全性を確保することが可能である。
また、請求項3の発明によれば、ワンタイムIDの生成とともに、利用者の個人情報を暗号化した暗号化個人情報を含むワンタイムID生成通知情報を生成し、決済機関装置が、ワンタイムID生成通知情報を店舗装置に通知し、店舗装置が、決済機関装置から通知されたワンタイムID生成通知情報に含まれる暗号化個人情報を取り出し、当該暗号化個人情報を含む発送情報を生成し、生成された発送情報を配送業者装置に通知し、配送業者装置が、店舗装置から通知された発送情報から暗号化個人情報を取り出し、当該暗号化個人情報を復号化して個人情報を取得するので、配送業者がワンタイムIDの検証を行う結果、決済機関装置がワンタイムIDからの検証結果を待つことなく、店舗装置が利用者装置に商品を受け渡す際に、ワンタイムIDを検証することが可能である。
また、請求項4の発明によれば、ワンタイムIDの生成要求として、取引の決済先と商品の配送先とが異なる要求が通知された場合には、当該配送先として指定される利用者装置にワンタイムIDを通知するので、個人情報を第三者が取得した場合でも、個人情報の漏洩を防止することが可能である。
また、請求項5の発明によれば、決済機関装置が、決済金額に応じて、利用者装置に付加するポイント情報を当該利用者装置ごとにポイント記憶部に格納し、ポイント記憶部に記憶されたポイント情報に応じて、取引の決済を処理するので、利用者装置が商品の配送先を任意に決めることが可能である。
また、請求項6の発明によれば、所定の鍵を用いて暗号化されたワンタイムIDを生成するので、ポイント情報を用いたサービスを実施することが可能である。
また、請求項7の発明によれば、決済機関装置が、ワンタイムIDを通知した利用者装置から別の利用者装置へ移送した移送事実を受けると、通知された移送事実を移送事実記憶部に格納し、移送事実記憶部に格納された移送事実に基づいて、取引の決済を行うので、ワンタイムIDの複製、偽造または改ざんを防止することが可能である。
また、請求項8の発明によれば、決済機関装置が、送事実記憶部に格納された移送事実を他の装置に通知するので、決済機関装置がワンタイムIDの移送を管理し、移送事実に基づいて、取引の決済を行うことが可能である。
まず最初に、図1を用いて、本発明の特徴を説明する。図1は、本発明の原理を説明するための図である。
同図に示すように、商品を購入する利用者の利用者装置と、購入された商品を利用者に配送する配送業者の配送業者装置と、利用者と店舗との間の取引に係る決済を処理する決済機関の決済機関装置とで構成される。
このような構成のもと、利用者装置は、店舗との間の取引に係る決済に必要な決済用情報を決済機関装置に通知してワンタイムIDの生成を要求する(図1の(1))。そして、決済機関装置は、店舗との間で商品を取引した利用者の利用者装置からその取引に係る決済に必要な決済用情報が通知された場合に、その取引を一意に識別するワンタイムIDを生成し(図1の(2))、生成されたワンタイムIDと決済用情報とを対応付けてワンタイムID記憶手段に格納する(図1の(3))。その後、決済機関装置は、生成されたワンタイムIDを利用者装置に通知する(図1の(4))。
そして、利用者装置は、決済機関装置から通知されたワンタイムIDを配送業者装置に提示し(図1の(5))、配送業者装置は、提示されたワンタイムIDを決済機関装置に転送する。続いて、決済機関装置は、配送業者装置からワンタイムIDが転送された場合に、そのワンタイムIDが正当であるかを検証する(図1の(6))。
そして、決済機関装置は、検証されたワンタイムIDの検証結果を配送業者装置に通知し(図1の(7))、配送業者装置は、決済機関装置から通知された検証結果を出力する(図1の(8))。なお、配送業者装置がワンタイムIDを正当であると出力した場合には、配送業者が利用者に商品を受け渡し、また、配送業者装置がワンタイムIDを正当でないと出力した場合には、利用者に商品を受け渡さない。
また、決済機関装置は、ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、そのワンタイムIDに対応する決済用情報をワンタイムID記憶手段から読み出し、その決済用情報を用いて取引の決済を処理する(図1の(9))。
このように、決済IDを配送業者装置に提示することなく、決済を行う結果、代引きをクレジットカード等の現金以外の手段で決済する際に、クレジットカード番号等の決済IDが漏洩することを防止することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明が適用される電子商取引システムの実施例1を説明する。なお、実施例1では、配送業者から受信したワンタイムIDを決済機関が検証し、決済機関装置によって検証されたワンタイムIDの検証結果を配送業者が受信して、その検証結果を出力する例を説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る電子商取引システム100の構成、電子商取引システム100を構成する各装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[電子商取引システムの構成]
次に、図2を用いて、電子商取引システム100の全体的な構成を説明する。図2は、電子商取引システム100の全体的な構成を示す図である。なお、電子商取引システム100は、ネットワークを介して安全に商品の配送と支払を行う分野に適用することが可能であり、例えば、インターネット上の商取引や、ラジオやテレビやカタログを用いた商品販売における注文などに適用できる。
同図に示すように、電子商取引システム100は、利用者システム1と、決済機関システム2と、店舗システム3と、配送業者システム4とから構成され、各システムはインターネット網で接続されている。また、利用者システムと決済機関システム、店舗システムと配送業者システムは、携帯電話網でも接続されている。
利用者システム1は、インターネットを用いて通信を行い利用者装置10にサービス(例えば、店舗が販売する商品をインターネットを介して購入)を利用させるサービス利用システム10Aと、そのサービスを利用する利用者装置10とを有する。ここで、利用者装置10がサービスを受けるためには、利用者・店舗管理システム20Aに登録される必要がある。
決済機関システム2は、登録された利用者装置10および店舗装置30を管理する利用者・店舗管理システム20Aと、決済機関装置20とを有する。かかる利用者・店舗管理システム20Aは、利用者装置10から登録要求を受け付けた場合に、各利用者装置10を一意に識別する「利用者ID」と、利用者装置10ごとに付与される「パスワード」とを生成して、利用者装置10に払い出し、利用者装置10を登録する。また、利用者・店舗管理システム20Aは、店舗装置30から登録要求を受け付けた場合に、店舗装置30を一意に識別する「店舗ID」と、店舗装置30の認証に用いる「店舗認証書」とを店舗装置30に払いだして、その店舗装置30における店舗名および口座番号を登録する。
店舗システム3は、販売する商品を管理する商品管理システム30Aと、店舗装置30とを有する。この商品管理システム30Aは、商品名、価格、商品画像など商品に関する情報が管理されており、各商品には商品を一意に識別する「商品ID」が付与されている。
配送業者システム4は、物流を管理する物流管理システム40Aと、配送業者装置40とを有する。かかる物流管理システム40Aは、発送情報に基づいて、商品を配送する。
以下に、上記で説明した電子商取引システム100における各装置(利用者装置10、決済機関装置20、店舗装置30、配送業者装置40)の構成を詳しく説明する。なお、電子商取引システム100を構成する各装置は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PHS端末、移動体通信端末またはPDAなどの組み込み機器に搭載することができ、各装置同士は、インターネットや固定電話回線、無線回線、衛星回線、無線LANなどによって通信を行う。
また、上記の電子商取引システム100が利用者システム1と、決済機関システム2と、店舗システム3と、配送業者システム4で構成される場合を説明したが、電子商取引システム100は、少なくとも利用者装置10、決済機関装置20、配送業者装置40で構成されればよい。また、システム(利用者システム1と、決済機関システム2と、店舗システム3と、配送業者システム4)がインターネット網および携帯電話網で接続されている場合を説明したが、インターネット網または携帯電話網のどちらかに接続さていてもよいし、ローカルエリアネットワーク網などの他のネットワークで接続されていてもよい。
[利用者装置の構成]
図3〜図6を用いて、図1に示した利用者装置10の構成を説明する。図3は、実施例1に係る利用者装置10の構成を示すブロック図であり、図4は商品ID取得時の画面表示例を説明するための図であり、図5は、ワンタイムID生成要求情報のデータ構造を説明するための図であり、図6は、ワンタイムID取得時の画面遷移を説明するための図である。
図3に示すように、この利用者装置10は、入力部11、出力部12、通信制御I/F部13、制御部14、記憶部15を備え、ネットワークを介してサービス利用システム10A、決済機関装置20および配送業者装置40と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
入力部11は、ユーザID、パスワード、商品IDなどを入力するものであり、キーボードやマウス、マイクなどを備えて構成される。また、出力部12は、商品ID、商品情報、ワンタイムIDを表示するものであり、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やプリンタ、スピーカを備えて構成される。例えば、出力部12は、図4に示すように、取得された商品IDを出力する。
通信制御I/F部13は、接続されるサービス利用システム10A、決済機関装置20、配送業者装置40との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的には、通信制御I/F部13は、サービス利用システム10Aとの間で商品IDを受信し、また、決済機関装置20との間でユーザID、パスワード、商品ID、ワンタイムID要求情報を送信し、商品情報、ワンタイムIDを受信し、また、配送業者装置40との間で、ワンタイムIDを送信する。
記憶部15は、制御部14による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、ワンタイムID記憶部15aを備える。
このワンタイムID記憶部15aは、決済機関装置20から受信したワンタイムIDを記憶する。具体的な例を挙げれば、ワンタイムID記憶部15aとして、EPROM、EEPROM、FeRAM、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHDDなどの磁気媒体、CDROM、DVDなどの光記憶媒体や紙媒体が用いられる。また、ワンタイムID記憶部15aに記録されたワンタイムIDの盗聴を防止するために、耐タンパ技術を用いて、第三者による強制的な盗聴を防止することもできる。さらに、ワンタイムID記憶部15a内のワンタイムIDを格納、参照、消去または更新する際に、パスワード等を用いるようにしてもよい。
制御部14は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、ワンタイムID生成要求情報送信部14a、ワンタイムID受信部14b、ワンタイムID格納部14c、ワンタイムID提示部14dを備える。なお、ワンタイムID生成要求情報送信部14aは、特許請求の範囲に記載の「ワンタイムID生成要求工程」に対応し、ワンタイムID提示部14dは、特許請求の範囲に記載の「ワンタイムID提示工程」に対応する。
ワンタイムID生成要求情報送信部14aは、店舗装置30との間で商品を取引し、その取引に係る決済に必要なワンタイムID生成要求情報を決済機関装置20に送信する。具体的には、ワンタイムID生成要求情報送信部14aは、入力部11を介してワンタイムID生成要求情報を決済機関装置20に送信する指示を受け付けると、ワンタイムID生成要求情報として、図5に示すように、「氏名」、「配送先住所」、「店舗ID」、「商品ID」、「支払額」、「決済ID」を決済機関装置20に送信する。なお、図5に示す情報以外にもワンタイムID生成要求情報として、「電話番号」、「メールアドレス」、「配送手数料」、「消費税」などを含むことができる。
ワンタイムID受信部14bは、決済機関装置20からワンタイムIDを受信する。具体的には、ワンタイムID受信部14bは、決済機関装置20によって生成されたワンタイムIDを受信する。
ワンタイムID格納部14cは、ワンタイムIDを格納する。具体的には、ワンタイムID受信部14bによって受信されたワンタイムIDをワンタイムID記憶部15aに格納する。
ここで、ワンタイムIDについて詳細に説明する。ワンタイムIDは、第三者が複数のワンタイムIDを回収し次に生成されるワンタイムIDを予測することが困難であり、さらに、過去に一度生成された番号が再度生成されることが困難であることを特徴とする番号や、その番号の改ざんを検証する検証情報などを含む情報である。
図3の説明に戻ると、ワンタイムID提示部14dは、配送業者装置40から受信したワンタイムIDを提示する。具体的には、ワンタイムID提示部14dは、ワンタイムID記憶部15aに記憶されたワンタイムIDを読み出して配送業者装置40に提示する。
ワンタイムIDを提示する態様について詳しく説明すると、ワンタイムID提示部14dは、配送業者装置40が機械解釈可能な形式で提示する方式と、機械解釈不可能な形式で提示する方式のいずれを用いてもよい。機械解釈可能な方式で提示する場合には、ワンタイムID提示部14dは、機械解釈可能な文字列、一次元バーコード形式、二次元バーコード形式、その他の画像形式を配送業者装置40側の光学読取装置で読み取らせてワンタイムIDを提示、また音声を用いてワンタイムIDを提示、またIrDAなどの赤外線を用いてワンタイムIDを提示、もしくは非接触型ICカードやRFIDなどの電磁波(例えば、IMF周波数帯(13.56MHz周波数帯))を用いてワンタイムIDを提示するようにしてもよい。一方、機械解釈が不可能な形式を用いる場合には、ワンタイムID提示部14dは、プリンタを用いた紙媒体への印刷や出力部12への表示によって人為的に読み取らせてワンタイムIDを提示する。
ここで、図6を用いて、商品の注文について説明する。図6は、ワンタイムID取得時の画面遷移を説明するための図である。
利用者装置10は、メニュー画面(図6の(a)参照)から「商品購入」が選択されると、「ユーザID」と「パスワード」と「商品ID」との入力を受け付ける画面に遷移する(図6の(b)参照)。利用者装置10は、「ユーザID」と「パスワード」と「商品ID」との入力を受け付けて「OK」が選択されると、入力された「ユーザID」と「パスワード」と「商品ID」とを決済機関装置20に送信する。その後、決済機関装置20によって正当であると認証された場合には、利用者装置10は、決済機関装置20から商品情報(図の例で言えば、商品名「靴」、価格「1200円」)を受信して表示する(図6の(c)参照)。
そして、利用者装置10は、「氏名」、「配送先住所」、「クレジット番号」の入力を受け付けて「確認」が選択されると、確認画面に遷移し(図6の(d)参照)、さらに「OK」が選択されると、ワンタイムID生成要求情報(例えば、「氏名」、「配送先住所」、「店舗ID」、「商品ID」、「支払額」、「価格」、「送料」、「消費税」)を決済機関装置20に送信する。その後、決済機関装置20がワンタイムIDを受け付けて、表示する(図6の(e)参照)。
また、メニュー画面(図6の(a)参照)から「ワンタイムID参照」が選択されると、注文一覧(図6の(f)参照)および取得済みのワンタイムID(図6の(g)参照)を表示する。なお、図6の例では、ワンタイムIDを配送業者装置40に提示するため、「文字列」(図の例で言えば、ワンタイムID:123142343523453243)と「QRコード」とを表示しているが、二次元バーコードなどをワンタイムIDとして表示するようにしてもよい。
[決済機関装置の構成]
次に、図7〜図9を用いて、図1に示した決済機関装置20の構成を説明する。図7は、決済機関装置20の構成を示すブロック図であり、図8は、取引管理DB23aを説明するための図であり、図9は、ワンタイムID生成通知情報のデータ構造を説明するための図である。図7に示すように、この決済機関装置20は、通信制御I/F部21と、制御部22と、記憶部23とから構成される。
通信制御I/F部21は、接続される利用者・店舗管理システム20A、利用者装置10、店舗装置30、配送業者装置40との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的には、通信制御I/F部21は、利用者・店舗管理システム20Aとの間でユーザID、パスワードを送信し、本人認証の結果を受信し、また、利用者装置10との間で、ワンタイムID生成要求情報を送信し、また、店舗装置30との間でワンタイムID生成通知情報を送信し、また、配送業者装置40との間で、ワンタイムIDを受信し、検証結果を送信する。
記憶部23は、制御部22による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、取引管理DB23aを備える。取引管理DB23aは、図8に示すように、「ワンタイムID」と「ワンタイムID生成通知情報」と「決済ID」とを対応付けて記憶する。また、取引管理DB23aは、他にも、ワンタイムID生成要求情報に含まれる氏名、契約ID、ワンタイムIDの生成日時などを記憶するようにしてもよい。
制御部22は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、ワンタイムID生成要求情報受信部22a、ワンタイムID生成部22b、ワンタイムID生成通知情報生成部22c、ワンタイムID格納部22d、ワンタイムID検証部22e、決済部22fを備える。なお、ワンタイムID生成部22bは、特許請求の範囲に記載の「ワンタイムID生成工程」に対応し、ワンタイムID格納部22dは、同じく「ワンタイムID格納工程」および「ワンタイムID通知工程」に対応し、ワンタイムID検証部22eは、同じく「ワンタイムID検証工程」に対応し、決済部22fは、同じく「決済処理工程」に対応する。
ワンタイムID生成要求情報受信部22aは、利用者装置10から取引に係る決済に必要な決済IDを含むワンタイムID生成要求情報を受信する。具体的には、ワンタイムID生成要求情報受信部22aは、図9に示すように、ワンタイムID生成要求情報として、利用者の「氏名」、商品を配送する住所を示す「配送先住所」、店舗を一意に識別する「店舗ID」、商品を一意に識別する「商品ID」、利用者が支払う額を示す「支払額」、「決済ID」を利用者装置10から受信する。なお、図9に示す情報以外にもワンタイムID生成要求情報として、「電話番号」、「メールアドレス」、「配送手数料」、「消費税」、ワンタイムIDを検証するための情報である「ワンタイムID検証情報」などを含むことができる。このワンタイムID検証情報の例として、共通鍵暗号方式を用いて暗号化されたワンタイムIDで用いられる秘密鍵、共通鍵暗号方式の秘密鍵であるワンタイムIDで暗号化された暗号値、公開鍵暗号方式を用いて生成される電子署名値であるワンタイムIDを検証可能な公開鍵などが考えられる。
ワンタイムID生成部22bは、ワンタイムIDを生成して利用者装置10に送信する。具体的には、ワンタイムID生成部22bは、ワンタイムID生成要求情報受信部22aによってワンタイムID生成要求情報が受信されると、ワンタイムIDを生成して利用者装置10に送信する。なお、ワンタイムID生成部22bは、ワンタイムIDの特性を満たすための乱数生成器、コプロセッサなどによっても実現可能であり、また、電子署名アルゴリズムや暗号アルゴリズムの処理が可能である。
具体的な例を挙げれば、ワンタイムID生成部22bは、乱数や標準時刻、または乱数や時間や一定に従った数列値に対する一方向ハッシュ関数(例えば、e.g.SHA−1、MD5など)、また、ワンタイムIDとして、共通鍵暗号(e.g.DES、AES、Camelliaなど)を用いた暗号値、公開鍵暗号(e.g.RSA、DSA、ECDSA、ESIGN、HMACなど)を用いた電子署名値を用いてワンタイムIDを生成するようにしてもよい。
ワンタイムID生成通知情報生成部22cは、ワンタイムID生成通知情報を生成して店舗装置30に送信する。具体的には、ワンタイムID生成通知情報生成部22cは、ワンタイムID生成要求情報受信部22aによってワンタイムID生成要求情報が受信されると、図9に示すように、個人情報(利用者装置10から受信した「氏名」、「配送先住所」、「店舗ID」、「商品ID」、「支払額」)を含むワンタイムID生成通知情報を生成して店舗装置30に送信する。
ワンタイムID格納部22dは、生成された「ワンタイムID」と「ワンタイムID生成通知情報」と受信された「決済用情報」とを対応付けて取引管理DB23aに格納する。具体的には、ワンタイムID格納部22dは、ワンタイムID生成部22bによって生成された「ワンタイムID」とワンタイムID生成通知情報生成部22cによって生成された「ワンタイムID生成通知情報」とワンタイムID生成要求情報受信部22aによって受信された「決済ID」とを対応付けて取引管理DB23aに格納する。
ワンタイムID検証部22eは、配送業者装置40から取引に係る決済の要求としてワンタイムIDを受信した場合に、そのワンタイムIDが正当であるかを検証する。具体的な例を挙げれば、ワンタイムID検証部22eは、配送業者装置40からワンタイムID「1234」を受信した場合に、そのワンタイムID「1234」が取引管理DB23aに記憶されているかを検証する。なお、上記したワンタイムID生成部22bおよびワンタイムID検証部22eは、ワンタイムパスワード技術を用いても実現でき、例えば、Bellcore社によって提案されているRFC2289、RSA社によって提案されているSecurID、ベリサイン社によって提案されているHOTPを用いることもできる。
決済部22fは、ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、そのワンタイムIDに対応する決済IDを取引管理DB23aから読み出し、その決済用情報を用いて取引の決済を処理する。具体的な例を挙げれば、決済部22fは、ワンタイムID「1234」が取引管理DB23aに記憶されている場合には、ワンタイムID「1234」に対応する決済ID「5678」を取引管理DB23aから読み出し、その決済ID「5678」を用いて決済(例えば、利用者から店舗に送金)を行う。
[店舗装置の構成]
次に、図10〜図12を用いて、図1に示した店舗装置30の構成を説明する。図10は、店舗装置30の構成を示すブロック図であり、図11は、ワンタイムID生成通知情報記憶部33aを説明するための図であり、図12は、ワンタイムID生成通知情報のデータ構造を説明するための図である。同図に示すように、この店舗装置30は、通信制御I/F部31と、制御部32と、記憶部33とから構成される。
通信制御I/F部31は、接続される商品管理システム30A、決済機関装置20、配送業者装置40との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、通信制御I/F部31は、決済機関装置20との間でワンタイムID生成通知情報を受信し、また、配送業者装置40との間で、発送情報を送信する。
記憶部33は、制御部32による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、ワンタイムID生成通知情報記憶部33aを備える。
このワンタイムID生成通知情報記憶部33aは、ワンタイムID生成通知情報を記憶する。具体的には、ワンタイムID生成通知情報記憶部33aは、図11に示すように、生成されたワンタイムID生成通知情報(例えば、「氏名」、「配送先住所」、「店舗ID」、「商品ID」、「支払額」)を取引番号「1」に対応付けてワンタイムID生成通知情報記憶部33aに記憶する。
制御部14は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、ワンタイムID生成通知情報受信部32a、発送情報生成部32b、発送情報送信部32cを備える。
ワンタイムID生成通知情報受信部32aは、ワンタイムID生成通知情報を決済機関装置20から受信する。具体的には、決済機関装置20によって生成された個人情報(利用者装置10から受信した「氏名」、「配送先住所」、「店舗ID」、「商品ID」、「支払額」)を含むワンタイムID生成通知情報を受信する。
発送情報生成部32bは、ワンタイムID生成通知情報に含まれる情報を用いて、発送情報を作成する。具体的には、発送情報生成部32bは、ワンタイムID生成通知情報受信部32aによってワンタイムID生成通知情報が受信されると、図12に示すように、ワンタイムID生成通知情報に含まれる「氏名」および「配送先住所」、ワンタイムID生成通知情報に含まれる商品IDに対応する「商品名」、ワンタイムID生成通知情報に含まれる店舗IDに対応する「店舗名」を用いて、発送情報を作成する。なお、図12に示す情報以外にもワンタイムID生成要求情報として、配送業者が業務上必要となる情報(例えば、荷札IDなど)を配送業者の集荷システムと連携して含めることができ、また、「電話番号」、「契約ID」、「ワンタイムID検証情報」などを含むこともできる。
発送情報送信部32cは、発送情報を配送業者装置40に送信する。具体的には、発送情報送信部32cは、発送情報生成部32bによって生成されると、発送情報を配送業者装置40に送信する。
[配送業者装置の構成]
次に、図13および図14を用いて、図1に示した配送業者装置40の構成を説明する。図13は、配送業者装置40の構成を示すブロック図であり、図14は、発送情報記憶部を説明するための図である。同図に示すように、この配送業者装置40は、通信制御I/F部41と、制御部42と、記憶部43と、出力部44とから構成される。
出力部44は、後述する検証結果出力部42eによって出力される検証結果を表示する出力手段であり、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成される。
通信制御I/F部41は、接続される物流管理システム40A、利用者装置10、決済機関装置20、店舗装置30との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、通信制御I/F部41は、サービス利用システム10Aとの間で商品IDを受信し、また、決済機関装置20との間でユーザID、パスワード、商品ID、ワンタイムID要求情報を送信し、商品情報、ワンタイムIDを受信し、また、決済機関装置20との間で、ワンタイムIDを送信する。
記憶部43は、制御部42による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、発送情報記憶部43aを備える。
この発送情報記憶部43aは、発送情報を記憶する。具体的には、発送情報記憶部43aは、図14に示すように、発送する商品を一意に識別する「発送番号」と発送に必要な個人情報を含む「発送情報」とを対応付けて記憶する。
制御部42は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、発送情報受信部42a、ワンタイムID読取部42b、ワンタイムID送信部42c、検証結果受信部42d、検証結果出力部42eを備える。なお、ワンタイムID読取部42bは、特許請求の範囲に記載の「ワンタイムID取得工程」に対応し、ワンタイムID送信部42cは、同じく「決済要求送信工程」に対応し、検証結果出力部42eは、同じく「検証結果出力工程」に対応する。
発送情報受信部42aは、発送情報を店舗装置30から受信する。具体的には、発送情報受信部42aは、店舗装置30から受信し、その受信した発送情報(例えば、「氏名」、「配送先住所」、「商品名」、「店舗名」)を発送番号「1」に対応付けて記憶する。
ワンタイムID読取部42bは、ワンタイムIDを読み取る。具体的には、ワンタイムID読取部42bは、商品を受け渡す際に、利用者装置10から提示されたワンタイムIDを読み取る。
ワンタイムID送信部42cは、ワンタイムIDを決済機関装置20に送信する。具体的には、ワンタイムID送信部42cは、ワンタイムID読取部42bによって読み取られたワンタイムIDを決済機関装置20に送信して決済を要求する。
検証結果受信部42dは、検証されたワンタイムIDの検証結果を決済機関装置20から受信する。具体的には、検証結果受信部42dは、ワンタイムID送信部42cによって送信されたワンタイムIDが正当であるか否かを決済機関装置20から受信する。
検証結果出力部42eは、取得されたワンタイムIDが正当であるか否かの検証結果を出力する。具体的には、検証結果出力部42eは、ワンタイムIDを正当であると出力した場合には、配送業者が商品を利用者に受け渡すように、ワンタイムIDが正当である旨を出力部44に出力する。また、検証結果出力部42eは、ワンタイムIDを正当でないと出力した場合には、配送業者が商品を利用者に受け渡さないように、ワンタイムIDが正当でない旨を出力部44に出力する。
[電子商取引システム100による処理]
次に、図15を用いて、実施例1に係る電子商取引システム100による処理を説明する。図15は、実施例1に係る電子商取引システム100の処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、電子商取引システム100の利用者装置10は、サービス利用システム10Aを用いて商品管理システムに接続して商品を閲覧し、注文したい商品の商品IDを取得して出力部12に出力する(ステップS101)。そして、利用者装置10は、入力部11によって入力された「ユーザID」と「パスワード」と「商品ID」とを決済機関装置20に送信する(ステップS102)。その後、決済機関装置20は、「ユーザID」、「パスワード」を利用者・店舗管理システム20Aに送信し、利用者・店舗管理システム20Aは、受信した「ユーザID」、「パスワード」を基に、本人認証を行ってその認証結果を決済機関装置20に送信する(ステップS103)。
決済機関装置20は、本人認証が正当である旨の認証結果を受信した場合には、利用者装置10から受信した「商品ID」を商品管理システム30Aに送信し(ステップS104)、商品管理システム30Aは、受信した商品IDに対応する商品情報を検索し(ステップS105)、決済機関装置20に送信する(ステップS106)。そして、その受信した商品情報を決済機関装置20は、利用者装置10に送信する(ステップS107)。
そして、利用者装置10は、入力部11を介してワンタイムID生成要求情報を決済機関装置20に送信する指示を受け付けると、ワンタイムID生成要求情報として、「氏名」、「配送先住所」、「店舗ID」、「商品ID」、「支払額」、「決済ID」を決済機関装置20に送信する(ステップS108)。
そして、決済機関装置20は、ワンタイムID生成要求情報が受信されると、ワンタイムIDおよびワンタイムID生成通知情報を生成し(ステップS109)、生成された「ワンタイムID」と「ワンタイムID生成通知情報」と受信された「決済ID」とを対応付けて取引管理DB23aに格納する(ステップS110)。その後、決済機関装置20は、生成されたワンタイムIDを利用者装置10に送信し(ステップS111)、利用者装置10は、決済機関装置20から受信したワンタイムIDをワンタイムID記憶部15aに格納する(ステップS112)。
また、決済機関装置20は、生成されたワンタイムID生成通知情報を店舗装置30に送信し(ステップS113)、店舗装置30は、受信したワンタイムID生成通知情報に含まれる情報を用いて、発送情報を生成する(ステップS114)。
続いて、店舗装置30は、発送情報を配送業者装置40に送信し(ステップS115)、配送業者装置40はその発送情報を物流管理システム40Aに転送し、物流管理システム40Aにその発送情報を基に発送処理を行わせる(ステップS116)。
そして、利用者装置10は、商品を受け渡す際に、決済機関装置20から受信したワンタイムIDを配送業者装置40に出力し(ステップS117)、配送業者40は、利用者装置10から出力されたワンタイムIDを取得し、そのワンタイムIDを決済機関装置20に送信して決済を要求する(ステップS118)。
その後、決済機関装置20は、配送業者装置40から取引に係る決済の要求としてワンタイムIDを受信した場合に、そのワンタイムIDが正当であるかを検証し(ステップS119)、ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、そのワンタイムIDに対応する決済IDを取引管理DB23aから読み出し、その決済用情報を用いて取引の決済を処理する(ステップS120)。
また、決済機関装置20は、検証されたワンタイムIDの検証結果を配送業者装置40に送信し(ステップS121)、配送業者装置40は、その受信したワンタイムIDが正当であるか否かの検証結果を出力する(ステップS122)。その結果、配送業者装置40がワンタイムIDを正当であると出力した場合には、配送業者は、商品を利用者に受け渡し、また、配送業者装置40がワンタイムIDを正当でないと出力した場合には、利用者に商品を受け渡さない。
[実施例1の効果]
上述してきたように、電子商取引システム100は、決済機関装置20が、店舗との間で商品を取引した利用者の利用者装置10から当該取引に係る決済に必要な決済IDを受信した場合に、当該取引を一意に識別するワンタイムIDを生成し、生成されたワンタイムIDと決済IDとを対応付けて取引管理DB23aに格納し、生成されたワンタイムIDを利用者装置10に送信し、配送業者装置40から取引に係る決済の要求としてワンタイムIDを受信した場合に、そのワンタイムIDが正当であるかを検証し、ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、そのワンタイムIDに対応する決済IDを取引管理DB23aから読み出し、その決済IDを用いて取引の決済を処理し、利用者装置10が、店舗との間の取引に係る決済に必要な決済IDを決済機関装置20に送信してワンタイムIDの生成を要求し、決済機関装置20から受信したワンタイムIDを出力し、配送業者装置40が、利用者装置10から出力されたワンタイムIDを取得し、取得されたワンタイムIDを決済機関装置20に送信して決済を要求し、取得されたワンタイムIDが正当であるか否かの検証結果を出力するので、決済IDを配送業者装置40に提示することなく、決済を行う結果、代引きをクレジットカード等の現金以外の手段で決済する際に、クレジットカード番号等の決済IDが漏洩することを防止することが可能である。
また、実施例1によれば、決済機関装置20が、検証されたワンタイムIDの検証結果を配送業者装置40に送信し、決済機関装置20から受信した検証結果を出力するので、配送業者装置40が検証を行わずに決済機関装置20がワンタイムIDの検証を行う結果、利用者と配送業者が結託して不正なワンタイムIDを用いた商品の受け渡しまたは不正なワンタイムIDを用いた代金の決済を防止し、取引の安全性を確保することが可能である。
また、実施例1によれば、所定の鍵を用いて暗号化されたワンタイムIDを生成するので、ワンタイムIDの複製、偽造または改ざんを防止することが可能である。
ところで、上記の実施例1では、決済機関装置20が配送業者装置40から受信したワンタイムIDが正当であるかを検証する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、配送業者装置40がワンタイムIDが正当であるかを検証するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例2では、配送業者装置40がワンタイムIDを正当であるか検証する場合として、図16〜図18を用いて、実施例2における電子商取引システム100a処理について説明する。図16は、実施例2に係る電子商取引システム100aの処理動作を示すフローチャートであり、図17は、ワンタイムIDの生成を説明するための図であり、図18は、取引管理DB23aを説明するための図である。
まず最初に、実施例2に係る電子商取引システム100aの概要および特徴を説明する。図16に示すように、電子商取引システム100aの決済機関装置20は、実施例1と同様に、店舗装置30との間で商品を取引した利用者装置10からその取引に係る決済に必要な決済IDを含むワンタイムID生成要求情報を受信した後に(ステップS201)、実施例2に係る電子商取引システム100aでは、暗号技術を用いて、ワンタイムIDとワンタイムID生成通知情報とを生成する(ステップS202)。具体的には、決済機関装置20は、図17に例示するように、取引毎に乱数R、乱数K、ハッシュ値P=H(K)、ハッシュ値S=H(R|P)を生成し、ワンタイムIDを「R」として生成し、また(S、P)を含むワンタイムID生成通知情報を生成する。
そして、決済機関装置20は、生成された「ワンタイムID」と「ワンタイムID生成通知情報」と受信された「決済用情報」とを対応付けて取引管理DB23aに格納する(ステップS203)。具体的には、決済機関装置20は、図18に示すように、ワンタイムID「R」と、ワンタイムID生成通知情報「S,P」と、決済ID「5678」とを対応付けて取引管理DB23aに格納する。
そして、決済機関装置20は、生成されたワンタイムIDを利用者装置10に送信し(ステップS204)、利用者装置10は、決済機関装置20から受信したワンタイムIDをワンタイムID記憶部15aに格納する(ステップS205)。具体的には、上記の例で言えば、決済機関装置20は、生成されたワンタイムID「R」を利用者装置10に送信し、利用者装置10は、このワンタイムID「R」をワンタイムID記憶部15aに格納する。
また、決済機関装置20は、生成されたワンタイムID生成通知情報を店舗装置30に送信し(ステップS206)、店舗装置30は、決済機関装置20から受信したワンタイムID生成通知情報を取引IDに対応付けてワンタイムID生成通知情報記憶部33aに記憶する。
そして、店舗装置30は、ワンタイムID生成通知情報に含まれる情報を用いて、発送情報を作成する(ステップS207)。つまり、上記の例で言えば、(S、P)を含む発送情報を生成する。続いて、店舗装置30は、発送情報を配送業者装置40に送信し(ステップS208)、配送業者装置40はその発送情報を物流管理システム40Aに転送し、物流管理システム40Aにその発送情報を基に発送処理を行わせる(ステップS209)。
そして、利用者装置10は、配送業者から利用者への商品受渡しに際して、決済機関装置20から受信したワンタイムIDを配送業者装置40に出力し(ステップS210)、配送業者装置40は、利用者装置10から出力されたワンタイムIDを取得して、そのワンタイムIDを検証する(ステップS211)。
上記の例で言えば、配送業者装置40は、利用者装置10から出力されたワンタイムID「R」を取得し、配送業者装置が記憶する発送情報内の(S,P)を取得し、H(R|P)=Sかどうかを検証する。その結果、配送業者装置40がワンタイムIDを正当であると出力した場合には、配送業者によって商品が利用者に受け渡され、また、配送業者装置40がワンタイムIDを正当でないと出力した場合には、配送業者によって商品が利用者に受け渡されない。
その後、配送業者装置40は、ワンタイムIDおよび発送情報を決済機関装置20に送信し(ステップS213)、決済機関装置20は、受信したワンタイムIDおよび発送情報を検証する(ステップS214)。上記の例で言えば、配送業者装置40は、(R,S,P)を決済機関装置20に送信し、決済機関装置20は、(R,S,P,K)を用いて、S=H(R|P)かつP=H(K)が成立するかどうかを検証する。
その後、決済機関装置20は、ワンタイムIDおよび発送情報が正当である場合には、そのワンタイムIDに対応する決済IDを取引管理DB23aから読み出し、その決済用情報を用いて取引の決済を処理する(ステップS215)。
このように、決済機関装置20が商品を注文した利用者装置10にワンタイムIDを送信するので、配送業者装置40は、決済機関装置20によって生成されたワンタイムIDを有する利用者であること、すなわち、商品を渡す相手であることを確認することが可能である。また、決済機関装置20は、ワンタイムIDの検証を最後に行っているので、一度使用したワンタイムIDを用いて、商品を渡せたとしても決済が行われないため、ワンタイムIDの再利用を防止することが可能である。また、配送業者から利用者への商品受渡しに際して、配送業者装置40が決済機関装置20にワンタイムIDを送信せずにワンタイムIDを検証するので、通信費用を発生させず、通信を行うことが困難な環境でも利用することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例3として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)暗号化
また、本発明は、装置間で送受信される情報(例えば、氏名や住所)を暗号化してもよいし、通信路を暗号化して情報を送受信するようにしてもよい。
例えば、店舗への個人情報を保護するために、ワンタイムID生成通知情報内の情報を決済機関装置20が暗号化鍵で暗号化するようにしてもよい。また、SSLなどを用いて通信路を暗号化し情報を送受信して第三者の盗聴を防止するようにしてもよい。
具体的な例を挙げて説明すれば、決済機関装置20と店舗装置30と配送業者装置40とで秘密鍵を共有し、決済機関装置20が秘密鍵で暗号化した暗号化個人情報を含むワンタイムID生成通知情報を生成する。そして、店舗装置30は、決済機関装置20から受信したワンタイムID生成通知情報に含まれる暗号化個人情報を取り出し、その暗号化個人情報を含む発送情報を生成し、発送情報を配送業者装置40に送信する。その後、店舗装置30から受信した発送情報から暗号化個人情報を取り出し、暗号化個人情報を復号化して個人情報を取得する。また、決済機関装置20と配送業者装置40とで秘密鍵を共有し、決済機関装置20が秘密鍵で暗号化した暗号化個人情報を含むワンタイムID生成通知情報を生成してもよい。
このように、ワンタイムIDの生成とともに、利用者の個人情報を暗号化した暗号化個人情報を含むワンタイムID生成通知情報を生成し、決済機関装置20が、ワンタイムID生成通知情報を店舗装置30に送信し、店舗装置30が、決済機関装置20から受信したワンタイムID生成通知情報に含まれる暗号化個人情報を取り出し、その暗号化個人情報を含む発送情報を生成し、生成された発送情報を配送業者装置40に送信し、配送業者装置40が、店舗装置30から受信した発送情報から暗号化個人情報を取り出し、その暗号化個人情報を復号化して個人情報を取得するので、個人情報を第三者が取得した場合でも、個人情報の漏洩を防止することが可能である。
(2)プレゼント
また、上記の実施例では、取引の決済先と商品の配送先とが同じである場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、取引の決済先と商品の配送先とが異なるようにしてもよい。
具体的な例を挙げて説明すると、図19に示すように、利用者装置10aは、商品の配送先を利用者装置10bにする旨のプレゼント先指定要求情報を含んだワンタイムID生成要求情報を決済機関装置20に送信する。そして、決済機関装置20は、そのワンタイムID生成要求情報を受信すると、ワンタンタイムIDを生成し、そのワンタイムIDをプレゼント先指定要求情報によって配送先に指定された配送先利用者装置10bに送信する。その後、配送業者装置40は、配送先利用者装置10bに商品を配送するようにし、決済機関装置20は、取引の決済先を利用者装置10aとして決済を行う。
このように、ワンタイムIDの生成要求として、取引の決済先と商品の配送先とが異なる要求を受信した場合には、その配送先として指定される利用者装置10bにワンタイムIDを送信するので、利用者装置10aが商品の配送先を任意に決めることが可能である。
(3)ポイント管理
また、本発明は、利用者装置10ごとにポイントを付加するサービスを行うようにしてもよい。具体的には、図20に示すように、決済機関装置20は、ユーザIDとポイントとを対応付けて記憶するポイント管理DB25bをさらに備える。そして、決済機関装置20は、ポイント管理DB25bに記憶されたポイントに応じて、取引の決済を行う。例えば、決済機関装置20は、購入された商品の支払額からポイント管理DB25bによって記憶されたポイントの値を差し引いた額を支払額とするようにしてもよい。
このように、決済機関装置20が、決済金額に応じて、利用者装置10に付加するポイント情報を利用者装置10ごとにポイント管理DB25bに格納し、ポイント管理DB25bに記憶されたポイント情報に応じて、取引の決済を処理するので、ポイント情報を用いたサービスを実施することが可能である。
(4)移送事実
また、本発明は、ワンタイムIDを受信した利用者装置10aから別の利用者装置10bへ移送した移送事実を決済機関装置20が管理するようにしてもよい。
具体的には、図21に示すように、決済機関装置20が利用者装置10aからワンタイムID生成要求情報を受信し(図21の(1)参照)、ワンタイムIDを生成して(図21の(2)参照)、利用者装置10aに送信した後(図21の(3)参照)、利用者装置10aは、ワンタイムIDを利用者装置10bへ移送する(図21の(4)参照)。そして、利用者装置10bは、ワンタイムIDをワンタイムID記憶部15bに格納し(図21の(5)参照)、ワンタイムIDが利用者装置10aから利用者装置10bに移送した移送事実を送信する(図21の(6)参照)。具体的には、利用者装置10bは、移送事実とともに、氏名(例えば、Bさん)、配送先住所(例えば、Bさんの住所)、決済ID(例えば、決済ID「9012」)を決済機関装置20に送信する。
そして、決済機関装置20は、利用者装置10bから移送事実を受信すると、移送事実を取引管理DB23aに格納する(図21の(7)参照)。具体的には、決済機関装置20は、利用者から受信した氏名(例えば、Bさん)、配送先住所(例えば、Bさんの住所)、店舗ID、商品ID、支払額を新ワンタイム生成通知情報として格納し、また同じく利用者から受信した決済ID(例えば、決済ID「9012」)を新決済IDとして格納する。また、決済機関装置20は、上記した移送事実を各装置(利用者装置10、店舗装置30、配送業者装置40)に送信し、各装置も移送事実を保持するようにしてもよい。
その後、配送業者装置40は、移送事実に基づいて商品を配送し、また、決済機関装置20は、移送事実に基づいて決済を行う。上記の例で言えば、配送業者装置40は、Bさんの住所に商品を配送し、決済機関装置20は、決済ID「9012」を用いて決済を行う。
このように、決済機関装置20が、ワンタイムIDを受信した利用者装置10aから別の利用者装置10bへ移送した移送事実を受信し、受信された移送事実に基づいて、取引の決済を行うので、決済機関装置20がワンタイムIDの移送を管理し、移送事実に基づいて、取引の決済を行うことが可能である。また、決済機関装置20が、受信した移送事実を他の装置に送信するので、各装置が移送事実を把握することが可能である。
(5)クレジット番号
また、上記の実施例では、決済IDの例としてクレジット番号を用いる場合を説明したが、本発明はこれに限定される説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、決済IDとしてキャッシュカード番号やデビットカード番号、電子マネー用暗証番号を用いるようにしてもよい。また、決済IDにその番号の改ざんを検証する検証情報を含むようにしてもよい。
(6)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、ワンタイムID生成要求情報送信部14aとワンタイムID受信部14bを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。例えば、ワンタイムID提示部14dで行う処理を手動で行うようにしてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、装置を同一システム内に配置するようにしてもよい。例えば、一つのサーバ上に決済機関装置20と店舗装置30を配置するようにして、一つの決済機関装置がサーバ管理を行い、複数の店舗ごとに店舗装置を提供するモール型システムのようにしてもよい。または、個人間で取引を行うネットオークションを行う場合、モール型システムと同様に、一つの決済機関装置20がサーバ管理を行い、個人に対して店舗装置30を提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る電子商取引方法は電子商取引システムを用いて、利用者による商品受け取りに合わせて決済を処理する場合に有用であり、特に、クレジットカード番号等の決済用情報が漏洩することを防止するのに適する。
本発明の原理を説明するための図である。 電子商取引システムの全体的な構成を示す図である。 実施例1に係る利用者装置の構成を示すブロック図である。 商品ID取得時の画面表示例を説明するための図である。 ワンタイムID生成要求情報のデータ構造を説明するための図である。 ワンタイムID取得時の画面遷移を説明するための図である。 決済機関装置の構成を示すブロック図である。 取引管理DBを説明するための図である。 ワンタイムID生成通知情報のデータ構造を説明するための図である。 店舗装置の構成を示すブロック図である。 ワンタイムID生成通知情報記憶部を説明するための図である。 ワンタイムID生成通知情報のデータ構造を説明するための図である。 配送業者装置の構成を示すブロック図である。 発送情報記憶部を説明するための図である。 実施例1に係る電子商取引システムの処理動作を示すフローチャートである。 実施例2に係る電子商取引システムの処理動作を示すフローチャートである。 ワンタイムIDの生成を説明するための図である。 取引管理DBを説明するための図である。 実施例3に係る電子商取引システムを説明するための図である。 実施例3に係る電子商取引システムを説明するための図である。 実施例3に係る電子商取引システムを説明するための図である。
符号の説明
1 利用者システム
2 決済機関システム
3 店舗システム
4 配送業者システム
10 利用者装置
10A サービス利用システム
11 入力部
12 出力部
13 通信制御I/F部
14 制御部
14a ワンタイムID生成要求情報送信部
14b ワンタイムID受信部
14c ワンタイムID格納部
14d ワンタイムID提示部
15 記憶部
15a ワンタイムID記憶部
20 決済機関装置
20A 利用者・店舗管理システム
30 店舗装置
30A 商品管理システム
40 配送業者装置
40A 物流管理システム
100 電子商取引システム

Claims (8)

  1. 商品を購入する利用者の利用者装置と、購入された商品を利用者に配送する配送業者の配送業者装置と、前記利用者と前記店舗との間の取引に係る決済を処理する決済機関の決済機関装置とをネットワークを介して接続して構成される電子商取引システムにおいて、前記利用者による商品受け取りに合わせて前記決済を処理する電子商取引方法であって、
    前記決済機関装置が、
    前記店舗との間で商品を取引した利用者の利用者装置から当該取引に係る決済に必要な決済用情報が通知された場合に、当該取引を一意に識別するワンタイムIDを生成するワンタイムID生成工程と、
    前記ワンタイムID生成工程によって生成されたワンタイムIDと前記決済用情報とを対応付けてワンタイムID記憶手段に格納するワンタイムID格納工程と、
    前記ワンタイムID生成工程によって生成されたワンタイムIDを前記利用者装置に通知するワンタイムID通知工程と、
    前記ワンタイムID転送工程によって前記配送業者装置から前記ワンタイムIDが転送された場合に、当該ワンタイムIDが正当であるかを検証するワンタイムID検証工程と、
    前記ワンタイムID検証工程によって検証された前記ワンタイムIDの検証結果を前記配送業者装置に通知する検証結果通知工程と、
    前記ワンタイムID検証工程によって前記ワンタイムIDが正当であると検証された場合に、当該ワンタイムIDに対応する決済用情報を前記ワンタイムID記憶手段から読み出し、当該決済用情報を用いて前記取引の決済を処理する決済処理工程と、
    前記利用者装置が、
    前記店舗との間の取引に係る決済に必要な決済用情報を前記決済機関装置に通知して前記ワンタイムIDの生成を要求するワンタイムID生成要求工程と、
    前記決済機関装置から通知されたワンタイムIDを前記配送業者装置に提示するワンタイムID提示工程と、
    前記配送業者装置が、
    前記ワンタイムID提示工程によって提示されたワンタイムIDを前記決済機関装置に転送するワンタイムID転送工程と、
    前記検証結果通知工程によって前記決済機関装置から通知された前記検証結果を出力する検証結果出力工程と、
    を含んだことを特徴とする電子商取引方法。
  2. 前記配送業者装置が、前記利用者装置から取得したワンタイムIDが正当であるかを検証する配送業者側検証工程をさらに含み、
    前記検証結果出力工程は、前記配送業者側検証工程によって検証された前記ワンタイムIDの検証結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の電子商取引方法。
  3. 前記電子商取引システムは、商品を利用者に販売する店舗の店舗装置をさらに備えるものであって、
    前記ワンタイムID生成工程は、前記ワンタイムIDの生成とともに、前記利用者の個人情報を暗号化した暗号化個人情報を含むワンタイムID生成通知情報を生成し、
    前記決済機関装置が、
    前記ワンタイムID生成通知情報を前記店舗装置に通知するワンタイムID生成通知情報通知工程と、
    前記店舗装置が、
    前記決済機関装置から通知されたワンタイムID生成通知情報に含まれる前記暗号化個人情報を取り出し、当該暗号化個人情報を含む発送情報を生成する発送情報生成工程と、
    前記発送情報生成工程によって生成された発送情報を前記配送業者装置に通知する発送情報通知工程と、
    前記配送業者装置が、
    前記店舗装置から通知された発送情報から前記暗号化個人情報を取り出し、当該暗号化個人情報を復号化して前記個人情報を取得する個人情報取得工程と、
    をさらに含んだことを特徴とする請求項1または2に記載の電子商取引方法。
  4. 前記ワンタイムID通知工程は、前記ワンタイムIDの生成要求として、取引の決済先と商品の配送先とが異なる要求が通知された場合には、当該配送先として指定される利用者装置に前記ワンタイムIDを通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子商取引方法。
  5. 前記決済機関装置が、
    決済金額に応じて、前記利用者装置に付加するポイント情報を当該利用者装置ごとにポイント記憶部に格納するポイント格納工程をさらに含み、
    前記決済処理工程は、前記ポイント記憶部に記憶されたポイント情報に応じて、前記取引の決済を処理することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子商取引方法。
  6. 前記ワンタイムID生成工程は、所定の鍵を用いて暗号化されたワンタイムIDを生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子商取引方法。
  7. 前記決済機関装置が、
    前記ワンタイムIDを通知した利用者装置から別の利用者装置へ移送した移送事実を受けると、通知された移送事実を移送事実記憶部に格納する移送事実格納工程をさらに含み、
    前記決済処理工程は、前記移送事実記憶部に格納された前記移送事実に基づいて、前記取引の決済を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子商取引方法。
  8. 前記決済機関装置が、
    前記移送事実記憶部に格納された前記移送事実を他の装置に通知する移送事実通知工程をさらに含んだことを特徴とする請求項7に記載の電子商取引方法。
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