JP2002183399A - 間接費管理システム - Google Patents
間接費管理システムInfo
- Publication number
- JP2002183399A JP2002183399A JP2000374810A JP2000374810A JP2002183399A JP 2002183399 A JP2002183399 A JP 2002183399A JP 2000374810 A JP2000374810 A JP 2000374810A JP 2000374810 A JP2000374810 A JP 2000374810A JP 2002183399 A JP2002183399 A JP 2002183399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cost
- charge
- activity
- amount
- department
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
接コスト)を複数のアクティビティのいずれかに必ず割
当てるようにすることを目的の一つとする。 【構成】 所定の組織の主要な業務に属するものとして
定義された複数のアクティビティを記憶しておく。アク
ティビティと,アクティビティが消費する経費とを入力
する。入力された入力データに含まれるアクティビティ
が定義されていない場合には,その入力データに含まれ
る経費を所定の比率に従って上記の複数のアクティビテ
ィに割当ててアクティビティごとの割当てコスト金額を
算出する。アクティビティごとに算出された割当てコス
ト金額を,対応するアクティビティの経費と加算して,
この加算結果をアクティビティごとに記憶する。
Description
ting)による手法に基づく間接費管理システムに関す
る。
原価計算手法である。従来の原価計算は,投入資源原価
(投入原価)を,恣意性が入りやすい配賦基準で製品,
サービス等の原価計算対象に割当てるのに対し,ABC
では,投入資源原価(投入原価)を資源作用因(リソー
ス・ドライバ)を用いて,活動(アクティビティ)に割
当てた後,原価作用因(コスト・ドライバ)により製
品,サービス等の原価計算対象に割当てる,という特徴
がある。
り合理的に配賦することができる。「間接費」とは,製
品,サービス等に直接割当てられるコストを除き,これ
らを生み出すうえで間接的または必要不可欠なすべての
コストまたは費用を指す。これには製造間接費,販売管
理費,一般管理費等の分類がある。
ジバックシステムでは,原則的にリソース・ドライバに
より間接費を直接アクティビティに割当てていた。リソ
ース・ドライバ量によって割当てることができない場合
には,配賦基準を用いていた。しかしながら,この方法
には,チャージ元部門内のアクティビティ間で配分割当
する考え方がない。そのため,間接費のすべてをアクテ
ィビティに割当ることができているとはいえない。
言うと,従来のABCによる手法では,あるアクティビ
ティについてのコストドライバ量と,そのアクティビテ
ィについて予定されている単価(予定単価)との積によ
り求まる金額(チャージコスト金額)を,そのアクティ
ビティが対象とするチャージ先に配賦する。アクティビ
ティに依存する予定単価を用いるのが原則である。
に,この単価はあらかじめ予想されたものであり,社内
的に合意された平均的なものである。たとえばアクティ
ビティが請求事務の場合に,コストドライバ量は請求書
枚数,予定単価は請求書1枚当りの処理金額である。し
たがって,特定のチャージ先部門へのチャージは請求書
枚数と予定単価との積により計算される。
ような予定外の事態(トラブルなど)が発生し,請求書
処理のために相当の時間超過作業が必要となったとして
も,この超過時間についてはABC手法によるとチャー
ジ先部門に配賦することはできない。
者負担である。すなわち,間接部門(チャージ元部門)
における労働(サービス)は常に特定のチャージ先部門
に向けて行なわれているものであるから,そのチャージ
コスト金額は該当するチャージ先部門に配賦することに
なる。
チャージ先部門にわたる業務については何らかの形で配
分すべきである。
クティビティのいずれか1または複数に割当てることが
できるシステムを提供する。
った場合でも,その分のチャージコストをチャージ先部
門へ適切に配賦することができるシステムを提供する。
できないアクティビティについてもこれを複数のチャー
ジ先部門に適切に配分してチャージすることができるシ
ステムを提供する。
ージ先部門のいずれからでも,アクティビティ単位で,
チャージレート,コストドライバ量,チャージ金額等を
知ることができるシステムを提供することを目的とす
る。
4つに分けて個々にその概要を,図64から図69を参
照して説明する。
ィが指定されていない場合,指定することができない場
合,指定することが適切でない場合等において,入力さ
れた間接コストを複数のアクティビティに所定の比率に
したがって,割当てることに関するものである(これを
間接割当てという)。
図64を参照にして表現すると次のようになる。
社員識別番号とその社員の間接コストを発生させる労働
についてのアクティビティと,その労働についての労働
時間とを入力する入力手段,社員識別番号に対応してそ
の社員の時間単価を記憶した社員別単価記憶手段,社員
の属する組織の主要な業務に属するものとして定義され
た複数のアクティビティを記憶するアクティビティ記憶
手段,上記入力手段によって入力された,入力データに
含まれるアクティビティがアクティビティ記憶手段に定
義されたものとして記憶されている場合には,社員識別
番号に対応する時間単価を社員別単価記憶手段から読出
し,読出した時間単価と対応する労働時間との積を算出
し,この積をアクティビティごとに加算し,アクティビ
ティごとの第1の割当てコスト金額を算出する第1の算
出手段,上記入力手段によって入力されたデータに含ま
れるアクティビティがアクティビティ記憶手段に定義さ
れたものとして記憶されていない場合には,社員識別番
号に対応する時間単価を社員別単価記憶手段から読出
し,読出した時間単価と対応する労働時間との積を算出
し,この積を所定の比率に従って上記の複数のアクティ
ビティに割当ててアクティビティごとの第2の割当てコ
スト金額を算出する第2の算出手段,ならびに第1の算
出手段によって算出された第1の割当てコスト金額と第
2の算出手段によって算出された第2の割当てコスト金
額との和を算出して,この和をアクティビティごとに記
憶するアクティビティ別割当てコスト金額記憶手段を備
えている。
第1の算出手段が従来のABCによる手法を実現するシ
ステムに備えられているものであり,この従来システム
による間接コスト割当て(アクティビティへの割当て)
を直接割当てという。
段および第2の演算手段により実現される。直接割当て
による第1の割当てコスト金額と間接割当てによる第2
の割当てコスト金額はアクティビティごとに加算され
て,アクティビティ別割当てコスト金額記憶手段に記憶
される。
ストは,必ず,複数のアクティビティのいずれかに割当
てられることになる。すなわち,アクティビティごと
に,そのアクティビティで間接コストがどの程度消費さ
れたかを把握することが可能となる。
のチャージ元部門を含む。各社員は少なくとも一つのチ
ャージ元部門に所属している。このような実施態様で
は,上記社員別単価記憶手段は社員識別番号に対応して
その社員が所属するチャージ元部門を記憶している。上
記アクティビティ記憶手段はチャージ元部門ごとに,そ
のチャージ元部門の業務に属するものとして定義された
複数のアクティビティを記憶している。上記第1の算出
手段は,入力データに含まれるアクティビティがその入
力データに含まれる社員識別番号の社員が所属するチャ
ージ元部門に属するものとして定義されたものである場
合に,時間単価と対応する労働時間との積を算出し,こ
の積をアクティビティごとに加算し,アクティビティご
との第1の割当てコスト金額を算出する。上記第2の算
出手段は,入力データに含まれるアクティビティがその
入力データに含まれる社員識別番号の社員が所属するチ
ャージ元部門に属するものとして定義されたものとして
記憶されていない場合に,時間単価と対応する労働時間
との積を算出し,この積を所定の比率に従って上記の複
数のアクティビティに割当ててアクティビティごとの第
2の割当てコスト金額を算出する。
とに上記比率を設定した配分比率設定手段が設けられ
る。
間接費管理システムとしてより包括的に表現すると次の
ようになる。
65に示すように,アクティビティと,アクティビティ
が消費する経費とを入力する入力手段,所定の組織の主
要な業務に属するものとして定義された複数のアクティ
ビティを記憶するアクティビティ記憶手段,上記入力手
段によって入力された入力データに含まれるアクティビ
ティがアクティビティ記憶手段に定義されたものとして
記憶されていない場合には,その入力データに含まれる
経費を所定の比率に従って上記の複数のアクティビティ
に割当ててアクティビティごとの割当てコスト金額を算
出する算出手段,ならびに上記算出手段によってアクテ
ィビティごとに算出された割当てコスト金額を,上記ア
クティビティ記憶手段に記憶されている対応するアクテ
ィビティの経費と加算して,この加算結果をアクティビ
ティごとに記憶するアクティビティ別割当てコスト金額
記憶手段を備えている。ここで,経費とは,商品,材料
等の仕入れ金額,労賃(労働時間と単価との積)等を含
む。
チャージ元部門を含む。この場合に,上記入力手段は経
費を消費したチャージ元部門を経費およびアクティビテ
ィに関連して入力するものである。上記アクティビティ
記憶手段はチャージ元部門ごとに,そのチャージ元部門
の業務に属するものとして定義された複数のアクティビ
ティを記憶している。上記算出手段は,上記入力データ
に含まれるアクティビティがチャージ元部門の業務に属
するものとして定義されたものでない場合に,その入力
データに含まれる経費を所定の比率に従って上記の複数
のアクティビティに割当ててアクティビティごとの割当
てコスト金額を算出するものである。
とに上記比率を設定した配分比率設定手段が設けられ
る。
いて付言すると,次のような対応関係になる。
図26〜図33の入力画面 入力手段を情報系サーバ11への入力手段とすれば,勘
定系サーバ10の取引明細データファイル10D1(図
15),日次作業実績データファイル10D2(図1
6) 社員別単価記憶手段:勘定系サーバ10の社員マスタ1
0M3(図7),単価マスタ10M4(図8) アクティビティ記憶手段:勘定系サーバ10の業務情報
マスタ10M5(図9),情報系サーバ11の本社アク
ティビティマスタ11M1(図10),自動取得マスタ
11M2(図11),ABC業務番号マスタ11M3
(図12) 第1の算出手段:情報系サーバ11(図50〜図54の
処理) 第2の算出手段:情報系サーバ11(図50〜図54の
処理) アクティビティ別割当リスト金額記憶手段:情報系サー
バ11の実績コストマスタ11J1(図21)配分比率
設定手段:情報系サーバ11のコストドライバマスタ
(図13)
ものである。上述したように,ABCによる手法では,
あるアクティビティについてのコストドライバ量と,そ
のアクティビティについて予定されている単価(予定単
価)との積により求まる金額(チャージコスト金額)
を,そのアクティビティが対象とするチャージ先に配賦
する。アクティビティに依存する予定単価を用いるのが
原則である。
に,この単価はあらかじめ予想されたものであり,社内
的に合意された平均的なものである。たとえばアクティ
ビティが請求事務の場合に,コストドライバ量は請求書
枚数,予定単価は請求書1枚当りの処理金額である。し
たがって,特定のチャージ先部門へのチャージは請求書
枚数と予定単価との積により計算される。
ような予定外の事態(トラブルなど)が発生し,請求書
処理のために相当の時間超過作業が必要となったとして
も,この超過時間についてはABC手法によるとチャー
ジ先部門に配賦することはできない。
あらかじめ予定されたチャージコストの配賦のやり方
(これを規定内配賦という)に加えて,予定外の事態に
対処するために,(超過)労働時間とその労働を行った
人(社員)の時間単価とに依存したチャージコストの配
賦のやり方(これを規定外配賦という)を導入してチャ
ージ先部門への適切な配賦を実現するものである。
図66を参照して表現すると次のようになる。
ステムは,規定内チャージに関するコストドライバ量を
チャージ先部門,アクティビティおよびチャージ元部門
の指定を表わすデータとともに入力する第1の入力手
段,アクティビティ別,チャージ元部門別に予定単価を
記憶する予定単価記憶手段,上記第1の入力手段によっ
て入力されたアクティビティ別,チャージ元部門別コス
トドライバ量と上記予定単価記憶手段に記憶されている
該当する予定単価との積を算出し,この積を配賦チャー
ジコスト金額としてそのコストドライバ量について指定
されたチャージ先部門に配賦する第1の配賦手段,規定
外チャージに関するコストドライバ量を,そのコストド
ライバ量を発生させた活動を行った社員の識別番号およ
びチャージ先部門に関連する情報を含む規定外情報とと
もに入力する第2の入力手段,社員識別番号に対応して
その社員の単価を記憶する社員別単価記憶手段,上記第
2の入力手段によって入力されたコストドライバ量と,
上記社員別単価記憶手段に記憶されている該当する単価
との積を算出し,この積を配賦チャージコスト金額とし
て,そのコストドライバ量に関連する規定外情報によっ
て指定されるチャージ先部門に配賦する第2の配賦手
段,ならびに上記第1および第2の配賦手段によって算
出されたチャージコスト金額を,少なくともチャージ先
部門別および規定内か規定外かを表わす規定区分別に記
憶する配賦チャージコスト金額記憶手段を備えているも
のである。
第1の配賦手段が規定内配賦に関するものである。第2
の入力手段,社員別単価記憶手段および第2の配賦手段
が規定外配賦に関するものである。そして,すべての配
賦されたチャージコスト金額が,チャージ先部門別およ
び規定区分別に,さらに好ましくはアクティビティ別,
チャージ元部門別に,配賦チャージコスト金額記憶手段
に記憶される。
手段に記憶されたチャージコスト金額の合計が,チャー
ジ先部門ごとに算出され,最終的にチャージ先部門に請
求されることになる。
らかじめ予定されたアクティビティと予定単価による配
賦のみならず,予定外の事態が発生してもそれに対処し
た配賦が可能となる。
いて付言しておくと,次のような対応関係になる。
10 第1の入力手段を情報系サーバ11の処理手段(第1の
配賦手段)への入力手段とすれば,実績コストマスタ1
1J1(図21) 予定単価記憶手段:情報系サーバ11のコストドライバ
マスタ11M4(図13) 第1の配賦手段:情報系サーバ11(特に図48の規定
内チャージ処理C5および配賦処理C6,さらに詳しく
は図57〜図63) 第2の入力手段:社員PC,勘定系サーバ10 第1の入力手段を情報系サーバ11の処理手段(第2の
配賦手段)への入力手段とすれば,勘定系サーバ10の
日次作業実績データファイル10D2(図16),情報
系サーバ11の実績自動取得データファイル11D1
(図17) 社員別単価記憶手段:勘定系サーバ10の社員マスタ1
0M3(図7),単価マスタ10M4(図8) 第2の配賦手段:情報系サーバ11(特に図48の規定
外チャージ処理C4および配賦処理C6,さらに詳しく
は図55,図56,図57〜図63) 配賦チャージコスト金額記憶手段:情報系サーバ11の
チャージコストマスタ11J2(図22,図23)
る。すなわち,間接部門(チャージ元部門)における労
働(サービス)は常に特定のチャージ先部門に向けて行
なわれているものであるから,そのチャージコスト金額
は該当するチャージ先部門に配賦することになる。
チャージ先部門にわたる業務については何らかの形で配
分すべきである。
いアクティビティについて,それに関係する複数のチャ
ージ先部門に配分してチャージするものである。
で,図67を参照して表現すると次のようになる。
規定内チャージに関するコストドライバ量をアクティビ
ティおよびチャージ元部門の指定を表わすデータととも
に入力する入力手段,アクティビティ別,チャージ元部
門別に予定単価を記憶する予定単価記憶手段,特定のア
クティビティについてコストドライバ量の複数のチャー
ジ先部門への配分比率を記憶した配分比率記憶手段,な
らびに上記入力手段によって入力されたアクティビティ
別,チャージ元部門別コストドライバ量を,上記配分比
率記憶手段に記憶されている該当するアクティビティに
ついての配分比率にしたがって複数のチャージ先部門ご
と比率配分し,比率配分されたコストドライバ量と,上
記予定単価記憶手段に記憶されている該当する予定単価
との積をそれぞれ算出し,これらの積を配賦チャージコ
スト金額として上記の複数のチャージ先部門に配賦する
配賦手段を備えているものである。
ついてチャージ先部門の入力を伴わずにコストドライバ
量が入力された場合には,あらかじめ設定した配分比率
に応じて複数のチャージ先部門にチャージコスト金額が
配賦されることになる。
である。
の入力手段とすれば,実績コストマスタ11J1(図2
1) 予定単価記憶手段:情報系サーバ11のコストドライバ
マスタ11M4(図13) 配分比率記憶手段:情報系サーバ11の事業本部投入資
源配賦基準データファイル11D3(図19) 配賦手段:情報系サーバ11(特に図48の規定内チャ
ージ処理C5および配賦処理C6,さらに詳しくは図5
7〜図63)
および配賦手段は図66に示す第1の入力手段,予定単
価記憶手段および第1の配賦手段にそれぞれ相当するか
ら,第3の発明の特徴を第2の発明に加えると,図68
に示すようになる。
定のアクティビティについてコストドライバ量の複数の
チャージ先部門への配分比率を記憶した配分比率記憶手
段を設ける。そして,第1の配賦手段を,上記入力手段
から入力されるチャージ先部門を伴わないコストドライ
バ量について,入力されたアクティビティ別,チャージ
元部門別コストドライバ量を,上記配分比率記憶手段に
記憶されている該当するアクティビティについての配分
比率にしたがって複数のチャージ先部門ごとに比率配分
し,比率配分されたコストドライバ量と,上記予定単価
記憶手段に記憶されている該当する予定単価との積をそ
れぞれ算出し,これらの積を配賦チャージコスト金額と
して上記の複数のチャージ先部門に配賦するものとす
る。
の一態様として,第3の発明の比率配分を加えることが
できる。
は,チャージ先部門別,規定区分別,アクティビティ
別,チャージ元部門別にチャージコスト金額が蓄えられ
るので,これをさまざまな形態で表示することが可能に
なる。コストドライバ量や予定単価等の表示も可能であ
る。
うに,間接費管理システムは,上述したアクティビティ
別割当コスト金額記憶手段(図64,65),予定単価
記憶手段(図66,67,68)および配賦チャージコ
スト金額記憶手段(図66,67,68)に加えて,画
面編集手段および表示手段を備える。画面編集手段は,
上記各種記憶手段に記憶されているデータを出力画面の
フォーマットに編集するものであり,たとえば情報系サ
ーバ11,帳票系サーバ12,WEBサーバ13または
社員PC(特に帳票系サーバ12)により実現される。
表示手段は表示装置または表示装置を備えたコンピュー
タであり,各種サーバ10,11,12,13または社
員PCにより実現される。
賦チャージコスト金額記憶手段に記憶されたチャージコ
スト金額を,チャージ先部門別,アクティビティ別また
はチャージ元部門別に一覧表にして表示する。
価およびコストドライバ量の値が含まれている。
規定内と規定外の区別が含まれている。
て予定コストドライバ量を記憶している場合には,予定
単価,予定コストドライバ量,入力されたコストドライ
バ量,予定単価と予定コストドライバ量との積,および
予定単価と入力されたコストドライバ量との積を表示手
段に表示することができる。
に,規定外について,社員の単価と入力されたコストド
ライバ量,および単価とコストドライバ量との積を表示
する。
れたコストドライバ量との積と,規定外についての社員
の単価と入力されたコストドライバ量との積との合計金
額を表示する。
報系サーバ11と社員PCが相当する。
種のメニュー画面であり,種々の一覧画面を指定するこ
とができる。図41はチャージ先部門別一覧が示されて
おり,特定のチャージ先部門について,アクティビティ
/タスク別に,チャージレート(予定単価),コストド
ライバ量,規定内チャージ料金および規定外チャージ料
金が表示されている。
チャージ先部門からみた配賦実績の詳細を示している。
特定のチャージ元部門について,アクティビティ/タス
ク別に,チャージレート(予定単価),コストドライバ
量,規定内チャージ料金および規定外チャージ料金が示
されている。
チャージ元部門からみた配賦実績の詳細を示している。
ィビティ/タスク別の損益明細を示すものである。
予定単価(チャージレート),予定コストドライバ量お
よびそれらの積(チャージ料金(予定))が,「チャー
ジ」の行には,予定単価(チャージレート),入力コス
トドライバ量およびそれらの積(チャージ料金(チャー
ジ))がそれぞれ表示されている。
ージレート),入力コストドライバ量およびそれらの積
(チャージ料金)が,2種類の規定外に関して(<規定
外/業務番号>と<規定外/部門>)それぞれ表示され
ている。
金)と規定外の各積(チャージ料金)との合計が表示さ
れている。
行には,チャージ料金として,アクティビティ別割当コ
スト金額記憶手段(図69参照)(実績コストマスタ1
1J1(図21))(第1発明を参照)に記憶されてい
るコスト金額(チャージ料金)(41,173円)が表
示され,予定単価(チャージレート)として,コスト金
額(チャージ料金)をコストドライバ量で除した値(4
1,173/34.0=1,211)が現われている。
コストドライバ量には入力コストドライバ量(「チャー
ジ」の行のコストドライバ)(34.0)が使用されて
いる。
と予定コストドライバ量との積(<規定内>「予定」の
行のチャージ料金,54,000)とコスト金額(<規
定内>「実績」の行のチャージ料金,41,173)と
の差額(12,827)が,「チャージ損益」の行に
は,予定単価と入力コストドライバ量との積(<規定内
>「チャージ」の行のチャージ料金,51,000)
と,予定単価と予定コストドライバ量との積(上記5
4,000)との差額(−3,000)が,「アクティ
ビティ損益」の行には,予定単価と入力コストドライバ
量との積(上記51,000)と,コスト金額(上記4
7,173)との差額(9,827)がそれぞれ算出さ
れて表示されている。
ティへの割当てコスト金額と,同じアクティビティに関
してチャージ元部門に配賦したコスト金額とを比較する
ことができる。
に説明したが,図64〜図69からも分るように,これ
らの発明のあらゆる組合せのいずれかによっても間接費
管理システム(の一部または全体)が構成される。逆に
言えば,第1発明から第4発明のすべての構成を持つ間
接費管理システムから,第1発明〜第4発明のいずれか
一つまたは複数の構成を除去したシステムもまた,残っ
た機能をもつ間接費管理システムとして意義を持つもの
となりうる。
してシステムの構成を示したが,このシステムの動作を
規定した間接費管理方法,およびこのシステムをコンピ
ュータにより実現するときに用いるコンピュータを制御
するためのプログラムも当業者であれば容易に認識する
ことができ,上の説明に含まれていると理解されたい。
この発明は,間接費管理方法および間接費管理システム
のためのコンピュータ・プログラムを記録した媒体も開
示しかつ提供している。
ステムは最も好ましくはサーバ/クライアント・システ
ムとして実現される。実施例においては複数台のサーバ
が登場しているが,それらの機能を一台のサーバで実現
することももちろん可能である。間接費管理システムの
全体を一台のコンピュータで実現することもできるし,
サーバ/クライアント構成に限らず,他の構成の下に複
数台のコンピュータにより実現することもできる。
おけるアクティビティ/タスクを含む概念である。
通りである。
よび関連事象の全てを当該経済主体(企業実態)別に把
握する為の企業会計の対象またはその範囲を“会計単
位”といい,会計単位には利潤追求を目的とする“営利
組織”(これを一般に企業という)と,個人,国,地方
公共団体の行政機関および学校法人,宗教法人などのよ
うに利潤追求を目的としない“非営利組織”がある。
活動を行う為に発生するコストを直接費といい,それ以
外を間接費というのが一般的な考え方であるが,この発
明において“間接費”は,営利組織か否かを問わず,原
価の発生が特定製品の生産・販売,サービス(公共サー
ビスを含む)などの最終成果物や,部門等の組織に対し
て,直接的に認識できず,間接的ないし共通的な消費と
して認識せざるを得ない原価全てを指すものとする。
などを指すが,この発明では人件費,建物費,機械費,
一般経費等のコスト,費用全体を包含したものと定義と
する。
計算対象に割当てる場合の配分方法,割合等を指す。こ
の発明においては,“配賦基準”の一つである“比率配
分”を,コストドライバ量の按分に使用している。
出す上で必要なすべての行為を指す。一般的な概念で
は,ビジネス機能のなかには機能,プロセス,活動,タ
スク等の業務単位や作業単位があるが,どの行為がどの
分類となるかの明確な基準はない。この発明では,これ
らすべてを包含した概念としてアクティビティを定義す
る。アクティビティには人事企画,人事管理などがあり
業務活動上の分類である。
する組織上の分類がある。例えば,人事総務部,財務経
理部などの部門である。この発明ではこれをチャージ元
部門と呼ぶ。
ティビティに割当てる方法,基準を指し,直接割当てる
場合(この発明では,これを直接割当てと呼ぶ)と,資
源使用量や配賦基準で活動に割当てる場合(この発明で
は,これを間接割当てと呼ぶ)がある。例えば,投入原
価を経理事務に割当てる際に,当該事務作業に要した時
間を用いたならば,作業がリソース・ドライバであり,
作業時間がリソース・ドライバ量である。
に割当てられた間接費を,最終成果物に割当てる方法,
基準を指す。例えば,経理事務に割当てられた投入原価
を伝票処理件数を用いて部門に割当てた場合,伝票処理
がコスト・ドライバであり,部門別の伝票処理件数がコ
スト・ドライバ量である。この発明では,コスト・ドラ
イバによる割当てを,配賦あるいはチャージと呼ぶ。
すべての財,サービス,部門等が相当する。この発明に
おいても同様の概念とするが,以下の実施例では,“部
門”を使用した説明となっており,これをチャージ先部
門と呼ぶ。
は,ABC(Activity-Based Costing)の考え方を用い
て,本社部門の間接費を現業部門に配賦(チャージ)す
るものである。
念モデルを表わすものである。
サービスを提供する部門の集まりであり,人事総務部,
経理部,企画部等の部門を指す。本社部門は,企業外に
対して直接営利活動を行わないが,営利活動を行う部門
(次に説明する現業部門)を支援または統括する役割を
持つ,企業としては必要不可欠な部門である。本社部門
は,一般的な原価分類からは一般管理費だけが計上され
る部門であり,ABCの考え方では,間接費配賦上コス
トの配賦元になることから,チャージ元部門と定義す
る。
を行う部門を現業部門という。現業部門は,例えばW事
業本部(W事業本部付),X製造部,Y製造部,Z製造
部等の製造部門(製造業の場合),または各種のサービ
ス実行部門(サービス業の場合)であり,間接費配賦に
おけるコスト負担(配賦先)となることから,チャージ
先部門と定義する。
きなくくりを表現する用語であり,それぞれチャージ元
部門およびチャージ先部門の総称であると理解された
い。上述のように,本社部門に含まれる人事総務部,経
理部,企画部等もABCの下では部門(間接費配賦の配
賦元となる単位)という用語を用いて表現される。この
ような配賦元となる単位がチャージ元部門である。同じ
ように,現業部門も,間接費配賦の配賦先となる単位で
ある複数の部門(上述のW事業本部,X製造部,Y製造
部,Z製造部など)から構成される。配賦先の単位がチ
ャージ先部門である。
がある。この場合には組織上は事業本部の下に複数のチ
ャージ先部門が存在することになるが,事業本部もチャ
ージ先となるので,特にチャージ先としての事業本部を
表現するときに事業本部付という用語を用いる。
ティ番号およびタスク番号によって特定される。アクテ
ィビティ番号は本社部門における基本的な業務活動の単
位を特定するものであり,タスク番号はそれを遂行する
ためのさらに詳細な作業行為を特定するものである。例
を示せば,人事関連の業務活動の一つである人事企画
は,アクティビティ番号によって特定され,その一要素
である人事労務企画はタスク番号によって特定される。
それぞれ本社部門の業務活動および作業行為の単位を特
定すると同時に,現業部門からみれば社内サービスの単
位を特定するものであると言える。
を本社部門アクティビティ/タスク(アクティビティお
よびタスクをまとめていうときには,アクティビティ/
タスクと表現する)に割当てる場合にもっとも相応し
い,または説明力の高い作用因のことであり,本社部門
が業務活動に要した時間,定数,一定の割当基準などが
用いられる。
ソース・ドライバ量であり,時間数,固定値“1”,配
分比率などがこれに相当する。例えば,人事労務企画と
いう社内サービス(本社アクティビティ/タスク)に要
した時間数が2時間であるとする。作業者の1時間当り
の人件費単価が1,500円とすると,この社内サービ
スに割当てられるコスト(人件費)は1,500×2=
3,000円となる。その場合,作業時間がリソース・
ドライバであり,作業時間数(2時間)がリソース・ド
ライバ量である。一方,建物費,機械費等の“経費”を
特定の社内サービスにそのまま割当てることがある。こ
の場合,割当てる為の作用因であるリソース・ドライバ
は“定数”であり,リソース・ドライバ量は“1”とな
る。これらのリソース・ドライバを用いてコスト(間接
費)を割当てることを“直接割当て”という。
ない(で入力した)作業時間数と人件費単価の積によっ
て表わされるコスト(人件費)や,特定の本社部門アク
ティビティ/タスクを指定せずに経費計上した備品等の
一般経費については,直接に割当てるべき本社部門アク
ティビティ/タスクが無い。そのため,所定の割当基準
を用いて,本社部門アクティビティ/タスクにコストを
配分割当する必要がある。この場合,リソース・ドライ
バは割当基準であり,リソース・ドライバ量は配分比率
である。この方法でコストを割当てることを“間接割当
て”という。
いて,チャージ元部門で発生する人件費,建物費,機械
費,一般経費等を本社部門のアクティビティ/タスクに
すべて割当てる。
ライバによって割当てられた社内サービス(アクティビ
ティ/タスク)ごとのコストを,サービスの受益量に応
じてチャージ先部門に配賦する(分担させる,分配す
る)ときの作用因を指す。コスト・ドライバを数量化し
たものがコスト・ドライバ量である。例えば,チャージ
先部門が依頼した伺申請がコスト・ドライバであり,伺
申請件数がコスト・ドライバ量である。
は,予め設定した配賦基準によりチャージ先部門別にコ
スト・ドライバ量を比率配分する場合がある。具体的に
は,全社向けに行った社内サービスに要した作業時間数
を,事業本部別の配賦基準によって比率配分し,その結
果をチャージ先部門ごとのコスト・ドライバ量(作業時
間数)とするということである。
れにはコスト・ドライバの単位(レート単位)に基づい
たサービス単価(予定チャージレート)が設定されてい
る。
チャージレートに,チャージ先部門別の実績コスト・ド
ライバ量を乗じた結果(実績チャージコスト金額)を該
当するチャージ先部門にチャージすることである。
(本社アクティビティ/タスク)の利用が『時間』と最
も関連性が深いならば,コスト・ドライバは『時間』で
ある。
2,000円であれば,レート単位は『円/時間』であ
る。これを3時間利用した場合,2,000円×3時間
=6,000円が,チャージ先部門にチャージされる。
数の事業本部に所定の比率で配分してチャージするこ
と),配賦基準による配分後のコスト・ドライバ量に予
定チャージレートを乗じた結果を,配賦基準に設定され
た事業本部付のチャージ先部門にそれぞれチャージす
る。
定外/業務番号,規定外/部門の3つの方法がある。規
定内は,予定チャージレートに実績コスト・ドライバ量
を乗じた結果(実績チャージコスト金額)をチャージ先
部門にチャージする方法である(コスト・ドライバ量を
比率配分する場合を含む)。規定外/業務番号は,指定
された業務番号の業務を所管するチャージ先部門に,過
労働時間に相当する標準コスト金額をチャージする方法
である(詳しくは後述するが,業務番号(プロジェク
ト)ごとにそれを所管するチャージ先部門をあらかじめ
定めておく)。規定外/部門は,指定されたチャージ先
部門に,過労働時間に相当する標準コスト金額をチャー
ジする方法である。
員が当該本社部門アクティビティ/タスクに費した時間
(これは当該社員が入力する)と,標準単価(後述する
単価マスタに定められた人件費単価と建物費単価を加え
たもの)との積である。
に示す。センター1,本社部門2および本社部門4,な
らびに現業部門3および現業部門5の間を社内共有LA
N(WAN又はLAN)で結び,データ通信を行うこと
ができるようにネットワークが形成されている。そのう
ちセンター1と本社部門2と現業部門3の間は,LAN
で接続されている。また,センター1と本社部門4と現
業部門5の間は,WANで接続されている。センター1
には勘定系サーバ10,情報系サーバ11,帳票系サー
バ12,WEBサーバ13の4つのサーバがあり,その
間はLANで接続されている。
がそれぞれ存在することを想定して,本社部門2と4が
図示されている。現業部門3,5は上述したように事業
本部の単位で考えても,チャージ先部門の単位で考えて
も,さらに細分化した単位で考えても,これらが混在し
たものと考えてもよく,そのうちの一部が図示されてい
る。センター1は一般的には本社部門2または4の建物
に置かれるであろう。
た勘定系の処理を行うものであり,ABCシステムに必
要な情報の入力および保有の役割を持つ。
システムの中心機能である実績収集,加工,配賦等の処
理を行うものである。詳しくは後述する。
システムで作成された実績情報を帳票イメージで照会に
応じて出力する。
ーバ10,情報系サーバ11または帳票サーバ12にア
クセスするときの事前チェックを行う。アクセスされる
サーバの自動選択,社員番号とパスワードの照合,デー
タの入出力や各種承認機能に対するアクセス権限のチェ
ック等が行なわれる。
にはそれぞれデータベースが接続されている。データベ
ースの内容については後述する。
ンタ201および複数の社員PC202,203等が設
けられ,これらがLANにより相互に接続可能である。
本社部門4においても部門サーバ40,部門プリンタ4
01および複数の社員PC402,403が相互に接続
可能である。
ンタ301および複数の社員PC302,303等が設
けられ,これらがLANにより相互に接続可能である。
現業部門5においても部門サーバ50,部門プリンタ5
01および複数の社員PC502,503が相互に接続
可能である。
に接続し,間接費管理(配賦)システム(特に上述した
サーバ10,11,12,13)にアクセスすることが
できる。
系サーバ10と情報系サーバ11のデータベース内のマ
スタファイルおよびデータファイルは図3に示す通りで
ある。
ルと2種類のトランザクションデータファイルがある。
マスタファイルには,部門マスタ(10M1),アクテ
ィビティ・タスクマスタ(10M),社員マスタ(10
M3),単価マスタ(10M4)および業務情報マスタ
(10M5)がある。トランザクションデータファイル
には,取引明細データファイル(10D1)および日次
作業実績データファイル(10D2)がある。
ルと4種類のコントロールデータファイルと3種類のト
ランザクションデータファイルがある。マスタファイル
には,本社アクティビティマスタ(11M1),自動取
得マスタ(11M2),ABC業務番号マスタ(11M
3),コストドライバマスタ(11M4)および部門別
人員マスタ(11M5)がある。
動取得データファイル(11D1),実績コストデータ
ファイル(11D2),事業本部投入資源配賦基準ファ
イル(11D3)およびチャージ比率ファイル(11D
4)がある。トランザクションデータファイルには,実
績コストマスタ(11J1),チャージコストマスタ
(11J2)および配賦実績明細ファイル(11J3)
がある。
意義について個々に説明する。
れは本社部門コスト(間接費)のチャージ元部門(計上
部門)とチャージ先部門(付替先部門)との間における
コストのチャージ(付替え)の可否をまとめたものであ
る。
理単位に一つ付与された識別コードである。チャージ元
部門であるかチャージ先部門であるかを問わず,すべて
の部門に部門コードが付与されている。部門コードに
は,固有の名称(部門名称)が与えられている。
単位である。各グループに識別符号が付けられ,これは
部門コードの上位階層の識別符号である。この実施例で
は,グループは事業本部を単位とした集まりと考えるこ
とができる。
にチャージするときのチャージ先かどうかを示すもので
あり,チャージ先である場合に“1”(対象),そうで
ない場合に“0”(対象外)が設定されている。
門(計上部門)かどうかを示すコードであり,チャージ
元部門(一般には本社部門の部門)には“1”(対象)
または“2”(対象)が設定されている。“2”はAB
C配賦(アクティビティごとのチャージ・レートとコス
ト・ドライバによる配賦)についてのチャージ元部門を
示し,“1”はバッチ配賦(間接費を一定の比率で配賦
する)に関するチャージ元部門を示している(この実施
例では使用されない)。チャージ元区分“0”(対象
外)は,チャージ元部門でないことを示し,通常は現業
部門がこれに相当する。
門(付替先部門)かどうかを示すコードである。チャー
ジ先部門には“9”(対象)が設定される。初期値は
“0”(対象外)である。
(コードが“2”または“1”)と設定されている部門
についても,図5ではチャージ先部門を示すコード
“9”が設定されている。これは,間接費配賦システム
では処理の過程においてチャージ元部門もチャージ元部
門になりうることを示している。たとえば,本社部門の
企画部が経理部のサービスを受ける場合がある。このよ
うなときには,経理部のアクティビティ/タスクについ
て企画部がチャージされる。しかしながら経理部から企
画部にチャージされた金額を含めて企画部において発生
した間接費は最終的には現業部門に配賦されることにな
る。
コードを束ねる役割をもち,アクティビティ・タスクマ
スタ内のアクティビティ番号,タスク番号を同じABC
集約部門コード内では同一に設定することができる。た
とえば,本社部門2(たとえば大阪)の人事総務部(部
門コード109700)と本社部門4(たとえば東京)
の人事総務部(部門コード209700)に同一のAB
C集約部門コード(一方の部門コード109700を代
表として用いる)を付けておく。同じようなアクティビ
ティ,タスクの業務活動を行う部門についてはこのよう
にABC集約部門コードを用いて束ねておくことができ
る。
0M2)を示す。これは社内の標準的な作業工程(アク
ティビティ番号およびタスク番号により特定される)を
定義したものである。本社部門および現業部門の社員
は,いずれもこのアクティビティ番号およびタスク番号
を使用して,日々の作業時間を社員PC202,20
3,302,303,402,403,502または5
03から入力する。
ティ番号であり,下2桁はタスク番号を指す。
号と一対一の関係にある名称である。タスク名称は,タ
スク番号と一対一の関係にある名称である。
れは間接費管理(配賦)システムで部門コード別,アク
ティビティ番号別,タスク番号別の標準原価を算出する
ために必要なすべての社員についての情報を保有する。
号であり,センター1のWEBサーバ13にアクセスす
る場合に必須のデータである。
番号別・タスク番号別の作業時間がどの部門に属するか
を識別するためのものである。
単価の階級を表している。人件費ランクに対応する実際
の金額は,単価マスタ(図8:10M4)に保有されて
いる。
れは社員マスタ(図7:10M3)の人件費ランクの金
額情報を保有している。人件費ランクは,人件費単価
(円/時間)と建物費単価(円/時間)とから構成され
ている。人件費単価(円/時間)および建物費単価(円
/時間)は,いずれも一時間当たりの標準原価である。
これらの和が標準単価になる。
す。これはチャージ先部門の営業活動をプロジェクト
(業務番号)単位に採算把握するために保有する業務番
号単位の情報である。間接費管理(配賦)システムで
は,部門(チャージ先部門)以外に,プロジェクト(業
務番号)に対するコスト配賦も行うことができる。その
場合に,どのプロジェクトかを識別するのが業務番号で
ある。業務名称は,業務番号と一対一の関係にある名称
である。
管する部門(現業部門)を指す。1つのプロジェクトで
も複数の部門にわたるときには,個々の部門に対して別
個の業務番号が付けられる(この関連付けデータは別に
格納されている(図示略))。
ンデータについて述べる。
1)を示す。これはすべての会計伝票データファイルで
あり,チャージ元部門コード,計上年月,管理会計行番
号,実績コスト金額,業務番号,明細テキストなどの項
目がある。業務番号にデータが設定されている場合,ま
たは明細テキストに“ABC=XXXXYY”(XXX
X:アクティビティ番号,YY:タスク番号)の設定が
ある場合,当該実績コスト金額は直接割当ての扱いとな
る。
0D2)を示す。これはチャージ元部門コード別,アク
ティビティ番号別,タスク番号別に社員が日々入力した
作業時間(時間)を保有している。
のプロジェクトや特定の部門のものとして認識したい場
合に使用するエリアである。プロジェクトの場合には
“W=xxxxx”の形式でデータが設定される。たと
えば,プロジェクト:R0095に対し,5時間の作業
時間が記憶されている。部門の場合には“B=yyyy
yy”の形式でデータが設定される。たとえば,部門:
173000に対し,3時間の作業時間が記憶されてい
る。
ーバ10の日次作業実績登録画面(図26:10N1)
で行う。
る。
M1)を示す。これは本社部門間接費をどのアクティビ
ティ番号,タスク番号からどのような方法でチャージ先
部門に配賦するかという規則を設定するマスタである。
データは,チャージ元部門コード別,アクティビティ番
号別,タスク番号別に保有される。それ以外の項目につ
いてはABC集約部門コード単位で同一のデータ(内
容)が設定されている。ABC集約部門コードは,部門
マスタ(図5:10M1)の同項目にリンクしている
(同じである)。
ティビティ・タスクマスタ(図6:10M2)から本社
部門の業務活動として相応しいコードが選ばれ,チャー
ジ元部門コード別に設定されている。
5:10M1)のABC集約部門で束ねられたすべての
部門コードがリンクする。
ィビティ番号,タスク番号に対応する名称で,アクティ
ビティ・タスクマスタ(図6:10M2)の同項目とリ
ンクしている(同じである)。
ク番号の組み合わせで本社部門の間接費をチャージ先部
門にチャージする際の予定チャージレートの(後述す
る)単位を表している。
タイプである(種類を表わす)。例を示せば次の通りで
ある。“00”(通常)は,チャージ先部門毎にコスト
・ドライバ量を設定する場合に使用する。“02”(事
業本部投入資源)は,コスト・ドライバ量をチャージ先
部門別に設定せず,チャージ先部門間で間接費をシェア
(一定比率)する場合に使用する。“05”(部門社員
数)は,コスト・ドライバ量がチャージ先部門別の社員
数である場合に使用する。
ードなのか,事業本部付の部門コードなのかを識別する
ために使用する。
がもつ業務的な性格をユーザ(ABCの業務担当者)が
設定する場合に使用する。図示の例は0(業務的プロセ
ス)と1(戦略的プロセス)に分別したものである。
す。これはチャージ先部門別のコスト・ドライバ量が機
械的に(作業者が入力しなくても)取得できる場合に使
用するマスタである。ここには,予めいくつかのパター
ン(データ種別,データ種別枝番)が準備されており,
本社アクティビティマスタ(図10:11M1)のアク
ティビティ番号,タスク番号のうち,自動的に取得でき
るものについて記述されている。関連キーは,ABC集
約部門コード+アクティビティ番号+タスク番号であ
る。データ種別は,自動取得の種類であり,データ種別
枝番はさらにコスト・ドライバ量を細分化する種類であ
る。
3)を示す。これは本社部門のアクティビティ番号・タ
スク番号に本社部門の特定プロジェクト(業務番号)と
ともに入力された間接費を割当てる場合に使用する。
M5)に登録済みであり,かつ業務番号の業務所管部門
コードとチャージ元部門コードは一致している。
アクティビティマスタ(図10:11M1)のアクティ
ビティ番号,タスク番号に一致する。
M5)の業務名称と一致する。
4)を示す。これは,ABC集約部門コード別,チャー
ジ元部門コード別,アクティビティ番号別,タスク番号
別,計上年度別,月別のチャ−ジ予算(本社部門間接費
をチャージ先部門に配賦する予算)を保有している。チ
ャージ予算は,予定チャージレートと予定コスト・ドラ
イバ量から構成されている。これらの積のチャージ元部
門ごとの合計がチャージ予算(売上げ予算に相当)であ
る。
ース・ドライバ)方法を定義する情報を保有している。
計上されたコストを,間接割当てする場合の配分基準で
ある。例えば“0”(比率設定通常)は,チャージ元部
門コード内のアクティビティ番号・タスク番号間で予め
構成比率(パーセント)を設定する方法である。
ージ元部門コード別,アクティビティ番号別,タスク番
号別に入力された作業時間の構成比率を機械的に取得す
る方法である。参照部門コードは,あるチャージ先部門
コードに設定された比率設定区分を,同じABC集約部
門コード内の別のチャージ元部門コードが適用する場合
に指定する方法である。
通常)の場合に構成比率を設定するエリアである。
示す。これは間接費管理(配賦)システムで部門別社員
数を算出するために必要な情報を保有する。
号である。部門コードは,社員がどの部門に属するかを
認識する為の所属部門コードである。人員は,最大1.
0人で,2部門に跨って所属する場合,1.0人を部門
間で分割する。
ァイルについて説明する。
を示す。これはデータ種別別,データ種別枝番別,計上
年月別,チャージ元部門コード別,アクティビティ番号
別,タスク番号別に実績コスト・ドライバ量が“0”
(ゼロ)以外のレコードのみ保有している。データ種
別,データ種別枝番は,自動取得マスタ(図11:11
M2)のそれらとリンクしている。
(規定内)以外に,本社部門で時間を入力した社員の標
準単価に作業時間を乗じた金額を,指定されたチャージ
先部門コード(規定外/部門)またはチャージ先部門コ
ードが業務所管する業務番号(規定外/業務番号)にチ
ャージする方法がある。これを識別する区分が規定区分
であり,“1”(規定内),“2”(規定外/業務番
号),“3”(規定外/部門)の3つがある。
“3”(規定外/部門)の場合や,規定区分が“1”
(規定内)ではあるが,部門別社員数のようにチャージ
先部門別に実績コスト・ドライバ量がカウントされてい
る場合に,チャージ先の部門コードを保有するエリアで
ある。
“2”(規定外/業務番号)の場合に,規定外チャージ
する業務番号を保有するエリアである。
ティマスタ(図10:11M1)のレート単位に従って
設定されている。
“2”(規定外/業務番号),“3”(規定外/部門)
の場合に,規定外の作業時間入力をした社員の社員番号
を基に,社員マスタ(図7:10M3)および単価マス
タ(図8:10M4)から人件費単価(円/時間)と建
物費単価(円/時間)の合計単価を求め,これに作業時
間を乗じたものを設定するエリアである。
D2)を示す。これは勘定系サーバ10にある取引明細
データファイル(図15:10D1)と日次作業実績デ
ータファイル(図16:10D2)を情報系サーバ11
用にまとめたものである。図15の取引明細データファ
イルの業務番号と明細テキストをアクティビティ番号と
タスク番号に置きかえている。
費)(下から第2行)の場合について標準コスト金額の
設定について説明する。まず,日次作業実績データ(図
16:10D2)のアクティビティ番号別,タスク番号
別の作業時間を入力した社員の社員番号(33344
4)を基に,社員マスタ(図7:10M3)を読む。そ
こで得られた人件費ランク(B)を基に単価マスタ(図
8:10M4)を読み,人件費単価(円/時間)と建物
費単価(円/時間)の合計単価(1,400+400=
1,800)を求める。これに作業時間を乗じて標準コ
スト金額が設定される(1,800×(45+5+3)
=95,400)。
る。後述するMM伝票入力(図27:10N2),(図
28:10N3),FI伝票入力(図29:10N
4),ワークフロー入力画面(社内売買)(図30:1
0N5),ワークフロー入力画面(個人立替)(図3
1:10N6),ワークフロー入力画面(国内出張旅
費)(図32:10N7),ワークフロー入力画面(交
通費精算)(図33:10N8),アクティビティ・業
務番号設定(図35:11N2)によりアクティビティ
番号,タスク番号の指定をした場合,経費計上金額は実
績コスト金額に設定される。
ル(11D3)を示す。これは本社アクティビティマス
タ(図10:11M1)のパターンが”02”(事業本
部投入資源)の場合,実績コスト・ドライバ量をこの配
賦基準に従って配分し,事業本部付部門コードへチャー
ジするために使用する。
付区分が“1”(対象)の事業本部付部門コードについ
て,配賦基準金額と全部門合計金額を保有している。事
業本部付部門コード別の配賦基準金額の合計が全部門合
計金額である。
量の配分時に発生した端数金額を加算する部門コードを
決定するフラグである。“1”が設定されている場合,
その事業本部別部門コードで端数調整することになる。
4)を示す。これは『コスト・ドライバ量の比率配分に
よるチャージ』を実現する為に使用するファイルであ
る。計上年月は,比率配分を適用する年月である。チャ
ージパターン別,チャージ区分別,チャージ先部門コー
ド別に比率配分を保有することができる。チャージ対象
量,総チャージ対象量は,配分比率の根拠となる値であ
り,前者は分子,後者は分母となる。
ライバ量の配分時に発生した端数金額を加算する部門コ
ードを決定するフラグである。“1”が設定されている
場合,その部門コードで端数調整することになる。
ージコストマスタ(図22・図23:11J2)の中
で,チャージ先部門コードが未決定のもの(たとえば,
図22の第1行)を対象として,チャージパターン(0
2),チャージ区分(0)をキーとしてチャージ比率フ
ァイルを読み,チャージ先部門コード(113500と
162000)を取得する。それと同時に,チャージコ
ストマスタ(図22・図23:11J2)の実績チャー
ジコスト金額(225,000),実績コスト・ドライ
バ量(45.0)に,チャージ対象量(6,600,0
00と4,400,000)を乗算後,計算結果を総チ
ャージ対象量(11,000,000)で除算し,チャ
ージ先部門コード別の実績チャージコスト金額(13
5,000と90,000),実績コスト・ドライバ量
(27.0と18.0)を求め,その結果を配賦実績明
細(図24・図25:11J3)の同項目(第1行,第
2行)に設定する。
ョンデータファイルについて説明する。
示す。これは,コスト割当て機能の結果として,計上年
月別,チャージ元部門コード別,アクティビティ番号
別,タスク番号別,管理会計行番号別に,間接割当て機
能による間接割当コスト金額と,直接割当て機能による
直接割当コスト金額を保有するマスタである。
(人件費)のものについては,実績コストデータ(図1
8:11D2)に保有するアクティビティ番号別,タス
ク番号別の標準コスト金額が直接割当コスト金額に設定
される。これは本社部門間接費の直接割当て機能であ
る。
述するMM伝票入力画面(図27:10N2),(図2
8:10N3),FI伝票入力画面(図29:10N
4),ワークフロー入力画面(社内売買)(図30:1
0N5),ワークフロー入力画面(個人立替)(図3
1:10N6),ワークフロー入力画面(国内出張旅
費)(図32:10N7),ワークフロー入力画面(交
通費精算)(図33:10N8),アクティビティ・業
務番号設定画面(図35:11N2)によりアクティビ
ティ番号,タスク番号の指定をした場合,経費計上金額
(入力された金額)が直接割当コスト金額に設定され
る。これも本社部門間接費の直接割当て機能である。
番号の指定がない場合は,後述する予定チャージレート
登録画面(1)(図36:11N3),(図37:11
N4)の比率設定区分,比率,参照部門などによって,
経費計上金額をアクティビティ番号別,タスク番号別に
比率配分後,間接割当コスト金額として設定される。こ
れは,本社部門間接費の間接割当て機能である。比率設
定区分,比率,参照部門コード等の情報は,コストドラ
イバマスタ(図13:11M4)に保有されている。
(11J2)を示す。これは,計上年月別,チャージ元
部門別,アクティビティ番号別,タスク番号別,チャー
ジ先部門コード別に,チャージパターン,チャージ区
分,規定区分,指定業務番号,指定部門コード,実績コ
ストドライバ量,予定チャージレート,実績チャージコ
スト金額,標準コスト金額を保有している。この中で,
チャージパターンが“02”(事業本部投入資源)のも
のは,最終のチャージ先部門コードが決定していない状
態にある。規定区分が“2”(規定外/業務番号)の場
合には指定業務番号に,“3”(規定外/部門)の場合
には指定部門コードにそれぞれ値がセットされる。
(11J3)を示す。これは,チャージコストマスタ
(図22・図23:11J2)のチャージパターンが0
2(事業本部投入資源)のレコードについて,事業本部
投入資源配賦基準(図19:11D3)の部門コード,
配賦基準金額,全部門合計金額に基いて実績コストドラ
イバ量を配分し,その結果を実績コストドライバ量に置
き換えたものである。
4に示す。これらの入,出力画面は基本的には社員PC
の表示装置に表示されるが,各種サーバ10〜13の表
示装置に表示することもできる。
作業実績登録画面(図26:10N1),MM伝票入力
画面((図27:10N2),(図28:10N
3)),FI伝票入力画面(図29:10N4),4つ
のワークフロー入力画面((社内売買)(図30:10
N5),(個人立替)(図31:10N6),(国内出
張旅費)(図32:10N7),(交通費等精算)(図
33:10N8))がある。
用することにより,作業内容別(アクティビティ番号
別,タスク番号別)に作業時間を入力したり,会計伝票
を入力する。ここで入力されたデータは,勘定系サーバ
に保存された後,情報系サーバに渡り,アクティビティ
番号別・タスク番号別のコストとして認識される。
アクティビティマスタ登録画面(図34:11N1),
アクティビティ・業務番号設定画面(図35:11N
2),予定チャージレート登録画面(1)−1,2
((図36:11N3),(図37:11N4)),予
定チャージレート登録画面(2)(図38:11N
5),実績コストドライバ量登録画面(図39:11N
6),出力指示メニューとしてABC実績照会画面(図
40:11S1)がある。
4:11N1),アクティビティ・業務番号設定画面
(図35:11N2)は,間接費配賦システムの制度運
用を管轄する企画部の特定権限を保有した社員のみがア
クセス可能である。各本社部門からの登録や変更の申請
内容を社内の認定会議に付議し,了承された場合,企画
部の担当社員が申請内容に従って随時,これらの画面に
入力する。
定チャージレートおよび予定コストドライバ量の予定計
画値を,予定チャージレート登録画面(1)−1,2
((図36:11N3),(図37:11N4)),予
定チャージレート登録画面(2)(図38:11N5)
などの画面を使用して入力する。
以下に述べる帳票系サーバ12の出力画面の指示画面で
ある。本社部門,現業部門のいずれの社員もこの画面に
アクセスすることができる。
ャージ先部門別一覧画面(図41:12S1),チャー
ジ先部門別明細画面(図42:12S2),チャージ元
部門別一覧画面(図43:12S3),チャージ元部門
別明細画面(図44:12S4),アクティビティ・タ
スク別ABC損益明細画面(図45:12S5)があ
る。
費配賦処理後,前記のABC実績照会画面(図40:1
1S1)でこれらの画面を指定し,アクティビティ番号
別,タスク番号別の配賦結果を確認する。
て,その役割と意義を説明する。
0N1)を示す。これは日々の作業実績をアクティビテ
ィ番号,タスク番号を使用して時間で入力する画面であ
る。部門,登録対象者,作業日は,社員が社員番号と作
業日付をもとにWEBサーバにログインした内容をもと
に,この画面が選択された時点で設定(表示)される。
為に入力する。またこの勤務時間はアクティビティ番号
別,タスク番号別の作業時間の合計時間と照合(チェッ
ク)される。
る。業務番号の入力が無くかつアクティビティ番号別タ
スク番号別の作業時間入力がある場合(アクティビティ
番号とタスク番号の入力は必須である),社員の社員番
号をキーとして社員マスタ(図7:10M3を読み,そ
こで得られた人件費ランクをキーとして単価マスタ(図
8:10M4)を読む。そこで得られた人件費単価(円
/時間)と建物費単価(円/時間)の合計単価と,アク
ティビティ番号別,タスク番号別の作業時間を乗じたも
のが,社員の所属するチャージ元部門コードのアクティ
ビティ番号別,タスク番号別標準コスト金額となる。
ィ番号別,タスク番号別の作業時間の入力がある場合,
社員の社員番号で(をキーとして)社員マスタ(図7:
10M3)を読み,そこで得られた人件費ランクで(を
キーとして)単価マスタ(図8:10M4)を読む。そ
こで得られた人件費単価(円/時間)と建物費単価(円
/時間)の合計単価と,アクティビティ番号別,タスク
番号別の作業時間を乗じたものが,社員の所属するチャ
ージ元部門コードの標準コスト金額となる。(業務番号
とアクティビティ番号/タスク番号とは図35に示す画
面における入力により関連づけられている。)
部門コード別,アクティビティ番号別,タスク番号別に
標準コスト金額が割当てられるのに対し,業務番号を入
力した場合は,業務番号の業務所管部門(チャージ元部
門コード)に対して標準コスト金額が割当てられる。
Dの入力の状態によって,実績自動取得データ(図1
7:11D)に保有する3つの規定区分である“1”
(規定内),“2”(規定外/業務番号),“3”(規
定外/部門)のいずれかに識別される。
ィビティ番号,タスク番号別の作業時間は,“1”(規
定内)のみの扱いとなり,標準コスト金額は1種類のみ
作成される。
@は業務番号,たとえばW=R0095)”が入力(設
定)された場合,該当アクティビティ番号,タスク番号
別の作業時間は,“1”(規定内)と“2”(規定外/
業務番号)の両方の扱いとなり,2種類の標準コスト金
額が作成される。
ージ先部門コード,たとえばB=173000)”が入
力(設定)された場合,該当アクティビティ番号別,タ
スク番号別の作業時間は,“1”(規定内)と“3”
(規定外/部門)の両方の扱いとなり,2種類の標準コ
スト金額が作成される。
績コストデータファイル(図18:11D2)にセット
される。“2”(規定外/業務番号),“3”(規定外
/部門)の追加チャージ分の標準コスト金額は,実績自
動取得データファイル(図17:11D1)にセットさ
れる。
は任意である。
を示す(MMはMaterial Management ,在庫購買管理,
購買発注,の略)。これは一般経費等を経費計上する画
面である。経費計上するチャージ元部門コードは,社員
が社員番号をもとにWEBサーバにログインした内容を
もとに,この画面が選択された時点で設定(表示)され
る。
仕入先コードは,発注先のコードであり,仕入先名称で
ある。購買発注明細は,一画面で複数行の入力ができる
ようになっている。明細は十番単位の明細行管理番号で
ある。品目コードは,経費計上時の管理会計行番号にリ
ンクしている。テキストは発注する内容である。購買発
注数量は,同一明細行内での発注数量である。納入期日
は経費計上の予定日である。正味価格は,消費税を除く
本体価格である。
を示す。これはMM伝票入力画面1(図27:10N)
で明細行を選択することによって,該当の明細にアクテ
ィビティ番号,タスク番号の指定をする画面である。
入力画面1(図27:10N2)の同一項目と同義であ
る。
YY”と設定した場合(直接割当になる),正味価格
は,計上年月別,チャージ元部門コード別,管理会計行
番号別,アクティビティ番号別“XXXX”,タスク番
号別“YY”に,取引明細データファイル(図15:1
0D1)にセットされ,その後の処理により,実績コス
トデータファイル(図18:11D2)の実績コスト金
額に(として),さらに実績コストマスタ(図21:1
1J1)の直接割当コスト金額に(として)それぞれ設
定される。MM伝票入力画面2(図28:10N3)の
ABC会計コードに入力がない場合(間接割当となる)
と,MM伝票入力画面1(図27:10N2)で,MM
伝票入力画面2(図28:10N3)の入力選択をしな
かった場合(間接割当となる)は,正味価格は計上年月
別,チャージ元部門コード別,管理会計行番号別に取引
明細データファイル(図15:10D1),実績コスト
データファイル(図18:11D2)の実績コスト金額
に設定される。
示す(FIはFinantial Accounting,財務会計の略であ
る))。これは勘定コードを使用した,会計伝票形式の
入力画面である。いずれにしても,外部への直接の支払
に関する金額(経費)の計上はMM伝票またはFI伝票
で行なわれる。勘定コードは,管理会計行番号とリンク
している。図29に図示の例では,消耗品の経費を金額
“1,500円”,数量“1.0”で,チャージ元部門
コード“109700”に,4月16日の起算日で計上
している。
設定した場合,金額は計上年月別,チャージ元部門コー
ド別,管理会計行番号別,アクティビティ番号別“XX
XX”,タスク番号別“YY”に,取引明細データファ
イル(図15:10D1),実績コストデータファイル
(図18:11D2)の実績コスト金額に,実績コスト
マスタ(図21:11J1)の直接割当コスト金額にそ
れぞれ設定される。
ない場合,金額は計上年月別,チャージ元部門コード
別,管理会計行番号別に取引明細データファイル(図1
5:10D1),実績コストデータファイル(図18:
11D2)の実績コスト金額に設定される。
売買(図30:10N5),個人立替(図31:10N
6),国内出張旅費(図32:10N7),交通費等精
算(図33:10N8)の入力画面であり,グループウ
ェアソフトを共通的に利用して作成した,経費伺の回議
申請用入力画面である。
買)(10N5)を示す。これは社内取引(たとえば,
本社部門が現業部門または本社部門から仕入れた場合,
システム構築など)を行う場合に使用する申請画面であ
る。申請種別は,この申請が新規のものか既に回議済の
ものかを指定する。計上年月は,社内取引を社内売上部
門データの部門コードと社内仕入部門データの部門コー
ドの両方に共通する年月である。
09200”が,XY開発第一G部門“106100”
から100,000円の社内仕入をする場合の入力を示
している。
(8052/01)に入力があることから,金額10,
000は計上年月別,チャージ元部門コード別,管理会
計行番号別,アクティビティ番号別“8052”,タス
ク番号別“01”に,取引明細データファイル(図1
5:10D1),実績コストデータファイル(図18:
11D2)の実績コスト金額に,実績コストマスタ(図
21:11J1)の直接割当コスト金額にそれぞれ設定
される。
合,金額は計上年月別,チャージ元部門コード別,管理
会計行番号別に取引明細データファイル(図15:10
D1),実績コストデータファイル(図18:11D
2)の実績コスト金額に設定される。
後,回議開始ボタンを押せば予め定められた回議ルート
でワークフローが起動される。キャンセルボタンを押せ
ば,入力内容が破棄され画面が終了する。
替)(10N6)を示す。これは部門の経費を個人が立
て替えた場合に事後申請を行い,部門の経費に付け替え
るための画面である。
33444”,社員名“特許太郎”が,単価1,000
円の立替品名“ケーブル”を1個,消費税込みで1,0
50円で立替購入し,税区分“仮払消費税(5%)”,本
体価格合計1,000円,消費税50円のあわせて1,
050円の立替金合計を,勘定科目名“消耗品”とし
て,部門コード“108400”,部門名“情報システ
ム部(大阪)”に経費付替したものである。経費(任意
入力)のアクティビティ/タスクに入力があることか
ら,立替金合計は計上年月別,チャージ元部門コード
別,管理会計行番号別,アクティビティ番号別“805
5”,タスク番号別“01”に,取引明細データファイ
ル(図15:10D1),実績コストデータファイル
(図18:11D2)の実績コスト金額に,実績コスト
マスタ(図21:11J1)の直接割当コスト金額に設
定される。アクティビティ/タスクに入力がない場合,
立替金合計は計上年月別,チャージ元部門別,管理会計
行番号別に取引明細データファイル(図15:10D
1),実績コストデータファイル(図18:11D2)
の実績コスト金額に設定される。
る。これらの入力後,回議開始ボタンを押せば予め定め
られた回議ルートでワークフローが起動される。キャン
セルボタンを押せば,入力内容が破棄され画面が終了す
る。
旅費)(10N7)を示す。これは国内出張時の旅費・
交通費を申請するための入力画面である。申請種別は,
この申請が新規のものか既に回議済のものかを指定す
る。
444”,社員名 “特許太郎”が,部門コード“20
9701“,部門名”人事総務部(東京その他)“を経
費負担部門として,1999年4月1日の9:00から
18:00の日程で,人事システム改定打合せの出張理
由で大阪本社に出張したものである。アクティビティ/
タスクに入力があることから,出張旅費は計上年月別,
チャージ元部門コード別,管理会計行番号別,アクティ
ビティ番号別“8001”,タスク番号別“19”に,
取引明細データファイル(図15:10D1),実績コ
ストデータファイル(図18:11D2)の実績コスト
金額に,実績コストマスタ(図21:11J1)の直接
割当コスト金額にそれぞれ設定される。
合,出張旅費は計上年月別,チャージ元部門コード別,
管理会計行番号別に取引明細データファイル(図15:
10D1),実績コストデータファイル(図18:11
D2)の実績コスト金額に設定される。
後,回議開始ボタンを押せば予め定められた回議ルート
でワークフローが起動される。キャンセルボタンを押せ
ば,入力内容が破棄され画面が終了する。
精算)(10N8)を示す。これは市内交通費を実費立
替後に申請し,立替分の本体価格合計を部門の経費に付
け替えるための画面である。この例は,立替者の社員番
号“333444”,社員名“特許太郎”が,1999
年4月15日に,YY年度決算打合せの目的でXX会計
社に地下鉄で○から△まで乗車した際の一般交通費60
0円を,本体価格571円,消費税29円で部門コード
“110800”,部門名名称“財務経理部(大阪)”
に経費付替したものである。経費(任意入力)のアクテ
ィビティ/タスクに入力があることから,600円は計
上年月別,チャージ元部門コード別,管理会計行番号
別,アクティビティ番号別“8007”,タスク番号別
“07”に,取引明細データファイル(図15:10D
1),実績コストデータファイル(図18:11D2)
の実績コスト金額に,実績コストマスタ(図21:11
J1)の直接割当コスト金額にそれぞれ設定される。
合,600円は計上年月別,チャージ元部門コード別,
管理会計行番号別に取引明細データファイル(図15:
10D1),実績コストデータファイル(図18:11
D2)の実績コスト金額に設定される。
後,回議開始ボタンを押せば予め定められた回議ルート
でワークフローが起動される。キャンセルボタンを押せ
ば,入力内容が破棄され画面が終了する。
て説明する。
(修正,追加)画面(11N1)を示す。これは間接費
管理(配賦)システムの中で最も重要なマスタ情報を設
定する画面である。設定項目は,ABC集約部門コード
別,チャージ元部門コード別,アクティビティ番号別,
タスク番号別の,アクティビティ名称,タスク名称,コ
ストドライバ名称,レート単位,チャージパターン,チ
ャージ区分,属性,データ種別,データ種別枝番であ
る。ここでの入力データは,本社アクティビティマスタ
(図10:11M1),自動取得マスタ(図11:11
M2)に設定される。
(修正,追加)画面(11N2)を示す。これはチャー
ジ元部門で発生する経費が業務番号単位にデータ上識別
されている場合,経費計上金額を,チャージ元部門コー
ド別,アクティビティ番号別,タスク番号別に直接割当
てするための画面である。
番号マスタ(図12:11M3)に設定される。すなわ
ち,業務番号を入力すれば,アクティビティ番号,タス
ク番号を入力しなくても,この画面で定義されたアクテ
ィビティ/タスクに直接割当てされることになる。
12:11M3)に設定されている業務番号で,取引明
細データファイル(図15:10D1)の業務番号を検
索し,経費計上金額をチャージ元部門コード,アクティ
ビティ番号,タスク番号の情報を基に,計上年月別,チ
ャージ元部門コード別,アクティビティ番号別,タスク
番号別,管理会計行番号別に,実績コストマスタ(図2
1:11J1)の直接割当コスト金額に設定することに
より実現する。
09700”,チャージ元部門名称“人事総務部(大
阪)”のアクティビティ番号“8000”,タスク番号
“01”に,業務番号“R0097”を関連付けしたも
のである。取引明細データファイル(図15:10D
1)の業務番号“R0097”が,アクティビティ番号
“8000”,タスク番号“01”に関連付けられた結
果として(図15の第3行),実績コストマスタ(図2
1:11J1)に,計上年月“199904”,チャー
ジ元部門コード別“109700”,アクティビティ番
号“8000”,タスク番号“01”,直接割当コスト
金額“3,000円”が設定される(図21の第2
行)。
かつ業務番号のみが入力された場合,前述の予定チャー
ジレート登録画面(1)(図36:11N3),(図3
7:11N4)の比率設定区分,比率,参照部門コード
の内容により,経費計上金額は実績コストマスタ(図2
1:11J1)の間接割当コスト金額にアクティビティ
番号別,タスク番号別に比率配分された結果が設定され
る。(上述のように,アクティビティ番号,タスク番号
が入力されれば直接割当となる。)
所管部門コードと等しいかを業務情報マスタ(図9:1
0M5)で照合し,存在した場合にのみ関連付けが可能
である。業務名称は業務情報マスタ(図9:10M5)
の業務名称をさらに詳細に定義する場合に使用する。
追加)画面(1)―1(11N3)を示す。これは入力
年度別,計上年月別,チャージ元部門コード別,アクテ
ィビティ番号別,タスク番号別に予定チャージレートと
予定コストドライバ量を登録する画面である。
を選択した時点で,本社アクティビティマスタ(図1
0:11M1),コストドライバマスタ(図13:11
M4)の登録内容から画面上のすべての項目が編集さ
れ,表示される。また,ここでの登録内容は,コストド
ライバマスタ(図13:11M4)に設定される。
計上されたコストを,間接割当てする場合に使用する配
分基準である。例えば“0”(比率設定通常)は,チャ
ージ元部門コード内のアクティビティ番号・タスク番号
間で予め構成比率(パーセント)を設定する方法であ
る。図示の例では,チャージ元部門コード“10970
0”,チャージ元部門名称“人事総務部(大阪)”で定
義されているアクティビティ番号・タスク番号のうち,
“8000−01”,“8001−01”,“8001
−19”についてそれぞれ50%,30%,20%の比
率が設定されている。
(比率設定通常)の場合にのみ,構成比率を設定するエ
リアである。この場合,このチャージ元部門コードで計
上されたコストは,直接割当て指定分コストを除き,こ
れらのアクティビティ番号別,タスク番号別に比率によ
り配分されることになる。
1J1)で示せば,次のようになっている。計上年月
別,チャージ元部門コード別,アクティビティ番号別,
タスク番号別に間接割当コスト金額を合計すると,チャ
ージ元部門“109700”においては,“8000−
01”,“8001−01”,“8001−19”でそ
れぞれ68,623円,41,173円,27,450
円であり,上記で設定した50%,30%,20%の比
率となっている。
ードに設定された比率設定区分を,同じABC集約部門
内の別のチャージ元部門コードが適用する場合に使用す
る。この例は,以降の予定チャージレート登録画面
(1)−2(図37:11N4)で示す。
(1)−2(11N4)を示す。これは予定チャージレ
ート登録画面(1)で,比率設定区分が“1”(比率設
定部門参照)の場合の例である。
コード別,アクティビティ番号別,タスク番号別に予定
チャージレートと予定コストドライバ量を登録する画面
である。
を選択した時点で,本社アクティビティマスタ(図1
0:11M1),コストドライバマスタ(図13:11
M4)の登録内容から画面上のすべての項目が編集され
表示される。また,ここでの登録内容は,コストドライ
バマスタ(図13:11M4)に設定される。
計上されたコストを,間接割当てする場合に使用する配
分基準である。この例では,チャージ元部門コード“2
09701”,チャージ元部門名称“人事総務部(東京
その他)”が,同一のABC集約部門設定であるチャー
ジ元部門コード“109700”,チャージ元部門名称
“人事総務部(大阪)”のアクティビティ番号・タスク
番号間構成比率(パーセント)の比率を参照することに
より,チャージ元部門コード“209701”で計上し
たコストのうち間接割当コスト金額を,“8000―0
1”,“8001−01”,“8001−19”で50
%,30%,20%に配分される。
間のチャージ元部門コード内のアクティビティ番号別,
タスク番号別の構成比率である“2”(日次作業時間比
率)や,“2”で設定された部門の日次作業時間比率を
参照する“3”(日次作業時間比率部門参照),さら
に,日次作業時間から算出したアクティビティ番号別,
タスク番号別の標準コスト金額のチャージ元部門コード
内の構成比率を求めた“4”(日次作業時間金額比率)
や,“4”で設定された部門の日次作業時間金額比率を
参照する“5”(日次作業時間金額比率部門参照)など
がある。これらの情報は,コストドライバマスタ(図1
3:11M4)および,日次作業実績データファイル
(図16:10D2)の計上年月別,部門コード別,ア
クティビティ番号別タスク番号別の作業時間(時間),
標準コスト金額を使用して比率を算出する。
(2)(11N5)を示す。これは入力年度別,計上年
月別,チャージ元部門コード別,アクティビティ番号
別,タスク番号別に予定チャージレートと予定コストド
ライバ量を登録する画面である。予定チャージレート登
録画面(1)―1(図36:11N3)が,チャージ元
部門コード別アクティビティ番号別,タスク番号別に入
力するのに対し,予定チャージレート登録画面(2)
(図38:11N5)は,ABC集約部門コードとアク
ティビティ番号,タスク番号を予め決めておき,ABC
集約部門で束ねられたチャージ元部門別コードに入力す
るとことができる。
ィビティ番号,タスク番号を基にこの画面を選択した時
点で,本社アクティビティマスタ(図10:11M
1),コストドライバマスタ(図13:11M4)の登
録内容から画面上のすべての項目が編集され表示され
る。また,ここでの登録内容は,コストドライバマスタ
(図13:11M4)に設定される。
ド“109700”の計上年月別の予定チャージレー
ト,予定コストドライバ量をチャージ元部門コード“2
09700”にすべてコピーしたい場合,コピー元のコ
ピー指示エリアに“C”,コピー先指示エリアに“P”
を指定する。コピー元の指定は1つのみ可能であるが,
コピー先の指定は複数可能である。
(11N6)を示す。これはチャージ先部門に対する配
賦(チャージ)を行う場合の実績コストドライバ量を,
自動取得ではなく計上年月別,チャージ元部門コード
別,アクティビティ番号別,タスク番号別,チャージ先
部門コード別に実績値登録するための画面である。すな
わち,月間集計を手入力し,個人が入力した時間データ
よりもこの入力が優先する。
ドを選択することにより,チャージ元部門の,実績値登
録型のアクティビティ番号,タスク番号,アクティビテ
ィ名称,タスク名称,レート単位,予定コストドライバ
量が予め表示される。
号,タスク番号で,本社アクティビティマスタ(図1
0:11M1)を検索し,チャージパターンが“00”
(通常)の場合で,かつ自動取得マスタ(図11:11
M2)に存在しない場合,実績値登録型となり,画面表
示されることになる。予定コストドライバ量は,コスト
ドライバマスタ(図13:11M4)の該当計上年月か
ら設定される。
門別に入力した結果は,チャージコストマスタ(図2
2:11J2)に計上年月別,チャージ元部門コード
別,アクティビティ番号別,タスク番号別,チャージ先
部門別の実績コストドライバ量として設定される。
次のものがある。
面)(11S1)を示す。これは,帳票系サーバ12の
チャージ先部門別一覧表示画面(図41:12S1),
チャージ先部門別明細表示画面(図42:12S2),
チャージ元部門別一覧表示画面(図43:12S3),
チャージ元部門別明細表示画面(図44:12S4),
アクティビティ・タスク別ABC損益明細表示画面(図
45:12S5)の選択メニュー画面である。ラジオボ
タンにより,いずれかの帳票(表示画面)を選択する。
4桁の西暦年と2桁の月で指定する。
12S1),チャージ先部門別明細表示画面(図42:
12S2)を選択した場合,部門指定区分は“1”(部
門コード)または“3”(グループ)が指定できる。
12S3),チャージ元部門別明細表示画面(図44:
12S4),アクティビティ・タスク別ABC損益明細
表示画面(図45:12S5)を選択した場合,部門指
定区分は“1”(部門コード)または“2”(ABC集
約部門)が指定できる。
合は,対象部門は部門マスタ(図5:10M1)の部門
コードが指定できる。
の場合は,対象部門は部門マスタ(10M1)のABC
集約部門が指定できる。
は,対象部門は部門マスタ(10M1)のグループが指
定できる。
門別明細表示画面(図42:12S2),チャージ元部
門別明細表示画面(図44:12S4)を選択する場合
に必須である。アクティビティ・タスク別ABC損益明
細表示画面(図45:12S5)を選択する場合は任意
である。それ以外を選択する場合は入力不可である。
いて説明する。
(12S1)を示す。これはABC実績照会表示画面
(図40:11S1)で指定された条件で配賦実績明細
(図24・25:11J3)を抽出し,チャージ先部門
から見た配賦実績の一覧照会をする画面である。
部門指定区分を“1”(部門コード),対象部門を“1
73000”で指定し,配賦実績明細(図24・25:
11J3)の計上年月が“199904”,チャージ先
部門コードが“173000”のレコードを抽出し照会
したものである。
の部門名称,部門コードより表示される。部門指定区分
は“1”(部門コード)のため“部門コード指定”が表
示される。
イバー名,レート単位は,本社アクティビティマスタ
(図10:11M1)のそれぞれアクティビティ名称,
タスク名称,アクティビティ番号,タスク番号,コスト
ドライバ名称,レート単位が表示される。
チャージ料金(円),規定外チャージ料金(円)は,配
賦実績明細(図24・25:11J3)のそれぞれ予定
チャージレート,実績コストドライバ量,実績チャージ
コスト金額,標準コスト金額が表示される。
小計行とチャージ先部門の合計行があり,規定内チャー
ジ料金(円)と規定内チャージ料金(円)のみ合計表示
される。
(12S2)を示す。これはABC実績照会表示画面
(図40:11S1)で指定された条件でチャージコス
トマスタ(図22・図23:11J2),配賦実績明細
(図24・25:11J3)を抽出し,チャージ先部門
から見た配賦実績の明細照会をする画面である。
部門指定区分を“1”(部門コード),対象部門を“1
73000”,アクティビティ・タスクを“8001−
01”で指定し,チャージコストマスタ(図22・2
3:11J2),配賦実績明細(図24・25:11J
3)の,計上年月“199904”,チャージ先部門コ
ード“173000”,アクティビティ番号“800
1”,タスク番号“01”のレコードを抽出し照会した
ものである。
の部門名称,部門コードが表示される。部門指定区分は
“1”(部門コード)のため“部門コード指定”が表示
される。
イバー名,レート単位,チャージパターン,チャージ区
分は,本社アクティビティマスタ(図10:11M1)
のそれぞれアクティビティ名称,タスク名称,アクティ
ビティ番号,タスク番号,コストドライバ名称,レート
単位,チャージパターン,チャージ区分が表示される。
11J3)の規定区分が“1”(規定内)のレコードが
表示される。チャージ元部門の部門名称は,部門マスタ
(図5:10M1)より取得し表示される。チャージ元
部門コード,チャージレート,コストドライバ,チャー
ジ料金(円)は,配賦実績明細(図24・25:11J
3)のそれぞれチャージ元部門,予定チャージレート,
実績コストドライバ量,実績チャージコスト金額が表示
される。
(図22・23:11J2)の規定区分が“2”(規定
外/業務番号),“3”(規定外/部門)のレコードが
それぞれ表示される。図示の例では,規定区分“3”
(規定外/部門)が抽出されたため,規定外の表示は,
部門:173000となっている。規定区分が“2”
(規定外/業務番号)の場合は,業務番号:XXXXX
の形式の表示となる。
門コード,チャージレート,コストドライバ,チャージ
料金(円)は,チャージコストマスタ(図22・23:
11J2)のそれぞれ指定部門,予定チャージレート,
実績コストドライバ量,標準コスト金額が表示される。
小計行とチャージ先部門の合計行がありチャージ料金
(円)のみ合計表示される。
(図43:12S3)を示す。これはABC実績照会画
面(図40:11S1)で指定された条件で配賦実績明
細(図24・25:11J3)を抽出し,チャージ元部
門から見た配賦実績の一覧照会をする画面である。
部門指定区分を“1”(部門コード),対象部門を“1
09700”で指定し,配賦実績明細(図24・25:
11J3)の計上年月が“199904“,チャージ元
部門コードが”109700“のレコードを抽出し照会
したものである。
の部門名称,部門コードが表示される。部門指定区分は
“1”(部門コード)のため“部門コード指定”が表示
される。
イバー名,レート単位は,本社アクティビティマスタ
(図10:11M1)のそれぞれアクティビティ名称,
タスク名称,アクティビティ番号,タスク番号,コスト
ドライバ名称,レート単位が表示される。
チャージ料金(円),規定外チャージ料金(円)は,配
賦実績明細(図24・25:11J3)のそれぞれ予定
チャージレート,実績コストドライバ量,実績チャージ
コスト金額,標準コスト金額が表示される。
ードの合計行があり,規定内チャージ料金(円)と規定
内チャージ料金(円)のみ合計表示される。
(図44:12S4)を示す。これはABC実績照会画
面(図40:11S1)で指定された条件でチャージコ
ストマスタ(図22・23:11J2),配賦実績明細
(図24・25:11J3)を抽出し,チャージ元部門
から見た配賦実績の明細照会をする画面である。
部門指定区分を“1”(部門コード),対象部門を“1
09700”,アクティビティ・タスクを“8001−
01”で指定し,チャージコストマスタ(図22・2
3:11J2),配賦実績明細(図24・25:11J
3)の,計上年月“199904“,チャージ先部門コ
ード”109700“,アクティビティ番号”8001
“,タスク番号”01“のレコードを抽出し照会したも
のである。
の部門名称,部門コードが表示される。部門指定区分は
“1”(部門コード)のため“部門コード指定”が表示
される。
イバー名,レート単位,チャージパターン,チャージ区
分は,本社アクティビティマスタ(図10:11M1)
のそれぞれアクティビティ名称,タスク名称,アクティ
ビティ番号,タスク番号,コストドライバ名称,レート
単位,チャージパターン,チャージ区分が表示される。
実績明細(図24・25:11J3)のチャージ先部門
を,規定外についてはチャージコストマスタ(図22・
23:11J2)の指定部門を基に部門マスタ(図5:
10M1)より部門名称を取得後表示される。
11J3)の規定区分“1”(規定内)のレコードが,
規定内行に表示される。チャージレート,コストドライ
バ,チャージ料金(円)は,配賦実績明細(図24・2
5:11J3)のそれぞれ予定チャージレート,実績コ
ストドライバ量,実績チャージコスト金額が表示され
る。
(図22・23:11J2)の規定区分“2”(規定外
/業務番号),“3”(規定外/部門)のレコードがそ
れぞれ表示される。
100”,部門名称“XY開発第一G”で規定区分が
“2”(規定外/業務番号),チャージ先部門コードが
“173000”,部門名称“QRマーケティング第一
G”で規定区分“3”(規定外/部門)が抽出されたた
め,それぞれ規定外業務番号行,規定外部門行に表示さ
れる。
ト,コストドライバ,チャージ料金(円)は,チャージ
コストマスタ(図22・23:11J2)のそれぞれ予
定チャージレート,実績コストドライバ量,標準コスト
金額が表示される。
合計行があり,コストドライバ,チャージ料金(円)は
規定内,規定外業務番号,規定外部門ごとの合計が表示
され,チャージレートはそれぞれの行のチャージ料金
(円)をコストドライバで除算した結果が表示される。
損益明細表示画面(12S5)を示す。これは,ABC
実績照会画面(図40:11S1)で指定された条件
で,実績コストマスタ(図21:11J1),コストド
ライバマスタ(図13:11M4),チャージコストマ
スタ(図22・23:11J2),配賦実績明細(図2
4・25:11J3)を抽出し,チャージ元部門から見
たアクティビティ番号別,タスク番号別の損益明細照会
をする画面である。表示の条件は,実績コストマスタ
(図21:11J1)チャージコストマスタ(図22・
23:11J2),配賦実績明細(図24・25:11
J3)のいずれかに“0”以外の実績があることであ
る。
部門指定区分を“1”(部門コード),対象部門を“1
09700”,アクティビティ・タスクを“8001−
01”で指定し照会したものである。
ードで部門マスタ(図26:10M1)の部門名称を取
得後表示される。
イバー名,レート単位,チャージパターン,チャージ区
分は,本社アクティビティマスタ(図10:11M1)
のそれぞれアクティビティ名称,タスク名称,アクティ
ビティ番号,タスク番号,コストドライバ名称,レート
単位,チャージパターン,チャージ区分が表示される。
21:11J1)の間接割当コスト金額と直接割当コス
ト金額を加算したものがチャージ料金(円)に表示され
る。配賦実績明細(図24・25:11J3)の実績コ
ストドライバ量がコストドライバに表示される。チャー
ジレートは,チャージ料金(円)をコストドライバで除
算した結果が表示される。
(図13:11M4)の予定チャージレート,予定コス
トドライバ量がそれぞれチャージレート,コストドライ
バに表示され,これらを乗算した結果が,チャージ料金
(円)に表示される。
24・25:11J3)の予定チャージレート,実績コ
ストドライバ量,実績チャージコスト金額がそれぞれチ
ャージレート,コストドライバ,チャージ料金(円)に
表示される。
行のチャージ料金(円)から実績行のチャージ料金
(円)を減算した結果がチャージ料金(円)に表示され
る。
チャージ行のコストドライバ,チャージ料金(円)から
予定行のコストドライバ,チャージ料金(円)を減算し
た結果がそれぞれコストドライバ,チャージ料金(円)
に表示される。
定内のチャージ行のコストドライバ,チャージ料金
(円)から実績行のコストドライバ,チャージ料金
(円)を減算した結果がそれぞれコストドライバ,チャ
ージ料金(円)に表示される。
のみである。チャージコストマスタ(図22・23:1
1J2)の規定区分が“2”(規定外/業務番号)の予
定チャージレート,実績コストドライバ量,標準コスト
金額がそれぞれチャージレート,コストドライバ,チャ
ージ料金(円)に表示される。
考え方のみである。チャージコストマスタ(図22・2
3:11J2)の規定区分が“3”(規定外/部門)の
予定チャージレート,実績コストドライバ量,標準コス
ト金額がそれぞれチャージレート,コストドライバ,チ
ャージ料金(円)に表示される。
集約部門の合計行があり,コストドライバ,チャージ料
金(円)について規定内,規定外業務番号,規定外部門
の合計値が表示される。その際,損益表示行を除きチャ
ージレートはチャージ料金(円)をコストドライバで除
算した結果が表示される。
大きく次の4つの処理から構成されている。
登録処理(PB),メイン処理(PC),出力処理(P
D)の4つである。
図4の間接費管理(配賦)システムの入・出力関連図上
の勘定系サーバ10への登録処理を指し,入力データ
を,勘定系サーバ10に保存する処理である。
図4の間接費管理(配賦)システムの入・出力関連図上
の情報系サーバ11への登録処理を指し,入力データ
を,情報系サーバ11に保存する処理である。
ッチ処理である(一般に月末に1回行なわれる)。主な
内容は以下の2点である。その第一は,勘定系実績登録
処理(図46:PA),情報系実績登録処理(図47:
PB)で入力されたデータをもとに,アクティビティ番
号別,タスク番号別に実績コストを振分ける処理であ
る。第二は,予定チャージレートと,実績コストドライ
バ量を乗じた金額を,チャージ先部門に配賦(チャー
ジ)する処理である。
費管理(配賦)システムの入・出力関連図上の情報系サ
ーバ11の照会指示処理(図40,ABC実績照会:1
1S1),帳票サーバ12での照会処理を指し,メイン
処理(図48:PC)の配賦結果を表示する処理であ
る。
す。これは勘定系サーバ10に対し,間接費管理(配
賦)システムで必要な会計データを随時登録する処理
(勘定系サーバ実績値登録:A1)である。
面には,前述の日次作業実績登録画面(図26:10N
1),MM伝票入力画面(図27・28:10N2,1
0N3),FI伝票入力画面(図29:10N4),ワ
ークフロー入力画面(社内売買)(図30:10N5)
ワークフロー入力画面(個人立替)(図31:10N
6),ワークフロー入力画面(国内出張旅費)(図3
2:10N7),ワークフロー入力画面(交通費等精
算)(図33:10N8)がある。この関係は,図4の
入・出力関連図に示されている。
す。これは情報系サーバ11に対し,実績データ登録を
月次に行う処理(実績値登録:B2)である。実績値登
録(B2)には,実績コストドライバ量登録(図39:
11N6)がある。
は,月初に前月分の勘定系サーバ10の取引明細データ
ファイル(図15:10D1),日次作業実績データフ
ァイル(図16:10D2),情報系サーバ11の実績
自動取得データファイル(図17:11D1)に,勘定
系サーバ10の各種マスタ(図5〜9:10M1〜10
M5)と情報系サーバ11の各種マスタ(図10〜1
4:11M1〜11M5)の情報を貼付け後,情報系サ
ーバ11に実績コストマスタ(図21:11J1),チ
ャージコストマスタ(図22・23:11J2),配賦
実績明細ファイル(図24・25:11J3)を作成す
る処理である。
れは,勘定系サーバ10の取引明細データファイル(図
15:10D1)よりチャージ元部門コード別,管理会
計行番号別の実績コスト金額を取得し,実績コストデー
タファイル(図18:11D2)を作成する処理であ
る。その際,明細テキストにABC=アクティビティ番
号+タスク番号で指定されているか,又は業務番号がA
BC業務番号マスタ(図12:11M3)に登録され,
かつアクティビティ番号,タスク番号が取得できる場合
は,直接割当てとし,アクティビティ番号,タスク番号
を実績コストデータファイル(図18:11D2)にセ
ットする。
ァイル(図16:10D2)よりチャージ元部門コード
別,アクティビティ番号別,タスク番号別,社員番号別
に作業時間を合計する。勘定系サーバ10の社員マスタ
(図7:10M3)を社員番号で読込み,人件費ランク
を取得する。さらに勘定系サーバ10の単価マスタ(図
8:10M4)を人件費ランクで読込み,人件費単価
(円/時間)と建物費単価(円/時間)を取得後加算
し,社員番号毎の標準コスト単価(円/時間)を求め
る。次に標準コスト単価(円/時間)と,合計された作
業時間を乗算し,直接割当てコストとして標準コスト金
額を算出する。これを実績コストデータファイル(図1
8:11D2)の標準コスト金額にセットする。さらに
チャージ元部門コード,管理会計行番号“人件費”,ア
クティビティ番号,タスク番号をセットし,実績コスト
データファイル(図18:11D2)を作成する。
ル(図15:10D1)より作成された実績コストデー
タファイル(図18:11D2)の内,管理会計行番号
が“人件費”の間接割当て分の実績コスト金額から,勘
定系サーバ10の日次作業実績データファイル(図1
6:10D2)より作成された直接割当て分の標準コス
ト金額(上記)を減算し,間接割当ての一部を直接割当
てに置換する。
2)を示す。まず,直接割当て分の実績コスト金額を,
指定されたチャージ元部門コード,アクティビティ番
号,タスク番号,管理会計行番号の直接コスト金額へセ
ットし,実績コストマスタ(図21:11J1)を作成
する。
下の通りである。まず,コストドライバマスタ(図1
3:11M4)の比率設定区分と参照部門からチャージ
元部門コード別,アクティビティ番号別,タスク番号別
の比率(振分比率)を取得する。次に,実績コスト金額
に取得した振分比率を乗算した計算結果を,チャージ部
門コード別,アクティビティ番号別,タスク番号別,管
理会計行番号別の実績コスト金額に設定し,実績コスト
マスタ(図21:11J1)を作成する。
ある。
ティビティ番号,タスク番号に対し,実績コスト金額を
振分けるための比率(振分比率)を事前登録する。 比率設定部門参照:他のチャージ元部門が比率設定通
常で事前登録した振分比率を参照使用する。 日次作業時間比率:毎月,チャージ元部門毎に日次作
業実績データファイル(図16:10D2)に入力され
たアクティビティ番号,タスク番号毎の合計作業時間の
比率を振分比率として使用する。 日次作業時間比率参照:他のチャージ元部門が日次作
業時間比率で取得した振分比率を参照使用する。 日次作業コスト比率:毎月,チャージ元部門毎に日次
作業実績データファイル(図16:10D2)に入力さ
れた作業時間と標準コスト単価を乗算し,標準コスト金
額を計算する。さらにアクティビティ番号,タスク番号
毎の合計標準コスト金額の比率を振分比率として使用す
る。 日次作業コスト比率参照:他のチャージ元部門が日次
作業時間比率で取得した振分比率を参照使用する。 均等:チャージ元部門毎に本社アクティビティマスタ
(図10:11M1)に登録されているアクティビティ
番号・タスク番号で振り分ける。
(C201)では,情報系サーバ11の実績コストデー
タファイル(図16:11D2)をチャージ元部門コー
ド,管理会計行番号毎に読込む。
接割当てとなったコストを出力する処理である。まず,
実績コスト金額を実績コストマスタ(図21:11J
1)の直接コスト金額へセットする。次にチャージ元部
門コード,アクティビティ番号,タスク番号,管理会計
行番号をセットし,実績コストマスタ(図21:11J
1)を作成する。
系サーバ11のコストドライバマスタ(図13:11M
4)をチャージ元部門コードで1件読込み,比率設定区
分を取得する。
4)では,情報系サーバ11の本社アクティビティマス
タ(図10:11M1)をチャージ元部門コードで読込
み,アクティビティ番号・タスク番号毎の登録件数を取
得する。
205)では,本社アクティビティマスタ(図10:1
1M1)をチャージ元部門コードで読込み,アクティビ
ティ番号・タスク番号を取得する。
実績コスト金額を均等割情報取得(C204)の登録件
数で除算したものを,実績コスト振分金額とする。
接割当てとなったコストを出力する処理である。まず,
実績コスト振分金額を実績コストマスタ(図21:11
J1)の間接コスト金額へセットする。次に,チャージ
元部門コード,アクティビティ番号,タスク番号,管理
会計行番号をセットし,実績コストマスタ(図21:1
1J1)を作成する。
は,チャージ元部門コード,管理会計行番号をキーに実
績コスト振分金額を合計し,その合計金額と実績コスト
金額との差額を同一キーの最も小さいアクティビティ番
号,タスク番号の実績コストマスタ(図21:11J
1)へ加算する。
(C209)では,チャージ元部門コードをメモリの比
率参照部門エリアへセットする。
コストドライバマスタ(図13:11M4)をチャージ
元部門コードで読込み,取得した参照部門を比率参照部
門エリアへセットする。
エリアのチャージ元部門コードで情報系サーバ11のコ
ストドライバマスタ(図13:11M4)を読込み,比
率が0以外のアクティビティ番号,タスク番号,比率を
取得する。
実績コスト金額と比率取得(C211)の比率(%)を
乗算し,かつ100で除算したものを,実績コスト振分
金額とする。
接割当てとなったコストを出力する処理である。まず,
実績コスト振分金額を実績コストマスタ(図21:11
J1)の間接コスト金額へセットする。次に,チャージ
元部門コード,アクティビティ番号,タスク番号,管理
会計行番号をセットし,実績コストマスタ(図21:1
1J1)を作成する。
1(C214)では,チャージ元部門をメモリの時間比
率参照部門エリアへセットする。
は,コストドライバマスタ(図13:11M4)をチャ
ージ元部門コードで読込み,取得した参照部門を時間比
率参照部門エリアへセットする。
6)では,情報系サーバ11の本社アクティビティマス
タ(図10:11M1)をチャージ元部門コードで読込
み,登録されているアクティビティ番号・タスク番号を
取得する。
時間比率参照部門と対象アクティビティ・タスク取得
(C216)で取得したアクティビティ番号,タスク番
号をキーとして勘定系サーバ10の日次作業実績データ
ファイル(図16:10D2)を読込み,作業時間を合
計し,合計時間を取得する。
系サーバ10の日次作業実績データファイル(図16:
10D2)を時間比率参照部門と対象アクティビティ・
タスク取得(C216)で取得したアクティビティ番
号,タスク番号で読込み,作業時間を取得する。
実績コスト金額と日次作業時間取得(C218)の作業
時間を乗算し,この乗算結果を日次作業合計時間取得
(C217)の合計時間で除算したものを,実績コスト
振分金額とする。
接割当てとなったコストを出力する処理である。まず,
実績コスト振分金額を実績コストマスタ(図21:11
J1)の間接コスト金額へセットする。次に,チャージ
元部門コード,アクティビティ番号,タスク番号,管理
会計行番号をセットし,実績コストマスタ(図21:1
1J1)を作成する。
ト1(C221)では,チャージ元部門コードをコスト
比率参照部門エリアへセットする。
では,コストドライバマスタ(図13:11M4)をチ
ャージ元部門コードで読込み,取得した参照部門をコス
ト比率参照部門エリアへセットする。
3)では,情報系サーバ11の本社アクティビティマス
タ(図10:11M1)をチャージ元部門で読込み,登
録されているアクティビティ番号,タスク番号を取得す
る。
は,情報系サーバ11の実績コストデータファイル(図
18:11D2)を,コスト比率参照部門と対象アクテ
ィビティ・タスク取得(C223)で取得したアクティ
ビティ番号,タスク番号で読込み,標準コスト金額を合
計し,合計標準コストを取得する。
報系サーバ11の実績コストデータ(図18:11D
2)をコスト比率参照部門と対象アクティビティ・タス
ク取得(C223)で取得したアクティビィティ番号,
タスク番号で読込み,標準コスト金額を取得する。
実績コスト金額と標準コスト金額取得(C225)の標
準コスト金額を乗算し,乗算結果を標準コスト合計金額
取得(C224)の合計標準コストで除算したものを,
実績コスト振分金額とする。
接割当てとなったコストを出力する処理である。まず,
実績コスト振分金額を実績コストマスタ(図21:11
J1)の間接コスト金額へセットする。次に,チャージ
元部門コード,アクティビティ番号,タスク番号,管理
会計行番号をセットし,実績コストマスタ(図21:1
1J1)を作成する。
処理(C3)は,情報系サーバ11の自動取得マスタ
(図11:11M2)のデータ種別,データ種別枝番毎
に,勘定系サーバ10の取引明細データファイル(図1
5:10D1),日次作業実績データファイル(図1
6:10D2)等のデータからチャージ元部門コード又
はチャージ先部門コード毎の実績コストドライバ量を取
得する処理である。
BC集約部門コード,アクティビティ番号,タスク番
号,規定区分“1”(規定内),取得したチャージ元部
門コード,チャージ先部門コード(指定部門コード),
実績コストドライバ量を,規定内データとして,情報系
サーバの実績自動取得データファイル(図17:11D
1)に出力する(書込む)。
4)(図48)を示す。まず,勘定系サーバ10の日次
作業実績データファイル(図16:10D2)の成果物
IDに対して部門指定(B=部門コード)又は,業務番
号指定(W=業務番号)がされている場合,チャージ元
部門コード別,アクティビティ番号別,タスク番号別,
社員番号別の作業時間と,実績コスト金額取得(C1)
と同様の方法で取得した標準コスト単価を乗算し,標準
コスト金額を求める。さらに,チャージ元部門コード,
アクティビティ番号,タスク番号,指定された部門コー
ド,指定された業務番号,規定区分“2”(規定外/部
門)“3”(規定外/業務番号),求めた標準コスト金
額を,規定外データとして,情報系サーバ11の実績自
動取得データファイル(図17:11D1)に出力する
(書込む)。
務番号からチャージ先部門コードを取得し,チャージ元
部門コード,アクティビティ番号,タスク番号,チャー
ジ先部門コード,規定区分,指定業務番号,指定部門コ
ード,標準コスト金額を,チャージコストマスタ(図2
2・図23:11J2)に出力する(書込む)。
み(C401)では,勘定系サーバ10の日次作業実績
データファイル(図16:10D2)をチャージ元部門
コード別,アクティビティ番号別,タスク番号別,社員
番号別,成果物ID別に読込む。
は,勘定系サーバ10の部門マスタ(図5:10M1)
をチャージ元部門で読込み,チャージ元区分を取得す
る。
(C403)では,情報系サーバ11の本社アクティビ
ティマスタ(図10:11M1)をチャージ元部門,ア
クティビティ番号タスク番号で読込む。
ック(C404)では,勘定系サーバ10の業務情報マ
スタ(図9:10M5)を業務番号で読込み,業務所管
部門コードを取得する。
は,指定部門コード,又は業務情報マスタ存在チェック
(C404)で取得した業務所管部門コードをチャージ
先部門コードとして,勘定系サーバ10の部門マスタ
(図5:10M1)を読込み,チャージ先区分を取得す
る。
系サーバ10の社員マスタ(図7:10M3)を社員番
号で読込み,人件費ランクを取得する。
定系サーバ10の単価マスタ(図8:10M4)を人件
費ランクで(をキーとして)読込み,人件費単価(円/
時間)と建物費単価(円/時間)を取得する。人件費単
価(円/時間)と建物費単価(円/時間)を加算し,そ
の加算結果をメモリの標準コスト単価(円/時間)エリ
アへセットする。
業時間と標準コスト単価取得(C407)で計算した標
準コスト単価(円/時間)を乗算し,標準コスト金額を
求める。
は,チャージ元部門コード,アクティビティ番号,タス
ク番号,指定された部門コード,指定された業務番号,
規定区分“2”(規定外/部門)又は“3”(規定外/
業務番号),標準コスト金額を,規定外データとして,
情報系サーバの実績自動取得データファイル(図17:
11D1)へ出力する(書込む)。
は,チャージ元部門,アクティビティ番号タスク番号,
チャージ先部門,規定区分,指定業務番号,指定部門,
標準コスト金額をチャージコストマスタ(図22・2
3:11J2)へ出力する(書込む)。
は,まず,情報系サーバ11の実績自動取得データファ
イル(図17:11D1)の規定区分を判定し,“1”
(規定内)のとき,チャージ元部門コード,アクティビ
ティ番号,タスク番号で(をキーとして)情報系サーバ
11のコストドライバマスタ(図13:11M4)を読
込む。次に,取得した予定チャージレートと実績コスト
ドライバ量を乗算することにより実績チャージ金額を求
める。最後に,チャージ元部門コード,アクティビティ
番号,タスク番号,チャージ先部門コード,規定区分,
実績チャージ金額を,チャージコストマスタ(図22・
23:11J2)へ出力する(書込む)。
サーバ11のチャージコストマスタ(図223:11J
2)のチャージ先部門コードがセット済みの場合,チャ
ージ元部門コード,アクティビティ番号,タスク番号,
チャージ先部門コード,規定区分,実績チャージ金額
を,配賦実績明細ファイル(図24・25:11J3)
へ出力する(書込む)。
い場合は,チャージ区分により配賦される実績チャージ
コスト金額を計算する。次に,チャージパターンによ
り,チャージ先部門コード毎の比率(チャージ比率)を
取得する。さらに,実績チャージコスト金額に取得した
チャージ比率を乗算した計算結果をチャージ先部門コー
ドの実績チャージコスト金額として,配賦実績明細ファ
イル(図24・25:11J3)へ出力する(書込
む)。
る。 全額対象:実績チャージコスト金額を全額,比率配賦
する。 半額対象:実績チャージコスト金額の半分は指定され
たチャージ先部門へチャージし,残りの半分を比率配賦
する。
である。 事業本部投入資源:アクティビティ番号,タスク番号
毎にチャージ先部門に対し実績チャージコスト金額を各
々チャージするための比率(事業本部別の投入コストを
基準とした比率)を事前登録する。 事業本部均等:部門マスタ(図5:10M1)のチャ
ージ先区分が“9”(対象)かつ事業本部付区分が
“1”(対象)の数によって均等割する。 部門社員人数:部門別人員マスタ(図14:11M
5)から求めたチャージ先部門毎の合計社員数を,配賦
対象となる部門(チャージ先部門)の総社員数で除算
し,比率をチャージ比率として使用する。
準読込み(C601)では,情報系サーバ11の事業本
部投入資源配賦基準ファイル(図19:11D3)をチ
ャージ先部門毎に読込む。
では,事業本部投入資源配賦基準読込み(C601)で
取得したチャージ先部門コード,配賦基準金額,全部門
合計金額を,チャージ比率ファイル(図20:11D
4)のチャージ先部門コード,チャージ対象量,総チャ
ージ対象量へそれぞれセット(チャージパターンを“0
2”とする)する。
03)では,勘定系サーバ10の部門マスタ(図5:1
0M1)を読込み,チャージ先区分“9”(対象)の部
門コード・事業本部付識別区分を取得する。
では,チャージパターン“03”と部門マスタ読込み
(C603)で取得した部門コードを,チャージ比率フ
ァイル(図20:11D4)のチャージパターン(“0
3”),チャージ先部門コードへそれぞれセットし,さ
らにチャージ対象量へ“1”をセットする。
では,同一キー(チャージパターン“03”)のチャー
ジ比率ファイル(図20:11D4)のチャージ対象量
を合計し,その後,その合計を総チャージ対象量へセッ
トし,チャージ比率ファイル(図20:11D4)を更
新する。
(C606)では,情報系サーバ11の部門別人員マス
タ(図14:11M5)を読込み,部門コード毎の人員
数を合計する。
定系サーバ10の部門マスタ(図5:10M1)を部門
コードで読込み,チャージ先区分を取得する。
では,チャージパターン“05”と,部門別人員マスタ
読込み(C606)で取得した部門コード,人員数をチ
ャージ比率ファイル(図20:11D4)のチャージパ
ターン,チャージ先部門コード,チャージ対象量へそれ
ぞれセットする。
では,同一キー(チャージパターン“05”)のチャー
ジ比率ファイル(図20:11D4)のチャージ対象量
を合計し,その後,合計を総チャージ対象量へセット
し,チャージ比率ファイル(図20:11D4)を更新
する。
込み(C610)では,情報系サーバ11のチャージコ
ストマスタ(図22・23:11J2)を読込む。
ャージ元部門,アクティビティ番号,タスク番号,チャ
ージ先部門,規定区分,指定業務番号,指定部門コー
ド,実績チャージコスト金額,実績コストドライバ量
を,配賦実績明細ファイル(図24・25:11J3)
へ出力する(書込む)。
ジコスト金額を配賦前コスト金額エリアにセットし実績
コストドライバ量を配賦前コストドライバ量エリアにセ
ットする。
に1/2を乗算し,計算実績チャージコスト金額エリア
にセットする。さらに配賦前コスト金額エリアからその
計算結果を減算する。次に,配賦前コストドライバ量エ
リアの内容に1/2乗算し,計算実績コストドライバ量
エリアにセットする。さらに配賦前コストドライバ量エ
リアからその計算結果を減算する。
ャージ元部門,アクティビティ番号,タスク番号,半額
対象として指定されたチャージ先部門コード,規定区分
と計算実績チャージコスト金額,計算実績コストドライ
バ量を配賦実績明細ファイル(図24・25:11J
3)へ出力する(書込む)。
込み1(C615)では,チャージ比率ファイル(図2
0:11D4)をチャージパターン“02”で読込み,
チャージ先部門コード,チャージ対象量,総チャージ対
象量を取得する。
入資源割配賦を行う。チャージ先部門コード毎に配賦前
コスト金額エリアの金額とチャージ対象量を乗算する。
その計算結果を総チャージ対象量で除算し,計算実績チ
ャージコスト金額エリアへセットする。配賦前ドライバ
量とチャージ対象量を乗算する。その計算結果を総チャ
ージ対象量で除算し,計算実績コストドライバ量エリア
へセットする。
ャージ元部門,アクティビティ番号,タスク番号,チャ
ージ先部門,規定区分と計算実績チャージコスト金額,
計算実績コストドライバ量を配賦実績明細ファイル(図
24・25:11J3)へ出力する(書込む)。
込み2(C618)では,チャージ比率ファイル(図2
0:11D4)をチャージパターン“03”で読込み,
チャージ先部門コード,チャージ対象量,総チャージ対
象量を取得する。
等割配賦を行う。チャージ先部門コード毎に配賦前コス
ト金額エリアの金額とチャージ対象量を乗算する。その
計算結果を総チャージ対象量で除算し計算実績チャージ
コスト金額エリアへセットする。配賦前ドライバ量とチ
ャージ対象量を乗算する。その計算結果を総チャージ対
象量で除算し,計算実績コストドライバ量エリアへセッ
トする。
ャージ元部門,アクティビティ番号,タスク番号,チャ
ージ先部門,規定区分と計算実績チャージコスト金額,
計算実績コストドライバ量を配賦実績明細ファイル(図
24・25:11J3)へ出力する(書込む)。
込み3(C621)では,チャージ比率ファイル(図2
0:11D4)をチャージパターン“05”で読込み,
チャージ先部門コード,チャージ対象量,総チャージ対
象量を取得する。
数割配賦を行う。チャージ先部門コード毎に配賦前コス
ト金額エリアの金額とチャージ対象量を乗算する。その
計算結果を総チャージ対象量で除算し計算実績チャージ
コスト金額エリアへセットする。配賦前ドライバ量とチ
ャージ対象量を乗算する。その計算結果を総チャージ対
象量で除算し,計算実績コストドライバ量エリアへセッ
トする。
ャージ元部門,アクティビティ番号,タスク番号,チャ
ージ先部門,規定区分と計算実績チャージコスト金額,
計算実績コストドライバ量を配賦実績明細ファイル(図
24・25:11J3)へ出力する(書込む)。
は,前述のメイン処理(PC)で作成された情報系サー
バ11のデータベース(実績コストマスタ:図21:1
1J1チャージコストマスタ:図22・23:11J
2,配賦実績明細ファイル:図24・25:11J3)
を読込み,配賦結果の照会を随時行うことが可能な処理
(実績照会:D1)である。
ABC実績照会画面(図40:11S1),チャージ先
部門別一覧表示画面(図41:12S1),チャージ先
部門別明細表示画面(図42:12S2),チャージ元
部門別一覧表示画面(図43:12S3),チャージ元
部門別明細表示画面(図44:12S4),アクティビ
ティ・タスク別ABC損益明細表示画面(図45:12
S5)がある。この関係は図4の間接費管理(配賦)シ
ステムの入・出力関連図に示されている。
ビティ/タスクが指定されていない場合,指定すること
ができない場合,または指定することが適切でない場合
に間接割当てが行なわれる。
購入し,その物品を複数のアクティビティ/タスクで使
用する場合に,その物品の購入費用を特定のアクティビ
ティ/タスクのみに直接に割当てるのは適当ではない。
チャージ元部門の社員が複数のアクティビティ/タスク
に有用な研修に参加した場合,社員が複数のアクティビ
ティ/タスクに共通の作業をした場合等において,研修
費用や社員の人件費を特定のアクティビティ/タスクに
割当てるのは困難であるし,適当でない。さらに,社員
がもし,日次作業実績登録(図26:10N1)におい
て作業時間を入力しなかった場合には,その作業時間に
ついての人件費を特定のアクティビティ/タスクに割当
てることはできない(もっとも,上記実施例では社員の
作業時間とアクティビティ番号およびタスク番号は入力
することが必須であるから,人件費については必ず直接
割当てが可能であるが,人件費を間接割当ての対象とす
ることもできる)。
れた上記のような特定のアクティビティ/タスクに割当
てるのが適当でない,できない,またはすべきでない間
接費(これを間接割当対象の間接費という)を,そのチ
ャージ元部門内の複数のアクティビティ/タスクに所定
の配分基準(リソース・ドライバ)で配分割当てするこ
とである。配分基準は具体的には配分比率(ドライバ
量)で数量化される。
ィ間配分比率を任意にあらかじめ設定すること(図36
の比率設定区分=0(比率設定通常)) (2)上記(1)で設定された他のチャージ元部門のア
クティビティ間配分比率をそのまま適用(採用,援用)
すること(図37の比率設定区分=1(比率設定部門参
照)) (3)チャージ元部門ごとに,アクティビティ間配分比
率として,チャージ元部門のアクティビティ別日次作業
実績入力時間(たとえば図26のような)の時間比率を
用いること (4)上記(3)で設定された他のチャージ元部門のア
クティビティ間配分比率をそのまま適用すること (5)チャージ元部門ごとに,アクティビティ間配分比
率として,チャージ元部門のアクティビティ別日次作業
実績入力時間にそれぞれ単価を乗算して人件費(標準コ
スト)をそれぞれ求め,それらの比率を用いること (6)上記(5)で設定された他のチャージ元部門のア
クティビティ間配分比率をそのまま適用すること (7)上記(1)〜(6)の何れも選択されなかった場
合に,チャージ元部門で計上された間接費を,そのチャ
ージ元部門内の全アクティビティに均等に割当てること
理を具体的に説明する。
すくするために図26(10N1)を参照すると,この
日次作業実績登録画面では社員は社員番号とともに,ア
クティビティ番号,タスク番号を入力して,そのアクテ
ィビティ/タスクのために費した作業時間を入力するか
ら,作業時間に基づいて人件費が算出され,その人件費
が,入力されたアクティビティ番号,タスク番号のアク
ティビティ/タスクに直接に割当てられる。これが直接
割当てである。
または図29(10N4)のFI伝票入力画面でABC
会計コード“ABC=XXXXYY”が入力された場合
にも,このABC会計コードによってアクティビティ番
号,タスク番号が入力されるから,直接割当てが行なわ
れる。
会計コードが入力されなかった場合には,間接割当てに
なる。この場合にも,チャージ元の部門コードが入力さ
れていることが必要である。
る。業務番号からアクティビティ番号,タスク番号を取
得することができるからである(図12のABC業務マ
スタ11M3を参照)。
参照する。これは特定のチャージ元部門(チャージ元部
門コード=109700)の間接費を表わしている。第
1行目の実績コスト金額51,064円についてはアク
ティビティ番号もタスク番号も無い。したがって,この
金額の経費は間接割当ての対象となる。第2行目の実績
コスト金額1,000円については,アクティビティ番
号=8000,タスク番号=01が入力されているの
で,直接割当ての対象である。
タを参照すると,チャージ元部門コード=109700
のチャージ元部門については,3種類のアクティビティ
番号/タスク番号の組が設定され,これらについて比率
設定区分コードとして“0”(比率設定通常)が設定さ
れている。比率設定区分コード“0”は上述した(1)
の配分比率設定に相当する。そして,アクティビティ番
号/タスク番号が8000/01,8001/01,8
001/19についての配分比率は50,30,20で
ある。(念の為にいえば,図13において,比率設定区
分=“2”(日次作業時間比率)は上記(3)の配分比
率設定に,比率設定区分=“1”(比率設定部門参
照),参照部門コード=109700は上記(2)の配
分比率設定にそれぞれ対応する。)
51,064円を,アクティビティ/タスク,8000
/01,8001/01,8001/19に50対30
対20の割合で配分することになる。この結果は,2
5,532円,15,319円,10,213円とな
り,これは図21(11J1)実績コストマスタの間接
割当コスト金額の第1行目,第5行目,第8行目に格納
されている。第1行目には,上述した直接割当コスト金
額1,000円も格納されている。
び図52(実績コスト振分処理)に示されている。
データが1レコード(1行)ずつ読込まれる(C20
1)。第1行目にはアクティビティ番号もタスク番号も
記述されていない(「アクティビティ番号・タスク番号
毎に実績コスト金額が入力有り」で「いいえ」)。
700であるから,このコードをキーとして,図13の
コストドライバマスタから比率設定区分を読取る(C2
03)。読取った比率設定区分は“0”であるから,図
52に示す処理に進む。
参照部門エリアにセットし(C209),この比率参照
部門エリアのチャージ元部門コード109700をキー
として,図13のコストドライバマスタから,アクティ
ビティ番号,タスク番号および比率(0を除く)を読出
す(C211)。
号/タスク番号ごとに,次のようにして配分を行う(実
績コスト金額振分2)(C212)。
25,532円 8001/01 51,064円×30/100=
15,319円 8001/19 51,064円×20/100=
10,213円
書込む(C213)。
般的に,間接費をチャージ先部門に配賦するやり方が決
っている。たとえば,経費伝票1枚当りの処理(アクテ
ィビティ/タスク)の単価(予定チャージ・レート)と
年間の予定使用枚数(コスト・ドライバ量)とをあらか
じめ定めておけば,これらの積が経費伝票処理について
のチャージ予算額(本社部門の収入予算)ということに
なる。また,人事考課というアクティビティ/タスクに
ついて社員一人1時間当りの単価(予定チャージ・レー
ト)と年間の作業時間数(コスト・ドライバ量)とをあ
らかじめ定めておけば,これらの積が人事考課について
の予算額ということになる。上記の予定チャージ・レー
トについては平均的な,または社内で合意された金額が
定められる。
に予定チャージ・レートをあらかじめ定めておき,実際
の作業量(実績コスト・ドライバ量)を計測(社員によ
る入力を含む)することにより,チャージすべき金額を
それらの積により求めることができる。
コスト・ドライバ量を計測するときにその経費をチャー
ジすべき部門(チャージ先部門)を定める。このことに
より,チャージ先部門ごとにチャージ金額が求まる。こ
の実施例では,チャージ先部門ごとに実績コスト・ドラ
イバ量を設定すること以外に,あるアクティビティ/タ
スクの作業についてのチャージ金額を複数のチャージ先
部門に分けてチャージする(配賦する)やり方もある
(次の「3.コストドライバ量の比率分配」で詳述す
る)。このような配賦のやり方をチャージ・パターンと
いう。
(11M1)は先に説明したように,本社部門における
各アクティビティ/タスクから生じる間接費をどのよう
な方法でチャージ先部門に配賦するかの規則を定めたも
のである。
4)は,チャージ元部門ごとに,アクティビティ/タス
クごとに,予定チャージ・レートと予定コストドライバ
量(これらの積は間接費についての予算を表わす)とを
定めたものである。
ィビティ/タスクごとにあらかじめ定められた予定チャ
ージ・レート(コスト・ドライバおよびコスト・ドライ
バ量の単位を含む)(および,必要ならばチャージ・パ
ターン)にしたがって,チャージ先部門ごとに間接費を
チャージすることを規定内チャージという。
業が予定通りに進行するとは限らない。何らかのトラブ
ルが発生し,予定外の作業が必要となり,作業時間がか
なり超過してしまうことがある。このトラブルがチャー
ジ先部門の責に帰すべき事由により発生したとするなら
ば,この追加の作業について発生した経費はそのチャー
ジ先部門の負担とすべきである。
所管する新たなプロジェクトが組まれ,そのために本社
部門の社員も作業を行い,間接費が発生することもあ
る。この経費はプロジェクトを所管する部門が負担すべ
きである。
ジ以外に,チャージ先部門に負担させるべき間接費をそ
のチャージ先部門にチャージすることを規定外チャージ
という(必ずしも全額を負担させず,一部を負担させる
ようにしてもよい)。
に説明する。図39に示す実績コスト・ドライバ量登録
画面(11N6)において(これはチャージ・パターン
が“00”(通常)の場合である),1999年4月分
として,チャージ元部門109700がチャージ先部門
173000を指定して,アクティビティ番号/タスク
番号8001/19の実績コスト・ドライバ量6(時
間)を入力したとする(第1行目)。
タ・ファイルの規定区分が“1”(規定内)の場合に
は,図13のコストドライバマスタにおいて,該当する
チャージ元部門(109700),アクティビティ番号
/タスク番号(8001/19)の4月分の予定チャー
ジ・レート(9,100円)が読出される。図39の画
面で入力された実績コスト・ドライバ量(6時間)とこ
の予定チャージ・レート(9,100円)との積が算出
され,この結果(54,600円)が図22および図2
3のチャージコストマスタに登録される(第10行目参
照)。
る。図26に示す日次作業実績登録画面において,社員
番号333444を持つ社員(部門コードは10970
0)が,アクティビティ番号/タスク番号として800
1/01を指定し,成果物IDとしてW=R0095
(プロジェクトIDまたは業務番号)を,作業時間とし
て5時間を入力するとともに,成果物IDとしてB=1
73000(チャージ先部門コード)を,その作業時間
として3時間を入力したとする。これらの入力されたデ
ータは,まず,図16の日次作業実績データ・ファイル
(10D2)に格納される(第2行目および第3行目参
照)。
て,この日次作業実績データ・ファイル(図16)から
データが1レコードずつ(1行ずつ)読取られる(C4
01)。成果物IDの上2桁が“W=”または“B=”
の場合には,図5の部門マスタを参照して,チャージ元
部門(109700)がABC配賦の対象である部門で
あることを確認する(チャージ元区分コード=“2”)
(C402)。
ェック(C403)ののち(規定外チャージであっても
アクティビティ/タスクは規定内チャージのものに含ま
れていなければならない),再び成果物IDの上2桁が
“B=”であるかどうかをみる。
ち“W=”の場合には,そのプロジェクトの業務所管部
門(チャージ先部門)を知るために図9の業務情報マス
タ(10M5)を参照する(C404)。
それに続くコードはチャージ先部門(173000)で
あり,“W=”の場合には上記のC404でチャージ先
部門を取得した。このようなチャージ先部門がチャージ
先の対象であることを図5の部門マスタで確認する(チ
ャージ先区分=“9”)(C405)。
社員マスタからその社員の人件費ランク(B)を取得し
(C406),さらに図8の単価マスタから人件費ラン
クBに相当する単価を取得する。標準コスト単価=人件
費単価(1,400円)+建物費単価(400円)=
1,800円を計算する(C407)。
(1,800円)×時間(5時間)=9,000円(W
=R0095の場合),および1,800円×3時間=
5,400円(B=173000の場合)を算出する
(C408)。
績自動取得データ・ファイル(図17)へ書込む(第2
行目および第3行目を参照)(C409)。また,チャ
ージコストマスタ(図22,図23)に標準コスト金額
を含む必要なデータを格納する(C410)(第3行目
および第8行目参照)。
ジ・レート,コスト・ドライバおよびチャージ料金は,
図45に示すようにチャージ元部門に関して表示され
る。
ートとの積をチャージコスト金額とするのが規定内チャ
ージである。規定内チャージでは,原則として,実績コ
ストドライバ量がチャージ先部門別に(チャージ先部門
コードを伴って)入力されるので,チャージコスト金額
はチャージ先部門ごとに算出される。これは受益者負担
の考え方に依るものである。すなわち,特定のアクティ
ビティ/タスクを利用した部門は利用した量に相当する
金額を負担すべきであるというものである。
ティビティ/タスク利用量(使用量)(コストドライバ
量)が会社全体では把握できるが,部門別には捉えられ
ないものがある。特定のアクティビティ/タスクの利用
量について全社的に把握するのではなく,複数の部門に
関して把握するのが妥当なものもある。
(全社内のすべての部門でもよい)部門に分担させるこ
とが妥当である。部門ごとに規模(売上高,人数等)が
異なるので,均等に分担させるのは妥当ではなく,分担
の比率(配分比率という)をあらかじめ定めておくのが
よい。アクティビティ/タスクの利用の部門ごとの度合
はアクティビティ/タスクによっても異なるので,配分
比率はアクティビティ/タスクごに定めておく。
クについてのコストドライバ量を,あらかじめ定められ
た比率にしたがって複数のチャージ先部門ごとに配分
し,チャージ先部門ごとに配分されたコストドライバ量
に,そのアクティビティ/タスクについての予定チャー
ジレート(そのアクティビティ/タスクの属するチャー
ジ元部門について定められた予定チャージレート)を乗
じて得られる金額を,チャージ先部門ごとのチャージコ
スト金額とする。
いてのコストドライバ量のうちの所定量(または所定割
合)を指定されたチャージ先部門にチャージし,残りの
コストドライバ量を配分比率で複数のチャージ先部門に
チャージするようにしてもよい。
には,コストドライバ量についてチャージ先部門が入力
されていない場合に,そのコストドライバ量の比率配分
チャージが行なわれる(もちろん,比率が設定されてい
ることが前提である)。
4)を示している。このファイルにおいて,チャージ先
部門コード113500,162000について,それ
ぞれチャージ対象量6,600,000,4,400,
000が設定され,総チャージ対象量として11,00
0,000が設定されている。
19の事業本部投入資源配賦基準(11D3)に由来す
る。この図には3つの事業本部付部門コード10090
0,113500および162000が設定されている
が,部門コード100900については配賦基準金額は
0である。他の2つの部門コード113500および1
62000について,上述した数値が配賦基準金額およ
び全部門合計金額として設定されている。これらの金額
は,たとえば各事業部の経費(間接費のみならず営業費
等も含む)を示すものである。この実施例ではこの金額
を利用して配分比率としている。すなわち,事業本部付
部門コード113500と162000の部門の配分比
率は6対4である。
資源配賦基準(11D3)を一行ずつ読込む(C60
1)。配賦基準金額が0でない行について,読込んだ事
業本部付部門コード,配賦基準金額および全部門合計金
額をそれぞれ,図20のチャージ比率ファイル(11D
4)においてチャージ先部門コード,チャージ対象量お
よび総チャージ対象量としてセットするとともに,チャ
ージパターンを02に,チャージ区分を0にセットする
(C602)。これにより,チャージ比率ファイルの第
1行および第2行が作成される。
ャージコストマスタ(11J2)を1行ずつ読込む(C
610)。第1行のレコードについては,チャージ先部
門コードが設定されていないから,配賦前処理(C61
2)に進む。
レコードの実績チャージコスト金額225,000をメ
モリのワークエリア内の配賦前コスト金額エリアに,実
績コストドライバ量45.0を配賦前ドライバ量エリア
にそれぞれセットする。
ジ区分は0であるから,図61の処理に進む。チャージ
パターンは02(事業本部投入資源)であるから,図2
0に示すチャージ比率ファイル(11D4)のチャージ
パターン02のレコード(第1行および第2行)を読込
む(C615)。
レコードのそれぞれについて,チャージ先部門コードご
とに,配賦前コスト金額エリアの金額225,000に
それぞれチャージ対象量(6,600,000,4,4
00,000)を乗算し,その結果を総チャージ対象量
(11,000,000)で割る。これにより,13
5,000および90,000を得る。同じように,配
賦前ドライバ量エリアの45.0に,それぞれチャージ
対象量を乗算し,その結果を総チャージ対象量で除算す
る。これにより,27.0および18.0を得る。金額
225,000とコストドライバ量45.0がそれぞれ
6対4でチャージ先部門コード113500,1620
00に比率配分されたことになる。
25の配賦実績明細ファイル(11J3)の第1行目お
よび第2行目の実績チャージコスト金額および実績コス
トドライバ量としてセットされる(C617)。
概念モデルを示す。
構成を示すブロック図である。
データベースの関連図である。
入出力関連図である。
一例を示す。
示す。
示す。
す。
面の一例を示す。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
バ)のフローチャートである。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (27)
- 【請求項1】 社員識別番号とその社員の間接コストを
発生させる労働についてのアクティビティと,その労働
についての労働時間とを入力する入力手段,社員識別番
号に対応してその社員の時間単価を記憶した社員別単価
記憶手段,社員の属する組織の主要な業務に属するもの
として定義された複数のアクティビティを記憶するアク
ティビティ記憶手段,上記入力手段によって入力され
た,入力データに含まれるアクティビティがアクティビ
ティ記憶手段に定義されたものとして記憶されている場
合には,社員識別番号に対応する時間単価を社員別単価
記憶手段から読出し,読出した時間単価と対応する労働
時間との積を算出し,この積をアクティビティごとに加
算し,アクティビティごとの第1の割当てコスト金額を
算出する第1の算出手段,上記入力手段によって入力さ
れたデータに含まれるアクティビティがアクティビティ
記憶手段に定義されたものとして記憶されていない場合
には,社員識別番号に対応する時間単価を社員別単価記
憶手段から読出し,読出した時間単価と対応する労働時
間との積を算出し,この積を所定の比率に従って上記の
複数のアクティビティに割当ててアクティビティごとの
第2の割当てコスト金額を算出する第2の算出手段,な
らびに第1の算出手段によって算出された第1の割当て
コスト金額と第2の算出手段によって算出された第2の
割当てコスト金額との和を算出して,この和をアクティ
ビティごとに記憶するアクティビティ別割当てコスト金
額記憶手段,を備えた間接費管理システム。 - 【請求項2】 社員の属する組織が複数のチャージ元部
門を含み,各社員は少なくとも一つのチャージ元部門に
所属しており,上記社員別単価記憶手段は社員識別番号
に対応してその社員が所属するチャージ元部門を記憶し
ており,上記アクティビティ記憶手段はチャージ元部門
ごとに,そのチャージ元部門の業務に属するものとして
定義された複数のアクティビティを記憶しており,上記
第1の算出手段は,入力データに含まれるアクティビテ
ィがその入力データに含まれる社員識別番号の社員が所
属するチャージ元部門に属するものとして定義されたも
のである場合に,時間単価と対応する労働時間との積を
算出し,この積をアクティビティごとに加算し,アクテ
ィビティごとの第1の割当てコスト金額を算出し,上記
第2の算出手段は,入力データに含まれるアクティビテ
ィがその入力データに含まれる社員識別番号の社員が所
属するチャージ元部門に属するものとして定義されたも
のとして記憶されていない場合に,時間単価と対応する
労働時間との積を算出し,この積を所定の比率に従って
上記の複数のアクティビティに割当ててアクティビティ
ごとの第2の割当てコスト金額を算出するものである,
請求項1に記載の間接費管理システム。 - 【請求項3】 チャージ元部門ごとに上記比率を設定し
た配分比率設定手段を備えている,請求項2に記載の間
接費管理システム。 - 【請求項4】 アクティビティと,アクティビティが消
費する経費とを入力する入力手段,所定の組織の主要な
業務に属するものとして定義された複数のアクティビテ
ィを記憶するアクティビティ記憶手段,上記入力手段に
よって入力された入力データに含まれるアクティビティ
がアクティビティ記憶手段に定義されたものとして記憶
されていない場合には,その入力データに含まれる経費
を所定の比率に従って上記の複数のアクティビティに割
当ててアクティビティごとの割当てコスト金額を算出す
る算出手段,ならびに上記算出手段によってアクティビ
ティごとに算出された割当てコスト金額を,上記アクテ
ィビティ記憶手段に記憶されている対応するアクティビ
ティの経費と加算して,この加算結果をアクティビティ
ごとに記憶するアクティビティ別割当てコスト金額記憶
手段,を備えた間接費管理システム。 - 【請求項5】 上記組織が複数のチャージ元部門を含
み,上記入力手段は経費を消費したチャージ元部門を経
費およびアクティビティに関連して入力するものであ
り,上記アクティビティ記憶手段はチャージ元部門ごと
に,そのチャージ元部門の業務に属するものとして定義
された複数のアクティビティを記憶しており,上記算出
手段は,上記入力データに含まれるアクティビティがチ
ャージ元部門の業務に属するものとして定義されたもの
でない場合に,その入力データに含まれる経費を所定の
比率に従って上記の複数のアクティビティに割当ててア
クティビティごとの割当てコスト金額を算出するもので
ある,請求項4に記載の間接費管理システム。 - 【請求項6】 チャージ元部門ごとに上記比率を設定し
た配分比率設定手段を備えている,請求項5に記載の間
接費管理システム。 - 【請求項7】 規定内チャージに関するコストドライバ
量をチャージ先部門,アクティビティおよびチャージ元
部門の指定を表わすデータとともに入力する第1の入力
手段,アクティビティ別,チャージ元部門別に予定単価
を記憶する予定単価記憶手段,上記第1の入力手段によ
って入力されたアクティビティ別,チャージ元部門別コ
ストドライバ量と上記予定単価記憶手段に記憶されてい
る該当する予定単価との積を算出し,この積を配賦チャ
ージコスト金額としてそのコストドライバ量について指
定されたチャージ先部門に配賦する第1の配賦手段,規
定外チャージに関するコストドライバ量を,そのコスト
ドライバ量を発生させた活動を行った社員の識別番号お
よびチャージ先部門に関連する情報を含む規定外情報と
ともに入力する第2の入力手段,社員識別番号に対応し
てその社員の単価を記憶する社員別単価記憶手段,上記
第2の入力手段によって入力されたコストドライバ量
と,上記社員別単価記憶手段に記憶されている該当する
単価との積を算出し,この積を配賦チャージコスト金額
として,そのコストドライバ量に関連する規定外情報に
よって指定されるチャージ先部門に配賦する第2の配賦
手段,ならびに上記第1および第2の配賦手段によって
算出されたチャージコスト金額を,少なくともチャージ
先部門別および規定内か規定外かを表わす規定区分別に
記憶する配賦チャージコスト金額記憶手段,を備えた間
接費管理システム。 - 【請求項8】 特定のアクティビティについてコストド
ライバ量の複数のチャージ先部門への配分比率を記憶し
た配分比率記憶手段をさらに備え,上記第1の配賦手段
は,上記入力手段から入力されるチャージ先部門を伴わ
ないコストドライバ量について,入力されたアクティビ
ティ別,チャージ元部門別コストドライバ量を,上記配
分比率記憶手段に記憶されている該当するアクティビテ
ィについての配分比率にしたがって複数のチャージ先部
門ごとに比率配分し,比率配分されたコストドライバ量
と,上記予定単価記憶手段に記憶されている該当する予
定単価との積をそれぞれ算出し,これらの積を配賦チャ
ージコスト金額として上記の複数のチャージ先部門に配
賦するものである,請求項7に記載の間接費配賦システ
ム。 - 【請求項9】 上記配賦チャージコスト金額記憶手段は
チャージコスト金額を,チャージ先部門別,規定区分
別,アクティビティ別およびチャージ元部門別に記憶す
る,請求項7または8に記載の間接費管理システム。 - 【請求項10】 上記配賦チャージコスト金額記憶手段
に記憶されたチャージコスト金額のチャージ先部門ごと
の合計を算出する算出手段をさらに備えた請求項7から
9のいずれか一項に記載の間接費管理システム。 - 【請求項11】 上記配賦チャージコスト金額記憶手段
に記憶されたチャージコスト金額を,チャージ先部門
別,アクティビティ別またはチャージ元部門別に一覧表
にして表示する表示手段をさらに備えた請求項9に記載
の間接費管理システム。 - 【請求項12】 上記一覧表には予定単価およびコスト
ドライバ量の値が含まれている,請求項11に記載の間接
費管理システム。 - 【請求項13】 上記一覧表には規定内と規定外の区別
が含まれている,請求項11または12に記載の間接費管理
システム。 - 【請求項14】 上記予定単価記憶手段が予定単価に対
応して予定コストドライバ量を記憶するものであり,予
定単価,予定コストドライバ量,入力されたコストドラ
イバ量,予定単価と予定コストドライバ量との第1の
積,および予定単価と入力されたコストドライバ量との
第2の積を表示する表示装置をさらに備えている,請求
項7または8に記載の間接費管理システム。 - 【請求項15】 上記表示装置がさらに,規定外につい
て,社員の単価と入力されたコストドライバ量,および
単価とコストドライバ量との第3の積を表示するもので
ある,請求項14に記載の間接費管理システム。 - 【請求項16】 上記表示装置がさらに,予定単価と入
力されたコストドライバ量との第2の積と,規定外につ
いての社員の単価と入力されたコストドライバ量との第
3の積との合計金額を表示するものである,請求項15に
記載の間接費管理システム。 - 【請求項17】 上記表示装置がさらに,上記第2の積
と第1の積との差を表示するものである,請求項14に記
載の間接費管理システム。 - 【請求項18】 上記予定単価記憶手段が予定単価に対
応して予定コストドライバ量を記憶するものであり,ア
クティビティごとにそのアクティビティに割当てられた
コスト金額を記憶するアクティビティ別割当てコスト金
額記憶手段,ならびに特定のアクティビティに関して,
予定単価,予定コストドライバ量,入力されたコストド
ライバ量,予定単価と予定コストドライバ量との第1の
積,および予定単価と入力されたコストドライバ量との
第2の積ならびに上記コスト金額を表示する表示装置を
さらに備えている,請求項7または8に記載の間接費管
理システム。 - 【請求項19】 上記表示装置は,上記コスト金額を上
記入力されたコストドライバ量で除して得られる単価を
表示するものである,請求項18に記載の間接費管理シス
テム。 - 【請求項20】 上記表示装置は,上記第1の積と上記
コスト金額との差,上記第2の積とのコスト金額との
差,または上記第2の積と上記第1の積との差を表示す
るものである,請求項18に記載の間接費管理システム。 - 【請求項21】 規定内チャージに関するコストドライ
バ量をアクティビティおよびチャージ元部門の指定を表
わすデータとともに入力する入力手段,アクティビティ
別,チャージ元部門別に予定単価を記憶する予定単価記
憶手段,特定のアクティビティについてコストドライバ
量の複数のチャージ先部門への配分比率を記憶した配分
比率記憶手段,ならびに上記入力手段によって入力され
たアクティビティ別,チャージ元部門別コストドライバ
量を,上記配分比率記憶手段に記憶されている該当する
アクティビティについての配分比率にしたがって複数の
チャージ先部門ごと比率配分し,比率配分されたコスト
ドライバ量と,上記予定単価記憶手段に記憶されている
該当する予定単価との積をそれぞれ算出し,これらの積
を配賦チャージコスト金額として上記の複数のチャージ
先部門に配賦する配賦手段,を備えた間接費管理システ
ム。 - 【請求項22】 アクティビティ別,チャージ元部門別
割当てコスト金額を記憶するアクティビティ別割当コス
ト金額記憶手段,チャージ先部門に配賦されたチャージ
コスト金額をチャージ部門別,アクティビティ別に記憶
する配賦チャージコスト金額記憶手段,およびアクティ
ビティとチャージ元部門が指定されたときに,上記アク
ティビティ別割当コスト金額記憶手段に記憶されている
該当する割当てコスト金額と,上記配賦チャージコスト
金額記憶手段に記憶されているチャージコスト金額とを
並べて表示する表示装置,を備えた間接費管理システ
ム。 - 【請求項23】 社員識別番号とその社員の間接コスト
を発生させる労働についてのアクティビティと,その労
働についての労働時間との入力を受付け,受付けた入力
データに含まれるアクティビティが,社員の属する組織
の主要な業務に属するものとして定義されている場合に
は,社員識別番号に対応する時間単価と対応する労働時
間との積を算出し,この積をアクティビティごとに加算
して,アクティビティごとの第1の割当てコスト金額を
算出し,受付けたデータに含まれるアクティビティが定
義されていない場合には,社員識別番号に対応する時間
単価と対応する労働時間との積を算出し,この積を所定
の比率に従って上記の複数のアクティビティに割当てて
アクティビティごとの第2の割当てコスト金額を算出
し,算出された第1の割当てコスト金額と第2の割当て
コスト金額との和を算出して,この和をアクティビティ
ごとに記憶するようにコンピュータを制御する間接費管
理システムのためのプログラムを格納した媒体。 - 【請求項24】 アクティビティと,アクティビティが
消費する経費との入力を受付け,受付けた入力データに
含まれるアクティビティが,所定の組織の主要な業務に
属するものとして定義されていない場合には,その入力
データに含まれる経費を所定の比率に従って上記の複数
のアクティビティに割当ててアクティビティごとの割当
てコスト金額を算出し,アクティビティごとに算出した
割当てコスト金額を,既に記憶されている対応するアク
ティビティの経費と加算して,この加算結果をアクティ
ビティごとに記憶するようにコンピュータを制御する間
接費管理システムのためのプログラムを記録した媒体。 - 【請求項25】 規定内チャージに関するコストドライ
バ量の入力を,チャージ先部門,アクティビティおよび
チャージ元部門の指定を表わすデータの入力とともに受
付け,入力を受付けたアクティビティ別,チャージ元部
門別コストドライバ量とアクティビティ別,チャージ元
部門別に記憶されている予定単価との積を算出し,この
積を第1の配賦チャージコスト金額としてそのコストド
ライバ量について指定されたチャージ先部門に関して,
規定内か規定外かを表わす規定区分別に記憶し,規定外
チャージに関するコストドライバ量の入力を,そのコス
トドライバ量を発生させた活動を行った社員の識別番号
およびチャージ先部門に関連する情報を含む規定外情報
の入力とともに受付け,入力を受付けたコストドライバ
量と,社員識別番号に対応して記憶されている単価との
積を算出し,この積を第2の配賦チャージコスト金額と
して,そのコストドライバ量に関連する規定外情報によ
って指定されるチャージ先部門に関して,規定内か規定
外かを表わす規定区分別に記憶するようにコンピュータ
を制御する間接費管理システムのためのプログラムを格
納した媒体。 - 【請求項26】 上記プログラムが,上記第1および第
2の配賦チャージコスト金額を表示するように制御する
ものである,請求項25に記載の媒体。 - 【請求項27】 規定内チャージに関するコストドライ
バ量の入力を,アクティビティおよびチャージ元部門の
指定を表わすデータの入力とともに受付け,入力を受付
けたアクティビティ別,チャージ元部門別コストドライ
バ量を,該当するアクティビティについての配分比率に
したがって複数のチャージ先部門ごと比率配分し,比率
配分されたコストドライバ量と,該当する予定単価との
積をそれぞれ算出し,これらの積を配賦チャージコスト
金額として上記の複数のチャージ先部門に配賦するもの
として記憶するようにコンピュータを制御する間接費管
理システムのためのプログラムを記憶した媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000374810A JP4766739B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 間接費管理コンピュータ・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000374810A JP4766739B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 間接費管理コンピュータ・システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002183399A true JP2002183399A (ja) | 2002-06-28 |
JP4766739B2 JP4766739B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=18843930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000374810A Expired - Fee Related JP4766739B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 間接費管理コンピュータ・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4766739B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327048A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Sap Ag | 会計装置及び費用配付方法ならびにコンピュータプログラム |
JP2007293740A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 配賦処理システム及びプログラム |
JP2010282524A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Hitachi Ltd | 間接費配賦計算システム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06318103A (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-15 | Okuma Mach Works Ltd | 製造原価記録機能を有する数値制御装置 |
JPH10187810A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-21 | Kameda Iryo Joho Kenkyusho:Kk | 医療経営管理支援システム |
JP2000003389A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-07 | Price Waterhouse | 活動原価算出システム |
JP2000011039A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-14 | Hitachi Ltd | コスト指標算出装置 |
JP2000215263A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-08-04 | Fujitsu Ltd | 取引デ―タを処理する会計システム、およびその方法、並びにそのためのプログラムを格納した記憶媒体 |
-
2000
- 2000-12-08 JP JP2000374810A patent/JP4766739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06318103A (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-15 | Okuma Mach Works Ltd | 製造原価記録機能を有する数値制御装置 |
JPH10187810A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-21 | Kameda Iryo Joho Kenkyusho:Kk | 医療経営管理支援システム |
JP2000003389A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-07 | Price Waterhouse | 活動原価算出システム |
JP2000011039A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-14 | Hitachi Ltd | コスト指標算出装置 |
JP2000215263A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-08-04 | Fujitsu Ltd | 取引デ―タを処理する会計システム、およびその方法、並びにそのためのプログラムを格納した記憶媒体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327048A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Sap Ag | 会計装置及び費用配付方法ならびにコンピュータプログラム |
JP4597570B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2010-12-15 | エスアーペー アーゲー | 会計装置及び費用配付方法ならびにコンピュータプログラム |
JP2007293740A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 配賦処理システム及びプログラム |
JP2010282524A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Hitachi Ltd | 間接費配賦計算システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4766739B2 (ja) | 2011-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112950162B (zh) | 信息系统工程监理工作派发管理信息系统 | |
CN111815168B (zh) | 信息系统工程监理项目质量管理系统 | |
CN111815283B (zh) | 信息系统工程监理企业业务管理系统 | |
CN111815424B (zh) | 信息系统工程监理项目成本核算管理系统 | |
CN111815281B (zh) | 信息系统工程监理项目招投标管理系统 | |
JP4226171B2 (ja) | 取引データを処理する会計システム、およびその方法、並びにそのためのプログラムを格納した記憶媒体 | |
US6338097B1 (en) | Cross application time sheet for communicating with one or more enterprise management applications during time data entry | |
TW490625B (en) | Computer-implemented value management tool for an asset intensive manufacturer | |
US20060010023A1 (en) | System, method and computer program product for managing meeting planning operations | |
US20060294235A1 (en) | Management and data handling system and method | |
JPH09245097A (ja) | 団体の旅行計画及び管理システム | |
US20160048785A1 (en) | A computer implemented system and method for project controls | |
Mueller | Integrated cost and schedule control for construction projects | |
JP3143974U (ja) | 会計情報システム | |
JP2004094943A (ja) | 経営情報総合管理システム | |
JP5491058B2 (ja) | 期間契約販売管理装置、期間契約販売管理方法および期間契約販売管理プログラム | |
JP2005216013A (ja) | 業務統合管理システム | |
JP4766739B2 (ja) | 間接費管理コンピュータ・システム | |
JP3857293B1 (ja) | 給与明細システムおよび給与明細出力方法、プログラム、並びに記録媒体 | |
JP4597570B2 (ja) | 会計装置及び費用配付方法ならびにコンピュータプログラム | |
JP5710037B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム | |
JP7492399B2 (ja) | 成績管理装置、成績管理方法、及び成績管理プログラム | |
JP2001175779A (ja) | 会計処理における自動仕訳方法、会計処理装置及び仕訳プログラムを記録した記録媒体 | |
Luszczak | Production Control | |
JP6877214B2 (ja) | 人事管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110614 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |